てことで、「Dude' That's My Ghost」の、謎のインド人。たったの1枚だけでは、このキャラクターの魅力を表現することなど出来ようはずもないので、さっそく2枚目をかいてみたところってちょっと前にも似たようなことを書いた気がする。
で、名前は、Shinella と判明。
ついでに女の子であることも確定。
登場2回目ではいきなりスカートの丈が短くなっていた(初回は膝下丈)のは、そこらへんあんまり気にしない風なカートゥーン(細かく指定する作品もありますけど)ならでは。で、この絵はその時の姿。とはいえ、どちらがキャラクター・シートにそったものなのかは不明。さらなる登場を期待するしかない。
ここまで全部の登場カットで座っているので、次はぜひ立ち姿をお願いします。てなわけで、オレはもう絶対次出るイベントでシィネラ(シネラでもいいけど、なんかカタカナ文字にすると怪獣の名前みたい)のコピー誌作るね。間違いないね。って、これも前に書いた気が・・・。
ところで、「Dude, That's My Ghost」のお話の方は、順調に放送スタートして、だんだんキャラもこなれ、ストーリーの流れにもリズムも出始めました。めっちゃいいわ、というにはあと一歩なんだけどね。そのへんはこれから。そう考えるとやはり、「Adventure Time of Finn and Jake」や「Gravity Falls」の出来栄えの素晴らしさを痛感。
たいていカートゥーンは第1話から、基本設定はOPで説明しといたからあとは見て行くうちにわかるでしょ、といういわゆるシチュエーション・コメディ・スタイルのものが多く「Dude That's My Ghost」もその口で、キャラクター相互の関係や、世界観など何回か見ないとつかめない。この手の作品はその分エピソードとキャラクターの面白さで引っ張ってかなきゃならない。
「Adventure Time」もその口だが、圧倒的なオリジナリティと高い完成度でわけのわからないうちに一気に作品世界に引っ張りこまれる。第1シーズンは前半の6回(12エピソード)ならどこから見ても大丈夫。後半になると再登場キャラクターが前のエピソードを引っ張ってる場合もあるので、前エピソードを見ていたほうがより楽しめるが、前エピソードを後から見ても十分だともいえる。
「Gravity Falls」は、カートゥーンにはめずらしく、第1話が「お話の始まり」になっていて、作画、演出、ストーリーとこれも完成度が高く、第1話としては非常によく出来ている。
さすがにこのレベルの作品は1年に1つくらい出てくれば十分なんじゃないかな。ここ数年は「Adventure time」「My little pony friend ship is magic」「Gravity falls」と確実に登場しているので、今年か来年にはこれらに匹敵する新作が現れる可能性は高い。それまでは、わけのわからない個性的、野心的、実験的、おもしろいのかおもしろくないのかよくわからなかったりするような変なもの、いまいち失敗じゃね?みたいなガッカリなものなどで楽しめるというわけですね。
「モーターシティ」と「トロン・アップライジング」が打ち切りになった後なので、視聴者の見る目もきびしいかもしれないが、これが成功すればヨーロッパ制作のアニメがディズニーXDつながりで再び日本でも放送されるようになるかもしれないので、いちおうがんばってもらいたい。それにしてもUSAディズニーでなく、南米ディズニーと東南アジアディズニー、というあたりが、ちょっと「my life me」を思い起こさせますね。各地域ごとにいろいろ作ってるんだなディズニー。日本ディズニーもXDでそろそろ「ロボディーズ」以外に何か作るってのはどうかしら。あと、はやいとこ、スペンサーの妹の名前が出てきますように。おねがいします。
ディズニーチャンネル・オリジナルの初期作品といえば、ペッパーアン(peppe ann)で主人公はペッパーアン・ピアソン(pepper an pearson)のPP。
「リセスぼくらの休み時間(ricess)」にはPといえば校長先生(principal)のプリックリー(peter prickly)だけかと思いきや、ヴィンス、グレッチェン、ガス、フィンスター先生のミドルネームがどれもPで、それぞれピエール(pierre)、プリシラ(pricilla)、パットン(patton)、(フィンスター先生は頭文字のみで名前は不明)。
続く「ウィークエンダー(the weekenders)には、ティッシュことペトラティッシュコヴナ・カッツフラキス(petratishkovna katsufrakis)でPK。
映画スピンオフの「ヘラクレス」と「バズ・ライトイヤー」にはめだったKPはなし。
その後しばらくの間オリジナルシリーズにも、「ブンブン・マギー(the buzz on maggie)」の主人公マギーの家族ぺスキー(pesky)家をのぞくと「バーバリアン・デイブ」「学園パトロール・フィルモア(fillmore!)」「ブランディ&Mr.ウィスカーズ(brandy & Mr. whiskers)」「アメリカン・ドラゴン(american dragon jake long)」とめだったKとPが現れないが、「ティーモ・シュプリーモ(teamo supremo)」では、主人公3人組をサポートするのが、我が州のケビン知事(governor kevin)とポールセン博士(Mr. paulsen)のKPコンビ。そして映画からのスピンオフシリーズ「ラマだった王様 学校へ行こう!(emperor's new school)」の主人公はクスコ(kuzco)とクロンク(kronk)で両方K。「ザ・リプレイス大人とりかえ作戦(the replacements)」にエージェントK(本名がkaren)、そして続く「フィニアスとファーブ(phineas and ferb)」には、カモノハシ・ペリーことエージェントP(agent p a.k.a. perry the platyputh)とふたつあわせてエージェントKP登場。ついでにフィニアスもP。
さらにディズニーXDで「キック・ザ・びっくりボーイ(kick buttowski suburban daredevil)」にはケンドール(ケンダル)・パーキンス(kendall perkins)がKPで、もちろん主人公キック(kick、でも本名はclarence)はK。ディズニーチャンネル最新作「怪奇ゾーン グラビティフォールズ(gravity falls)」では主人公がディッパーとメイベルのパインズ(pines)。
新着日記一覧
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01:18
wimax とタブレット
てなわけで、wimax で接続し、タブレットで、書き込みテスト。
おお、ちゃんと書けてるっぽい。
しかし、キーボードが小さいので打ち辛いわ。
ともかくこれでいつでもどこでも、ネットにつながれるわけですね。
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16:18
Shinella 2
Shinella, that's her name.
てことで、「Dude' That's My Ghost」の、謎のインド人。たったの1枚だけでは、このキャラクターの魅力を表現することなど出来ようはずもないので、さっそく2枚目をかいてみたところってちょっと前にも似たようなことを書いた気がする。
で、名前は、Shinella と判明。
ついでに女の子であることも確定。
登場2回目ではいきなりスカートの丈が短くなっていた(初回は膝下丈)のは、そこらへんあんまり気にしない風なカートゥーン(細かく指定する作品もありますけど)ならでは。で、この絵はその時の姿。とはいえ、どちらがキャラクター・シートにそったものなのかは不明。さらなる登場を期待するしかない。
ここまで全部の登場カットで座っているので、次はぜひ立ち姿をお願いします。てなわけで、オレはもう絶対次出るイベントでシィネラ(シネラでもいいけど、なんかカタカナ文字にすると怪獣の名前みたい)のコピー誌作るね。間違いないね。って、これも前に書いた気が・・・。
ところで、「Dude, That's My Ghost」のお話の方は、順調に放送スタートして、だんだんキャラもこなれ、ストーリーの流れにもリズムも出始めました。めっちゃいいわ、というにはあと一歩なんだけどね。そのへんはこれから。そう考えるとやはり、「Adventure Time of Finn and Jake」や「Gravity Falls」の出来栄えの素晴らしさを痛感。
たいていカートゥーンは第1話から、基本設定はOPで説明しといたからあとは見て行くうちにわかるでしょ、といういわゆるシチュエーション・コメディ・スタイルのものが多く「Dude That's My Ghost」もその口で、キャラクター相互の関係や、世界観など何回か見ないとつかめない。この手の作品はその分エピソードとキャラクターの面白さで引っ張ってかなきゃならない。
「Adventure Time」もその口だが、圧倒的なオリジナリティと高い完成度でわけのわからないうちに一気に作品世界に引っ張りこまれる。第1シーズンは前半の6回(12エピソード)ならどこから見ても大丈夫。後半になると再登場キャラクターが前のエピソードを引っ張ってる場合もあるので、前エピソードを見ていたほうがより楽しめるが、前エピソードを後から見ても十分だともいえる。
「Gravity Falls」は、カートゥーンにはめずらしく、第1話が「お話の始まり」になっていて、作画、演出、ストーリーとこれも完成度が高く、第1話としては非常によく出来ている。
さすがにこのレベルの作品は1年に1つくらい出てくれば十分なんじゃないかな。ここ数年は「Adventure time」「My little pony friend ship is magic」「Gravity falls」と確実に登場しているので、今年か来年にはこれらに匹敵する新作が現れる可能性は高い。それまでは、わけのわからない個性的、野心的、実験的、おもしろいのかおもしろくないのかよくわからなかったりするような変なもの、いまいち失敗じゃね?みたいなガッカリなものなどで楽しめるというわけですね。
あえて書いてませんが、海外アニメでも日本のアニメーションにスタイルの近い作品で非常に人気の高いものもあるんですよ。でも、基本的にそれはわたしの守備範囲外なので、あしからず。マンガまんがしたカートゥーンが好きなのさ。ファン・アートも描きやすいしね。描きやすさ万歳。栄えあれ、描きやすさ。意味がわからないな。
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00:50
誰これ
「Dude, That's My Ghost」のキャラクター。
主人公スペンサーのクラスメイト。
オープニングにも出てくるくらいだから、主要キャラなんだろうけど、まだ名前がわからない。ジェシカもそうなんだけど、初登場の時は一回くらい名前を呼んでもらいたいと切に思うものであります。
オープニングでは男の子かと思ったけど、声が女の子で、主人公スペンサーに気があるみたいで、本編ではスカートをはいているように見える(手前に机のある椅子に腰掛けている場面ばかりなので100パーセントスカートかどうかはわからない)ので、なんと女の子だったのかと。
額のインド人マーク(すいません。前にも書いた事がありますが、ヒンドゥ教のしるしでビンディがその名称。前に描いたサリー・ボリウッドと同じですね)がカートゥーン的にはインド人であることを示していますね。だからきっとインド人。なぜ、男かと間違われたかといえば(間違えたのはわたしだけではないので)、このアニメにでてくる女の子キャラクターには「一般的なマンガの女の子マーク(睫毛)」が描かれているから。でもこのキャラには睫毛がないんですもの。実は男だったっていうのでもオレはぜんぜんかまわないけどね。
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23:37
Jessica Wright
Dude, That's My Ghost のキャラクター。主人公 Spencer の目つきの悪い妹。
てなことで、描いてみた。
乱暴なのはカラテを習っているからだと判明。いや、それはそれでどうかと思ってしまうが、だれかれかまわず暴力を振るうわけじゃないのも判明、我が家への不審な侵入者はとりあえずぶっとばしとこうか、みたいなキャラ。かなりのカラテマニアで、兄スペンサーの用意したカラテ映画DVDに大喜び。
「Dude,That's My Ghost」 は、キャラクター全般がこんな省略の効いたカートゥーン・デザインのわりに、鼻の穴をなるべく描くように(ないキャラクターもいる)デザインされているのがすごい、すごいのかな、すごいということにしておこう、というチャレンジングなデザインです。
アニメーション制作は Alphanim ですが、前のTVアニメーション作品「Gawayn」にでてくる魔法使いエルスペスもジェシカのように胴体が極端に小さくデザインされたキャラで、「デクスターズ・ラボ」のディディの影響下にあるものといえましょう。ジェシカではやや緩和されて、胴が小さいのは子供だから、という解釈が成り立つようになってます。
ジェシカでさらに特徴的なのは前歯が目立たない程度に出っ歯で、いつも口をとんがらせている、という表現になっているところ。なかなかいい線いったデザインです。
頭もこんな扁平楕円だけど、いわゆる「オデコキャラ」としてデザインされています。どこからどこまでがデコなんだ、といいたくなりますが、動いていると、その辺がちゃんと理解できるわけです。
やっぱりアニメは動いてなんぼだね。
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15:07
勝った!!
