Books and Cartoon

洋書とカートゥーン、あといろいろ。

プロフィール

絵を描くのは楽しい。

5月のカレンダー

1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

過去の日記

 

新着日記一覧 (タグ:普通の日記)

前を表示

147件中 21件〜40件を表示

次を表示

04月29日
18:55

連休の初めの日曜日といえば毎年コミック1に参加の日。
早い話が春コミケですが、定着度も上がって参加する人も(サークル、一般参加共に)増えているんじゃないですかね。

だいたいにおいて男性は女性みたいに毎月本を作りまくるみたいな器用なことができないので、4ヶ月に一度のサイクル(もともとのコミケがそうだったけど)が、ちょうどいいのではあるまいか。それ+たまに小規模イベントみたいなのはいい塩梅だと思われますな。

てなことで、珍しく前言通りにシィネラのコピー誌を作りましたよ。紙魚子の本も。紙魚子でどうこうしようと考えるのは日本中にオレをのぞけばおそらく5人くらいしかおるまいて(シィネラも世界中にオレを含めて30人くらいしかおるまい。だいたい一人いればその30倍くらいはいるはずだから)。

で、イベントが終われば、モールめぐりであります。
コミック1は荷物が少ないので車ではなく電車でいくわけなので、遠く離れたモールへ行くわけには行かない。
そこで、会場の国際展示場ことビッグ・サイトから最も近いお台場のダイバーシティ東京へいってみようということになり、友人たちと歩いて移動。

途中、どうやらコスプレイベントがあったらしく、ざっとみても100人以上のコスプレイヤーが写真を撮り、あるいは撮られておりましたよ。
だだっ広いし、背景のビル群もちょっと変なデザインが多く、また、撮影場所となっている遊歩道だか陸橋だかから距離があって、画角取り放題(画面に入る周囲に影響されないから広角から望遠まで使いたい放題)な感じで撮影場所としては絶好なのではあるまいか。

途中歩くあいだ見たことのない建物がいろいろ。
だいたい1年に数回しかこないわけだから、来るたびになにかしら新しいものが出来ているあるいは作っている最中なわけですわ。

ざっと20分くらい歩いてダイバーシティに到着。
実物大ガンダム横ではアイドルだかなんだかのイベントの真っ最中。
ガンダム横の入り口から入るとすぐにそこがモールであることの必須条件、フードコート。大きさといい店舗数といい東京最大級であることは間違いない。その最大級のフードコートがお客さんでいっぱい。予想されたこととはいえ、連休で大変な人出なのだった。

ダイバーシティは地上7階(実際には8階建てだが来客が利用するのは7階まで)+屋上の巨大複合店舗。この高さも東京最大級でここより大きいのは、まだいったことはないが、ソラマチしかないと思われる。
ガンダム側から入るとそこは地上2階。フードコートは2階にあるわけですな。正面入り口はガンダムと対象位置にあってそちらは道路に面している地上1階部分。車で来た場合そちら側にある入り口からはいって建物内にある巨大駐車場を利用することになるわけ。これも東京モールの条件(土地があまっていれば屋外に巨大駐車場を作れるが東京ではそういうわけには行かないので巨大立体駐車場になってしまうのだ)を満たしているといえる。

おなかぺこぺこなわれわれは早速6階のレストラン街へ。
まだ夕食時よりはるかに早い時間(だいたい午後4時半くらい)であるにもかかわらず、この階もすでに人でいっぱい。同階にラウンド1があるということもあるのかもしれない。6階は半分がレストラン街、半分がラウンド1なのだった。
ちなみにラウンド1とは総合アミューズメント店で、料金をはらって入場すると、あとは好き勝手に用意された設備(ボウリングやテニス、ビデオゲームなど)を利用できる便利なお店。
お肉が食べたいリクエストで、牛丼の吉野家もあったのだが、ステーキ&ハンバーグの店に。店舗名とか覚えてません。すいませんな。ちなみに吉野家はこのダイバーシティ内でも現在牛丼並は280円ですよ。すごいなあ。
食事を終えるとだらだらするのが流儀なのでしばらくだらだらすごす。そうしているうちに普通の食事時になるのだが、そうなるともう各店舗前には行列が出来ているありさま。われわれも次のお客さんに席をゆずって店をでる。

ダイバーシティには屋上にテラスと市民菜園がある、ということで、屋上に行ってみることに。その前にガンダムフロントにひっかかってガンプラコレクションを眺めてしまうのだった。
屋上へあがるのは3箇所あるエレベーターのうち中央の1つだけというよくわからない構造の建物なので、それに気がつくまで館内をうろうろしました。もうちょっとわかりやすく案内してあればいいのに。そもそも屋上にはあまり人に来て欲しくないのか?と思ってしまうくらいなのだが、それはなぜかということが屋上に上がるとわかるのだった。屋上のテラスはかなりガッカリ。おまけ程度で、休む場所も無いに等しい小さなベンチが申し訳程度に用意されているだけ。屋上菜園も端っこにちょっとやってみました的な規模といわざるをえない。もっと緑溢れる土と草の屋上農園を期待していたのになんだあれは。しかも案内のパンフレットによれば、一年のうち農閑期というか、利用不能期間がけっこうあって、申し訳程度にしか野菜を作れないのではあるまいか。パンフレットにある自給自足は絵に描いたモチというか、利用者のちょっとした趣味程度。まあしかし、本格的農業というわけではないのだからあれでもいいのか。でも自給自足はいいすぎだろう。
あとはラウンド1の網に囲われたテニスコートと、有料のバーベキュー用芝園があるぐらい。眺めもフリーでいけるところからはほとんどたいしたものが観られない(いろいろ邪魔があって)ので、いまいちというかいま3くらいの感じ。やっぱり屋上は目的の人以外、あまりフリーで人が来ない場所であって欲しかったのだな。
というわけでさっさと屋上を後に。

あまりに人が多いのでいつものように店内をだらだらすることもなく、フードコートへ。やはりフードコートでひとやすみしないことにはモールへ来たことにならないではないか。
ざっとみても15店舗くらいが周囲に展開している(これまでは多くても10店舗程度)巨大フードコート。大変な人出ではあるものの探せば空きはあるもので(人の出入りも多いから)、適当に場所を見つけてひとやすみ。だらだらとすごす。あ~だらだらするのは大変いいことだ。なにをはなしたのかはもうおもだせないくらい適当にすごすのだ。いやだいたい大切なことをこんなところで話したりするものだろうか。てなことで、適当に時間をすごしたのち、すっかり夜になってしまったので家路につくのであった。
おつかれさまでした。

04月22日
01:35

じっさいにはその2どころか毎日一回くらいはダメだと思うことがあったりするのだが、まあそれはそれとして。

先日、春休みと黄金週間の谷間でもあり、ここんとこなんだか毎日ばたばたして絵を描いてる暇もないので、これはいかん、今日は強制的に休日とばかりに、映画を観て来ました。

「シュガー・ラッシュ 原題Wreck-it Ralph」。

映画は十分すぎるほど面白かったんですが、問題は映画の前のこれからの上映作品紹介。
東映の劇場版特撮映画。タイトルは忘れてしまいましたが、とにかく、これまでの東映TV特撮ヒーロー勢ぞろいの豪華といえば豪華、とうとう他にやることがなくなったんだなと思えばちょっと情けない、そんな映画なんですが、しかし、地球に迫る巨悪、宇宙ショッカーの魔の手から地球の危機に駆けつける宇宙刑事、といきなり画面にシャリバンが出てきたところで、「うおっすげ~!」とか思ってしまった自分がダメ。
ギャバンもでてくるよ。チョー観て~。観ないけどね。

しかし、戦隊ヒーローだけでも多分200人くらいいるよね。どうするつもりだろうか。仮面ライダーもあわせたりするとたぶん300人くらいいるよね、平成ライダー人数多いし。とすると、本編が100分の映画だとして一人20秒(OPとエンドクレジットも含めて)しか持ち時間がないということだから、順番に名乗りを上げて変身するだけで映画が終わっちゃうんじゃないかと心配でなりません(いっぺんに変身したらわけがわからなくなること間違いなし)。どうなんでしょうか。誰か劇場へ行って確かめる勇気のある人はいませんか。わたしにはそんな勇気はありませんよ。ええ、ありませんとも。

03月25日
00:12

ここのところまだずっと部屋の整理中。
自分でも驚くほどの量の本その他いろいろがあってあきれています。

それでも、とうとう同人誌は最後の一冊(おそらく)まで見つけ出したところ。それはつまり、漫画同人誌というものをはじめて買った頃の本を久しぶりに目にしたということ。
「ヤッター・ペンギン」「ペンタッチ」「どうせポンチエ」「アスケロン」など、このタイトルがお分かりの方がどれだけいらっしゃるかわかりませんが、そんな懐かしい漫画同人誌(まんがでもなくマンガでもなく漫画と漢字で書きたいな)。
たとえば、竹本泉や、須藤真澄、青木俊直、すらそうじ、藤井博司などのデビュー前かデビュー当時の漫画が読めます。もちろん他にも現在漫画家(もしくは近い業界で)として活躍中の方々の漫画も読めるよ。
なかでも好きだったのは、まあし(これがペンネーム)さん。
主催された「マイム」や個人誌(当時はオリジナルまんがの個人誌はめずらしい部類だった。同人誌、ですからね。)の「time」などもありました。なつかしいなあ。そうだ、末弥純(イラストレーターの)の個人誌(もちろん漫画の)もでてきたよ。
で、そのまあしさん。今なにをしていらっしゃるのかと、ためしにググって見たら、しばらく前に亡くなっていたとの記事を発見。ショック。実に残念。漫画からペーパークラフトに舞台を変えて創作を続けていらしたそうな。その作品も見てみたかったなあ。

