そんななかで、かなり変なバンド発見。その名も The Kovenant。
初期のアルバムはほとんどデス声のインダストリアル・テクノなのだが、アルバムを重ねるごとにどんどんざくざくギターに重低音のメロディック・デス・スラッシュに傾倒してメンバーの見てくれもどんどん危なくなっていくのだが、どういうわけか、キャッチーなダンス・ビートにアッパーなグルーブが離れずについてきているという奇妙な楽曲になっているのであった。おもしろいなあ。世の中にはいろんなやつらがいるものだと頼もしく思うのであった。
If You're Reading This, It's Too Late
author Pseudonymous Bosch 読了
秘密結社 Midnight Sun の野望を挫いた Cass(仮名)とMax-Earnest(仮名)。Cass(仮名)は、不思議な夢に悩まされていた。そんな Cass と Max-Earnest の前に再び現れる Midnight Sun の指導者 Dr.Lと Ms. Mouvise。Cass たちが彼らの手から図らずも手に入れた Sound Prisme が今度も二人を危険な謎へと導いてゆく。Midnight Sun が探し求めるホムンクルスとは何者なのか。そのホムンクルスが隠しているという錬金術の秘密とは。
Cassandora(仮名)とMax-Earnest(仮名)の冒険を描く The Secret Series の Book2。今度は錬金術の秘法から作られた生命ホムンクルスを巡って、Midnight Sun との戦いが展開する。永遠の生命を手に入れ世界制覇を目指す Midnight Sun に対抗する The Terces Society のメンバーになった Cass と Max-Earnest。新しい仲間も加わり、冒険はさらに危険度を増していく。そして、Cass 自信にも思いもよらぬ真実があきらかになっていく。第1巻よりさらに深みを増すストーリーに錬金術の怪しい秘密がいい感じ。今回も大胆なストーリー展開にトリッキーな文章がそこここで効いてます。
GJWは「 Girl just wants 女の子は求めてる」の頭文字。
今回のタイトルにちょうどいいですね。
まあ、本当にこの意味でこの数字を使ったのだとすれば、ですが。
ちなみにGNOは「girl's night out」の頭文字。
こっちも歌のタイトルになったり、ドラマのサブタイトルになったりする一般的な表現。
「女の子の夜のお出かけ」という意味だけど、「お出かけ」とは「お楽しみ」のことで、今では「女の子だけのパーティー」という意味あいで使われることが多いようですね。
もともとは、貴族のお屋敷で働いていた使用人たちの外出許可の下りた夜のこと。昔(20世紀初頭まで)は使用人が、雇い主の許可なく外出するなどということは考えられなかったから、休みの日、しかも夜まで外出していることが許されるというのは使用人にとっては大変重要な日だったわけです。だから、Girls だけではなく、バトラーだったり、メイドだったり、ホールボーイだったり、フットマンだったり、それぞれのnight outがあったわけだけれど、代表として Butler's night out という表現がありました。今ではそういう社会ではなくなったので、Girls night out が、表現として残っていると相成り候。
GJWといえば、昔だけど、シンディ・ローパーのヒット曲に「girls just wanna have fun」というのがありましたが、これも girl just wants(歌のタイトルでは複数形だけど)を含んでいますね。意外とこの歌からこの表現が広まったのかもしれなかったりして。真実はどうなのかはわかりませんが。
英語の習得にと洋書を読み始めて、第1目標は多読で言われている、100万語。次の目標は250万語と決めていたんですが、「The Book of Elsewhere」を読み終わって、今日250万語達成。126冊目(主にペーバーバック。アメコミや余りに語数の少ない絵本などは数に入れてません)。あまり正確に語数を数えているわけではないので、少々誤差があるでしょうが、おおむね250万語を読んだと考えていいだろうと、そういうこと。
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02:49
NFL開幕
一年、明けましておめでとうございます。今年もNFL開幕いたしました。3月からのロックアウト(チームと選手の労使交渉が進まずに、チームが選手をその敷地からしめだしてしまうこと。当然、選手はチームが用意したフィールドやジムが使用不可能になるのでロックアウトの期間は練習が不可能な状態になる。その間選手は自主的にトレーニングするしかない)一体どうなるのか。はたして無事開幕が迎えられるのか、という状況でしたが、今年も無事、9月からのスケジュール通りにシーズンをスタート出来、一安心。
ましてや、開幕戦ニュー・オーリンズatグリーン・ベイ(この言い方はホーム・アンド・アウェイで戦う試合の場合、どちらがホームの試合なのかを表し、ニュー・オーリンズatグリーン・ベイの場合はニュー・オーリンズがグリーン・ベイのホームで戦う、という意味。アメリカのプロ・スポーツでは普通こういう言い方でホーム・アウェイを表現します)は、いかにもNFLらしい、ビッグプレーの連発に、さまざまな駆け引き戦術が展開する最後の1秒まで目の離せない好試合。
そして、今、AFC北地区のわがボルチモア・レイブンズはライバルのピッツバーグ・スティーラーズをホームに迎えての開幕戦に臨んでいます。
今年こそ、スーパーボール出場だ、行けレイブンズ。
前半レシーブを選択したレイブンズ。好リターンで自陣29ヤードからの第1シリーズはいきなりレイ・ライスの40ヤード・ランでスタート。その後WRボールディンへのタッチダウンパスが決まり、わずか3プレーであっという間にタッチダウンを奪うという見事な展開。その後スティーラーズ・オフェンスに対しに自慢のディフェンスのQBラッシュが炸裂。ロスリスバーガーからファンブル・ターンオーバーを奪うと、あ、今はDbC(ダウン・バイ・コンタクト)で、タッチダウン取り消し。ゴール前1ヤードからのファーストダウン。1stダウンはスティーラーズのディフェンスに阻まれて前進ならず。しかし、2ndダウンは、レイ・ライスがエンド・ゾーンに飛び込んでタッチ・ダウン。
攻守かわってスティーラーズの攻撃シリーズ。ラン・プレーが効果的に出て、現在ボルチモア45ヤードくらい。で、第1クォーター終了。
去年までのレイブンズはリードしていても一度流れが相手に行ってしまうとそれをとめられず、ずるずると自滅するように逆転を許してしまうという試合が何度もあったが、今年はどうか。開幕戦からまさにそれが試される試合展開になりましたよ。
前半は21対7でボルチモアがリードのままスティーラーズのレシーブで後半スタート。ボルチモアのDTナタのぶちかましタックルがRBメンデンホールにヒット、ファンブル、そのままナタがカバーしてターンオーバー。その最初のプレーでいきなり、今シーズン、トッド・ヒープに代わって新加入のTEディクソンにタッチダウンパスがヒットして、27点差に。その後のトライ・フォー・ポイントで、キッキング・チームのスペシャルプレーの2ポイント・コンバージョンも決まって29点差。さらにその後のスティーラーズの攻撃で、ロスリスバーガーのパスをまたまたナタがチップ。ういたボールをレイ・ルイスがインターセプトでまたまたまたターンオーバー。しかし今後はピッツバーグも根性を見せて、ボルチモアの4thダウン・ギャンブルを止め、攻撃権を取り戻した。