2012年シーズンNFLの最後を飾るスーパーボウルXLVIIは、みごと、まあ、当然のことなんですけど、我がボルチモア・レイブンズがサンフランシスコ・49ナーズの追い上げを振り切り、34対31で勝利した。レイ・ルイスは言葉通り、レイブンズの仲間たちにビンス・ロンバルディ・トロフィーを送り、レイブンズはレイ・ルイスの引退を勝利で飾ることができたのだった。
おめでとうボルチモア・レイブンス。
ありがとうレイ・ルイス。
とにかくやった。とうとうやった。
サンフランシスコも怒涛の追い上げで、ボルチモアをぎりぎりまで追い込んだ。
戦略、個人技、気迫、モメンタム、予想外のアクシデント、アメリカン・フットボールのエッセンスが凝縮された濃厚な時間だった。
試合はコイントスに勝ったボルチモアがキックを選択。サンフランシスコの攻撃で始まった。
第1Q、先制したのはボルチモア。WRボールディンへのTDパスがヒット。
サンフランシスコは、ボルチモアのエンドゾーン手前8ヤードまで迫るが、ボルチモア・ディフェンスの対ピストル・オプションが的中。FGに押さえ7対3。
サンフランシスコは自陣深い位置から敵陣に進入するまではキャパニックのランを使わず、RBゴアのランとキャパニックのポケットからのパスと対アトランタ戦と同じ戦略で前進。レッドゾーンに入るとピストルからのエンドアラウンドフェイク、RBゴアのラン、QBキャパニックのロールアウトからのパスと多様な攻めを見せるが、ボルチモア・ディフェンスはキャパニックのリードオプションをさらにリードする形でラン、パス共に防ぎきった。
第2Qに入ると、ボルチモアTEピッタへのTDパスがヒットし14対3と点差をひらく。返すサンフランシスコの攻撃でSエド・リードがついに本領発揮、オーバースローになったキャパニックのロングパスをインターセプト。ボルチモアはレッドゾーンまで前進すると、4thダウンのFGフェイクでKタッカーのランという奇襲にでるがこれは失敗。しかしその後得た攻撃ではリターナーも勤めるWRジョーンズに55ヤードのロングパスがヒット。ジョーンズはサンフランシスコDB陣のタックルをかわしてエンドゾーンに走りこみTD。これで21対3とさらに点差をひらく。
サンフランシスコはまたもやボルチモアのレッドゾーンに進入するが、ボルチモア・ディフェンスはピストル隊形のキャパニックへブリッツをかけオプションする時間を与えずQBサック。サンフランシスコの攻撃はふたたびFGとなり21対6で前半を終える。キャパニックのブリッツが決まったのもRBゴアの正面へのランをストップできているため。前半では、ボルチモアはオフェンス、ディフェンスともにやはり基本のライン戦で上回る戦いを展開した結果といえるだろう。結果、前半はボルチモアがサンフランシスコを圧倒する形で終えた。しかし、第47回スーパーボウルはここから波乱の展開を迎えるのだった。
後半第3Q。サンフランシスコのキックオフをレシーブしたボルチモアのリターナー、ジャコビー・ジョーンズがそのままリターンタッチダウン。スーパーボウル・ゲームで1試合にレシーブによるTD、キックオフリターンTDの両方を決めた初めての選手となった。これでさらに点差は開き、28対6と22点差。流れはボルチモアのままかと思われた。
ところが、ここで予期せぬハプニングが。サンフランシスコの攻撃の途中で、原因は不明だがスーパードームの照明が落ち、スタジアムが暗闇に包まれてしまったのだ。36分間の試合中断。途切れてしまった試合の流れはここから大きく変わっていく。
サンフランシスコの攻撃はWRクラブツリーへのパスがヒット。ボルチモアのタックルミスもあってTDとなる。これで28対13。
返すボルチモアの攻撃は3アンドアウト。自陣エンドゾーン内からのパントはミスキックでサンフランシスコはハーフウェイ手前からボルチモア陣15ヤードまでリターンする。ここでRBゴアのTDランが決まり28対20。
さらにボルチモアの攻撃は自陣でRBレイ・ライスがファンブル。サンフランシスコにリカバーされターンオーバー。しかしここはボルチモア・ディフェンスがしのぎきりサンフランシスコはFGを狙う。しかし、今日2本のFGを決めているとはいえ今期絶不調のKデビッド・エイカーズのキックはなんと失敗。しかし、ボルチモアのランニング・イントゥ・ザ・キッカーを取られて5ヤード罰退からFGの蹴りなおし。今度は成功しこれで28対23。サンフランシスコが逆転目指してひたひたと迫ってくる。
第4Qに入るとボルチモアはFGを返して31対23。
しかしサンフランシスコはまたもボルチモアのレッドゾーンに侵入すると今度はキャパニックのランでTD。31対29。
ここでサンフランシスコは同点をねらって2ポイント・コンバージョンを選択。しかしボルチモア・ディフェンスがこれを許さない。
2点差のままボルチモアの攻撃は時間を消費しながら前進。再びFGとなり、これで34対29の5点差。サンフランシスコはTDを取らなければ逆転できない。残り時間は4分19秒。逆転を目指してのサンフランシスコの攻撃はWRクラブツリーへのロングパスでボルチモア陣に入ると、QBのまわりにラン要員を3人配置するピストル隊形からRBゴアのランが決まり、一気にボルチモアのエンドゾーン手前8ヤードに到達。しかし、エンドゾーンを背中にすると底力を発揮する今期のボルチモア・ディフェンスが、サンフランシスコの4度の攻撃をことごとく防ぎきり、最後はちょっとディフェンス・ホールディング気味だったけど、エンドゾーンへ投げ込んだ4thダウンのTDパスも不成功。サンフランシスコから攻撃権を奪い返した。サンフランシスコはタイムアウトを使い、ボルチモアは残り20秒で4thダウン。ここで、パントを蹴らず、エンドゾーン内でボールを保持、時間を使えるだけ使ってセイフティで2点を与え、安全な位置からのキックオフを選択。34対31となって残り4秒。ボルチモアのキックオフをサンフランシスコがリターンするがちょうどハーフウェイ上でダウン。ついにボルチモアの勝利が決定した。
ボルチモアの対ピストルディフェンスは、エンドゾーン手前までくるとバックス陣ががっちりとレシーバーをマークし、TDプレーでそもそもオプションでのパスの選択権を与えないという戦術になった。RBの正面へのランとキャパニックをとめることが出来れば成功。
さらにブリッツを入れてキャパニックを走らせない戦術でキャパニックをしとめる場面もあったが、これは逆にキャパニックにむかったLBがボールキャリヤーのRBとすれ違いになる場面もあった。
サンフランシスコに流れが移ったあとは、タックルミスがかさなって次々とTDを奪われる場面もあったが、ラインとLBのプレッシャーはもちろん、最後にはディフェンス・バック陣の集中力がキャパニックのオプションを断ち切ることに成功した。最後のパスはちょっとディフェンス・ホールディングの反則気味だった(しっかり掴んでましたけど)けどね。
オフェンスもQBフラッコが落ち着いたプレーを続けて正確なパスを投げ続け、インターセプトなどターンオーバーを許さなかった。ファンブルによるターンオーバーもあるにはあったが、ラン・パス織り交ぜて着実に前進、時に一気にロングパスを狙うといういつも通りの攻撃を展開した。流れがサンフランシスコに移ってからもこつこつと得点機会にFGで得点を重ね、ただでは逆転を許さない状況を維持できた。結果、サンフランシスコに常にTDでなければ逆転できないというプレッシャーを与えることが出来たのだ。ディフェンスも一時集中を欠いた場面もあったが最後にはサンフランシスコ自慢のピストル・リード・オプションを退けた。
もう一度、おめでとうボルチモア・レイブンズ。
ありがとう、レイ・ルイス。
と、いうわけで「オードリー春日の呪い」など、所詮、弱者の世迷いごとにしかすぎないことが証明されたのだった。科学的事実?だれそんなこと言ったの。笑っちゃうね。へへんだ。
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23:29
ディズニーXD+ゴーモン
てなわけで、なんとディズニーXDUK(イギリス)でフランスのゴーモン(Gaumont)のプロダクションのひとつアルファナン(Alphanim フランス語だからね アルファナンと読むんだと思うな)が制作するディズニーXDオリジナルアニメーション「Dude That's My Ghost」が放送開始(つーかまだ本放送でなく先行放送だけど)。
ディズニーとゴーモンという大手プロダクションが手を組んだわけだけど、作品はまったく力こぶのはいっていないキッズ・コメディ。
14歳のスペンサー・ライトが家族で引っ越してきたハリウッドの家は、ポップスター、故ビリー・ジョー・コブラの住んでいた奇天烈な家。おまけにビリー・ジョーの幽霊付き。家に残されていたビリー・ジョーの所有物を身に着けると、ビリー・ジョーの幽霊が見えるようになるのだ。悪ふざけ大好きでかなり頭の悪いビリー・ジョーの幽霊(一体なぜ死んだのやら)と映画マニアのスペンサーは意気投合。スペンサーの映画仲間も巻き込んで騒動がもちあがる、という絵に描いたような、絵に描かれているけど、コメディ。
上にも書いたけど、ディズニーはディズニーでも、本国アメリカのディズニーではなく、ディズニー・ラテンアメリカ(中南米地域)および東南アジア・ディズニーと、フランスのアルファナンalphanim(ゴーモンgaumontの制作プロダクション。ゴーモンはフランスの映画製作会社で多くの映画やTV用アニメーションをつくっているので、ゴーモンの映画を見た人もおいででしょう)の制作で、放送が始まったのはディズニーXDUK(イギリス)。アニメーション制作はアルファナンで、アニメスタイルはかなりこなれた(手描きのアニメーションの味にまた一歩近づいた)フラッシュアニメーション。キャラクターデザインは、ゴーモン制作のフランスのTVアニメーション「Gawayn」の方向性。スペンサーの妹(まだ名前が呼ばれないので名前は不明)は、「ガウェイン」のエルスペスのような、「ディディ」体型だが、あそこまで極端にはなってない。しかし、ポニーテールで目つきが悪く、金に目がない乱暴モノの小学生(主人公の妹だから、女の子ね、いちおうね)という理想的なキャラクターではあるまいか。
まだプレミア(先行放送)でのエピソードなので、キャラクターの悪ふざけでギャグをつくるというコメディスタイルで、つっこんだキャラクター表現や脚本の面白さというところには到達していないが、今後、どうなるかはわからない。