漫画も、漫画同人誌を取り巻く環境もいまではすっかり雰囲気が変わってしまいましたが、それでも漫画は究極の個人作業。面白い漫画に制限なし。個人の資質が最大の武器であることに変わりはない。なんてね、21世紀になってからほとんど日本の漫画を読んでいない人間が言っても説得力ないすね。でも20世紀中は最後の10年も単行本(同人誌じゃなくて商業漫画ね)をけっこう買っていて、あちこちから後から後から出てきてびっくり。
いまの日本の漫画ってどうなってるのかなあ。なにしろ去年買った日本の漫画は同人誌をのぞけば諸星大二郎の「栞と紙魚子」のまだ買っていなかった巻を買って読んだくらい。
いつも思うのは、こちらの気がつかない間に、予想だにしなかった新たな手法が考え出され、「お、なに君、いまだにコマわって、台詞が噴出しの漫画なんて描いてんの?」みたいなことをいわれやしないかとおもうのだが、どうも、そういうことにはなっていないらしい。あいかわらず基本になるサイズの枠をもったページにコマ割って、台詞は噴出しで、絵が描いてあるのが漫画のようだ。ウェブ漫画も多くは紙に印刷される場合の漫画と同様のサイズの枠に描くのが基本みたいだし、たまにディスプレイのアスペクト比になってるものもあるみたいだが、やっぱり「印刷物の基準に沿う」が前提になるんですね。
外国のweb漫画になるとけっこう本(紙の印刷物)という枠を取っ払って好き勝手なページ構成(ページごとに縦の長さ、ウェブは縦にスクロールするのが普通だから)がまちまちだったり、単一サイズのコマをひとつづつ進めていくものがあったりとうてい印刷物にはなりそうもない漫画があっておもしろかったりします。
とはいえ、コマと噴出しというのはかわらない。やっぱり漫画のエレメントなんだなコマと噴出し。

03月20日
23:38

というわけで、せっかく速い機械を手に入れたのだから、この際、機械に負担のかかるアプリケーションを使ってみようと、早速、例の「Real Racing 3」をダウンロード。
でもむちゃくちゃ時間がかかったんですけど。
ともあれ無事インストールも終わってゲーム起動。
このゲーム、前に知人の ipad でちょっとだけやったことがあるので、1万円そこそこの中華パッドとの比較も出来るにちがいない。

「Real Racing 3」はエレクトロニック・アーツのレースゲーム。その名の通り、実在の車で、実在のサーキットでレースをする「グランツーリズモ」型のゲーム。画面はかなり綺麗で本格的。車も良くかけているが、サーキットの再現性もすごい。ゲームを始めて立ち上げると、お試しレースを走ることになるのだが、少し走っただけでここがラグナ・セカだとわかる(もしかしたらコースはランダムにえらばれるのかもしれないので、わたしの場合は、と言っておこう)のがすごい。これで、無料なんですか。太っ腹すぎませんかエレクトロニック・アーツ。

さすがに ipad ほどぬるぬると動くわけにはいかないが、画面がかくかくとコマ落ちしてレース台無しみたいなことにはならない。時々、コマが足りないかな、みたいな場面もあるにはあるがほぼすいすいと動く。
車やサーキットはゲーム画面になるとそれほど高精彩ではないが、7インチならこれでは十分過ぎるともいえる。でも10インチくらいあればもっと迫力あるなあ。
ハンドル操作はデフォルトではタブレットのGセンサーを利用してタブレットを傾けることで行うが、他にも何種類か操作方法が用意されていて、やりやすいものを選べるようになってる。パネルをタッチして行うアクセル・ブレーキの操作もしかり。

個人的にはサーキットをだらだらと好き勝手に走るフリードライブモードがあればいいのになあと(レースゲームではいつも思う)思うんだけどね。流石にそれはないみたい。残念だ。
しかしゲームはよくできている。むやみにリアルを追うのではなくゲームとして楽しめるということも重要ですからね。これで無料ですか。もうコンシューマー機いらねーな、とマジ思ってしまうなあ。

綺麗なグラフィックにリアルなサーキットということで、CPUは燃え上がりそうなくらい熱くなる。動画再生などではさすがにここまで熱くはならないよ。大丈夫かってくらいに熱いので、MicroSDなどの熱損を心配してしまう。実際にはバッテリーやCPUから少し外れた位置にスロットがあるので、大丈夫だと思うけどね。それでもあんまり長時間は出来ないな。バッテリーも良く減る。

しかし、中華パッドは、もうゲーム機としても十分な性能を持っていることがわかった。次はFPSの面白そうなものを試してみたいなあ。
それにしてもストアからダウンロードでアプリケーションを入れ、気に入らなければすぐ削除、というシステムは、もう一昔前のPCからではまったく考えられないようなシステムだな。便利だ。便利なのが一番。
タブレットとインターネットの組み合わせ、これでやっとPCも家電の仲間入りかな。

03月20日
05:42

てなわけで、USB接続アンドロイド用英語キーボードを探しにやっとこさ秋葉原までいってきやしたでやんす。

結果、残念、見つからず。いや、20000円位するメカニカル英語キーボードはあったのだけれど、第一鞄に入れて持ち運べないつーか、タブレットよりはるかにでかい上に、値段もタブレットの倍、というのではおはなしにならないのであった。
bluetooth 接続のものならいやっつーほど、Nexus 用がぞろぞろとあったわけなんですが、USBとなると、これがまた全然見つからない。
7インチ用ケースにくっついてくるUSB接続中華パッドアンドロイド用キーボードはあったのだけれども、7インチタブレットサイズのキーボードでは小さすぎてブラインドタッチが出来ない。安くて手軽でいいんだけれど、あとちょっと大きければなあ。ということで、もう少し待つか、Amazonで7インチ用ではなく10インチ用ケース+キーボードというのがあったので、やはりアレを注文するかのどちらかになるんだなあ。

てなわけなのでキーボードは入手できませんでしたが、腹いせに(うそ)また中華パッドを入手しました。
どうせなら Nexus を買えば問題解決なのにと思わないでもないけれど、いや、ここはやはり中華パッドでしょう。

ainol novo7 venus lite。
同じ ainol の novo7 venus myth とほとんど同じで、筐体のエンボス加工のパターンと、CPU のクロック数が違うだけの廉価版、といってもそれほど極端に値段が違うわけじゃありませんが。
2台目に入手した ainol novo7 aurola の、間をとばして一気に3世代後の新型。
aurola からまだ一年しかたってないのにこの進化の速さはなに?
ちなみに novo7 シリーズはこの一年で、aurola、aurola II、Fire(flame)、venus と性能が上がっています。
どこが違うかといえば、CPU が4コアになって(aurola II と Fire は2コア)、現行のメーカー製 Android tablet の主流 Tegra 3 とほぼ同等の性能になっていること。lite はクロックが1.1GHz、myth は1.2GHz。myth だとほぼ Google Nexus 7 と同等の性能といっていいというか、中華パッドの主流のcortex A9 のクアッドコアは、CPU自体はTegra3クアッドコアと同じで、名前が違う(クロック数もTegra3 の方が上)だけということらしい。
またディスプレイの7インチIPS液晶が1280x800になった(aurola は 1280x600 )。たいしたことなさそうだが、それが全然違う。これは大きい。
同じ7インチなのに 1280x600の aurola ではいまいち読みにくかったバンドデシネ(ヨーロッパのフランス語で書かれた漫画、主にA4版で出版される場合が多く、絵もA4で見ることが前提で描かれるため、B5版のマンガよりちょっとコマ割りが細かい。とうぜん台詞も細かくなるわけ)の噴出しの中の台詞が、そのまんまでもちゃんと読める。いちいち拡大しなくてもちゃんと読めるよ。なんだ、解像度が上がれば小さくてもやっぱりちゃんと読めるんだと実感。Retina 液晶ならさらに読みやすくなるんでしょうね。
こまかいところではGPUも性能アップで、I/Oでは、MiniUSBだった端子がMicroUSBに変更。I/Oとスイッチ類の位置も aurola とは逆の位置に。この辺は性能には余り関係ありませんね。でも、人類は右利きの人が多く、右手で操作する場合タブレットは当然左手で持つことになる。いままでI/Oは画面を横にしたとき左側になる位置にあったんですが、当然そこから充電するので、バッテリー類は左に、つまり手で持つ位置にあり、使っているとこの辺がじわじわとあたたかくなってくる。でも Venus では逆の右側になっているので、左手があたたかくなることはない。ということは筐体の熱が持つ手にこもることなく直接外気に排出されるということなので、熱対策になっているということですね。左利きの人はごめんなさいね。こまかいことだけど、いちおう考えて作ってるんだというのがわかる。
筐体もつるつるの ipad 風から、エンボス加工された Nexus 風に変わっているけれど、こっちは材質の関係か、だからといってすべらないわけではない。つーか材質そのものは Venus の方が滑りやすい。エンボス加工がなかったら結構あぶないかも。
外向きのカメラが付いている。200万画素。ようするにフルハイビジョンサイズ。でもレンズもソフトもちゃっちい感じで取れる写真はけっこう汚い。まあ、おまけみたいなもので、メモ代わりになると思えばいいかなみたいな。
本体フラッシュメモリが16GBでさらにMicroSDカードスロットも健在。このへんは Nexus よりいいんじゃありませんか?
筐体の厚さと重さは Aurola とほとんど同じ。モノとしての使い勝手は aurola とまあそれほど変わらない感じ。