リズムのいいランとパスを展開するピッツバーグのオフェンスに、やや引いて守るボルチモアのディフェンスはずるずると前進を許したが、レッドゾーン手前の攻撃で、いきなり分厚いブリッツを仕掛けるボルチモア。ポケットからいぶりだされたロスリスバーガーの浮いたパスをSSエド・リードがインターセプト。ピッツバーグに得点を許さないだけでなく、またまたまた、また攻撃権をむしりとったボルチモア。今年はちょっと違うぜ。
この攻撃シリーズはフィールド・ゴールで終了。32対7に点差が広がった。
タッチバックからのピッツバーブの攻撃。前シリーズの反省からか、今度はQBに分厚いプレッシャーをかけるスタイルにディフェンスを変更。3アンド・アウトに追い込んだ。ピッツバーグのパントでボルチモア16ヤードからの攻撃。
残り1ヤードをランで取りに来たボルチモアの攻撃を止めたピッツバーグだが、その場で乱闘発生。ライバリーというだけでなく、ピッツバーグも上手くいかない試合展開にイライラが募っているのだろうが(きっかけはダウンした選手に対してさらに押し続けたポラマルに対してボルチモアの誰かが文句をつけたあたりから始まった)、お互い乱闘はいけない。審判まで巻き込まれてノックダウン。結局ピッツバーグのパーソナルファールで、オートマチック1stダウン。そのまま第3クォーター終了。
ボルチモアの攻撃はパントで終了。
ピッツバーグの攻撃。順調に進むも、ロスリスバーガーへのQBサックから、ロスリスバーガーが投げ捨てたボールに対するプレーで、逆にボルチモアがアンスポーツマン・ライク・コンダクトをとられ、15ヤードの罰退にオートマチックファーストダウンを献上してしまう。しかし、その後の1stダウンのプレーでまたまたまたまた、ロスリスバーガーからまたエド・リードがインターセプトでターンオーバー。
ボルチモアの攻撃はパントで終了。時間は残り9分をきった。
ピッツバーグは再び前進を始めるが、ラン・アフター・キャッチを後ろから追ったLBレイ・ルイスのタックルがボールをたたき出す。判定はDbCだったが、ボルチモアがチャレンジ。チャレンジは成功し、またまたまたまた、またまたターンオーバーとなった。
ボルチモアの攻撃はまたまたランを3プレーして時間を食いつぶしパントで終了。のこり5分を切ってピッツバーグの攻撃となった。
ホールディングの反則で罰退したピッツバーグ。次のプレーでまたまたブリッツを食らったロスリスバーガーがファンブル。これをボルチモアがカバーして、またまた(中略)またターンオーバーとなった。
ピッツバーグのレッドゾーンからのボルチモアの攻撃はQBフラッコが容赦なくタッチダウンを狙ってエンドゾーンにパスを通すが、ボルチモアのイリーガル・ユース・オブハンドの反則で罰退。ランで時間をつぶすオフェンスに戻して、2ミニッツ・ウォーニングとなった。
2ミニッツ・ウォーニングが明けてボルチモアはフィールド・ゴールを決め、35対7に点差を広げた。
タッチバックからのピッツバーグの攻撃。残り時間もないなか、パスで前進するピッツバーグだが、すでに試合は決している状況で、アンダーニースへのパス・ディフェンスはすてて守るボルチモア。ボルチモア29ヤードまで前進したピッツバーグだが、ディープゾーンへのパスは通らず、残り4秒のラストプレーもQBサックとなり、試合終了。
完勝ですな。ボルチモアの。どうだ。補強も成功。フラッコを守るオフェンスラインも機能して、ドルフィンズからきたRBリッキー・ウィリアムズとレイ・ライスの2枚のラン攻撃も決まっていうことなし。特にレイ・ライスはピッツバーグが久々に1試合で100ヤード・ランを許した選手になった。昨シーズンのディビジョナル・プレーオフではレイ・ライスのファンブルから勝ちを落としたボルチモア。まさに雪辱を果たした形になった。ディフェンスはもうターンオーバーにつぐターンオーバーでこれはもう完璧ですね。
開幕戦でいきなり目の上の瘤のピッツバーグに完勝できたのは大きい。
第2週はボルチモアはatテネシーでタイタンズと対戦。
のこり15試合。この調子で今年こそスーパーボールだ。
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08:59
重金属急性中毒
いやいや、実はずっと前からなので慢性なんですが。
ここんとこ、kerli だの、superchick だの、bim だのと、硬質石や重金属から離れていたのだけれど、今日はついyoutubeをうろちょろして一晩中重金属付けで朝になってしまった。
ゴリゴリと刻みまくる歪んだギターのリフだの、ばきばき叩きまくるハイスピードツインバスドラムだの聴いていると、ああ、オレはやっぱりヨーロッパ系ハードロックな人間なのだなと安心するのであった。あ~うるさい。癒される。ハードロック・ヘビーメタルで癒されるという人もそう多くはないだろうが、ヘッドホンに大音量で聞きまくると脳にアドレナリンが溢れてきて全然眠くならないのであった。毎日だったら死ぬかもしれないが、久しぶりなので全然平気なのだった。このエントリを書いている今も聞いてますよ。
そんななかで、かなり変なバンド発見。その名も The Kovenant。
初期のアルバムはほとんどデス声のインダストリアル・テクノなのだが、アルバムを重ねるごとにどんどんざくざくギターに重低音のメロディック・デス・スラッシュに傾倒してメンバーの見てくれもどんどん危なくなっていくのだが、どういうわけか、キャッチーなダンス・ビートにアッパーなグルーブが離れずについてきているという奇妙な楽曲になっているのであった。おもしろいなあ。世の中にはいろんなやつらがいるものだと頼もしく思うのであった。
どうでもいいけど、北欧のマイナーバンドは曲のテーマに北欧神話ネタが多すぎませんか、どうですか。だれかオーディンとかラグナロクとか僕らは歌ってません、みたいなやつはいないのか、とかおもってしまうくらいだ。
あと、Lyliel。スイスかどこかのマイナー・ゴスメタルバンド。ストリングス・パートのメンバーがいるクラシカル・ゴス・メタル。曲は日本人にもなじみやすそうなドラマチックなメロディ展開の楽曲なので、好感持てるのだが、ドラマーがかなり残念なのだった。スネアとタムのおかず連打で音外しまくりだ。もっと練習しろ。マイナーバンドなので、音もかなりがっかりな部類なのだが、この程度でがっかりしていてはマイナーバンドの曲など聴いていられないともいえる。80年代のHR/HMムーブメントではこの程度の音のバンドは腐るほどいたからね。でも21世紀にもなってまだこれか、ともいえるかも。それでもマイナーバンドは何時の時代でもこういう音なのだなあと認識をあらたにするのであった。しかし、ライブの演奏映像をみると、アルバム曲と大差ない音で演奏できているので、これは今後もっとメジャーなレーベルからアルバムが出せたら、ぐっとよくなるのではなかろうかとも思ってみたりもするのであった。がんばれ Lyliel。次のアルバム出すまで解散すんなよ。
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01:21
あと1冊の誘惑
アマゾンで買い物をされたことのある方ならば、どういう意味かお分かりですね。
わたしはアマゾンでは洋書か輸入DVDしか買ったことがないので、アマゾン・ポイントがまったく貯まらないという人間です。ひどいわアマゾン。それって不公平じゃなくって?とお嬢様言葉で不平を述べてもしょうがない。
それはいいとして、ここんとこ、つい「あと一冊」に引っ張られてレジへ進んでしまうといういけない状態。歴史的円高で、日々洋書の値段が下がり続けてるって言うのも原因のひとつなんですけどね。今時日本のどの本が200円台(300円以下)で買えるだろうか、ってな感じですよ。全部じゃありませんけどね、もちろん。雑誌じゃないんだから、っていっても300円しない雑誌っていうのももうないんじゃね?