「モーターシティ」と「トロン・アップライジング」が打ち切りになった後なので、視聴者の見る目もきびしいかもしれないが、これが成功すればヨーロッパ制作のアニメがディズニーXDつながりで再び日本でも放送されるようになるかもしれないので、いちおうがんばってもらいたい。それにしてもUSAディズニーでなく、南米ディズニーと東南アジアディズニー、というあたりが、ちょっと「my life me」を思い起こさせますね。各地域ごとにいろいろ作ってるんだなディズニー。日本ディズニーもXDでそろそろ「ロボディーズ」以外に何か作るってのはどうかしら。あと、はやいとこ、スペンサーの妹の名前が出てきますように。おねがいします。
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02:04
本は紙で出来ている
前のエントリで説明不足な部分がありましたね。
国書刊行会の世界幻想文学大系の装丁で、ケースにケース縦幅の紙の帯で、その紙が痛みやすい、と書きましたが、本なんだから紙なのは当たり前だろうと思われた方もおいででしょう。
その通り。これはいけない。つまり、今現在の本のカバーのほとんどが、紙になんらかのコートがかかっているということを前提にして、それがかかっていないただの上質紙の類だといいたかったわけです。
だから、汚れに弱いし、背焼け(背焼けとは、本棚に並べておいて置くと - 積み重ねても同じですが - 外気に触れている背表紙が退色することを言います)にも弱い(もっともコート紙でも結構退色しますけどね)うえに、破れやすいというわけです。
国書刊行会の本はわりと表紙にコートされていない上質紙(エンボス紙やマーメイドのような紙などの場合もあるけど)をそのまま使う傾向がある、と、いうことです。昔の本なら、クロス装丁(紙の生地の表面を布で覆った表紙の本、表紙が布で出来ているわけです)なども汚れには弱いので、パラフィン紙などでカバーがかかっていたりするわけ。
でも最近はとんとパラフィンのカバーなどお目にかかれませんね。汚れ防止が主な役目なので、このパラフィンは薄く非常に破れやすい。ケース入りの本ではこのパラフィンが破れたり皺にならないようにケースに戻すのも結構手間だったりしますから、経済的にも、扱いやすさの面でも、パラフィンカバーはなくなってしまったということでしょうか。その代わり、汚れと破れに強い、紙の表面をプラスチックのフィルムでおおったコート紙が本の表紙の主流になってますね。少々水分を落としてもさっとふき取れる。ちょっとこすったくらいでは破れない。便利だ。
そういや、ケースの外枠をパラフィンのカバーで覆っている本とかあったなあ。全体を覆うのではなく、筒状のパラフィンカバーで、ケースの背と本を入れる部分が開いているのだ。迂闊に本棚にしまえない(他の本に引っかかるとパラフィンが簡単にひっちゃぶける、あたしの本のはまだやぶれてませんよ、というもの)という罠のような装丁。一体どういう了見であんな装丁にするのか、装丁者に真意を問いただしたい、みたいな本。
最近はあんまり変な装丁の本がありませんね。いいことです。実際にはコストがその理由なんだとは思いますが、読んだら終わりみたいな本でなく、きちんと本棚に納まり、ならべて美しい本でありやがりませ、って感じ。
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00:57
欲しいものは
最近、若いときほど物欲がなくなっているのを自覚するわけだけど、去年は久しぶりに中華パッドで物欲炸裂。いまでも進化し続けている中華パッドは、あれば実際便利なのであと2、3台は欲しい。今すぐ欲しい機種が3個くらいあるので何ヶ月かすればさらにまた別の機種(月ごとに新型が出るので)が欲しくなるのは目に見えている。
とはいえ、限定だとか、レアだとか、若いころだとこれを買わないと死んでしまうというようなものでも最近は墓場まで持っていけるわけじゃなし、と、割と簡単にあきらめられるようになった。
といっても例外はあって、いまでも欲しいものは国書刊行会の世界幻想文学大系全45巻。これが刊行された当時は学校通いの身分だったので、とても買うだけのお金がなく、毎月刊行される各巻を本屋で見ては欲しい欲しいと思っていたのであった。
それでもハンス・ハインツ・エーヴェルスの「アルラウネ」(第2期27巻上下)の2巻だけは手に入れた。
ハンス・ハインツ・エーヴェルスは創土社の「吸血鬼」も買ったよ。高かった(当時3800円だったと思う。ケース入り、クロス装丁、パラフィンカバーという当時の高い本のスタイル全部入りみたいな本)。見つけてから買うまで1年くらい悩んだ。今ではなかなか古書にもでてこないらしい。復刊すればいいのに。吸血鬼ブームということでモンタギュー・サマーズ日夏耿之介訳の「吸血妖魅考」も復刻されたのにね。牧神社のやつは当時やっぱり買いました。赤と黄のむちゃくちゃ派手なケース入り。吸血鬼大好きだったので。当時はでも、吸血鬼関係の本を集めるのは大変だったんですよ。文庫から箱入りの高い本までいろいろ買いました。数は少ないので総額はそれほどの出費ではないんだな。現在ではいっぱい出てるから苦労しなくていいけどお金はかかりそう。今でている本は買ってませんけどね。
当時、高校生になった頃には、何ヶ月かに一度一人で本屋巡りをするのが趣味で、朝、当時住んでいた横浜の奥地から、町田に出て、町田から新宿、神田神保町、渋谷、のちに東京駅前に八重洲ブックセンター(当時最大の売り場面積を誇った)が出来てからは東京駅の場合もあり、そこから横浜へもどるというルートで一日中本屋を見て回っていたのだった。そんな片っ端から本屋を回っていたときでもハンス・ハインツ・エーヴェルスの「吸血鬼」を見たのは町田の本屋1件だけだったのだ。当時からすでに入手しづらい本だったのではあるまいか(子供にはそこまではわからない)。それも見つけてからわたしが買うまでずっとそこにあったので、それまで誰も買わなかったということになるよね。1970年代で3800円だからなあ。今だと1万円近い本ということになるのではないか。そういう本(9000円位するやつ)は今でもたまにありますけどね。
話がエーヴェルスと吸血鬼にずれてしまいましたが、欲しいのは国書刊行会の世界幻想文学大系全45巻なのだ。
なにしろ一度夢にまで出てきたくらいだから。夢の中で、あるとき古本屋に行くと、ふむ、まあこの古本屋はこんなものか、あれ、こんなところにも本棚がある、どれどれ、あ、なんだ世界幻想文学大系がごっそりあるではないか、やったね、なんだ、こんなところにあったのか、やったやった、あきらめずにさがしてみるものだな、でも買う前に目が覚めたのだ。
ああ、一度でいいから全巻本棚に並んだ様を観てみたい。
箱入り、箱に縦幅いっぱいの帯状紙カバー、書本体は透明パラフィンフィルムカバー、月報入りのスタイル。これが全部そろっているものはまず古書ではでてこない。たいていフィルムカバーが欠けているのだ。本はもっと丁寧に扱え、と思わず心のなかで叫んでしまう。箱の帯状紙カバーは背焼けしやすく、わたしの「アルラウネ」もけっこう変色してしまっている。残念でならない。残念だ。ああ、残念だ。紙というのも曲者で、汚れやすく痛みやすく破れやすいのだ。考えてみればふざけた装丁だな。もうちょっと扱いやすく出来なかったものか。国書刊行会は最近(でもないか)バベルの図書館も紙カバーで(紙が好きなのね)、痛みやすいので困る。もっともボルヘスの「パラケルススの薔薇」しか買ってないのでまあ痛んだらそれはそれでしょうがないかとあきらめるけど。
こないだ本屋に行ったら新編バベルの図書館とかでてましたよ。どうしよう。
たまに新宿の本屋にいって、おもしろそうな本はあるまいかと本棚を探し、タイトル、背表紙の装丁などから、これはおもしろそうだと手に取る本の80パーセントが出版社を見れば国書刊行会なのはどういうことなのか。どうしてオレの嗜好をこうもわかっているのか、お前はオレか、恐るべし国書刊行会。いつまでも栄えあれ、国書刊行会。
ちょっと本棚を整理していたら「アルラウネ」が出てきたのでふつふつと世界幻想文学大系欲しい病が再発してしまったというしだいであります。ああ、欲しいなあ。万が一入手できたとして、読むかどうかはちょっと定かではないけどね。
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20:29
Penelopeの謎
カタカナ言葉というのがありますね。主に日本語以外の言語をその音を元に日本語で表現しようとした言葉で普通外来語と呼ばれます。日本語そのものをカタカナ表記したものも当然ありますが、それは普通わざわざカタカナ言葉とはいいません。前者の例はイラスト、後者の例はマンガ。とてもわかりやすいな。
で、問題は前者。外来語といわれるカタカナ言葉。
もともと日本語にない発音が外国語にはいっぱいあるので、それをなんとかして日本語に(その音がないにもかかわらず)表記しなければならない。そんな場合にはそれを表現しようとする人それぞれにあれこれ表記を試みることになり、やがて一般に定着した表記が現れるまで同じ語に複数の表記が存在することになります。
代表例は Mary 。女性の名前ですが、これには、マリー、メリー、メアリーの3種類の表記があります。残念ながら Mary は、文字にすると単純なのに、二重母音+R+母音という複雑な音を含んでいるので日本語には表記不能。そこで音の似た3種類が表記として考えられましたが、現在ではマリー、メアリーの2種類が生き残っていると考えられます。メリーってめったに見ないでしょ?多分もう「メリーさんの羊」くらいなんじゃないかなあ。
外来語ならどんな言葉でもこの問題を避けては通れません。
そんななかでも種類が多いのが人名。
なにしろ一般名詞じゃないので勝手に日本語訳するわけにはいかず、とにかく音の日本語表記を考えなければいけない。有名な人名でない限り辞書を見れば発音が書いてあるとは限らない上、次々とあたらしい人名がやってくる。さらに、「音」がくっついてくる保証はなく、文字列だけから音を類推しなければならない場合もある。メアリー・メリー・マリーでもこんなんだから、いちいち日本語になおさなければならない翻訳者の苦労はいかばかりのものだろうか。
