「モーターシティ」と「トロン・アップライジング」が打ち切りになった後なので、視聴者の見る目もきびしいかもしれないが、これが成功すればヨーロッパ制作のアニメがディズニーXDつながりで再び日本でも放送されるようになるかもしれないので、いちおうがんばってもらいたい。それにしてもUSAディズニーでなく、南米ディズニーと東南アジアディズニー、というあたりが、ちょっと「my life me」を思い起こさせますね。各地域ごとにいろいろ作ってるんだなディズニー。日本ディズニーもXDでそろそろ「ロボディーズ」以外に何か作るってのはどうかしら。あと、はやいとこ、スペンサーの妹の名前が出てきますように。おねがいします。
日記一覧 (2013年2月3日)
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ディズニーXD+ゴーモン
てなわけで、なんとディズニーXDUK(イギリス)でフランスのゴーモン(Gaumont)のプロダクションのひとつアルファナン(Alphanim フランス語だからね アルファナンと読むんだと思うな)が制作するディズニーXDオリジナルアニメーション「Dude That's My Ghost」が放送開始(つーかまだ本放送でなく先行放送だけど)。
ディズニーとゴーモンという大手プロダクションが手を組んだわけだけど、作品はまったく力こぶのはいっていないキッズ・コメディ。
14歳のスペンサー・ライトが家族で引っ越してきたハリウッドの家は、ポップスター、故ビリー・ジョー・コブラの住んでいた奇天烈な家。おまけにビリー・ジョーの幽霊付き。家に残されていたビリー・ジョーの所有物を身に着けると、ビリー・ジョーの幽霊が見えるようになるのだ。悪ふざけ大好きでかなり頭の悪いビリー・ジョーの幽霊(一体なぜ死んだのやら)と映画マニアのスペンサーは意気投合。スペンサーの映画仲間も巻き込んで騒動がもちあがる、という絵に描いたような、絵に描かれているけど、コメディ。
上にも書いたけど、ディズニーはディズニーでも、本国アメリカのディズニーではなく、ディズニー・ラテンアメリカ(中南米地域)および東南アジア・ディズニーと、フランスのアルファナンalphanim(ゴーモンgaumontの制作プロダクション。ゴーモンはフランスの映画製作会社で多くの映画やTV用アニメーションをつくっているので、ゴーモンの映画を見た人もおいででしょう)の制作で、放送が始まったのはディズニーXDUK(イギリス)。アニメーション制作はアルファナンで、アニメスタイルはかなりこなれた(手描きのアニメーションの味にまた一歩近づいた)フラッシュアニメーション。キャラクターデザインは、ゴーモン制作のフランスのTVアニメーション「Gawayn」の方向性。スペンサーの妹(まだ名前が呼ばれないので名前は不明)は、「ガウェイン」のエルスペスのような、「ディディ」体型だが、あそこまで極端にはなってない。しかし、ポニーテールで目つきが悪く、金に目がない乱暴モノの小学生(主人公の妹だから、女の子ね、いちおうね)という理想的なキャラクターではあるまいか。
まだプレミア(先行放送)でのエピソードなので、キャラクターの悪ふざけでギャグをつくるというコメディスタイルで、つっこんだキャラクター表現や脚本の面白さというところには到達していないが、今後、どうなるかはわからない。
「モーターシティ」と「トロン・アップライジング」が打ち切りになった後なので、視聴者の見る目もきびしいかもしれないが、これが成功すればヨーロッパ制作のアニメがディズニーXDつながりで再び日本でも放送されるようになるかもしれないので、いちおうがんばってもらいたい。それにしてもUSAディズニーでなく、南米ディズニーと東南アジアディズニー、というあたりが、ちょっと「my life me」を思い起こさせますね。各地域ごとにいろいろ作ってるんだなディズニー。日本ディズニーもXDでそろそろ「ロボディーズ」以外に何か作るってのはどうかしら。あと、はやいとこ、スペンサーの妹の名前が出てきますように。おねがいします。
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