ちーずブログ
新田真子
前を表示
48件中 21件〜40件を表示
次を表示
NFL第4週
レイブンズ、来た見た勝った。終わり。 新しいノートン先生が鬼の様に調子悪くて困ります。この一週間でもう2度も再インストールだよ。いい加減にして。 ま、それはさておいて、地元にクリーブランド・ブラウンズを迎えての今期第4戦。雨模様の試合はそれでも予定通り快勝。前半わりとがんばったクリーブランドでしたが、攻守どちらでも得点できるボルチモアに後半突き放されて敗戦。これで4連敗と連敗街道驀進中。ボルチモアは3勝1敗で、今週バイ(お休み)だったピッツバーグはさておいてAFC北1位。今年どういうわけか調子がいいシンシナティが3勝で2位(地区内の対決の成績でボルチモアが上位)。直接対決が楽しみですね。そしてボルチモアとしては次のアウェイでのカンサス・シティ戦に絶対勝つ、ということで望んでいただきたい。がんばれレイブンズ。 TV放送は残念ながらボルチモア戦は次週お休み。 全勝3チームは第4週すべて勝利し、開幕連勝を伸ばしましたが、第5週、サースデーナイトでアリゾナが同地区セント・ルイスにFG3点しかとれず惨敗。一方のセント・ルイスは3勝目。NFC西はこれで混戦にますます拍車がかかったといえそう。一昨年は最弱地区だったのにね。残る開幕連勝は2チーム。意外とがんばったカロライナを下して絶好調のアトランタと、テネシーを一蹴してチーム初の開幕4連勝ヒューストン。先に負けるのはどっちだ。 一方、第4週にはミネソタ・バイキングスが同地区のデトロイト・ライオンズに勝利し、3勝目でNFC北首位。ええ~?そんなばかな~、とおそらく全世界NFLファンのうち20億人位は驚いているはず。次週にも首位は守れるか。つーかライオンズはこれで3敗目。去年の活躍もどこへやらすっかりもとのダメチームにもどってしまったのか。とはいえ、いずれの敗戦も惨敗などではなく、後一歩でとどかないパターン。やはりスタフォードのパス一辺倒ではきびしいか。ディフェンスも今一歩。しかし、まだあきらめるのは早い。NFC北はグリーンベイも調子いまいちで、これから回復していけば後半混戦になることまちがいなし。チャンスはある、かもしれない。 2連敗して負け越し!のニューイングランド・ペイトリオッツは同地区バッファロー・ビルズと対決。前半14対7とリードされ、第2Qには無得点に押さえ込まれたニューイングランドは、21対7に引き離された後半、第3Qに同点に追いつくと、第4Qに31点取って52対28で逆転勝利。なんじゃそりゃ。 NYジェッツはサンフランシスコ・49ナーズ相手に無得点で敗北。ひどいわ。NYジャイアンツは第3週の勝利から一転同地区対決でフィラデルフィア・イーグルスに敗北。同地区のダラス・カウボーイズ、ワシントン・レッドスキンズとなかよく2勝2敗で横並び。フィラデルフィアは3勝目でいちおう地区首位。NYジャイアンツ、今年はなかなか厳しいですね。でもNFC東、AFC東、共に混戦模様でまったく先が読めない。 これで、NFL2012シーズンも第1Q終了。正規審判ももどってきて、ここからどんな展開がまっているのか。意外なチームが勝ったり負けたりと今年もまた混戦模様、予測不能の面白いシーズンになってますね。
NFL第3週
連勝中6チームの運命やいかに。 ヒューストンは@デンバーで、連勝キープ。マニングは連敗。あれま。 アトランタは@サンディエゴ。サンディエゴをこてんぱんにやっつけて連勝。FGで3点しかとれなかったサンディエゴ。この後大丈夫か。 フィラデルフィアは@アリゾナでこちらも6点しか取れず惨敗。ドリームチームどうした。で、こちらはアリゾナが連勝キープ。 サンフランシスコは@ミネソタで、まさかの敗戦。っていうか、やっぱり負けたか。みたいな。 というわけで、連勝は、ヒューストン、アトランタ、アリゾナの3チーム。 第4週は3チームともホームで、ヒューストンはテネシーと、アトランタはカロライナと、アリゾナはマイアミとそれぞれ対戦。どうかな。それぞれホーム・チームのほうが勝ちそうですね。アトランタが一番大丈夫っぽいですが、果たしてどうかな。 逆に連敗組は次々と勝利をあげて、3連敗はニューオーリンズとクリーブランドの2チームだけ。 こちらの第4週は、クリーブランドは@ボルチモアなので、負け決定(ひどいいいかただな。んなこといってクリーブランドが勝ったらどうしよう)。ニューオーリンズは、第3週でのこり0秒で逆転され連敗を喫したグリーンベイとアウェイで対戦。両チームとも負けられないので厳しい戦いだな。 第3週はなんと3試合がオーバー・タイムまでもつれるという波乱の週になりましたよ。毎週波乱だ。これはもうこの先どうなってしまうのかまったく予想がつかない。どうなってるんだ今シーズンは。 あ、デトロイト・ライオンズは負けました。連敗中のテネシーに初勝利を献上。ヘイルメアリーまで決めたのに、残念でしたね。つぎがんばろう。
辛勝レイブンズ!
NFL第3週。 我がレイブンズは地元に宿敵(のうちのひとつ)ニューイングランド・ペイトリオッツを迎えての第3戦。前年度のAFCチャンピオンシップの再戦となった。 双方とも第2週では仲良く敗戦を喫っしてむかえたこの戦いは、お互いリードを奪い合う好ゲーム。ほぼ互角の戦いは第4クォーター、9点差を追うレイブンズがTDで2点差とした後、ディフェンス陣がニューイングランドの攻撃をパントで終わらせ、残り2分で2点差のまま。フィールド・ゴールで逆転可能という、まさに絵に描いたような展開。この時点で昨シーズンのAFCチャンピオンシップではFGをはずしての敗戦だったことを思い起こさない人はいなかったはず。 第2戦の煮え切らないパス攻撃とうって変わって、フラッコの落ち着いたQBっぷりは残り40数秒(46秒だったけかな)、エンドゾーン手前でニューイングランドのパスインターフェアを誘い(インターフェアしてなければパス成功だったけど)、あとはフィールド・ゴールの成功を待つのみ。カンディフを切って獲得した新人タッカーは第3戦目にしてチームの勝敗に関わる決定的なキックを蹴ることに。 結果は右へそれたボールがポストぎりぎりを通過。判定は成功。レイブンズ逆転勝利となった。 いや~一安心。この戦いがシーズン最初の山でしたからね。次節はまた地元に同地区クリーブランド・ブラウンズを迎えての戦い。AFC北では現在3強1弱の弱担当になってしまったクリーブランド。しかし侮ってはいけない。第5週には@カンサス・シティというまた一抹の不安を抱かずにはおれない(アウェイで格下、KCのファンには申し訳ないが、と対戦)戦いが待っている。勝って兜の緒を締めよ。次は安心してみていられる戦いを頼みますよ。 てなことではやくもNFLは第3週。 その前に第2週のその他の戦いは、総じて第1週に勝利したチームがなぜか20点代ゲームでころりと負けるパターンが続出。第2週終了時点で全32チーム中、連勝がたったの6チーム。連敗も6チームで、なんと20チームが仲良く1勝1敗。ますますどうなってしまうのか予測不能の今シーズン。毎週目が離せない度ますます上昇中ですわよ奥さん。 ちなみに連勝は ヒューストン・テキサンズ、今年もプレーオフ目指してがんばれ サンディエゴ・チャージャーズ HCターナーも進退賭けてる今シーズン フィラデルフィア・イーグルス 自称ドリームチームついに本領発揮か アトランタ・ファルコンズ ここんとこ毎年勝ち越しているのでまあ順当 アリゾナ・カージナルス QBスケルトンからコルブになって今のところ成功 サンフランシスコ・49ナーズ 今年はスーパーボール狙いですね ね、連勝チームにダラスはもちろん、グリーンベイも、ニューイングランドも、インディアナポリスも、ニューヨーク両方も、ボルチモアも、ピッツバーグも、シカゴもいないんですよ。どうよ、どうなってるのさ今年は。 なんかもう第3週には連勝チーム0になってもおかしくない(失礼)んじゃないか?ええ? スケジュールはといえば、ヒューストンは@デンバーでかなり危ない。サンディエゴは地元でアトランタとあたるからどちらかの連勝が続きそう。フィラデルフィアは@アリゾナでこれまたどちらかが連勝することに。よくできたスケジュールだな。サンフランシスコは@ミネソタだからさすがに大丈夫か。いや、アウェイになるから今年のパターンでは意外と危ないかも。 ついでに連敗は クリーブランド・ブラウンズ 上にも書いたが3強1弱の汚名を雪げるか ジャクソンビル・ジャガーズ ここの最近、ピリッとしませんね テネシー・タイタンズ 昨年勝ち越したけど、今年はまた危ないのか カンサス・シティ・チーフス う~ん。2010年にはがんばったのになあ オークランド・レイダース 2年連続8勝8敗、今年は勝ち越ししないと ニューオーリンズ・セインツ やっぱり騒動が響いてるんでしょうか こちらはニューオーリンズを除くと、なんていうか順当といえなくもないですな。
NFL第2週
負けた!終わり! おのれリアル安西先生(スラダンの安西先生ね。ホルムグレンが引退したから今はアンディ・リードがリアル安西先生)め。 ラフィング・ザ・パッサーが痛かったすね。ああもう、アレがなければFGどまり(あそこでFG蹴るわけないけど、だから4thダウンまでいってノーTDでボルチモアの勝利ですよ、ふんだ、いや~それでもちょっと厳しかったかな。)に出来たかもしれないが、やってしまったものは仕方がない。とはいえオフェンスも、ラスト2ミニッツから、フィールド・ゴール圏内まで進めないというのも、スーパーボール狙いの今年のチームとしてはいただけない。まるまる2分でタイムアウトもあってあれではいけない。もう、しっかししてちょ。今年もやっぱりアウェイ・ゲームがポイントになってしまうのか。アウェイで試合を落としてシード順が下がるとプレーオフをこれまたアウェイで戦わなければならなくなるから困るなあ(いちおうプレーオフ進出は決まってるっていうことで話を進めたいと思います)。 でもまあ、まだ2戦目だ。しかし、フィラデルフィアは今年はプレーオフまで行きそうな雰囲気ですね。ワシントン・レッドスキンズもいい感じだし。これで今年のNFC東は面白くなりそうですよ。 一方、デトロイトはやっぱりサンフランシスコに負けましたよ。「投げても投げてもTDが取れない病」は何とかしないといけませんね。しまいにはゴール・ポストまで敵に回ってしまう有様(前半だけど)。がんばれライオンズ。 いちおう面白そうだから応援してるよ。 他の試合は放送を見た後で。
快勝レイブンズ
