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日記一覧 (2011年1月27日)

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01月27日
11:36

A to Z mysteries The Absent Author
author Roy Ron 読了

Green lawn に住む少年、Dink は小説家 Wallis Wallace の大ファン。そのWallace が Dink の出した手紙を読んで Green lawn の書店でサイン会を開いてくれることになる。大喜びの Dink は親友の Josh と、同じく Wallis Wallace の愛読者で隣りに住んでいる Ruth Rose と共にサイン会場の書店に行くが、予定の時間になっても Wallis Wallace が現れない。Dick はWillais からの返事の手紙の文面を思い出す。「誘拐でもされない限り、必ず行きます」。大変だ、 Wallis Wallace は誘拐されたのかもしれないぞ。Dink と友人たちは、真実を確かめるため調査に乗り出すのだが・・。

これも多読をしている人たちの間でよく名のあがる児童図書。ちょっと前の Nate the great とおなじく少年探偵物だが、もうすこし上の年齢向け。小学生の真ん中くらい向きだろうか。日本でもシャーロック・ホームズや明智小五郎と少年探偵団の子供向けがあるように(最近の日本の作品で児童向けミステリーを知らないもので・・)、海外でも(ていうより海外のほうが、かな)探偵ミステリーは人気なんですね。シリーズタイトル A to Z の通りに頭文字Aから始まりBCD・・と続いていきます。

事実をひとつひとつ積み重ねる地道な調査が得意な Dink。絵が得意で直感的な Josh。得られた事実を繋ぎ合わせる Ruth Rose の三人組み。探偵の3要素を三人にふりわけているんですね。特に Ruth Rose はいいキャラクター。三人は無事消えた作家の謎を解けるのか。もちろん意外な結末が待っているわけですが。これもミステリーの重要な要素ですね。

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