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01月06日
00:01

プレーオフ第一ラウンド、ワイルドカード終了。
我がボルチモアは、@ピッツバーグで堅実な試合運び。相変わらずの強力ディフェンスに、未だにやや不安定なフラッコのパスも要所では決まり、FGもJ・タッカーが52ヤードを決めるなどピッツバーグに先手を取られるも逆転してからは最後までリードを保ったまま勝利。今シーズンのライバル対決に決着を着けた。ピッツバーグはRBベルの欠場が響いたか。
これでディヴィジョナル・プレーオフは、@ニューイングランド・ペイトリオッツ。
AFCでは、越えなくてはならな壁だが、ブレイディにプレッシャーをかけ、パスを自由にさせなければ勝機はある。Go!レイブンズ。
他の試合は、すべて上位シードのチームが勝利と、レギュラーシーズンの成績通りの結果になった。アップセットを果たしたのはボルチモアノのみ。
と、いうわけでデトロイトは@ダラスで逆転負け。残念。グリーンベイに雪辱を果たす前に舞台から去ることになってしまった。戦力は整っているのでこの経験を持ってまた来期の奮闘に期待したい。

01月03日
13:36

今年も押し迫って参りましたが、我がボルチモア・レイブンズは4チームが争うAFCワイルドカードに勝ち残り、プレーオフ進出。やりました。AFC北からはまたも3チームが勝ち残りという、まさに最激戦区。レギュラーシーズン終盤に来ていまいちパッとしなかった攻撃陣も、最終戦第4Qでいきなり目が覚めた模様。多少不安は残るものの、フラッコの長距離砲と最後の最後まで粘り通す戦い方がもどってきたか。守備陣は相変わらずいい感じなので、ここからが本来の姿であるとそう願いたい。
初戦はまさに文字通りの宿敵ピッツバーグ。レギュラーシーズンでは@ピッツバーグで勝利しているので、十分勝算ありと思われる。
Go!レイブンズ。

一方のデトロイト・ライオンズは、最終戦を待たずにプレーオフ確定。最終戦で同地区、目の上のたんこぶ、グリーンベイと地区優勝を賭けて戦うも、何しろ@グリーンベイでは負け続き。今回もジンクスをひっくり返すことは出来なかった。とは言え、いよいよ念願のプレーオフ。初戦は@ダラス。何故か絶好調のロモとダラスに一泡吹かせてやりましょう。そうしましょう。
Go!ライオンズ。

12月03日
04:11

あっっっというまにシーズンも第4Q突入。
今年は読めません。
どこがどこに勝つか負けるのか、ここまでわからないのもめったにありません。
我がボルチモアのAFC北は12週終了時点で1引き分けで半歩リードのシンシナティ以下全チームが7勝と大混戦。てゆーかなにそれ。13週にはシンシナティが8勝目をあげ単独1位キープ。残りは仲良く負けたためボルチモアが2位キープ。しかしホームでサンディエゴに逆転敗けは痛すぎる。ボルチモアの同地区対決は最終週のクリーブランド戦だけなので、そこまでとにかく勝っておかないといけない。14週にはシンシナティとピッツバーグの直接対決なので、ピッツバーグの頑張れと、そういうことで。ワイルドカードは7勝5敗がゾロゾロいるのでまだまだ全く読めない。
いっぽうNFC北で首位をキープしてきたデトロイト。メガトロンを怪我欠いていた間も勝利を重ねて今期こそプレイオフか、と思いきや、12週には復活を遂げたニューイングランドに完敗。グリーンベイに首位を明け渡してしまうも、13週には同地区シカゴに勝利。まだまだ首位追撃体制にあるし、ワイルドカードも十分射程圏だ。

でも正直一番興奮したのはオークランド丸々一年ぶりの、そして今期初勝利の第12週サーズデーナイトゲーム。ラスト2ミニッツでのカンサスシティ3rdダウンをとめた下りは間違いなく珍プレー決定。いやー気持ちはわかるけど、タイムアウトが残っていたからいいようなものの、あれはだめでしょ。でも結果オーライ。目指せ2勝目。と思いきや、13週にはセントルイス相手に0対52のどうしようもない完封負け。ありゃりゃ。もう力使い果たしたのか、しっかりしろ。

とにかく、ボルチモア頑張れとそういうことですよ、頼むぜまじ。

01月26日
00:55

てなわけで、わがボルチモア・レイブンスは、第17週のワイルドカード争いに敗れ(直接の相手はシンシナティ)レギュラーシーズン敗退決定。スーパーボウル連覇の夢は絶たれてしまいました。まあ、しゃあねえやな。
AFC最後の一枠はサンディエゴがまさかの逆転すぺり込み。おそるべし、サンディエゴ。前々からなんだかシーズン中はそんなに勝ってる雰囲気ないのに気がつくとプレーオフに出ているという印象だったけど、後半連勝での追い上げと、ボルチモア、マイアミの脱落で見事プレーオフ進出。

今期は開幕から怪我人続出のチームが多く、わがボルチモアも、ディフェンス、オフェンスともに主力の駒が抜けたあとの新戦力育成の時期であるにもかかわらず、これまた怪我人続出。終いにはQBのフラッコまで怪我でシーズン前半なかなか息の合わなかったレシーバー陣との連携が最後の最後にまたまた不安定になってしまいました。頼みのRB、レイ・ライスも臀部の怪我に、オフェンスラインのゾーンブロックというスキーム変更にいまいちあってない感じで、その力を発揮できずじまい。
一方ディフェンスはレイ・ルイス、エド・リードの抜けた穴をなんとかカバー。緒戦のデンバーはマニングにしてやられましたが、ほとんどの試合でロースコアゲームに持ち込むことができていたので、意外といいんじゃね?みたいな感じですね。たまにやられてますけどね。余計な反則とかしないでいけばね。
リターンチーム、キッキングチームともに、これまで通りの仕事ができていた感じです。特にキッカー、2年目のジャスティン・タッカーがよかったですね。さらに成功率を上げていってもらいたい。
来シーズンに向けていろいろ見直す部分も多いと思われるが、プレーオフ進出に向けての実力はチームに十分備わっているはず。がんばれボルチモア・レイブンス。来期こそは、ふたたびスーパーボウルのフィールドに立つことを祈っておりますぞ。

で、ワイルドカードはああで、ディヴィジョナル・プレーオフはこうで、カンファレンス・チャンピオンシップは、AFC、ニューイングランド@デンバー、NFCはサンフランシスコ@シアトルとなりましたね。

で、カンファレンス・チャンピオンシップ。
AFCはいずれも、圧倒的な攻撃力を誇り、10年以上のキャリアのスーパーボウル制覇も果たしているベテランQB対決。
NFCは、強力ディフェンス陣を軸に若いモバイルQBが率いる新世代チーム対決。
どちらのチームが勝っても、スーパーボウルはベテランQB率いる最強攻撃力のチーム対最強ディフェンスに新世代QBチームという組み合わせ。
毎度、NFLはいったい誰がこういうシナリオを書くんでしょうかと、漫画か映画の脚本だろうこれは、と、そいいう実にまあいい感じの対戦でありますよ。
わたくしとしてはHCがボルチモアHCの弟さんだし、サンフランシスコを応援したいと思っていたんですけど、シアトルに負けました。
いや~、シアトルディフェンス強いわ。前半何とかリードしたものの、キャパニックのランや、シアトルのしょうもないミスがあってのこと。サンフランシスコのディフェンスも強力ではあるものの、後半だんだん息切れしてシアトルのランを止められなくなってしまうし、オフェンスもターンオーバーをくらって逆転され、最後の攻撃もインターセプトに終わってゲームセット。残念。
一方デンバーはニューイングランドの攻撃をほぼシャットアウト。ここまオフェンスチーム主力陣総崩れのチームをひっぱってきたブレイディもついに力尽きてしまいました。が、それでもニューイングランドの今期は見事だったとしか言いようがありませんね。もし、チームが万全の状態だったら、それはしかし、また来期に、と。それにしてもマニングのデンバーは強い。あそこまで強いと圧巻ですね。

てなわけでスーパーボウルは最強のベテランQBペイトン・マニング率いるデンバー・ブロンコスと、新世代の若きQBラッセル・ウィルソンのシアトル・シーホークスがNYで対戦となりました。
ホームでの対戦では12人目の選手が後押ししてくれたシアトルは遠いNYの地での戦いになるが、はたしてどうか。
寒いNYということでは本拠地が西海岸の北の端に位置するシアトルがやや有利か。
マニングの変幻自在のWR陣対、お騒がせシャーマンがぶいぶい言わすシアトルのディフェンスバック陣の対決やいかに。
デンバーディフェンスラインがシアトルオフェンスラインを突破し、ウィルソンとリンチの足を封じられるか。逆にシアトルディフェンスはマニングを追い込みパスを封じられるか。
見所満載ですな。待ち遠しい。

12月18日
06:52

とうとうきました。
NFL第15週マンデー・ナイトはAFCボルチモア・レイブンズ@デトロイト・ライオンズ。運命のいたずらか(シーズンはじめからわかっていたこどだけど)応援する2チームがここでプレイオフ進出をかけて激突することになろうとは。

第11週の痛い敗戦から負けられない試合を3連勝したボルチモア。第14週ののこり4秒のTDパス成功での逆転勝利でワイルドカードをがっちりキープ。第15週でピッツバーグと対決した同地区1位のシンシナティがピッツバーグにボコられたので9勝のまま。ここで勝てば8勝6敗で1勝差にせまり、最終週の直接対決で逆転優勝の望みもでてきた。んなにがんなあんでも負けられない。んがしかし、3連勝はいずれもホーム。アウェイで負ける病を克服しなければプレイオフ進出はない。

対するデトロイトは3連敗と調子が急落、着実に勝ち星をかさねるシカゴは第15週にダラスを下し、その時点で地区首位に。グリーン・ベイも勝利してデトロイトと星を並べにきた。NFCはすでにワイルドカード枠が別のディビジョンのチームで埋まってしまい(そのうちどのチームがワイルドカードになるかは決定はしていない)、プレイオフ進出のためには地区優勝しかない。ここで負けるとグリーン・ベイにも逆転され一気に地区3位へ転落してしまうのだ。

