色鉛筆大好き!!

主に色鉛筆でイラスト書いています。まだまだヘタクソなのでオリジナルは描けないので、模写メインです。このスペースは自動更新で作られていますが、普通のブログはこちらhttp://blog.zaq.ne.jp/qtarou777/

プロフィール

2009年4月ごろから、絵を描き始めました。
初めは、鉛筆で書いて、つけペンで漫画を描く練習していました。
絵を書いていると、色も塗ってみたなぁ~っと思い、アルコール性マーカーなどを購入して、塗っていました。
イメージをつかむ為に、コピーした絵に試し塗りのように色鉛筆を使ったのが色鉛筆にハマルきっかけでした。
色鉛筆は、高校生(20年ぐらい前)の時に買ったもので、それ以来使っていなかったと思います。

その後、ネットなどで色鉛筆のことを調べ、ホルベインのアーチスト(150色)を購入しました。
購入には結構勇気が要りました。高いですからね。
最近ファーバーカステルのポリクロモス(120色)を手に入れ、愛用しています。

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まずは、釣りの話ですが・・・・
今日は、J戦最終戦。
七色ダムでみんな釣ってんねんなぁ~・・・・っと思うと、なんだかむなしい・・・・
あ~私も参加したい。
しかし、ひじょ~~~~~~に長く行っていない七色、突然行ってもこの難しい季節、結果は見えている。
無駄にガソリン使うだけ。

もし、仮に参加していたとしたら・・・・
西の川周辺、60(ボート屋)の前周辺で一日粘る釣りをしていたと思う。
っというか、そこしかわからん(^^;

さて、この寒い中、いい魚を釣ってきたのはダレかなぁ~
結果が気になります。



実は、柴崎コウさんの絵、11月23か24に少しだけ進めていました。
こんな感じ


↑スキャナーで普通に取り込み


↑少し濃く取り込みしました。

ひじょ~~~~~に似ていない・・・・・
めっちゃ挫折。
少し修正すれば、もう少し似るとは思うが・・・・
さてどうしようか・・・

え~手順で言うと、影付けの段階です。
ギブアップするかも?
前回の下書きがメイキング01として、今回メイキング02す!!
え~前回から4日ほど空いたかな?
なかなか時間が取れないので・・・


さて、今回は本番用の紙へ写しました。
下書きの紙と、本番用の紙を合わせて、ライトボックス(トレース台)を使ってなぞります。
今回の本番用の紙は「デリータ」ってメーカーの漫画の原稿用紙の無地上質紙タイプ135kg、A4サイズ。その紙の裏側を使っています。
めっちゃつるつるの上質紙です。

下書きで修正仕切れなかった部分も、このとき修正します。
で、下書きの輪郭線、ま、漫画でいう主線ですね。を写す感じになります。
写すときに使った色鉛筆は、色辞典の
D-10(薄いグレー)
D-2(栗色)
D-13(赤茶色)
Lg-2(うす~~~ぃ茶色)
を、適当に使い分けて写しました。
主に、D-2を使用
かなり薄く、力を抜いて塗っています。


そそ、今までメイキングに書いていなかったかも知れませんが、色鉛筆って結構失敗しやすいことがあるんです。
それは、机!
紙を机の上にじかにおいて塗ると、机が木製だったりすると、塗って行くと木目が塗った部分にくっきりと・・・・って事があります。
その他に、机の傷や、消しゴムの消しカス、細かいゴミなどがあると、そこだけぽつっと濃くなることがあるので、専用の下じきを用意することをお勧めします。
それと、羽ほうきや掃除用のブラシを用意しておき、塗り始めの前は机、下じきを綺麗にしておきましょう。

輪郭をなぞったら、ついでに影の部分もマークしておく意味も含め塗っておきます。
影の部分はさらに濃い色を塗る可能性が高いので、この時点で塗り込むと後で色が乗らなくなるので、薄く塗っておく。

適当にですが、影も塗っています。

一時間半ぐらい進みました。


上の写真薄いので、少し濃く取り込んでみました。


かなり似ていない感じが・・・・(^^;
本日二度目の日記になりますが
大体ですが、絵が完成しました。

とりあえず

こんな感じです。

正直、久々に色鉛筆持ったにしては、いいんじゃねぇ~
っと自分で思っているのですが・・・・
もっと、セーラーカラー(エリ)の青を深い色にしたいなぁ~・・・とか
もっとクリアな肌色が表現できればなぁ~・・・とか
髪の毛はもっと塗り込むべきか?
などなど、色々と思う所はあります。


さて、メイキングの方ですが
前回は、肌を大体塗ったところでしたね。
ちょっと頬の赤が目立つ気がしたので、消しゴムでたたいて色を落としました。
消しゴムの使い方ですが、あまりごしごし使わない方がいいと思います。
こすらずに、薄くしたい部分にトントンっと軽くたたくような感じで、押し当てるだけで十分に薄くなると思います。
消しゴムトントンした後に、全体的にピンクを薄く塗りました。
そして、上からかなり重ね塗りしているので、ちょっと薄くなってしまって、はっきりしない部分、たとえば目の周りなどをもう一度シャープに濃くしておきます。
そして、セーラー服のカラー(エリ)へ

セーラーカラーのような色の濃いものって結構ムズイ。
ん・・・薄いのもムズイな
まず、ポリクロモスの157、ダークインディゴを塗ります。
濃い部分は筆圧で調整してしっかり塗って、薄い部分はさ~っと。
塗り終えたら次に247、インディアンセレネブルー?(^^;(濃い青です)
コレを薄く重ねて行きます。
次に、少し紫を入れたいので、141、青紫です。
コレもうっすら重ねます。

こんな感じになります。

後は髪の毛ですね。
濃い目のこげ茶や黒を使って、流れを意識して塗ります。
塗り終えたら、ハイライト部分(天使の輪)を作ります。
消しゴムでトントンたたいて、塗り過ぎた部分を明るくします。
黒やグレー、茶色で整えて、水色を塗ると意外といい感じになります。

ちょっと髪の毛薄いかなぁ~・・・
紙がつるつるなので、もう少し塗るかちょっと悩むところ・・・

なので、定着スプレーはかけずに置いています。

また、後日見直して、加筆や修正したいと思います。



え~
3時間ぐらい塗っていたので、完成までの合計は・・・・
11時間かな?