しかし、翻訳者だって人の子だ。けっこういいかげんなことをしている場合もある。
たとえば、第40代アメリカ合衆国大統領、ロナルド・レーガン(Ronald William Reagan)。実は初めのころ、リーガンと新聞にも表記されていた。Reagan という文字列をみれば、リーガンと読みたくなるのが人情。real (リアル) bleach (ブリーチ) read (リード) league (リーグ) hear (ヒアー) など、子音+ea という文字列は イ(イー) という音の場合が多い。pearl (パール)など、アーという音の場合もある。がしかし、エー、という音は、いま思いつきませんね。
で、おそらく翻訳の人は実際の音を聞く前に、文字列だけから一般的な音を類推して、リーガンと表記してしまったのだと考えられます。もちろん、後に、レーガンと発音することがわかってからはレーガンに改められました。
今年、NFLで大活躍のサンフランシスコ・49ナーズのQB、Colin Kaepernick。これは現在でも、コリン・ケイパーニク、ケイパニック、キャパニックの三種類の表記があり、日本のTV放送でもケイパニック、キャパニックの2種類の発音で紹介されています。文字列をみると、Kae ケイ per パー nick ニック と読みたくなるのが人情。でも、現地の放送を聴くと、アナウンサーがキャパニックと発音しているのがわかります。そろそろキャパニックに統一してはいかがなものだろうかと思わずにはいられません。
80年代から90年代のアメリカ、インディーカー・レース(CART)で活躍したドライバー Bobby Rahal 。はじめは長い間、ボビー・レイハルと表記されていましたが、CARTが日本のツインリンク茂木で開催される際、正しくはレイホールだからレイホールと書いてくれ、と、本人からの要請があったそうな。で、以後ボビー・レイホール。rahal をレイハルと半ローマ字読みしたくなるのは人情なのだが(頭のレイ、子音+母音を母音の文字音で読むというのはよくある)、なにしろ本人がレイホールだというのだから仕方ない。実際 hall ball fall など、子音+all で母音がオになるパターンは多い。そもそも all がオなのだから当然のことといえるだろう。しかし Rahal はLが一個なのでついついハルと読んでしまったということになるわけですね。実際「2001年宇宙の旅」のコンピューターHALはハル。グリーンランタンのHal Jordanもハル・ジョーダン。hallation(ハレーション光彩のことね)Halleluha(ハレルヤ)Halifax(ハリファックス)などhalでハルと読む語もあるがどれもhalが単語の頭にある場合であることが条件だと思われる。
キック・ザ・びっくりボーイの Kendall Perkins も、ケンドール(ケンドル)・パーキンスが原語音声の発音。文字列の中ほどにall(またはal)があった場合、これが普通の読み方なのだな。ところが、どういうわけか日本語版ではケンダルになっている。時折ケンダルと聞こえないこともないわけではないが、ケンドルよりケンダルの方が女の子の名前っぽいと思ったのかもしれないし、ただ単にローマ字読みしただけなのかもしれない。kendall は女性名だけでなく男性名にもなり、ファミリーネーム(姓)にもなる名前。なので、わたしは最初 Kendall をキャラクターの個人名だとは思いませんでした。これは蛇足。
という具合に、結構本人や原語でどう発音しているかを無視して、わりと適当に日本語表記する場合があるのがおわかりいただけたでしょうか。
そこで、やっと本題。
Penelope ですよ。ギリシア語起源の女性名(オデュッセウスの妻の名前)。英語での発音はペネロピー。
ところが、このペネロピー。めったにペネロピーと読まれない。
この名前がおそらく日本で一番最初に広まったのはTVシリーズ「サンダーバード」に出てくる国際救助隊ロンドン支部のお嬢様エージェントの名前として。ところが、日本語では「レディ・ペネロープ」なのだ。原語ではもちろんレディ・ペネロピーと第1話の初登場の時から本人が言ってるんですよ。それなのにどういうわけだ。これは、当時台本翻訳の人がたまたま Penelope の英語発音を知らず、フランス語発音のペネロプを流用した結果と考えられる。フランス語は末尾の e を発音しないのでペネロプ(正確には日本語にある末尾の母音ウはフランス語にはない)になる。また、文字列から音を類推したふしもある。pene ぺネ lope ロープ(rope が縄・ロープ。lope は跳ねるようにステップを踏みながら歩いたり走ったりすることでやっぱりロープだから)というわけ。このへんからペネロープという表記をひねり出したと思われる。
同じころ日本では「チキチキマシン猛レース」というアメリカのハンナ・バーバラ(正確にはバーベラ、でも当時はバーバラ)が制作したアニメーションが人気を博したが、これに出てくるキャラクター、ゼッケン5プシーキャットのドライバー、ミルクちゃんの本名が Penelope Pitstop (ペネロピー・ピットストップ)。のちにスピンオフ作品「The Perils of Penelope Pitstop」の主役になったが、このときの名前はペネロッピー。日本版タイトルも「ペネロッピー絶体絶命」。ペネロピーと似ているようだけど、ロッピーと音がつまったりしないから、これもこの番組独自の表記ということになる。
最近になって「アトミック・ベティ」という作品の中ではじめて(かどうかはわかりませんが)ちゃんとペネロピーと読まれていた。
21世紀。やっと Penelope をペネロピーと表記するようになったのかと思ったら世の中そう甘くはない。
この春公開予定のディズニー・ピクサー最新作「Wreck it Ralph(邦題シュガー・ラッシュ)」にでてくるキャラクターVanellope (あきらかにpenelopeのもじり)の日本語表記がヴァペロペなのだ。どうして?英語ではちゃんとヴァネロピーって言ってるのに(作品だけでなく製作者のインタビューでも)なぜだ。これではpenelopeがまたペネロペになってしまいかねない事態ではないか。
ちなみにこの名前の有名人はスペインの女優ペネロペ・クルス(Penelope Cruz Sanchez 正確にはpenelope の2番目のeの上にマーク付き)。スペイン語ではほぼローマ字読みなので、ペネロペ。これで最近はみんなpenelopeはペネロペと読むんだと安易に考えてはいないか?
フランス語では上記の通りペネロプなのだが、困ったことにフランスの絵本、青いコアラの女の子「Penelope(正確には最初の2つのeのうえにマーク付き、これはエと発音しなさいという印)」 は日本語では「うっかりペネロペ」とスペイン語読みなのだ。どうなってるんだ。ちゃんとフランス語ではペネロプと発音しているのにわざわざペネロペにする意味がわからない。
と、いうぐあいに、どういうわけか日本語表記においては、英語ではペネロピー、フランス語でペネロプ、スペイン語でペネロペなのに、英語、フランス語作品ではわざわざ別の言語読み表記だったり創作(勝手に日本人が考えた)読みされるという不思議な状態なのだった。
誰かわけをおしえてください。つーかペネロピーって音が嫌いなんですか?日本の人。
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16:31
Motorcityが~
打ち切り~。
まじかよ。
だんだんディズニーがニコロデオンに見えてきた。
まあ、今までも、「ブンブン・マギー」とか「バーバリアン・デイブ」とか「学園パトロール・フィルモア」とかばかすか打ち切っていたので、おどろきゃしませんけどね。
いまいちレーティングが悪かったらしいんですが。
第1シーズン21話(たまに26話)の壁ですね。すくなくとも現在本国では20話までは放映済みのはず。
記事によればディズニーが所有する権利が制作スタジオの Pipmouse に戻されればどこか別のチャンネルで再開する可能性がないでもないと。まあ、やっぱりないでしょうねえ。
脚本の george kristic が twitter で、「ニックのためにパイロット版の脚本を書いている、チームを連れ戻すつもりだ」と書いていて、この「チーム」がはたして Motorcity のことなのか、スタジオの Pipmouse のことなのかわからないが、ニックで何かしら作る予定であることは確かなようだけど。
残念だなあ、絵も動きもオリジナリティーのある佳作だったのに。
Pipmouseは「Randy Cunningham 9th grade ninjya」も作っているので、こっちのほうは大丈夫だろうか。
つーか、こっちのほうが先に打ち切られるんじゃないかと思わないでもなかったけど。
同じディズニーXDで「 Tron uprising (トロン・ライジング)」もやってるので、似たようなモバイルアクションSFは二つもいらないってことなのかなあ。トロンはディズニー・オリジナルだしね。
と、思ったらなんだよ、「Tron uprising」も打ち切りかよ。
日本じゃ始まったばっかりなのに、ひどいわ。
ますますニコロデオンに見えてきた。
つーかXDの視聴者層はもうちょっとわかりやすい作品の方がいいのかもしれないね。CNよりもまだ低い年齢層なのかもしれない。大きいお友達にはうれしい作品でも子供たちにはいまいちなのかな。
「Tron」の方はまだ日本ではこれからなので見てみないと内容はわかりませんけどね。
XDは半分マーベル・チャンネルにでもするつもりなのかな。
ヒーローはマーベルで、コメディはオリジナルで、みたいな。
単にレートが悪いからさっさとやめた、というだけかもしれませんけどね。
やっぱりアメリカのTV業界は厳しいなあ。
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21:08
またまた雪の予報で今夜はいかに