こうして読むべき本がどんどんたまっていってしまうのだな。困った。
ただ、言い訳を言えば(言い訳か、やっぱりね)輸入洋書は基本「売り切り」の本なので、あるとき手に入れられなければもう手に入らない、ちょっと乱暴に言えば同人誌みたいなものなのだな。もちろんベストセラーだとか、クラシックで長年刊行されているようなものは別ですが。日本とは違う欧米の出版形態もあって、手に入るときに買っとけ、みたいな感じです。まあその、最近は日本の書籍でもすぐ店頭からなくなっちゃうものも多いので、結果それほど洋書とかわらない、とも言えるかもしれませんが。
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00:18
洋書読み
If You're Reading This, It's Too Late
author Pseudonymous Bosch 読了
秘密結社 Midnight Sun の野望を挫いた Cass(仮名)とMax-Earnest(仮名)。Cass(仮名)は、不思議な夢に悩まされていた。そんな Cass と Max-Earnest の前に再び現れる Midnight Sun の指導者 Dr.Lと Ms. Mouvise。Cass たちが彼らの手から図らずも手に入れた Sound Prisme が今度も二人を危険な謎へと導いてゆく。Midnight Sun が探し求めるホムンクルスとは何者なのか。そのホムンクルスが隠しているという錬金術の秘密とは。
Cassandora(仮名)とMax-Earnest(仮名)の冒険を描く The Secret Series の Book2。今度は錬金術の秘法から作られた生命ホムンクルスを巡って、Midnight Sun との戦いが展開する。永遠の生命を手に入れ世界制覇を目指す Midnight Sun に対抗する The Terces Society のメンバーになった Cass と Max-Earnest。新しい仲間も加わり、冒険はさらに危険度を増していく。そして、Cass 自信にも思いもよらぬ真実があきらかになっていく。第1巻よりさらに深みを増すストーリーに錬金術の怪しい秘密がいい感じ。今回も大胆なストーリー展開にトリッキーな文章がそこここで効いてます。
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02:41
459の謎
813の謎は怪盗ルパン。
「459」は「アベンジャーズ地球最強のヒーロー」第15話のタイトル。
たいていこういう場合は電話のダイヤルにあてられているアルファベットだったりする。そういうサブタイトルをドラマでも見たりするし、ミステリー・ドラマなら犯人からのメッセージだったりするから、けっこう一般的なネタ。
で、459はGJW。
GJWは「 Girl just wants 女の子は求めてる」の頭文字。
今回のタイトルにちょうどいいですね。
まあ、本当にこの意味でこの数字を使ったのだとすれば、ですが。
ちなみにGNOは「girl's night out」の頭文字。
こっちも歌のタイトルになったり、ドラマのサブタイトルになったりする一般的な表現。
「女の子の夜のお出かけ」という意味だけど、「お出かけ」とは「お楽しみ」のことで、今では「女の子だけのパーティー」という意味あいで使われることが多いようですね。
もともとは、貴族のお屋敷で働いていた使用人たちの外出許可の下りた夜のこと。昔(20世紀初頭まで)は使用人が、雇い主の許可なく外出するなどということは考えられなかったから、休みの日、しかも夜まで外出していることが許されるというのは使用人にとっては大変重要な日だったわけです。だから、Girls だけではなく、バトラーだったり、メイドだったり、ホールボーイだったり、フットマンだったり、それぞれのnight outがあったわけだけれど、代表として Butler's night out という表現がありました。今ではそういう社会ではなくなったので、Girls night out が、表現として残っていると相成り候。
GJWといえば、昔だけど、シンディ・ローパーのヒット曲に「girls just wanna have fun」というのがありましたが、これも girl just wants(歌のタイトルでは複数形だけど)を含んでいますね。意外とこの歌からこの表現が広まったのかもしれなかったりして。真実はどうなのかはわかりませんが。
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23:23
petit vampire
プチバンピ
フランス原作のホラーコメディ。
TVKで絶賛放送中だったことについ先日気がついた。
うえ、もう第45話でやんの。全52話で。
いや、完全に見落としてました。関東ローカルとはいえ、地上波で、しかもBD(本当は絵本だけど)原作のフランスアニメとは。
イラストは主人公プチバンピと、無駄に美人で優しくて巨乳のその母パンドラ。お父ちゃんはガイコツ船長なのでめんどくさいから描かない。
プチバンピはちょっとおかしなモンスターたちと、夜の森のお屋敷に住んでいる。夜しか生きられないプチパンピは昼の世界にあこがれていたがそんなある日、ひょんなことから友達になった人間の男の子マイケルとのおかしな日々(夜だけど)がはじまるのであったらしいよ。
意外と辛らつなしょうもない台詞も多いガキンチョアニメとしてみても十分面白いよ。
原作はBDの作家ジョアン・スファール。わたしは詳しいことは知りませんが、先だってサン・テグジュペリの生誕100周年記念だかで「星の王子様」の公式バンド・デシネを描いた人ですね。
原作者の絵を生かそうということで、やはりフラッシュ系のツールで作られたアニメーション。あまりどひゃどひゃっとは動かないが、そういう内容なのでまあいいか。
マイケルの憧れの女の子サンドリーナが見た目ちょっと癇癪もちっぽくていい感じ。実際にどういうキャラクターなのかわからないので、なんともいえませんが。
日本語版DVDも発売中。
輸入DVDに慣れてしまうと、やっぱり高いなあ日本のアニメDVD。
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19:05
リリ
「レインボー戦隊ロビン」の看護兼メインテナンスロボット。
モノクロの作品ですが、オフィシャル・カラーはこれ。
知人の同人誌に寄稿した(させられた)物に色をつけてみましたよ。
「レインボー戦隊ロビン」は東映動画初期のTVアニメーションシリーズで日本初のチーム・ヒーロー・アニメ。原作は石森(当時)章太郎、藤子不二雄(当時)らの参加したスタジオ・ゼロ。
放映当時は白黒だったが、映画「サイボーグ009怪獣大戦争」にカメオ出演するさいカラーが決められたと推測される。ただし、「レインボー戦隊ロビン」放映当時、スタジオ・ゼロによる漫画が連載されており、基本カラーはその時すでに決定していたと思われるが、漫画とアニメではキャラクターに食い違いがあり、アニメーション用には「サイボーグ009」に登場の際に正式決定されたと考えられる。
当時TVを見ていた子供たちには正式カラーがわかるはずもなく、それぞれ勝手に色をイメージしていたはず。当時の白黒アニメは絵具も白黒用の灰色階調のものが使われていて、セル画(セル画ってわかりますよね)も白黒なのだった。
わたしがイメージしていたのは青い服。実は履いているのもハイソックスではなく、白いロングブーツだと思っていた。
この当時、初期のTVアニメーションはいわゆる少年ヒーローを主人公にしたSFアニメが大流行。「レインボー戦隊ロビン」のほかにも「宇宙パトロール・ホッパ」「遊星仮面」「遊星少年パピー」「宇宙少年ソラン」「スーパー・ジェッター」などがあった。なつかしいなあ。
キャラクター商品のひとつとしてガムが流行していてね、ガムにはおまけとしてその包み紙に転写シール(透明シートにシール状の絵が印刷されていて、上から擦ると、絵が下のものに転写される。上手くこすらないと透明シートをはがすとき絵がくっついたりくっついていなかったりして大変なことになってしまうのであった)がついていて、冷蔵庫だのたんすだの机だの手当たり次第に貼りまくって親に怒られた。転写した絵も定着が甘くてツメで擦るとその部分がはがれるのだが、全部きれいにはがすのはなかなか大変なのだった。
今となっては懐かしい限りなのだが、改めて観ると、しまった、観なきゃ良かった、てな作品が多いのも事実。
これはしょうがないですね。
