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過去の日記

 

日記一覧 (2012年9月28日)

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09月28日
04:29

連勝中6チームの運命やいかに。
ヒューストンは@デンバーで、連勝キープ。マニングは連敗。あれま。
アトランタは@サンディエゴ。サンディエゴをこてんぱんにやっつけて連勝。FGで3点しかとれなかったサンディエゴ。この後大丈夫か。
フィラデルフィアは@アリゾナでこちらも6点しか取れず惨敗。ドリームチームどうした。で、こちらはアリゾナが連勝キープ。
サンフランシスコは@ミネソタで、まさかの敗戦。っていうか、やっぱり負けたか。みたいな。
というわけで、連勝は、ヒューストン、アトランタ、アリゾナの3チーム。
第4週は3チームともホームで、ヒューストンはテネシーと、アトランタはカロライナと、アリゾナはマイアミとそれぞれ対戦。どうかな。それぞれホーム・チームのほうが勝ちそうですね。アトランタが一番大丈夫っぽいですが、果たしてどうかな。

逆に連敗組は次々と勝利をあげて、3連敗はニューオーリンズとクリーブランドの2チームだけ。
こちらの第4週は、クリーブランドは@ボルチモアなので、負け決定(ひどいいいかただな。んなこといってクリーブランドが勝ったらどうしよう)。ニューオーリンズは、第3週でのこり0秒で逆転され連敗を喫したグリーンベイとアウェイで対戦。両チームとも負けられないので厳しい戦いだな。

第3週はなんと3試合がオーバー・タイムまでもつれるという波乱の週になりましたよ。毎週波乱だ。これはもうこの先どうなってしまうのかまったく予想がつかない。どうなってるんだ今シーズンは。
あ、デトロイト・ライオンズは負けました。連敗中のテネシーに初勝利を献上。ヘイルメアリーまで決めたのに、残念でしたね。つぎがんばろう。

09月28日
03:44

てなわけで、Heidi に目がくらんで、「Randy Cunningham 9th Grade Ninja」をもうちょっと観てみたよ。今度は第1話もちゃんと見た。

どこかの州のノリスビル高校は、800年の間4年ごとに選ばれるNinjaによって、悪の手から守られていたのだ。(注、高校が800年前からあったわけじゃないぞ、Ninja が800年前からいたということだからね、紛らわしい文章だが、間違ってはいない。)そして、今年、新入生のお調子モノ、ランディが選ばれ、秘密の Ninja として学校を守ることになるのだ。

面白いわ。ちゃんと観たら、結構面白かった。10分エピソード(放送時間は15分)x2の30分番組なので、面白い、普通、面白い、普通の組み合わせ。というわけで、全体としては結構面白いよ。

カートゥーンによくある、とにかく選ばれてしまっているのでもうしょうがないのだ、といういきなり本編エピソード型かと思ったら、エピソード1、2で新米 Ninja として張り切ったり危機に陥ったりと、ちゃんとシリーズものとして「起」の部分を描いている。

さて、おそらく先代の Ninja の仕業であろうが、ある夏休みの日(だから高校進学前の夏休みだね)ランディの部屋に謎の箱が置かれていたのが始まりだ。あけてびっくり中に入っていたのは謎の本「ニンジャノミコン」。そして Ninja の覆面。そう、彼は選ばれたのだ。あの Ninja に。早速親友のハワードに教えてやろうとしたら、箱の中のメッセージに気がついた。「誰にも言ってははいけない」。
そう、ノリスビル高校のものなら誰もが知っているヒーローの Ninja だが、その正体は誰一人知らない謎なのだ。当然、ランディも掟には従わなくてはいけない。
とはいえ、お調子者のランディは、学校で早速 Ninja に変身。Ninja の覆面をかぶれば、黒い布が彼を取り巻き、 Ninja 装束が現れるのだ。そして、信じられないほどのパワーと、身の軽さ、戦闘能力が得られるのだ。便利だ。学校のカフェテリアで、新しい Ninja として学校の守護者であることを宣言する(実際にはNinjaが4年ごとに入れ替わっていることも秘密だから、自分が新しく選ばれたということは言わない)のだが、そこへ謎の怪物登場。ランディは Ninja として、早速この怪物と戦う羽目になるのだ。

一体この怪物は?そして、代々の Ninja が戦ってきた学校を襲う悪者とは?

