ちーずブログ
新田真子
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空に青い流星
いや、どこやらの歌の文句じゃありませんよ。 昨日(まだ今日みたいなものだけど)、18時40分ごろ。 ほぼ南面して歩いていたわたくしが、西の地平に陽も隠れ、夜の闇が東から天を覆っていくところ、前方上空に旅客機のものと思われる明かりが目に入り、ふと見上げたその瞬間、角度にして水平面から約60度ほどだろうか、やや左手に瞬間、薄いコーラルブルーの光の筋が北から南に向かって走って消えた。 これが朝焼けの空だったらモロボシ・ダンなのだろうけれども、夕闇の空ゆえ、流星であろうことはまちがいあるまい。 残念ながら、宝くじ(totoBIGね)10億円があたりますようにと3回唱えることはできませんでしたよ。つーかまずくじ買ってからだろ、みたいな。いきなりこの展開はロマンもなにもあったもんじゃありませんな。 てなわけで、先日ちょいと知人と会ったときに、最近の日本のアニメ(あえていうまでもないですが、地上波のTVアニメですよ)は、なにをやっているのかね、と問うてみた。 この秋、わりとおっさんに人気があるのは「キルラキル」だというのだが、ちょいとむかしの東京ムービーみたいなレトロのりのアニメだというはなし。レトロをねらって作ってもたいしたものではあるまいと思いはしたのだが、たまたまTVのチャンネルをひねったら(もちろん本当はリモコンのスイッチを押した、が、正確な描写であることはいうまでもありませんよ)やってたので、ちょっとみてみました。2010年代になってからはTVアニメとみれば30秒でチャンネルをかえてしまうのが常(2000年代は5分くらいは観たものだったのだが)だったわたくしが、それでも5分以上みたので、そうつまらなくはなかったのだとはおもうのだけれど、何度も「ああ、そこんところはもっとおもしろくできるのになあ」と思ったのだった。 そういえばすっかり忘れていたが、今年の前半(いつだったかは忘れましたが)「リトル・ウイッチ・アカデミア」というアニメをCSでやってたので見てみたのを思い出した。なにか、アニメ・クリエイターの腕試しだか、若手育成だかの企画でつくられた短編(といっても30分の作品だけど)とういことで、30分見たのだった。なんとか観終ったので、そうつまらない作品ではなかったのだけれども、やっぱり「ああ、そこはもっとおもしろくできるのに」と思ったのだった。 絵が綺麗に動くとか、キャラ・デザインがかわいい(あくまで日本アニメの基準で)とか、いまさらそんなのはあたりまえなので、そういう部分ではほとんど心が動かない。しかし、いかにも日本アニメ風に動く(日本アニメの動き、というのがあるんですよ。おそらく日本のアニメしかごらんにならない方々には、比較対象がないために、気づいておられない場合もあるかもしれませんが)のは、日本のアニメファンには親しみがもてるのかもしれないが、海外アニメを見慣れてしまうと、ちょっと、変な動きに見えてしまうものでもある。んがしかし、そんなことは些細な問題で、ようするに脚本がね、脚本で描かれる人物像がね、そこから生まれる人物描写がね、もっといろいろできるのにいかにもステレオタイプで表面を流して終わり、みたいになってしまっているのがいかにも残念であったというほかあるまい。 「キルラキル」も、同様で、いかにも、な部分だけで出来てしまっていて、せっかくもっと面白く出来そうなのに、そこんとこもっとできるだろ、というほかないのであった。 まあ、わたくし、この物語を第1話からみているわけでもないし、そのうえ途中で誘惑に負けて「シャーロック・ホームズの冒険」にチャンネルを変えてしまったので、確かなことはいえないのですけれどもね。「シャーロック・ホームズの冒険」さえやってなかったら最後まで見たかもしれないのになあ、ああ、返す返すも残念だ。ああ、残念。 やっぱり脚本だな。まず脚本だよ。ネタとか演出とかはそのあとな。 それはそうと、その「シャーロック・ホームズの冒険」。TV放送時にカットされて吹き替えのない部分にもあとから吹き替えが足してある吹き替え完全版(「刑事コロンボ」や「スター・トレック」と同じね)なのだが、付け足された部分の声を誰がやっているのかまったくわからなかったのだった。番組エンディングでもクレジットされていないのは21世紀にもなってどうかと思うね。ちゃんと番組作ってください。というわけで、今週も「シャーロック・ホームズの冒険」をみなければならなくなってしまったのは言うまでもない。ネットで調べればすぐわかるのだろうが、それじゃつまんないだろ、みたいな。
日記一覧 (2013年11月22日)