11時間だったら、かなり早い方ですね。
ま、全体的に白いから、塗りこみ場所が少ないのでこれぐらいかな。

とりあえず疲れました。

しばし休憩!


では、また!
手抜きメイキングですが(^^;
あまり写真撮っていないので・・・
(メイキングっと言うより、ただの途中経過になってる?)

ちなみに現在休憩中!!


本日も仕事お休み。
朝、車を車検へ持って行き、帰ってきて洗濯。
少ししてから、絵を描き始めました。

前回、本番用の紙へ写したので、今回は影付けですね。

いつも書いていますが、背景から塗る方がいいのですが、人物は髪の毛の輪郭などが非常に難しいので、背景を後回しにすることが多いです。
なぜ背景からかというと、人物→背景っと塗ると、ほぼ毎回、背景を塗り終わって気が付くのが、人物の色うっすぅ~・・・・ってことなんです。
今回、背景はほとんど白なのですが、もしかしたら適当に塗るかも?
人物が薄くなることは大体解っているのですが、解っていても、最後には「やっぱり薄かった・・・」ってなるんですよね(^^;

今回は肌部分をメインに塗ってゆきました。

まず、薄い茶色、色辞典ならLg-2などで、影の部分に目印のように薄く塗っておきます。
濃く塗ると、上に色が乗らなくなるので、あくまで薄く。
影を付けたら、特に濃い影の部分から塗って行きます。
D-2や濃いグレー、黒などをうまく使って塗って行きます。
影は多少しっかり塗った方が仕上がりは綺麗です。(ま、私の感覚ですけどね)
さて、影部分を塗りだすと、色辞典では濃い色が足りない(ない)感じがします。
色辞典はどちらかというと薄い色が多いですからね。
なので、私は、この辺りから、ポリクロモスや三菱ポリカラーを使います。
ちなみに、肌色系はホルベインが日本人好みな色が揃っている感じがしますね。
ただ、ホルベインは芯がやわらかいので、細かい部分を塗るのが結構難しいので、私は、使うときをかなり選びます。しかし、ホルベインいい色鉛筆です!

人物を塗るときなどは、影付けが結構難しいと思います。
思ったよりも影の色が濃くなりすぎた・・・・ってことも多いと思います。
人物画は、少しの違いがすごく目立つんですよね。
そういったときは、最初に薄い茶色を目印に塗ったとき、少し塗り込んでおきます。
そうすると、次に濃い茶色を上に塗ったときに、塗り過ぎずにすみます。
適度に塗れる感じになると思います。お試しあれ!
また、濃い色の上から薄い色を重ねるので、しっかり薄い色を塗れば、結構濃い色が薄くなります。

あ、それから、コレもいつも書いていますが
髪の毛は顔などが完成してからの方がいいです。
なぜなら、先に黒系をしっかり塗ってしまうと、その黒っぽい色を薄い色の肌部分に引き込んでしまい、肌がくすんでしまったり、黒っぽくなることがあるからです。
なので、髪の毛はわかる程度に薄めにグレーなどで塗っておき、最後に塗る方がいいです。

え~
約4時間進みました。
今回は、スキャナーで取り込んでいるので、結構鮮明です。

こんな感じです。
結構いい感じに見えると思いますが、たぶん薄いです(^^;
まだ、全体的に薄く影を付けた感じです。
最終的にはもう少し塗り込むと思います。


使った色鉛筆は・・・・
もう感覚で使っているので・・・・

こんな感じです。
オレンジ系やピンク系は肌に使いました。
オレンジなど赤系はうまく使えば、表情が生き生きといい感じになりますよ。
加減は難しいですが。

くちびるはムズイです。
私は茶色系、ピンク系、紫系を使います。
今回、思ったよりも赤くなったのは失敗・・・・


さて、一休みです。
少し目を休めたいと思います。

次は、もう一度塗った部分を見直し、セーラー服に移りたいと思います。
まだ先は長いな!
今・・・・
朝5:30
約2時間ほど進めました。

29日仕事休みだったのですが、午前中色々として忙しかった。
体調のせいか、気分ものらなかったので、横になってゆっくりしたかったので、絵あまり進みませんでした。


え~
メイキングですが!
今回は、本番用の紙へ、前の下書きを描き写します。
下書きは、前回より少しだけ修正しています。
写し方ですが、いつもの通りライトボックス(トレース台)を使用。
本番用の紙は・・・・
少しややこしいのですが
デリータってメーカーの漫画の原稿用紙。
無地のタイプで上質紙135キロのものです。

表面は非常にきめが細かく超つるつるなので、色鉛筆にはむかないと思います。
ただ、アニメ塗りのようにガッツリ塗るのであればがんばれば綺麗に塗れます。
本当につるつるの紙なので、重ね塗りつまり混色はかなり無理があると思います。