ノリスビル高校のある街のど真ん中に、巨大企業マクフィストがある。ハイテクを駆使したあらゆる製品を世に送り出し、その人気と信頼は絶大。ところが、その社長ハンニバル・マクフィストその人が、悪の魔法使いと結託し、Ninja の秘密を暴こうと暗躍しているのであった。

そうとは知らないランディは、マクフィストが送り込んだ怪物と戦うも、授業が始まるので一時撤退。しかし「ニンジャノミコン」で Ninja としての知識を得ると、学校の外で Ninja をもとめて暴れる怪物と再び対決するのであった。

「ニンジャノミコン」はランディにニンジャの知恵を送り込む力を持っているが、それは象徴的な言葉とイメージで、それが何を意味するのかはランディ自身が解釈しなければならないのだ。

怪物を撃退した Ninja の活躍をランディに教えてやろうとしたハワードだが、Ninja 登場の時にはランディがいない。Ninja が姿を消すと、ランディが帰ってくるという、よくあるヒーローモノのパターンに気がつき、即座にランディが Ninja だと見破ってしまうのだ。お調子者の馬鹿なのにこういうことには知恵が回る恐ろしい男なのだった。
ばれたものは仕方がない。ランディは親友ハワードと秘密を共有し、ハワードはランディのサポートとして共に学校の平和を守らなければならないときがきたらいちおう努力することになるのであった。

このおばかコンビがなかなか面白い。「ニンジャノミコン」(なんだこのネーミングは)の情報伝達脳みそ直撃システムも面白いなあ。エピソードが進むと、ランディは「ノミコン」とだけ呼ぶようになる。長い名前は何でも音節で切って省略するのが英語流。

Ninja の秘密を暴こうとするマクフィストの次の作戦にまんまとはまるランディだが、想像を超えた Ninja のパワーでマクフィストの罠を撃破。そしてマクフィストの邪悪な正体に気がつくランディだが、たとえ公表しても誰も信じない位にマクフィストの力は絶大なのだ。
マクフィストは悪いやつだが、商品はかっこいいのでやっぱり買うことを心に思うランディであった。
ランディの孤独でお気楽な戦いは、始まったばかりなのだ。

前のエントリでも書きましたが、お話そのものはやっぱり目新しいものではないのだが、ランディとハワードのお調子者コンビを主人公に置いたところがポイント。平気で馬鹿をやるおばかコンビだが、その分しょうもないことには知恵が回るという、馬鹿だけど利口という2面性の描写が上手い。
学校の先生も生徒も Ninja をみんな知ってるヒーローとして賛美しているというのもいい。そのヒーローになったのに、掟にしたがって正体を隠さなければならないのだが、さっそくハワードが裏切って人気者になりたいばっかりに正体をばらそうとするなどランディとハワードの友情の行方も気になるところ。そのハワードとランディは他の生徒からは怪しい仲だといやな顔されたりもする。「ニンジャノミコン」の脳みそ直撃情報伝達の最中はよだれたらして気を失っていたり、Ninja として怪物と戦って教室をめちゃくちゃにした後さっさと逃げてしまったりとこまかいギャグが意外とおもしろい。

なんだ、わりといいじゃないか。ランディ・カニングハム。
もう日本のアニメからはこういう謎の少年ヒーローはすっかりいなくなってしまったものなあ。キャラクターをどのように動かせば効果的かを十分理解していないと、こういうストーリーはただのレトロスペクティブな懐かしい話で終わってしまいかねないだけに、無理に基本からはみ出さないストーリーをしっかり作っておいて、キャラクターとディティールのアイディアの面白さで勝負という意外と手間のかかる作品ではあるまいか。

ハワードがランディをずっと「カニングハム」と苗字で呼び続けるのは意外と珍しいパターンかも。
本編ではハイジとハワード姉弟の苗字 Weinerman はウィーナーマン(とウイーナマンとの中間くらいかな。キャラクターによってちょっと違う)と発音してますね。
グレイ・デライルも番組レギュラーで参加。最初のキャラは学校のマーチング・バンド所属の9年生、フルート・ガール。名前が決まってないのかと思ったら、後のエピソードで先生からもフルート・ガールと呼ばれてる。名前くらい決めてやれよ~。いや、本当にこれが本名なのか?他にもエピソードごとに適当にゲストキャラの声を担当するっぽい。さすが七色の声ですな。Ninja の敵、ハンニバル・マクフィストはジョン・ディマジオ。おっさんといえばジョン・ディマジオですな。日本でやるときはやっぱり声は斉藤志郎だろうか。ハイジ・ウィーナーマンは女優のキャシー・セルボ。日本のFoxでもやってる「翔べ!ロック・ガールズ make it or break it」のローレン・ターナー役の女の子だよ。あれまあそうだったのか。

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