NFL2012第1週マンデーナイトで同地区、シンシナティ・ベンガルズを地元に迎えての緒戦、わがボルチモア・レイブンズは前半ですったかたったと得点を重ね、後半もシンシナティの反撃を適当に防ぎつつさらに加点して、快勝ですわよ奥様。つか、第1週はわりとこのパターンのゲームが多かったんじゃありませんか?たまたま放送分がそういうパターン? ラン、パス、ターンオーバーからリターンTDと得点パターンも多彩で、特に課題だった長距離パスがスカッと炸裂したのはとてもよいことでありましょう。ディフェンスは相変わらずの強力さ。レイ・ルイスは本当に38才ですかあの人は。どうなってるんでしょうか。昨シーズン、AFCチャンピオンシップで同点フィールド・ゴールをはずしたビリー・カンディフを解雇したレイブンズ。新人キッカーとして加入したジャスティン・タッカーも着実に仕事をこなして一安心。しかしNFLは厳しいなあ。 でも、そのカンディフはワシントン・レッドスキンズ入り。そのレッドスキンズは新人QB、昨年ハイズマンを受賞したロバート・グリフィン三世が前評判どおりの活躍で、初戦を白星でスタート。HC不在とはいえニューオーリンズ・セインツのドリュー・ブリーズに投げ勝った。カンディフも4度のFGをがっちりと決めて勝利に貢献。さすがだ。ボルチモア、早まったか?一方の注目新人QB、インディアナポリス・コルツのアンドリュー・ラックはホームでシカゴ・ベアーズと対戦。残念ながらこちらは敗戦。時々パスがコースはどんぴしゃでも高めに浮いて失敗と、やはりNFLのパスラッシュのプレッシャーにおされて投げ急いでしまうのか。とはいえ、なかなかいいんじゃありませんかこの二人。コルツから移籍したデンバー・ブロンコスのマニング兄はずっとこのチームにいたかのようなQBっぷりで、難敵ピッツバーグ・スティーラーズに勝利。流石ですね。そのデンバーからNYジェッツにうつったティーボー。サンチェスとのタンデムQBはどうかとおもわれたが、ほとんどQBだかラン要員だかわからない感じでしたが、とにかく初戦を勝利。うむ、QBを追っかけていくだけでも面白すぎるな今シーズン。 で、期待のデトロイト・ライオンズ。最近(でもないかここのところずっと)ぱっとしないセントルイス・ラムズ相手にマシュー・スタフォードは344ヤードも投げたのに3インターセプトでTDパスはたったの1回。とはいえそれが逆転決勝TDだったので、一応やることはやると。獲得ヤードは251対459とほとんどダブルスコアなのに点差は4点と、両方ともなにやってるんだかわからない試合だったようで、観たかったなあ。 そのライオンズは第2週には、第1週でグリーンベイ・パッカーズを破ったサンフランシスコ・49ナーズと対戦予定。こちらは放送があるので楽しみ。おもしろくなりそうですね。 その49ナーズにまさかの初戦敗退を喫したグリーンベイは、すぐに第2週のサーズデーナイトゲームで、第1週インディアナポリスを破ったシカゴと対戦。今度はグリーンベイのディフェンスが炸裂。パスラッシュの嵐でシカゴを押さえ込み勝利。この調子で今年は勝ったり負けたりが多くなるのか、それとも勝利を積み重ねるチームが現れるのか、連敗街道まっしぐらのチームがあるのか、とにかくレイブンズは負けないぞ、ということですが、第2週を楽しみに待ちましょう。
あけましておめでとうございます
審判のストライキもなんのその、今年も無事開幕いたしましたよNFL。 キックオフゲームは、例年通り前年度スーパーボール・チャンピオンのホーム、ということでNFC東地区ダラス・カウボーイズ at ニューヨーク・ジャイアンツ。2004年からチャンピオンが8連勝中の開幕試合。はたして連勝は続くのか。 結論から言えば、なんていうか、まあまあ普通の試合でしたね。 前年度ジャイアンツに2連敗したおかげで、スーパーボールはおろかプレイオフも逃したダラスが後半ディフェンスで勝った、とそんな感じ。反則もけっこう多くてあんまりピシッとしまった感じではなかったですねえ。それでも後半着実に得点したオフェンスと、ジャイアンツの飛び道具を封じたディフェンスのダラスは、派手さはなくてもちゃんと勝つぜ、って感じで今年はいけそうかな? これで、チャンピオンチームの開幕戦連勝もストップ。果たして連覇を狙うジャイアンツの明日はどっちだ。 今年はあのマニング兄の移籍からこっちQBが入れ替わるチームが多く、ますます予測不能なシーズン。日曜日(日本だと日が変わって明日月曜日)からの本格的なシーズンスタートが楽しみです。一発目からインディアナポリス・コルツと、デンバー・ブロンコスの2試合連続生中継放送ですよ。 とにかく今年もボルチモア・レイブンスがんばれと、そういうことです。
Super Bowl XLVI
というわけで、2007年シーズンの再戦となった第46回スーパーボウルも劇的な展開で最後の一秒まで戦う好ゲームでした。 ビッグ・ゲインのランやターンオーバー(プレーが崩れた後に奥へ放ったところでのインターセプトが一回ありましたか)あっというような派手なプレーこそなかったものの、要所要所で、ビシッとプレーが決まり、またどちらにモメンタムが転がるかもQごとに入れ替わる目の離せない展開でしたね。イエローフラッグも少なかった。パーソナル・ファールもほぼ0ですよね。オフサイドが数回、フォルス・スタートもほとんどなし。ホールディングが大変な反則に見えてしまうくらい反則の少ない試合でしたね。でも12人いる、がそれぞれ一回ずつというのも珍しい。各パントキックもいいところに決まるし、とにかく緊張感が最後まで続くいいゲームだった。 こうなるとミスの多いチームが負ける、というのが世の常。 ここぞというときにパスが通らなかったニューイングランド。わずかなコースのずれやありえない落球でチャンスをつぶしてしまう結果になりました。 あとちょっとなのになあ。ボール1個か2個だったのに。でも不成功には変わりなし。 で、NYジャイアンツの勝利 ニューイングランドの雪辱ならず。 中継の途中で言っていた、同じチームとQBの組み合わせのスーパーボウルでの再戦では過去2回、はじめに勝ったチームの勝ち、というのに3例目が加わりましたね。2度あることは3度ある。 NFL入団当時はお坊ちゃん扱いだった弟が、今日の相手トム・プレイティと並ぶ現在NFL最高のQBの一人である兄を追い越した瞬間でしたね。 これで2011年も無事終了。 皆様良いお年をお迎えください。
ドロップキック
スーパーボウルの一週間前。 NFLプロボウルがハワイで開催され、レギュラーシーズンの緊張感から開放された選手たちがお気楽プレーで楽しませてくれました。 つーか、あれですよ。ニューオーリンズのドリュー・ブリーズが、第4Qでトライ・フォー・ポイントにドロップキックで挑みましたね。みごとにはずしましたが。 トライ・フォー・ポイントでは、試合の解説にきていたダグ・フルーティーが2006年にレギューラーシーズンの試合で決めていて、NFL以外では大学フットボールでも1990年に決まったことがあるんですね。 ちょいとyoutubeで見ちゃいましたよ。 試合は取りも取ったり、両方あわせてきりよく100点というエイドリアン・モンクも納得の結果となりました。
NFCチャンピオンシップ
雨の中、こちらも壮絶な競り合いになりましたが、どっちにころぶかわからない試合はOTを制してNYジャイアンツの勝利。 しかし、本当にいい試合が続きますね。 これであれですか2007年(試合は2008年)のスーパーボウルの再戦ですね。 NYジャイアンツ対ニューイングランド・ペイトリオッツ。 前の対決では奇跡の逆転劇で勝利したのはマニング率いるジャイアンツ。ニューイングランドの雪辱なるか。これもおもしろい対決になるでしょうね。
AFCチャンピオンシップ
負けたー!! 我がボルチモア・レイブンズはニューイングランド・ペイトリオッツとAFCチャンピオンシップを戦い、善戦むなしく20対23で敗戦。 予定通り20点ゲームにもちこんだものの、後一歩だった。不安視されていたオフェンスも奮闘した。ディフェンスはニューイングランドのハイパーオフェンスを結果23点に押さえ込み、ターンオーバーも奪って主導権を渡さなかった。厳しい競り合いになったが、まさか、キックが勝敗を分けようとは・・・。これがNFL、アメリカン・フットボールの恐ろしさなんだなあ。一つ前のエントリで、キックが試合を左右すると書いていたものの、まさにそういう結果と相成りました。しかしよく戦った。ありがとうボルチモア・レイブンズ。次だ、来年こそは。 これでニューイングランドがスーパーボールへ。今現在試合中のNFCチャンピオシップ、ニューヨーク・ジャイアンツ対サンフランシスコ・49ナーズの勝者と戦うことに。東西海岸チームの戦いの行方やいかに。
アメフトルールこれですっきり簡単解説
簡単とかいって本当に簡単だったら誰も苦労しない。 とはいえ、アメフトってなに?という方や、興味はあるがTVで試合をみても何をやっているのかよくわからないという方も多かろう。 そこで現在、今シーズンのクライマックス真っ最中のNFL(ナショナル・フットボール・リーグの略、アメリカン・フットボール最大の全米プロリーグ)をBSやCSでも放送しているので、これを機にひとつ観てみようという方のための、超基本ルール解説です。 アメフトはサッカーとほぼ同じサイズのフィールドに、攻撃チーム11人、守備チーム11人が入り、攻撃チームがラグビーボールによく似たピーナッツ型のボールを運び、相手のエンドゾーン(フィールドの敵側の端っこ、自分の方の端っこにも自分側のエンドゾーンがある)まで運び込めば得点が入る。時間内に多く点を取ったほうが勝ち。 と、こういうゲームです。簡単でしょ? アメフトの基礎になったラグビーと違うのはプレーごとに区切りがありそれぞれのプレーで攻撃する側と守備側が決まっていること。 これは野球と同じです。 11人いる、は漫画のタイトルじゃなくて、サッカーと同じです。 サッカーやラグビーと違うのはそれぞれのプレーヤーに、野球のようによりはっきりしたポジションごとの役割分担があり、攻撃守備ともに、その役割で最大の能力を発揮することが求められることです。そういう意味では人間が行うチェスゲームあるいはターン制の戦略・戦術シミュレーションと考えることができます。 アメフトの最大の特徴は「ダウン」という考え方です。 この「ダウン」さえわかればアメフトのゲームがどのように進むのかが理解できます。 「ダウン」にはいくつかの意味がありますが、まずはもっとも試合進行にかかわる「ダウン」からまいりましょう。 アメフトでは攻撃側がボールを運び相手側のエンドゾーンを目指しますが、守備側はそうはさせまいと前進を阻みます。攻撃の前進がとまり、ボールの位置が確定すること、これを「ダウン」といいます。 正確にはボールを持ったプレーヤー(ボールキャリヤー)がボールを確保した状態で、体の部位のうち掌と足の裏以外の場所が、フィールドに触れたら「ダウン」となり、そこで攻撃プレーがとまります。 というわけで、まずは攻撃側がボールを持って前進する「ボールキャリー」と守備側の前進阻止による「ダウン」の繰り返しでプレーが進みます。 前進を繰り返し、相手エンドゾーン内にボールを持ち込めば(ボール自体が空中にあってもボールキャリヤーが確保していればOK。ラグビーのようにフィールドにボールを置く必要はない)これが「タッチダウン」となり、得点になるわけです。 野球のルールはご存知ですね。 野球の攻撃は無制限に行われるわけじゃありませんよね。3ストライクになれば、バッターは攻撃資格を失う、つまりアウトになり、他の理由も含めてアウトが3つになれば、攻撃側のチームは攻撃権を失って、攻守が交代する、つまりチェンジになる。 攻撃側は、最終目的の点を取るということのためにまず、アウトにならないようにプレーしなければならないし、守備側は、相手に点を与えないためにアウトを取るということを目的にプレーします。 アメリカン・フットボール、アメフトも同様です。攻撃側が無制限に攻撃できれば、どうやったっていずれはエンドゾーンにボールを持ち込み得点してしまうか、そうでなければ無得点で時間切れ試合終了。それでは試合になりません。 そこで、野球同様、攻撃側にはある制限が与えられます。 