ちーずブログ
新田真子
1件中 1件〜1件を表示
漫画本を買った
ものすごく久しぶり。 21世紀に入ってからいったい漫画の本というものを(アメコミのリーフ - 中綴じのぺらぺらなあれです - と同人誌は除く)どれだけ買っただろうか、と書くと大抵は数えられないくらい多量の場合が多いがこの場合、ほとんど思い出せない程度に少ない、つーかなんか買ったかな~てくらいに買っていないという意味。あ、去年は kick Ass を買ったね。映画みてすぐ買ったのだった。つまりそれ以来なのでほぼ1年ぶりだ。 で、買ったのはやはり外国の漫画「Anya's Ghost」。 結局洋書かよ、ということではありますが。 前から一部画像は見たことがあって、気にはなっていたんですが、ついまた、Amazonのあと1冊攻撃にあえなく撃沈。 日本の漫画同様、A5版にカバーという装丁ですが本文の紙はこれは薄めのアート紙でしょうかね。200ページを少々越えているので、日本のマンガ本とほとんど同じスタイルですね。 読む本がたまっているのでまだ読んでないんですが、買った理由のひとつが、その絵。 主人公は丸顔で、ギョロメで、そばかすで、だんごっ鼻で、やや太めといういわゆるかわいくないティーンの女の子。てか、まあ、漫画のキャラとしては不細工だけど、現実にはこんな人たくさんいる、というキャラクターですね。 日本の漫画では、こういうキャラクターでも大抵はその作家のレギュラーキャラクター(たいてはかわいい女の子という絵柄)で描いてありながら、かわいくないことにしておこう、という方法論が取られる場合が多いのですが、たとえば台詞で「あたしって、ふつーだし、あのこみたいにかわいくない」と言わせるなどですね、だいたい場合によっては一種類しか顔が描けない(その場合、服装、髪型や、アクセサリーなどで見分ける、というのはあえていうまでもないですね)人もいるわけですが、、「Anya's Ghost」の場合、上記のように「かわいくない」パーツでキャラクターを作ってそれをかわいく見せることができているわけですよ。 不細工なキャラクターを描くというのは、ただ単に不細工に描けばいいのでたいした苦労はいらないわけですが、不細工だけどかわいいキャラクターとなるとなかなかむずかしい。あえていっときますが絵が下手で不細工に見えるというのは除外。 美人じゃないけどかわいい。描き手の標準キャラクターではなく、意識してそのキャラクターをデザインしてそれができるかどうかというところがポイントですね。絵柄の問題もあるとは思いますけれど。 もちろん日本の漫画家でもそれができる人がいますが、多くの場合は、そういうことにしておこう、というのが多いのも事実だと思うんだな。 それだけに、不細工なキャラクター(特に女性キャラクター)を不細工に描いておいてそれでもかわいく、あるいは魅力的に(どんな日本語を使うかという問題でもありますが、英語でなら、attractive ということですかしらね)描く、ということには惹かれるものがある、とまあ、そういうことです。
日記一覧 (2012年1月30日)
1件中 1件〜1件を表示
23:39
漫画本を買った
ものすごく久しぶり。
21世紀に入ってからいったい漫画の本というものを(アメコミのリーフ - 中綴じのぺらぺらなあれです - と同人誌は除く)どれだけ買っただろうか、と書くと大抵は数えられないくらい多量の場合が多いがこの場合、ほとんど思い出せない程度に少ない、つーかなんか買ったかな~てくらいに買っていないという意味。あ、去年は kick Ass を買ったね。映画みてすぐ買ったのだった。つまりそれ以来なのでほぼ1年ぶりだ。
で、買ったのはやはり外国の漫画「Anya's Ghost」。
結局洋書かよ、ということではありますが。
前から一部画像は見たことがあって、気にはなっていたんですが、ついまた、Amazonのあと1冊攻撃にあえなく撃沈。
日本の漫画同様、A5版にカバーという装丁ですが本文の紙はこれは薄めのアート紙でしょうかね。200ページを少々越えているので、日本のマンガ本とほとんど同じスタイルですね。
読む本がたまっているのでまだ読んでないんですが、買った理由のひとつが、その絵。
主人公は丸顔で、ギョロメで、そばかすで、だんごっ鼻で、やや太めといういわゆるかわいくないティーンの女の子。てか、まあ、漫画のキャラとしては不細工だけど、現実にはこんな人たくさんいる、というキャラクターですね。
日本の漫画では、こういうキャラクターでも大抵はその作家のレギュラーキャラクター(たいてはかわいい女の子という絵柄)で描いてありながら、かわいくないことにしておこう、という方法論が取られる場合が多いのですが、たとえば台詞で「あたしって、ふつーだし、あのこみたいにかわいくない」と言わせるなどですね、だいたい場合によっては一種類しか顔が描けない(その場合、服装、髪型や、アクセサリーなどで見分ける、というのはあえていうまでもないですね)人もいるわけですが、、「Anya's Ghost」の場合、上記のように「かわいくない」パーツでキャラクターを作ってそれをかわいく見せることができているわけですよ。
不細工なキャラクターを描くというのは、ただ単に不細工に描けばいいのでたいした苦労はいらないわけですが、不細工だけどかわいいキャラクターとなるとなかなかむずかしい。あえていっときますが絵が下手で不細工に見えるというのは除外。
美人じゃないけどかわいい。描き手の標準キャラクターではなく、意識してそのキャラクターをデザインしてそれができるかどうかというところがポイントですね。絵柄の問題もあるとは思いますけれど。
もちろん日本の漫画家でもそれができる人がいますが、多くの場合は、そういうことにしておこう、というのが多いのも事実だと思うんだな。
それだけに、不細工なキャラクター(特に女性キャラクター)を不細工に描いておいてそれでもかわいく、あるいは魅力的に(どんな日本語を使うかという問題でもありますが、英語でなら、attractive ということですかしらね)描く、ということには惹かれるものがある、とまあ、そういうことです。
もっと読む→
1件中 1件〜1件を表示