ではクアッドコアの方はどいうかといえば、これはもうシングルコアの aurola とでは話にならないほど早い。つーかいまどきのPCではこのくらいのテンポでネットブラウズできないと困るんだけどっていう程度なんだけど、もう全然さくさく感が違う。
たとえば aurola では deviantArt は重過ぎてほとんど画面が上下にしか動かせない。画面の拡大縮小は無理。だったのだけど、Venus ではフツーに拡大縮小さらさらっといけます。時々ちょっとボタンの反応が鈍いけどまあその辺はいいかみたいな。Youtube もさくさくっと見られる。Venus になってやっと Wimax もちゃんと速いのだということが実感できた。
一休みに寄った喫茶店では Wimax の電波感度が1(5段階で5がMax)しかなかったのに普通にネットブラウズ出来た。なんだ。全然OKっすよ Wimax + 中華タブレット。
Google Map もさくさくっといける。MicroSDカードからの画像の読み出しにサムネイル生成も当然段違いに速い。やっぱりPCは速いが正義なのだなとこれまた実感。
バッテリーの減り具合は、aurola とあんまり変わらないかな。Wifi接続では、Venus の方が持ちがいい感じ。SDカードから画像をだだだっと見まくるとそれなりに良く減る。

ただ、ただしかし、google日本語beta がいまいち挙動が不安定。その辺がね。Android OS 4.1のジェリー・ビーンと相性悪いのか?早急に不具合が解消されてくれればいいんですが。あと動画もエンコードの仕方によってだとおもうのだけど馬鹿みたいに綺麗に動くものと、意外や aurola の方がスムーズだったのものとがある。なかなかこの辺は難しいですね。
それからOSが変わったので、それにあわせてアプリもいろいろ見た目などが変化していまいちピンとこなかったりもするのだけれど、そのへんは慣れでしょうね。

総じて、これで中華パッドはメディア・プレイヤーからモバイルPCの域に達したのだなと感じますね。これであとはGPSとBloutoothが載っかればカンペキなタブレットになるのだけれど、どうかな。夏までにどんな新型がでてくるのか楽しみ。

02月19日
01:15

キーボード!

コメント欄に書き込むくらいならタブレットの画面上キーボードで指先でいっこいっこ打ち込んでもそれほど苦にもならないが、エントリの記事となるとそうもいかない。フリック入力とかになると、慣れていないせいもあって時間がかかってしょうがない。ブラインドタッチが不可能なのもいけない。やはり文字入力にはキーボード。あ~楽だ。キーボード万歳。
というわけで、中華パッド用にUSBキーボードが必要だ。あたしの中華パッドにはBluetoothなどというおされなものが搭載されていないので、USBキーボードでないとダメなのだ。しかし、USBキーボードならフツーにつかえるのだ。えらいぞAndroid。とはいえ7インチタブレットにあわせた小ちゃなキーボードは使いづらくてしょうがないので、適当な大きさの、言うほど邪魔にならず、なるべく平たくて鞄にも入れやすいUSBキーボードを探さないといけない。キーボードさえあれば、いつでもどこでも、うひょひょっとばかりに文字を打ちまくりの打ち放題になること間違いなし。

と、いうことで、今日は予定通り、所要を済ませに出かけたのでその間 Wimax の受信状況を確認。お邪魔した場所は小さなビルだったので、階段以外ではフツーに繋がりました。あ、場所は下北沢ね。
新宿のような大きなビルがないので、屋外では全域でほぼ感度MAX。建物の中でもそんなに奥に行かなければわりと繋がる感じです。
下北沢といえば半年に1度くらいしか行かないので、行くと必ずどこかが変わっている。今は駅舎を建て替え中。っていってもけっこう時間かかってますね。いったいいつ出来上がるのやら。そうだ、輸入CDを扱っているCD屋がなくなっていたんですよ。4年位前、ストラップスの2ndアルバムのCDがあって、1stはその10年以上前に買っていたんですが(黒くて丸くて大きいレコード盤では両方持っています)、そのときは後でまた来て買おう、とつい後回しにしたら「見たときに買わなければ2度と買えない」罠におちいってしまったのだった。あ~残念だ。あ、CD屋じゃなくてストラップスの2ndアルバムCDを買い逃したのがね。確かにCD屋も残念ですけど。輸入版だけでなく中古もあつかっていたいい店だったのに。これからは Disk Union だけになってしまうのか。つーか Disk Union はつぶれてないだろうなあ。今回は行かなかったんだけど。大丈夫だろう、たぶん。

とまあ、そんなことで Wimax 、きっと東京23区内だとどこでも繋がるのは間違いあるまい。ということは今度は郊外へ向かって試してみなければ。住んでもいない場所で、しかもそうそう行きもしない場所で試してどうなるものでもないけど、試してはみたい。

バッテリーは心配するほど長時間出かけていたわけではないので全然平気の余裕でした。

とにかく、次は持ち歩き用のUSBキーボードね。

02月18日
02:32

実際には昨日。

早速Wimax端末をポケットにいれてふらふらしてきましたよ。

基本的に空が見えるところならどこでもよくつながる。
反面、ちょっと建物の奥にはいるとあっというまに圏外。
コンクリートのビルの中ほどなどは、ほぼダメ。即圏外。
商店街のアーケードの下なども感度表示2(5がmax)くらい。アーケードから一歩踏み出すと感度良好になるような場所でも、屋根の下では感度いまいちになる(ちなみに感度2でもネットにつながります)。
障害物に弱いという一般にいわれている通りの結果となりました。

ただ、JR新宿駅東西口周辺構内は、地下階にもかかわらずどこかに基地局があるのか感度表示MAX。いいことだ。きっと他の大きな駅にもWimax基地局が設けてあるに違いない。地上のプラットホームのほうが感度悪かった。一方京王線(うちは京王線沿い)新宿駅(地下1~2階)では感度1か圏外。ダメじゃん京王電鉄。はやくWimaxも整備して。電車が地上に出ると回復。Wimax は移動体のなかでもちゃんとつながるそうだけど、電車の中では接続してみませんでした。それはまた今度。

家の近くの良くいく珈琲店にはいると、感度表示2、でもちゃんとつながりました。ページ読み込みのシークバーの伸びがよいこらしょって感じですが。窓際までいけば感度3まで上昇。珈琲店ではほとんど本を読んですごすので、ここでネットにつないでどうこうすることはまずないと思うけど、いや、安心は出来ない。いつ何時、珈琲飲みながらネットをうろうろする必要に迫られるか知れたものではないのだ。

昨日うちに届いてからバッテリーを80パーセントまで充電して、テスト接続でデスクトップとタブレットで1,2時間程度使用して後にパワーオフ、そのあと半日つけっぱなしで持ち歩き、(無動作で時間がたてば自動的に半休止に入るけど)ちょくちょくネットに接続したのにWimax端末はまだバッテリーがあまってる。8時間はどうだかしらないが、モバイル使用なら1日余裕で持ちそう。えらいぞ Wimax。中華パッドのバッテリーのほうが先に干上がりそうになった。

それはそうと、deviantArtがなかなか指動作、あれはなんていうんですか?縮小の「ピンチ(つまむ、ね)」の反対の拡大の動作で2本の指の間隔をひらくやつ、になかなか反応しない、ほとんど反応しない、のはどうしてだろうか。deviantArtが重いから?オレの中華パッドが遅すぎるから?他のサイトページはフツーに拡大縮小できるのになあ。

と、いうわけで、予想された結果の通りの長所と短所でした。
けっこうけっこう。
明日は(実際には今日)普段あまり行かない若者の町へいく用事があるのでまたそこいら辺でもつながりっぷりを見てみることにしようと、そんな感じで。

02月17日
02:07

とゆーわけで、今ならただでくれるというので申し込んだwimaxの端末が今日届いた。早速つながりっぷりをテスト。
あ、いまはデスクトップのPC使ってますよ。

つーか、小さいわwimax端末。こんなに小さくて接続8時間(カタログスペック上)バッテリーが持つのか。さすがだ21世紀。待ちうけ、休止なら延々と持つらしい。

まずは今使っているデスクトップに有線でつないで有線光と比べてみた。
いや、なんていうか、PCが古いせいで、機械的に処理が遅いため、まったく体感上の差を感じない。ブラウジングもさくさく、youtubeもさくさく。なるほど、うわさ通りの早いやつだった。えらいぞwimax。でも、室内の奥まったほうへ持っていくと、アンテナマークが簡単に減るのもうわさ通りだ。窓際においとかないといけない。
しかし、体感上光とかわらないなら、もう光やめちゃおうかな。wimaxがあれば十分かも。機械が新しくなればまた違うのかもしれないが。

で、どっちか言えばこちらが本番、Wifiで繋いでどこでもタブレットでインターネットだ。wimax端末は窓際においといて、無線で接続。
onda vx610wはあっさりつながったのに、ainol Novo7 aurola はいまいち繋がらない。なぜだ。どういうことなんだainol。そういえばaurola2はwifiの接続不良続出で評判悪かったのだったな。ainolのwifiはいまいちなのか、相手を選ぶのかもしれない。
とはいえ、onda vx610w では、するするっと接続。グーグルもフツーに(チョイおそめのPCな感じで)繋がる。画面が拡大縮小できるのはPCより便利だ。画面が7インチだから、拡大できないと画面上のスイッチをタップできないんですけどね。ブラウザ上のアイコンが見慣れないものなので、最初はどれがどれやらだったけど、すぐ慣れた。

だらだらとネットを見て回るだけではアレなので、バッテリーが切れないうちにchixiに接続。書き込みもテスト。
グーグル日本語入力の画面上のキーボードで、デスクトップ用のキーボードなみというわけにはいかないが、日本語入力も問題なし。前のエントリがそれです。

ウェブをうろうろするくらいならアンドロイドでも十分だわ。えらいぞアンドロイド。でもwifiでつないでいるとタブレットのバッテリーがガンガン減るな。ガンガンというほどでもないか。でも6時間は持たないと思うな。ストレージの動画再生するのが一番消費しないみたいに見えるのは気のせいだろうか。

