Books and Cartoon

洋書とカートゥーン、あといろいろ。

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09月09日
22:25

つーことで「グラビティー・フォールズ」第10話。

スースのお気に入りの場所、町のゲーセンに行ったミステリー・シャックご一行様。おばかな町にふさわしいおばかゲームにはまる人々。そんななかディッパーはウェンディーと格ゲー「ファイト・ファイターズ」をお楽しみ。そこへウェンディーの恋人を気取るローディーが現れた。ウェンディーとのひと時を横取りされたディッパーは、憤懣やるかたなし。ついにローディーと決着をつけることになるのだが、ミノタウロスたちと身に着けたはずの男らしさもどこへやら、いざ喧嘩となるとからっきし意気地がない。もっとも、年上のティーンに勝てようはずもない。そんな折、逃げ込んだゲーセンで、ひょんなことから格ゲー「ファイト・ファイターズ」のキャラクターが現実の世界に現れる。2Dドットキャラのくせに現実世界でもその破壊力はゲームそのまま。ディッパーはこれ幸いとボディーガードにして、自分の代わりにローディーと戦わせようとひどいことを考えるのだった、が。
いっぽう、なんだかんだあってスタン大叔父が高所恐怖症だと気がついたメイベルはまたも余計な世話焼きで、なんとかその恐怖症を克服させようとするのだった、が。

もうあいかわらずなんでもありの「グラビティー・フォールズ」、つーか今回は某カプコンの大ヒットゲーム「某ストII」そっくりの「ファイト・ファイターズ」で決まり。
やりすぎ。「しょ~りゅ~なんとか」や「たつまきせんぷ~なんとか」「はど~なんとか」とかそっくりすぎ。つーかもう動きがなにからなにまでそのまんま。なにしろ「ストII」なので、キャラのドットが粗い。粗いまま。しかも2D(どういうことかは観てのお楽しみ)。さらに、「某ファイナル・ファイト」もまじってる。今回はBGMまでそれ風アレンジ。ネタとして思いついても、そこから、ここまでちゃんとやるってのはすごいつーか、なんてゆーか。おもしろいからいいか。もうなんでもやってちょうだい、って感じっすよ親方。

09月05日
09:01

ないですか。
ありますよね。
いえ、自分自身についてです。

せんだって、夜中のテレビショッピング番組を見るともなく聞いて(画面はみていなかったから)いたところ、最近よくある、キャラものカーナビのご紹介。ネタはみんなだいすき「スターウォーズ」。電源を投入すると「ジャ~ン、たかららったかららったかららったかららったかららったかららったったった・た・た、だ~ん、だ~ん、だだだだ~ん、だ~ん、だだだだ~ん、だ~ん、だだだだ~・・・」もういいですか、と「スターウォーズ」のテーマが流れいやがうえにも興奮せざるを得ない。いまから行くぞ、まってろデススター!みたいな暴走気分が満喫できる危険な代物です。
そのうえ、ナビの音声は現在の映画版C3POの声優である、あの何にでも化ける岩崎ひろし氏が担当。自車のアイコンは R2D2 で、ときどき、チューバッカやR2D2がうがうがいったりピーコピコキュ~イといったりでハン・ソロやルーク気分満点のナビゲーションが味わえる、スターウォーズファン以外の人には本当にどうでもいい商品。ついでにタッチペンはライトセイバー型。
まったくしょうもないものを作ってどうする気なんだか、とあきれていたのだが、このナビ、反乱軍モードだけではなく、帝国軍モードもあって、その場合、しゅこ~、ぱ~「この先、300メートル、左折だ」などと、ダースベイダーが「大平透」の声で命令を下すのだ。
その瞬間、「超欲しいっすよ~」と思ってしまうのがダメ。

08月26日
11:58

毎度怪しいおはなしで飛ばしまくりまくる「Gravity Falls」。
アメリカでも子供向け「Xファイル」だ「スーパーナチュラル」だのと評判です。考えることはみんな一緒だ。

で、第7話。
一見参加無料に見えるパーティーで一儲けをたくらんだスタン爺さん(退出するのに15ドル取る。ひどい。)。ディッパーにとっては憧れのウェンディに愛を告白するスーパー大チャーンス。メイベルは、パーティーにやってきた町のガキンチョとティーン・エイジャーたちの中にトカゲ好きの巨体の女の子グレンダとその親友、東洋系のメガネの変人キャンディという「仲間」を見つけ親しくなる。ウェンディとダンスを踊りたいが客への応対で手の離せないディッパーは一計を案じる。ミステリー・シャック(スタン爺さんの店の名前)の事務室においてある半壊状態の古いコピー機は人間を複製することの出来る、クローン製造機だったのだ。これを使って・・・。一方パーティーに現れた町一番の「人気者」パシフィカ・ノースウエストとのパーティー・クイーンの冠をかけた戦いに名乗りを上げたメイベルは、歌にダンスに大ハッスル(死語)するのだが・・・・。

第8話
19世紀の中ごろにやってきた開拓者によって築かれた Gravity Falls の町。その祝いの祭りの当日にたまたま町に居合わせたスタン叔父とディッパーたち。19世紀当時の扮装に車の代わりに馬車と21世紀からタイムスリップしたかのようなありさまの町。実はメイベルの宿敵、パシフィカのノースウエスト家がグラビティー・フォールズの創始者だったのだ。ところがどっこい。ディッパーの手に入れたグラビティー・フォールズに関する文書第3巻には、ノースウエスト家には秘密があり、実際にグラビティー・フォールズを開いた人物は別にいると書いてある。そして添付された謎の暗号が書き込まれた紙切れ。これを手がかりに二人はノースウエスト家とグラビティー・フォールズ始まりの謎に迫るのだが、しかし、そんな2人の後をつけまわす影が。そして二人は思いもよらぬアメリカ合衆国の歴史の闇にかかわる重大な事実にたどりつくのだったという観ている方も予想だにしなかった一大スケールで展開する歴史ロマン巨編なのだった。

第9話
今度は安物のアトラクション遊具を大量に手に入れ、町外れの空き地にアミューズメント・パークを開いて一儲けをたくらんだスタン爺さん。
ディッパーはウェンディにいいとこ見せて愛を告白しようと企むが、逆にウェンディにボールをぶつけ、他の男といいムードになるきっかけを作ってしまうという大失敗。一方メイベルは、体重当てゲームで大好きな子豚を手に入れ大満足。そんな二人の前にけったいな丸坊主のタイムトラベラーが現れるのだった。失敗をやりなおしたいディッパーはタイムトラベラーからタイムマシンを失敬すると時空連続体に挑戦状をたたきつけ、運命との戦いを開始するのだったが・・・。

すごいなあ。やりたい放題だ。相変わらず脚本の密度が濃い。少々いい加減でも思いっきりふりまわす法螺話の楽しさにどっぷり浸かれますよ。それこそマンガの持つ楽しさの原点ですね。流石に第1話2話のようなアクション・シーンはないけれど、動きの演出は高いレベルで安定。新キャラも登場の第7話に、伏線収拾したかとみせかけてまた張りなおす第9話とまだまだこれからどんな展開がまっているのか予想つかないですね。
なんでも第1シーズンは20話の予定らしいよ。ディズニーチャンネルは他のTV局とちょっとエピソード数が違っていて、1シーズン13話で作られることが少なく、シーズンごとにエピソード数が違ってたりしますが、Gravity Falls はどこまでいくかな。今のところ通常の局でいう第4シーズン52話を越えたのは「キム・ポッシブル(全4シーズン87回)」、「フィニアスとファーブ(本国では第3シーズン終了ですが、その第3シーズンまでで90回以上。日本では現在87回まで放映済みで、第4シーズンも製作決定と最多エピソード数。てゆーかさ、夏休みは104日しかないんじゃないの?)」、「リセス 僕らの休み時間(最長全6シーズン65回)」、「ペッパー・アン(全5シーズン65回)」。ネタがネタだけにあまり長いシリーズにはならないんじゃないかな。でも「Xファイル」は9シーズン200話以上あるんだった。どうなるかなあ。