攻撃側はまず、4回プレーする権利を与えられます。野球で言えば3アウトになるまで攻撃できるのと同様です。 そして、攻撃側はこの4回のプレーの間に、スタート地点、最初にボールが置かれた場所から敵側に向かって10ヤード(アメリカは度量衡がヤード・ポンドだから)以上進むことができれば、もう一度4回プレーする権利が与えられるのです。 もし、4回のプレーの間に10ヤード以上進めなければ、野球のスリー・アウトと同様、攻撃権が相手に移ります。 そこで、攻撃側は、4回プレーのうちになんとしても、まず10ヤード以上進むことを目的にプレーすることになり、守備側はこれを阻止することが目的になります。 アメフトでは攻撃側のプレーを「ダウン」といい、4回の攻撃プレーをそれぞれ、「ファーストダウン」「セカンドダウン」「サードダウン」「フォースダウン」と呼びます。 ちょっと混乱しましたか?攻撃プレーは、最初に書いたように「ダウン」によって終了するので、攻撃プレーそのもののことも「ダウン」で言い表すわけですね。でも通常攻撃プレーは「ファーストダウン」~「フォースダウン」と呼ばれ単独で「ダウン」と言われることは普通ありません。単独で「ダウン」という場合は、まずは、常に攻撃プレー終了のことだと思ってください。 実際には「ダウン」は「攻撃プレー・攻撃権」の意味で使われることもあるんですが、それはまた後で。 攻撃側の最初のプレーつまり、「ファーストダウン」の時、10ヤード進めば新たな攻撃権が与えられることから、これを「ファーストダウン・アンド・10(テン)」と呼びます。省略して「ファーストダウン・10」あるいは「ファースト・アンド・10」ともいいます。 そして、4回の攻撃プレーの間に10ヤード以上前進できれば、その地点から新たな「ファーストダウン・10」が始まることになります。 攻撃チームはこうして「ファーストダウン・10」獲得を繰り返しながら前進し、相手のエンドゾーンを目指します。 守備側は攻撃チームの前進を阻止し「フォースダウン」まで追い込んで攻撃側から攻撃権を奪い取ることが目的です。 合計22人のごっつい男たちがボールを持てあっちこっち走りまわったり体当たりするのは、とにかく10ヤード以上ボールを運んでこの「ファーストダウン・10」を獲得すること、そしてそうはさせまいと邪魔することが目的なのです。
NFL ディヴィジョナル・プレーオフ
なんと、といっては勝ったチームに失礼ですが、NYジャイアンツがグリーンベイをこてんぱにのして勝ちましたわよ奥さんどうしましょ。 オフェンスがレシーバー陣の度重なるパスの落球にぽろぽろとファンブルを繰り返していては勝てる試合も勝てませんね。自慢のディフェンスもNYのラン攻撃を止められず、最後にちょっとだけ意地のタッチダウンをうばったものの、ぐだぐだとまけてしまいましたよグリーンベイ。いったいどうしたんでしょうか。 この辺がNFLの難しいところなんでしょうね。15勝1敗という好成績で勝ち上がり、一週間の休養が入ったことでまさに勝負のリズムをくずしてしまったかのようなグリーンベイ。 逆にNYは第17週の戦いから緊張感を保ったままプレーオフの戦いに望んでいましたね。 これでNFCは、奇跡の逆転勝利の波に乗るサンフランシスコ対、きわめてミスなく緊張感のある試合運びのNYという東西対決に。 AFCは現在おそらくNFL最強ディヴィジョン同士のACF北ボルチモア対東ニューイングランドのディフェンス対オフェンスの戦いに。 次週はいよいよクライマックスのカンファレンスチャンピオンシップ。楽しみ~。
AFCディビジョナル・プレーオフ
ボルチモア・レイブンズは、ヒューストン・テキサンズをホームに迎えて20対13で勝利しました。 おめでとう。 ヒューストンのランニング・バック、#23エアリアン・フォスターのランに苦しめられはしたものの、第1Qのパントリターンのミスを含めて合計4度のターンオーバーを奪うなど、ディフェンスが空中戦を支配。またオフェンスもテキサンズのディフェンスにエンドゾーン前1ヤードからタッチダウンが奪えないなど、ラン攻撃を阻まれ厳しいパスラッシュに苦しめられたものの、少ないチャンスで適時パスが決まりリードを保つと、第4Qには起死回生を狙ったQBイェイツのロングパスをインターセプトして接戦を競り勝った。 これでレイブンズはニューイングランド・ペイトリオッツとAFCチャンピオンシップを賭けて戦うことになったが、それはまあ織り込み済み。エド・リードの負傷の具合が気になるが、どうにもとまらないニューイングランドのパス攻撃をとめることができるかどうか。トム・ブレイディにどれだけプレッシャーをかけられるか、ニューイングランドのオフェンスラインを破るディフェンスの奮闘が期待される。 てなわけでどちらか勝利チームの得点が20点までだったらボルチモアの勝ち。30点まで行くようならニューイングランドの勝ち。そんな感じでしょうか。 これからNFCディヴィジョナルプレイオフ、NYジャイアンツatグリーンベイ・パッカーズの試合。寒そうだなあ。果たして勝つのはグリーベイか、アーロン・ロジャースか、あ、もうグリーン・ベイが勝つと決めてかかってますね。しかし、どんなスポーツもやってみないとわからないもの。試合の行方やいかに。
NFL ワイルドカード・プレーオフ
AFC、NFCともにシード順上位チームが順当に勝ちあがりましたね。 それでも、ピッツバーグatデンバーはすごかった。第4Qで自身の怪我を無視するかのようなロスリスバーガー執念の追い上げもすごかったが、それを上回るOTでのティーボー・タイム炸裂。OT新ルールも黙らせるファーストプレーでのTDとは。ううむ。これはすごい。デンバー、次はニューイングランド戦。第16週17週とプレーオフ進出の決まったあとのレギュラーシーズン終盤では第1Qにわざと相手にリードさせておいてあっさり逆転勝ちのシミュレーションをして見せたかのような風さえ感じられる、ひたすら強いニューイングランド相手にティーボー・タイムでレギュラーシーズン敗戦の雪辱なるか。 わがボルチモアは、ヒューストンと対戦決定。どんとこい、ですな。いっちょもんでやってください。 NFCはニューオーリンズatサンフランシスコが楽しみ。NYジャイアンツatグリーンベイは、ちょっとアトランタが余りに無策のままやぶれてしまったのでNYジャイアンツがはたしてグリーンベイにどのくらい通用するかどうかはわからないままですね。とにかくまた来週、楽しみは続くのであった。
NFL レギュラーシーズン終了
長いようであっというまだった2011年NFLレギュラーシーズンも無事終了。 わがボルチモア・レイブンズは最終第17週のシンシナティとの同地区対決を制し、AFC北地区優勝決定。いや、まずはめでたい。 結局AFC北地区内で6勝0敗という圧勝でしたね。しかしアウェイでいきなり負け越しチームにころっと負けるというわけのわからない敗けがなければ楽々地区優勝どころか第1シードだって取れたのに。そこんとこ反省材料ですね。 とにかくいよいよ来週からはプレーオフ。いずれも難敵(ディヴィジョナルではピッツバーグ、チャンピオンシップではニューイングランドと戦う予定。そう思うでしょう?やっぱり、とおもったら順位を勘違いしていた、ピッツバーグとは戦わないですね。ある意味よかったかもしれない。ピッツも1シーズンに3度も負ける気にはならないでしょうからね)との対戦が待っているが、今年こそスーパーボウルへGOだ、レイブンズ。
NFL開幕
一年、明けましておめでとうございます。今年もNFL開幕いたしました。3月からのロックアウト(チームと選手の労使交渉が進まずに、チームが選手をその敷地からしめだしてしまうこと。当然、選手はチームが用意したフィールドやジムが使用不可能になるのでロックアウトの期間は練習が不可能な状態になる。その間選手は自主的にトレーニングするしかない)一体どうなるのか。はたして無事開幕が迎えられるのか、という状況でしたが、今年も無事、9月からのスケジュール通りにシーズンをスタート出来、一安心。 ましてや、開幕戦ニュー・オーリンズatグリーン・ベイ(この言い方はホーム・アンド・アウェイで戦う試合の場合、どちらがホームの試合なのかを表し、ニュー・オーリンズatグリーン・ベイの場合はニュー・オーリンズがグリーン・ベイのホームで戦う、という意味。アメリカのプロ・スポーツでは普通こういう言い方でホーム・アウェイを表現します)は、いかにもNFLらしい、ビッグプレーの連発に、さまざまな駆け引き戦術が展開する最後の1秒まで目の離せない好試合。 そして、今、AFC北地区のわがボルチモア・レイブンズはライバルのピッツバーグ・スティーラーズをホームに迎えての開幕戦に臨んでいます。 今年こそ、スーパーボール出場だ、行けレイブンズ。 前半レシーブを選択したレイブンズ。好リターンで自陣29ヤードからの第1シリーズはいきなりレイ・ライスの40ヤード・ランでスタート。その後WRボールディンへのタッチダウンパスが決まり、わずか3プレーであっという間にタッチダウンを奪うという見事な展開。その後スティーラーズ・オフェンスに対しに自慢のディフェンスのQBラッシュが炸裂。ロスリスバーガーからファンブル・ターンオーバーを奪うと、あ、今はDbC(ダウン・バイ・コンタクト)で、タッチダウン取り消し。ゴール前1ヤードからのファーストダウン。1stダウンはスティーラーズのディフェンスに阻まれて前進ならず。しかし、2ndダウンは、レイ・ライスがエンド・ゾーンに飛び込んでタッチ・ダウン。 攻守かわってスティーラーズの攻撃シリーズ。ラン・プレーが効果的に出て、現在ボルチモア45ヤードくらい。で、第1クォーター終了。 去年までのレイブンズはリードしていても一度流れが相手に行ってしまうとそれをとめられず、ずるずると自滅するように逆転を許してしまうという試合が何度もあったが、今年はどうか。開幕戦からまさにそれが試される試合展開になりましたよ。 前半は21対7でボルチモアがリードのままスティーラーズのレシーブで後半スタート。ボルチモアのDTナタのぶちかましタックルがRBメンデンホールにヒット、ファンブル、そのままナタがカバーしてターンオーバー。その最初のプレーでいきなり、今シーズン、トッド・ヒープに代わって新加入のTEディクソンにタッチダウンパスがヒットして、27点差に。その後のトライ・フォー・ポイントで、キッキング・チームのスペシャルプレーの2ポイント・コンバージョンも決まって29点差。さらにその後のスティーラーズの攻撃で、ロスリスバーガーのパスをまたまたナタがチップ。ういたボールをレイ・ルイスがインターセプトでまたまたまたターンオーバー。しかし今後はピッツバーグも根性を見せて、ボルチモアの4thダウン・ギャンブルを止め、攻撃権を取り戻した。 リズムのいいランとパスを展開するピッツバーグのオフェンスに、やや引いて守るボルチモアのディフェンスはずるずると前進を許したが、レッドゾーン手前の攻撃で、いきなり分厚いブリッツを仕掛けるボルチモア。ポケットからいぶりだされたロスリスバーガーの浮いたパスをSSエド・リードがインターセプト。ピッツバーグに得点を許さないだけでなく、またまたまた、また攻撃権をむしりとったボルチモア。今年はちょっと違うぜ。 この攻撃シリーズはフィールド・ゴールで終了。32対7に点差が広がった。 タッチバックからのピッツバーブの攻撃。