この後は出かけた先の行きつけのお店に持ち込んであちこちでどのくらい繋がるか試してみなければ。たのしみが一個増えた。

これでおいらもモバイルだモバイル野郎だぜっていったいなんだそれは。もっとも、実はいつでもどこでもネットに接続したいのが目的なのではなくて、帰郷した際にネット接続することが本当の目的。いままでは田舎に帰るとネット難民になって、(いつも一週間くらい帰っているのだけれど)インターネットのない平和な生活をおくっていたのだが、これでその平和も潰えることになるのだ。
そんなわけで、今度田舎に帰るとき忘れずに持ってかえらなければいけない。もっとも田舎の家でちゃんと電波が拾えるかどうかはやってみないとわからない。wimaxの接続エリアには入っているけれど、昔から電波の谷間みたいに電波がとどきにくい風の場所だからなあ。家で繋がらなきゃどこかそこいらのお店にいって(田舎だけど、すこし歩けばファミレスくらいはある。しかし、最近流行りの珈琲店はありません。じいさんばあさんしかすんでないからね。しょうがないですね)繋がりますようにと祈るばかりだな。


追記。
novo7でも、ちゃんとつながった。
めでたしめでたし。

02月17日
01:18

てなわけで、wimax で接続し、タブレットで、書き込みテスト。
おお、ちゃんと書けてるっぽい。
しかし、キーボードが小さいので打ち辛いわ。

ともかくこれでいつでもどこでも、ネットにつながれるわけですね。

02月01日
02:04

前のエントリで説明不足な部分がありましたね。

国書刊行会の世界幻想文学大系の装丁で、ケースにケース縦幅の紙の帯で、その紙が痛みやすい、と書きましたが、本なんだから紙なのは当たり前だろうと思われた方もおいででしょう。
その通り。これはいけない。つまり、今現在の本のカバーのほとんどが、紙になんらかのコートがかかっているということを前提にして、それがかかっていないただの上質紙の類だといいたかったわけです。
だから、汚れに弱いし、背焼け(背焼けとは、本棚に並べておいて置くと - 積み重ねても同じですが - 外気に触れている背表紙が退色することを言います)にも弱い(もっともコート紙でも結構退色しますけどね)うえに、破れやすいというわけです。
国書刊行会の本はわりと表紙にコートされていない上質紙(エンボス紙やマーメイドのような紙などの場合もあるけど)をそのまま使う傾向がある、と、いうことです。昔の本なら、クロス装丁(紙の生地の表面を布で覆った表紙の本、表紙が布で出来ているわけです)なども汚れには弱いので、パラフィン紙などでカバーがかかっていたりするわけ。
でも最近はとんとパラフィンのカバーなどお目にかかれませんね。汚れ防止が主な役目なので、このパラフィンは薄く非常に破れやすい。ケース入りの本ではこのパラフィンが破れたり皺にならないようにケースに戻すのも結構手間だったりしますから、経済的にも、扱いやすさの面でも、パラフィンカバーはなくなってしまったということでしょうか。その代わり、汚れと破れに強い、紙の表面をプラスチックのフィルムでおおったコート紙が本の表紙の主流になってますね。少々水分を落としてもさっとふき取れる。ちょっとこすったくらいでは破れない。便利だ。

そういや、ケースの外枠をパラフィンのカバーで覆っている本とかあったなあ。全体を覆うのではなく、筒状のパラフィンカバーで、ケースの背と本を入れる部分が開いているのだ。迂闊に本棚にしまえない(他の本に引っかかるとパラフィンが簡単にひっちゃぶける、あたしの本のはまだやぶれてませんよ、というもの)という罠のような装丁。一体どういう了見であんな装丁にするのか、装丁者に真意を問いただしたい、みたいな本。

最近はあんまり変な装丁の本がありませんね。いいことです。実際にはコストがその理由なんだとは思いますが、読んだら終わりみたいな本でなく、きちんと本棚に納まり、ならべて美しい本でありやがりませ、って感じ。

01月30日
00:57

最近、若いときほど物欲がなくなっているのを自覚するわけだけど、去年は久しぶりに中華パッドで物欲炸裂。いまでも進化し続けている中華パッドは、あれば実際便利なのであと2、3台は欲しい。今すぐ欲しい機種が3個くらいあるので何ヶ月かすればさらにまた別の機種(月ごとに新型が出るので)が欲しくなるのは目に見えている。
とはいえ、限定だとか、レアだとか、若いころだとこれを買わないと死んでしまうというようなものでも最近は墓場まで持っていけるわけじゃなし、と、割と簡単にあきらめられるようになった。

といっても例外はあって、いまでも欲しいものは国書刊行会の世界幻想文学大系全45巻。これが刊行された当時は学校通いの身分だったので、とても買うだけのお金がなく、毎月刊行される各巻を本屋で見ては欲しい欲しいと思っていたのであった。
それでもハンス・ハインツ・エーヴェルスの「アルラウネ」(第2期27巻上下)の2巻だけは手に入れた。
ハンス・ハインツ・エーヴェルスは創土社の「吸血鬼」も買ったよ。高かった(当時3800円だったと思う。ケース入り、クロス装丁、パラフィンカバーという当時の高い本のスタイル全部入りみたいな本)。見つけてから買うまで1年くらい悩んだ。今ではなかなか古書にもでてこないらしい。復刊すればいいのに。吸血鬼ブームということでモンタギュー・サマーズ日夏耿之介訳の「吸血妖魅考」も復刻されたのにね。牧神社のやつは当時やっぱり買いました。赤と黄のむちゃくちゃ派手なケース入り。吸血鬼大好きだったので。当時はでも、吸血鬼関係の本を集めるのは大変だったんですよ。文庫から箱入りの高い本までいろいろ買いました。数は少ないので総額はそれほどの出費ではないんだな。現在ではいっぱい出てるから苦労しなくていいけどお金はかかりそう。今でている本は買ってませんけどね。
当時、高校生になった頃には、何ヶ月かに一度一人で本屋巡りをするのが趣味で、朝、当時住んでいた横浜の奥地から、町田に出て、町田から新宿、神田神保町、渋谷、のちに東京駅前に八重洲ブックセンター(当時最大の売り場面積を誇った)が出来てからは東京駅の場合もあり、そこから横浜へもどるというルートで一日中本屋を見て回っていたのだった。そんな片っ端から本屋を回っていたときでもハンス・ハインツ・エーヴェルスの「吸血鬼」を見たのは町田の本屋1件だけだったのだ。当時からすでに入手しづらい本だったのではあるまいか(子供にはそこまではわからない)。それも見つけてからわたしが買うまでずっとそこにあったので、それまで誰も買わなかったということになるよね。1970年代で3800円だからなあ。今だと1万円近い本ということになるのではないか。そういう本(9000円位するやつ)は今でもたまにありますけどね。

話がエーヴェルスと吸血鬼にずれてしまいましたが、欲しいのは国書刊行会の世界幻想文学大系全45巻なのだ。
なにしろ一度夢にまで出てきたくらいだから。夢の中で、あるとき古本屋に行くと、ふむ、まあこの古本屋はこんなものか、あれ、こんなところにも本棚がある、どれどれ、あ、なんだ世界幻想文学大系がごっそりあるではないか、やったね、なんだ、こんなところにあったのか、やったやった、あきらめずにさがしてみるものだな、でも買う前に目が覚めたのだ。
ああ、一度でいいから全巻本棚に並んだ様を観てみたい。
箱入り、箱に縦幅いっぱいの帯状紙カバー、書本体は透明パラフィンフィルムカバー、月報入りのスタイル。これが全部そろっているものはまず古書ではでてこない。たいていフィルムカバーが欠けているのだ。本はもっと丁寧に扱え、と思わず心のなかで叫んでしまう。箱の帯状紙カバーは背焼けしやすく、わたしの「アルラウネ」もけっこう変色してしまっている。残念でならない。残念だ。ああ、残念だ。紙というのも曲者で、汚れやすく痛みやすく破れやすいのだ。考えてみればふざけた装丁だな。もうちょっと扱いやすく出来なかったものか。国書刊行会は最近(でもないか)バベルの図書館も紙カバーで(紙が好きなのね)、痛みやすいので困る。もっともボルヘスの「パラケルススの薔薇」しか買ってないのでまあ痛んだらそれはそれでしょうがないかとあきらめるけど。
こないだ本屋に行ったら新編バベルの図書館とかでてましたよ。どうしよう。
たまに新宿の本屋にいって、おもしろそうな本はあるまいかと本棚を探し、タイトル、背表紙の装丁などから、これはおもしろそうだと手に取る本の80パーセントが出版社を見れば国書刊行会なのはどういうことなのか。どうしてオレの嗜好をこうもわかっているのか、お前はオレか、恐るべし国書刊行会。いつまでも栄えあれ、国書刊行会。

ちょっと本棚を整理していたら「アルラウネ」が出てきたのでふつふつと世界幻想文学大系欲しい病が再発してしまったというしだいであります。ああ、欲しいなあ。万が一入手できたとして、読むかどうかはちょっと定かではないけどね。

01月29日
20:29

カタカナ言葉というのがありますね。主に日本語以外の言語をその音を元に日本語で表現しようとした言葉で普通外来語と呼ばれます。日本語そのものをカタカナ表記したものも当然ありますが、それは普通わざわざカタカナ言葉とはいいません。前者の例はイラスト、後者の例はマンガ。とてもわかりやすいな。
で、問題は前者。外来語といわれるカタカナ言葉。
もともと日本語にない発音が外国語にはいっぱいあるので、それをなんとかして日本語に(その音がないにもかかわらず)表記しなければならない。そんな場合にはそれを表現しようとする人それぞれにあれこれ表記を試みることになり、やがて一般に定着した表記が現れるまで同じ語に複数の表記が存在することになります。
代表例は Mary 。女性の名前ですが、これには、マリー、メリー、メアリーの3種類の表記があります。残念ながら Mary は、文字にすると単純なのに、二重母音+R+母音という複雑な音を含んでいるので日本語には表記不能。そこで音の似た3種類が表記として考えられましたが、現在ではマリー、メアリーの2種類が生き残っていると考えられます。メリーってめったに見ないでしょ?多分もう「メリーさんの羊」くらいなんじゃないかなあ。
外来語ならどんな言葉でもこの問題を避けては通れません。
そんななかでも種類が多いのが人名。
なにしろ一般名詞じゃないので勝手に日本語訳するわけにはいかず、とにかく音の日本語表記を考えなければいけない。有名な人名でない限り辞書を見れば発音が書いてあるとは限らない上、次々とあたらしい人名がやってくる。さらに、「音」がくっついてくる保証はなく、文字列だけから音を類推しなければならない場合もある。メアリー・メリー・マリーでもこんなんだから、いちいち日本語になおさなければならない翻訳者の苦労はいかばかりのものだろうか。