そんな紙なのですが、私は裏を使います。
裏なので質的にムラがあるかもしれませんが、これが私にはちょうどいい感じ。
結構つるつるなのですが、色乗りは悪くないです。

この本番用の紙の下に下絵を敷いて、ライトボックスで照らして写して行きます。
このとき、本番の紙と下絵の紙がずれないように、テープで止めます。
テープはドラフティングテープって物を使います。
画材屋さんへ行けば売っています。
粘着力が低めではがしやすいのですが、意外と引っ付くので、指で数回触って粘着力を落としてから使用しています。

今回、使っている色鉛筆は、色辞典
茶色系
Lg-2 薄い茶色、肌色よりは茶色い感じ
D-2 濃い茶色、栗の様な色

灰色系
P-10 かなり薄いグレー
D-10 P-10よりは濃いグレー

以上


色辞典などの多色色鉛筆(100近いセット)ならば、濃い色(影部分)から塗っていった方が良いとされるので、すでに少し、影部分をハッキリさせる為に、少し塗りこんでいます。

この後なのですが
いつも言っていますが、結構全体的に薄くなりがちなので、少し大げさだな!っと思うぐらい影部分は無理込んだ方がいいです。

なぜ薄くなるかというと

1 濃い色鉛筆を手にしても、始めは薄く塗って重ねて濃くするので、加減してしまい結果薄くなる。
ま、この場合、もっと重ねればいいんですけどね。

2 目が薄い色に慣れてしまい、塗っているときは色の濃さが濃く見えるのですが、後から見ると、すごく薄い!
コレは非常に多いミス。避けるためにこまめに休憩を取るのがいいです。
少し絵から目を放して、休憩し、絵を見直すと、すごくよくわかります。

急いで仕上げない事!


さて、今日(30日)も休みなので、用事が終わったら続きを使用かな?

では、また!!
完成したのですが・・・
ん~イマイチ・・・

似ていないし、ヘタだ・・・

こんな感じです


影付けが終わって、薄くピンク系を塗って、目の周りをはっきりさせました。
それから、髪の毛を塗っています。
塗り方は、私も整理できていないので、説明不能です・・・


今回は、これでおしまいです。
またね!
色鉛筆メイキング 橋本愛さん
今日も少し進めました。

実家へ帰って、ご飯を食べて、少し飲んでいたので、描く時間あまりとれませんでした。

前回の影付けより、2時間ほど進んでいます。
基本的に、前回と同じ作業で、影を濃くしています。


基本的には、影の色(濃い色)を先に塗って、上から薄い色を塗るのですが、人の顔などは、すごく加減が難しいです。
なので、先に薄い色を軽く塗っておき、その上から濃い色(影)を塗ると、色がやや乗りにくいので塗り過ぎになりにくいです。
ケースバイケースなので、必ず濃い色からっという訳でもありません。

今回メインで使っているのは(前回とほぼ同じですが)、三菱ポリカラーの21番(茶色)主に影の部分。と29番(土色:黄土色の濃い色)影の上からも塗っていますし、顔のほとんどの部分をこの色で塗っています。

大体顔は出来た?ので、髪の毛も少し塗っています。

前回、スキャナーの取り込みが、やや薄く、描いたものと比べても薄めだったので、今回は、スキャナーの調整で、少し濃くなるように取り込みました。
かなり、描いたものに近い色の濃さだと思います。

あとは、マフラーと髪の毛、それからバックですね!

では、またね!
色鉛筆メイキング 橋本愛さん 3回目です!

今回は、影付けです。
髪の毛の濃い部分も塗りたいところではあるのですが、塗った黒色が他の部分に移ることもあるので、黒は出来るだけ最後がいいと思う。
特に、肌に隣接する部分は、横を塗るだけで、黒色を引き込んでしまい、くすんだ肌になることもあるので。


え~
前回より3時間ぐらい進みました。


今回は三菱ポリカラーをメインに使っています。
36色セットの比較的安い色鉛筆ですが、これなかなか使いやすいと思います。
茶色系が多いので、重宝します!

肌の影部分ですが、黒に近い影部分には30番(くちば色)、その他は21番(茶色)をメインで使用。
この2色で大体影を塗りました。
この影の上から、29番(土色:黄土色の暗い色)を薄く塗っています。

唇は・・・確か、茶色を薄く塗り、その上から色辞典のVp-1(イッコン染:ピンク)とLg-1(小鹿色:ピンクのような紫のような・・・)を塗っています。

しかし、毛糸のマフラーのモフモフ感はどうすれば・・・・

今回は、影っといえる部分が少ないので、もう少し塗り込めば、明るい色へいけそうです。


では、また。
橋本愛さん、色鉛筆メイキング02です。
あまり進んでいませんが(^^;

今回は、前回描いたラフを、本番用の紙へ写す作業です。
本番用の紙は、KMKケントA4を使っています。
なぜ、本番用の紙と、ラフを描く時の紙を分けるかですが、特に人物画の場合、なかなか上手く描けなくて、何度も消しゴムを使うことがあります。
意外と消しゴムで消すと紙が痛むんですよね・・・・
それに、ケント紙っといっても、けして安くはないので、「失敗した・・・ぽい!」っと出来ません。
ま、上手い人なら、直接色鉛筆で本番用の紙へ描けばいいのですが、私には無理です。

ラフを描いた紙から本番用の紙へ写す方法ですが、私はライトボックス(サイズB4)を使います。トレース台とも言いますね。(漫画の画材としてよく使われます)

↓こんなヤツです(みんな知っているとは思うけど)

LEDタイプのものです

↓電源ON!