TVアニメ黎明期では製作者側もどうやったら週に一回30分のTVアニメーションを製作できるのかよくわかっていなかった感があって、それはそれは大変そうな雰囲気が画面からにじみでているのであった。そういう意味で「鉄人28号」第1話などは名作というしかあるまい、と洗面器。
しかし、なかには、当時の新進気鋭のSF作家たちが脚本を担当した、などと、まるで時代を先取りした本格SFのように言われている作品もあるのだが、具体的には「スーパージェッター」とかね、確かに当時は楽しく見ていたのだが、今観ると、あ、こいつら、相手はどうせ子供だと思って酒でものんで脚本書きやがったな、と思わずにはいられないエピソードもあったりして、大人ってずるい、といまさらながら思うのであった。
だいたい当時のアニメが面白かったという人は当時の思い出だけで語っていて、大人になって改めて見返してからの評価でない場合が多いから(わたしも含めて)あんまり信用してはいけない。
そんななか、この「レインボー戦隊ロビン」はかなりまともな作品なのだった。前半がスタジオ・ゼロ原作の「パルタ星編」j後半が一話完結の東映動画オリジナル編という、2部構成。一話完結編は出来不出来があるものの、長編「パルタ星編」はよく考えられている好編ではなかろうか。
宇宙の彼方パルタ星は星の寿命が尽きようとしていたが、独裁者の支配の下、移住先を我々の地球と定め、先遣隊を調査に送り込んでいた。しかし、パルタ先遣隊のひとりである科学者は地球人の女性と愛し合い、二人の間に子供が生まれる。パルタ星帰還の時、科学者は地球人の恋人と二人、二つの星を信頼で結び、平和の内に移住交渉をすることが出来ると説得するべくパルタ星と向かうのだったが、しかしかねてからパルタ星の強硬派、実力で地球を制圧移住すべしとの勢力の台頭も懸念していた。そのため、二人の間の子供を自ら設計製作したロボットたちにまかせ、万が一のときはパルタ星の侵略軍から地球を防衛する役目を担わせるべく教育させるのだった。そして、10数年の時が流れ、ついにパルタ星から地球侵略軍が到来する。地球を凌駕する科学力を持つパルタ星軍の前に危機に陥る地球、その時現れたのがパルタ軍に匹敵する能力を持つ6体のロボットとそのリーダーである少年。彼らはレインボー戦隊となのり、地球防衛のためパルタ星侵略軍との戦いにその身を投じるのであった。というのがストーリー。
すでにこのバックボーンからして、なかなかよくできてる。
そもそも主人公のロビンはパルタ人と地球人の混血だし、父と母は両者の平和のために遠いパルタ星にいて消息不明。ロビンは二つのふるさとの間に立って戦うという難しい立場にいる。本編のストーリーもレインボー戦隊とパルタ軍は単に敵味方というだけでなくそれぞれの星の運命を背負っての戦いであり、またパルタ星にも強硬派と穏健派の勢力があり、単純に敵を倒せばいいという考えのものではない。また、レインボー戦隊も市民には受け入れられていても、正体不明のチームとして時には地球軍からは胡散臭い眼で見られていたり、ロビンをライバル視する地球軍のパイロットや、パルタ星軍のエースとの避け難い対決を描いたり、後半ではパルタ星で独裁に反対するレジスタンス運動がはじまり、レインボー戦隊は彼らを助けるべく、また、パルタ人の未来を救うべくパルタ星へと向かい、その途中で、パルタ地球侵略軍の中継基地にされた星を解放したりと、なかなか大きなスケールでストーリーが展開するのであった。
もちろん当時、今から半世紀近くも前のTVアニメ黎明期の作品であるからその表現方法などは手探りのものだったりもするのだが、あきらかに後の「宇宙戦艦ヤマト」や「コンバトラーV」に始まる東映動画合体ロボットシリーズの萌芽がみてとれるのであった。
レインボー戦隊自体に目を移せば、リーダーの少年「ロビン」。その愛機、おそらく世界初のロボット変形ロケット戦闘機「ペガサス」。怪力大型白兵戦ロボット「ベンケイ」。情報集積分析ロボ「教授」。早期警戒レーダーおよび各種センサーロボ「ベル」。身体に武器を備え、また各種武器を使いこなすニヒルな戦闘用アンドロイド「ウルフ」。そして、看護およびレインボー戦隊のメインテナンス用万能メカニックアンドロイド「リリ」という、能力分散型の戦闘チームというのも、アメコミヒーローとはまた違ったキャラクターが成立している。ここではやはりロボットからロケット戦闘機に変形というペガサスのアイディアが秀逸だろう。自律ロボットではあるが、戦闘機になればロビンの操縦で手足となって戦うというスタイルが新しい。手足のあるロボットから戦闘機への変形というまさにその後の変形ロボットの先駆けであると同時に、人工知能を搭載しロボットとして自律してパイロットと会話も交わす、ある意味、後の人気SFアクションドラマ「ナイトライダー」のKiTTの超先取りともいえるだろう。また、早期警戒レーダーロボ「ベル」は、スタジオ・ゼロの原作ではその名も「レーダー」という機械の体のレーダーメカなのだが、アニメ版ではしゃべるちょっとなまいきな猫の女の子ロボという時代を先取りしすぎのキャラクターなのだった。そして「リリ」。実はレインボー戦隊のメカのなかで唯一ロビンの父によって作られたロボットで、ロビンの育児はもちろん、残された設計図を元にレインボー戦隊のすべてのメカを製作したのがリリなのだった。よって、人間の育児、怪我・病人の看護はもちろんあらゆるメカに対応できる万能メカニックの女性キャラクターというこれまた時代を先取りしすぎのキャラクターなのだった。
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20:01
洋書読み
Earwig and The Witch
author Diana Wynne Jones 読了
Earwig は、赤ん坊の時一枚の置手紙と共に St.Morwald's Home に預けられた孤児。彼女の望みは大の親友 Custerd といっしょに、いつまでもこの孤児院で暮らすこと。里親探しの日、孤児院には子供を引き取りたい里親候補の大人たちがやってきて子供たちを物色するのだが、Earwig はどうすれば選ばれないかを心得ていた。しかしその日やってきたおかしな2人に Earwig は里子に選ばれ、孤児院のある通りのすぐ先の家に引き取とられていってしまう。背の高い角のように尖った耳の男 Mandrake と背の低い右目と左目の色が違う老婆 Bella Yoga 。二人に連れられてやってきた小さな家はしかし、出口のない不思議な家だった。そう、Bella Yoga は魔法の薬と呪文を使う魔女で、Earwig を使用人としてこき使うつもりだったのだ。しかし、Earwig はおとなしく言いなりになるような女の子じゃあない。彼女には彼女の考えがあったのだった。
先ごろ惜しくも亡くなった英国ファンタジー界の大御所、ダイアナ・ウィン・ジョーンズの児童向けファンタジー。ダイアナ・ウィン・ジョーンは多くの児童向けファンタジーを書いていますが、この作品はそのなかでも低年齢層向き。ストーリーは余計な部分を徹底的に削り落とした必要最低限のエッセンスだけで構成されていながら、それでも、主人公 Earwig や、魔女 Bella Yoga 、正体不明の悪魔 Mandrake など、、十分奇妙なキャラクターを描き出しているのはさすが。いつもの長編で見られるキャラクターの視点を変えることでのどんでん返しこそないものの、Earwig の行動が意外な結果を迎える終盤の展開もさすが。魔女と対決する少女のお供といえば猫ですが、ここでも猫が重要なキャラクターで登場。そしてなにより、主人公の、たいしてかわいくもなく歯並びが悪くてわりと自己中心的だけど、何事にも平気で前向きに取り組む Earwig がいい。そして、エンディングもなかなか素敵な終わり方でした。
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06:13
ハイブリッド登場
といってももちろんアニメの話。
ディズニーチャンネルアジア(マレーシア・タイ・フィリピン・インドネシア他東南アジア)で放映中の「My Life Me」。
ああ、すいません。まだ探してたんですよ。
あきらかに日本の漫画に影響された、どこかの少女漫画誌か今だったら4コマ漫画誌でも可、に載ってそうな、でもちょっとバッタもんくさい絵柄のキャラクター(止まっていれば、ほぼ紙の上の漫画絵、アニメの絵じゃない)が、フラッシュ・ツールによりフルアニメーションでバリバリ動き(こういうものを日本が作ると、目と口は動くが身体は申し訳程度にしか動かないが)その上、飛び出す汗や星、おどろ線など漫画記号満載のアメリカ・ジャパン・ハイブリッド型国籍不明アニメ。なんだこれ?