第1Q最初のシリーズでデトロイトはいきなりTD。しかしその後はボルチモアディフェンスの奮闘で攻撃は沈黙。得意の飛び道具もメガトロンが不調。得点できなくなるデトロイトにたいしてボルチモアオフェンスもしかし、不調が続く。第1Qは無得点。しかし、第2Qに入ると#9ジャスティン・タッカーのFGでじわじわ追い上げ、残り4秒で逆転、9対7で前半終了。
後半に入っても両軍オフェンスの不調は続く。第3Q両軍ともにFGで得点し12対10で第4Qへ。ボルチモアがまたまたFGで15対10とすると、残り2分半でついにデトロイトはTE#80フォーリアへのTDパスが成功。15対16と逆転。当然2ポイントコンバージョンを狙うもこれは失敗。2分あまりを残してボルチモアの攻撃はデトロイトディフェンスに阻まれレッドゾーンどころか敵陣40ヤードにも届かない。しかし、ここでまたも#09タッカー。61ヤードのキャリア・ハイになるFGが成功し再逆転。残り30秒あまりからのデトロイトの攻撃も、インターセプトとなり試合終了。ボルチモアが苦手アウェイで勝利をもぎ取った。

これでボルチモアは8勝6敗。地区首位のシンシナティとは一勝差に迫った。シンシナティが連敗すれば第16週で首位に並ぶ可能性もあるが、それにはボルチモアが次の試合に勝利しなければならない。
勝ったのはいいが、ボルチモアの得点はすべてFG。次はディビジョン最強の相手、ニューイングランドをホームに迎えての一戦。ここがまさに天王山。逆転地区優勝を狙うには絶対に、あ、もう絶対に負けられない!

いっぽうのデトロイトはこれで7勝7敗となりグリーンベイにも逆転されて3位に転落。残り2試合は強いのか弱いのかまったくわからないNYジャイアンツと、同地区最下位のミネソタ・バイキングス。連勝の可能性は高い。グリーンベイは次戦がホームでピッツバーグ。シカゴは@フィラデルフィア・イーグルス。そして最終17週に、両者の直接対決。勝敗の関係からデトロイトはグリーン・ベイに並ばれれば負け、シカゴはデトロイトに並ばれれば負けというジャンケン三つ巴状態。グリーンベイは1引き分け分シカゴにアドバンテージがある(直接対決ではいまのところ負け。最終戦にシカゴに勝てばグリーンベイが文句なくシカゴを上回るが、それも第16週の結果次第)。まだまだどうなるかわからない。とにかく勝ち続けるしかない。がんばれデトロイト。

なにしろ、第15週にして地区優勝がきまっているのがAFC南インディアナポリスだけ、プレーオフ進出決定組(ワイルドカードに対してアドバンテージ)も3チームだけという超大混戦。はたして第16週、一気に勝負がつくのか、それとも最終戦までもつれにもつれるのか。いったいどうなるんだ今年のNFL。

11月21日
02:15

うわ。また負けた。

第10週。何が何でも負けられない同地区対決。ボルチモアはシンシナティと対戦。先制するも追い上げられ、第4Qも残り2秒。何とか逃げ切ったかとおもったところが、1シーズンに1度決まるか決まらないかのヘイルメアリーを決められOTへ。マジかよ。あ、しかし、OTでシンシナティの攻撃を封じると返す攻撃でFGが決まり勝利。いや~もう、どうにかしてちょ、てくらい危ない試合展開だった。シンシナティをこかしたことで、6勝3敗のシンシナティに4勝5敗でまだなんとかなりそうな距離。がんばれボルチモア。
と思うまもなく第11週は@シカゴ。このさいデトロイトを後押しするためにもシカゴに勝たねばならないわけだが、なんていうか、負けましたよ。
これで4勝6敗。
AFCでは西の2チーム、9勝のカンザス・シティかデンバーのどちらかがほぼワイルドカード決定。残りの1枠を5勝のNYジェッツとマイアミ、4勝のバッファロー、ボルチモア、クリーブランド、ピッツバーグ、テネシー、オークランド、サンディエゴの9チームが追うという展開。4勝のチームは全部負け越しというけっこう情けない展開だが、それだけにまだまだどんな逆転劇があるかわかったもんじゃない大混戦。場合によっては現在2勝のヒューストンもワイルドカード争いに関わってくる可能性もゼロとはいえないこともないかもしれないけど、やっぱり無理だな。
とにかく、AFCワイルドカードはかなり厳しい争いになりそう。まだあきらめるのははやいのだ。最後まで戦え、戦って勝てボルチモア・レイブンズ。

一方、デトロイトは第10週で同地区シカゴに追い上げられながらも勝利。エースQBロジャースの負傷欠場の影響大のグリーンベイが破れ、とうとうデトロイトは単独首位ですよ。ええ、どうよ。ちょいとまえまで最弱の名をほしいままにしていたデトロイトの華麗なる変身ですわよ奥様。と、思うまもなく第11週、AFC北のピッツバーグに敗戦(ピッツバーグはこれで4勝目、同地区ボルチモアとクリーブランドが破れたためAFC北は2位から4位が4勝6敗で並ぶことに)。同地区シカゴがボルチモアに勝利し、これでまたシカゴに並ばれることになった。(同地区内成績で上回っているのでデトロイトが首位)。AFCに比べてカンファレンス全体の成績がいいため、まだワイルドカードのラインがはっきりしないNFCだが、中盤連戦連勝のダークホース、カロライナ・パンサーズが7勝で一歩リード。その後をダラス、シカゴ、グリーンベイ、サンフランシスコ、アリゾナの6勝、5勝組が追う。
というわけで、こちらも熾烈な争いだが、首位と2位にほとんど差がないディビジョンが多いため地区優勝争いイコールワイルドカード争いの様相でもある。ここからますます1試合の重みが増してくる、がんばれデトロイト・ライオンズ。

10月21日
22:43

2013シーズンもあっというまに第2Q突入。
第7週ではここまで無敵っつーか反則なまでに強いデンバーが、マニングの古巣インディアナポリスに破れるという波乱のゲーム。いや、やはりターンオーバーや反則などミスが重なればいかなマニング兄率いるデンバーであろうとも負けるときは負けるというNFLの厳しさをあらためて知る思い。

で、わがボルチモアなんですが、第4週。怖れていた通りに格下相手にアウェイで負ける病が再発。バッファローにこかされました。つーかもう、QBフラッコ絶不調。5回のインターセプトを食らっていては勝てるものも勝てない。もうどうにもダメダメでしたね。続く第5週ドルフィンズに競り勝ったものの、第6週にはグリーン・ベイにホームで敗戦。AFC北のチームが仲良く付き合ってくれてたからいいものの、第6週で好調シンシナティが勝利してディビジョン1位の座を明け渡してしまう。これではいけない。ディフェンスはLBサッグスをはじめいい感じでがんばっているので、オフェンスの建て直しが急務。とかいってるあいだに第7週、同地区対決のピッツバーグにまたまた負けてしまったので、なんと黒星先行。まじですか。連敗はいただけない。ここ4戦いずれもワン・ポゼッション差(しかもFG差)。負けた試合も後一歩で、第4週のように(といっても第4週も3点差負けなんだけど)、もうどうにもダメっていうわけではない。粘って勝つ勝負強さをとりもどしてもらいたい。第8週も同地区のクリーランドなので、これはもうなにがなんでも負けられない。勝敗を5分に戻して後半に臨みたい。がんばれボルチモア。

一方のデトロイト。第4週にシカゴを下して地区1位に、あらびっくり1位にたったと思ったら第5週にはグリーン・ベイに敗戦。で、クリーブランドに勝って、シンシナティに負けと買ったり負けたりの繰り返し。とはいえ現在4勝3敗と勝ち星先行。すでに去年の勝ち星に並んでいるので、この先全敗でもしない限り去年以上の成績はまちがいない。レジー・ブッシュが怪我から戻ったかと思えば今度はメガトロンが戦線離脱と頼みの2枚看板がそろわずグリーン・ベイに惜しくも敗戦したが。メガトロンがもどってクリーブランド戦は大勝。ところが、第7週にはシンシナティにせり負けとなかなか安定しませんね。つーかシンシナティ強いな。ボルチモア気を引き締めていかないと。

いや、なんといっても第6週のニューオーリンズ@ニューイングランドでしょう。残り3分からの大逆転劇は、これでニューイングランド負けた~と何度思わされたことでしょうか。おそるべしトム・ブレイディ。いやもう出来すぎでしょう。
そしてまさかの快進撃。唯一の全勝チームはなんとカンサス・シティ。同地区デンバーの敗戦で地区1位に躍り出ましたよ。去年2勝だったから対戦カードのおかげか?とおもうと意外といいチームと戦っているのでもはや実力。問題は第11週と第13週の対デンバー戦ですね。たのしみだなあ。

09月25日
05:43

てなわけで、先週同地区のクリーブランドをちょちょいっとばかりにやっつけたわがボルチモア・レイブンズですが、第4Qに負傷したレイ・ルイスの具合が気になるところ。ホームにAFC南の難敵、ヒューストン・テキサンズを迎えての第3週。前半は実に地味~にじっくりやっくりな展開。ぐいぐいっと押してくるヒューストン・オフェンスを、ボルチモア・ディフェンスが我慢する展開で、ほとんどボルチモア陣内でプレーが展開する有様。とはいえ、TDは許さず、ヒューストンをフィールド・ゴール2本に押さえきる。が、ボルチモア・オフェンスはさっぱりの出来。レイ・ライスがいないということもあるが、飛び道具もさっぱりで、1stダウン更新もままならならず、FG一本におさえこまれてしまう。このまま地味に6対3で前半が終わり勝負は後半に持ち越しかとおもわれた第2Q終了間際、突然飛び出したボルチモアLB#51打りル・スミスのインターセプト・リターン・タッチダウンでいきなり逆転。これで突然目のさめたボルチモア。続くヒューストンの攻撃をパントに退けると、今度はパント・レシーバー#17タンドン・ドスがパントリターン・タッチダウン。リードして迎えた第3Q今度はボルチモア・オフェンスがRB#30ピアースのTDランとあれよあれよというまにリードを広げていく。追うヒューストンは次々と反則を繰り返し、半分自滅。もっともボルチモアも反則がおおく、いまいちすっきりしない展開ではあったが、第4QにはFGを2本重ねて差を広げ、9対30の意外な大差でボルチモアの勝利となった。
う~ん。すっきりと喜べない気もするがとにかく勝った。ディフェンスはかなりよくなりましたね。前半さっぱりだったロングヤードのパスも後半には決まる場面もあり、オフェンスもやっとエンジンがかかってきたか。あとはレイ・ライスの復帰をまつばかり・・・かな?
そういえば、ボルチモアは、ディフェンス、オフェンス、スペシャルチームがすべてTDをあげるという珍しいゲームでもあった。でも一番得点したのはFGキッカーですけどね。