この上に、本番用の紙とラフを描いた紙を乗せる

↓一番上がKMKケントでその下にラフを描いた紙


↓スイッチを入れると!

こんな感じで、すけて見えます!(表現がエロいな)
あとは、色鉛筆でなぞれば写せる訳です!

ちなみに、ラフを描いた紙とケント紙は、ドラフティングテープっという、粘着力の低い、はがしやすいテープを四隅に貼って止めています。
はがしやすいとっても、意外と引っ付くので、何度か手に貼り付けて、粘着力をさらに下げて使っています。

とりあえず、写すときは薄い色の色鉛筆でなぞるのがいいと思います。
私は、色辞典のしぶかみ色(Lg-2)と栗色(D-2)を顔の部分と髪の毛に。
グレー(D-10)と黒(V-10)を主に髪の毛部分に薄く塗って使用。
輪郭をなぞり終えたら、薄く影の部分も塗っておきます。
影部分は目印程度に塗っておくとよい。あまり塗ると上から色が塗れなくなるのと、濃い色の上に薄い色っと塗った方が綺麗に塗れるので!

とりあえず輪郭なぞって、少しだけ影を付けてみました。

こんな感じです。
もう少し丁寧に薄い影を付けて、人物がはっきりしてきたら、濃い影の部分を塗って行きたいと思います。

とりあえず、写すだけの作業なので、約2時間もあれば十分でした。
写すときに気になるところは修正しています。




ではまた!
さて、久々にメイキングになりそうです。

前の日記に書いている橋本愛さんです。
ん~・・・・
似てくれるといいのですが・・・・・
検索すれば、同じモチーフ見つかると思います。

色鉛筆メイキング01(鉛筆ラフ)

とりあえず、鉛筆で模写してみました。ラフです。
上質紙にHBと2Hの鉛筆で描きました。

描き方はいつもとほぼ同じ。
描き始めは、紙に適当に縦横に十字線を書いて、模写しやすいようにしました。
それでもムズイけど・・・・

まあまあ、特徴?とらえたかな?
特徴ってあるようでないような・・・・
女性って、顔難しいです。

少し、気になる部分もあるので、もう少し手直ししてから、本番用の紙へ書き写したいと思います。

かなりブランクあるので、上手く塗れるかなぁ~・・・・?
ま、ブランクのおかげで、思い込みの塗りパターンから開放されるのはいい面ではありますけどね。
今回は、紙はKMKケントと色鉛筆はポリカラーと色辞典を使う予定です。
これは、スキャナーを使って取り込んだものです。

色鉛筆だけではありませんが、スキャナーを使ってPCへ取り込むのって結構難しいですね。
元の絵と比べると、結構色が変わりますね。
色が薄かったり、濃く表示されたり・・・・・
色鉛筆の場合は、スキャナーで薄い色を拾ってくれないことも多いです。


今回は、約20時間ほどかけて塗りました。(色鉛筆だけの時間)
ラフ(下書き)を含めるとどれぐらいの時間になるかなぁ~??

仕事と家事の合間に描いたので、なかなか思うように進まなかったのも事実ですね。
そのおかげと言うか、中断が多かったの経過を更新するために、携帯カメラでの撮影が多かったので、少しまとめて掲載してみます。
(メイキングの時の内容を簡単にした感じになっていると思います)
写真は携帯カメラで撮影しています。



今回の絵は、ネット上でセーラー服の素敵な画像を見つけ出したものを模写しました。

Ⅰ.写真を見ながら、下書き用の紙へ鉛筆でザックリ書き写します。

私の場合、鉛筆は2Hを使用しています。
適当にアタリを取って、バランスを整えて、段々と顔の位置や目の位置、手の位置などを固定した行く感じですね。
消しゴムも適度に使うので、出来るだけ薄く描いておくと消しやすいです。
消しゴムはこするのではなく、たたくように使うと紙も痛みませんし、意外と綺麗に消せます。
消しゴムは、普通の消しゴムでも練り消しゴムでもOKだと思います。


Ⅱ.輪郭をはっきりさせます。

輪郭ははっきりとさせておいたほうが、本番の紙へ描き写すのが楽になります。
なので、この時点では、リアルに影を付けて描き写すよりも、物体そのものをはっきりさせるように描いた方が良いと思います。
影は輪郭が描けていれば、後から見ながらつけれるので。
鉛筆はHBを使用しました。


Ⅲ.本番用の紙へ!

いよいよ本番用の紙へ写します。
私は、KMKケント#200のA4サイズを使用しています。
最近は、「A4って小さいなぁ~・・・」っと思うようになってきたので、今後どうするかは検討中です。
同じケント紙でも、メーカーが変わると肌質がまるで違うので、多くのものを試すといいと思います。
色鉛筆はすごく紙を選ぶ画材だと思います。
(色鉛筆のメーカーやモデルが変わると、紙への色のりが変わってきます)

描き写し方は色々な方法がありますが、トレーシングペーパーを使う方法と、ライトボックス(トレース台)を使う方法があります。
私は、ライトボックスを持っているので、ライトボックスを使って写します。
下絵の紙の下にライトボックスを置き、下からライトで照らし、下絵の上に本番用の紙を置きます。
ライトのおかげで下絵が透けて見えるので、それを色鉛筆でなぞって本番用の紙へ写します。
このとき下絵の輪郭が薄いと見難くなるので、下絵の輪郭はしっかり濃く!