内容は主人公の中学生(日本では)Birch Small 。ちょいゴスパンクかわいい系(主人公もハイブリッドだな)の彼女を含む4人組の友人たちの、 まそのようするにどこのくにだかよくわからないがっこうにかようてぃーんたちのせきららなにちじょうをえがくどたばたコメディ・・・。つーかそういうこと。アジア版「ウィークエンダー」といえばいえそう。
今年スタートの新番組のようですよ。
絵は日本の漫画絵なのに、やってることはアメリカっぽい学校生活なので奇妙な味わいだ。へんだこれ。
プレビューを何度も見ているうちに洗脳されてきて、意外とBirch Small(バーチ・スモール、変な名前、バーチはカバノキのこと。日本だと白樺をイメージしてくださいな。ああ、じゃあ、まあいいかな)もいいかも、とか思うようになってしまってオレさまもおしまいか、この暑さのせいか?きょうからすずしくなるんじゃなかったのかよ、まだ十分暑いじゃんかよう、と思うのであった。
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22:58
いやもう今日も暑かった
ということで、とうとう第2目標達成。
英語の習得にと洋書を読み始めて、第1目標は多読で言われている、100万語。次の目標は250万語と決めていたんですが、「The Book of Elsewhere」を読み終わって、今日250万語達成。126冊目(主にペーバーバック。アメコミや余りに語数の少ない絵本などは数に入れてません)。あまり正確に語数を数えているわけではないので、少々誤差があるでしょうが、おおむね250万語を読んだと考えていいだろうと、そういうこと。
一説には250万語を過ぎると基礎的文法と辞書なしでも理解可能な語彙が十分蓄えられ、わからない単語もよほど特殊なものでない限りわからないなりに理解(推理)可能になってくるそうなんですよ。つまり、日本語の本を読むのと大差ない状態になりつつある、ということですね。そのため、この先はさらに理解度が深くなるそうな。さてさてどうでしょう。個人差もありますしね。次は500万語かな。大人向けペーパーバックもそれなりに読めるようになるのが目標。普通の新聞を辞書なしで、つまり日本語の新聞を読むのと同じように読めるようになるのには1000万語くらいだそうだから、まだまだ道の始まりの所なんですけどね。次は何を読もうかなあ。
ちなみに「多読」とは本を読むことで外国語、私の場合は英語を英語のまま理解できるようになろう、という第二言語の習得法。
そのため、まずは理解可能な本から読みはじめることが重要で、辞書がなくても理解できるかどうか、がポイントになります。
本当に英語がわからない場合には幼児用の絵本からスタート。
でも多くの日本人は中学・高校と複数年数英語を習いますし、基本中の基本の文法、人称代名詞だとか、be動詞の変化だとか、動詞の現在・過去・現在分詞(ing形)・過去分詞への変化だとか、名詞には単数と複数があるだとか、そういことを学ぶので、絵本なら語彙に問題がなければ、ほとんどの人が理解可能でしょう。絵本で自信をつけたら、児童向けペーパーバックにチャレンジ。
多読の第2のポイントは、辞書を引かない。
わたしはたまに古本でも洋書を買ったりするんですが、私が主に買うペーパーバックは廉価版の本で、注意しないと厚い背表紙のものは読んでいるうちにべこべこに折れてしまうんです。また日本の文庫本のようにカバーもついていないので、とにかくよく痛む。古本はだからいつもかなり痛んでいるものが多いんですが、極たまに、まるで新刊書のように綺麗な本があるんです。で、そういう本を見ると、おそらく学生さんが英語の勉強にと買ったのでしょう、わからない単語に線を引いて小さな字でいちいち訳が書き込んである。そして、そういう書き込みはたいてい10ページも行かないうちになくなって、あとは綺麗なまま。そこまできてこれはだめだ、とあきらめたんでしょうね。
そもそも1ページに10も20もわからない単語がでてきて、逐一辞書を引いていたら、たとえ電子辞書でも、文章を楽しめるはずがない。文章を楽しめないのに本を読み続けられるはずがない。だから途中で投げ出してしまう。この手の挫折本はけっこう見ます。
つまり辞書をひかない、というのは、本を読むことを辞書を引くことで邪魔しないということで、また、引かなくてもわかるような本を読みましょう、ということでもあるんですね。
しかしものには限度というものがあって、どうしてもこれだけは辞書引かないと話がわからない、みたいな場合には引いてもいいんじゃないかな。
わたしは読み終わったら、いくつかわからなかった単語を辞書で引いてみるようにしています。もちろん辞書は英英辞典ね。
第3のポイントは読んでる本がつまらないと思ったら別の面白そうな本を読もうということ。英語の習得に苦行を課しているというわけじゃないんだし、楽しめないと進まない、というのはあらゆることに共通しますね。特に普通、本は楽しむために読むものなので、いくら英語のためとはいえ、つまらない本を我慢して読んでもこれまた長続きはしない、ということ。
しかし、理解できる程度の難易度の本で、しかも面白い、というのはなかなか自分ひとりで探し出すのはむずかしい。
そこで頼りになるのは他の多読をしている人たちによる本の情報。これを手がかりにして、あとはアマゾンや書店の洋書コーナーで探します。
書店の洋書コーナーは実際に本が読めるので、難易度を確かめることも可能。また、まだだれにも紹介されていない謎の本や、海外から来た最新のものを手に取ることができるという利点があります。
興味がおありの方は「多読」でググってみてください。
ちなみに本を読んで本当に英語が理解できるようになるのかといえば、なるのだ、ということですね。もういいおっさんになってから英語がわかるようになった実例がここにおりますからね。
おかげさまで pixiv で外人さんに英語でコメントされても問題なし、であります。テストじゃないので、正解もいらない。少々変な英語でも意思が通じれば問題なし。
なにより楽しく本が読めればそれで十分です。
いままでわけのわからない記号の羅列だった謎の図形列が、ある日突然意味のある文字と文章に見えてくる。きのうまでわからなかったことがわかるようになるというのはそれだけで快感ですからね。。
ちなみに英語が読めるようになると、完全ではないにしろ聞き取りもずっと楽にできるようになりますよ。
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21:39
洋書読み
The Book of Elsewhere book1 The Shadow
author Jacqueline West 読了
リンデン通りの古い石造りの家に住む身寄りのない老婆がなくなり、空き家となったその家に越してきたのは Dunwood 一家。両親は大学で数学を教える数学者。その一人娘は、しかし、勉強は苦手。普段は注意力も散漫で、何をしてもへまばかりしてしまう10歳の Olive 。いままでずっとアパート住まいだった Olive は、古くてこれまでの住まいより遥かに広い一軒家のその家になにか不思議なものを感じる。家の中を一人探検する Olive は古い眼鏡を見つける。ある日、家中に飾ってある多くの絵の中に奇妙なものを見つけた Olive は、もっとよく見ようと古い眼鏡で絵を見ると、その絵が現実のものであるかのように動き始めるのだった。それどころか、Olive は額縁を越えて、絵の中に踏み込むことさえできるのだった。そして彼女の前に現れた猫は彼女の身に迫ろうとしている危険を知らせるのだが、Olive は忠告をきかず家の古い秘密を探ろうとし、やがてとんでもない危険と戦う羽目になるのだった。
家族で越してきた新しい家とその秘密。それを知る猫。一人危険を冒して、闇と戦う女の子、という設定は Coraline に通じるものがありますね。しかしもちろん、Coraline とはまったく違うお話。勉強もダメ、人のいうことは聞かない、自分の部屋も掃除できない、注意力散漫で少々かんしゃくもち、自慢できるのは好奇心だけ、はっきりいって並み以下の主人公、Olive もそれでも魅力あるキャラクターになっているところがすごい。Olive と関わる3匹の猫もそれぞれの個性がいい。家中の絵の謎、家そのものにまつわる謎、中盤過ぎでのどんでん返しから一気にクライマックスの戦いと見せ場が続くノンストップホラー。面白かった。買ったときは、またbook1(第1巻で続き物)か~と、読もうかどうしようかと思ったんですが、今は第2巻の発売を楽しみに待っています。
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09:13
まだまだ暑いっすね
夏も後半。
先週末にはいつものコミケに行ってまいりました。80回目ですか。このペースなら、あと10年で100回なんですね。すごいなあ。
今回は長年お世話になった印刷所が直前に廃業ということで、印刷本をつくることができなかったという意外な展開。そんな理由で本が出来なかったのを聞いたのは初めてだと、誰に言っても大うけ。うけてる場合じゃない。
てなわけで今回のコミケは前日搬入に行く必要もなく、本もないので、在庫少々と、書き溜めていたCGなどまとめてCDromに焼いてCG集など作った程度で、のんびりとすごせましたよ。
コミケ終了後、撤収も素早く終了。例によってショッピング・モール探索の旅にでたのでありました。
そんなわけで、今回は体力的に余裕があったので、コミケがビッグサイトに移ってから初めて、2日目に行ってみたですよ。しかも電車で。電車でコミケに行くのは何時以来だろうか。
新宿からは臨海線直通なので意外と楽。行きは思ったほど混んでもいなく(時間ギリギリだったからかも)、さくさくっといけました。
2日目といっても目的は世間的な「東方」などではなく、カートゥーンがお目当て。といってもそれほどのサークル数ではないので、あっちゅう間に回り終わってしまうのであった。もちろん目的の本は入手。満足なり。
