母と二人暮しの少女 Miranda 。新学期が始まってしばらくたった秋のある日。親友の Sal が突然、見ず知らずの少年に理由もなく殴られた。その日から、 Sal は Miranda に距離を置くようになり、Miranda の家の鍵が盗まれ、Miranda に謎のメッセージが書き付けられた紙片が届く。
「僕は君の元へいくよ。君の友人の命と僕自身を救うために。」
奇妙なメッセージをのせた紙切れは、その後も Miranda のもとへと現れ続け、やがて Miranda は、その一見意味不明のメッセージを信じ始める。
メッセージの示す意味は何なのか。Miranda の友人の命に関わることとはどんなことなのか。そして Miranda は紙片の指示に従って、彼女の身に起こる出来事をメッセージを送ってきた者へむけて、書き留めていくのだが・・・。
日記一覧 (2010年10月6日)
1件中 1件〜1件を表示
00:58
洋書読み
When you reach me
author Rebecca Stead 読了
母と二人暮しの少女 Miranda 。新学期が始まってしばらくたった秋のある日。親友の Sal が突然、見ず知らずの少年に理由もなく殴られた。その日から、 Sal は Miranda に距離を置くようになり、Miranda の家の鍵が盗まれ、Miranda に謎のメッセージが書き付けられた紙片が届く。
「僕は君の元へいくよ。君の友人の命と僕自身を救うために。」
奇妙なメッセージをのせた紙切れは、その後も Miranda のもとへと現れ続け、やがて Miranda は、その一見意味不明のメッセージを信じ始める。
メッセージの示す意味は何なのか。Miranda の友人の命に関わることとはどんなことなのか。そして Miranda は紙片の指示に従って、彼女の身に起こる出来事をメッセージを送ってきた者へむけて、書き留めていくのだが・・・。
2010年度のニューベリー賞受賞作。
スタイル、アイディア共にこういうやり方もあったのかと、これは一本とられた、という感じ。
どういうジャンルの小説なのか書いてしまうとそれだけでネタバレしそうなので書きませんが、というより、ジャンルにとらわれず作品の内容、アイディアや構成の面白さをあじわってもらいたいという気持ちです。こういう作品が受賞するということ自体ニューベリー賞の幅の広さを感じるし、海外児童文学のレベルの高さを知ることが出来ますね。面白かった。
もっと読む→
1件中 1件〜1件を表示