前シリーズの反省からか、今度はQBに分厚いプレッシャーをかけるスタイルにディフェンスを変更。3アンド・アウトに追い込んだ。ピッツバーグのパントでボルチモア16ヤードからの攻撃。 残り1ヤードをランで取りに来たボルチモアの攻撃を止めたピッツバーグだが、その場で乱闘発生。ライバリーというだけでなく、ピッツバーグも上手くいかない試合展開にイライラが募っているのだろうが(きっかけはダウンした選手に対してさらに押し続けたポラマルに対してボルチモアの誰かが文句をつけたあたりから始まった)、お互い乱闘はいけない。審判まで巻き込まれてノックダウン。結局ピッツバーグのパーソナルファールで、オートマチック1stダウン。そのまま第3クォーター終了。 ボルチモアの攻撃はパントで終了。 ピッツバーグの攻撃。順調に進むも、ロスリスバーガーへのQBサックから、ロスリスバーガーが投げ捨てたボールに対するプレーで、逆にボルチモアがアンスポーツマン・ライク・コンダクトをとられ、15ヤードの罰退にオートマチックファーストダウンを献上してしまう。しかし、その後の1stダウンのプレーでまたまたまたまた、ロスリスバーガーからまたエド・リードがインターセプトでターンオーバー。 ボルチモアの攻撃はパントで終了。時間は残り9分をきった。 ピッツバーグは再び前進を始めるが、ラン・アフター・キャッチを後ろから追ったLBレイ・ルイスのタックルがボールをたたき出す。判定はDbCだったが、ボルチモアがチャレンジ。チャレンジは成功し、またまたまたまた、またまたターンオーバーとなった。 ボルチモアの攻撃はまたまたランを3プレーして時間を食いつぶしパントで終了。のこり5分を切ってピッツバーグの攻撃となった。 ホールディングの反則で罰退したピッツバーグ。次のプレーでまたまたブリッツを食らったロスリスバーガーがファンブル。これをボルチモアがカバーして、またまた(中略)またターンオーバーとなった。 ピッツバーグのレッドゾーンからのボルチモアの攻撃はQBフラッコが容赦なくタッチダウンを狙ってエンドゾーンにパスを通すが、ボルチモアのイリーガル・ユース・オブハンドの反則で罰退。ランで時間をつぶすオフェンスに戻して、2ミニッツ・ウォーニングとなった。 2ミニッツ・ウォーニングが明けてボルチモアはフィールド・ゴールを決め、35対7に点差を広げた。 タッチバックからのピッツバーグの攻撃。残り時間もないなか、パスで前進するピッツバーグだが、すでに試合は決している状況で、アンダーニースへのパス・ディフェンスはすてて守るボルチモア。ボルチモア29ヤードまで前進したピッツバーグだが、ディープゾーンへのパスは通らず、残り4秒のラストプレーもQBサックとなり、試合終了。 完勝ですな。ボルチモアの。どうだ。補強も成功。フラッコを守るオフェンスラインも機能して、ドルフィンズからきたRBリッキー・ウィリアムズとレイ・ライスの2枚のラン攻撃も決まっていうことなし。特にレイ・ライスはピッツバーグが久々に1試合で100ヤード・ランを許した選手になった。昨シーズンのディビジョナル・プレーオフではレイ・ライスのファンブルから勝ちを落としたボルチモア。まさに雪辱を果たした形になった。ディフェンスはもうターンオーバーにつぐターンオーバーでこれはもう完璧ですね。 開幕戦でいきなり目の上の瘤のピッツバーグに完勝できたのは大きい。 第2週はボルチモアはatテネシーでタイタンズと対戦。 のこり15試合。この調子で今年こそスーパーボールだ。
NFL Super Bowl XIL その2
グリーン・ベイ・パッカーズ優勝。 いや、いい試合でしたね。予想とは逆の展開でした。てっきりピッツバーグのディフェンスにグリーン・ベイが押される展開だと思ってたのに。 まあ、予想通りに行ってしまっては楽しみというものがありません。 結局3度のターンオーバーを奪ったグリーン・ベイ・ディフェンスと最後まで冴え渡ったアーロン・ロジャースのパスに軍配が上がりましたね。一方ピッツバーグはディフェンスでターンオーバーを奪えなかったこと、オフェンスがペナルティ連発でみすみすチャンスを逃してしまったケースが目立ったことなど、負けるべくして負けたともいえます。それでも前半で崩れることなく後半オフェンスをしっかり建て直し、ギリギリまで追い上げた粘り強さはさすが。カンファレンス・チャンピオンシップ戦と同様に第4クォーター最後のプレーまで楽しませていただきました。 おめでとう、グリーン・ベイ・パッカーズ。
Super Bowl XIL
とうとう今シーズンもスーパーボウルが始まりますよ。今まさに。 AFC、NFC共にチャンピオンシップはわりと似た試合展開で、前半リードを奪われたシカゴ、NYジェッツがそれぞれ後半に追い上げ開始。詰め寄ったもののリードしたグリーンベイ、ピッツバーグが逃げ切り勝利。第4クウォーター最後の最後まで戦ういい試合でした。 てなわけでNFCはグリーン・ベイが、AFCはピッツバーグがスーパーボウルに進出。混迷のシーズンにあって、最後に勝ち残ったのが古豪2チームというのも、いいシナリオですねえ。ピッツバーグは70年代の黄金期に以来最多7度目の勝利を得てNFL最強チームになれるのか。グリーン・ベイはビンス・ロンバルディ・トロフィをグリーン・ベイに持ち帰りQBアーロン・ロジャースが、ついにブレット・ファーブに並び、越えることが出来るのか。楽しみですねえ。 プレーオフの戦いを見ると、オフェンス・ディフエンスともに絶好調に入ったグリーン・ベイに勢いがありますが、チャンピオンシップゲームの後半にはシカゴに対してオフェンスが機能しなくなりディフェンスのTDで逃げ切った、というのがやや不安要因。一方ピッツバーグは猛烈なNYの追い上げをしのぎきったしぶとさはシーズン中からかわらない強さをみせましたね。 ということで、あたくしは、28対24でピッツバーグの勝利とみた。 はたして、試合の行方はいかに。 あ、「リサとガスパール」もはじまっちゃったよう。
ああっともうあと数時間でカンファレンスチャンピオンシップが始まりますね。 ボルチモアが敗退したショックでしばらくほったらかしてしまいましたが、カンファレンス・チャンピオンシップはAFC、NFC共に第2シード対第6シードの戦いとなりました。今年の混戦からシード順がそのままチームの強さとは限らないというのが前提としてありましたが、第6シードが共に勝ち残るって言うのがこれまたすごい展開。 ボルチモアatピッツバーグ。前半リードして後半逆転されるというシーズン中の負けパターンでまた負けてしまったボルチモア。それでもギリギリまで粘ったんですけどね。ディフェンスチーム同士の意外と点が入った試合でもありましたが、う~ん。ボルチモアはもうひとつ足りなかった感じですねえ。 グリーン・ベイatアトランタ。粘り強く得点を重ねるアトランタオフェンスを封じ込めたグリーン・ベイディフェンスの勝利。そしてこれまたこつこつタッチダウンを重ねるアーロン・ロジャース率いるグリーン・ベイオフェンスの確実さも素晴らしい。 シアトルatシカゴ。これははっきりチーム力の差が出た感じでしたね。ニュー・オーリンズに勝った勢いもシカゴの寒風に吹き消されてしまったようで。 NYジェッツatニュー・イングランド。シーズン中最強だったニューイングランドに第13週ぼこぼこにされたNYジェッツの鮮やかなリベンジでしたね。前回対決でいいようにパスを通してきたブレイディに対してNYディフェンスがレシーバーの徹底マークとパスラッシュでこれを粉砕。シーズン終盤にどん底に突き落とされながらの復活勝利。お見事でした。 結果AFCはNYジェッツatピッツバーグ。NFCはグリーン・ベイatシカゴ。いずれも強力なディフェンスが売りのチームばかりでありながら、ちゃんと得点もあげて勝てるチームなので、チャンピオンシップゲームは面白くなることうけあいですね。 個人的には、スーパーボウルはグリーン・ベイ対NYジェッツが見たい(こういう人は多いに違いない)。そうか第6シード同士の対決っていうのはもしかして初めてなんじゃない?
てなわけで、とうにプレーオフに突入してるNFLですが、レギュラーシーズン終盤もおもしろかったですね。第15週にボルチモアに負けたニュー・オーリンズもワイルドカードを争う当該チーム(NYジャイアンツ、グリーン・ベイ、タンパ・ベイ)が付き合いよくそろって負け、この時点でプレーオフ出場がほぼ確定。負けた3チームは最終週の第17週まで残り1つの椅子を争う羽目になり、結局グリーン・ベイに軍配があがりました。 プレーオフ出場チームがほぼ出揃った第17週でもシード争いやNFC西のセント・ルイスとシアトルの地区優勝決戦があったりして、うまくできてるなあNFL。 そんなわけでNFL史上初、負け越し地区優勝(7勝9敗)のシアトルがワイルドカード緒戦で前年のチャンピオン、ニュー・オーリンズと激突。ホームの利を生かしてなんとか、じゃないな、堂々勝っちゃいましたよ。シアトルは前半まずリードされたものの第2クウォーターに追いついき逆転してからはゲームを支配。第4クウォーターのニュー・オーリンズの反撃を突き放して逃げ切り勝ち。ええ、どうよ。シーズン負け越しだろうがなんだろうがプレーオフで勝てばいいのだ。第4クウォーター残り3分のRBマーション・リンチの怒涛のロングラン・タッチダウンはいいもの見させていただきました。 続くインディアナ対NYジェッツは昨シーズンのAFCチャンピオンシップの顔合わせ。これまた第4クウォーター2ミニッツからの逆転また逆転にこれぞプレーオフとモニター拝んじゃう感じでしたよ。サヨナラ・フィールドゴールで勝ったのはNYジェッツね。 一夜明け、わがボルチモア登場。敵地に乗り込んでカンサス・シティとの対決。第1クォーターこそリードを奪われ、さすが今年のカンサス・シティは手強いなというところだったが第2クウォーターに逆転リードで前半を終了。第3クウォーターにはボルチモア・ディフェンスがターンオーバーを連発。こつこつフィールドゴールでリードをひろげ、最後はタッチダウンで3ポゼッション差をつけて第4クウォーターへ。そして怒涛の10分以上にわたるシリーズをTDで完結。カンサス・シティに止めを刺した。帰ってきたTEトッド・ヒープがパスキャッチで大活躍。QBフラッコのパスもすかすかっと決まってシーズン中のパス出ない症を払拭。次は宿敵ピッツバーグとの対戦だ。今年のシーズンでは1勝1敗のタイ。勝率も同じ(勝敗同率の場合のタイブレーク・ルールでピッツバーグの地区優勝)でまさに、決着をつける一戦だ。 ワイルドカード第4戦は注目のマイケル・ビック率いるフィラデルフィアと最終週でプレーオフ出場を決めたグリーン・ベイの対決。前半フィラデルフィアのオフェンスを止めたグリーンベイは着実にタッチダウンを重ねリードを広げるが、第4クウォーターにはフィラデルフィアが追い上げ開始。またまた熾烈な攻防が展開されるが、フィラデルフィアはTD後に5点差をフィールドゴール1本(3点)差にするために2ポイントコンバージョンを狙うも失敗。5点差のままTDを取るしかなくなったフィラデルフィア最後の攻撃シリーズも、残り30秒ちょっとでTDを狙ったビックのパスがエンドゾーンでインターセプトされ、グリーン・ベイの逃げ切り勝利に終わった。フィラデルフィアは2本のフィールドゴールを外したことが結局敗戦につながってしまった。入っていれば逆転勝利だったのだ。プレーオフではミスした方が負けなのだ。きびしいなあ。 NFLは毎年プレーオフのトーナメントが一番面白い(スーパーボウルは最近は好ゲームが続いているが、結構一方的な試合になる場合もママ在るので)わけですが、来週のディヴィジョナルプレーオフゲームも好カードだらけなので、楽しみでしょうがないっすよ。