描き写すさいは、グレーをメインに使用して薄く輪郭をなぞると良いです。ただ、人物の肌などは比較的薄い色になるので、輪郭をなぞったグレーが目立って残る可能性もあるので、肌部分などは、黄土色や茶色、肌色などを使用して薄く輪郭をなぞっておくと良いと思います。
次は影(濃い部分)を付けて行くので、この時点で薄く影部分を塗ってもOKです。

Ⅳ.影付け

肌の影部分をはっきりとさせてゆきます。
初めから濃く塗ると、塗りすぎることもあるので薄く塗り、後から徐々に濃くしてゆきます。
今回は桜があるので、その桜の位置をはっきりさせるためにも、背景と同時進行しています。
塗り始めは、人物から?っと悩むこともありますが、好きなところからでOKだと思います。
私は、人物から始めることが多いですが、背景が暗めのときなどは、背景からのほうが良い場合があります。
人物を塗り、背景を塗り込むと人物が意外と「真っ白だ・・・・(すごく色が薄い)」ってことが多くあります。
薄い色ばかり使って塗っていると、目が薄い色になれて、少し濃く塗るとその色が濃く感じます。ところが背景などを塗ると、背景の色と比べて薄いことが明らかになります。
後から影を付けるのは修正しにくいこともあるので、要注意です。


基本的に影付けです。
影付けの作業が最も長い作業になります。


リボンと制服のカラー、袖などに影を付ける場所に適当な色で塗っておきます。
桜の枝の影も濃くしています。


これぐらい塗れて来ると、前に書いたように、肌部分の影が薄すぎた・・・っということがよく解る様になります。
なので、ここで加筆調整もしておくと良いです。
明るい色を塗りこんでからその上に暗い(影)色を塗っても乗りにくいので、先に塗るほうが良い。
髪の毛に関して少し書いておきます。
髪の毛を先に塗っておくと、肌の色が薄すぎた・・・っというケースを防ぐことが可能なのですが、髪の毛はかなり黒い色です。それに対して肌はかなり薄く白いです。
その為、髪の毛→肌っと塗ると、髪の毛の暗い色を肌の方へ引き込んでしまい、肌が黒くくすんでしまうことが多いです。
髪の毛の部分をすごく上手く避けて肌が塗れると良いのですが、それは実際無理ですからね。

ハイライト部分などを無理込み過ぎたと感じたら、消しゴムで少したたくと色が取れて白くなります。
リボンの部分で少し消しゴムを使いました。

Ⅴ.仕上げ

しっかり影部分を塗り終えたら、明るい色を重ねていきます。
これでほぼ完成となります。


簡単にまとめてみました。
これは私の塗り方、感覚なので、他のよい塗り方はあると思います。
参考になるかな?
まだまだ私も手探り状態なので、今後塗り方がどう変わるか?
2011-04-25 01:10

なんとか完成

3月の末に完成させる予定でしたが、ようやく完成しました。

完成度としては、まあまあかな?
しかし・・・
もう少し上手くならないかな・・・・・


スキャナーで取り込むと、やはり青が強く出ます。


携帯で撮影だと、全体的に薄いですね。

写真をクリックすると、大きな画像で見れます。
結構荒いのが解ると思います(^^;

絵として、少女が元の写真に似ているかというと・・・・
微妙・・・・・

今回は、三菱のポリカラーっという36色の色鉛筆をメインで使用しました。
なかなか使いやすく、発色が良い色鉛筆ですね。
茶色系が意外と多いので、結構重宝します。
混色は少し癖を感じますね。
慣れれば問題ないと思います。
ばら売り(ただしカートン買い)もあるので、結構お勧めだと思います。

肌を塗るときに、色辞典のLp-2(しぶかみ色)も多用しています。
個人的には肌塗るとき使いやすい色かな?っと思っています。

メイキングとして説明できることは、今回ほとんどないと思います。
疑問に思うことがあれば、気軽に書き込み下さい。
まだまだヘタクソ+経験不足ですが(自分の作品に満足も出来ていませんし)、少しは答えることが出来ると思います。



次は、六月のイラストを予定しています。
あくまで予定ですけどね(^^;

では、また!!
2011-04-19 00:50

苦戦中・・・

本日はお仕事お休みでした。
午後から雨っと天気予報が出ていたので、少し急いで買い物へ!

電車の定期券の購入やケーブルTVのプラン変更、そして食料品。
しかし、今月は色々と出費がかさみ、大赤字です(><;)
ん~~~厳しい・・・・


さて、絵のほうですが、買い物から帰ってきてから、7時間以上進めました。
鉛筆を長く握っていたので、手が痛いです(^^;

前回↓


今回↓


時間の割りに進んでいない感じもしますね。


ん~
リボンが難しすぎ・・・・
結構失敗して、とりあえずごまかした・・・・
色々と色を混色してみたのだが、濃い青(暗い青)が作れず大苦戦。
それと、ポリカラーの特徴なのか?混色っと言うよりも、色が上に乗る感じなんですよね。
なので、特に濃い色の混色は難しいようです。

で、結局リボンは
黒を薄く濃い影部分に塗り、上に濃い青(あいいろ)、そしてさらに上に紫っと混色しました。
黒は、筆圧で調整して、影部分はしっかり濃くです。
濃い青は結構しっかり目に塗っておき。紫はどことなく紫色が入っているかな?っと思える程度に薄く塗っています。
コツを掴むまでに結構失敗したので、じっくり見るとゴチャゴチャしています。