08月26日
09:54

The Girl Who Could Fly
author Victoria Forester 読了

Piper は空が飛べる。田舎町で農場を営む McCloud 夫婦、信心深く働き者の母に無口な父。二人の間に生まれた女の子 Piper は生まれたときから本能的に空を飛ぶ力を持っていた。普通の人にはない異質なその力を恐れた両親は町の学校にも通わせず、人前で決して飛んではいけないと Piper に言い聞かせていた。しかし、町の祭りの日、同年代の子供たちと初めて親しく接し、彼らに混じって野球の試合で外野を守った Piper は、フライボールをとるために空を飛んでしまう。騒然となる町の人々。ことの成り行きに不安を隠せない両親と Piper の前に、政府が派遣したチームと Dr.Hellion が現れる。Piper のような特殊な能力を持った子供たちを教育する施設I.N.S.A.N.E.に Piper を収容するというのだ。今のままでは町で暮らせないと悟った両親と別れ、Piper はI.N.S.A.N.E.へ。
遠く氷の大地の地下深くに作られたこの施設には Piper と同様に、普通の人が持たない特殊な能力、念力、超天才、超人的怪力、放電、などの特殊な力を持つ子供たちが収容されていた。そこで、Piper は、能力を制御し、普通の人間と同じような暮らしを送れるように厳しく教育されるのだった。だが、I.N.S.A.N.E.には Piper の知らない秘密の目的があったのだ。そして、特殊能力を持つ子供たちに、空を飛ぶ力を見せてしまった時から、Piper の運命は大きく動きはじめるのだった。

SFのテーマのひとつ、超人(新人類、あるいはエスパー)テーマの作品。古くは「人間以上」「オッド・ジョン」などで描かれた超人類モノの流れを汲む作品です。つまりいまどきのスーパーパワーをもった超人ヒーローものではない、ということ。生まれながらに持った力は、決して特別なものではなく、それこそがその人そのものではないのか、という主張は超人類テーマでは意外とありそうでなかったのではないか。冒頭から丁寧に書き込まれた日常描写が、空を飛ぶ人とはこの世界にとって何者なのか、を描くための下準備なんですね。特殊な能力ゆえにもっとも近しい社会、家族からもドロップアウトせざるを得なかったI.N.S.A.N.E.の子供たち。しかし常に前向きで、自分を信じる Piper の出現で彼らも変わっていく。
ちょっと前に読んだ日常の中にある超能力という「 Savvy 」よりも超能力者対社会という昔ながらのテーマ色が強いSFらしいSF。子供たちが動き出す中盤、I.N.S.A.N.E.の本当の目的、最後の戦いへとスピードアップしていく後半は面白いですよ。そしてPiperたちの自分であり続けるという戦いはこの物語だけでは終わらない(決して第2巻に続くとかそういう意味ではなく)というエンディングもよかった。それでちゃんとお話はまとまって終わっていますからね。でも、第2巻が出ても全然おかしくないなあ。どうなんだろうか。


以下ちょいネタバレ。
なので今後この本を読む気になった人は読まないように。








人間だけでなく、地球上のあらゆる生物が進化の過程として超能力を身につける可能性を持ち、実際そのようになっている、というのは結構いいアイディアだなと思いますね。ほとんどの新人類テーマでは超能力を持つのは人間の次の進化だという前提に立っているので、この発想はありそうでなかったのではないか。たまに、類人猿や海洋哺乳類がテレパシーなどの超能力をもつというものはありますが、超能力を持つのは地球生物全体がもつ突然変異の可能性だ、というのはあまりお目にかかったことがないと思うなあ。そういう意味でもこの小説は子供向けとはいえ立派なSFなのだった。

08月19日
04:53

2台目の中華パッド、Ainol Novo7 aurora を入手。
いろいろあって、気がついたら同じものを2台買ってしまっていた友人から、一台安く譲ってもらったのだった。このひとはipadだのiphoneだの個人輸入でsim挿して使っているスマートフォンだのいっぱい持っているうちの一人(だから他にもいるわけです)なので、さすがに同じ7インチ中華パッドは2台もいらないという事実に気がついたらしい。でも新発売で最近話題の原道N70とwifiでこけたAurora2には興味があるらしい。あとヒュンダイ。ええ、まちがいじゃありませんよ。あのヒュンダイです。車に飽き足らずタブレットまで。トヨタやニッサンも見習って・・・みなくてもまあいいか。

Ainol Novo7 Aurora は、今年の初めに評判だった中華パッド。
cpuは onda vx610w と同じA10だけど、メモリは1G。610wは512M。
ディスプレイも某パッドのようにフラット・サーフェイスで指紋もふき取りやすい。表示部分も610wよりやや幅(縦位置にした時)が広いので、液晶のドットは正方形に近いに違いない。縦方向へのアスペクト比の引き伸ばしも緩和されている感じ。表示ドットは1024x600と610wと同じ。
その液晶は今年の標準であるIPS液晶で、斜めから見ても色変化がなく、そこいらへんに置いておいてもちゃんと絵が見える。
色合いは青が勝ってる感じの610wに比べるとやや黄色が増している。黄ばんでいるわけじゃないけど、黄色に比べると赤はそれほどでもないのでむやみに温かみがあるというわけではない。610wに比べると、アナログっぽくて自然に近いかもね。

本体の厚みはエッジが薄く、中央が膨らんでいる某パッドと同様のデザイン。610wよりもやや薄いが、重さはほとんど変わらない。ほぼ同じ重さなんだから中身は同じ、だからバッテリーもほぼ同じ容量と考えてよさそう。減り具合もそんな感じで、充電もご同様。
スイッチは本体に電源と音量とリターン。610wに比べると、取り付けが甘い感じで、押すと微妙にカタつく。このへん安さを感じる部分ですね。そういう意味では610wの本体は結構しっかりしているなあ。
本体はつるつるだけど滑るようなことはなく、手で持っていてもよく指、掌にくっついて(といっても「滑らない」という意味ですよ。本当にくっつくわけじゃないですからね)力を抜かない限り滑り落ちるということはありません。このへん、掌で持っていればうっかり落っことす心配が減って(減るだけだからね)安心ですね。

I/Oは、イヤホン用ミニジャック、ミニUSB、ミニHDMI、microSD、ここまではいいとして、ACアダプター用のプラグ穴もある。ACアダプターで直接コンセントから充電できるわけ。もしろんUSB-ミニUSBで、PCのUSBやACコンセント-USBの充電プラグ+ケーブルでも充電できる。スタンドアロンで、PCやUSBがなくても充電できますよ、というサービスだと思えばいいのかも。ACアダプターで充電しながら、以下に書くようにUSBでデータも扱えるということなので、そう考えると結構便利だな。
もちろん専用のACアダプターがついていますよ。
USB充電とPCとのデータ交換用ミニUSB-USBケーブルも付属。このケーブルでPCとつなぐとPCからは外部USBストレージに見える。
それだけでなくミニUSB-USBのホストケーブルもついてくるので、auroraをホストとして、USB機器が使えるのが便利。610w用に一つ買ってはあるのですが、auroraではおまけでついてくるんですね。この辺も aurora をスタンドアロンで使えますよ、という意思を感じますな。わたしはTV番組をPCで録画してデータはUSB接続の外付けHDDに入れてあるんですがこれと直接つないで中の動画(それ以外も)を見られるので、microSDにおさまらない(標準はFATで、書き込めるファイルの大きさに制限があるから。HDDはNTFSフォーマットで4G以上のファイルもあるわけだけど、それもつないで再生可能。シークバーの表示はちょっと変になりますが再生は問題なし)長時間番組もさくさくっと見られるのが便利。

電源を投入すると610wと同様、バッテリーの接続点かCPUがあるであろう付近があっという間に暖かくなります。しかし、スリープに入れても610wより暖かさの持続時間が長目。じゃあバッテリーが減るのかというとそういうわけではなく、ちゃんとスリープに入っているわけで、ちょっとどうなんだろうなあこれは。冬には重宝するかもしれませんが、こう毎日暑い今年の夏だとそのままクッションパッドに入れて鞄に放り込むのがためらわれるので、移動するときは電源を落とすようにしています。