しかし、翻訳者だって人の子だ。けっこういいかげんなことをしている場合もある。
たとえば、第40代アメリカ合衆国大統領、ロナルド・レーガン(Ronald William Reagan)。実は初めのころ、リーガンと新聞にも表記されていた。Reagan という文字列をみれば、リーガンと読みたくなるのが人情。real (リアル) bleach (ブリーチ) read (リード) league (リーグ) hear (ヒアー) など、子音+ea という文字列は イ(イー) という音の場合が多い。pearl (パール)など、アーという音の場合もある。がしかし、エー、という音は、いま思いつきませんね。
で、おそらく翻訳の人は実際の音を聞く前に、文字列だけから一般的な音を類推して、リーガンと表記してしまったのだと考えられます。もちろん、後に、レーガンと発音することがわかってからはレーガンに改められました。
今年、NFLで大活躍のサンフランシスコ・49ナーズのQB、Colin Kaepernick。これは現在でも、コリン・ケイパーニク、ケイパニック、キャパニックの三種類の表記があり、日本のTV放送でもケイパニック、キャパニックの2種類の発音で紹介されています。文字列をみると、Kae ケイ per パー nick ニック と読みたくなるのが人情。でも、現地の放送を聴くと、アナウンサーがキャパニックと発音しているのがわかります。そろそろキャパニックに統一してはいかがなものだろうかと思わずにはいられません。
80年代から90年代のアメリカ、インディーカー・レース(CART)で活躍したドライバー Bobby Rahal 。はじめは長い間、ボビー・レイハルと表記されていましたが、CARTが日本のツインリンク茂木で開催される際、正しくはレイホールだからレイホールと書いてくれ、と、本人からの要請があったそうな。で、以後ボビー・レイホール。rahal をレイハルと半ローマ字読みしたくなるのは人情なのだが(頭のレイ、子音+母音を母音の文字音で読むというのはよくある)、なにしろ本人がレイホールだというのだから仕方ない。実際 hall ball fall など、子音+all で母音がオになるパターンは多い。そもそも all がオなのだから当然のことといえるだろう。しかし Rahal はLが一個なのでついついハルと読んでしまったということになるわけですね。実際「2001年宇宙の旅」のコンピューターHALはハル。グリーンランタンのHal Jordanもハル・ジョーダン。hallation(ハレーション光彩のことね)Halleluha(ハレルヤ)Halifax(ハリファックス)などhalでハルと読む語もあるがどれもhalが単語の頭にある場合であることが条件だと思われる。
キック・ザ・びっくりボーイの Kendall Perkins も、ケンドール(ケンドル)・パーキンスが原語音声の発音。文字列の中ほどにall(またはal)があった場合、これが普通の読み方なのだな。ところが、どういうわけか日本語版ではケンダルになっている。時折ケンダルと聞こえないこともないわけではないが、ケンドルよりケンダルの方が女の子の名前っぽいと思ったのかもしれないし、ただ単にローマ字読みしただけなのかもしれない。kendall は女性名だけでなく男性名にもなり、ファミリーネーム(姓)にもなる名前。なので、わたしは最初 Kendall をキャラクターの個人名だとは思いませんでした。これは蛇足。

という具合に、結構本人や原語でどう発音しているかを無視して、わりと適当に日本語表記する場合があるのがおわかりいただけたでしょうか。
そこで、やっと本題。

Penelope ですよ。ギリシア語起源の女性名(オデュッセウスの妻の名前)。英語での発音はペネロピー。
ところが、このペネロピー。めったにペネロピーと読まれない。
この名前がおそらく日本で一番最初に広まったのはTVシリーズ「サンダーバード」に出てくる国際救助隊ロンドン支部のお嬢様エージェントの名前として。ところが、日本語では「レディ・ペネロープ」なのだ。原語ではもちろんレディ・ペネロピーと第1話の初登場の時から本人が言ってるんですよ。それなのにどういうわけだ。これは、当時台本翻訳の人がたまたま Penelope の英語発音を知らず、フランス語発音のペネロプを流用した結果と考えられる。フランス語は末尾の e を発音しないのでペネロプ(正確には日本語にある末尾の母音ウはフランス語にはない)になる。また、文字列から音を類推したふしもある。pene ぺネ lope ロープ(rope が縄・ロープ。lope は跳ねるようにステップを踏みながら歩いたり走ったりすることでやっぱりロープだから)というわけ。このへんからペネロープという表記をひねり出したと思われる。
同じころ日本では「チキチキマシン猛レース」というアメリカのハンナ・バーバラ(正確にはバーベラ、でも当時はバーバラ)が制作したアニメーションが人気を博したが、これに出てくるキャラクター、ゼッケン5プシーキャットのドライバー、ミルクちゃんの本名が Penelope Pitstop (ペネロピー・ピットストップ)。のちにスピンオフ作品「The Perils of Penelope Pitstop」の主役になったが、このときの名前はペネロッピー。日本版タイトルも「ペネロッピー絶体絶命」。ペネロピーと似ているようだけど、ロッピーと音がつまったりしないから、これもこの番組独自の表記ということになる。
最近になって「アトミック・ベティ」という作品の中ではじめて(かどうかはわかりませんが)ちゃんとペネロピーと読まれていた。
21世紀。やっと Penelope をペネロピーと表記するようになったのかと思ったら世の中そう甘くはない。
この春公開予定のディズニー・ピクサー最新作「Wreck it Ralph(邦題シュガー・ラッシュ)」にでてくるキャラクターVanellope (あきらかにpenelopeのもじり)の日本語表記がヴァペロペなのだ。どうして?英語ではちゃんとヴァネロピーって言ってるのに(作品だけでなく製作者のインタビューでも)なぜだ。これではpenelopeがまたペネロペになってしまいかねない事態ではないか。
ちなみにこの名前の有名人はスペインの女優ペネロペ・クルス(Penelope Cruz Sanchez 正確にはpenelope の2番目のeの上にマーク付き)。スペイン語ではほぼローマ字読みなので、ペネロペ。これで最近はみんなpenelopeはペネロペと読むんだと安易に考えてはいないか?
フランス語では上記の通りペネロプなのだが、困ったことにフランスの絵本、青いコアラの女の子「Penelope(正確には最初の2つのeのうえにマーク付き、これはエと発音しなさいという印)」 は日本語では「うっかりペネロペ」とスペイン語読みなのだ。どうなってるんだ。ちゃんとフランス語ではペネロプと発音しているのにわざわざペネロペにする意味がわからない。

と、いうぐあいに、どういうわけか日本語表記においては、英語ではペネロピー、フランス語でペネロプ、スペイン語でペネロペなのに、英語、フランス語作品ではわざわざ別の言語読み表記だったり創作(勝手に日本人が考えた)読みされるという不思議な状態なのだった。
誰かわけをおしえてください。つーかペネロピーって音が嫌いなんですか?日本の人。

01月23日
21:08

おとといのことだけど、先週ふった雪がそこいらじゅうの日陰で凍りつき、東京は毎日冷蔵庫状態。そんなところにまたも雪の予報だったので、これはいかん、よしここでひとつアレを買うぞ、アレというのは最近流行の機能性アンダーウェア、人間の肌から発する水分を吸収して発熱するというアレ、と、近くの西友に行き、冬物衣料処分に突入してお値段の手ごろになったアレを買ったのだったが、なんと、備えあれば憂いが避けて通るというやつで、東京には効果的な降雪が見られなかった。それどころかふったのは雨で、残雪を溶かすというおまけ付き。せっかく暖かくなるものを買ったのに、どうしてくれるんだ。と、思うまもなく、また今夜雪が降ると天気予報。先週は予想外の積雪だったので、今度はちょっと雪降るぜ的な、あらかじめ言っといたからな的な予報だった先日。果たして今夜はいかに。
ところで、前々から思っていたのだが、例のアレ、人間の肌から発する水分だけで暖かくなるのだから、洗濯のために水に放り込んだらもう大変、高温を発して燃え上がるのではあるまいか、とあらぬ心配をして人に話すと、ふふんと鼻で笑われてしまうのだ。ええ~。だって~、あるかないかもわからぬほどの水分でぽかぽかとなるのなら、たっぷりの水分でびしょぬれになったら鉄をも溶かすほどに熱線放射しなければならないのではあるまいか。いいやそうあれかし、と思うのだが、洗濯したら燃えちゃいましたみたいなニュースがまったくないところを見ると、どうやらだいじょうぶらしいな。ちぇっ、つまらぬわ。

01月06日
20:15

年末年始は寒かったですね。

元日は一日寝正月。
疲れていて食事のとき意外は本当に眠り続けてしまった。
2013年の1月1日にはいったい世界で何があったのだろうか。
永遠の謎となったのだ(ちょっとおおげさですね)。
2日目も半分寝てました。
これではいけないと先日アップした絵を仕上げて、3日には毎年恒例紀伊国屋の洋書割引セールで新宿まで出かけ来ました。前に読んだ本の続巻がいっぱい出ていたのでついつい買ってしまった。まだ読んでない本もあるのに未読がどんどんたまっていくなあ。洋書はあるとき買わないと二度と手に入らないかもしれないのでいいんだと自分にいいきかせて買うのだが、読むだけだったらKindle買えばいいんだよね。だからいつでも買えるんだけど、とはいえ「本で読む」のが好きなので、これでいいのだ。Kindleは大人向けの馬鹿みたいに分厚い本を読む段階になったら使うようにしよう、そうしよう。
で、新宿に出たらC&Cのカレー。