おとといのことだけど、先週ふった雪がそこいらじゅうの日陰で凍りつき、東京は毎日冷蔵庫状態。そんなところにまたも雪の予報だったので、これはいかん、よしここでひとつアレを買うぞ、アレというのは最近流行の機能性アンダーウェア、人間の肌から発する水分を吸収して発熱するというアレ、と、近くの西友に行き、冬物衣料処分に突入してお値段の手ごろになったアレを買ったのだったが、なんと、備えあれば憂いが避けて通るというやつで、東京には効果的な降雪が見られなかった。それどころかふったのは雨で、残雪を溶かすというおまけ付き。せっかく暖かくなるものを買ったのに、どうしてくれるんだ。と、思うまもなく、また今夜雪が降ると天気予報。先週は予想外の積雪だったので、今度はちょっと雪降るぜ的な、あらかじめ言っといたからな的な予報だった先日。果たして今夜はいかに。
ところで、前々から思っていたのだが、例のアレ、人間の肌から発する水分だけで暖かくなるのだから、洗濯のために水に放り込んだらもう大変、高温を発して燃え上がるのではあるまいか、とあらぬ心配をして人に話すと、ふふんと鼻で笑われてしまうのだ。ええ~。だって~、あるかないかもわからぬほどの水分でぽかぽかとなるのなら、たっぷりの水分でびしょぬれになったら鉄をも溶かすほどに熱線放射しなければならないのではあるまいか。いいやそうあれかし、と思うのだが、洗濯したら燃えちゃいましたみたいなニュースがまったくないところを見ると、どうやらだいじょうぶらしいな。ちぇっ、つまらぬわ。
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13:02
NFL カンファレンス・チャンピオンシップ
いや~、いい試合だったので、余韻に浸りまくりで、合計3回観ちゃいました、AFCチャンピオンシップ。
当然のことだが我がボルチモア・レイブンズは宿敵ニューイングランド・ペイトリオッツを下して勝利。12年ぶりにスーパーボウルへの切符を手に入れた。レイ・ルイスのゲームはスーパーボウルで完結する(万が一引退撤回してもわたしはかまいませんよ、かまいませんとも)。
カンファレンス・チャンピオンシップ第1試合の今期初対決となるアトランタ・ファルコンズ対サンフランシスコ・49ナーズは予想通りの好ゲーム。先行するアトランタにくらいつくサンフランシスコの図式となった。
前半はアトランタのQBマット・ライアンのパスが次々とヒット。第1QにFGとTDで先行すると、第2Qには、サンフランシスコが反撃開始。ランとパスでそれぞれTDを奪い17対14と3点差に追い上げる。しかしここで再びマット・ライアンのパスがTEトニー・ゴンザレスにヒットしTDで突き放し24対14とアトランタのリードで折り返す。
第3Qに入ってサンフランシスコはRBゴアのランでTD。再び3点差に詰め寄る。さらにサンフランシスコはインターセプトでアトランタから攻撃権を奪うが、絶不調のKデビッド・エイカーズが38ヤードのFGをゴールポスト先端に当てて(こっちのほうがよっぽど難しい)失敗。さらにアトランタQBマット・ライアンのファンブルをサンフランシスコがリカバーしてターンオーバーを奪うが、アトランタ陣1ヤードのところでサンフランシスコWRクラブツリーがタックルを受けファンブル、アトランタがリカバーとアトランタ・ディフェンスが必死の防戦を見せる。自陣1ヤードからの攻撃となったアトランタだが、今度はサンフランシスコ・ディフェンスがこれを3アンドアウトに止めると返す攻撃でサンフランシスコがついにTDを奪い逆転する。ディヴィジョナル・プレイオフと同様に、再逆転を目指してのアトランタの攻撃はサンフランシスコのレッドゾーンまで進入するが、マット・ライアンがタックルされた際肩を負傷、パスの正確性を欠き、4thダウンのエンドゾーンへのパスも不成功。サンフランシスコが勝利した。
アトランタはマット・ライアンのパスは十分機能したがランが出ず地上戦でサンフランシスコに軍配が上がった。その上2度のターン・オーバーなどのミスも響いて後半無得点に終わってしまう。
サンフランシスコは前試合で走りまくったキャパニック(ケイパニックの表記が多いですが、現地の放送だとキャパニックといってるので以下キャパニック)のピストル隊形からのランを囮に、RBゴアのランを効果的に使い、アトランタ・ディフェンス陣を混乱させた。また、キャパニックのパスも良くラン・パスをバランスよく織り交ぜての攻撃だった。
NFL型のチーム対2012年型の対決は2012型の勝利に終わった。アトランタは善戦したが、前半のリードを守りきれず、後半サンフランシスコの強力ディフェンスの前に沈黙、アトランタのディフェンスも、サンフランシスコのピストル・オフェンスを止めきれずに逆転を許すことになった。AFCはニューイングランド、ボルチモア共にNFL型。はたしてサンフランシスコを止めることが出来るのか。
AFCチャンピオンシップは我がボルチモア・レイブンズ対AFCでの宿敵ニューイングランド・ペイトリオッツのホーム、ジレット・スタジアムに乗りこんでの対戦で、場所も同じ去年の再戦となった。
スタジアムは、キックオフの際セットしたボールが倒れてしまうほどの強風。ディープ・ゾーンへのロングパスを多用するボルチモアにはやや不利な条件。また、キッキングプレーにも影響がでるだろうと予想されるなか、風下からニューイングランドのキックオフでスタート。
第1Qボルチモアの攻撃を3アンドアウトに止め攻撃権を得たニューイングランドは例によって着実に前進する攻撃を展開。軽くFGで3点を先取する。ボルチモアはQBのフラッコがプレイオフに入ってから絶好調のロングパスを投げることなく、ランとショートパスで地道に前進するが、ニューイングランド・ディフェンスも良くプレシャーをかけロングゲインを許さない。ボルチモア・ディフェンスもディフェンスバック陣がQBトム・ブレイディのパスコースを消し、こちらも思うように前進できない。3対0のまま第2Qへ入ると、ボルチモアがRBレイ・ライスのランでTD。7対3と逆転する。追うニューイングランドはTDさらに終了間際にFGを決め13対7とリードして前半を終了する。ホームの試合では前半リードして折り返した試合では負けなし(勝率100パーセント、まじかよ)のトム・ブレイディ。果たしてボルチモアの反撃なるか。
第3Q次第に調子を挙げ始めたボルチモア・オフェンスはTEピッタへのパス成功でTDを奪い逆転。ディフェンス陣もニューイングランドのオフェンス・ラインへのプレッシャーが強まり、QBトム・ブレイディのポケットを次第に縮めていく。さらに第4Q、ライン戦で上回るボルチモア・オフェンスはQBフラッコからWRボールディンへのTDパスがヒット。21対13と点差を広げると、返すニューイングランドの攻撃でRBリドリーがファンブル。ボルチモアがリカバーしターンオーバーを奪うとこれもWRボールディンへのTDパスで得点し、28対13と一気に突き放す。追うニューイングランドだったが、ボルチモア・ディフェンスラインのプレッシャーにニューイングランドのラインが押し負け、ブレイディのパスも思うように通らなくなるなか、パスカットから浮いたボールをインターセプトし、ターン・オーバー。得点には結びつかなかったが残り時間の消費には成功。ニューイングランド最後の攻撃もエンドゾーンへ投げこんだパスをインターセプトして試合終了。なんと、強力オフェンスが自慢(NFL1位)のニューイングランドを後半無得点に押さえ込んでの逆転勝利となった。
ボルチモア・ディフェンスは、積極的にブリッツを入れることがほとんどなく、まずライン戦で勝ち、トム・ブレイディを自由にさせないという戦略が見事に成功。このプレッシャーのおかげで、ブレイディのパスをカットし、インターセプトも奪うことになった。パスカットしたボールがそのままボルチモアの選手の胸に飛び込んでいくという具合につきもボルチモアに味方していた。QBサックなど派手なプレーこそなかったが、基本に忠実にニューイングランドのオフェンスを確実にしとめることに成功した。またディフェンス・バック陣もレシーバーを確実にカバー、この試合でもSのエド・リードはほとんどボールに絡むことがなかったが、これもそれだけニューイングランドがリードを警戒していたということで、逆に、リードのいる場所にボールは来ないと割り切ってのディフェンスをしいていたのかもしれない。いずれにしてもニューイングランドはどうして負けてしまったのか、納得のいかない攻撃だったに違いない。
一方、ボルチモア・オフェンスはディープ・ゾーンへのパスが決まることはなかったが、しかしQBフラッコがそれで調子を落とすことはなく、第3Qの逆転のドライブなどは着実にラン・パスを使い分け、パスを散らして1stダウンを重ねてのTDとまるでニューイングランドの攻撃のようだった。ターンオーバーも得点につなげて、レギュラーシーズン中のようにここは踏ん張りどころという場面であっさり3アンドアウトで終了するようなことがなくなった。ここでもオフェンスラインが、ニューイングランドのディフェンスのプレッシャーを止め、フラッコのためのスペースを十分に確保できていた(第1Qは、ニューイングランドのディフェンスのプレッシャーも十分でラインを破る場面もあったが)のも大きい。球際の競り合いに強いボールディン、俊足でディープ・ゾーンに入り込むスミス、ラインの裏に走りこむピッタ。ランも中央突破のレイ・ライスと外に回ると早いピアースの2枚看板と武器も多彩。これにここにきて一皮向けたQBフラッコを中心にここからだという場面なるとオフェンスがよく機能している。
オフェンス・ディフェンス共に一丸となってビッグプレーではなくチームの力で勝った試合だったといえるだろう。
というわけで、NFC、AFCともに第1シードが破れるという結果に。
スーパーボウルは史上初の兄弟HC対決、兄ジョン・ハーボウ対弟ジム・ハーボウの「ハーボウル」になった。
オフェンス・ディフェンス共に総合力チームに生まれ変わったボルチモア・レイブンズ対、強力ディフェンスに今期NFLを席巻した走るQBとピストル隊形からのオプション攻撃が加わった新型サンフランシスコ・49ナーズの対決。これも面白い試合になること間違いなし。そしてボルチモアが勝利することも間違いなし。
てなことで、なんと、またも春日の呪い炸裂。みごとアトランタとニューイングラドを敗戦に導いた。どうかしてる。やっぱりこれは科学的事実なのか。というわけで次はサンフランシスコを応援してください。
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00:19
KP
今ふとおもったのだけど、
ディズニーチャンネル・オリジナルシリーズはKとPが好き?