OSはandroid4.0で610wと同じ。wifiもちゃんとさくっとつながる。
アプリの使用具合はほとんど問題ないけれど、ただプリインストールされているquicpic(画像アプリ)がちょっと変。どういうわけかmicroSDを読みに行かない。設定をイジってもなぜか「microSDに画像ファイルはありません」とカードが見えていない様子。なぜだ。ファイルマネージャーはちゃんとmicroSDを読むので、ここからquicpicを開くとちゃんと画像を表示する。どういうわけなんだか。610wにいれたquicpicとバージョンが違うので、最新のものにすれば問題は解決する・・・かな?
と、ここでquicpicの設定をよく見てみたら、microSDと表示するのは内部のユーザー用ストレージの部分でスロットに挿すmicroSDカードはextsdになっているのだと気がついた。まぎらわしいなあ。そうかそうか、と設定をいじったらちゃんと表示されるようになりました。610wのquicpicとはバージョンが違うので、表示の仕方もちょいと違いますがそれもまあよし。よかったよかった。
動画の再生具合は610wと同様。HDも720クラスはぬるぬるっとまったくひっかかることなく再生。色もきれい。先に書いたように色味が微妙に違うので人によっては610wよりこっちのほうがいいということもあるだろう。可視角が広いIPS液晶の分だけAuroraがいいとうことだけど、一人で使う分にはどちらも同じ。
現在web上やPCで扱うほとんどすべての拡張子の動画が見られるのは本当に便利。はじめはwebmはどうなんだろうかと思ったりしたのだが、今ではgoogle傘下のyoutubeの提供するコーデックなんだから同じgoogleのandroidに搭載されている動画プレーヤーで再生できないわけがないのだった。flvももちろん再生可能。でも今ではflv再生は昔のyoutubeから落としたブロックノイズバリバリ(youtubeは始まった当初は縦240のちっちゃくてHDあたりまえの今からみればこきたない画面だったのだ)のファイルや一部のエロ動画サイト(このへん18歳以下は読んではいけませんといまさら書いても遅いか)のファイルぐらいだもんね。時代は変わるのであった。しかしwebは変化が早いなあ。

前にも書きましたが、複数人数で見る分には9インチ以上のそれこそipadの方が全然いいのですが、一人でだらだらとマンガを読んだり、絵を描くときに資料を見たり、寝転がって動画をみるには7インチは絶妙な大きさと重さですね。それとお値段がね。人に優しいお値段ですよ。

これで、ビデオコンポジット出力なら(多少不安はあるものの)610w。HDMIでつなぐなら(カラオケ店などでは大型のHDディスプレイにHDMIでつなぐことができるから)auroraと、オフ会でのビデオ鑑賞の準備は整った。いつでも来い!と悪の高笑いなのだった。意味不明ですね。

auroraと比べるためにmicroSDをとっかえひっかえしていたら、610wのmicroSDスロットになかなかカードが固定しなくなったぞ。何度か挿しなおすとやっとカチッと固定。怖いなあ。さすが中華パッド。さまざまな落とし穴がユーザーを待っているのであった。

08月14日
03:02

暑いですね。

先だっての週末は例によって例のコミックマーケット。
スペースにおいでになり本を買ってくだすった方々、暑いところをありがとうございました。手伝ってくれた人たち、ご苦労さまでした。

今回はサークル参加予定のない1日目にカートゥーン系サークルがいってしまったので、結局1日目も行くことになってしまいました。

カートゥーン(コミケのジャンルでは「アニメその他」の海外アニメ)系で集まっているのは東館の島(コミック・マーケットなどには行ったことがなく、「島」が何のことかご存じない方もおられるかもしれないので説明しますと、会場に並んでいる机のうち区分けされたある一塊を島と呼ぶと思っていただければよろしいかと。会場には参加サークルの数だけ机が並んでいますが、ある一定数ごとに区分され、その一区分を島と呼ぶわけです。島と島の間が人が行きかう通路になります。、実際は2列になった背中合わせの机が細長く配置され、その間には細長い通路があるわけです。サークルは通路に面した方に向かって、つまり2列の机の内側に背中合わせに座ることになります。実際は2列の両端には、そこを塞ぐように他と90度違う向きの机が配置されています。このため一塊の机の区分はそこだけ閉じたような具合になり、これが島を連想させたのところからの命名だろうと思われます。東館では島4つで1ブロック。このブロックや、島になっている状態の区分全体のことも島と呼びます。これは「壁」との区別のため。各サークルは島に配置されると、「今回は○ブロックの島中」という風に言い表したりします。現在東館の1ブロックは主に机約60個分。ちなみに西館は約40個。約、というのはところどころ数が違う島もあるためです。島のほかに会場の外周壁沿いにぐるりと配置される机もありそこは「島」ではなく、普通はこれを「壁」とよびます。当然サークルは壁の方ではなく、内側の通路へ向かって座りますよ。)の半分くらい。だもんでサークルを回るのは楽。チェックしていた全サークルで本が買えて大変満足。この時点で会場後約15分。
コミックマーケット(に限らず、他の同人誌イベントなどでも)は、ネット上で知り合った作家さんと直接会う数少ない機会。「○○さん(場合によっては先生と呼ぶ場合もあるが、日本語には「先生と呼ばれるほどの馬鹿でなし」という言葉もある)ですか、わたし××です」「あ、どうもはじめまして」などという会話があちこちで聞かれたりするものです。でもわたしはそういうことはめったしない(全然しないわけではありません)ので、ただもう本を買うだけ。でも文字通りまったく無言で買うわけじゃないですからね。とりあえず本が買えれば幸せなのだった、ということです。
あとはおじゃましていたウェイクマン・ラボさんのところで、知り合いの方々とカートゥーン話。持って行った中華パッドで、気になるカートゥーンの絵や動画も観られる。なんて便利なんだタブレット。これでもう、あれがこれがと、記憶と想像で話しなくても済むのだから大いに喜ばしい。

今回のコミケでは初めて音楽系にも行ってみたんですが、タブレット大活躍ですね。音楽のサンプルをタブレットから聞くことができる。しかもアルバムや曲を指一本で自由に選択できるわけだから、音楽専門店の試聴コーナーと同じことが出来るのだな。しかも電源なしで。ここがポイントですね。タブレット(多くはipad)ならコミケの間中電源入れっぱなしに出来る(多くのノートPCの稼働持続時間はコミケの会場時間6時間に届かない、長時間バッテリーのノートPCはいまだにビジネス機が中心で値段が張ります)し、万が一バッテリー切れが起きてもその場でモバイルバッテリーで稼動しながら補充できる(PCはACコンセントが必要だからこれもコミケでは基本的にダメ)。
おお、なんとすばらしい技術の進歩か。
あたしとしては、会場で一般参加者が持ってきたタブレットにデータ転送でマンガが売れれば、本作らなくていいからめっちゃ楽なのに、と思ってしまいますよ。それじゃコピーし放題じゃね?みたいな感じもあったりするのでちょっとアレなことはアレですが。

CG集のサンプル表示もタブレットで出来るので便利。画像閲覧アプリでスライドショウ表示させとけばいいわけだからね。持ち歩いて個人で楽しむには7インチが最適ですが机上に置いてサンプル表示を訪れた人に見せるとなると9インチクラスの方がよりいいことは確か。9インチクラスの中華パッド(ipadでないところがね。中華も9インチ以上になると中古ipadと大差ない値段になりますから、値段を目安に考えると中古ipadも候補になるとは思うんですが、中華なところにこだわってみたいのも事実。androidに慣れた、というのもあるかもね。また中古ではバッテリーがどの程度くたびれているのかも問題だし、メディア・プレイヤーとしてだけなら中華でもまったく問題なし、つまりネット接続を考えるといろいろあってもファイル再生なら平気ということ)も冬コミまでに買おうかなあ。
そういえば、今日、HDDを買いに出かけた際、ヨドバシによってwacomの液晶タブレットを試していた時、画面両側についているホイールで縮小したphotoshopのキャンパスを拡大しようとして、左手(右手にはペンを持っていたから)の2本の指を画面上のキャンパスにあてて開いてしまったのには自分で驚いた。タブレットじゃないんだからそれじゃ拡大出来ないって。
つまり、タブレットの複数接点操作系は実に直感的で便利なんだなあと改めて思ったということ。