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空に青い流星
いや、どこやらの歌の文句じゃありませんよ。
昨日(まだ今日みたいなものだけど)、18時40分ごろ。
ほぼ南面して歩いていたわたくしが、西の地平に陽も隠れ、夜の闇が東から天を覆っていくところ、前方上空に旅客機のものと思われる明かりが目に入り、ふと見上げたその瞬間、角度にして水平面から約60度ほどだろうか、やや左手に瞬間、薄いコーラルブルーの光の筋が北から南に向かって走って消えた。
これが朝焼けの空だったらモロボシ・ダンなのだろうけれども、夕闇の空ゆえ、流星であろうことはまちがいあるまい。
残念ながら、宝くじ(totoBIGね)10億円があたりますようにと3回唱えることはできませんでしたよ。つーかまずくじ買ってからだろ、みたいな。いきなりこの展開はロマンもなにもあったもんじゃありませんな。
てなわけで、先日ちょいと知人と会ったときに、最近の日本のアニメ(あえていうまでもないですが、地上波のTVアニメですよ)は、なにをやっているのかね、と問うてみた。
この秋、わりとおっさんに人気があるのは「キルラキル」だというのだが、ちょいとむかしの東京ムービーみたいなレトロのりのアニメだというはなし。レトロをねらって作ってもたいしたものではあるまいと思いはしたのだが、たまたまTVのチャンネルをひねったら(もちろん本当はリモコンのスイッチを押した、が、正確な描写であることはいうまでもありませんよ)やってたので、ちょっとみてみました。2010年代になってからはTVアニメとみれば30秒でチャンネルをかえてしまうのが常(2000年代は5分くらいは観たものだったのだが)だったわたくしが、それでも5分以上みたので、そうつまらなくはなかったのだとはおもうのだけれど、何度も「ああ、そこんところはもっとおもしろくできるのになあ」と思ったのだった。
そういえばすっかり忘れていたが、今年の前半(いつだったかは忘れましたが)「リトル・ウイッチ・アカデミア」というアニメをCSでやってたので見てみたのを思い出した。なにか、アニメ・クリエイターの腕試しだか、若手育成だかの企画でつくられた短編(といっても30分の作品だけど)とういことで、30分見たのだった。なんとか観終ったので、そうつまらない作品ではなかったのだけれども、やっぱり「ああ、そこはもっとおもしろくできるのに」と思ったのだった。
絵が綺麗に動くとか、キャラ・デザインがかわいい(あくまで日本アニメの基準で)とか、いまさらそんなのはあたりまえなので、そういう部分ではほとんど心が動かない。しかし、いかにも日本アニメ風に動く(日本アニメの動き、というのがあるんですよ。おそらく日本のアニメしかごらんにならない方々には、比較対象がないために、気づいておられない場合もあるかもしれませんが)のは、日本のアニメファンには親しみがもてるのかもしれないが、海外アニメを見慣れてしまうと、ちょっと、変な動きに見えてしまうものでもある。んがしかし、そんなことは些細な問題で、ようするに脚本がね、脚本で描かれる人物像がね、そこから生まれる人物描写がね、もっといろいろできるのにいかにもステレオタイプで表面を流して終わり、みたいになってしまっているのがいかにも残念であったというほかあるまい。
「キルラキル」も、同様で、いかにも、な部分だけで出来てしまっていて、せっかくもっと面白く出来そうなのに、そこんとこもっとできるだろ、というほかないのであった。
まあ、わたくし、この物語を第1話からみているわけでもないし、そのうえ途中で誘惑に負けて「シャーロック・ホームズの冒険」にチャンネルを変えてしまったので、確かなことはいえないのですけれどもね。「シャーロック・ホームズの冒険」さえやってなかったら最後まで見たかもしれないのになあ、ああ、返す返すも残念だ。ああ、残念。
やっぱり脚本だな。まず脚本だよ。ネタとか演出とかはそのあとな。
それはそうと、その「シャーロック・ホームズの冒険」。TV放送時にカットされて吹き替えのない部分にもあとから吹き替えが足してある吹き替え完全版(「刑事コロンボ」や「スター・トレック」と同じね)なのだが、付け足された部分の声を誰がやっているのかまったくわからなかったのだった。番組エンディングでもクレジットされていないのは21世紀にもなってどうかと思うね。ちゃんと番組作ってください。というわけで、今週も「シャーロック・ホームズの冒険」をみなければならなくなってしまったのは言うまでもない。ネットで調べればすぐわかるのだろうが、それじゃつまんないだろ、みたいな。
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