ディズニーでKPといえば「キム・ポッシブル(kim possible)」の主人公キム・ポッシブル。
ディズニーチャンネル・オリジナルの初期作品といえば、ペッパーアン(peppe ann)で主人公はペッパーアン・ピアソン(pepper an pearson)のPP。
「リセスぼくらの休み時間(ricess)」にはPといえば校長先生(principal)のプリックリー(peter prickly)だけかと思いきや、ヴィンス、グレッチェン、ガス、フィンスター先生のミドルネームがどれもPで、それぞれピエール(pierre)、プリシラ(pricilla)、パットン(patton)、(フィンスター先生は頭文字のみで名前は不明)。
続く「ウィークエンダー(the weekenders)には、ティッシュことペトラティッシュコヴナ・カッツフラキス(petratishkovna katsufrakis)でPK。
映画スピンオフの「ヘラクレス」と「バズ・ライトイヤー」にはめだったKPはなし。
その後しばらくの間オリジナルシリーズにも、「ブンブン・マギー(the buzz on maggie)」の主人公マギーの家族ぺスキー(pesky)家をのぞくと「バーバリアン・デイブ」「学園パトロール・フィルモア(fillmore!)」「ブランディ&Mr.ウィスカーズ(brandy & Mr. whiskers)」「アメリカン・ドラゴン(american dragon jake long)」とめだったKとPが現れないが、「ティーモ・シュプリーモ(teamo supremo)」では、主人公3人組をサポートするのが、我が州のケビン知事(governor kevin)とポールセン博士(Mr. paulsen)のKPコンビ。そして映画からのスピンオフシリーズ「ラマだった王様 学校へ行こう!(emperor's new school)」の主人公はクスコ(kuzco)とクロンク(kronk)で両方K。「ザ・リプレイス大人とりかえ作戦(the replacements)」にエージェントK(本名がkaren)、そして続く「フィニアスとファーブ(phineas and ferb)」には、カモノハシ・ペリーことエージェントP(agent p a.k.a. perry the platyputh)とふたつあわせてエージェントKP登場。ついでにフィニアスもP。
さらにディズニーXDで「キック・ザ・びっくりボーイ(kick buttowski suburban daredevil)」にはケンドール(ケンダル)・パーキンス(kendall perkins)がKPで、もちろん主人公キック(kick、でも本名はclarence)はK。ディズニーチャンネル最新作「怪奇ゾーン グラビティフォールズ(gravity falls)」では主人公がディッパーとメイベルのパインズ(pines)。
意外と主人公KP率高くないですか?どうかな。
他のチャンネル(カートゥーンネットワーク、ニコロデオン、hub)と比べてみるのがいいんだろうけど、面倒くさいのでやらない。
ま、ぱっと思いついただけなので、メモがわり見たいなものですね。
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17:54
NFL ディヴィジョナルプレイオフ 続き
まあなんていうか、他の試合はどうでもいいんですけどね、などといっていられない。
わがボルチモアの対戦相手はやはりというかなんというか、ニューイングランド・ペイトリオッツに決定。
AFCディヴィジョナルプレイオフの2戦目ヒューストン対ニューイングランドは、例によって落ち着き払ったニューイングランドの余裕の勝利だった。レギュラーシーズン後半に勢いを失ったヒューストンはついに力尽きここでアウト。前半、ほぼ互角にたたかっていたものの、後半ちょっと本気を出してみました的なニューイングランドの攻撃をヒューストン・ディフェンスが止められず、あれよあれよと突き放され、ヒューストン・オフェンスも第3Qには無得点、第4Qでの追撃も時すでに遅しで、終わってみれば41対28の大差でニューイングランドの勝利。
これで、AFCチャンピオンシップは去年の再戦となった。
こんどはFGをはずさないぞ。ニューイングランドは覚悟しておいてもらいたい。
一方NFCではシアトル・シーホークス対アトランタ・ファルコンズの対決が熱かった。前半20対0とアトランタに圧倒されたシアトル。第2Q最後の攻撃もあたふたし時間を使い果たしてせっかくの得点チャンスを逃すしまつ。第3Qにはお互いTDを取り合って点差が縮まらないまま第4Qへ。しかしここからシアトルが怒涛の追い上げ。3連続TDを奪い試合時間残り31秒でついに28対27と逆転。しかし、今年のアトランタは一味ちがった。QBマット・ライアンがパスを次々とヒットし、FGエリアに侵入すると、残り8秒でFG成功。30対28とリードを奪い返す。返す攻撃で、フィールド中央まで進んだシアトルはQBラッセル・ウィルソンが最後のパスをエンドゾーンに投げ込むがインターセプトされて試合終了。
もう一試合のグリーンベイ・パッカーズ対サンフランシスコ・49ナーズは、グリーンベイは第1Qに築いたリードを第2Qサンフランシスコにひっくり返されると、サンフランシスコが第3Qに一度は同点に追いつかれるもその後差を広げると、そのまま得点をかさねて追いすがるグリーンベイを突き放し45対31でサンフランシスコが勝利した。グリーンベイはサンフランシスコのQBケイパニックとRBゴアのランを止められず、サンフランシスコに579ヤードも奪われる結果となった。ケイパニックはQBのオールタイム・ベストのラン記録183ヤードを走りパスも次々と決めて後半グリーンベイを圧倒。
これで、NFCはサンフランシスコ対アトランタのチャンピオンシップゲームとなった。
今年NFLを席捲したモバイルQBとピストル隊形からのオプションプレーのサンフランシスコの攻撃(しかもケイパニックのパスが絶好調)を止めることができなかったグリーンベイ。果たしてアトランタ・ディフェンスはピストル・オプションにどう対抗するのか。かたやある意味オーソドックスな、しかし、勝負強く確実に得点するアトランタの攻撃をサンフランシスコの強力ディフェンス陣が止められるか。この試合は面白くなること間違いなし。
あと35時間でNFCチャンピオンシップ試合開始。
月曜日の朝は早起きして、試合に備えよう。そうしよう。
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12:44
NFL ディヴィジョナルプレーオフ
AFCディヴィジョナルプレーオフ第1戦は、ボルチモア・レイブンス対デンバー・ブロンコス。ブロンコスのホーム、コロラド州デンバーのスポーツ・オーソリティ・フィールド・アット・マイルハイ・スタジアム(長いな)で行われた。
デンバーのキックオフで始まったゲームは、ボルチモアのパントをデンバーのリターナー、ホリデーがいきなりのパントリターンタッチダウン。予想もつかなかった形でのデンバーの先制だったが、これはその後の波乱の展開の前触れに過ぎなかった。ボルチモアは返すオフェンスで、フラッコからWRトリー・スミスへのロングパスがヒット。あっさり同点にして試合は振り出しに。さらにボルチモアがデンバー陣内でインターセプトリターンタッチダウンで、リードを奪うが返すデンバーのオフェンスでマニングからWRストークリーへのTDパスが決まり14対14でまた試合は振り出しに。さらにデンバーがTDでリードを奪い返すが第2Q終了間際、フラッコのパスを再びトリー・スミスがキャッチしてTD。21対21で前半を終了した。
意外な点の取り合いとなった第3Q。ボルチモアのキックオフをリターナー、ホリデーが今度はキックオフ・リターンタッチダウン。またもやデンバーのリードで後半がスタートすることになった。やや落ち着いた展開となった第3Qはパントの蹴りあいになったが、ボルチモアがパスラッシュからマニングのファンブルを誘い、ファンブルリカバーでターンオーバー。ボルチモアはこのチャンスからRBレイ・ライスのTDランで28対28と同点に。しかし、第4Q、デンバーはまたもマニングからWRトーマスへのTDパスが決まり、ボルチモアを突き放す。7点を追うボルチモアは、同点を目指すドライブで4thダウンギャンブルも失敗。残り3分からのデンバーのドライブをボルチモア・ディフェンスが食い止め、残り1分で、ボルチモアのオフェンスとなる。そして残り30数秒、ボルチモア陣30ヤードからのフラッコのロングバスが、この試合リターンで見せ場のなかったWRジョーンズにヒット。ディープに守りながらも裏を取られたデンバーのディフェンス・バックをかわしてそのままTD。信じられない展開で35対35と土壇場で同点となり試合は今プレーオフ最初のOTへ突入した。
コイントスで勝ったボルチモアがレシーブを選択。リターナーには、デンバー・オフェンスが徹底的に警戒し、ほとんどプレーに絡むことのなかったSのエド・リード。しかし、ビッグリターンは奪えない。TDを目指す最初のドライブをパントで終えたボルチモア。返すデンバーのオフェンスもパントとなり、OTは先に点を取ったほうが勝利のサドンデスに突入する。しかしOTは互いのエンドゾーンが遠く、一進一退の膠着状態となる。この均衡を破ったのはボルチモア・ディフェンスだった。ボルチモアのパスラッシュを逃れて右へロールアウトしたマニングが追い詰められてまさかの投げミス。これをボルチモアのCBグラハムがインターセプト。これで得たボルチモアの攻撃は2ndOTに入った後、新人Kタッカーが47ヤードFGを決め4時間以上に及ぶ戦いはついにボルチモアが勝利した。ぎりぎりまで追い詰められてからのチーム一丸となっての逆転勝利にレイ・ルイスは地面に突っ伏して男泣き。レイ・ルイスのゲームはまだ終わらない。
イエローフラッグが乱れ飛び、微妙なジャッジの多いゲームではあったが、マニングの見事なドライブや、フラッコの起死回生のロングバス、キックオフ、パント、インターセプトの3つのリターンタッチダウン、両チームのリードの奪い合いと見所満載の疲れるゲームだった。
てなわけで、やはり春日の呪いはここでも炸裂。「あとデンバー」のたった一言で、マニング兄をまさかの逆転負けに引きずり落とすという荒業をやってのけたのだった。まさに恐るべし。
この先はもうAFCのチームの応援はやめてNFCのチームを応援しなさい。たのむから、そうして春日さん。
てことで、現在はディヴィジョナル・プレーオフの第2試合、NFCのグリーンベイ・パッカーズ@サンフランシスコ・49ナーズ戦が行われている最中。こちらも前半を21対21の同点で折り返すという接戦ですよ。やはりNFLプレーオフはディヴィジョナル・プレーオフとチャンピオンシップ・ゲームの6試合が一番面白い。
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01:00
NFLワイルドカードプレーオフ
わたしは元来科学信奉者でありまして、
科学、とは何ぞやと問われれば、
その三原則は
なぜ?の追求であり、
原因と結果の関係性を信じることであり、
同一条件下の客観的な再現性を求めることであります。
これが科学。
なんだかわからない機械だの数字だの怪しい単語だのは科学とはいいません。
そんなわけで、呪いだの幽霊だの世界の終わりだの予言だの
基本的に上記三原則に沿わないものは眉唾であると考えるわけですが
逆に言えば、世間の常識から鑑みてどんなに怪しかろうがこの三原則に沿うものであれば科学といわざるを得ないのも事実。
というわけで、「オードリー春日の呪い」はもはや科学的事実の域に到達しようとしているということであります。
NFLワイルドカードはAFCシンシナティ・ベンガルズ@ヒューストン・テキサンズの戦いで幕を開け、第17週の再戦となったNFCミネソタ・バイキングス@グリーンベイ・パッカーズ、AFCインディアナポリス・コルツ@ボルチモア・レイブンズ、NFCシアトル・シーホークス@ワシントン・レッドスキンズの戦いが繰り広げられました。
@というのは「アット=そこで」という意味でアット・ヒューストンはヒューストンのホームで試合を行うという意味です。早い話、@の前のチームがアウェイ@の後のチームがホームということ。
第1戦、レギュラーシーズンで急激に調子を崩していたヒューストンが復活。シンシナティのディフェンス陣もヒューストンの強力オフェンスを封じ込めることが出来ず、惜しくも敗退。
第2戦、第17週のリベンジ戦となったグリーンベイは、2000ヤードラッシャー、エイドリアン・ピーターソンを封じて勝利。