新着日記一覧 (タグ:NFL)
前を表示
48件中 21件〜40件を表示
次を表示
00:59
NFL第4週
レイブンズ、来た見た勝った。終わり。
新しいノートン先生が鬼の様に調子悪くて困ります。この一週間でもう2度も再インストールだよ。いい加減にして。
ま、それはさておいて、地元にクリーブランド・ブラウンズを迎えての今期第4戦。雨模様の試合はそれでも予定通り快勝。前半わりとがんばったクリーブランドでしたが、攻守どちらでも得点できるボルチモアに後半突き放されて敗戦。これで4連敗と連敗街道驀進中。ボルチモアは3勝1敗で、今週バイ(お休み)だったピッツバーグはさておいてAFC北1位。今年どういうわけか調子がいいシンシナティが3勝で2位(地区内の対決の成績でボルチモアが上位)。直接対決が楽しみですね。そしてボルチモアとしては次のアウェイでのカンサス・シティ戦に絶対勝つ、ということで望んでいただきたい。がんばれレイブンズ。
TV放送は残念ながらボルチモア戦は次週お休み。
全勝3チームは第4週すべて勝利し、開幕連勝を伸ばしましたが、第5週、サースデーナイトでアリゾナが同地区セント・ルイスにFG3点しかとれず惨敗。一方のセント・ルイスは3勝目。NFC西はこれで混戦にますます拍車がかかったといえそう。一昨年は最弱地区だったのにね。残る開幕連勝は2チーム。意外とがんばったカロライナを下して絶好調のアトランタと、テネシーを一蹴してチーム初の開幕4連勝ヒューストン。先に負けるのはどっちだ。
一方、第4週にはミネソタ・バイキングスが同地区のデトロイト・ライオンズに勝利し、3勝目でNFC北首位。ええ~?そんなばかな~、とおそらく全世界NFLファンのうち20億人位は驚いているはず。次週にも首位は守れるか。つーかライオンズはこれで3敗目。去年の活躍もどこへやらすっかりもとのダメチームにもどってしまったのか。とはいえ、いずれの敗戦も惨敗などではなく、後一歩でとどかないパターン。やはりスタフォードのパス一辺倒ではきびしいか。ディフェンスも今一歩。しかし、まだあきらめるのは早い。NFC北はグリーンベイも調子いまいちで、これから回復していけば後半混戦になることまちがいなし。チャンスはある、かもしれない。
2連敗して負け越し!のニューイングランド・ペイトリオッツは同地区バッファロー・ビルズと対決。前半14対7とリードされ、第2Qには無得点に押さえ込まれたニューイングランドは、21対7に引き離された後半、第3Qに同点に追いつくと、第4Qに31点取って52対28で逆転勝利。なんじゃそりゃ。
NYジェッツはサンフランシスコ・49ナーズ相手に無得点で敗北。ひどいわ。NYジャイアンツは第3週の勝利から一転同地区対決でフィラデルフィア・イーグルスに敗北。同地区のダラス・カウボーイズ、ワシントン・レッドスキンズとなかよく2勝2敗で横並び。フィラデルフィアは3勝目でいちおう地区首位。NYジャイアンツ、今年はなかなか厳しいですね。でもNFC東、AFC東、共に混戦模様でまったく先が読めない。
これで、NFL2012シーズンも第1Q終了。正規審判ももどってきて、ここからどんな展開がまっているのか。意外なチームが勝ったり負けたりと今年もまた混戦模様、予測不能の面白いシーズンになってますね。
もっと読む→
04:29
NFL第3週
連勝中6チームの運命やいかに。
ヒューストンは@デンバーで、連勝キープ。マニングは連敗。あれま。
アトランタは@サンディエゴ。サンディエゴをこてんぱんにやっつけて連勝。FGで3点しかとれなかったサンディエゴ。この後大丈夫か。
フィラデルフィアは@アリゾナでこちらも6点しか取れず惨敗。ドリームチームどうした。で、こちらはアリゾナが連勝キープ。
サンフランシスコは@ミネソタで、まさかの敗戦。っていうか、やっぱり負けたか。みたいな。
というわけで、連勝は、ヒューストン、アトランタ、アリゾナの3チーム。
第4週は3チームともホームで、ヒューストンはテネシーと、アトランタはカロライナと、アリゾナはマイアミとそれぞれ対戦。どうかな。それぞれホーム・チームのほうが勝ちそうですね。アトランタが一番大丈夫っぽいですが、果たしてどうかな。
逆に連敗組は次々と勝利をあげて、3連敗はニューオーリンズとクリーブランドの2チームだけ。
こちらの第4週は、クリーブランドは@ボルチモアなので、負け決定(ひどいいいかただな。んなこといってクリーブランドが勝ったらどうしよう)。ニューオーリンズは、第3週でのこり0秒で逆転され連敗を喫したグリーンベイとアウェイで対戦。両チームとも負けられないので厳しい戦いだな。
第3週はなんと3試合がオーバー・タイムまでもつれるという波乱の週になりましたよ。毎週波乱だ。これはもうこの先どうなってしまうのかまったく予想がつかない。どうなってるんだ今シーズンは。
あ、デトロイト・ライオンズは負けました。連敗中のテネシーに初勝利を献上。ヘイルメアリーまで決めたのに、残念でしたね。つぎがんばろう。
もっと読む→
17:02
辛勝レイブンズ!
NFL第3週。
我がレイブンズは地元に宿敵(のうちのひとつ)ニューイングランド・ペイトリオッツを迎えての第3戦。前年度のAFCチャンピオンシップの再戦となった。
双方とも第2週では仲良く敗戦を喫っしてむかえたこの戦いは、お互いリードを奪い合う好ゲーム。ほぼ互角の戦いは第4クォーター、9点差を追うレイブンズがTDで2点差とした後、ディフェンス陣がニューイングランドの攻撃をパントで終わらせ、残り2分で2点差のまま。フィールド・ゴールで逆転可能という、まさに絵に描いたような展開。この時点で昨シーズンのAFCチャンピオンシップではFGをはずしての敗戦だったことを思い起こさない人はいなかったはず。
第2戦の煮え切らないパス攻撃とうって変わって、フラッコの落ち着いたQBっぷりは残り40数秒(46秒だったけかな)、エンドゾーン手前でニューイングランドのパスインターフェアを誘い(インターフェアしてなければパス成功だったけど)、あとはフィールド・ゴールの成功を待つのみ。カンディフを切って獲得した新人タッカーは第3戦目にしてチームの勝敗に関わる決定的なキックを蹴ることに。
結果は右へそれたボールがポストぎりぎりを通過。判定は成功。レイブンズ逆転勝利となった。
いや~一安心。この戦いがシーズン最初の山でしたからね。次節はまた地元に同地区クリーブランド・ブラウンズを迎えての戦い。AFC北では現在3強1弱の弱担当になってしまったクリーブランド。しかし侮ってはいけない。第5週には@カンサス・シティというまた一抹の不安を抱かずにはおれない(アウェイで格下、KCのファンには申し訳ないが、と対戦)戦いが待っている。勝って兜の緒を締めよ。次は安心してみていられる戦いを頼みますよ。
てなことではやくもNFLは第3週。
その前に第2週のその他の戦いは、総じて第1週に勝利したチームがなぜか20点代ゲームでころりと負けるパターンが続出。第2週終了時点で全32チーム中、連勝がたったの6チーム。連敗も6チームで、なんと20チームが仲良く1勝1敗。ますますどうなってしまうのか予測不能の今シーズン。毎週目が離せない度ますます上昇中ですわよ奥さん。
ちなみに連勝は
ヒューストン・テキサンズ、今年もプレーオフ目指してがんばれ
サンディエゴ・チャージャーズ HCターナーも進退賭けてる今シーズン
フィラデルフィア・イーグルス 自称ドリームチームついに本領発揮か
アトランタ・ファルコンズ ここんとこ毎年勝ち越しているのでまあ順当
アリゾナ・カージナルス QBスケルトンからコルブになって今のところ成功
サンフランシスコ・49ナーズ 今年はスーパーボール狙いですね
ね、連勝チームにダラスはもちろん、グリーンベイも、ニューイングランドも、インディアナポリスも、ニューヨーク両方も、ボルチモアも、ピッツバーグも、シカゴもいないんですよ。どうよ、どうなってるのさ今年は。
なんかもう第3週には連勝チーム0になってもおかしくない(失礼)んじゃないか?ええ?
スケジュールはといえば、ヒューストンは@デンバーでかなり危ない。サンディエゴは地元でアトランタとあたるからどちらかの連勝が続きそう。フィラデルフィアは@アリゾナでこれまたどちらかが連勝することに。よくできたスケジュールだな。サンフランシスコは@ミネソタだからさすがに大丈夫か。いや、アウェイになるから今年のパターンでは意外と危ないかも。
ついでに連敗は
クリーブランド・ブラウンズ 上にも書いたが3強1弱の汚名を雪げるか
ジャクソンビル・ジャガーズ ここの最近、ピリッとしませんね
テネシー・タイタンズ 昨年勝ち越したけど、今年はまた危ないのか
カンサス・シティ・チーフス う~ん。2010年にはがんばったのになあ
オークランド・レイダース 2年連続8勝8敗、今年は勝ち越ししないと
ニューオーリンズ・セインツ やっぱり騒動が響いてるんでしょうか
こちらはニューオーリンズを除くと、なんていうか順当といえなくもないですな。
もっと読む→
21:16
NFL第2週
負けた!終わり!
おのれリアル安西先生(スラダンの安西先生ね。ホルムグレンが引退したから今はアンディ・リードがリアル安西先生)め。
ラフィング・ザ・パッサーが痛かったすね。ああもう、アレがなければFGどまり(あそこでFG蹴るわけないけど、だから4thダウンまでいってノーTDでボルチモアの勝利ですよ、ふんだ、いや~それでもちょっと厳しかったかな。)に出来たかもしれないが、やってしまったものは仕方がない。とはいえオフェンスも、ラスト2ミニッツから、フィールド・ゴール圏内まで進めないというのも、スーパーボール狙いの今年のチームとしてはいただけない。まるまる2分でタイムアウトもあってあれではいけない。もう、しっかししてちょ。今年もやっぱりアウェイ・ゲームがポイントになってしまうのか。アウェイで試合を落としてシード順が下がるとプレーオフをこれまたアウェイで戦わなければならなくなるから困るなあ(いちおうプレーオフ進出は決まってるっていうことで話を進めたいと思います)。
でもまあ、まだ2戦目だ。しかし、フィラデルフィアは今年はプレーオフまで行きそうな雰囲気ですね。ワシントン・レッドスキンズもいい感じだし。これで今年のNFC東は面白くなりそうですよ。
一方、デトロイトはやっぱりサンフランシスコに負けましたよ。「投げても投げてもTDが取れない病」は何とかしないといけませんね。しまいにはゴール・ポストまで敵に回ってしまう有様(前半だけど)。がんばれライオンズ。
いちおう面白そうだから応援してるよ。
他の試合は放送を見た後で。
もっと読む→
20:32
快勝レイブンズ
NFL2012第1週マンデーナイトで同地区、シンシナティ・ベンガルズを地元に迎えての緒戦、わがボルチモア・レイブンズは前半ですったかたったと得点を重ね、後半もシンシナティの反撃を適当に防ぎつつさらに加点して、快勝ですわよ奥様。つか、第1週はわりとこのパターンのゲームが多かったんじゃありませんか?たまたま放送分がそういうパターン?