第3週はAFC北のチームはシンシナティがグリーン・ベイを下したりしてびっくり、クリーブランドもミネソタに勝利と調子がよかったのだが、唯一、故障者続出のピッツバーグだけが黒星で三連敗とかなり病が重い。ボルチモアにとっては同地区最大のライバルではあるが、がんばれピッツバーグ。
第4週、ボルチモアは@バッファロー。今度はオフェンスの奮起を期待したい。

で、NFCのデトロイト・ライオンズは@ワシントンで、RGIIIのレッドスキンズと対決。いきなりインターセプト・リターン・タッチダウンをうばわれてしまうものの、その後逆転すると、一度はワシントンに同点に追いつかれるが、リードを奪い返し、反撃を振り切って勝利。スタッフォードも385ヤードと投げまくり、第2週で負傷したRBレジー・ブッシュを欠いていたもののジョイケ・ベルが奮闘。ディフェンスも、RGIIIの好きにはさせず、後半ワシントンをFG2本に抑える健闘ぶり。去年までのせっかくりーどしてたのになんだかずるずると負けちゃうパターンとは決別、最後まで粘りきる強さを発揮した。やったねデトロイト。次は@グリーン・ベイで同地区対決。ここは一発きめてもらいたい。

09月10日
04:12

あけましておめでとうございます。
今年もNFL開幕です。

しかし、開幕早々悲しいお話をしなければなりません。
我がボルチモア・レイブンズは、開幕戦でにっくきペイトン・マニング率いるデンバー・ブロンコスにこてんぱにされてしまいました。
いや、決してボルチモアがだめだめだったとか、やっぱりレイ・ルイスとエド・リードの抜けたディフェンスはまだまだだとか、アントワン・ボールディンは移籍先のサン・フランシスコでキャパニックからのパスをパカパカ取ったのに、我がWR陣はぽろぽろ落球をくりかえしただとか、オアが怪我で離脱したらオフェンスラインが押し込まれて次第にポケットを維持できなくなってしまったとか、そういうことでは、あるにはあるのでありますが、なんといってもウェス・ウェルカーの「うそキャッチ」とマニング兄のノーハドル・オフェンスにすっかり調子が狂ってしまい、さらにスペシャルチームがエンドゾーン手前でパントブロックされ、直後「うそキャッチ」のウェルカーにTDをゆるしてしまうと、相手のインターセプトを台無しにする大ポカでTDをまぬかれるなど、きっかけはありそうだったのに、そのままモメンタムを取り戻すことが出来ず、ずるずると敗戦してしまったというのはまったくいけません。

ちゅーか、だいたいスーパーボール・チャンピオンがホームで開幕戦を戦えないっちゅーのはどういうこと?みたいな。それもMLBのボルチモア・オリオールズの試合とバッディングして、駐車場が確保できないからというなんだか冗談のような事態のためだというのは、毎度みごとなスケジューリングの妙をみせつけてくれるNFLにしてはかなりおそまつな話というしかないのではあるまいか。
おかげでただでさえ難敵のデンバーのホームに乗り込み、さらに雷雨にみまわれて(試合中も選手が足をすべらせる場面が何度もあった)1時間近くキックオフがずれ込むというおまけまでついて、おかげで眠い目をこすりながら観ていた生中継は途中でおわってしまうというもうどうなってんだゴラァ!といいたくなるような散々な開幕戦でありましたよ。
だがしかし、悪いことは最初に出しちゃったほうがいいとも言える。
あいかわらずアウェイで負けるというわがボルチモアではあるが、もうこれから先は全勝ね。
実際、ウェス・ウェルカーの「うそキャッチ」から得点されるまでは、つまり前半は、デンバー相手にアウェイで互角以上の戦いを展開していたわけだからね。かえずがえすもウェルカーの「うそキャッチ」と、チャレンジするまもなくさっさとプレーしてしまうマニング兄のノーハドル・オフェンス。おそるべし。

あと、あれか、マニング兄もちょくちょくピストル隊形つかってたのが印象的。ボルチモアは使ってませんでしたね。

一方、今期からNFCでの応援チームに決めましたデトロイト・ライオンズ。
地元デトロイトがえらいことになってしまっている中で迎えた開幕戦。ネット動画で見つけたキックのすごいやつとのキッカーの契約を破棄、あたりまえだ、キッカーはデビッド・エイカーズで開幕戦をむかえたのだった。よかったねエイカーズ。
地元に同地区ミネソタ・バイキングスをむかえ、NFL最速RB、奇跡のランナー、エイドリアン・ピーターソン対NFL最強WR、メガトロンことカルビン・ジョンソンでいやがうえにも期待が高まる開幕戦。ファーストシリーズでは敵陣目前まで迫りながらホルダーのキャッチミスでフィールドゴール失敗無得点に終わったデトロイト。いやな雰囲気のなか返すミネソタは第1プレーでいきなりエイドリアン・ピーターソンのランが炸裂、78ヤードの独走タッチダウン・ランであっというまに先取点。デトロイトはその後FGで一点差に迫るもまたもやエイドリアン・ピーターソンのTDランで突き放されてしまう。デトロイトはボールを支配し延々とドライブするのだが最後の一歩でTDにとどかないという悪いパターン。しかし、第2Q、ついにRBベルのTDランで再び1点差まで迫ると、第3QでふたたびベルのTDランで逆転、最後までリードを保って勝利した。やったね、デトロイト!おめでとう。ホワイトソックスは散々な成績だがライオンズは今年はプレーオフまで行くぜ、とぬかよろこびになりませんように。とにかく、ディフェンスがよかった。いきなりピーターソンにTDをゆるしたもののその後はがっちりとマーク、まともに走らせず、結果100ヤードほどに押さえ込んむ(最初のTDランが78ヤードだったからあとはほとんど前に走らせなかったということになりますね)など、よくがんばった。オフェンスもメガトロンはあいかわらずだが、マイアミから移籍のRBレジー・ブッシュが大活躍。2TDのジョイケ・ベルとの2枚看板で、空中戦一辺倒だった去年までとは一味違った攻撃を展開できそう。一方へんなミスやイエロー連発はいただけない。そのへんまだまだチームには上を目指す余地がある。去年は一試合平均460ヤード以上も前進していながら4勝12敗という冗談みたいな成績だったデトロイトだが、今年は違うぞ。

02月04日
15:07

2012年シーズンNFLの最後を飾るスーパーボウルXLVIIは、みごと、まあ、当然のことなんですけど、我がボルチモア・レイブンズがサンフランシスコ・49ナーズの追い上げを振り切り、34対31で勝利した。レイ・ルイスは言葉通り、レイブンズの仲間たちにビンス・ロンバルディ・トロフィーを送り、レイブンズはレイ・ルイスの引退を勝利で飾ることができたのだった。

おめでとうボルチモア・レイブンス。
ありがとうレイ・ルイス。

とにかくやった。とうとうやった。
サンフランシスコも怒涛の追い上げで、ボルチモアをぎりぎりまで追い込んだ。
戦略、個人技、気迫、モメンタム、予想外のアクシデント、アメリカン・フットボールのエッセンスが凝縮された濃厚な時間だった。