コミケが終わると例によってまたしても手伝ってくれた人たちと共にモール探索の旅が始まるのだった。
今回は都合により遠くまで出かけることが出来ないのだったが、なんとこれまでに寄ったモールの間に、さらにモールが存在するのを発見。
トーキョーイースト21。
地図で見ると、オープンエアの敷地に店舗が並んでいるタイプの模様。ほとんどが食堂系で、ショップはハーフサイズのサミット(オフィスビルの一階部分のみ)とほかにモバイル専門店がある程度。というわけで、いざいってみると、モールはモールでもいわゆるアメリカ型の巨大駐車場を有する巨大モールではなかったのだった。これでは見逃すはずだ。これまでの巨大モールは近づくにつれキタキターッとその巨大っぷりを楽しめたのだが、そういうわけにはいかなかった。お盆であることもあって、周辺では地域のお祭りが催されている真っ最中なのだが、このモールはいまいち人が少なく寂しい限りだった。そればかりか食堂の中のひとつは営業時間を昼間のみに変更の張り紙を提示していたのだが、この辺から察するに、現在夕方から夜間に利用する人がいないのだな。お盆休みで、勤め人や住人が少なくなってしまい、普段ほど人がいないに違いない。それともただ単にこのモールが周囲の巨大モール群、深川ギャザリア、アリオ北砂、南砂スナモ、さらに新規オープンのトピレックプラザ(ここは次のコミケ帰りに行く予定に入りましたよ。イオンを中心にした巨大モールの模様。てゆーかこの辺本当に巨大モールが多すぎませんか?)に客を奪われているだけなのかもしれないが。
時間の都合で、ざっと店舗を見回ってからご飯を食べた後、少し無駄話をしてすぐに秋葉原まで一人を送っていく。早く帰らなければならない者もいるのだ。いつもなら、モールの中でだらだらだらだらと時間をつぶしまくるのだが、このモールでは時間をつぶす施設がないので実に好都合、というか、何もなくて逆に助かった、と言うところ。
秋葉原駅で一人いなくなった後は、ついでに秋葉原の電気街で時間つぶし。昔は7時になればほとんどすべての店にシャッターが下りてさながらゴーストタウンの様相を呈していた秋葉原も、いまではすっかり夜遅くまで年中コミケの企業ブース状態。microSDの安い店(ここは昔かたぎの店だったのでタッチの差で閉店時間に間に合わなかった)、コンシューマー・ゲーム専門店(欲しいゲームがなかった。いえ、わたしが買うんじゃないんですけどね)、ソフマップ(こっちにはあった)。輸入DVD・BR店。食事のとき突然話題になった「ロボゲイシャ」が欲しいということになったのだった。youtubeのトレーラーを見て、ロボゲイシャの「地獄へおいでやす」という台詞にたちまちやられてしまったわけ。その前は新宿歌舞伎町の「ロボット・レストラン」が熱いトピックだったのだが、「ロボゲイシャ」も負けてはいないのだ。いつもながらこういうわけのわからない話題で申し訳ない。それからやっと珈琲チェーン店で一休み。だらだら時間をつぶそうかという矢先、怖れていたことが。やはり秋葉原の珈琲チェーン店は閉店時間が早かったのだ。まあしょうがない。というわけでここで解散。新宿まで一人を送って一度帰宅。荷物をおろして、レンタカーを返してこれでやっとコミケ終了。その時にはまたおなかがすいていたので、途中でお弁当を買ってから帰宅。軽く汗をながして(じっくり流すほど体力が残っていないため)食べて気がついたら寝てました。お疲れ様。

前回のコミケではあけた元日、疲れのためか両手がむくんでしまって、頭も一日中ぼんやりとしていたのだったが、今回は初日の段階で妙に歩くのがつらいのだった。平地はもちろん階段を上るために足を上げるのがつらい。そのうち、シャワー後体をタオルで拭いているときにふと脚がいつもより微妙に太いのに気がついた。脚がむくむとはこのことだったのか。今度は脚に疲れが出た。手は大丈夫。そのためか、疲れきらないように気をつけていたため、コミケ翌日は意外と元気。相変わらず歩くのは少々つらいが新宿までHDDを買いに行くのもそれほど拒否感がわかなかった。その後本を読んでだらっとしようと珈琲チェーン店に入ったが、体はそれほどでもなくともやっぱり頭は疲れていて英語の文章がまるで頭にはいらないので、落描きをしてかえりました。
明日は、もう今日ですが、「フィニアスとファーブ、熱闘ペリー・スポーツ」10時間連続放送アンド再放送(再放送では本放送とエピソード順が少々違う)x2日間(合計40時間)の「フィニアスとファーブ」マラソン。どこまで付き合えるかなあ。

07月31日
02:01

Jane Blonde Spylet on Ice
author Jill Marshall

オーストラリアでの事件の後、日常生活がもどった Janey。しかし、Abe Rowanigan との共同事業で、清掃会社の実質経営を任された母の行動が次の心配事に。クイック・デートで、新しい出会いを探そうとしているらしい。 そんな Janey の元に、またまたAbe からメッセージが届く。それはスパイレットたちを集めてのトレーニング・キャンプへの参加要請だった。G-mama、Halo 母子と一緒に SPI の秘密施設へ。そこで世界各地から召集されたスパイレットたちと共に用意されたトレーニングを受ける Janey だったが、思わぬ失敗から、彼女は自分の持つ弱点を知ってしまう。さらに、キャンプ後の南極での任務には選ばれず、これまで何度も世界の危機を救ってきた自負もどこへやら、すっかり自身喪失してしまう。
しかし、最悪の敵、SPI の拘禁から再び逃れた「太陽王」はそんな Janey にはお構いなしに、悪の秘密計画を着々と進行中。スコットランドのSPI基地が占領された事実と、敵がJaney たちSPIのスパイを暗殺のターゲットにしていることを知った Janey は、敵の計画阻止のため任務についている Abe や Al のいる南極へ向かうのだったが・・・。

前半は、周囲を非透過バリアに隠されたSPI秘密基地でのトレーニング。Janey と同様に、SPI のスパイとして任務に就く少年、少女たちと共に、初めて本格的な訓練をうける Janey。考えてみれば、Janey は そもそも Spylet になったのもアクシデンタルな出来事で、その後も、G-mama の指導があったとはいえ行き当たりばったりで敵と戦ってきたんだな。中盤、スパイとしてやっていく自身をうしなって悩む Janey 。しかし、スコットランドで敵の新たな計画の情報を得た彼女は、仲間のために南極へ、と場面転換にメリハリが利いていてわかりやすい展開。これまではわりとあっちいったりこっちいったりまたもどったりとちょこまか動き回る傾向が強かったんですけどね。ともあれ、Janey とSPIのエージェントたちの宿敵「太陽王」のとんでもない悪の計画を阻止するために、またたまスパイ・ガジェットを駆使した戦いが展開するわけです。敵もだんだんやることも見た目もむちゃくちゃになってきていて、このあとどんな戦いが展開することになるのやら。そして今回初登場だったほかのスパイレットたちの再登場はあるのかなど、続きも気になるところではありますね。