家に帰って残っていたお餅を焼いて食べようとおもったら、オーブンではなくレンジ(うちは電子オーブンレンジなので)のスイッチを無意識に押してしまって(ほとんどレンジばかり使っているのでオーブンを使うときは意識しないと手が勝手にレンジのスイッチを入れてしまうのだった)気がついたらカリカリに膨れ上がった「麩」みたいになってしまったのだった。
しょうがないから永谷園のお吸い物につけながら食べました。汁につけて口に入れるとあっという間に解けてなくなってしまうので、食べた気はしないが、しかし、わりといいかもしれないな。
前には同様の失敗でトーストをカリカリのラスクにしてしまったこともある。
甘くないのでやっぱり美味しくないが、食べられないことはない。日常の無意識動作とは恐ろしいものだ。前にはこんなことがあったなあとあることをおもいだしたのだが長くなるのでいずれまた。

日本海側は大変な雪。
東京も晴れてはいるものの寒いばっかりであまりありがたくない。
お正月でみんなひまなんだから雪のひとつも降ればいいのに。

と、のんきにしていたお正月もあっというまに終わり、
また一年日常が戻ってきますね。

で、
年末は例のイベント。
今年は海外アニメが初日になり、わたしのスペースも一日目なので前みたいに連日コミケ通いしなくてすむのがありがたいが、自分のスペースを見なければいけないので、開場後、通行フリーになってからでないとカートゥーン島にいけないのが難点でもある。なかなか世の中すべてうまくいくというわけにはいかないのだった。

今回もオフセ本はまにあわなかったので、キンコス(正確にはキンコーズ)でコピーしまくりだったのだが、なんと、キンコス(正しくはキンコーズ)のセルフサービス・コピー機は、いまや原稿を読み取らせるとあとは勝手に中綴じ本を作ってくれるという恐るべしなマシンになっているのであった。しかもキンコス(本当はキンコーズ)はこの時期、同人誌中綴じ本を制作しますよと、漫画同人向けサービスまで展開しているのであった。キンコス(実際にはキンコーズ)といえば世界の流通を担う大企業フェデックス(フェデラル・エクスプレスの略)。世界のフェデックスが日本の漫画同人相手に商売するたあ大変なことだ。つーか、やっぱり大企業は客をえらんだりしないということだな。多分思うに年2度のコミケ前で、その年のコピーサービスの半分以上の売り上げを記録しているのではあるまいか。漫画同人相手にしてもちゃんとペイできるということなんだろうなあ。えらいぞフェデックスそしてキンコス(ちゃんとした名前はキンコーズ)。
しかし、だがしかしだ。
そのセルフサービス用新型機、せっかくだから一回中綴じを試してみるかとやってみると、中綴じ本は表紙が手差しでないといけない、とコピー機の備え付けのクイックマニュアルにある。それなのに手差しで紙を入れると100パーセントの確立で紙詰まりを起こすという、ユーザーお手上げの機械で、これがその機械単体のことなのか、紙を選ぶのか、まだ新型の機械なのでいろいろ不具合が出し切れていないのか、手差しでなくても表紙をプリントできるのか良くわからないのであった。またそのうち試してみよう。
この機械、不具合はあります。2012年12月現在では、600dpiグレースケールで作成したjpegのデータをUSBメモリーからコピー機内臓トレーの用紙にプリントアウトしようとすると、なにがあれになってはじかれてしまうのだが、そこであれをこうするとちゃんとプリントアウトできるのだ。(何度か試して確実にプリントアウトできる手順を発見したのであった)明らかにバグだと思われる。早急なファームウェアの更新を期待したい。

とまあ、キンコス(もういいですねキンコーズですよ)での格闘もあったもののなんとか本を用意してコミケに。
一日目は昨夜来の雨もすっかり上がり、晴れて暖かく(少なくとも屋内は)すごしやすい一日となった。よかったよかった。
カートゥーン島以外では行くところもないので、ワコムの新型タッチ式液晶タブレットをいじりまくりですごす。いいな、指で拡大縮小、回転が出来る。前に、ヨドバシの液晶タブレットコーナーで絵を拡大しようとして普段タブレット使っているときの感覚でつい指で画面を操作してしまってそれじゃ無理だってと思ったこともあったのだが、さすがワコム、やっぱり指操作対応タッチパネルタブレットを開発していたのだな。ペンを使うときはペン先優先で指のタッチはキャンセルされるので、描いているときに指先を置いた部分に勝手に色が乗ることはない。便利だ。でもでかい。値段もそれなりでやっぱりおいそれとは買えないのだ。もうちょっと安くならぬか。あるいは19インチくらいのタブレットはでませんか。筐体が大きくて物がいっぱいのうちには置き場所ありません。
ライバルがいないので、安くはならないね。
こういうものはライバル企業の対抗機種があってはじめて値段がさがるものだからなあ。他の意外なタブレット制作企業から、あっとおどろく新機種が発表されることを期待したい。ベンチャー企業さん。手軽な12インチ以上(縦にしてB5原寸以上が表示できることが最低条件)でちゃんと絵をかけるタブレットを安く作れたら同人作家相手に売れますよ。きっと。

コミケが終われば手伝ってくれたみなさんといっしょに例によって例のショッピングモール。
今回また新たなモールを発見していたので早速そこへ。
ウェブ上で発見したのが最近だったのだが、去年(もうおととしか)の年末にその前を通っていたのを、いざそこへ行ってから気がついた。そのときには別のモールを目指していたので素通りしたのだった。というわけである意味リベンジ。
深川、南砂、北砂とほぼ同規模のここは巨大イオンを中心にした多店舗集合型モールで南北砂のような店舗一体型ではない。イオンの隣にはラウンドワンがあり、(モールに到着したときはまだ空は明るかったのだが帰る時になると)夜空にそびえる巨大ボウリングピンが異様な雰囲気をかもし出していた。まだ大晦日ではないので、そばはお預け。失ったスタミナを回復しようと(私以外の人はみな3日間コミケに行くので)千葉県産のおいしいお肉の焼肉屋さんで夕食。夕飯時にはやや早い時間だったのでまだがらがらの店内にすんなり入れて大助かり、1時間もするとあっという間に満員という盛況ぶり。みんな肉が好きなんだね。おいしいからね。どうして肉はおいしいのだろうか。不思議だなあ。
コミケで疲れていたわれわれは年のせいか(もう若くないのでがつがつしない)お酒を注文しなかったせいか(みな飲めないわけではないが、コミケで疲れていてさらに明日もあるので体力回復が主目的。わたしは運転するので当然飲めません)結構食べたのに安かった。実際食べ放題メニューより安かった。
というわけで、味も値段もすっかり満足で、次のお客さんに席を譲って店を後にしたのであった。といっても焼肉屋を後にしただけで、巨大イオンでだらだらすごすのはこれからなのだ。
さんざんモールを渡り歩いているとさすがにもう店が大きいだけで感動をうるということはなくなった。ちょっと残念。
ところでなぜかこのイオンでは紙をいっぱい売っていた。
コピー用紙。プリンターなどに使う紙。A4とB5、1束500枚というアレ。
文具PC用品コーナーの陳列棚1つほぼ丸々使って、コピー用紙がずらりと並べてあったのだった。この辺の人はそんなにコピー用紙使いまくるのか?いくらなんでもちょっと多すぎないか?前の年末に、リバーサイドモールに行ったときはなぜかエビフライを山のように売っていたが、この店ではコピー用紙が売れ筋なのか?誰か仕入れのとき0を一個間違えたんじゃないか?
イオンの店舗そのものは最大級とまでは行かなかった。それぞれの売り場がちょっとだけ小さいのだな。こういうチェーン店はそういうものだ。でもちゃんと本屋もあった。他のどの店舗より大量の紙も売ってる。そしてちゃんとフードコートもあるのだ。フードコートのないモールはモールじゃない。これは間違いない。肉食べるのに時間をつかったので、イオンでうろうろする時間がそれほどでもないうちに、フードコートで一休み。
ひとり、いつも年末まで仕事があってなかなかモール巡りにつきあえないメンバーがいたのだが、やはりモール初心者。他のみながフードコートに自動的に集まってだらだらしているというのに、われわれを探して店内をうろうろし、しまいには駐車場で待つしまつ。こっちからケータイで連絡してやっとフードコートに現れた。よりにもよって、上から下まで店内を探したときフードコートだけは探さなかったらしい。つーか、見つからなかったらおまえの方からケータイで連絡してこいや、みたいな。これだからモール素人は困る、と、すっかりモールの達人気分にひたるのであった(なんだそれ)。

てなことでフードコートも閉店する時間になり(年末だから普段より早い)明日もあるので(わたしは休み)モールを後にするのであった。
それぞれを駅へ送って、家に帰って荷物を降ろし、レンタカーを返して、帰りに明日の食料を買って帰宅。お疲れ様でした。

12月25日
03:53

すね。
寒い。
外に出るとマスクでもしないと肺から寒くなるくらい寒い。

今年はクリスマス絵を描いている暇がない。

でもケーキは食べた。
夕方コンビニによって小さなショートケーキを買ったよ。
クリスマス・イブにケーキを食べたなんて何十年ぶりだろうか。

ところで、その時わたしはすっかり眠っていて気がつかなかったんですが、
12月21日で世界は終わったですか?
え~?終わってるのか?
ちょっとわからないなあ。どうなのかなあ。