試合はコイントスに勝ったボルチモアがキックを選択。サンフランシスコの攻撃で始まった。
第1Q、先制したのはボルチモア。WRボールディンへのTDパスがヒット。
サンフランシスコは、ボルチモアのエンドゾーン手前8ヤードまで迫るが、ボルチモア・ディフェンスの対ピストル・オプションが的中。FGに押さえ7対3。
サンフランシスコは自陣深い位置から敵陣に進入するまではキャパニックのランを使わず、RBゴアのランとキャパニックのポケットからのパスと対アトランタ戦と同じ戦略で前進。レッドゾーンに入るとピストルからのエンドアラウンドフェイク、RBゴアのラン、QBキャパニックのロールアウトからのパスと多様な攻めを見せるが、ボルチモア・ディフェンスはキャパニックのリードオプションをさらにリードする形でラン、パス共に防ぎきった。
第2Qに入ると、ボルチモアTEピッタへのTDパスがヒットし14対3と点差をひらく。返すサンフランシスコの攻撃でSエド・リードがついに本領発揮、オーバースローになったキャパニックのロングパスをインターセプト。ボルチモアはレッドゾーンまで前進すると、4thダウンのFGフェイクでKタッカーのランという奇襲にでるがこれは失敗。しかしその後得た攻撃ではリターナーも勤めるWRジョーンズに55ヤードのロングパスがヒット。ジョーンズはサンフランシスコDB陣のタックルをかわしてエンドゾーンに走りこみTD。これで21対3とさらに点差をひらく。
サンフランシスコはまたもやボルチモアのレッドゾーンに進入するが、ボルチモア・ディフェンスはピストル隊形のキャパニックへブリッツをかけオプションする時間を与えずQBサック。サンフランシスコの攻撃はふたたびFGとなり21対6で前半を終える。キャパニックのブリッツが決まったのもRBゴアの正面へのランをストップできているため。前半では、ボルチモアはオフェンス、ディフェンスともにやはり基本のライン戦で上回る戦いを展開した結果といえるだろう。結果、前半はボルチモアがサンフランシスコを圧倒する形で終えた。しかし、第47回スーパーボウルはここから波乱の展開を迎えるのだった。
後半第3Q。サンフランシスコのキックオフをレシーブしたボルチモアのリターナー、ジャコビー・ジョーンズがそのままリターンタッチダウン。スーパーボウル・ゲームで1試合にレシーブによるTD、キックオフリターンTDの両方を決めた初めての選手となった。これでさらに点差は開き、28対6と22点差。流れはボルチモアのままかと思われた。
ところが、ここで予期せぬハプニングが。サンフランシスコの攻撃の途中で、原因は不明だがスーパードームの照明が落ち、スタジアムが暗闇に包まれてしまったのだ。36分間の試合中断。途切れてしまった試合の流れはここから大きく変わっていく。
サンフランシスコの攻撃はWRクラブツリーへのパスがヒット。ボルチモアのタックルミスもあってTDとなる。これで28対13。
返すボルチモアの攻撃は3アンドアウト。自陣エンドゾーン内からのパントはミスキックでサンフランシスコはハーフウェイ手前からボルチモア陣15ヤードまでリターンする。ここでRBゴアのTDランが決まり28対20。
さらにボルチモアの攻撃は自陣でRBレイ・ライスがファンブル。サンフランシスコにリカバーされターンオーバー。しかしここはボルチモア・ディフェンスがしのぎきりサンフランシスコはFGを狙う。しかし、今日2本のFGを決めているとはいえ今期絶不調のKデビッド・エイカーズのキックはなんと失敗。しかし、ボルチモアのランニング・イントゥ・ザ・キッカーを取られて5ヤード罰退からFGの蹴りなおし。今度は成功しこれで28対23。サンフランシスコが逆転目指してひたひたと迫ってくる。
第4Qに入るとボルチモアはFGを返して31対23。
しかしサンフランシスコはまたもボルチモアのレッドゾーンに侵入すると今度はキャパニックのランでTD。31対29。
ここでサンフランシスコは同点をねらって2ポイント・コンバージョンを選択。しかしボルチモア・ディフェンスがこれを許さない。
2点差のままボルチモアの攻撃は時間を消費しながら前進。再びFGとなり、これで34対29の5点差。サンフランシスコはTDを取らなければ逆転できない。残り時間は4分19秒。逆転を目指してのサンフランシスコの攻撃はWRクラブツリーへのロングパスでボルチモア陣に入ると、QBのまわりにラン要員を3人配置するピストル隊形からRBゴアのランが決まり、一気にボルチモアのエンドゾーン手前8ヤードに到達。しかし、エンドゾーンを背中にすると底力を発揮する今期のボルチモア・ディフェンスが、サンフランシスコの4度の攻撃をことごとく防ぎきり、最後はちょっとディフェンス・ホールディング気味だったけど、エンドゾーンへ投げ込んだ4thダウンのTDパスも不成功。サンフランシスコから攻撃権を奪い返した。サンフランシスコはタイムアウトを使い、ボルチモアは残り20秒で4thダウン。ここで、パントを蹴らず、エンドゾーン内でボールを保持、時間を使えるだけ使ってセイフティで2点を与え、安全な位置からのキックオフを選択。34対31となって残り4秒。ボルチモアのキックオフをサンフランシスコがリターンするがちょうどハーフウェイ上でダウン。ついにボルチモアの勝利が決定した。

ボルチモアの対ピストルディフェンスは、エンドゾーン手前までくるとバックス陣ががっちりとレシーバーをマークし、TDプレーでそもそもオプションでのパスの選択権を与えないという戦術になった。RBの正面へのランとキャパニックをとめることが出来れば成功。
さらにブリッツを入れてキャパニックを走らせない戦術でキャパニックをしとめる場面もあったが、これは逆にキャパニックにむかったLBがボールキャリヤーのRBとすれ違いになる場面もあった。
サンフランシスコに流れが移ったあとは、タックルミスがかさなって次々とTDを奪われる場面もあったが、ラインとLBのプレッシャーはもちろん、最後にはディフェンス・バック陣の集中力がキャパニックのオプションを断ち切ることに成功した。最後のパスはちょっとディフェンス・ホールディングの反則気味だった(しっかり掴んでましたけど)けどね。

オフェンスもQBフラッコが落ち着いたプレーを続けて正確なパスを投げ続け、インターセプトなどターンオーバーを許さなかった。ファンブルによるターンオーバーもあるにはあったが、ラン・パス織り交ぜて着実に前進、時に一気にロングパスを狙うといういつも通りの攻撃を展開した。流れがサンフランシスコに移ってからもこつこつと得点機会にFGで得点を重ね、ただでは逆転を許さない状況を維持できた。結果、サンフランシスコに常にTDでなければ逆転できないというプレッシャーを与えることが出来たのだ。ディフェンスも一時集中を欠いた場面もあったが最後にはサンフランシスコ自慢のピストル・リード・オプションを退けた。

もう一度、おめでとうボルチモア・レイブンズ。
ありがとう、レイ・ルイス。

と、いうわけで「オードリー春日の呪い」など、所詮、弱者の世迷いごとにしかすぎないことが証明されたのだった。科学的事実?だれそんなこと言ったの。笑っちゃうね。へへんだ。

01月23日
13:02

いや~、いい試合だったので、余韻に浸りまくりで、合計3回観ちゃいました、AFCチャンピオンシップ。

当然のことだが我がボルチモア・レイブンズは宿敵ニューイングランド・ペイトリオッツを下して勝利。12年ぶりにスーパーボウルへの切符を手に入れた。レイ・ルイスのゲームはスーパーボウルで完結する(万が一引退撤回してもわたしはかまいませんよ、かまいませんとも)。

カンファレンス・チャンピオンシップ第1試合の今期初対決となるアトランタ・ファルコンズ対サンフランシスコ・49ナーズは予想通りの好ゲーム。先行するアトランタにくらいつくサンフランシスコの図式となった。
前半はアトランタのQBマット・ライアンのパスが次々とヒット。第1QにFGとTDで先行すると、第2Qには、サンフランシスコが反撃開始。ランとパスでそれぞれTDを奪い17対14と3点差に追い上げる。しかしここで再びマット・ライアンのパスがTEトニー・ゴンザレスにヒットしTDで突き放し24対14とアトランタのリードで折り返す。
第3Qに入ってサンフランシスコはRBゴアのランでTD。再び3点差に詰め寄る。さらにサンフランシスコはインターセプトでアトランタから攻撃権を奪うが、絶不調のKデビッド・エイカーズが38ヤードのFGをゴールポスト先端に当てて(こっちのほうがよっぽど難しい)失敗。さらにアトランタQBマット・ライアンのファンブルをサンフランシスコがリカバーしてターンオーバーを奪うが、アトランタ陣1ヤードのところでサンフランシスコWRクラブツリーがタックルを受けファンブル、アトランタがリカバーとアトランタ・ディフェンスが必死の防戦を見せる。自陣1ヤードからの攻撃となったアトランタだが、今度はサンフランシスコ・ディフェンスがこれを3アンドアウトに止めると返す攻撃でサンフランシスコがついにTDを奪い逆転する。ディヴィジョナル・プレイオフと同様に、再逆転を目指してのアトランタの攻撃はサンフランシスコのレッドゾーンまで進入するが、マット・ライアンがタックルされた際肩を負傷、パスの正確性を欠き、4thダウンのエンドゾーンへのパスも不成功。サンフランシスコが勝利した。
アトランタはマット・ライアンのパスは十分機能したがランが出ず地上戦でサンフランシスコに軍配が上がった。その上2度のターン・オーバーなどのミスも響いて後半無得点に終わってしまう。
サンフランシスコは前試合で走りまくったキャパニック(ケイパニックの表記が多いですが、現地の放送だとキャパニックといってるので以下キャパニック)のピストル隊形からのランを囮に、RBゴアのランを効果的に使い、アトランタ・ディフェンス陣を混乱させた。また、キャパニックのパスも良くラン・パスをバランスよく織り交ぜての攻撃だった。
NFL型のチーム対2012年型の対決は2012型の勝利に終わった。アトランタは善戦したが、前半のリードを守りきれず、後半サンフランシスコの強力ディフェンスの前に沈黙、アトランタのディフェンスも、サンフランシスコのピストル・オフェンスを止めきれずに逆転を許すことになった。AFCはニューイングランド、ボルチモア共にNFL型。はたしてサンフランシスコを止めることが出来るのか。

AFCチャンピオンシップは我がボルチモア・レイブンズ対AFCでの宿敵ニューイングランド・ペイトリオッツのホーム、ジレット・スタジアムに乗りこんでの対戦で、場所も同じ去年の再戦となった。
スタジアムは、キックオフの際セットしたボールが倒れてしまうほどの強風。ディープ・ゾーンへのロングパスを多用するボルチモアにはやや不利な条件。また、キッキングプレーにも影響がでるだろうと予想されるなか、風下からニューイングランドのキックオフでスタート。
第1Qボルチモアの攻撃を3アンドアウトに止め攻撃権を得たニューイングランドは例によって着実に前進する攻撃を展開。軽くFGで3点を先取する。ボルチモアはQBのフラッコがプレイオフに入ってから絶好調のロングパスを投げることなく、ランとショートパスで地道に前進するが、ニューイングランド・ディフェンスも良くプレシャーをかけロングゲインを許さない。ボルチモア・ディフェンスもディフェンスバック陣がQBトム・ブレイディのパスコースを消し、こちらも思うように前進できない。3対0のまま第2Qへ入ると、ボルチモアがRBレイ・ライスのランでTD。7対3と逆転する。追うニューイングランドはTDさらに終了間際にFGを決め13対7とリードして前半を終了する。ホームの試合では前半リードして折り返した試合では負けなし(勝率100パーセント、まじかよ)のトム・ブレイディ。果たしてボルチモアの反撃なるか。
第3Q次第に調子を挙げ始めたボルチモア・オフェンスはTEピッタへのパス成功でTDを奪い逆転。ディフェンス陣もニューイングランドのオフェンス・ラインへのプレッシャーが強まり、QBトム・ブレイディのポケットを次第に縮めていく。さらに第4Q、ライン戦で上回るボルチモア・オフェンスはQBフラッコからWRボールディンへのTDパスがヒット。21対13と点差を広げると、返すニューイングランドの攻撃でRBリドリーがファンブル。ボルチモアがリカバーしターンオーバーを奪うとこれもWRボールディンへのTDパスで得点し、28対13と一気に突き放す。追うニューイングランドだったが、ボルチモア・ディフェンスラインのプレッシャーにニューイングランドのラインが押し負け、ブレイディのパスも思うように通らなくなるなか、パスカットから浮いたボールをインターセプトし、ターン・オーバー。得点には結びつかなかったが残り時間の消費には成功。ニューイングランド最後の攻撃もエンドゾーンへ投げこんだパスをインターセプトして試合終了。なんと、強力オフェンスが自慢(NFL1位)のニューイングランドを後半無得点に押さえ込んでの逆転勝利となった。
ボルチモア・ディフェンスは、積極的にブリッツを入れることがほとんどなく、まずライン戦で勝ち、トム・ブレイディを自由にさせないという戦略が見事に成功。このプレッシャーのおかげで、ブレイディのパスをカットし、インターセプトも奪うことになった。パスカットしたボールがそのままボルチモアの選手の胸に飛び込んでいくという具合につきもボルチモアに味方していた。QBサックなど派手なプレーこそなかったが、基本に忠実にニューイングランドのオフェンスを確実にしとめることに成功した。またディフェンス・バック陣もレシーバーを確実にカバー、この試合でもSのエド・リードはほとんどボールに絡むことがなかったが、これもそれだけニューイングランドがリードを警戒していたということで、逆に、リードのいる場所にボールは来ないと割り切ってのディフェンスをしいていたのかもしれない。いずれにしてもニューイングランドはどうして負けてしまったのか、納得のいかない攻撃だったに違いない。
一方、ボルチモア・オフェンスはディープ・ゾーンへのパスが決まることはなかったが、しかしQBフラッコがそれで調子を落とすことはなく、第3Qの逆転のドライブなどは着実にラン・パスを使い分け、パスを散らして1stダウンを重ねてのTDとまるでニューイングランドの攻撃のようだった。ターンオーバーも得点につなげて、レギュラーシーズン中のようにここは踏ん張りどころという場面であっさり3アンドアウトで終了するようなことがなくなった。ここでもオフェンスラインが、ニューイングランドのディフェンスのプレッシャーを止め、フラッコのためのスペースを十分に確保できていた(第1Qは、ニューイングランドのディフェンスのプレッシャーも十分でラインを破る場面もあったが)のも大きい。球際の競り合いに強いボールディン、俊足でディープ・ゾーンに入り込むスミス、ラインの裏に走りこむピッタ。ランも中央突破のレイ・ライスと外に回ると早いピアースの2枚看板と武器も多彩。これにここにきて一皮向けたQBフラッコを中心にここからだという場面なるとオフェンスがよく機能している。
オフェンス・ディフェンス共に一丸となってビッグプレーではなくチームの力で勝った試合だったといえるだろう。