07月14日
13:44

毎度、怪しいお話でとばしている「Gravity Falls」。
第6話はいかがならん。

とにかくおなかがすいたディッパーとメイベル。優柔不断な客をほったらかしにして、スタン叔父とダイナーで食事。スタンの態度からそのダイナーのウェイトレス、レイジー・スーザンに惹かれているらしと気がついたメイベルは、二人の仲を取り持とうといらぬ世話焼きで、スタン叔父をモテる男に改造しようとする。一方、ダイナーにおいてある「男らしさネーター(勝手に名前をつけた)」で最高得点を出せばパンケーキがただになるゲームをみつけたディッパー。メイベルとスタンに笑われながらもダイナーの客の環視の中で挑戦。しかし奮闘空しく最低レベルの「可愛いらしいお子ちゃま」と判定されてしまう。たくましい男らしさを身につけるべく森へ入って特訓しようとするディッパーの前に、突然巨大な筋肉のかたまり、野生と男らしさムンムンのミノタウロスがあらわれるのだったが・・・。

今回は謎もホラーもぶっ飛ばしの「ディッパー、漢(と書いて『おとこ』と読む)への道」と、「スタン、愛の彷徨」の2本立て。頭は空っぽだが人(?)のいいミノタウロス(英語ではミナトァーと発音)の元で男作りに励むディッパーは、スタンとメイベルを見返すことが出来るのか。そして全身無駄毛の塊、むさい爺さんスタンの愛の行方は?ストーリーはあらぬ方向へと突進していくのであった。

いきなりえらくトーンのちがうエピソードがきてちょっとびっくり。まあ、マンガですからね。こういうフリーダムなところもカートゥーンの面白さ。というより、いわゆる「カートゥーンらしさ」が発揮されたエピソードだと言えるかな。いままでがちょっと変だったのだ。ダイナーを出た後は、2つのストーリーが無関係に並行するつくりなのだが時間経過がちゃんとしているところが無茶。
第5話でのディッパーの過去をひっぱっておいてのエピソード。ディッパー編はあまりに無茶な展開なので、「アドベンチャー・タイム」かと思った。ミノタウロスたちが「ブーン・ブーン・マウンテン」の乱暴者の村の住人みたい。てゆーかさ、どうしてミノタウロスなんだ、どうなってるんだ、誰か説明しないのか、誰も説明しないのだ。そこがまたばかばかしくていい。
なるほど、こういう手で来ることもあるのか、と油断の出来ない「グラビティー・フォールズ」なのだった。

07月10日
11:58

Gravity Falls。 こういう場面はありません。いまのところ。

左がディッパー。右がメイベル。
後ろがウェンディとスース。
真ん中の変なものはなにか、わたしも知りません。

07月08日
16:34

これまで毎回怪しさ大爆発の「gravity falls」でしたが今回はどうか。

第5話はおまちかね、ウェンディのエピソードだよ。
でもお話は普通によくできた普通のお話だった。いままであまりにも出来のいいめっちゃ怪しいエピソードばっかりだったので、普通にいい出来の普通のお話があってほっとしたよ、っていうのもすごな。
とはいえスーパーナチュラルな「グラビディー・フォールズ」ですから、今度は「幽霊屋敷」ネタ。グラビティー・フォールズで幽霊にとりつかれていたのはいまや世界中どこにでもあるあのたぐいのお店でしたけどね。

しかし、ウェンディ。見た目はどこにでもいる年上の赤毛なんだけど、キャラとしてはなんだか、「アドベンチャー・タイム」のマーセリーンに近いなあ。仕事をサボりまくりでダチどもと悪さしまくりのいまどきのダルいティーン・エイジャーだけど、ディッパーのことをちゃんとわかってくれるとてもいい人。ますますいいぞウェンディ。
スタン:「おまえたち2人、(店の)便所を掃除しとけよ」
スース:「了解であります」
ウェンディ:「絶対ごめんです」
いいよウェンディ。

ああ、しかし、今回も謎の「ゴーグル男」はみつからなかった。ていうか、お話に集中してしまってそっちまで気が回らないよ。

ところで、「グラビティー・フォールズ」のスーパーバイジング・プロデューサーにロブ・レンゼッティの名前が。マリ・リトル・ポニーの第1シーズンの後はここで仕事をしていたのか。

07月06日
22:39

第1話、2話があまりにすごい出来だったので、どうなることかと思った「gravity falls」。
第3話、4話はすこし落ち着いた内容で一安心。本当に、毎回あんなドタバタアクションが続いていたらアニメーターが死ぬんじゃないかと思った。

とはいえ内容は怪しさ大爆発だよ。
第3話はワックス・ミュージアム(蝋人形館のことね。艶出し磨き液博物館じゃないよ)ネタ。第4話は怪しい劇場型サイキック(日本では最近あまりみかけなくなりつつありますが、アメリカでは、人を集めて霊界とのチャンネルを開いたりしてひともうけしている霊能力者=サイキックがいっぱいいる)ネタだよ。すごいなあ。特に第4話はとても子供向けとは思えない。
第2話は、アクションメインだったので、それほどでもなかったけど、第3,4話はストーリーメインで、とても22分でやってるとは思えない内容。これも基本的にはライブ・ドラマでは45分でやるような内容を22分でやろうとしていると思っていい。

ディズニーチャンネル・オリジナルアニメーションでは以前に「学園パトロール・フィルモア」で、45分の刑事ドラマの内容を22分でやるという荒業をかましてくれましたが、「グラビディー・フォールズ」も同様。とにかく展開が早く、ストーリーラインはシンプルだけど、プロットが結構複雑で情報量が多い。そのうえ、キャラクターの変さ加減を十分に表現しているので、観ている方も大変。ただ、これは現在では通常たった一回しか放映しない日本のTVアニメーションと違って、何度も繰り返し放映し、その複数回鑑賞に十分堪えなければいけない、あるいは、一回では見きれなかった部分も2回3回と観ていくと理解したり見落としていたものを発見できたりするようにということでもあるのかもしれない。だとすれば、その目的は十二分に達成できていると思いますよ。
すでに「アドベンチャー・タイム」の毎回必ずどこかに写っている「カタツムリ」のように、毎回どこかにいる謎の「ゴーグル男」が評判です。わたしは第4話では見逃してしまいました。やつはどこだ。

それにしてもメイベルは面白い。すごいキャラクターだ。
ウェンディもやっと普通にしゃべるシーンで登場。いかにも田舎のお姉ちゃんなムードと現代のティーン・エイジャーな感じが合わさってめっちゃいいわ。いいよウェンディ。
絵の美しさ、色設計やレイアウトは本当に劇場映画なみ。時間経過や、場所によって次々と変わる色設計がいちいち本当にすばらしい。画面密度(ここで言う画面密度は単位面積あたりに分割できる面要素がどのくらいあるか、たとえば画面を10等分して各部分のなかにどれくらいのモノが描きこんであるか、という意味だと思ってください)だけがTVサイズ。とはいえアスペクト比16:9のHD大画面用に作られているので、けっこうすごいですけどね。
キャラクターの演技もいまさらいうことでもないかもしれませんが、とにかくすごい。ほとんどライブ・ドラマを観ているようだ。このへん、画面に写ってから最低30秒は口以外登場キャラクターが動いてはいけないというルールがあるらしい日本のTVアニメとは大きく違う(昔は目もOKだったと思うよ)ので、アニメーターは大変だと思うなあ。一応言っておきますがここんとこは皮肉です。もっとも、動けば面白い、とまってればつまらないとかそういうのは問題じゃないという部分もあるにはあるとおもいますけれど。2重の皮肉です。つい、よけいなこと書いちゃったな。

07月02日
10:26

主人公のガキンちょがあこがれる(一人例外あり)年上の人。

てなわけで、前のエントリで書いた3人。
とり急ぎためしに並べてみました。
左から、
ヴィッキー(「Oops!フェアリー・ペアレンツ」ニコロデオン)
フランキー(「フォスターズ・ホーム」カートゥーンネットワーク)
ウェンディ(「グラビティー・フォールズ」ディズニーチャンネル)
デザインされた順番に並んでいます。そのつもりはなかったけど、出来あがってみたら結果そうなってました。
改めて並べてみると、キャラ的配置は同じでも作品の方向性によってまったく違うキャラに仕上がってるのがわかりますね。
ちなみにヴィッキーは2001年(1998年にオリジナルのデザインでパイロット版シリーズに登場。このデザインは2001年の正式シリーズ用にリファインされたもの)、フランキーは2004年、ウェンディは2012年のデザイン。
ヴィッキーとフランキーの声優は同じ人(日本語版は別の人)。