もうすぐコミケですが
ここにきてアイディアだけはいっぱい出てくるのだが
もう時間がないのであった。
あと1月はやくアイディアがぽろぽろ出ていてくれればよかったのに
世の中うまくいかないものなのであった

じゃ、今日はもう寝ます。

11月26日
03:21

液晶の色表示がおかしくなってきたondavx610wですが、こんどはバッテリーの表示がおかしくなってきた。

色表示に関しては白を作るRGBの組み合わせがおかしくなっているのに気がついた。おそらくRGBのうちどれかが、あるいは複数が輝度明度100パーセントに近いとうまく表示できないのだ。白に近いが明度の低い灰色などは普通に表示できているので、どうやらその辺に問題があると思われる。ということはやはり回路の問題なんだろうなあ。
で、バッテリー。大体20パーセントをきるとそろそろ充電しようかな、というのが普段(リチウムイオンバッテリーなので、いつ充電してもいいんですが)の使い方。20パーセントあたりから90パーセントを越えるまで、付属の昇圧されているAC-USBアダプターだと1時間半から2時間くらい、昇圧していないAC-USBアダプターだと2時間半から3時間くらいかかるのだけど、先日充電したら1時間程度で90パーセントまで充電との表示。おかしい。いくらなんでも短すぎる。と、思って、一度プラグを抜き、スリープに入れてからちょっと待ち、復帰させると案の定、バッテリーは50パーセントそこそこの表示に変わっている。ふっこんなことでこのオレ様をだませるとおもっているのか。やっぱりそんなことだろうとおもったぜ、とばかりにふたたびプラグを挿して充電再開。そして1時間ばかりたつと90パーセントあたりまで充電完了。どうかしらと、アプリを使ってみると、あっという間に減っていく。つまりまだ本当に90パーセントまで達していないのだ。80パーセントを切るあたりまで来ると、減りが緩やかになり70パーセントあたりから使い始めのころと大差ない程度の消耗具合。うむむ、面倒なやつだな。そろそろバッテリーの劣化が始まったということかな。
ということで、本当に90パーセントくらいまで充電しようとすると、ころあいを見ながら3回プラグを挿さないといけないということになってしまいましたわよ奥様どうしましょう。面倒くさいから1時間を2回(残りどこから充電するかによるけどだいたい80パーセントくらいのところまで)でやめるけど。
リチウムイオンは満充電で急激に劣化するからある意味、これでもいいとも思えるけど、表示が変なのは勘弁して。
ちなみに、novo7auroraの方はまだまったく問題出ていません。

とかいってるうちに、ainolからはなんですかnovo7auroraのマイナーグレードアップ版という感じの2コアcpuにMVA液晶搭載のnovo7crystalが登場。肝心のFireはどうなってるんでしょうね。novo10もちょっと興味あるなあ。あんまり話題になってないけどondaのv712も意外とよさそうなんだけどなあ。
nexus7用に、本体とお揃いのデザインのminiUSBを使うUSBマスター対応のカードリーダーが発売されましたね。これで、外付けカード用スロットなしの弱点を克服できそうだけど、アマゾンの評価だと、使えたり使えなかったりのあたりはずれがあるようで、中華パッドじゃないんだからあたりはずれとかやめて、みたいな。もう少し安定したら買いのグッズかもしれない。中華パッドにも当然使えるはずだし。
前に知人のノートPC購入に付き合ったとき秋葉原で見た、アンドロイド用ワンセグチューナー。これであなたのタブレッドでもTVが見れたり録れたりめっちゃ便利で990円だったのであやうく買いそうになったのだけれど、そもそもプラグがmicroUSBだったようで、miniUSB主流の中華パッドでは使えんわ!危ない危ない。やっぱり確かめてから買うようにしないといけませんね。
7インチタブレットは本格的普及が始まったばかりの製品ということで、まだまだいろいろ変なのもが登場しそうで楽しみはこれからって感じですね。

11月25日
11:06

あっというまだなあ。

今週は調子悪かった。
風邪をひきかけ状態がずーと続いて、ぼやぼやしているまに一週間たってしまった。

先週の土曜日には、さすけっちょさん、十円さんとごいっしょさせていただいて、オフ会でカラオケ歌いまくりでありましたよ。3人で5時間だから一人あたり1時間半程度は歌っていたと。ほぼアニソンですが、アニソンはいっぱいあるので全然困らないのだな。
しかし、歌いたかった「トランスフォーマー・アニメイテッド」のテーマ(曲名は知らない)がなかったので、ちっ、って感じだ。
今はタブレット入力式なので、歌本に慣れているものにすると、いまいち目的の歌が探しづらい感があるなあ。でも少しいじると使用感を思い出した。膨大な曲数になるとやっぱりこの方式しかないよね。いずれはタッチペンじゃなくて、指でOKなものになるんだろうな。でも飲食の注文は電話。注文もタブレットで出来ればいいのに。つーか出来るお店もありますよね。
ほぼ3年ぶりのカラオケ(愉快なDVD鑑賞ではなく、歌目的のカラオケということで)だったので、やっぱり調子はもひとつ。声帯も筋肉なのでやっぱり使わないとなまってしまうんだな。顔面も筋肉なので、口の開け閉めも使わないとなまってしまうし、複式呼吸をするにも腹筋がなまってようするになまりまくりというわけさ。ふ。年を感じるぜ。
待ち合わせ場所だった新宿紀伊国屋本店の交差点を渡った、前はCDやDVDやら売っていたはずのビルが地下2階から地上8階までまるごとカラオケビルになっていたのでびっくり。
紀伊国屋本店にはちょくちょく行くはずなのにぜんぜん気がつかなかった。駅から地下道を使うので地上の変化に気がつかないのだな。新宿ジュンク堂もなくなって、ユニクロ+ビックのビックロになってしまっているし。あのビルの上のほうにジュンク堂がまた入ってくれれば良かったのに、ばかばかビックロとジュンク堂のばか。
とにかく新宿東口側は紀伊国屋本店と、ジュンク堂があったときにはジュンク堂紀伊国屋本店とはしごだったのに、世界堂(ここは一年に1回くらいだけど)しか行かない、あ、映画も見に行くか、それくらいしかいかないのでふと気がつくといろいろ変わっているということですね。

時間が来て、カラオケ店を出ようとすると、入り口カウンターフロアはお客さんでいっぱい。外が雨だということもあるのかもしれないが、にょーにゃくにゃんにょ(本当は老若男女です)みなそろってカラオケなのだ。いやまさに日本を代表する娯楽なんだなあとおもわずにはいられない。みんなそんなに歌を歌いたいのか。オレも歌うから君も歌え(字あまりすぎ)というわけか。

5時間もひたすら歌いまくりだったのでそのあとはひとつ燃料補給ということで、居酒屋へ。適当に入って適当に注文して、中華パッドでカートゥーンの動画をみながらオタクな話題なのだった。さすけっちょさんはNEXUS7をもってきてらっしゃった。やはりメーカー製(作ってるのはAsus)なので中華にくらべてやっぱり薄いなあ。CPUがTegraなので早い、って前のエントリにも書いたことあるな。いいなあ。microSDカードスロットがあればオレもいっこ欲しいなあ。スロットがないからやっぱり買うなら32GB版ですよね。とおもったらnexus7は16GBしかないのか。ち、早く32GBくらい、いやもう64GB版くらいだしやがりませ。居酒屋のテーブルは飲食物で埋め尽くされるので、やっぱり7インチくらいがちょうどいいのかな。3人だったからというのもありますね。もっと人数がいたらまた話がちがうだろうな。
で、見ていたものがカートゥーンの動画だったりあちらの漫画だったりしたので、海外漫画・アニメ事情をひとりでしゃべりまくってしまったのでちょっと反省。こんどは日本のオタクなことについてもお話しましょうつーか、そっち方面についてはぜひお話をうかがいたいみたいな。

居酒屋をでて、珈琲店で食後の一服をしながらさらにいい年した大人同士のオタク話は続く。ま、こういうことは年は関係ないね。いつまででも続けられますね。

そろそろ帰りの電車が気になる時間になってきたので新宿駅へ。
途中のクレーンゲーム屋で「フィニアスとファーブ」発見。ペリー・キータグをゲットだぜ。ああ、もうこういうものはやらないようにしようと思っていたのに~、ペリーのばかばか。しかし、どうしてイザベラやステイシーがないのだ。ディズニー、何とかせよ(強意の命令形)。ステイシーがあったら何百万回でもやるね。オレはやるよ。こういうものはもうやらないようにしようとかなんとかそんなことはステイシーの前では取るに足らない決意であるといわざるをえないね。

で、新宿駅で解散。お疲れ様でした。
家に帰ってから珈琲を飲みながら一息ついてフト気がつくと、そうだ「モーターシティ」の第8話(実際には9話)をやっているはずだと気がついて、あとは前のエントリに続く。

11月18日
15:18

「モーターシティ」第9話のルビー・ザ・ダークスレイヤー。
本当の戦士ということではなく、ライブ・アクト・RPG(live active role playing)のコスプレです。

んにしてもだ、RPGの戦士がこのかっこうっていうのはどうよ。

昨日(11月17日)、夜中近くに帰宅して珈琲を飲んで一休み。日が変わってふと、あ、そうだ。この時間、モーターシティ第8話(実際には第9話)やってるなとモニターを見たわけです。
そしたらあなた、どうしましょう。
くわ、オレの負けだ。なんだこいつは。
目つきが悪いぞ。
髪はお下げで目つきが悪い。
さらに美脚で、しかも目つきが悪いのだ。
それにちょっとおばかで、付け加えるなら目つきが悪いではないか。
いい歳の娘さんがこんなミニスカートでなにやってるんだ。おまけに目つきが悪いときている。
泣きホクロもキュートで、そのうえ目つきが悪いっていうのはもう言ったっけ?
そんなわけで、速攻描きました、ルビー・ザ・ダークスレイヤー(ただし実戦はめちゃくちゃ弱い。そりゃそうだ、ただの目つきの悪い女の子だし。そのくせ目つきは悪いのだってもういいですか、そうですか)。
そんな今大人気の(deviantArtで ruby the darkslayer を検索すると今日2012年11月18日の時点で1つっきゃヒットしないというくらいの人気ぶりだ!)目つきの悪い娘さん万歳!!
オレはもう年末にはルビーの本(コピー誌だけど)作るね。間違いないね(多分・・・)。