というわけで、NFC、AFCともに第1シードが破れるという結果に。
スーパーボウルは史上初の兄弟HC対決、兄ジョン・ハーボウ対弟ジム・ハーボウの「ハーボウル」になった。
オフェンス・ディフェンス共に総合力チームに生まれ変わったボルチモア・レイブンズ対、強力ディフェンスに今期NFLを席巻した走るQBとピストル隊形からのオプション攻撃が加わった新型サンフランシスコ・49ナーズの対決。これも面白い試合になること間違いなし。そしてボルチモアが勝利することも間違いなし。

てなことで、なんと、またも春日の呪い炸裂。みごとアトランタとニューイングラドを敗戦に導いた。どうかしてる。やっぱりこれは科学的事実なのか。というわけで次はサンフランシスコを応援してください。

01月19日
17:54

まあなんていうか、他の試合はどうでもいいんですけどね、などといっていられない。

わがボルチモアの対戦相手はやはりというかなんというか、ニューイングランド・ペイトリオッツに決定。
AFCディヴィジョナルプレイオフの2戦目ヒューストン対ニューイングランドは、例によって落ち着き払ったニューイングランドの余裕の勝利だった。レギュラーシーズン後半に勢いを失ったヒューストンはついに力尽きここでアウト。前半、ほぼ互角にたたかっていたものの、後半ちょっと本気を出してみました的なニューイングランドの攻撃をヒューストン・ディフェンスが止められず、あれよあれよと突き放され、ヒューストン・オフェンスも第3Qには無得点、第4Qでの追撃も時すでに遅しで、終わってみれば41対28の大差でニューイングランドの勝利。
これで、AFCチャンピオンシップは去年の再戦となった。
こんどはFGをはずさないぞ。ニューイングランドは覚悟しておいてもらいたい。

一方NFCではシアトル・シーホークス対アトランタ・ファルコンズの対決が熱かった。前半20対0とアトランタに圧倒されたシアトル。第2Q最後の攻撃もあたふたし時間を使い果たしてせっかくの得点チャンスを逃すしまつ。第3Qにはお互いTDを取り合って点差が縮まらないまま第4Qへ。しかしここからシアトルが怒涛の追い上げ。3連続TDを奪い試合時間残り31秒でついに28対27と逆転。しかし、今年のアトランタは一味ちがった。QBマット・ライアンがパスを次々とヒットし、FGエリアに侵入すると、残り8秒でFG成功。30対28とリードを奪い返す。返す攻撃で、フィールド中央まで進んだシアトルはQBラッセル・ウィルソンが最後のパスをエンドゾーンに投げ込むがインターセプトされて試合終了。
もう一試合のグリーンベイ・パッカーズ対サンフランシスコ・49ナーズは、グリーンベイは第1Qに築いたリードを第2Qサンフランシスコにひっくり返されると、サンフランシスコが第3Qに一度は同点に追いつかれるもその後差を広げると、そのまま得点をかさねて追いすがるグリーンベイを突き放し45対31でサンフランシスコが勝利した。グリーンベイはサンフランシスコのQBケイパニックとRBゴアのランを止められず、サンフランシスコに579ヤードも奪われる結果となった。ケイパニックはQBのオールタイム・ベストのラン記録183ヤードを走りパスも次々と決めて後半グリーンベイを圧倒。
これで、NFCはサンフランシスコ対アトランタのチャンピオンシップゲームとなった。
今年NFLを席捲したモバイルQBとピストル隊形からのオプションプレーのサンフランシスコの攻撃(しかもケイパニックのパスが絶好調)を止めることができなかったグリーンベイ。果たしてアトランタ・ディフェンスはピストル・オプションにどう対抗するのか。かたやある意味オーソドックスな、しかし、勝負強く確実に得点するアトランタの攻撃をサンフランシスコの強力ディフェンス陣が止められるか。この試合は面白くなること間違いなし。

あと35時間でNFCチャンピオンシップ試合開始。
月曜日の朝は早起きして、試合に備えよう。そうしよう。

01月13日
12:44

AFCディヴィジョナルプレーオフ第1戦は、ボルチモア・レイブンス対デンバー・ブロンコス。ブロンコスのホーム、コロラド州デンバーのスポーツ・オーソリティ・フィールド・アット・マイルハイ・スタジアム(長いな)で行われた。

デンバーのキックオフで始まったゲームは、ボルチモアのパントをデンバーのリターナー、ホリデーがいきなりのパントリターンタッチダウン。予想もつかなかった形でのデンバーの先制だったが、これはその後の波乱の展開の前触れに過ぎなかった。ボルチモアは返すオフェンスで、フラッコからWRトリー・スミスへのロングパスがヒット。あっさり同点にして試合は振り出しに。さらにボルチモアがデンバー陣内でインターセプトリターンタッチダウンで、リードを奪うが返すデンバーのオフェンスでマニングからWRストークリーへのTDパスが決まり14対14でまた試合は振り出しに。さらにデンバーがTDでリードを奪い返すが第2Q終了間際、フラッコのパスを再びトリー・スミスがキャッチしてTD。21対21で前半を終了した。
意外な点の取り合いとなった第3Q。ボルチモアのキックオフをリターナー、ホリデーが今度はキックオフ・リターンタッチダウン。またもやデンバーのリードで後半がスタートすることになった。やや落ち着いた展開となった第3Qはパントの蹴りあいになったが、ボルチモアがパスラッシュからマニングのファンブルを誘い、ファンブルリカバーでターンオーバー。ボルチモアはこのチャンスからRBレイ・ライスのTDランで28対28と同点に。しかし、第4Q、デンバーはまたもマニングからWRトーマスへのTDパスが決まり、ボルチモアを突き放す。7点を追うボルチモアは、同点を目指すドライブで4thダウンギャンブルも失敗。残り3分からのデンバーのドライブをボルチモア・ディフェンスが食い止め、残り1分で、ボルチモアのオフェンスとなる。そして残り30数秒、ボルチモア陣30ヤードからのフラッコのロングバスが、この試合リターンで見せ場のなかったWRジョーンズにヒット。ディープに守りながらも裏を取られたデンバーのディフェンス・バックをかわしてそのままTD。信じられない展開で35対35と土壇場で同点となり試合は今プレーオフ最初のOTへ突入した。
コイントスで勝ったボルチモアがレシーブを選択。リターナーには、デンバー・オフェンスが徹底的に警戒し、ほとんどプレーに絡むことのなかったSのエド・リード。しかし、ビッグリターンは奪えない。TDを目指す最初のドライブをパントで終えたボルチモア。返すデンバーのオフェンスもパントとなり、OTは先に点を取ったほうが勝利のサドンデスに突入する。しかしOTは互いのエンドゾーンが遠く、一進一退の膠着状態となる。この均衡を破ったのはボルチモア・ディフェンスだった。ボルチモアのパスラッシュを逃れて右へロールアウトしたマニングが追い詰められてまさかの投げミス。これをボルチモアのCBグラハムがインターセプト。これで得たボルチモアの攻撃は2ndOTに入った後、新人Kタッカーが47ヤードFGを決め4時間以上に及ぶ戦いはついにボルチモアが勝利した。ぎりぎりまで追い詰められてからのチーム一丸となっての逆転勝利にレイ・ルイスは地面に突っ伏して男泣き。レイ・ルイスのゲームはまだ終わらない。
イエローフラッグが乱れ飛び、微妙なジャッジの多いゲームではあったが、マニングの見事なドライブや、フラッコの起死回生のロングバス、キックオフ、パント、インターセプトの3つのリターンタッチダウン、両チームのリードの奪い合いと見所満載の疲れるゲームだった。

てなわけで、やはり春日の呪いはここでも炸裂。「あとデンバー」のたった一言で、マニング兄をまさかの逆転負けに引きずり落とすという荒業をやってのけたのだった。まさに恐るべし。
この先はもうAFCのチームの応援はやめてNFCのチームを応援しなさい。たのむから、そうして春日さん。