ラン、パス、ターンオーバーからリターンTDと得点パターンも多彩で、特に課題だった長距離パスがスカッと炸裂したのはとてもよいことでありましょう。ディフェンスは相変わらずの強力さ。レイ・ルイスは本当に38才ですかあの人は。どうなってるんでしょうか。昨シーズン、AFCチャンピオンシップで同点フィールド・ゴールをはずしたビリー・カンディフを解雇したレイブンズ。新人キッカーとして加入したジャスティン・タッカーも着実に仕事をこなして一安心。しかしNFLは厳しいなあ。
でも、そのカンディフはワシントン・レッドスキンズ入り。そのレッドスキンズは新人QB、昨年ハイズマンを受賞したロバート・グリフィン三世が前評判どおりの活躍で、初戦を白星でスタート。HC不在とはいえニューオーリンズ・セインツのドリュー・ブリーズに投げ勝った。カンディフも4度のFGをがっちりと決めて勝利に貢献。さすがだ。ボルチモア、早まったか?一方の注目新人QB、インディアナポリス・コルツのアンドリュー・ラックはホームでシカゴ・ベアーズと対戦。残念ながらこちらは敗戦。時々パスがコースはどんぴしゃでも高めに浮いて失敗と、やはりNFLのパスラッシュのプレッシャーにおされて投げ急いでしまうのか。とはいえ、なかなかいいんじゃありませんかこの二人。コルツから移籍したデンバー・ブロンコスのマニング兄はずっとこのチームにいたかのようなQBっぷりで、難敵ピッツバーグ・スティーラーズに勝利。流石ですね。そのデンバーからNYジェッツにうつったティーボー。サンチェスとのタンデムQBはどうかとおもわれたが、ほとんどQBだかラン要員だかわからない感じでしたが、とにかく初戦を勝利。うむ、QBを追っかけていくだけでも面白すぎるな今シーズン。
で、期待のデトロイト・ライオンズ。最近(でもないかここのところずっと)ぱっとしないセントルイス・ラムズ相手にマシュー・スタフォードは344ヤードも投げたのに3インターセプトでTDパスはたったの1回。とはいえそれが逆転決勝TDだったので、一応やることはやると。獲得ヤードは251対459とほとんどダブルスコアなのに点差は4点と、両方ともなにやってるんだかわからない試合だったようで、観たかったなあ。
そのライオンズは第2週には、第1週でグリーンベイ・パッカーズを破ったサンフランシスコ・49ナーズと対戦予定。こちらは放送があるので楽しみ。おもしろくなりそうですね。
その49ナーズにまさかの初戦敗退を喫したグリーンベイは、すぐに第2週のサーズデーナイトゲームで、第1週インディアナポリスを破ったシカゴと対戦。今度はグリーンベイのディフェンスが炸裂。パスラッシュの嵐でシカゴを押さえ込み勝利。この調子で今年は勝ったり負けたりが多くなるのか、それとも勝利を積み重ねるチームが現れるのか、連敗街道まっしぐらのチームがあるのか、とにかくレイブンズは負けないぞ、ということですが、第2週を楽しみに待ちましょう。
もっと読む→
22:49
あけましておめでとうございます
審判のストライキもなんのその、今年も無事開幕いたしましたよNFL。
キックオフゲームは、例年通り前年度スーパーボール・チャンピオンのホーム、ということでNFC東地区ダラス・カウボーイズ at ニューヨーク・ジャイアンツ。2004年からチャンピオンが8連勝中の開幕試合。はたして連勝は続くのか。
結論から言えば、なんていうか、まあまあ普通の試合でしたね。
前年度ジャイアンツに2連敗したおかげで、スーパーボールはおろかプレイオフも逃したダラスが後半ディフェンスで勝った、とそんな感じ。反則もけっこう多くてあんまりピシッとしまった感じではなかったですねえ。それでも後半着実に得点したオフェンスと、ジャイアンツの飛び道具を封じたディフェンスのダラスは、派手さはなくてもちゃんと勝つぜ、って感じで今年はいけそうかな?
これで、チャンピオンチームの開幕戦連勝もストップ。果たして連覇を狙うジャイアンツの明日はどっちだ。
今年はあのマニング兄の移籍からこっちQBが入れ替わるチームが多く、ますます予測不能なシーズン。日曜日(日本だと日が変わって明日月曜日)からの本格的なシーズンスタートが楽しみです。一発目からインディアナポリス・コルツと、デンバー・ブロンコスの2試合連続生中継放送ですよ。
とにかく今年もボルチモア・レイブンスがんばれと、そういうことです。
もっと読む→
13:03
Super Bowl XLVI
というわけで、2007年シーズンの再戦となった第46回スーパーボウルも劇的な展開で最後の一秒まで戦う好ゲームでした。
ビッグ・ゲインのランやターンオーバー(プレーが崩れた後に奥へ放ったところでのインターセプトが一回ありましたか)あっというような派手なプレーこそなかったものの、要所要所で、ビシッとプレーが決まり、またどちらにモメンタムが転がるかもQごとに入れ替わる目の離せない展開でしたね。イエローフラッグも少なかった。パーソナル・ファールもほぼ0ですよね。オフサイドが数回、フォルス・スタートもほとんどなし。ホールディングが大変な反則に見えてしまうくらい反則の少ない試合でしたね。でも12人いる、がそれぞれ一回ずつというのも珍しい。各パントキックもいいところに決まるし、とにかく緊張感が最後まで続くいいゲームだった。
こうなるとミスの多いチームが負ける、というのが世の常。
ここぞというときにパスが通らなかったニューイングランド。わずかなコースのずれやありえない落球でチャンスをつぶしてしまう結果になりました。
あとちょっとなのになあ。ボール1個か2個だったのに。でも不成功には変わりなし。
で、NYジャイアンツの勝利
ニューイングランドの雪辱ならず。
中継の途中で言っていた、同じチームとQBの組み合わせのスーパーボウルでの再戦では過去2回、はじめに勝ったチームの勝ち、というのに3例目が加わりましたね。2度あることは3度ある。
NFL入団当時はお坊ちゃん扱いだった弟が、今日の相手トム・プレイティと並ぶ現在NFL最高のQBの一人である兄を追い越した瞬間でしたね。
これで2011年も無事終了。
皆様良いお年をお迎えください。
もっと読む→
20:49
ドロップキック
スーパーボウルの一週間前。
NFLプロボウルがハワイで開催され、レギュラーシーズンの緊張感から開放された選手たちがお気楽プレーで楽しませてくれました。
つーか、あれですよ。ニューオーリンズのドリュー・ブリーズが、第4Qでトライ・フォー・ポイントにドロップキックで挑みましたね。みごとにはずしましたが。
トライ・フォー・ポイントでは、試合の解説にきていたダグ・フルーティーが2006年にレギューラーシーズンの試合で決めていて、NFL以外では大学フットボールでも1990年に決まったことがあるんですね。
ちょいとyoutubeで見ちゃいましたよ。
試合は取りも取ったり、両方あわせてきりよく100点というエイドリアン・モンクも納得の結果となりました。
もっと読む→
10:00
NFCチャンピオンシップ
雨の中、こちらも壮絶な競り合いになりましたが、どっちにころぶかわからない試合はOTを制してNYジャイアンツの勝利。
しかし、本当にいい試合が続きますね。
これであれですか2007年(試合は2008年)のスーパーボウルの再戦ですね。
NYジャイアンツ対ニューイングランド・ペイトリオッツ。
前の対決では奇跡の逆転劇で勝利したのはマニング率いるジャイアンツ。ニューイングランドの雪辱なるか。これもおもしろい対決になるでしょうね。
もっと読む→
08:55
AFCチャンピオンシップ
負けたー!!
我がボルチモア・レイブンズはニューイングランド・ペイトリオッツとAFCチャンピオンシップを戦い、善戦むなしく20対23で敗戦。
予定通り20点ゲームにもちこんだものの、後一歩だった。不安視されていたオフェンスも奮闘した。ディフェンスはニューイングランドのハイパーオフェンスを結果23点に押さえ込み、ターンオーバーも奪って主導権を渡さなかった。厳しい競り合いになったが、まさか、キックが勝敗を分けようとは・・・。これがNFL、アメリカン・フットボールの恐ろしさなんだなあ。一つ前のエントリで、キックが試合を左右すると書いていたものの、まさにそういう結果と相成りました。しかしよく戦った。ありがとうボルチモア・レイブンズ。次だ、来年こそは。
これでニューイングランドがスーパーボールへ。今現在試合中のNFCチャンピオシップ、ニューヨーク・ジャイアンツ対サンフランシスコ・49ナーズの勝者と戦うことに。東西海岸チームの戦いの行方やいかに。
もっと読む→
06:07
アメフトルールこれですっきり簡単解説
簡単とかいって本当に簡単だったら誰も苦労しない。
とはいえ、アメフトってなに?という方や、興味はあるがTVで試合をみても何をやっているのかよくわからないという方も多かろう。
そこで現在、今シーズンのクライマックス真っ最中のNFL(ナショナル・フットボール・リーグの略、アメリカン・フットボール最大の全米プロリーグ)をBSやCSでも放送しているので、これを機にひとつ観てみようという方のための、超基本ルール解説です。
アメフトはサッカーとほぼ同じサイズのフィールドに、攻撃チーム11人、守備チーム11人が入り、攻撃チームがラグビーボールによく似たピーナッツ型のボールを運び、相手のエンドゾーン(フィールドの敵側の端っこ、自分の方の端っこにも自分側のエンドゾーンがある)まで運び込めば得点が入る。時間内に多く点を取ったほうが勝ち。
と、こういうゲームです。簡単でしょ?