カラーや袖の部分も使っている色は同じです。
まず、黒を薄く塗り、次の濃い青(あいいろ)も薄く塗ります。
そして、紫をしっかり塗っています。


今日ほぼ完成かな?っと思っていたのですが、これで約70%完成かな?
あと、2、3日で完成ってところかな?
ここまでで、約18時間なので、今までの中でも最も時間がかかりそうです。
セーラー服の少女(桜)
メイキングも4となりました。
とは言っても、たいして内容はありませんが・・・

今回も簡単に経過だけをUPしておきます。

え~・・・
色鉛筆を握ってから、約11時間経過しています。
ん~~~~・・・
かなり進んでいない感じが・・・・

今までは大体16~20時間の間で完成しています。
多くの場合16時間ぐらいなので、後5時間で完成するかと考えると・・・・・
ちょっと無理じゃない!?って感じです。

結構がんばって塗っているんですけどねぇ~・・・・



前回↓


さらに3時間進みました↓



結構適当に、ここから塗った方がいいかな?って感じで進めています。


いつも使っているポリクロモスと違うので、色を選ぶとき結構迷います(^^;
リボンの部分やカラーの濃い色をどうやって表現するか悩んでいます。
とりあえず、影付けだけして本日終了です。
メイキングっというよりも、単に経過報告になってますが、こんな感じです。

なかなか時間がとれず進んでいません・・・・

本当なら、3月末完成予定だったんですよ(^^;
(桜が満開になる前に完成させたかったんですよ)

前回↓


それから、約3時間経過↓


使っている色は前回とほぼ同じです。
影を比較的はっきりさせる作業がしばらくは続きます。

肌、桜の木など

色辞典
Lg-2(しぶかみ色/少しグレーっぽい肌色?)
Vp-2(いっこん染/薄いピンク)

ポリカラー
20(赤茶色)
21(茶色)
22(こげ茶色)
30(くちば色/こげ茶色よりも薄い茶色)

こんな感じの色を使っています。


しかし、時間の経過に反して、進んでいません・・・・
今回、意外と難しいっと思う面が多いのも確かですけどね。


ではまた!
前の時から2時間ほど進みました。

今回、使っている色鉛筆はポリカラー(36色セット)がメインです。
顔や肌部分は、赤茶色やこげ茶色で影を付けています。少し明るいところは、色辞典のLg-2(しぶかみ色/薄い茶色系)を使っています。
口元は、赤茶色、こげ茶色、Vp-2(いっこん染/薄いピンク)

背景の緑色系は結構適当に選んでいます。

塗り方は基本的に今までと同じ、濃い(影)方から塗っています。



しかし・・・・
なんかイマイチな感じが・・・・
(顔の色がくすんで見えるんですよね・・・)
ま、最終的には、細かく修正するので、それなりの仕上がりにはなると思うが・・・・(そう願う)

今回、いつも使い慣れた色鉛筆ではないので、いつもよりも苦戦しています。
でも、36色セットの色鉛筆でも、結構塗れる証明にはなりそうです。

最近説明が足りなくなってきているかな?
ま、結構感覚的な部分も多く、いつも「影から」っといっていますが、「必ず影から!」ってこともないので、その辺りは、皆さんの感覚で!

同じような色(例えば、茶色系)は3~5色重ねても特に違和感はないのですが、違う色同士は、あまり混色すると、なんだかゴチャゴチャするので、24色や36色の色鉛筆を使うときは、色の重ね方に注意が必要と思います。
100色のセットの色鉛筆を使っているときと比べると、色を重ねる頻度は、どうしても高くなりますからね。
家の改装もようやく終わり、一段落です。
しかし、結構仕事が忙しいです。

そんな訳で、絵の方はほとんど進んでいませんでした。

完成してから、メイキングって感じで画像をUPするつもりでしたが、それだとかなり先になりそうなので、今の時点の画像UPしておきます。
(一応メイキングスタートです)

前にUPした下書き(ラフ)の輪郭をはっきりさせたものがこれです。(結構荒めです)



前回は2Hの鉛筆で薄く描いていたのですが、この状態はHBの鉛筆を使って濃くしたものです。

次は、本番用の紙へ、この下絵を写します。
本番用の紙はKMKケントA4を使用。



非常に薄くて解りにくいとは思いますが・・・・
(鉛筆の下書きの状態から、約5時間進んでいます)
色辞典の薄いグレーと茶色っぽい色で輪郭や影をなぞって本番用の紙へ写しました。

とりあえず、適当な薄い色で写しておき、後からしっかりと塗っていきます。

ちなみに、下絵で失敗しているなぁ~っと思う部分は、この時点で多少修正して写しています。



現在はここまでです。

では、また!
「幸福の雪ウサギ」メイキング3

これで最後になります。

前回は、濃い色、もしくは影の部分を主に塗りました。

ここからは、明るい色の部分を塗ってゆきます。が!
影の部分の塗りについても書いておきます。
というより、明るい色の塗り方の説明はほとんどありません。
影の色の上に塗るだけなので

顔~首に関しては、影に茶色や濃いグレーを使っています。
少し立体感を出すために、Lg-2をかなり使っています。
次に塗る明るい色は、Lg-2を非常に薄く塗り、さらに明るい部分は、塗っていません。(顔はLg-2の筆圧調整だけで塗っいる感じです)
顔などは、影を濃すぎないようにする方法として、先に少し明るい色で影を付けておき、後から濃い影の色を乗せると、塗り過ぎにならない(色が乗りにくい)ので覚えておくと便利です。