07月02日
00:19

「Gravity Falls」
キャラクターの指は大人は5本だけど子供は4本というご指摘をいただいて、改めて第1話を見直してみると、子供4本はご指摘の通りでしたが、それだけじゃない。めっちゃ凝ってる。ああ。そういうことだったのか。いちいち考えて作ってるなあ~と、製作陣の遊び心(単に設定がそうだからだとか、ルールに沿っているだとかではなく、こういう懲り方は、こうしたほうが面白いじゃんという遊び心がないとなかなか実現しない)をあらためて知りました。
それが何かは、自分の目で確かめよう。要するに早く日本に来い!と、そういうわけ。日本ディズニーチャンネルさん。お願いしますよ、どうすか、ひとつ、もうこの9月くらいから日本語版を。ディズニージュニアを単独チャンネルで出しちゃってあいたところにど~んとね。

第2話には出番のなかった、スタン爺さんの店のアルバイト従業員のおねえちゃんウェンディ。ちょっとダルでフリーダムな感じのティーンエイジャーだよ。店にはもうひとりスースというでっかい太っちょで人のいいおにいちゃんもいるよ。
で、ウェンディ。赤毛(茶)でそばかすで、緑のトップス(開襟シャツ、はもう死語か、ブラウスね)。どこかでみたようなこの色設定。
「フォスターズ・ホーム」のフランキー、「Oops!フェアリー・ペアレンツ」のヴィッキーも赤毛に緑のトップス。
主人公のガキンちょがちょっとあこがれる(ヴィッキーは別、守銭奴で性悪なサディストだから)おねえちゃんはみんなこうか。
これでニック、カートゥーンネットワークにディズニーチャンネルと3大キッズチャンネルにおねえちゃん揃い踏みですな。

07月01日
01:20

「Gravity Falls」(あええグラヴィティー・フォールズではなくグラビティー・フォールズと表記したい)の面白い点がもうひとつ。

グラビティー・フォールズはオレゴン州カスケード山脈のど真ん中、という具合に場所が具体的に決まっていること。もちろんグラビティー・フォールズは架空の町ですが。
アメリカン・カートゥーンではわりと舞台がどこにあるのか明示しないものが多いんですけどね。どこかにあるどこかの街、みたいな。あるいはどこにでもあるとなりの町。アメコミでも「バットマン」のゴッサム・シティ(じつはもともとはニューヨークの別名、ゴッサムは英では馬鹿や阿呆の住む阿呆村の意味)や「スーパーマン」のメトロポリス(やはりニューヨークがモデルといわれていますが、イリノイ州に同名の街が実在)もどこにあるのかわからない。「ザ・シンプソンズ」にいたってはわざと場所が限定されないように気を配っているんだそうな。「フィニアスとファーブ」もダンビルと三つの州がどこにあるのかわざとわからないようにしてますね。そんななかで「the mighty B」の主人公の住んでいる町がサンフランシスコ(ゴールデン・ゲート・ブリッジがでてくる)というのは珍しい例。実在する全米各地を旅めぐりしていた「Ben10」も、最後に帰ってきたベンの家はどこにあるのかわからない。

フォールズFalls とは滝のこと。湖と滝は観光地にもってこいなのは日本も同じですね。滝のある町の名前で~フォールズというのは何箇所もあるようです。野原の真ん中の町が~フィールドっていうのと一緒ですね。
オレゴン州で知っていることといえば、ナイキの本社があることと、インディーカーのCART時代にオレゴン州ポートランドのポートランド・インターナショナル・レースウェイでレースをやっていたこと。これがコンパクトだけれどなかなか見事なレイアウトの名サーキットだったなあ。毎年6月だか7月だかにバラ祭りがあって、そのイベントにあわせてCARTのレースが開催されているんだったと記憶しておりますが。
それ以外となるとあれか、NBAのトレイルブレイザースがポートランドか。
アメリカではオレゴン州の認知度ってどのくらいなのかなあ。
日本でいう福井だとか島根だとかとにたりよったりだったりして。
おっと、島根と福井の方には申し訳ない。お許し願いたい。
なんだったら、富山と鳥取にしても・・・・、も、いいですか。そうですか。
ちなみにオレゴン州の場所は西海岸。北はワシントン州、南はカリフォルニア州。西は太平洋で(あたりまえか)東はアイダホ州。アイダホはもっと知らないなあ。ポテト、ぐらいですか。アイダホとかノース・サウスダコタとか、どんなトコロなんだろうか。やっぱり隣の家まで10kmとかそういうところなのかなあ。

オレゴン州とは関係ないですが、ディズニーチャンネルのドラマシリーズ「サニー・withチャンス」で主人公サニーが出演する架空のコメディ番組のライバル番組(これも架空)のタイトルが「マッケンジー・フォールズ(マッケンジーの滝)」。これは「ドーソンズ・クリーク(ドーソンの小川)」(アメリカの実在する人気ドラマ)のもじりではないかという話です。

ところで、「グラビティー・フォールズ」第2話の湖の水面表現。改めて見直すと劇場映画なみはちょっといいすぎだったかな。でも初見の時にはいろいろはっとさせられる表現があったわけだし、やはり良く出来ていることには変わりない。
それにしても、爺さんいい性格だ。
「アドベンチャー・タイム」のジェイクもいいおっさん犬だし、やっぱりおっさんキャラがいいのはいいカートゥーンなんだな。

06月30日
04:52

うそです。

21世紀の次の10年を迎えて、ディズニーチャンネルの新作アニメがついに登場。現在絶好調だが、そろそろ終わりも見えてきた「フィニアスとファーブ」、そこそこ面白いが、ブレイクというほどでもない「スイチュー!フレンズ」の次の作品ということで、注目されること必至であったわけですが、その出来はいかに。

「Gravity Falls」
DipperとMabelの双子(兄妹か姉弟かはわからない)は、夏休みの間森林に囲まれた、のどかな観光地グラビティー・フォールズで観光客相手にみやげ物店を営むスタン大叔父さんのもとですごすことに。ところが、普通の観光客は気がつかないが、このド田舎の町グラビティー・フォールズにはとんでもない秘密が。偶然にもグラビティー・フォールズにまつわる謎を記したノートを手に入れたDipperとMabelは、グラビティー・フォールズの怪しい秘密の渦に喜んで飛び込んでいくのであった。

このディッパーとメイベル。50年前だったら明らかにキャラクターが逆であっただろうという設定。
好奇心旺盛だが本の虫、冒険はしたいが慎重派のディッパーと、とにかく楽しいのが好きでなんにでも首をつっこみたがる歯止めのきかないとんちんかんなメイベル。メイベルはペッパー・アンに始まるディズニーチャンネル・オリジナルアニメーションシリーズのヒロインの正統な継承者ですね。
スタン叔父さんもあやしさ大爆発。どういうわけかフェズ(トルコ帽)を愛用する怪しい爺さんは、普段は店の観光客相手にあることないこと講釈する商売人だが、その実は・・・。

キャラクターの魅力は言うことないんですが、問題はですね、お話のネタです。オカルトネタ満載。小人や妖精さん、伝説の生き物だけでなく、カバラや、オカルト・シンボルネタに科学も混ぜ込んで、そう子供向け「Xファイル」「スーパーナチュラル」になってるんですよ。ファンタジーコメディのふりして、ネタがマニアすぎだ。でもマニア偏りに陥ることなく、子供向けアクション・コメディとして作られているところがおみごと。

本編は22分(通常のアメリカ・アニメと同じ)のくせにストーリーがめっちゃ濃い。この辺、ストーリー展開よりも毎回重層したエピソードがモザイクのように絡み合うことの面白さという、シリーズ作品としては非常に珍しいタイプの「フィニアスとファーブ」とはまったく違うもの。オーソドックスなストーリー構成に、22分じゃ無理じゃない?って位のエピソードを詰め込んでいながら詰め込み感がないという、練りこみの度合いがすごい。正直第1話はスペシャルで長めに作ってあるのかと思ったくらいで、第1話としてはお見事な出来。キャラクター、世界観、どういう物語なのか、これからどこへ行こうとしているのかをちゃんと描ききっている。