第3戦、我がボルチモアは、引退を表明したレイ・ルイスがフィールドに帰ってきた。強力ディフェンス陣もまさに復活、新人アンドリュー・ラック率いるインディアナ・オフェンスをがっちり受け止め、勝負強いインディアナの攻撃をFG3発TDなしに押さえ込んで勝利した。
例によって微妙に波のあるフラッコとオフェンス陣もレイ・ライスの2度のファンブルによるターンオーバーで崩れることなく攻撃を組み立て、新人RBピアースのランでビッグゲインを奪い、WRボールディンへのTDパスも決まって確実に得点を重ね、ちょっとばかり心配だった第4Q、ターンオーバーで奪った攻撃権を一度はあっさりスリーアンドアウトで失ってしまうが、ディフェンス陣はインディアナの4thダウンギャンブルを封じ、再び取り戻した攻撃では勝利への1stダウンをしっかり獲得し、試合を決めた。
これでディヴィジョナル・プレーオフは@デンバーで、レギュラーシーズンで完敗したマニング兄率いるブロンコスとの再戦となるため、レイ・ルイスはこれが最後のホーム・フィールド・ゲームで、最終プレー、ヴィクトリー・フォーメーションを組むオフェンスのテイルバックとしてフィールドに立ち、チームの勝利を満員の観客と分かち合った。なかなか粋な計らいですね。
そして問題の第4戦は、新人QB対決。
QBラッセル・ウイルソン率いるシアトルは今期ホームでは全勝だがアウェイでは負け越しと分が悪い。
一方、第15週のボルチモア戦で膝をいためたワシントン・レッドスキンズのQBロバート・グリフィン三世は第17週に復帰。この試合にはサポーターで膝をかばっての出場だが、完全な状態とはいいがたい。
それよりなにより心配なのは、日テレ「オードリーのNFL倶楽部」で、第14週まで地区首位だったNYジャイアンツをレギュラーシーズン敗退に導いたオードリー春日の、「ワイルドカードはRGIIIのワシントンを応援しようかな」の一言。果たしてRGIIIはこれまで全勝(ようするに応援チームが100パーセントの確立で敗北)の春日の呪いを打ち破ることができるのか。
ところがあけてびっくり、第1Q、いきなりワシントンが2連続TDで14対0とシアトルを突き放す。これはもうワシントンいきなりの大勝利かと思いきや、恐るべし、春日の呪い発動、さらに得点を重ねるべく前進するワシントンの攻撃でRGIIIが負傷していた膝をさらに痛めてしまう。RGIIIはプレーを続けるがもはやいままでのように走ることができない。その後ワシントンの攻撃はうそのようにぱったりと沈黙。第2Q、FGを返したシアトルはさらにTD、FGで14対13と1点差に追い上げる。勢いに乗るシアトルだが、第3Qにはワシントン1ヤードでファンブル、ターンオーバーで絶好の逆転チャンスを逃すも、第4QにはRBマショーン・リンチのTDランで逆転。さらにはワシントンのエンドゾーン前の攻撃で、スナップミスでフリーボールとなったボールを拾い上げようとしたRGIIIが右膝を完全に痛めてしまいフィールドに倒れこんでしまう。そのボールをカバーしたシアトルがFGを決め、追加点。退場したRGIIIにかわって出場したQBカズンズの攻撃も無得点に抑えて、シアトル・シーホークスが苦手アウェイで勝利した。
もう、こうなってはオードリー春日の呪いを科学的事実として受け入れざるを得ない状況にきているといっても過言ではない。なお、春日は同じ番組内で「あと、デンバー」とデンバー・ブロンコスを応援するそぶりを見せ、同じ番組でデンバーを応援するアシスタントに「絶対やめてください」と完全拒否されていたが、果たして、この一言がデンバー・ブロンコスにどう降りかかるのか、注目していきたい。
つーかデンバーはボルチモアの次の相手なので、オードリー春日さん是非マニングを応援してくださいね、お願いします。
というわけで、ディヴィジョナル・プレーオフは
AFC ボルチモア・レイブンズ@デンバー・ブロンコス
ヒューストン・テキサンズ@ニューイングランド・ペイトリオッツ
NFC グリーンベイ・パッカーズ@サンフランシスコ・49ナーズ
シアトル・シーホークス@アトランタ・ファルコンズ
となった。いずれも好試合必至。
ボルチモアはデンバーにリベンジを果たせるか。がんばれレイブンズ。
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20:15
寒いっすね
年末年始は寒かったですね。
元日は一日寝正月。
疲れていて食事のとき意外は本当に眠り続けてしまった。
2013年の1月1日にはいったい世界で何があったのだろうか。
永遠の謎となったのだ(ちょっとおおげさですね)。
2日目も半分寝てました。
これではいけないと先日アップした絵を仕上げて、3日には毎年恒例紀伊国屋の洋書割引セールで新宿まで出かけ来ました。前に読んだ本の続巻がいっぱい出ていたのでついつい買ってしまった。まだ読んでない本もあるのに未読がどんどんたまっていくなあ。洋書はあるとき買わないと二度と手に入らないかもしれないのでいいんだと自分にいいきかせて買うのだが、読むだけだったらKindle買えばいいんだよね。だからいつでも買えるんだけど、とはいえ「本で読む」のが好きなので、これでいいのだ。Kindleは大人向けの馬鹿みたいに分厚い本を読む段階になったら使うようにしよう、そうしよう。
で、新宿に出たらC&Cのカレー。
家に帰って残っていたお餅を焼いて食べようとおもったら、オーブンではなくレンジ(うちは電子オーブンレンジなので)のスイッチを無意識に押してしまって(ほとんどレンジばかり使っているのでオーブンを使うときは意識しないと手が勝手にレンジのスイッチを入れてしまうのだった)気がついたらカリカリに膨れ上がった「麩」みたいになってしまったのだった。
しょうがないから永谷園のお吸い物につけながら食べました。汁につけて口に入れるとあっという間に解けてなくなってしまうので、食べた気はしないが、しかし、わりといいかもしれないな。
前には同様の失敗でトーストをカリカリのラスクにしてしまったこともある。
甘くないのでやっぱり美味しくないが、食べられないことはない。日常の無意識動作とは恐ろしいものだ。前にはこんなことがあったなあとあることをおもいだしたのだが長くなるのでいずれまた。
日本海側は大変な雪。
東京も晴れてはいるものの寒いばっかりであまりありがたくない。
お正月でみんなひまなんだから雪のひとつも降ればいいのに。
と、のんきにしていたお正月もあっというまに終わり、
また一年日常が戻ってきますね。
で、
年末は例のイベント。
今年は海外アニメが初日になり、わたしのスペースも一日目なので前みたいに連日コミケ通いしなくてすむのがありがたいが、自分のスペースを見なければいけないので、開場後、通行フリーになってからでないとカートゥーン島にいけないのが難点でもある。なかなか世の中すべてうまくいくというわけにはいかないのだった。
今回もオフセ本はまにあわなかったので、キンコス(正確にはキンコーズ)でコピーしまくりだったのだが、なんと、キンコス(正しくはキンコーズ)のセルフサービス・コピー機は、いまや原稿を読み取らせるとあとは勝手に中綴じ本を作ってくれるという恐るべしなマシンになっているのであった。しかもキンコス(本当はキンコーズ)はこの時期、同人誌中綴じ本を制作しますよと、漫画同人向けサービスまで展開しているのであった。キンコス(実際にはキンコーズ)といえば世界の流通を担う大企業フェデックス(フェデラル・エクスプレスの略)。世界のフェデックスが日本の漫画同人相手に商売するたあ大変なことだ。つーか、やっぱり大企業は客をえらんだりしないということだな。多分思うに年2度のコミケ前で、その年のコピーサービスの半分以上の売り上げを記録しているのではあるまいか。漫画同人相手にしてもちゃんとペイできるということなんだろうなあ。えらいぞフェデックスそしてキンコス(ちゃんとした名前はキンコーズ)。
しかし、だがしかしだ。
そのセルフサービス用新型機、せっかくだから一回中綴じを試してみるかとやってみると、中綴じ本は表紙が手差しでないといけない、とコピー機の備え付けのクイックマニュアルにある。それなのに手差しで紙を入れると100パーセントの確立で紙詰まりを起こすという、ユーザーお手上げの機械で、これがその機械単体のことなのか、紙を選ぶのか、まだ新型の機械なのでいろいろ不具合が出し切れていないのか、手差しでなくても表紙をプリントできるのか良くわからないのであった。またそのうち試してみよう。
この機械、不具合はあります。2012年12月現在では、600dpiグレースケールで作成したjpegのデータをUSBメモリーからコピー機内臓トレーの用紙にプリントアウトしようとすると、なにがあれになってはじかれてしまうのだが、そこであれをこうするとちゃんとプリントアウトできるのだ。(何度か試して確実にプリントアウトできる手順を発見したのであった)明らかにバグだと思われる。早急なファームウェアの更新を期待したい。
とまあ、キンコス(もういいですねキンコーズですよ)での格闘もあったもののなんとか本を用意してコミケに。
一日目は昨夜来の雨もすっかり上がり、晴れて暖かく(少なくとも屋内は)すごしやすい一日となった。よかったよかった。
カートゥーン島以外では行くところもないので、ワコムの新型タッチ式液晶タブレットをいじりまくりですごす。いいな、指で拡大縮小、回転が出来る。前に、ヨドバシの液晶タブレットコーナーで絵を拡大しようとして普段タブレット使っているときの感覚でつい指で画面を操作してしまってそれじゃ無理だってと思ったこともあったのだが、さすがワコム、やっぱり指操作対応タッチパネルタブレットを開発していたのだな。ペンを使うときはペン先優先で指のタッチはキャンセルされるので、描いているときに指先を置いた部分に勝手に色が乗ることはない。便利だ。でもでかい。値段もそれなりでやっぱりおいそれとは買えないのだ。もうちょっと安くならぬか。あるいは19インチくらいのタブレットはでませんか。筐体が大きくて物がいっぱいのうちには置き場所ありません。
ライバルがいないので、安くはならないね。
こういうものはライバル企業の対抗機種があってはじめて値段がさがるものだからなあ。他の意外なタブレット制作企業から、あっとおどろく新機種が発表されることを期待したい。ベンチャー企業さん。手軽な12インチ以上(縦にしてB5原寸以上が表示できることが最低条件)でちゃんと絵をかけるタブレットを安く作れたら同人作家相手に売れますよ。きっと。
コミケが終われば手伝ってくれたみなさんといっしょに例によって例のショッピングモール。
今回また新たなモールを発見していたので早速そこへ。
ウェブ上で発見したのが最近だったのだが、去年(もうおととしか)の年末にその前を通っていたのを、いざそこへ行ってから気がついた。そのときには別のモールを目指していたので素通りしたのだった。というわけである意味リベンジ。
深川、南砂、北砂とほぼ同規模のここは巨大イオンを中心にした多店舗集合型モールで南北砂のような店舗一体型ではない。イオンの隣にはラウンドワンがあり、(モールに到着したときはまだ空は明るかったのだが帰る時になると)夜空にそびえる巨大ボウリングピンが異様な雰囲気をかもし出していた。まだ大晦日ではないので、そばはお預け。失ったスタミナを回復しようと(私以外の人はみな3日間コミケに行くので)千葉県産のおいしいお肉の焼肉屋さんで夕食。夕飯時にはやや早い時間だったのでまだがらがらの店内にすんなり入れて大助かり、1時間もするとあっという間に満員という盛況ぶり。みんな肉が好きなんだね。おいしいからね。どうして肉はおいしいのだろうか。不思議だなあ。
コミケで疲れていたわれわれは年のせいか(もう若くないのでがつがつしない)お酒を注文しなかったせいか(みな飲めないわけではないが、コミケで疲れていてさらに明日もあるので体力回復が主目的。わたしは運転するので当然飲めません)結構食べたのに安かった。実際食べ放題メニューより安かった。
というわけで、味も値段もすっかり満足で、次のお客さんに席を譲って店を後にしたのであった。といっても焼肉屋を後にしただけで、巨大イオンでだらだらすごすのはこれからなのだ。
さんざんモールを渡り歩いているとさすがにもう店が大きいだけで感動をうるということはなくなった。ちょっと残念。
ところでなぜかこのイオンでは紙をいっぱい売っていた。
コピー用紙。プリンターなどに使う紙。A4とB5、1束500枚というアレ。
文具PC用品コーナーの陳列棚1つほぼ丸々使って、コピー用紙がずらりと並べてあったのだった。この辺の人はそんなにコピー用紙使いまくるのか?いくらなんでもちょっと多すぎないか?前の年末に、リバーサイドモールに行ったときはなぜかエビフライを山のように売っていたが、この店ではコピー用紙が売れ筋なのか?誰か仕入れのとき0を一個間違えたんじゃないか?