あとは知り合いのところでなぜかコピー誌作りの手伝いをしてみたり、ウェイクマン・ラボさんの所にお邪魔して、店番のお手伝いしつつ一休みさせていただきました。カートゥーン無駄話やら、ウェイクマン・ラボさんと隣り合わせになった Red Hot Riding Hood のくらけいさんに洋書絵本をみせていただいたりなかなかのんびりとすごせてよかったなあ。
でも翌日の準備もあるので、名残惜しいが午後1時くらいに会場を後にしたのであった。お腹もすいた。
とことがびっくり。帰りの臨海線がめちゃ混み。国際展示場駅のどこでコミケやってるんですかつーくらい混んでいた。まじか。
最近の(少なくとも2日目に来場される)人は、2時間くらいでさっさと帰ってしまうんですね。わたしは古いほうなので、時間の許す限りいたいほうなんだけどなあ。
ともあれ、2日目は終了。新宿でC&Cのカレーを食べて帰宅。
上記のごとくなので3日目ものんびりと過ごしました。
何度か書いていますが、今私はほとんど地上波のTV番組を見ていないので、アニパロの元ネタがほとんどわからない。ために、すべてがオリジナルに見えるのであった。そんなわたしでも、「イナズマイレブ」はわかるんですよ。ディズニーXDでやってるし。あと、ここchixiの方々のエントリのおかげで、「タイバニ」、観てないので、絵を見てもわからないんですが、「タイバニ」と書いてあればああ、これがそうか、とわかる(これが、「わかる」という日本語で正しい表現ならば、だが)のであった。
しかし、買った本はというと洋書コミックのレビュー本一冊なのであった。残念だなあ。もっと欲しくなるような本があればいいのに。
3日目なのだから基本エロ(ちょっとまえエロがどいうこうとchixiでもあったようですが、エロは人類の本性なのでエロがきらいという社会的生物学的にみて明らかに「おかしい」人を除く全ての人に共通の楽しみであることはまちがいない。もっともそれをおおっぴらにするかどうかはまた話が別。また、「何がエロか」は人類永遠のテーマでもある。なかには毛むくじゃらがエロだ、という人もいれば、頭の先からつま先まで全身覆ったゴムの服がエロだというひともいるし、60がらみのしょうしょうメタボな常務や部長がエロでエロでしょうがないというひともいる、おっとはなしがあさってのほうにいってしまいましたね)の日なので、エロエロな同人誌を期待したいところなのだが、う~む。なかなかね。エロとみればむさぼるように漁る元気な若い人のようなわけにはいかないんだな。エロとは難しいものだ。
さて、午後4時にコミケが終わると、素早く撤収。ショッピング・モール探索に。今回はJR亀有駅南のイトーヨーカドー系のモールを目指す。
前回のリバーサイド・モール。前々回のギャザリアとちがって、今回はイトーヨーカドー・アリオ北砂という、モール専用のブランド展開をしている店舗であった。2千台以上収容可能なほとんど迷路の巨大な駐車場に、明治通り沿いという立地条件。近くに駅がなく、やや離れた場所にあるのは旧来の商店街のみ。周辺地域の再開発で建設されている大型マンションの住人をまるごと客としていただき、という、東雲イオンに近い立地条件をもっている。
しかし東東京(ひがしとうきょうね、間違えて東を2回うったわけじゃありませんよ)にはイトーヨーカドーばっかりなのか。侵略されているわけなのか。
リバーサイドとギャザリアのイトーヨーカドーは比較的共通のデザインだったが、ここアリオは中央の細長い3階吹き抜けの周囲を湾曲した回廊が囲み、その回廊に沿って各テナントが店を構えるという、有明ららぽーとに近いデザイン。もちろん本体の巨大イトーヨーカドーもある。
3階にはレストラン街。そこで食事。意外とおいしそうな店がそろっていてなかなかいい。チャーハン達人という中華のお店でとろ玉チャーハンを食べる。おいしい。これはあたりでした。セットでついてきた半ラーメンもおまけの味ではなく普通にちゃんとおいしい。餃子もおいしかった。
満足満腹で店を出て、駐車場が5時間無料になったので、だらだら過ごす。ノジマ電気と福屋書店がテナントとしてはいっていて、福屋書店は今までのモールの中では品揃えが有明ららぽーとの紀伊国屋(だったと記憶)に次いでいい。
たっぷり時間をつぶしてさらにぐるりとひとまわり。1階に下りて、巨大フードコートでコーヒーを飲みつつ一休み。
さすがにぼーっと眠くなったので、そろそろ帰ろうか、と、ぐるぐる回って外に出るまでにかなり時間のかかった駐車場を出て、アリオ北砂をあとにしたのであった。
手伝いの友人を目的の場所で下ろして、帰宅。
お疲れ様でした。
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06:12
アベンジャーズ、キャップ登場
というわけで、「アベンジャーズ」早くも第9話。やっぱりワスプはいい、じゃなくて、意外と早くキャプテン・アメリカ復活。ワスプはいいな。ブラック・パンサーもこそことっと活躍。たのみのジャービスが2度もそれぞれ別の方法で簡単に突破されるのはどうか、社長の今後の対策に期待したい。ワスプがいいぞ。不定形モンスター相手で、みんなべとべと。ワスプもべとべとだ。小さい状態で銃弾の直撃でも死なないんだから、結構頑丈だなワスプ。女の子を鉄砲で撃ってはいけない。(相手はしゃべる変な虫だと思っていた可能性もあるが)キャップの怒りの鉄拳(盾だけど)を受けて当然だ。ええ、そうですとも。あっさり逃げられたけど。しかし、キャップ。盾のあるなしで、戦闘力が違いすぎませんか。ソーの槌、アントマンの蟻、社長のジャービスみたいなものか。ワスプは一人でも平気。
悪側もそれぞれくっついたり離れたりで、アベンジャーズ同様に描かれるのがいいですね。やっぱりヒーロー物は敵がしっかりしてないと面白くない。ワスプは一人でも素敵だと思うけどね。
このことから今回の結論はワスプがいい、ということであるのは明白。
ああ、何を書いてるんだ。
しかし、アメリカのアニメキャラクターは本当に動き始めるとめちゃくちゃいいですな。不思議でしょうがない。
ワスプのようなキャラクターデザイン(ややひらめ顔で目元の濃いメイクとか、アメリカアニメのキャラクターデザイン特有の濃い感じとか)は比較的苦手な方だったのに、実際、スクリーンショットを見ていた当時は、あれまあ、これがヒロインなのか、ちょっと今回は期待薄かなあ、まあたまにははずれもあるだろう、などと思っていたのだけれど、いざ動き始めると、なんてかわいいんだろうか。もちろんこれまでのワスプのデザインから一新した、その名の通りのハチをモチーフにしたスーツデザインも素晴らしいけれど、やはりキャラクターですね。
スーパー・パワーは持っているが、戦力として、敵に対して決定的な力ではないし(今回は別、こういう力だけの戦いでなくその力の性質が解決につながるというのはいい、時間がなくてちょっと解説が駆け足だったけどまあいいや)、性格もやる気満々な女の子というだけで、正義に対して深い理解があるようにも思えない。そこが逆に、即行動、今が大事、という身の軽さにつながっているし、あきらめたら負け、という自分の足りない能力に対して意思の力で戦おうとすることにもなり、また誰に対しても普通の人間の感覚で接することが出来るという他のあれこれ主義主張を持ち考えるところのあるメンバーと違うところ。こういうことは脚本と演出の仕事で、十分キャラを理解し、表現しようとする、あたりまえの基本的なことなんだけど、やっぱりそれが大切だということなんだな。
ワスプの絵も描きたいが、今は時間がないのであった。残念だ。
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09:59
言った先から
どうやら熱中症になったらしい。
暑中見舞いをアップしたその日になるんだから世話ないですな。
ずっと体調が悪かった時期があって、その時のどれとも違うので多分軽い脱水か熱中症だったようで、これは初めての体験。ありがたくはないが、まだまだ人生、初体験があるものだなあ。
夕方、所用で出かけたらどんどん調子が悪くなり、出先で2時間動けなくなりましたわよあなた、どうしましょう。
寄った先で机に突っ伏してエアコンで身体を冷し続けて2時間、ようやっと気分が回復して、ほうほうの体で帰宅。いや、その節はご迷惑おかけいたしました。夕方だからもう涼しいかなとか甘く見たのがまず失敗。いやーまいった。寝不足と、ちょっとばかり体力も消耗していたみたいですね。いけませんな~。
昨日も一日中お腹が動いていないようで、食べたものがなかなか腸に降りていかない風。あんまりおなかすかなくて助かる、とかそういう問題じゃねえな。つーか逆によくねえよ。ちゃんと食え。
いかん、絵を描き続けるとつい集中して何も口にしなくても平気なのがよくない。さらにyoutubeであれこれ動画を探したのも余計だった。つい罠に引っかかった感じですわ。オレのばかばか。
今日はちゃんとお腹がすいてる。回復したみたいですね。助かった。今日も暑いみたいだから気をつけなくてはいけないな。水とポカリをちょくちょく飲まないと。
そんなわけで、暦の上で秋になったとたんにきびしい残暑スタートのようなので、みなさんもお気をつけて。
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05:17
暑中お見舞い申し上げます
読んで字のごとく、夏は暑いですね、ということ。
実は知人のブログ用に描いたものなんですが、ちょっと流用。
ひまになったら、残暑お見舞いのイラストを改めて描く・・・かどうかはわかりませんが。
涼しかった中休みも終わって今日からまた暑くなるらしいからちょうどいいや、と思いまして。
みなさんご健勝であられますように。
絵を描くにも健康がいちばんですからね。
今週になって、我が家の周辺でもセミたちがやっと鳴き始め、夏型のアゲハチョウもせっせと空を飛ぶようになり、やっとまともな夏になったなあという感じです。ちょっと数が少ないですが、そのへんが気になるけど、しんと静かな夏よりはまし。
今年は土用の丑の日にうなぎを食べ損なうし、まだソフトクリームもアイスクリームも食べてない。西瓜も。あ、アイスコーヒーも飲んでない!