絵もすごい。主人公は3頭身のいわゆる子供キャラであり、他の登場人物もそれにそった子供マンガのデザインラインで、これまたオーソドックスな手描きの2Dのアニメーションだが、動きの密度が劇場用アニメに近い。2Dのキャラクターに、背景には水彩手描き風のテクスチャーを、キャラクターと共に動くガジェットには実線と面塗りのいわゆる「アニメ塗り」なテクスチャーを張り込んでいる3DCGを組み合わせ、とまっていればすべて絵の具で手描きされた背景にセル画のキャラが乗っている一枚の絵になるくらいに違和感がないのはいまや常識。動いていてもまったく違和感がないレベルに到達しそうだ。これはすごいですよ。アニメーターおみごと。だんだんどこが手描きでどこまでが3DCGなのかわからなくなってきているのは実写と同様。
第2話は湖の怪物ネタでしたが、どたばたアクションコメディでありながら流体表現が非常に優れている「キック・ザ・びっくりボーイ」とはまた一味違った流体表現が出来ている。つーかこの水面表現はTVアニメの出来じゃない。まじ劇場用でもいいくらい。
ほぼフルアニメーションに近い動きだが、キャラクターは一昔前のアメリカ・カートゥーンのように大げさにしゃべると顔(頭)がふにゃふにゃと上下左右に伸び縮みするようなことはもはやない。そういう点では日本のアニメーションにとても近い。が、もちろん動きの密度や、クリエイティビティは現在の日本のそれとは段違い。昔の東映動画劇場用作品の出来栄えがそのままTVアニメーションに移行していたらこのようだったかもしれないと思わされてしまう。指もちゃんと5本あるよ。

声優の演技もいい。アメリカのアニメは大人が演技するときも子供のキャラだからと無理に子供声を作ったりせず(もちろんする場合もある)、役者のいつもの演技をそのまま生かす作品が多いが、これもそう。それだけにメイベルの変なキャラクター演技はお見事。本当に普通にそこいらにいそうな女の子って感じでしゃべるのだがしゃべる内容は普通じゃない。

とにかく、前にも何度か書きましたが、20世紀末から爆発的に進化を始めたアメリカ・アニメ。21世紀の第2の10年期に入っても、アメリカ・アニメはまだまだ進化を続けているのだなと、あきれ返ってしまいます。つーか幸せだ。どんどん新しい表現を実現していく様を観ることができるなんて、いい時代だなあ。

忘れてた。主題曲(インストルメンタル)がまたいいんだわ。どことなくXファイル・トリビュートなメロディとアレンジで、怪しい雰囲気満点。サウンド・トラックも凝ってますね。

06月29日
02:20

てなことで、ってどんなこと。

秋葉原に行って、安いmicroSDカードと、懸案のビデオコンポジットケーブルを買ってきたよ。ケーブルは中華仕様の色合いで360円安い。安すぎる。
で、家に帰ってブラウン管アナログTV(うちはブラウン管アナログTVなのだ。でもまことに残念なことにダイヤル式チャンネルではないのだ)につなげてみたら、信号は来ているみたいなんだけど(出力側のパッドは接続に反応している)画面が出てこないという困ったちゃん発生。う~ん。これは中華式コンポジットのせいなのか、ブラウン管TVが古すぎるせいなのか、単に中華パッドがダメなのか要因が多くてわからん。

ただ、スタンドアロンで使う分には相変わらず問題なし。毎日気が向いたら動画を観る日々。MLaaTRの同人誌に向けて、焼いたDVDからVOBをmicroSDに移して観ています。久しぶりに観ましたがMLaaTRはおもしろいなあ。わりかしてきとうなところも多々ありますが、そこがまたマンガっぽくていい。英語版も日本語版もそれぞれおもしろい。ジャニス・カワエの笑い声は変だなあ(「可愛い」という言う意味です)。
しかしギャラリーで画像をぺらぺらめくって観るより、動画を観ているほうがバッテリー消費が少ない気がするのはわたしだけ?いいえ、違うわ。きっとギャラリーはめっちゃ電気食うのね。

ついでにあれこれ拾った画像をmicroSDに移して整理(PCのデータのバックアップそのものは外付けHDDにしています。)。同じ画像がけっこう何枚もあるので驚くなあ。適当にDLしてフォルダにほっぽっておくからこんなことになるのだな。まあ整理するにはいい機会です。
良くみるとギャラリーは時々(常にでないところが・・)同じ画像を並べてサムネイルを表示するようだ。というところで気がついた。ギャラリーの読み込み順ばらばらの原因はサイズ順読み込みをしているのではなかろうか。

みなさんは画像の整理のとき、同じ画像が複数あるかどうかどうやって見つけます?そう、まとめて同じフォルダに入れ、サイズ順に並べ替えれば一発でOKですね。
ただ、ギャラリーのサムネイルは全部が全部サイズ順ではなく、名前順にならんでいるものもあるので、やっぱりどういう理屈でファイルを読んでいるのか相変わらず不明ですが。
う~む、中華。まだまだ謎が多いなあ。

06月29日
01:35

The Incorrigible Children of Ashton Place The Mysterious Howling
author Maryrose Wood 読了。

Penelope Lumley は、Swanburne女学院を卒業したばかり。就職先とし紹介された Ashton Place で、館の貴婦人、Lady Constance の面接を受け、govaness(住み込みの女家庭教師)として雇われることに。でも、肝心の子供たちはどこに?お屋敷の庭にある納屋から聞こえる奇妙な吠え声は、広大な敷地を持つ Ashton Place の森で当主の Lord Fredrick が狩りのおりに見つけた子供たちだった。ぼろ布をまとい、乱れ放題の髪に汚れた体。狼のように吠え、人の言葉を知らない3人の兄妹。「見つけた者こそ保護者であれ」の考えで Frederick は、この幼い子供たちの面倒をみることに決めたのだった。そして、Penelope の仕事はこの3人に人としての教育を施すこと。お屋敷の子供部屋に移され、Alexander、Beowulf、 そして Cassiopeia と名づけられた3人を、Penelope は根気良く教えていく。最初こそ人の言葉も知らない野生児だった3人は、高い知性と豊かな感性の持ち主でもあり、Penelope の指導で、英語、読み書き計算、歴史、詩や文学、館での生活習慣を覚えてゆく。ところが、Fredrick と結婚したばかりの若妻、Lady Constance は3人をあまりよく思っていない。もし、自分と Fredrick の間に子供が生まれれば、この3人はどうするのか。3人の後見は当然のこととして平然としている Fredrick の考えが彼女にはわからないのだった。
その年のクリスマス。Lady Constance は、盛大なクリスマス・パーティーを企画。Penelope に、3人の子供たちをパーティーに参加させるようにと言い渡すのだった。まだ時折、森で暮らしていたころのように Penelope には予想も出来ない行動をする3人を、大勢の見知らぬ客が集まるパーティーに出せるものだろうか。とはいえ女主人の言葉に従わないわけには行かない。Penelope は子供たちに準備をさせるのだった。そして、クリスマス。パーティーは多くの客を迎えて開かれたのだったが・・・。