てことで、現在はディヴィジョナル・プレーオフの第2試合、NFCのグリーンベイ・パッカーズ@サンフランシスコ・49ナーズ戦が行われている最中。こちらも前半を21対21の同点で折り返すという接戦ですよ。やはりNFLプレーオフはディヴィジョナル・プレーオフとチャンピオンシップ・ゲームの6試合が一番面白い。

01月08日
01:00

わたしは元来科学信奉者でありまして、
科学、とは何ぞやと問われれば、
その三原則は
なぜ?の追求であり、
原因と結果の関係性を信じることであり、
同一条件下の客観的な再現性を求めることであります。
これが科学。
なんだかわからない機械だの数字だの怪しい単語だのは科学とはいいません。

そんなわけで、呪いだの幽霊だの世界の終わりだの予言だの
基本的に上記三原則に沿わないものは眉唾であると考えるわけですが
逆に言えば、世間の常識から鑑みてどんなに怪しかろうがこの三原則に沿うものであれば科学といわざるを得ないのも事実。

というわけで、「オードリー春日の呪い」はもはや科学的事実の域に到達しようとしているということであります。

NFLワイルドカードはAFCシンシナティ・ベンガルズ@ヒューストン・テキサンズの戦いで幕を開け、第17週の再戦となったNFCミネソタ・バイキングス@グリーンベイ・パッカーズ、AFCインディアナポリス・コルツ@ボルチモア・レイブンズ、NFCシアトル・シーホークス@ワシントン・レッドスキンズの戦いが繰り広げられました。
@というのは「アット=そこで」という意味でアット・ヒューストンはヒューストンのホームで試合を行うという意味です。早い話、@の前のチームがアウェイ@の後のチームがホームということ。

第1戦、レギュラーシーズンで急激に調子を崩していたヒューストンが復活。シンシナティのディフェンス陣もヒューストンの強力オフェンスを封じ込めることが出来ず、惜しくも敗退。
第2戦、第17週のリベンジ戦となったグリーンベイは、2000ヤードラッシャー、エイドリアン・ピーターソンを封じて勝利。
第3戦、我がボルチモアは、引退を表明したレイ・ルイスがフィールドに帰ってきた。強力ディフェンス陣もまさに復活、新人アンドリュー・ラック率いるインディアナ・オフェンスをがっちり受け止め、勝負強いインディアナの攻撃をFG3発TDなしに押さえ込んで勝利した。
例によって微妙に波のあるフラッコとオフェンス陣もレイ・ライスの2度のファンブルによるターンオーバーで崩れることなく攻撃を組み立て、新人RBピアースのランでビッグゲインを奪い、WRボールディンへのTDパスも決まって確実に得点を重ね、ちょっとばかり心配だった第4Q、ターンオーバーで奪った攻撃権を一度はあっさりスリーアンドアウトで失ってしまうが、ディフェンス陣はインディアナの4thダウンギャンブルを封じ、再び取り戻した攻撃では勝利への1stダウンをしっかり獲得し、試合を決めた。
これでディヴィジョナル・プレーオフは@デンバーで、レギュラーシーズンで完敗したマニング兄率いるブロンコスとの再戦となるため、レイ・ルイスはこれが最後のホーム・フィールド・ゲームで、最終プレー、ヴィクトリー・フォーメーションを組むオフェンスのテイルバックとしてフィールドに立ち、チームの勝利を満員の観客と分かち合った。なかなか粋な計らいですね。
そして問題の第4戦は、新人QB対決。
QBラッセル・ウイルソン率いるシアトルは今期ホームでは全勝だがアウェイでは負け越しと分が悪い。
一方、第15週のボルチモア戦で膝をいためたワシントン・レッドスキンズのQBロバート・グリフィン三世は第17週に復帰。この試合にはサポーターで膝をかばっての出場だが、完全な状態とはいいがたい。
それよりなにより心配なのは、日テレ「オードリーのNFL倶楽部」で、第14週まで地区首位だったNYジャイアンツをレギュラーシーズン敗退に導いたオードリー春日の、「ワイルドカードはRGIIIのワシントンを応援しようかな」の一言。果たしてRGIIIはこれまで全勝(ようするに応援チームが100パーセントの確立で敗北)の春日の呪いを打ち破ることができるのか。
ところがあけてびっくり、第1Q、いきなりワシントンが2連続TDで14対0とシアトルを突き放す。これはもうワシントンいきなりの大勝利かと思いきや、恐るべし、春日の呪い発動、さらに得点を重ねるべく前進するワシントンの攻撃でRGIIIが負傷していた膝をさらに痛めてしまう。RGIIIはプレーを続けるがもはやいままでのように走ることができない。その後ワシントンの攻撃はうそのようにぱったりと沈黙。第2Q、FGを返したシアトルはさらにTD、FGで14対13と1点差に追い上げる。勢いに乗るシアトルだが、第3Qにはワシントン1ヤードでファンブル、ターンオーバーで絶好の逆転チャンスを逃すも、第4QにはRBマショーン・リンチのTDランで逆転。さらにはワシントンのエンドゾーン前の攻撃で、スナップミスでフリーボールとなったボールを拾い上げようとしたRGIIIが右膝を完全に痛めてしまいフィールドに倒れこんでしまう。そのボールをカバーしたシアトルがFGを決め、追加点。退場したRGIIIにかわって出場したQBカズンズの攻撃も無得点に抑えて、シアトル・シーホークスが苦手アウェイで勝利した。
もう、こうなってはオードリー春日の呪いを科学的事実として受け入れざるを得ない状況にきているといっても過言ではない。なお、春日は同じ番組内で「あと、デンバー」とデンバー・ブロンコスを応援するそぶりを見せ、同じ番組でデンバーを応援するアシスタントに「絶対やめてください」と完全拒否されていたが、果たして、この一言がデンバー・ブロンコスにどう降りかかるのか、注目していきたい。
つーかデンバーはボルチモアの次の相手なので、オードリー春日さん是非マニングを応援してくださいね、お願いします。

というわけで、ディヴィジョナル・プレーオフは
AFC ボルチモア・レイブンズ@デンバー・ブロンコス
    ヒューストン・テキサンズ@ニューイングランド・ペイトリオッツ
NFC グリーンベイ・パッカーズ@サンフランシスコ・49ナーズ
    シアトル・シーホークス@アトランタ・ファルコンズ
となった。いずれも好試合必至。
ボルチモアはデンバーにリベンジを果たせるか。がんばれレイブンズ。

12月25日
03:43

というかついにキターッ
春日の呪い炸裂!!

第15週、NFC東で首位を争うNYジャイアンツはアトランタに16年ぶりの完封負けを食らって、首位から一気に3位に転落。2度のフォースダウンギャンブルに失敗するなどやることなすことすべてうまく行かないというみごとな負けっぷり。同地区ワシントンとダラスは勝利し、3チームが8勝6敗で並ぶという大変な結果に。同地区内対戦成績でワシントンが首位、次第に調子を挙げてきているダラスが2位と、大逆転。NYジャイアンツはもはや優勝するしかないため残り2戦絶対に負けられなくなった。
ワシントンはAFC北のクリーブランドに勝利。そしてダラスはこれもAFC北のピッツバーグと対戦。先行、逆転、また逆転のシーソーゲームは第4Qダラスが同点に追いつきOTへ。コイントスで勝ったピッツバーグがレシーブを選択するも、最初のプレーでCBブランドン・カーがいきなりのインターセプトで一気にレッドゾーンへ。その後FGで勝負ありという、第14週のボルチモアのリプレイでも見るかのようなピッツバーグの敗戦。さすがライバル、仲のよろしいことで。
AFC北の残る1チーム、地区優勝と同時にワイルドカードを争うシンシナティは、おそらく今年一番がっかりなチーム、フィラデルフィアに勝利し、ピッツバーグと順位が逆転。AFC北で優勝の可能性を残すと同時にワイルドカード争いでも優位に立った。

で、わがボルチモアなんですが、マニング兄のデンバーと対決も、第3QまでFG一本に押さえ込まれ、ディフェンス陣もデンバーの攻撃を抑えられずほぼ完敗というしょんぼりな結果に。なんてこったの3連敗。まじすか。

てことで、AFC北はボルチモア、シンシナティ、ピッツバーグの順で、地区優勝はきまらないままとなった。第16週にボルチモアが勝利すれば、残る第17週での直接対決でシンシナティが勝ち10勝でならんだとしても、ボルチモアは地区内成績で優位に立っているため第16週で優勝が決定する。
ボルチモアは第16週はマニング連戦の第2戦、マニング弟の率いるNYジャイアンツと対戦。
しかし、春日の呪いが炸裂して、ボルチモアの勝利となるのは間違いあるまい。
ワシントンは第16週に同地区最下位のフィラデルフィアと対戦予定。
ダラスは第16週にはセインツと対戦。
そして第17週にはワシントンとダラスの直接対決が待っている。果たして最終戦決着となるかNFC東はまったくわからない。

てゆーか今年NFC東とAFC北の対戦を組んだのは一体どこの予言者かと問いたい気分ですよ。ええ、本当に。すごいねNFL。

というわけで、第15週も怒涛の展開のNFL。グリーン・ベイ対シカゴのNFC北同士の直接対決はグリーン・ベイに軍配が上がりついに優勝決定。NFC西でシアトルと優勝を争うサン・フランシスコはニューイングランドへ乗り込んでなんと地元で圧倒的に強いニューイングランドに勝利し首位キープ。一方1勝差で追うシアトルはバッファローと対戦しこちらは2週連続で50点オーバーのオフェンス大爆発で勝利。第16週には両者直接対決で、シアトルが勝てば10勝で並び第17週まで優勝はお預けというここまできての本当にもうNFLのスケジューリングの素晴らしさには毎年感心しますね。