アメフトの基礎になったラグビーと違うのはプレーごとに区切りがありそれぞれのプレーで攻撃する側と守備側が決まっていること。
これは野球と同じです。
11人いる、は漫画のタイトルじゃなくて、サッカーと同じです。
サッカーやラグビーと違うのはそれぞれのプレーヤーに、野球のようによりはっきりしたポジションごとの役割分担があり、攻撃守備ともに、その役割で最大の能力を発揮することが求められることです。そういう意味では人間が行うチェスゲームあるいはターン制の戦略・戦術シミュレーションと考えることができます。
アメフトの最大の特徴は「ダウン」という考え方です。
この「ダウン」さえわかればアメフトのゲームがどのように進むのかが理解できます。
「ダウン」にはいくつかの意味がありますが、まずはもっとも試合進行にかかわる「ダウン」からまいりましょう。
アメフトでは攻撃側がボールを運び相手側のエンドゾーンを目指しますが、守備側はそうはさせまいと前進を阻みます。攻撃の前進がとまり、ボールの位置が確定すること、これを「ダウン」といいます。
正確にはボールを持ったプレーヤー(ボールキャリヤー)がボールを確保した状態で、体の部位のうち掌と足の裏以外の場所が、フィールドに触れたら「ダウン」となり、そこで攻撃プレーがとまります。
というわけで、まずは攻撃側がボールを持って前進する「ボールキャリー」と守備側の前進阻止による「ダウン」の繰り返しでプレーが進みます。
前進を繰り返し、相手エンドゾーン内にボールを持ち込めば(ボール自体が空中にあってもボールキャリヤーが確保していればOK。ラグビーのようにフィールドにボールを置く必要はない)これが「タッチダウン」となり、得点になるわけです。
野球のルールはご存知ですね。
野球の攻撃は無制限に行われるわけじゃありませんよね。3ストライクになれば、バッターは攻撃資格を失う、つまりアウトになり、他の理由も含めてアウトが3つになれば、攻撃側のチームは攻撃権を失って、攻守が交代する、つまりチェンジになる。
攻撃側は、最終目的の点を取るということのためにまず、アウトにならないようにプレーしなければならないし、守備側は、相手に点を与えないためにアウトを取るということを目的にプレーします。
アメリカン・フットボール、アメフトも同様です。攻撃側が無制限に攻撃できれば、どうやったっていずれはエンドゾーンにボールを持ち込み得点してしまうか、そうでなければ無得点で時間切れ試合終了。それでは試合になりません。
そこで、野球同様、攻撃側にはある制限が与えられます。
攻撃側はまず、4回プレーする権利を与えられます。野球で言えば3アウトになるまで攻撃できるのと同様です。
そして、攻撃側はこの4回のプレーの間に、スタート地点、最初にボールが置かれた場所から敵側に向かって10ヤード(アメリカは度量衡がヤード・ポンドだから)以上進むことができれば、もう一度4回プレーする権利が与えられるのです。
もし、4回のプレーの間に10ヤード以上進めなければ、野球のスリー・アウトと同様、攻撃権が相手に移ります。
そこで、攻撃側は、4回プレーのうちになんとしても、まず10ヤード以上進むことを目的にプレーすることになり、守備側はこれを阻止することが目的になります。
アメフトでは攻撃側のプレーを「ダウン」といい、4回の攻撃プレーをそれぞれ、「ファーストダウン」「セカンドダウン」「サードダウン」「フォースダウン」と呼びます。
ちょっと混乱しましたか?攻撃プレーは、最初に書いたように「ダウン」によって終了するので、攻撃プレーそのもののことも「ダウン」で言い表すわけですね。でも通常攻撃プレーは「ファーストダウン」~「フォースダウン」と呼ばれ単独で「ダウン」と言われることは普通ありません。単独で「ダウン」という場合は、まずは、常に攻撃プレー終了のことだと思ってください。
実際には「ダウン」は「攻撃プレー・攻撃権」の意味で使われることもあるんですが、それはまた後で。
攻撃側の最初のプレーつまり、「ファーストダウン」の時、10ヤード進めば新たな攻撃権が与えられることから、これを「ファーストダウン・アンド・10(テン)」と呼びます。省略して「ファーストダウン・10」あるいは「ファースト・アンド・10」ともいいます。
そして、4回の攻撃プレーの間に10ヤード以上前進できれば、その地点から新たな「ファーストダウン・10」が始まることになります。
攻撃チームはこうして「ファーストダウン・10」獲得を繰り返しながら前進し、相手のエンドゾーンを目指します。
守備側は攻撃チームの前進を阻止し「フォースダウン」まで追い込んで攻撃側から攻撃権を奪い取ることが目的です。
合計22人のごっつい男たちがボールを持てあっちこっち走りまわったり体当たりするのは、とにかく10ヤード以上ボールを運んでこの「ファーストダウン・10」を獲得すること、そしてそうはさせまいと邪魔することが目的なのです。
もっと読む→
14:50
NFL ディヴィジョナル・プレーオフ
なんと、といっては勝ったチームに失礼ですが、NYジャイアンツがグリーンベイをこてんぱにのして勝ちましたわよ奥さんどうしましょ。
オフェンスがレシーバー陣の度重なるパスの落球にぽろぽろとファンブルを繰り返していては勝てる試合も勝てませんね。自慢のディフェンスもNYのラン攻撃を止められず、最後にちょっとだけ意地のタッチダウンをうばったものの、ぐだぐだとまけてしまいましたよグリーンベイ。いったいどうしたんでしょうか。
この辺がNFLの難しいところなんでしょうね。15勝1敗という好成績で勝ち上がり、一週間の休養が入ったことでまさに勝負のリズムをくずしてしまったかのようなグリーンベイ。
逆にNYは第17週の戦いから緊張感を保ったままプレーオフの戦いに望んでいましたね。
これでNFCは、奇跡の逆転勝利の波に乗るサンフランシスコ対、きわめてミスなく緊張感のある試合運びのNYという東西対決に。
AFCは現在おそらくNFL最強ディヴィジョン同士のACF北ボルチモア対東ニューイングランドのディフェンス対オフェンスの戦いに。
次週はいよいよクライマックスのカンファレンスチャンピオンシップ。楽しみ~。
もっと読む→
06:53
AFCディビジョナル・プレーオフ
ボルチモア・レイブンズは、ヒューストン・テキサンズをホームに迎えて20対13で勝利しました。
おめでとう。
ヒューストンのランニング・バック、#23エアリアン・フォスターのランに苦しめられはしたものの、第1Qのパントリターンのミスを含めて合計4度のターンオーバーを奪うなど、ディフェンスが空中戦を支配。またオフェンスもテキサンズのディフェンスにエンドゾーン前1ヤードからタッチダウンが奪えないなど、ラン攻撃を阻まれ厳しいパスラッシュに苦しめられたものの、少ないチャンスで適時パスが決まりリードを保つと、第4Qには起死回生を狙ったQBイェイツのロングパスをインターセプトして接戦を競り勝った。
これでレイブンズはニューイングランド・ペイトリオッツとAFCチャンピオンシップを賭けて戦うことになったが、それはまあ織り込み済み。エド・リードの負傷の具合が気になるが、どうにもとまらないニューイングランドのパス攻撃をとめることができるかどうか。トム・ブレイディにどれだけプレッシャーをかけられるか、ニューイングランドのオフェンスラインを破るディフェンスの奮闘が期待される。
てなわけでどちらか勝利チームの得点が20点までだったらボルチモアの勝ち。30点まで行くようならニューイングランドの勝ち。そんな感じでしょうか。
これからNFCディヴィジョナルプレイオフ、NYジャイアンツatグリーンベイ・パッカーズの試合。寒そうだなあ。果たして勝つのはグリーベイか、アーロン・ロジャースか、あ、もうグリーン・ベイが勝つと決めてかかってますね。しかし、どんなスポーツもやってみないとわからないもの。試合の行方やいかに。
もっと読む→
12:21
NFL ワイルドカード・プレーオフ
AFC、NFCともにシード順上位チームが順当に勝ちあがりましたね。
それでも、ピッツバーグatデンバーはすごかった。第4Qで自身の怪我を無視するかのようなロスリスバーガー執念の追い上げもすごかったが、それを上回るOTでのティーボー・タイム炸裂。OT新ルールも黙らせるファーストプレーでのTDとは。ううむ。これはすごい。デンバー、次はニューイングランド戦。第16週17週とプレーオフ進出の決まったあとのレギュラーシーズン終盤では第1Qにわざと相手にリードさせておいてあっさり逆転勝ちのシミュレーションをして見せたかのような風さえ感じられる、ひたすら強いニューイングランド相手にティーボー・タイムでレギュラーシーズン敗戦の雪辱なるか。
わがボルチモアは、ヒューストンと対戦決定。どんとこい、ですな。いっちょもんでやってください。
NFCはニューオーリンズatサンフランシスコが楽しみ。NYジャイアンツatグリーンベイは、ちょっとアトランタが余りに無策のままやぶれてしまったのでNYジャイアンツがはたしてグリーンベイにどのくらい通用するかどうかはわからないままですね。とにかくまた来週、楽しみは続くのであった。
もっと読む→
04:24
NFL レギュラーシーズン終了
長いようであっというまだった2011年NFLレギュラーシーズンも無事終了。
わがボルチモア・レイブンズは最終第17週のシンシナティとの同地区対決を制し、AFC北地区優勝決定。いや、まずはめでたい。
結局AFC北地区内で6勝0敗という圧勝でしたね。しかしアウェイでいきなり負け越しチームにころっと負けるというわけのわからない敗けがなければ楽々地区優勝どころか第1シードだって取れたのに。そこんとこ反省材料ですね。
とにかくいよいよ来週からはプレーオフ。いずれも難敵(ディヴィジョナルではピッツバーグ、チャンピオンシップではニューイングランドと戦う予定。そう思うでしょう?やっぱり、とおもったら順位を勘違いしていた、ピッツバーグとは戦わないですね。ある意味よかったかもしれない。ピッツも1シーズンに3度も負ける気にはならないでしょうからね)との対戦が待っているが、今年こそスーパーボウルへGOだ、レイブンズ。
もっと読む→
02:49
NFL開幕
一年、明けましておめでとうございます。今年もNFL開幕いたしました。3月からのロックアウト(チームと選手の労使交渉が進まずに、チームが選手をその敷地からしめだしてしまうこと。当然、選手はチームが用意したフィールドやジムが使用不可能になるのでロックアウトの期間は練習が不可能な状態になる。その間選手は自主的にトレーニングするしかない)一体どうなるのか。はたして無事開幕が迎えられるのか、という状況でしたが、今年も無事、9月からのスケジュール通りにシーズンをスタート出来、一安心。
ましてや、開幕戦ニュー・オーリンズatグリーン・ベイ(この言い方はホーム・アンド・アウェイで戦う試合の場合、どちらがホームの試合なのかを表し、ニュー・オーリンズatグリーン・ベイの場合はニュー・オーリンズがグリーン・ベイのホームで戦う、という意味。アメリカのプロ・スポーツでは普通こういう言い方でホーム・アウェイを表現します)は、いかにもNFLらしい、ビッグプレーの連発に、さまざまな駆け引き戦術が展開する最後の1秒まで目の離せない好試合。
そして、今、AFC北地区のわがボルチモア・レイブンズはライバルのピッツバーグ・スティーラーズをホームに迎えての開幕戦に臨んでいます。
今年こそ、スーパーボール出場だ、行けレイブンズ。
前半レシーブを選択したレイブンズ。好リターンで自陣29ヤードからの第1シリーズはいきなりレイ・ライスの40ヤード・ランでスタート。その後WRボールディンへのタッチダウンパスが決まり、わずか3プレーであっという間にタッチダウンを奪うという見事な展開。その後スティーラーズ・オフェンスに対しに自慢のディフェンスのQBラッシュが炸裂。ロスリスバーガーからファンブル・ターンオーバーを奪うと、あ、今はDbC(ダウン・バイ・コンタクト)で、タッチダウン取り消し。ゴール前1ヤードからのファーストダウン。1stダウンはスティーラーズのディフェンスに阻まれて前進ならず。しかし、2ndダウンは、レイ・ライスがエンド・ゾーンに飛び込んでタッチ・ダウン。
攻守かわってスティーラーズの攻撃シリーズ。ラン・プレーが効果的に出て、現在ボルチモア45ヤードくらい。で、第1クォーター終了。
去年までのレイブンズはリードしていても一度流れが相手に行ってしまうとそれをとめられず、ずるずると自滅するように逆転を許してしまうという試合が何度もあったが、今年はどうか。開幕戦からまさにそれが試される試合展開になりましたよ。