舞台は19世紀の中ほどのイギリス。自身も孤児で、Swanburne女学園で育った Penelope は15歳。一通り立派な教育を受けた女性ですが、愛読書は人気の児童文学、馬 Rainbow の物語。なんていうか、欧米ではレインボーってそんなに馬の名前にぴったりだというイメージなのかなあ。それでも教育者として子供たちに出来る限りの力を尽くす姿が美しい。折につけて思い出す Swanburne女学院の創始者 Agatha Swanburne の金言が面白い。その中のひとつ、「All books are judged by their covers untile they are read すべての本は読まれるまで表紙で判断される」。ええ、おっしゃる通り。この本も表紙で買いました。アレキサンダー、ベーオウルフ、カシオペアという仰々しい子供たちの名前は「ABC順だから」とは Lord Fredrick の言葉。いちおう敵役の Lady Constance 。いちおう、というのは、彼女には彼女の育ってきた環境と常識というものがあって、子供たちがあまりにそれとかけ離れているために理解不能だというのが大きな理由。意地悪なわけではありません。3人の子供たちを理解できないことが不安であり、恐怖につながっているんですね。このあたりがいい感じです。この物語が良識や常識(とある社会で信じられていること)と、 Lady Constance から The Incorrigibles と呼ばれることになった子供たちとPenelope の対比であることから、Lady Constance はその対比の象徴の役目を負っていることになりますね。だから彼女自身もいずれはこの異質なものたちと折り合いをつけていくことになるのかもしれません。それとも、頑固に自分を押し通すかな。

物語は3人と Penelope の成長を軸に、クライマックスのクリスマス・パーティーで急展開。Fredrick の謎めいた行動に Ashton Place の秘密、そして3人の子供たちは誰でなぜ森で暮らしていたのか、という疑問を残して、次巻へ続く。あれ、まただ。またBook2読まなければならない本が増えたよ~。

06月26日
05:47

ファイルを名前順に並べる設定を発見。
ファイル管理上からはちゃんと50音順、じゃなくて数字・アルファベット順にファイルが並ぶようになりました。

あとはプリインストールされている画像表示アプリ「ギャラリー」の適当なファイル管理ですが、どうやらこのギャラリー、けっこう評判がよろしくない。
データをいれかえたあともサムネイルが残ったり、空きがそのまま残ったりおかしな動作をする。なかなかよくできてますな。

画像管理はQuickPicという無料アプリが評判がよろしいようで、そのうち導入したいなあ。

部屋を片付けていたら、二枚あわせのL字型プレートをちょうつがいでつないだ折りたたみ式スタンドを発見。タブレットを載せるのにちょうどいい。しかもプレートの開き加減で縦でも横でも置ける。なんだ~もうちょっと早くこれが見つかっていれば、100円スタンドを買わなくてもよかったのに~。
つーかわたくし、いつこんなスタンドを買ったのだろうか。え?いつ?どこで?どうして?わたしはだれ?みたいな。

06月22日
05:13

先ほどから雨が降り始めましたが、昨日は曇天なれど雨も降らなかったので(西日本は大変そうですが)、予定通りちょっと大きい100円ショップへ。

延長コードも100円。イーゼル型のスタンドも100円。
コード巻取り固定のための面ファスナー結束バンドも100円。

必要なものがあっさり見つかって大変満足。みごとだ、みごとすぎるぜ100円ショップ。
でもついでに探したmicorSDの入るケースはなかったな。
ちぇ。
それはまたこんど、秋葉原にコンポジットケーブル買いに行くときついでに買ってくることにしよう。micorSDももう何枚か買わないと32GBじゃぜんぜん足りない。

さっそく延長ケーブルに小さなパッシブ・スピーカーをつないでみる。本当は、パッシブだけじゃなくて、単4電池を使えばアクティブとして使えるんだけど、小型でスピーカーコーンが小さいおかげか、パッシブとしてもそこそこ音が出てくるのであった。寝転がって頭のすぐそばにおいておく分にはまあいいかな、みたいな。でもスイッチ入れてアクティブで使うほうがもちろん音が大きいのでとてもよい。まあ、それなりの音ではありますが、このスピーカーなら、タブレットと一緒に持ち運びも出来ます。もともと携帯音楽プレーヤー用の外付けスピーカーだから。

イーゼル型スタンドのほうは、筐体を横にして乗せ動画を見る分には申し分ない。筐体を乗せるアーム部分が前に張り出して上へ曲げられてストッパーとして機能するようになっていて、ただ乗せるだけでなく、前方へ滑り落ちるのを防ぐようなデザイン。フレームに入れた写真などよりもやや重いタブレットを載せるのにあまりにぴったりすぎ。知ってて作ったのかと思うくらいだ。もちろん100円なので、つくりはちゃちなのだが、金属製でそこそこ頑丈。しかし、乗せるアームが左右に大きく分かれているため縦にして乗せることは出来ない。縦長の絵を表示して置いておくことが出来ないわけ。うーんこのへんマイナスだが、何らかのプレートをアームの上に置ければ、そこへタブレットを載せることが出来るだろう。でもその場合、せっかくのアームのストッパーの効果が得られないのでちょっと考えてしまう。アームの上に載せる追加のプレートにもストッパーをつけて、プレートをスタンドのアームが止め、タブレットを追加プレートのストッパーが止める、という具合にするしかない。字で書くと面倒くさいが、実際にはそれほどのこともないので、そのうち適当なものを探してみよう。

中華パッドのほうは、100円ショップで買ったものを試した後、電源入れっぱなしにしておいて、スリープ状態にし、ちょくちょく復帰して絵や動画を見るというという使い方をしてみました。スリープ状態だとほとんどバッテリーが減らない。1時間で1パーセント減るか減らないか、つーか動画を観た後は1時間くらいのスリープから復帰すると増えてるくらい(いやマジで)なので、ちょくちょく使うつもりなら、いちいちシャットダウンしないほうがいいみたい。電源投入してシステムの立ち上がりにも結構電気を使うっぽい。そういえばPCも1時間半くらいなら、スリープのままにしておいたほうが、シャットダウンするより電気をつかわないとかいう話だったな。タブレットも同じということですね。ちょくちょく観るならスリープ。2~3時間以上使わないならシャットダウン、ということですね。

06月21日
02:32

先だって入手した中華パッドで、プリインストールされている画像ローダーアプリのファイル読み込み順が、通常の逆(数字の大きい順に読む)になるのは、パッドのせいだけでなく、microSDカードとの兼ね合いらしいのが判明。microSDへのファイル書き込みをwindowsXPでやってるんですが、XPに入れているフリーの画像ローダーで件のmicroSDからロードすると、中華パッド同様に通常の逆から読み始めることが判明。理由は不明。どうなってんのだろうか。microSDのメーカーを変えたらまともになるかなあ。わからないが、まだいろいろやってみるしかあるまい。

しかし、やっぱり動画再生はきれい。ちょっとくらい荒れた動画でも、コンパクトな画面のおかげであまり気にならない。そのわりにHD動画だとディティールまできれいに再生できているのがすごいなあ。
やや横(機体を縦にすれば縦)に伸びた絵にもなれた。動画だとほとんど気にならないしね。

あとは音かな。
音の良し悪しではなく、本体のスピーカーからの音で聞いてるんですが、裏面にあるため、音が無駄にあさってのほうへ流れてしまうのがもったいない。おまけみたいな小さいスピーカーだからもともと良いも悪いもない。でもいちおうちゃんと台詞などは聞きとれるよ。音楽もそれなりに。
寝転がって見るときは、パッドを持つ手をスピーカーのあるあたりにしていると音が掌に反射して割と良く聞こえるが、ずっと同じ持ち方をしてもいられない。いちいちステレオ・イヤホン(またはヘッドホン)を挿すのもなんだか面倒。パッシブで電源の要らない外付けステレオ・スピーカーがあればいいのだろうなと思うんだけど、実は一つ持っているのだけれど、それはケーブルが短くて、スピーカーを自由な位置に(出来れば頭の上、寝転がっているわけだからね。起きた姿勢、いすに座っているとかなら、パッドのすぐ横に置けばいいので問題なし)までひっぱれないのであった。延長ケーブルを買うしかないかなあ。

やっぱりなんだかんだでこまごましたものが必要になるな。
なくてもいいんですけどね。でもよりよい(よりものぐさな)中華パッドライフを送るために、あしたは(もう今日か)ちょっと大き目の100円ショップにいってみよう。雨が降らなければだけれどね。そんなこまごましたものに大金使う気はさらさらないので100円ショップで十分だ。いや、100円ショップは馬鹿には出来ませんよね。時に、どうみても100円じゃ無理だろってものが入荷している場合がありますからね。
夜が明けたら雨など降りませんように。

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