忘れてた。デトロイト・ライオンズは開幕4連勝のあと怒涛の連敗街道まっしぐらのアリゾナと対戦。4勝10敗同士のあまりありがたくない対決は、これまで接戦に後一歩で競り負けていたデトロイトがまさかのボロ負け。なんで?しかもアリゾナは第14週にシアトルに58点も取られて負けた最低の状態だったのに~。第2QにTDで先制したもののその後3連続TDを奪われて一気に逆転され、第4Qにはエンドゾーンへ投げ込んだTDパスをインターセプトされ、そのままダメ押しのインターセプトリタータッチダウンを奪われて負けてしまった。オフェンスが得点してもディフェンスから崩れてしまうという今年のデトロイトの悪い部分がまたもや露呈した試合となったが、オフェンスも、WR陣に故障者が続出していながら、メガトロン、カルビン・ジョンソンの圧倒的能力と、パスを投げて投げて投げまくるスタッフォードのコンビでヤードは稼げているが、思うようにランが出ないためにエンドゾーン手前まで前進しても後一歩で躓いてしまうというパターン。来期へ向けてどうチームを立て直すのか、道のりは遠そうだなあ。
今期、残るはメガトロンのレシービング・ヤード記録更新だけがデトロイトの希望の光なのだった。がんばれデトロイト。

12月13日
05:08

くわ!負けた!終わり。

前にも書いたな。
我がボルチモアはワシントン・レッドスキンズのホームに乗り込んでの第14週。ボルチモアとワシントンDCは地図で見てもすぐお隣なので、スタジアムはレッドスキンズファンのディープレッドのジャージとレイブンズファンのディープパープルジャージが結構入り混じっているという、普通ホームカラー一色で命知らずのアウェイチームファンはちょぼちょぼというNFLではめずらしい雰囲気。先週地区優勝手前で足踏みしてしまったボルチモアだが、今年は珍しくアウェイでもしっかり勝っているので、ここで決めてしまいたいところ。プレーオフのシード順も関わってくる。
相手のワシントンはAFC北に負けず劣らずの激戦区NFC東。首位NYジャイアンツに1ゲーム差で迫るワシントンとダラスだけに、ワシントンも負けられない。
第1Qにワシントンに先制TDを許すもすぐにTDを取り返し、その後はTDの応酬。第2Qにはリードを奪うが第3QはFGを連続して決められ1点差に迫られる。しかし第4Q、ボルチモアがTDを奪い突き放す。さらにワシントンはQBのRG3が負傷し新人QBカズンズに交代。ところが、この新人QBにTDと2ポイントコンバージョンを決められ、まさかの同点OTに。ここまでは調子を取り戻していたオフェンス陣だったが、OTでは淡白な攻撃に逆戻り。選択したレシーブからのシリーズを生かしきれず、パントに終わると、ワシントンのCBクロフォードのビッグリターンを許し、一気にFG圏に入られてしまう。最後はFGで勝負あり。3年ぶりの連敗を喫してしまった。なんてこった。
ボルチモアはLBの#53マクレインが負傷。ルイス、サッグスがいないLB陣だがスターターの3人目が負傷し、このままではLBが足りなくなってしまいかねない事態に。
第4Qのワシントンの2ポイントコンバージョンも、ルイスかサッグスがいれば、QBのランを察知して中央のモールからすばやく右へ展開し止めて可能性もあり(エンドゾーン到達まで3秒くらいかかっているので、レイ・ルイスなら中央から切り返してエンドゾーン手前でタックル可能だったはず)、守備の要のLBの重要性を再認識させられる結果になってしまった。

てなわけで、ここにきて連敗のボルチモアですが、なんと同地区ピッツバーグとシンシナティも敗戦で地区内順位に変動なし。仲のよろしいことで助かりますね。ピッツバーグはQBロスリスバーガーが復帰したものの、サンディエゴのオフェンスが爆発、ディフェンスも奮闘してピッツバーグのホームで勝利。シンシナティはNFC東でワシントンと共にNYジャイアンツを負うダラスに敗戦。
NYジャイアンツはニューオーリンズ相手に52点を奪う大勝で、NFC東で優勝を争う3チームは仲良く勝利と、AFC北と逆の結果で、順位変わらず。
とはいえ、ボルチモアは9勝4敗で、シード順が一気に4位になってしまった。結果AFCは現在ヒューストン、ニューイングランド、デンバー、ボルチモアの順だが、地区優勝はニューイングランドとデンバーが決定。AFC南では新人QBアンドリュー・ラック率いるインディアナポリス・コルツが2勝差でヒューストンを追っている。そのヒューストンは第14週にはニューイングランドに大敗。9勝で追うインディアナポリスの逆転優勝の可能性が残っている。

さてデトロイト・ライオンズといえば、同地区グリーン・ベイと対戦。風雪の舞う観ているだけで寒くなりそうなランボーフィールドで、またまたまたまた1TD差の敗戦。ここまでくるとNFL記録になるんじゃないのかな。

NFL2012シーズンも第4Qに入って残りはいよいよ3戦のみ。ボルチモアの次の相手はマニング兄のデンバー、その次はマニング弟のNYジャイアンツ。マニング兄弟連戦に勝利あるのみだ。がんばれレイブンズ。

12月07日
02:24

第12週、サンディエゴに乗り込んでの苦手のアウェイ戦をOTの末に逆転勝利を収めたわがボルチモアは、第13週、ホームにピッツバーグを迎えて2度目の対戦。ここで勝利し、同地区シンシナティが負ければ北地区優勝決定という一番。
バイウィーク明けから、連勝しているボルチモアはレイ・ルイスの抜けた穴をディフェンス陣がしっかりカバー、不安はない。
ピッツバーグはロスリスバーガーだけでなく2番手QBのレフトウリッチも故障、三番手のバッチで戦った第12週クリーブランド戦で8回のターンオーバーを奪われる惨敗(もっとも試合はクリーブランドがへなちょこだったので14対20という接戦だったけど)、その上RBのメンデンホールも欠いた状態。ディフェンスではポラマルが復帰した。
そんなわけで、地区優勝へ向けての一戦。第1Q、FGで先制を許すものの、第2Qに追いつき逆転。第3QにはTDを奪い合い、1TD(とポイントアフタータッチダウン)差ののまま第4Qへ。いつものボルチモアペースではあったが、しかし、ここで負けるとワイルドカードも怪しくなるピッツバーグはTDを返して同点。2度のターンオーバーを奪われながらもディフェンスが踏ん張り、6分のドライブを完成させて時間を使いきり残り3秒で逆転FGを決めて勝利した。ボルチモアはターンオーバーを奪った後の攻撃が、悪いときのにえきらない攻撃で3アンド・アウトと、ファンブル・フォースでターンオーバーを奪い返されるというふがいなさ。せめて1度はファーストダウンを奪うくらいはしとかないと。これではいけない。QBフラッコももうひとつ精彩を欠いたプレーが多く、なかなかランも出ない(プレー選択でもランプレーがやや少ない)といういまいちな展開。ディフェンス陣のがんばりを勝利につなげることができなかった。もっともそのディフェンスもピッツバーグの最後のドライブでパーソナルファールを取られてしまう痛いミスを犯してしまったのだが。
とにかく、第3Qまではよかっただけに、第4Qの戦いぶりはいただけない。これで優勝はお預け。次週はいまだに地区優勝争いが混沌としているNFC東、RG3率いるワシントンが相手でかなり厳しい戦いが予想される。その後のスケジュールがデンバー、NYジャイアンツとここにきて手強い相手が続く。地区優勝のためには最低2勝、特に最終戦の同地区シンシナティには絶対勝利だ。

というわけで、今期3敗目というがっかりな結果だった第13週。2勝差で地区首位ではあるものの、ピッツバーグ、シンシナティにも数字の上ではまだ望みがあるという、予断は許せない状況になってきてしまいました。怖いなあNFL。
QBのフラッコは今年が契約最終年なので、もっとしっかりしないと危なくない?みたいな。いやまあ、地区首位なのでそこまで言うことはないか。でももうこの際来年はNYジェッツからティム・ティーボウを引き抜いてくるっていうのもいいんじゃね?みたいな。どうかな。ティーボウはボルチモアにあうかなあ。
それにしても、レイ・ルイス。上腕三頭筋断裂の怪我なのにサイドラインで両手をぶんぶん振り回して応援してるんですけど、大丈夫なんですか?本当に筋肉切れてるんですか?ぜんぜん怪我人に見えないんですけどNFLの選手の体はどうなってるんですか?

で、デトロイト・ライオンズはといえば、第12週のOTにまでなだれ込んでの逆転負けにつづき、第13週インディアナポリス・コルツをホームに迎えての戦いは、またまたデトロイトの一歩リードで展開した第4Q、試合時間残り2秒からの4thダウンギャンブル(あれもギャンブルっていうのかなあ、4thダウン・コンバージョンでいいんじゃね?みたいな)で逆転TDを決められてしまうという信じられない敗戦。前戦、チャレンジの対象を間違えて、せっかくの勝利をフイにしてしまったせいか、今回はチャレンジしていれば判定が覆りパス不成功だったであろうインディアナのビッグゲインをそのまま許してしまうなど、リードはしているもののちょっとばかりイヤ~な雰囲気はありましたね。信じられない。どうなってるんだデトロイト・ライオンズ。やっぱりカルビン・ジョンソンはメガトロンなんてニックネームはやめたほうがいいと思うなオレは。ディセプティコンは勝てないんだからさ~。

第12、13週は、いくつかの地区優勝が決まる一方、順当に勝ち進むかと思われたチームがころりと負けたりしてまたまた混戦に拍車がかかる地区もあるという、NFLのスケジューリングの恐ろしさを思い知らされますね。一週ごとに、何が起きるかわからない。次週はどうなる。

11月25日
12:22

あっというまに後半戦に突入したNFL。
第7週にはテキサンズにボコられた我がボルチモアですが、バイウィークあけの第9週にはクリーブランドに勝利。第10週にはオークランドをこてんぱんにしてやってきました第11週は敵地で同地区ピッツバーグとの対戦。これを制せずしてスーパーボウルはなし。ボルチモアはディフェンスが万全ではなく、ピッツバーグはQBロスリスバーガーを欠いてオフェンスが不安という両者はある意味互角の勝負。ピッツバーグに先制のTDを許したボルチモアはしかし、フィールドゴールを返した後スペシャルチームがパントリターンTDを奪いリードするとこの差を守りきってロースコアのディフェンス戦を勝利した。これでAFC北首位はひとまず安泰。しかしアウェイでのサンディエゴ戦をはさんでホームでのピッツバーグ戦がまっているのでまだまだここが踏ん張りどころだ。

中盤戦のNFLは序盤の意外な展開から変わって流石に実力のあるチームが勝ち星を延ばすようになり、AFCはそろそろ各地区の優勝が見えてきた感がありますね。NFCは勝ち越しチームが多いせいもあってかまだ混戦気味。ワイルドカードは特にNFCでは最終戦まで熾烈な争いが続きそうな感じですな。