セーラー服の部分は、濃い目のグレーでしっかり塗っておき、さらに暗いところは、黒で影を付けました。
明るい部分は筆圧調整で薄く塗っておきました。
そして、その上から、青と紫を塗っています。
黒や濃いグレーの上に青や紫を塗っても色が出ない感じがしますが、意外と色は乗ります。(もちろん色鉛筆の能力にもよります)
さらに明るい部分は水色を塗っています。

さて、ここで髪の毛を塗ってゆきます。
はじめに特に濃い部分(影)を黒で塗っておきます。
そして、薄いグレーで全体的に塗り、濃いグレーや黒で髪の毛を描いてゆきます。
そうすると、適当に隙間が出来て、髪の毛に見える。
ハイライト(最も明るい部分)は塗らずに残しておき、水色を適度に塗って出来上がり。
髪の毛ってすごく描き方が難しいので、これはあくまで一例っと思ってください。
100人の人が100人とも違った描き方だと思います。
他にも、ガッツリ塗っておき、カッターなどで色を落とし、髪の毛の1本の中央の光っている部分を再現する方法などもあります。
髪の毛を1本1本光らせるのは骨の折れる作業だと思います。

適当に背景や、うさぎ、手袋を描いて大体完成ですね。


はい、完成!↓


イメージ的に、白と黒のコントラストをはっきりさせる方が「雪」「冬」って感じが出せるかな?っと思っていたので、はじめは、セーラー服のカラーのラインも白、手袋も白っと思っていたのですが、手袋を塗る前に、やっぱり薄い赤がいいかな?っと思い塗りました。
カラーのラインもそのときの思いつきで青を濃い目に塗ってみました。

ちなみに、手袋は白にするつもりで少し塗った為に、影部分がおかしくなりました。その為、手袋全体が立体感のない適当な塗りになりました。


しかし、セーラー服の色って難しい・・・・・
どうしてもこんな感じになってしまう。
もっと綺麗に塗りたいのですが・・・・・
濃い色は本当に難しい。


色々とメイキング!などと言って書いていますが、あくまで私は素人。
まだまだヘタクソです。
ただ、色鉛筆って本屋へ行って、入門の本を探してもないですし、ネットで検索して探しても「色鉛筆の描き方!」って少ないです。
私も、まだまだ勉強中なのですが、「こんな感じで描いています」っと、更新しています。同じように色鉛筆で「わからん!」っと悩んでいる人もいると思うので。
役に立つか、正しいことを書いているかは、私にも分かりません(^^;
ただ、一つ言えるのは、間違いなんてないってことですね。

こうすると綺麗に見えるよ!ってコツや順序を見つけ出してくださいね。
「幸福の雪ウサギ」メイキング2

少し、忙しかったので更新が遅くなりました。


前回は下書きまででした。

今回は、本番用の紙へ、下書きを描き写します。

写し方なのですが、色々とあります。
一般的な方法は、トレーシングペーパーを使って写す方法。
トレーシングつまり、なぞるってことですね。
半透明のぺらぺらの紙(トレーシングペーパー)を下書きしたものの上に載せて、下書きを鉛筆でなぞります。
次に、トレーシングペーパーの裏側を、下絵の通りに鉛筆でなぞります。
本番用の紙の上にトレーシングペーパーを載せて、表面から一円玉などでこすると、本番用の紙にトレーシングペーパーの裏側に描いた鉛筆の線が、本番用の紙に薄っすら写るというわけです。
ここでは一円玉でこすりましたが、鉛筆でもう一度なぞってもOKです。
ただ、あまり力強くなぞると、本番用の紙に筆圧で鉛筆の溝が出来て、その線の部分だけ色鉛筆の色が入らなくなることがあるので、一円玉のような圧を分散してくれるのもが適していると思います。
(鉛筆の芯の先のように、一点に圧が集中するものは、注意が必要)

この方法を、一般的にダウントレースっといいます。

他にも工夫次第で色々方法があるようです。


で、私は、どのように本番用の紙へ写すかというと、ライトボックスを使います。トレース台ともいいます。
ライトボックスは漫画家さんがよく使うので、アニメ系、まんが系の画材を扱うお店や、サイトで購入できます。
ただ、結構高いです(^^;
ちなみに私はB4サイズのライトボックスを使用しています。

で、ライトボックスとは、どういったモノかというと。
下書きなどの絵を、本番用の紙などに写すときに、下書きが描かれた紙の上に直接本番用の紙を置きます。
この状態だと、本番用の紙が厚みがあると下の紙の絵が透けて見えません。見えても薄っすら・・・・って感じになりますね。
で、このときに、下から(下書きの紙の下側から)光を当てると、本番用の紙が厚くても下書きの線がしっかりと見えるようになります。
その光を下から照らす道具がライトボックスです。

私の場合、本番用の紙へ写すとき、色鉛筆を使って写します。
主にグレーの色鉛筆を使います。
ポリクロモスのコールドグレーIII(前まで、クールグレーっと間違って書いていました。ごめんなさい)を使うことが多いです。
過去の日記やブログで何度も書いていますが、人間の肌などは薄い色なので、グレーなどで輪郭をなぞると、上から肌色っぽい色を塗ってもグレーが残り不自然に感じることがあるので、そういった場合は、今後塗る色に近い色などを使うとよいです。
肌などの場合は、黄土色、こげ茶色などがお勧め。
このときも、出来るだけ薄く線をなぞるように!