それはそれとして、この絵を描いて、モーターシティの特殊な色設計にあらためて気がつきましたよ。この絵そのものは普通に色をつけただけですが。いろいろ考えて作ってるんだなあ。5話目あたりからおはなしもやっとエンジン温まって、ググとこう、アクセル入ってきましたね。おっと、良く見たら原語版では声が Jeccica DiCicco ではありませんか。ますますまいりました、まいりまくりです。


話はかわりますが、この絵をdAにもアップしてやろうとして、いざこの長いキャプション(上記はpixivにつけたキャプション)を英語で書き直すのは、まあいいとして、問題は、「目つきが悪い」という言葉がはたして英語にあるのか?ということ。
ルビー最大のチャームポイントである「目つきの悪さ」を連発しているので、これがいえなければ何も言わないのと同じであるのは理の当然。

こんなときのための「お笑いグーグル翻訳」をやってみました。
入力・日本語「彼女は目つきが悪い 」
翻訳・英語「her eyes with poor」

ちょっとまてよ、これじゃ「目つきが悪い」んじゃなくて「視力が悪い」だろう。

そこでためしに
入力・英語「her eyes with poor」
出力・日本語「貧しい人々と彼女の目」

一発目からかましてくれるぜ、さすがグーグル翻訳!
自分の訳に責任持ちやがりなさいませ!!

本題の「目つきが悪い」は、
a nasty ( or an unpleasant ) look in one's eye.
で、have を動詞に使います。
不快なものがその目に見える、とまあストレートな表現だなあ。

11月11日
23:34

先週の日曜日はひさしぶりにイベントにいってきたのだけれど、もう一週間もたってしまったのか。早すぎる。バス旅行なんかしてる場合じゃないな。

てなわけで、半期に一度のイベント参加なんでありましたよ。
前日までなんだかせわしなくてたいした準備も出来ず、書き溜めていたスケッチからコピー誌をひねり出して参加しました。

ここんとこ、このイベントも参加サークルが減少気味で、ちょっと寂しいかもしれない。もっともジャンル・アニメ全般となると、日本のアニメそのものにビッグタイトルがなく求心力が減ってきているのも原因のひとつかな。それぞれに好きなものを探すことは出来ても、みんなでひとつの共通項を楽しむ、ということをアニメではしにくくなっているんではあるまいか。
わたしなんぞはずっと海外アニメ専門で参加しているので、前にも書いたと思いますが、周りの作品が一体なんなのかさっぱりわからない、と、そういうありさま。タイトルは知っていても絵を見ただけではわからないのだからどうにもこうにも。

ま、そんなことはどうでもよくてですね、参加サークルは少々減っているものの、お客さん(コミケじゃないから一般参加者とかいわなくてもいいんだよな)はそれなりにいらっしゃってて、会場内がすかすかだ、みたいな事はないのだ。終了際までサークルも人もいる(最近はコミケでも午後になったらさっさと帰るサークルや一般参加者がけっこういますからね)ので、にぎやかな雰囲気のまま終われるのはいいことだ。

イベントが終わったらまたいつもの方々にくっついてお疲れ様の打ち上げ。ひげのカートゥーンおやじさんはまた来なかったよ。仕事がいそがしいんだろうなあ。ご苦労様であります。
メンバーはみんなアニメ・ゲーム好きで絵をかく人ばかりだから、絵や絵描き(「絵師」という日本語は正直好きじゃない)さんの話題になることもあるわけだけど、そんなときこそタブレットですよ。
わたしはモバイルでネットに接続できるものを持っていないのだけれど、ネクサス7(中華じゃなくて台湾のAsus+グーグル製7インチタブレット。CPUがtegra3なので速いよ)を買って見せびらかしてくれた人はテザリング出来るスマホ持ち。その場でネットに接続して実際に話題に出た絵や人について見ることが出来る。わたしの中華パッドでは、BGM(動画だからバック・グラウンド・ムービーね)がわりにカートゥーンを流しっぱなし。マジ便利だなあタブレット。ネクサス7の人はこれまでいまいち中華パッドに懐疑的だったのだが実機を見てネクサス7と大差ないと思い知ったに違いあるまい。てゆーか中華パッドにはmicroSDスロットがあるもんね~、みたいな。子供かオレは。

とにかく、絵やゲームや漫画やアニメの話を際限なく続けて、しかも早い時間からあいているというだけの理由で入ったお店の料理がかなり美味しく、しかも安いのでありましたよ。だからもうたっぷり楽しめて帰りも早いといういいことずくめ。
いや、お疲れ様でした。また来年。

11月10日
02:48

ある私鉄の駅から同じ鉄道の別の駅までその私鉄会社が運営する路線バスが出ている。
ある駅が始発で別の駅が終着。
よくあることですが、
その2つの駅が歩いて15分くらいの隣同士となるとそうそうありはすまい。
同駅からは遠く離れた場所へ向かう路線もあるのだが、そんな普通の路線に乗ってもしょうがない。

てなわけで、先日前々から興味があったその路線バスにのってこちらの駅から隣の駅まで(もう一度書きますが、電車なら一駅。歩いても10分)小旅行であります。私鉄沿線をはなれてぐるりと30分、いや25分くらいかな。

駅から歩くにはやや遠い離れた場所に団地があって、そこと駅をつないでいるバス路線なのだった。また同じ駅に戻ってきてもよさそうなのにわざわざ隣の駅まで行くのだ。で、折り返しに帰ってくるというわけ。
団地も特別巨大な団地というわけでもない集合住宅の集合地だが、個人住宅やアパート・マンションなどの多いその付近では同じつくりの高層アパートが複数棟そろっている団地(2~3階建てくらいのものはいくつかある)は意外と珍しいものなのだった。でも団地から自転車で駅まで行ってる人もいるみたいだよ。だからこれは、お年寄り専用バスみたいなものなのだな。田舎と同じだ。交通弱者のためにこうして路線を維持するというのはある意味社会貢献といっていい。ちょっと見直したよ。だからひとつの駅だけでなく2つの駅を行き来するというのもいいことだ。団地中心に考えれば行く場所の選択肢をふやすことになりますからね。

とはいえ、いざ乗ってみるまではそういうことに考えが至らず、こちらの駅は急行も止まる駅なので、なるほどとうなずけるのだが、隣の駅は各駅停車しか止まらないので、どうなのかなあなどと思っていたのだった。
そして明らかになったのは、その隣の駅は路線の関係上、意外とバスが集まる場所だったのだ。ターミナルなのはわたしの乗った路線くらいで、あとは途中停留所なのだが、ここから別のバスに乗り換えてさらにバス旅行を続けることが可能になっている。なるほどなるほど。それで団地まで行って帰るだけでなく、あっちの駅とこっちの駅をつなぎましょうということになったんだな。

バスは団地を過ぎると主要環状線に出る。と、反対車線の先に見えたのは巨大なフィットネスクラブ(ちょっと言い方が古いな。いまは別のなんかいい名前があったように思うのだけれど)といわゆるスーパー銭湯らしき温泉の建物が。こんなところにもスーパーな温泉銭湯があったのか。使いづれーったらありゃしねー。まああれだね。自動車で来る人むけということなんだね。きっとこれから先もあそこには行かないだろうなあと思うのであった。

環状線から離れたかと思うまもなく終着の停車場に着くのであった。
そこから線路に沿って1分くらい歩くとあっちの駅。せっかくきたのだからと駅前をぶらぶらするのだが、いまいち商店街におもしろそうな店がない。にぎやかで人出もおおいからさびれた駅というわけでは全然ない、東京23区内にそういうさびれた駅があったらそのほうがすごいんだけどね。いや、探せばあるかな。とにかくネットやTVで評判そうなお店はあるのだが、面白そうなお店がなかったのだ。
もっともわたしのいうおもしろそうな店とは40パーセントが本屋。40パーセントが古本屋で、残りの20パーセントがだらだらすごすための珈琲店か、変なものを売っていそうな得体の知れない店のことなのだ。
いまやいわゆる「町の本屋」は日本全国で壊滅しかかっているので、これは仕方のないことかもしれない。多分15年以上前になるだろうか、この駅周辺を歩いたときあった変な古本屋はやっぱりつぶれていた。残念だ。駅前には必ずありそうな珈琲チェーン店もない。マクドはあったけどね。マクドはいまいち落ち着けないからなあ。1970年代のTVドラマあたりに出てきそうな微妙に朽ちかけた感じの喫茶店もあったけど、入らなかった。他に客がいそうになく、これはこれで落ち着けないかもしれないからね。

小一時間、ふらふらしたものの、どうしようか、電車で隣の駅に戻ろうかと、改札をくぐると(ICプリペイドカードは便利だね。昔は目的の駅まで切符を買わなければならなかったが、いまでは自由に途中下車できるし、乗り越しも自由だ。バスにも乗れるし、ふらふら出かけるのが好きな人間にはマジ超便利っすよ~)、そこに駅中喫茶が。ドトール。けっこう見ますね駅中ドトール。こんなところにも。電車に乗るとほんの3分かそこらでもとの駅。ありがたいのかどうなのかよくわからないね。こちらの駅にはやや中くらいの三省堂書店があって、だらだらできる珈琲チェーン店もあるので、やれやれと本を見てから一休み。たのしいバス旅行のつもりがいつもの生活と同じになってしまった。

前を表示

147件中 21件〜40件を表示

次を表示