いかん。日本人なら、夏には、西瓜、冷し中華、アイスクリーム(またはところてん)を食べる義務があると法律で決まっている(はず)なのに。
最近は、こんな真夏でもスーパーでりんごを売っているんですね。どうかしてるぜ。おかしいだろう。りんごは冬食え!とおこってもしょうがないんですけどね。
むかしは夏限定だった冷し中華やそうめんも一年中食べられる。おかしい。夏のものは夏食え!とまたおこってもしょうがないんですけどね。
ある意味、生産者の努力のたまもの、と言えなくもないんですが、一年中同じ物が食べられるっていうのは、季節のありがたみがなくていけない、とも思うんですよ。すでに日本は春と秋がほとんどなくなりつつあり、四季もなにもあったもんじゃない風なのだから、もっと季節感を大切にしよう(食べ物ってところが少々アレではありますが)と思うんだな。
どうして食べ物のことばかりかというと、わたくし、余り食に対する強い要求がなくて、季節にかこつけてでもないと一年中同じようなものばかり食べることになりそうだからなんですよ。
アイスコーヒーを飲んでいないのは理由があって、本を読みがてら避暑に行くコーヒーチェーン店の冷房がめちゃくちゃ効いているので(節電の折、去年よりはまし)アイスコーヒーを頼んでしまうと凍えそうになるのであった。1時間本を読むとすっかり体の芯から冷えひえ~なのだった。
もっとも暑い時は外に出て家に帰り着く頃にはすっかりぽかぽか、じゃなくて、だくだくなんですけどね。
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08:43
アベンジャーズ おシャカパズルまんが
アベンジャーズ第7話をみてすぐおもいついたまんが。
いい加減な漫画で申し訳ない。でも反省はしません。
つーかおシャカパズルがわからない時点でちんぷんかんぷんですね。
アベンジャーズ。ほらもう、いきなりハルク脱退。こうでなきゃ。
リード・リチャーズが台詞に出てきましたね。タイミングよく「ファンタスティク・フォー」も地上波で放映されたし。おみごとですな。
こんどはセントラルパーク破壊。
迷惑な人(神もいるけど)たちだなあ。
やっぱり、社長が修繕費出してるんでしょうね。
時間にルーズな人たち。いや、だいたいこういうもんだよね。
ハルクは他にやることがないからきっとずっと近くにいたんじゃないかな。何時間も前から門の前で待っていて、時間になってペッパーがでてきたから、あわてていま来た振りをした可能性だってあると思うぞ。ソーは何してたんだか。
「いたのかペリー」って聞こえたのはわたしだけじゃあるまい、と洗面器。
ソーもベッドの上で横になるときくらいヘルメットとればいいのに。さすがアニメだ。なるべくヒーローの見かけはくずさない方針なんでしょうかね。
ワスプは小さくならないと飛べないんですな。これはいいな。
ペッパーがいいわ。美人でないところが素敵。
「ハンクの実験用」と聞いたときに、ピム博士密かにうれしそうなのが細かい演出だなあ。
「この先一緒に暮らすんだから」とハルクとソーをたしなめる社長。これがキャップならまんま「ジャスティスフレンズ」ではないか。ああ、あれはこういうパロディだったのかと納得。
特別あたらしいことはしていないのに、丁寧にキャラクターを動かしていくだけで十分面白い。ハルクの離脱。キャップは氷付け。ブラック・パンサーは密航とこの先もどうなるのか、次回もワスプから目が離せませんね。
ところで、
ソーの槌Mjollunir(他、何通りかスペルがあります)は日本語版では英語読みの「ムジョルニア」と呼んでますが、英語版では原語である北欧系の発音のミョルニールって言ってるんですよ。え~、珍しい。英語圏人はふつうなんでもかんでも英語読みするくせにどうしてミョルニールは原語のままなんだよう。持ち主のソーが呼ぶからミョルニールにしとこうぜ、ってことなのかな。
ついでに、執事AIジャービスはソーをソー・オーディンソンとよんでましたね。
もちろんオーディンソンはオーディンの息子(son)の意味。日本語ではオーディンの息子たるソー、と前から形容しますが、後ろから形容する後置修飾は欧系言語ではよくある形で、それがそのままファミリーネーム(苗字)になるのもよくある例。ソーは苗字がないので(神話でも名前はトールだけだし)、ジャービスが気を利かせて通り名のひとつ「オーディンの息子」を使ってこう呼んだのではなかろうか。
~ソンが~の息子だというのは、ぺテル(英語のピーター)の息子がペテルソンなどスウェーデン系の人によくあるファミリーネーム。同じ北欧系でも~センはデンマークあたりの発音(アンデルセンとかね)。フィンランドでは~ネンというファミリーネームが多く(日本でもF1ドライバーで有名な、ハッキネンなど)~ネンときたらフィンランド人だと思っていいくらい。わたしはフィンランド語はまったくわかりませんが、~ネンは~ソンと同じ意味なんじゃなかろうかと思うんだけど、真相はわからない。
英語でもジョンの息子がジョンソン、ウィルの息子がウィルソンということで、これまた良くあるファミリーネーム。同じ英語でもケルト系ではマク~が~の息子の意味で、クインの息子がマックイン、ドナルドの息子がマクドナルドなどこれも良くあるファミリーネーム。
そこで問題はマクファーソンだ。ファーの息子マクファーの息子のマクファーソンなのか、ファーの息子のファーソンの息子のマクファーソンなのか、ちょいとばかし考えすぎなきもするが、事実はいかに。
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04:43
かんべんしてくれ
なにがって、「大江戸ロケット」
わたくし、声優「山田きのこ」のファンでありましてね、「大江戸ロケット」にはその「山田きのこ」が出演しているんですよ。
山田きのこといっても、誰それ、という方も多かろう。山田きのこは旧名溝脇しほみ(いい名前じゃありませんか。どうして改名してしまったのだろうか)。「おジャ魔女どれみ」の「島倉かおり」役、「デジモン・アドベンチャー」の「タネ・パル・トゲ・リリモン」役でデビューした声優さんであります。初めて声を聞いたとき「なんて変な声なんだ!!」と即ファンになった次第。わたしは変な声が大好きなんですよ。同系統に「池田千草」などがおりますけれどね。「池田千草」も大好きだ。カートゥーン系でも「クリフォード」のクリフォードの飼い主メアリ・エリザベス役だったりなんですが、それはまた今度。
とにかく山田きのこが出演している数少ない作品のうちのひとつなので現在ディズニーXDで放映中の「大江戸ロケット」を何時しゃべるのか、今回は出番があるのか、と毎日観ているわけですよ。こんな夜中に。よくやったディズニーXD。
ちなみに、「大江戸ロケット」は地上波プライマリー(初放送が地上波の番組のことだと思いねえ、オレが今勝手に作った)で、関東地方では東京MXテレビという地方局で放映されたらしいですよ。
ところがどっこい。これがまたあなた。世の中上手くいかないもので、てんでやる気のない、あ、今山田きのこがしゃべった、いいかげんなアニメなんだよう。いくらなんでもこれはないよなあ~。どうしてこんなアニメを作ってしまうのか。誰か止めるやつはいなかったのか。ディズニーXDももっとましなアニメを持ってくることは出来なかったのか。ああ、でもそうしたら山田きのこの声が。ああ、どうしたらいいんだ!!