で、輪郭をなぞって本番用の紙へ写すのですが、輪郭って何でしょうね?
考えたことあります?
自分の手を見て下さい。
輪郭線ってあります?
ありませんね!
では、あの線(輪郭線)はなにか?っというと。
今いる自分の場所からでは、反射する光が目に入らない所。これが輪郭線になっているって感じですね。
このことを頭に置きながら少し影を付けてゆきます。
線は線ではなく影っと考えて塗ると、「線」っという考え方が少し変わると思います。
また、影って何色?っと考えることも出来ます。

とりあえず、薄く輪郭をなぞり、薄く影を付けました↓


今回は、セーラー服部分はコールドグレーIII。
マフラーは少し黄色っぽいウォームグレーIIIを使用。
そして、肌の部分は色辞典のLg-2(しぶかみ色)を使用。

肌部分は、正直、いつも悩みます。
こげ茶色などで輪郭をなぞってもいいのですが、濃くなりすぎることもあるので、薄い色で薄く塗っておき、後で濃い色を塗るようにしています。
このLg-2はちょうどいいかな?っと私が思う色なのです。
このLg-2は肌の影部分にメインで使用しています。
特に濃い肌の影部分は、もっと暗い茶色で塗ります。
薄くLg-2を塗っておけば、影部分の目印にもなりますし、上から濃い色を普通に塗れるので、とりあえずこのLg-2を塗っておく感じですね。

ちなみに、もっと筋骨隆々(キンコツリュウリュウ:筋肉質なマッチョ)な男性などを描くときなどは、Lg-2では影が薄く感じるので、もっと濃い色をはじめから使います。
なので、これは一つの例と考えて下さい。

一応、本番用の紙へ写し、薄く影をつけるのはここまでです。


さらに影を濃くして行きます。
ここからは、本格的に色を選んで塗っています。
(つまりグレー以外の色を本格的に使うってことです)
基本的に影部分からです。
こんな感じです。↓


髪の毛はほとんど塗っていません。
先に髪の毛をガッツリ塗ると、顔を塗るときに、髪の毛の黒を顔の方に引き込み、顔の色がくすんだ色になることがあるので、顔が塗り終わったら髪の毛の方がいいと思います。
なので、髪の毛は比較的最後に塗ることが多いです。

ちなみに、背景の色が濃いときは、背景も早めに塗っておいたほうがよいです。
ガッツリ塗る必要はないのですが、薄い色ばかり塗っていると、感覚がまひして、意外と塗ったつもりが塗れていない事が多いです。発色が薄くなってしまうことが多いです。
特に人物の肌は薄くなりがちで、背景を塗ると、人物が真っ白・・・・って感じに。

また、色鉛筆を使い始めたら、こまめに休憩を取りましょう!
意外と、休憩後に描いたものを見ると、色(発色)が薄かったりすることに気が付きます。
描いているときは夢中で、気が付かないことが多いです。目が薄い色に慣れてしまうのだと思います。

さらにちなみに!
前にも書いていますが、影の色は少し暗め目の色でもOK。
上から明るい色を塗ると、明るい色が暗い色の上に載り、暗い色が少し明るくなります。また、上から塗った色で、下の色を少し延ばすことも出来ます。

ここまで塗ると、大体完成?って感じですね!


今回はここまで
今回は、少し文字数が多くなりました。
読みにくかったっと思いますが、読んだ下さった方、ありがとうございます。

つづく
「幸福の雪ウサギ」メイキング1
(セーラー服の少女 冬 2011 卯)


まずはじめに、大体の流れをまとめておきます。

下書き
本番用の紙に描く前に、下書きやラフを描く用の紙を用意して、下書きを鉛筆で適当に描きます。
気に入るまで、何枚も描くこともあります。

下書きを本番用の紙へ写す
下書きを色鉛筆で本番用の紙へ写します。
主にグレーの色鉛筆を使うのですが、薄い色で似た色で写してもOK
薄い色、例えると肌の色などは、グレーで描き写すと、肌の色がグレーに負けてグレーが目立つので、薄い茶色や黄土色などで、薄く描き写すとよい。
描き写したときに、グレーで影も付けて白黒写真のように(薄めに)立体感が出るように影を付けておくと、後に塗りやすいと思います。

影を付ける
濃い影部分に影を付けて行きます。
筆圧を調整しながら、じっくり濃くしてゆくと失敗が少ないと思います。
特に影の濃い部分は、はじめにしっかり塗っておく方がはっきりと出てキレイに見えます。
肌などは茶色や黄土色を使って影部分を塗ると良い。

明るい色を塗る
影の部分が塗り終わったら、上から明るい色を塗ります。
暗い色の上に明るい色を塗った方がキレイに見えます。
逆に明るい色の上に、暗い色を塗ると、なんだかまだらに見えます。
なので、手順としても影を先に塗った方がよいと思います。


大体の流れはこんな感じです。


今回はオリジナルだったので、元の写真などはありませんでした。

<下書き>
なんとなく頭の中にあるものを、鉛筆を走らせて描きました。
使った鉛筆は2HとHBです。

2Hで適当に描き始めて、大体描けたらHBで重要な線をはっきりとさせてゆきます。
消しゴムは、こすると真っ黒になって紙が汚れてしまうので、たたくように使います。たたくというか、失敗した線の上に押し付ける感じです。これだけでかなり消せます。

オリジナルといいましたが、色々な参考資料を見ながら描きました。
これで大体下書き出来上がり




セーラーカラーが大きいと思ったので修正↓



本番用の紙へ描き写すときも修正できるので、あまり細かく描く必要はありません。



今回はここまで
つづく!

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