前半は21対7でボルチモアがリードのままスティーラーズのレシーブで後半スタート。ボルチモアのDTナタのぶちかましタックルがRBメンデンホールにヒット、ファンブル、そのままナタがカバーしてターンオーバー。その最初のプレーでいきなり、今シーズン、トッド・ヒープに代わって新加入のTEディクソンにタッチダウンパスがヒットして、27点差に。その後のトライ・フォー・ポイントで、キッキング・チームのスペシャルプレーの2ポイント・コンバージョンも決まって29点差。さらにその後のスティーラーズの攻撃で、ロスリスバーガーのパスをまたまたナタがチップ。ういたボールをレイ・ルイスがインターセプトでまたまたまたターンオーバー。しかし今後はピッツバーグも根性を見せて、ボルチモアの4thダウン・ギャンブルを止め、攻撃権を取り戻した。
リズムのいいランとパスを展開するピッツバーグのオフェンスに、やや引いて守るボルチモアのディフェンスはずるずると前進を許したが、レッドゾーン手前の攻撃で、いきなり分厚いブリッツを仕掛けるボルチモア。ポケットからいぶりだされたロスリスバーガーの浮いたパスをSSエド・リードがインターセプト。ピッツバーグに得点を許さないだけでなく、またまたまた、また攻撃権をむしりとったボルチモア。今年はちょっと違うぜ。
この攻撃シリーズはフィールド・ゴールで終了。32対7に点差が広がった。
タッチバックからのピッツバーブの攻撃。前シリーズの反省からか、今度はQBに分厚いプレッシャーをかけるスタイルにディフェンスを変更。3アンド・アウトに追い込んだ。ピッツバーグのパントでボルチモア16ヤードからの攻撃。
残り1ヤードをランで取りに来たボルチモアの攻撃を止めたピッツバーグだが、その場で乱闘発生。ライバリーというだけでなく、ピッツバーグも上手くいかない試合展開にイライラが募っているのだろうが(きっかけはダウンした選手に対してさらに押し続けたポラマルに対してボルチモアの誰かが文句をつけたあたりから始まった)、お互い乱闘はいけない。審判まで巻き込まれてノックダウン。結局ピッツバーグのパーソナルファールで、オートマチック1stダウン。そのまま第3クォーター終了。
ボルチモアの攻撃はパントで終了。
ピッツバーグの攻撃。順調に進むも、ロスリスバーガーへのQBサックから、ロスリスバーガーが投げ捨てたボールに対するプレーで、逆にボルチモアがアンスポーツマン・ライク・コンダクトをとられ、15ヤードの罰退にオートマチックファーストダウンを献上してしまう。しかし、その後の1stダウンのプレーでまたまたまたまた、ロスリスバーガーからまたエド・リードがインターセプトでターンオーバー。
ボルチモアの攻撃はパントで終了。時間は残り9分をきった。
ピッツバーグは再び前進を始めるが、ラン・アフター・キャッチを後ろから追ったLBレイ・ルイスのタックルがボールをたたき出す。判定はDbCだったが、ボルチモアがチャレンジ。チャレンジは成功し、またまたまたまた、またまたターンオーバーとなった。
ボルチモアの攻撃はまたまたランを3プレーして時間を食いつぶしパントで終了。のこり5分を切ってピッツバーグの攻撃となった。
ホールディングの反則で罰退したピッツバーグ。次のプレーでまたまたブリッツを食らったロスリスバーガーがファンブル。これをボルチモアがカバーして、またまた(中略)またターンオーバーとなった。
ピッツバーグのレッドゾーンからのボルチモアの攻撃はQBフラッコが容赦なくタッチダウンを狙ってエンドゾーンにパスを通すが、ボルチモアのイリーガル・ユース・オブハンドの反則で罰退。ランで時間をつぶすオフェンスに戻して、2ミニッツ・ウォーニングとなった。
2ミニッツ・ウォーニングが明けてボルチモアはフィールド・ゴールを決め、35対7に点差を広げた。
タッチバックからのピッツバーグの攻撃。残り時間もないなか、パスで前進するピッツバーグだが、すでに試合は決している状況で、アンダーニースへのパス・ディフェンスはすてて守るボルチモア。ボルチモア29ヤードまで前進したピッツバーグだが、ディープゾーンへのパスは通らず、残り4秒のラストプレーもQBサックとなり、試合終了。
完勝ですな。ボルチモアの。どうだ。補強も成功。フラッコを守るオフェンスラインも機能して、ドルフィンズからきたRBリッキー・ウィリアムズとレイ・ライスの2枚のラン攻撃も決まっていうことなし。特にレイ・ライスはピッツバーグが久々に1試合で100ヤード・ランを許した選手になった。昨シーズンのディビジョナル・プレーオフではレイ・ライスのファンブルから勝ちを落としたボルチモア。まさに雪辱を果たした形になった。ディフェンスはもうターンオーバーにつぐターンオーバーでこれはもう完璧ですね。
開幕戦でいきなり目の上の瘤のピッツバーグに完勝できたのは大きい。
第2週はボルチモアはatテネシーでタイタンズと対戦。
のこり15試合。この調子で今年こそスーパーボールだ。
もっと読む→
21:55
NFL Super Bowl XIL その2
グリーン・ベイ・パッカーズ優勝。
いや、いい試合でしたね。予想とは逆の展開でした。てっきりピッツバーグのディフェンスにグリーン・ベイが押される展開だと思ってたのに。
まあ、予想通りに行ってしまっては楽しみというものがありません。
結局3度のターンオーバーを奪ったグリーン・ベイ・ディフェンスと最後まで冴え渡ったアーロン・ロジャースのパスに軍配が上がりましたね。一方ピッツバーグはディフェンスでターンオーバーを奪えなかったこと、オフェンスがペナルティ連発でみすみすチャンスを逃してしまったケースが目立ったことなど、負けるべくして負けたともいえます。それでも前半で崩れることなく後半オフェンスをしっかり建て直し、ギリギリまで追い上げた粘り強さはさすが。カンファレンス・チャンピオンシップ戦と同様に第4クォーター最後のプレーまで楽しませていただきました。
おめでとう、グリーン・ベイ・パッカーズ。
もっと読む→
08:39
Super Bowl XIL
とうとう今シーズンもスーパーボウルが始まりますよ。今まさに。
AFC、NFC共にチャンピオンシップはわりと似た試合展開で、前半リードを奪われたシカゴ、NYジェッツがそれぞれ後半に追い上げ開始。詰め寄ったもののリードしたグリーンベイ、ピッツバーグが逃げ切り勝利。第4クウォーター最後の最後まで戦ういい試合でした。
てなわけでNFCはグリーン・ベイが、AFCはピッツバーグがスーパーボウルに進出。混迷のシーズンにあって、最後に勝ち残ったのが古豪2チームというのも、いいシナリオですねえ。ピッツバーグは70年代の黄金期に以来最多7度目の勝利を得てNFL最強チームになれるのか。グリーン・ベイはビンス・ロンバルディ・トロフィをグリーン・ベイに持ち帰りQBアーロン・ロジャースが、ついにブレット・ファーブに並び、越えることが出来るのか。楽しみですねえ。
プレーオフの戦いを見ると、オフェンス・ディフエンスともに絶好調に入ったグリーン・ベイに勢いがありますが、チャンピオンシップゲームの後半にはシカゴに対してオフェンスが機能しなくなりディフェンスのTDで逃げ切った、というのがやや不安要因。一方ピッツバーグは猛烈なNYの追い上げをしのぎきったしぶとさはシーズン中からかわらない強さをみせましたね。
ということで、あたくしは、28対24でピッツバーグの勝利とみた。
はたして、試合の行方はいかに。
あ、「リサとガスパール」もはじまっちゃったよう。
もっと読む→
23:33
NFL ディヴィジョナル・プレーオフ
ああっともうあと数時間でカンファレンスチャンピオンシップが始まりますね。
ボルチモアが敗退したショックでしばらくほったらかしてしまいましたが、カンファレンス・チャンピオンシップはAFC、NFC共に第2シード対第6シードの戦いとなりました。今年の混戦からシード順がそのままチームの強さとは限らないというのが前提としてありましたが、第6シードが共に勝ち残るって言うのがこれまたすごい展開。
ボルチモアatピッツバーグ。前半リードして後半逆転されるというシーズン中の負けパターンでまた負けてしまったボルチモア。それでもギリギリまで粘ったんですけどね。ディフェンスチーム同士の意外と点が入った試合でもありましたが、う~ん。ボルチモアはもうひとつ足りなかった感じですねえ。
グリーン・ベイatアトランタ。粘り強く得点を重ねるアトランタオフェンスを封じ込めたグリーン・ベイディフェンスの勝利。そしてこれまたこつこつタッチダウンを重ねるアーロン・ロジャース率いるグリーン・ベイオフェンスの確実さも素晴らしい。
シアトルatシカゴ。これははっきりチーム力の差が出た感じでしたね。ニュー・オーリンズに勝った勢いもシカゴの寒風に吹き消されてしまったようで。
NYジェッツatニュー・イングランド。シーズン中最強だったニューイングランドに第13週ぼこぼこにされたNYジェッツの鮮やかなリベンジでしたね。前回対決でいいようにパスを通してきたブレイディに対してNYディフェンスがレシーバーの徹底マークとパスラッシュでこれを粉砕。シーズン終盤にどん底に突き落とされながらの復活勝利。お見事でした。
結果AFCはNYジェッツatピッツバーグ。NFCはグリーン・ベイatシカゴ。いずれも強力なディフェンスが売りのチームばかりでありながら、ちゃんと得点もあげて勝てるチームなので、チャンピオンシップゲームは面白くなることうけあいですね。
個人的には、スーパーボウルはグリーン・ベイ対NYジェッツが見たい(こういう人は多いに違いない)。そうか第6シード同士の対決っていうのはもしかして初めてなんじゃない?
もっと読む→
08:45
NFL ワイルドカード・プレーオフ
てなわけで、とうにプレーオフに突入してるNFLですが、レギュラーシーズン終盤もおもしろかったですね。第15週にボルチモアに負けたニュー・オーリンズもワイルドカードを争う当該チーム(NYジャイアンツ、グリーン・ベイ、タンパ・ベイ)が付き合いよくそろって負け、この時点でプレーオフ出場がほぼ確定。負けた3チームは最終週の第17週まで残り1つの椅子を争う羽目になり、結局グリーン・ベイに軍配があがりました。
プレーオフ出場チームがほぼ出揃った第17週でもシード争いやNFC西のセント・ルイスとシアトルの地区優勝決戦があったりして、うまくできてるなあNFL。
そんなわけでNFL史上初、負け越し地区優勝(7勝9敗)のシアトルがワイルドカード緒戦で前年のチャンピオン、ニュー・オーリンズと激突。ホームの利を生かしてなんとか、じゃないな、堂々勝っちゃいましたよ。シアトルは前半まずリードされたものの第2クウォーターに追いついき逆転してからはゲームを支配。第4クウォーターのニュー・オーリンズの反撃を突き放して逃げ切り勝ち。ええ、どうよ。シーズン負け越しだろうがなんだろうがプレーオフで勝てばいいのだ。第4クウォーター残り3分のRBマーション・リンチの怒涛のロングラン・タッチダウンはいいもの見させていただきました。
続くインディアナ対NYジェッツは昨シーズンのAFCチャンピオンシップの顔合わせ。これまた第4クウォーター2ミニッツからの逆転また逆転にこれぞプレーオフとモニター拝んじゃう感じでしたよ。サヨナラ・フィールドゴールで勝ったのはNYジェッツね。
一夜明け、わがボルチモア登場。敵地に乗り込んでカンサス・シティとの対決。第1クォーターこそリードを奪われ、さすが今年のカンサス・シティは手強いなというところだったが第2クウォーターに逆転リードで前半を終了。第3クウォーターにはボルチモア・ディフェンスがターンオーバーを連発。こつこつフィールドゴールでリードをひろげ、最後はタッチダウンで3ポゼッション差をつけて第4クウォーターへ。そして怒涛の10分以上にわたるシリーズをTDで完結。カンサス・シティに止めを刺した。帰ってきたTEトッド・ヒープがパスキャッチで大活躍。QBフラッコのパスもすかすかっと決まってシーズン中のパス出ない症を払拭。次は宿敵ピッツバーグとの対戦だ。今年のシーズンでは1勝1敗のタイ。勝率も同じ(勝敗同率の場合のタイブレーク・ルールでピッツバーグの地区優勝)でまさに、決着をつける一戦だ。
ワイルドカード第4戦は注目のマイケル・ビック率いるフィラデルフィアと最終週でプレーオフ出場を決めたグリーン・ベイの対決。前半フィラデルフィアのオフェンスを止めたグリーンベイは着実にタッチダウンを重ねリードを広げるが、第4クウォーターにはフィラデルフィアが追い上げ開始。またまた熾烈な攻防が展開されるが、フィラデルフィアはTD後に5点差をフィールドゴール1本(3点)差にするために2ポイントコンバージョンを狙うも失敗。5点差のままTDを取るしかなくなったフィラデルフィア最後の攻撃シリーズも、残り30秒ちょっとでTDを狙ったビックのパスがエンドゾーンでインターセプトされ、グリーン・ベイの逃げ切り勝利に終わった。フィラデルフィアは2本のフィールドゴールを外したことが結局敗戦につながってしまった。入っていれば逆転勝利だったのだ。プレーオフではミスした方が負けなのだ。きびしいなあ。
NFLは毎年プレーオフのトーナメントが一番面白い(スーパーボウルは最近は好ゲームが続いているが、結構一方的な試合になる場合もママ在るので)わけですが、来週のディヴィジョナルプレーオフゲームも好カードだらけなので、楽しみでしょうがないっすよ。
もっと読む→
前を表示
48件中 21件〜40件を表示
次を表示