あまりのことに見るに絶えず、とうとうこのエントリでも書いてこの時間を乗りきるしかないとそういうわけなのだ。いやもう、いままで20回(今日が第21話)堪えてきたものだ。そのため、今までのお話はすでに記憶からなくなってしまっているといってもいいのであった。また今日は鬼のようにどうでもいいエピソードだ。なんのつもりなんだ、この、もう、ああ、恨むぜディズニーXD。明らかに逆恨みだがあきらめてもらうしかないな。早く終われ、早く終わってくれ~。
もうすぐおわる。ひどい。今日はまたほんとうにひどい。こんなんでいいんだから、アニメを作るってのはもう人間は必要ないんじゃなかろうか。サルかアルマジロがコンピューターの前に座っていればいいんじゃなかろうか(もちろんまともな作品をつくるには人間も必要ですが)。
それにつけても声優はすごい。これだけ(以下3行削除)な脚本でも、とにかく読まなきゃならないのだからな。オレには絶対無理だな。もう、どういう脳のはたらきでそれが可能なのか、最近流行の脳科学の対象として調べてもらいたいとさえ思うな。まさに職人(いっときますが、ここんとこは皮肉じゃなくて褒めてるんですよ、いやマジで)とはこのことだ。
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03:17
ただのメモ
本日(8月2日午後6時からの連続放送)の「フィニアスとファーブ」はエピソード・ナンバーで欠番扱いだった#63、#64を放送。内容は長編「夏はキミのもの」レギュラー放送版。「キム・ポッシブル」でもやってた方式ですね。
あとは例によって例のごとく#48だけど、ペリー29時間マラソンでもエピソードナンバー#48は放映されず。でものこっているのはレギュラー放送と同じ長さのシーズン・スペシャル・エピソードの「クリスマス・バケーション」だけだからこれが#48なのは明らか。てかハロウィン・エピソードの#9「ドッキリお化け屋敷」が放映されるのは、夏だから納涼サービスですかしらね。
やれやれ、これで第2シーズンまでの全エピソードが放映されたことが(「クリスマス・バケーション」延長版は除く)確かになったので一安心。
第3シーズン早く来い~。まずはキャンディズ走ってあきらめてからですか。たのしみだなあ。
でもペリー、29時間マラソンとはいえ、夜は休むんだ。きっと本当はドゥーフェンシュマーツの所で仕事してるのかもしれないな。
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00:06
サマーウォーズ
を、やっと観た。夏だから。ながら観だったけど。
いまさらな気がしないでもありませんが、以下には映画の内容に関わることが書いてあるので「サマーウォーズ」を未見の方はお読みにならない方が身のため、じゃなかった、映画に対する興味を維持し、後に映画を観賞なさる際、余計な先入観を持つことなくご覧になることができるでありましょう。
一応、言うことはいったと。あとは自己責任ってやつですか、そうですか。
で、「サマーウォーズ」。
つーかプロットは「デジモン・アドベンチャー ぼくらのウォーゲーム」だということはCMを見ればわかることなので、そこんとこ以外の部分に注目。
実は本当に「デジモン」だったのでちょっとびっくり。まあいいか。てゆーか「デジモン」の時点で、もともと「サマーウォーズ」がやりたかったのかもしれませんね。
いや~面白かったですよ。ながら観だったせいか、あの家族の成り立ちがもうひとつ把握しきれなかったけどまあそんなことはどうでもいいわX-5。途中から、「ながら」でなくなったし。
うぉ~、AIがなんぼのもんじゃ~っいったれや~っ的に勢いがいいので、けっこうむちゃなシーンが山盛りですが、やっぱりそんなことはどうでもいいのだな。漫画なんだからこれでいいのだ。ともあれ、おばあちゃんがかっこよかった。年寄りがかっこいい映画はいい映画なのだ。
絵も丁寧だし、CG部分もデジモンからさらに拡張しているし、すでに公開から年月がたっているので、あ、というようなシーンはなかったけど、綺麗で良かった。
でも、あれだけ丁寧な作画なのに、おばあちゃんのなぎなたはどうかと思ったな。せっかくおばあちゃん腹に据えかねのポイントのシーンだったのに。あれ、なぎなたですよね。作画チームが槍となぎなたを間違えていたのかもしれない。それともああいう槍に近いなぎなたがあるのかな。
あと漁師のじいちゃん、カズマくんの師匠ね、もよかったな。年寄りがかっこいい映画はいい映画なのだよ。え、もういいですか。
みんなでお食事のシーンはもうちょっとおいしそうだったらもとよかったのになあ。親戚が大勢あつまって食べるとけっこうガチャガチャするんですよね。実家に帰って大勢があつまらないと食べられないものとかあるのでそういう食卓がうれしくなるのだな。そのガチャガチャ感ももうひとつ欲しかったかな。うちがそうだったからで、他の家の方々はおとなしく食事なさるのかもしれませんけど。
あとあれだ、上田高校の応援が置き去りにされたのもちょっとさみしかったな、最後に、あっと思い出してTVの前にすっ飛んで行って欲しかったな。
クライマックスの花札バトルはいまいちだったかな。
もう残りの上映時間が少ないのでしょうがないのか。
ラブマシーンはアカウントを食うことで性能アップみたいなので、自分で性能アップは出来ないのか?ゲームを重ねるうちにラブマシーンがどんどん手強くなる、みたいな描写だったらもっとかっこよかったかも。あれだとなつきのミス(集中を欠いたせい)で負けただけで、本来楽勝、って感じじゃありませんでした?まあ、それを見越しての花札勝負だったともいえるけど、そうだと逆になつき無敵モードへ変身、つーのがちょっと余計な感じもしてしまって、本来楽勝なんだから、これって雰囲気物ってだけじゃん、みたいな。どうなんでしょ。こういう雰囲気だからの演出は他にも多々みうけられるんだけど、ここ以外はまあいいかとそれほど気にならなかったんだけどなあ。やっぱルールは守るべきだと思うんだ。どういう意味かを書くとさらに長くなるのでパス。
まあその、カードゲームは、統計と運のゲームだし、映画の流れからあれでいいのか。いかにもアニメ的演出なので、アニメファンやアニメ製作者にはあのほうがリアリティがあるのかもしれないな。
ここでいうリアリティとは、「これがアニメーションとしてのあり方であり、この方法論をして、いかにも我々はアニメを観た、アニメを作った、という実感を得る」ということですよ。実物(たとえば実際のコンピューター・ネットワークやサーバー内のトラフィックや、メモリやストレージに展開しているプログラムや、プロセシングの正確な描写の意味)のことじゃありませんからね。
これだけ面白い映画でありながら、それでも昔ながらの「映像作品」であることの縛りからは逃れられていない部分がいろいろあって、その辺が逆に興味深かった。いつかこれらの縛りから逃れ出る作品が生まれることがあるのだろうか。それともこの辺が「映像作品」の表現の限界点なのだろうか。まさかね。さらに先へ進む可能性は信じていたいですね。
あとあれだ、これは全年齢向けの映画ですよね。別にティーン以下の少年少女向けってわけじゃ、ないんですよね。そうだと思うんだけど。もしかしたら、いちおう子供向け(小説で言えばジュヴナイルね)だったのかもしれないかと思って。デジモンが子供向けだったから、これは大人向けなのかなと。
それはそれとして、もっとこういうオリジナルなアニメ作品を観てみたいものだなあ。「なんとかが原作」みたいなものも、まあしょうがないとして、これはどうだ、このアニメを観てくれ、みたいなものがあってもいいじゃん。とはいえ、どうせ原作を無視するんなら原作なんて必要ないんじゃね?あ、これはスタジオジブリというアニメ製作会社に対する皮肉ですが、みたいな部分もありますけどね。お金集めと宣伝のためだけに原作を選ぶのはどうかと思うんですよ。え?ちがう?そうなの?それは気が付かなかった。
日本人は新物(あたらしもの、と読んでね)好きなんだから、可能性を信じればいいのに。今の日本はちょいとばかりうしろむきだからなあ~。もうちょっと待たないといけないのかな。おれが死ぬ前になんとかなりやがれっ、て感じっすね。
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22:58
breach
breach といっても死神じゃないよ。多分女子高校生。
レックス、逆さじゃ描けない・・・。
んなわけでこの夏「アベンジャーズ」と並ぶ2ビッグタイトルのひとつ、「ジェネレーター・レックス」も始まりましたね。
いやもう、いいんじゃないですか。こういう漫画らしい漫画いいですね。
猿はしゃべるし(猿じゃない、チンパンジー)、黒服黒眼鏡のオッサンはばったばった相手をたたっ切るし、身の丈数十メートルの相手を鋼鉄の腕でぶん殴る主人公だし、主人公側の組織もなんだかうさんくさいし、相手は化け物ばっかりでしかもボスキャラ不死身だし、美少女でてこないし。
そんななか、エヴォの紅一点(現在)、ブリーチ。なんだこれ。(絵のあつかいがワスプと随分違っていて申し訳ないのだけれど)すごいデザインだなあ。能力も面白い。グループを抜けても、宅配業で食べていけると思うんですよ。あるいは宅配ピザのアルバイトでも十分やっていける。
声はカートゥーン・ネットワークの変な女キャラならまかせとけのヘイデン・ウェルチだし。いうことなし。ほとんどしゃべらないけどね。
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