イオンの店舗そのものは最大級とまでは行かなかった。それぞれの売り場がちょっとだけ小さいのだな。こういうチェーン店はそういうものだ。でもちゃんと本屋もあった。他のどの店舗より大量の紙も売ってる。そしてちゃんとフードコートもあるのだ。フードコートのないモールはモールじゃない。これは間違いない。肉食べるのに時間をつかったので、イオンでうろうろする時間がそれほどでもないうちに、フードコートで一休み。
ひとり、いつも年末まで仕事があってなかなかモール巡りにつきあえないメンバーがいたのだが、やはりモール初心者。他のみながフードコートに自動的に集まってだらだらしているというのに、われわれを探して店内をうろうろし、しまいには駐車場で待つしまつ。こっちからケータイで連絡してやっとフードコートに現れた。よりにもよって、上から下まで店内を探したときフードコートだけは探さなかったらしい。つーか、見つからなかったらおまえの方からケータイで連絡してこいや、みたいな。これだからモール素人は困る、と、すっかりモールの達人気分にひたるのであった(なんだそれ)。
てなことでフードコートも閉店する時間になり(年末だから普段より早い)明日もあるので(わたしは休み)モールを後にするのであった。
それぞれを駅へ送って、家に帰って荷物を降ろし、レンタカーを返して、帰りに明日の食料を買って帰宅。お疲れ様でした。
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08:51
NFL レギュラーシーズン終了
てなわけで、我がボルチモア・レイブンズはプレーオフ進出決定。
第16週で、オードリー春日の呪いを受けたNYジャイアンツを下し地区優勝決定、第17週には同地区でこれもプレーオフにワイルドカードで出場を決めたシンシナティ・ベンガルズとプレーオフを見据えた前哨戦。両チームとも早い段階でいつものスターター陣を下げ、サブのメンバーを投入しての試合だったが、これまでたまに出場していたボルチモアの2年目の新人QBタイロッド・テイラーが意外といい感じ。最近のQBらしく、ポケットパサーでたまに走るフラッコと違ってモビリティも高く、インターセプト・リターンTDを許しもしたがそれもご愛嬌、肩もけっこういい感じ。フラッコもうかうかしていられませんな。試合はボルチモアがTDで先制したものの、第2QにシンシナティTDで同点、第3QにシンシナティがFGで逆転し、その後はTDとFGをとりあってそのままの点差で終了。お互い10勝6敗でレギュラーシーズンを終了した。
この結果、ボルチモアはシード順第4位、シンシナティはワイルドカードでシード順6位で、どちらも早速ワイルドカード・プレーオフからの試合となった。
で、今現在、シンシナティ@ヒューストンでAFCワイルドカードの試合中。
レギュラーシーズン終盤に勢いを増したシンシナティと、終盤ちょっとくたびれたヒューストンの戦いは前半シンシナティの1TDにヒューストンの3FGで7対9と接戦。FG一発で逆転する展開で後半戦に突入した。
ボルチモアは明日、アンドリュー・ラックのインディアナポリス・コルツと@インディアナで対戦。今年はレギュラーシーズンでの対戦はなく、ここで初顔合わせとなる。
プレーオフ直前にあってボルチモア・レイブンスのLB#52レイ・ルイスがついに今期限りでの引退を表明。来るときがきてしまったが、とうとう最後のシーズンとなるレイ・ルイスにスーパーボウル・リングを送るべく、ボルチモア・レイブンズはチーム一丸となって勝ち進んでくれるに違いない。新人QBに目に物みせてやってくれ。
唯一の心配はオードリー春日の呪いだけだ。いやマジで。ぜひ他のチームを応援してもらいたい。ぜひそうしてもらいたい。
第17週はもつれにもつれたNFC東のワシントン対ダラスの優勝決定直接対決、後半一気にのび第16週勝ち星で追いついたシアトルとサンフランシスコのNFC西の優勝決定や、最後のワイルドカードを争うシカゴとミネソタの争い、各カンファレンスのシード順位争い、復活した奇跡のランナー、エイドリアン・ピーターソンのNFLシーズン最多ラン獲得ヤード記録に挑戦、カルビン”メガトロン”ジョンソンのNFL初シーズン2000ヤードキャッチへの挑戦など盛りだくさんの最終週でありました。
ピーターソンはNFL8人目の2000ヤードランナーになりましたが、あとわずか9ヤードで惜しくもNFL第2位の記録にとどまりましたが、しかし来期さらに記録をのばすかもしれませんからね。楽しみです。カルビン・ジョンソンも残念ながら初の2000ヤード獲得はなりませんでした。デトロイト・ライオンズの復活とあわせてまた来期がんばってもらいたいものです。
毎年、あっというまの17週間。今年もたのしませていただきました。
これから1ヶ月、プレーオフの激闘も楽しみだ。ゴー、レイブンズ。
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03:53
寒い
すね。
寒い。
外に出るとマスクでもしないと肺から寒くなるくらい寒い。
今年はクリスマス絵を描いている暇がない。
でもケーキは食べた。
夕方コンビニによって小さなショートケーキを買ったよ。
クリスマス・イブにケーキを食べたなんて何十年ぶりだろうか。
ところで、その時わたしはすっかり眠っていて気がつかなかったんですが、
12月21日で世界は終わったですか?
え~?終わってるのか?
ちょっとわからないなあ。どうなのかなあ。
もうすぐコミケですが
ここにきてアイディアだけはいっぱい出てくるのだが
もう時間がないのであった。
あと1月はやくアイディアがぽろぽろ出ていてくれればよかったのに
世の中うまくいかないものなのであった
じゃ、今日はもう寝ます。
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03:43
NFL第15週
というかついにキターッ
春日の呪い炸裂!!
第15週、NFC東で首位を争うNYジャイアンツはアトランタに16年ぶりの完封負けを食らって、首位から一気に3位に転落。2度のフォースダウンギャンブルに失敗するなどやることなすことすべてうまく行かないというみごとな負けっぷり。同地区ワシントンとダラスは勝利し、3チームが8勝6敗で並ぶという大変な結果に。同地区内対戦成績でワシントンが首位、次第に調子を挙げてきているダラスが2位と、大逆転。NYジャイアンツはもはや優勝するしかないため残り2戦絶対に負けられなくなった。
ワシントンはAFC北のクリーブランドに勝利。そしてダラスはこれもAFC北のピッツバーグと対戦。先行、逆転、また逆転のシーソーゲームは第4Qダラスが同点に追いつきOTへ。コイントスで勝ったピッツバーグがレシーブを選択するも、最初のプレーでCBブランドン・カーがいきなりのインターセプトで一気にレッドゾーンへ。その後FGで勝負ありという、第14週のボルチモアのリプレイでも見るかのようなピッツバーグの敗戦。さすがライバル、仲のよろしいことで。
AFC北の残る1チーム、地区優勝と同時にワイルドカードを争うシンシナティは、おそらく今年一番がっかりなチーム、フィラデルフィアに勝利し、ピッツバーグと順位が逆転。AFC北で優勝の可能性を残すと同時にワイルドカード争いでも優位に立った。
で、わがボルチモアなんですが、マニング兄のデンバーと対決も、第3QまでFG一本に押さえ込まれ、ディフェンス陣もデンバーの攻撃を抑えられずほぼ完敗というしょんぼりな結果に。なんてこったの3連敗。まじすか。
てことで、AFC北はボルチモア、シンシナティ、ピッツバーグの順で、地区優勝はきまらないままとなった。第16週にボルチモアが勝利すれば、残る第17週での直接対決でシンシナティが勝ち10勝でならんだとしても、ボルチモアは地区内成績で優位に立っているため第16週で優勝が決定する。
ボルチモアは第16週はマニング連戦の第2戦、マニング弟の率いるNYジャイアンツと対戦。
しかし、春日の呪いが炸裂して、ボルチモアの勝利となるのは間違いあるまい。
ワシントンは第16週に同地区最下位のフィラデルフィアと対戦予定。
ダラスは第16週にはセインツと対戦。
そして第17週にはワシントンとダラスの直接対決が待っている。果たして最終戦決着となるかNFC東はまったくわからない。
てゆーか今年NFC東とAFC北の対戦を組んだのは一体どこの予言者かと問いたい気分ですよ。ええ、本当に。すごいねNFL。
というわけで、第15週も怒涛の展開のNFL。グリーン・ベイ対シカゴのNFC北同士の直接対決はグリーン・ベイに軍配が上がりついに優勝決定。NFC西でシアトルと優勝を争うサン・フランシスコはニューイングランドへ乗り込んでなんと地元で圧倒的に強いニューイングランドに勝利し首位キープ。一方1勝差で追うシアトルはバッファローと対戦しこちらは2週連続で50点オーバーのオフェンス大爆発で勝利。第16週には両者直接対決で、シアトルが勝てば10勝で並び第17週まで優勝はお預けというここまできての本当にもうNFLのスケジューリングの素晴らしさには毎年感心しますね。
忘れてた。デトロイト・ライオンズは開幕4連勝のあと怒涛の連敗街道まっしぐらのアリゾナと対戦。4勝10敗同士のあまりありがたくない対決は、これまで接戦に後一歩で競り負けていたデトロイトがまさかのボロ負け。なんで?しかもアリゾナは第14週にシアトルに58点も取られて負けた最低の状態だったのに~。第2QにTDで先制したもののその後3連続TDを奪われて一気に逆転され、第4Qにはエンドゾーンへ投げ込んだTDパスをインターセプトされ、そのままダメ押しのインターセプトリタータッチダウンを奪われて負けてしまった。オフェンスが得点してもディフェンスから崩れてしまうという今年のデトロイトの悪い部分がまたもや露呈した試合となったが、オフェンスも、WR陣に故障者が続出していながら、メガトロン、カルビン・ジョンソンの圧倒的能力と、パスを投げて投げて投げまくるスタッフォードのコンビでヤードは稼げているが、思うようにランが出ないためにエンドゾーン手前まで前進しても後一歩で躓いてしまうというパターン。来期へ向けてどうチームを立て直すのか、道のりは遠そうだなあ。
今期、残るはメガトロンのレシービング・ヤード記録更新だけがデトロイトの希望の光なのだった。がんばれデトロイト。
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