で、デトロイト・ライオンズはといえば、2連勝のあと同地区対決2連敗で、プレーオフもかなり厳しい状況。NFCのチームはみんな成績がいいので、残り全勝は絶対の条件、という具合で迎えた第12週伝統のサンクスギビングデーゲーム。相手はAFCの絶好調チーム、ヒューストン・テキサンズ。エースレシーバーのジョンソン&ジョンソン対決も見もの。デトロイトはつねに一歩リードを保って戦っていたものの第3Qに微妙な判定とチャレンジ失敗(チャレンジの対象を間違えてしまった)もあって同点に追いつかれ、第4QでもTDの応酬で突き放せずついにOTへ。先にチャンスを掴んだヒューストンがFGをはずすし、これで勝てるはずだったデトロイトも仲良くFG失敗。しかしとうとう力尽きFGを奪われてまたもや1ポゼッション差の惜敗。今年は最後までこのパターンが続きそう。
一方のヒューストンはその前の第11週のジャクソンビル戦もほとんど同じような展開でOTで勝利と2週連続のOTゲームをものにし、粘りに粘って勝利をもぎ取るという強さを発揮。AFC1位の座を明け渡す気配がない。ボルチモアにとっては手強い相手だが、今の状況ではAFCチャンピオンシップでレギュラーシーズンの雪辱を果たすということになりそう(いや果たすのだ)な雰囲気。

ACFではニューイングランドがいよいよ容赦のない強さを発揮し始め東地区単独首位。南地区ではテキサンズのあとを新人QBラックを擁するインディアナが追っていて、ワイルドカードでプレーオフに進出しそうな勢い。低迷している西地区は唯一の勝ち越しチーム、マニング兄のデンバーが首位。さすがですな。ワイルドカードも、ピッツバーグとインディアナが一歩リード。
NFCでは東地区首位だったNYジャイアンツが魔の11月(なぜか11月に勝てない)に連敗でそろそろ「春日の呪い」発動か?ワシントン、ダラスと三つ巴の混戦模様に。北地区ではグリーンベイがついに逆転首位に立ち、同率のシカゴと1勝差のミネソタが追うこれも三つ巴の様相。西地区も首位サンフランシスコを1勝差でシアトルが追う状態。南地区では好調ファルコンズが抜け出しているが、2位バッカニアーズも6勝でまだ望みはある。ワイルドカードは7勝のシカゴを追って6勝が4チーム、5勝が3チームと生き残るのはどこかまったくわからない状況。こちらは第17週までもつれそうで楽しみですね。

10月24日
10:58

ちょっとさぼったらもう第7週になってしまいましたが、第6週。

我がボルチモア・レイブンズは地元にダラス・カウボーイズを向かえての第6戦。試合は、第1Qにダラスにリードを許すも、ジョーンズの108ヤードのキック・オフ・リターン・タッチダウンというスペシャルチームのビッグプレーも出て、追い上げを受けながらも前半築いたリードをなんとか保って、2点差の逃げ切り勝ち。5勝目をマークしてAFC北単独首位の座を守った。んがしかし、勝ったのはいいものの、CBウェブ、LBルイスは負傷退場、DEナタも出場は果たしているものの脚の負傷で、ディフェンス・チームは最悪の状態。
むかえる第7週は苦手のアウェイで今期好調のヒューストン・テキサンズ戦。危惧されたとおり、LBサッグスが復帰したもののディフェンスはヒューストンの攻撃を止められず、オフェンスもセイフティやインターセプト・リターン・TDを奪われるなどいいとこなしで前半はFGの3点のみ3対29と圧倒され、結局13対43の大敗を喫してしまった。さらに試合終盤、負傷者続出の前戦に続いてセイフティのエド・リードも負傷し、サイドラインに下がってしまう。
強力ディフェンスで試合を組み立てていくチームだけに、キーとなる選手に怪我人続出と非常に厳しい状況。どうなるんだボルチモア・レイブンズ。しかしここでラッキーなことに第8週はバイ・ウィーク。かなり厳しいことには変わりないが、今ある戦力でどうディフェンスを立て直していくか、第9週は同地区対決で@クリーブランド・ブラウンズとなる。これには負けられない。がんばれ、レイブンズ。

というわけで、もう他の試合がどうとか言ってる場合じゃないのであった。
どうとか言ってる場合じゃないんだけど、デトロイト・ライオンズは、第6週フィラデルフィア・イーグルスを破ってNFC東をさらに混戦にした後の第7週、同地区NFC北のシカゴ・ベアーズと対戦。負けました。でも7対13で、またまた1ポゼッション差の惜敗。ここまで全試合1ポゼッション差(49ナーズには8点差)で、大敗はしていない。しかも好調シカゴにもTDで逆転できるのにという負け方で、調子悪いのかいいのか良くわからない。とはいえ、やっぱり試合は勝たないといけませんね。後一歩の奮起を期待したい。同地区ミネソタ・バイキングスは第6週ワシントン・レッドスキンズに負けたものの、第7週はアリゾナ・カージナルスを破って5勝目。シカゴとNFC北首位を争う状態が続いています。一方のアリゾナは開幕4連勝のあと3連敗。雲行きが怪しくなってきましたよ。
AFCで唯一開幕5連勝ヒューストン・テキサンズは第6週グリーンベイ・パッカーズと対戦。やっと調子を上げつつあるグリーンベイに負け、ついに連勝ストップ。でも第7週にはボルチモアに勝利。好調を維持していますね。グリーンベイは、第7週にセントルイス・ラムズを破りこれで4勝目。同地区シカゴ、ミネソタに1勝差で追いつけ追い越せになってきましたよ。
もうひとつの全勝チームNFCのアトランタ・ファルコンズはオークランド・レイダーズに勝利。NFL今期唯一の全勝チームに。第7週はお休み。
第6週にはAFC東地区が全チーム3勝3敗になってしまうなど、ますます混戦の度合いが増している今期のNFL。次の週はどうなってしまうのか、もう誰にも予測不能な状況ですな。

10月15日
02:15

我がボルチモア・レイブンズは敵地でカンサス・シティ・チーフスと対戦。
結果は9対6。
なんですか、どこの高校野球の試合結果ですかこれは。
双方ディフェンスががんばりまくりで(あるいはオフェンスがしょぼすぎて)、TDなし。FGだけで試合が決まるという、ああ、観たかったなあ。
とにかく、敵地で勝利したのは去年のアウェイでコロり病を考えればまた一歩進歩したといえる好結果。とにかく勝てばいいんだから。
次週は、調子がいいのか悪いのかわからないダラス・カウボーイズを地元に迎えてこてんぱんにしてやりましょう。今年はNFC東と対戦なんだな、今気がついた。

デトロイト・ライオンズはお休み。ゆっくり養生してください。
ニューイングランド・ペイトリオッツは、デンバー・ブロンコスを地元に迎えて、トム・ブレイディ対ペイトン・マニングのライバルQB対決。ファーストシリーズ、ノーハドルで快調に進むデンバーは、エンドゾーン直前でニューイングランドのファンブル・フォーズからターンオーバーを奪われてしまう。ここから試合はニューイングランドの流れ、終始リードを維持し、第3Qに突き放して逃げ切り勝ち。
連敗街道ひた走るクリーブランド・ブラウンズはNYジャイアンツと対戦。第1Qに2連続TDを上げオフェンス絶好調。ディフェンスもNYを押さえ込んで、すわ、クリーブランド初勝利か、と思いきや第2Qにファンブル・リカバーとインターセプトで2連続ターンオーバーを奪われると、雲行きが怪しくなり、後半に一気に逆転され、あれよあれよと引き離されてやっぱり負けました。あれま。
同じAFC北のピッツバーグ・スティーラーズは、フィラデルフィア・イーグルスを地元に向かえ、先制しながらも第4Qには逆転され、2点をリードされて迎えた最後のドライブ、FGで逆転サヨナラ勝利、これで2勝2敗。
さらに一足早く第6週サーズデーナイトでテネシー・タイタンズと対決。まだ1勝のテネシーはそろそろ負けられなくなってきた。ピッツバーグもボルチモアの独走を許すわけには行かない。で、同点で迎えた第4Q最後のFGでテネシーの勝利。第4Q最後の決勝FGが多いですね。テネシーは一安心だが、早くも3敗目のピッツバーグはちょっと厳しくなったか。
AFC北シンシナティ・ベンガルズはマイアミでマイアミ・ドルフィンズと対戦。相手ファンブルから先制したシンシナティは、その後第3Qで逆転を許し、インターセプトやFG失敗など、オフェンスがいまいち機能せず追い上げに失敗して敗戦。これで3勝どまり。
というわけで、AFC北はボルチモアが、4勝1敗で単独1位。この調子でいきましょうよ。

開幕連勝を続ける2チームはアトランタがワシントンと、ヒューストンはジェッツと対戦。それぞれ勝利して5連勝。強い。
一方、クリーブランドと共に連敗中のニューオーリンズ・セインツは好調サンディエゴ・チャージャーズを迎えての戦いで、ドリュー・ブリーズが48試合連続TDパス成功という記録を樹立。試合も第4Qに逆転勝利。これで連敗ストップ。
混戦模様のNFC北は、グリーンベイ・パッカーズがインディアナポリス・コルツと対戦。18点差をはねかえし、なんとインディアナポリスが逆転勝利。これでグリーンベイまさかの3敗目。
ミネソタ・バイキングスはテネシー・タイタンズと地元で対戦。第3Qまでに23点差をつけ、第4Qにはおまけで1TDをとられた程度の快勝。あれま。
シカゴ・ベアーズもジャクソンビル・ジャガーズをFGの3点だけに押さえ込んでこてんぱんにして勝利。これで、ミネソタとシカゴのマッチレースの様相になってましたよ。
それよりもっと混戦なのがNFC西で、第5週を終わったところで全チームが勝ち越しというえらいことになってますよ。そんな中NFC南だけが、連勝中のアトランタ以外のこりの3チームが1勝のみと、かなり厳しい状況。しかしまだシーズンは第2Qがはじまったばかり。次週はどうなっていくのか、こりゃもうまだまだわけわからなくていいっすよ。

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