Bod こと Nobody Owens は、赤ん坊の時、謎の男 Jack に家族を殺され、図らずも逃げ込んだ墓地の住人たち、そこに埋葬された人々の幽霊に匿われてそこで育てられることになる。彼の守護者に選ばれた男、Silas の庇護のもと、様々な時代の幽霊たちに多くのことを教わり、しかし墓地の外の世界を知らずに育っていく Bod。そして、外の世界では彼の家族を殺した、その男 Jack が、いまだ彼の命を狙っているのだった。
2009年のニューベリー章受賞作で、同年のヒューゴー章の受賞作でもある。
謎の殺し屋に命を狙われる少年が、遥か古代からの墓地の住人たちに育てられて成長する、という設定だけでもおもしろいが、墓地で成長していく Bod や、幽霊たち、守護者になる Silas のキャラクターがまたいい。墓地に埋もれた多くの事柄や、Bod の知らない外の世界の危険や秘密など、章ごとのエピソードも多彩。物語全体の背景になる設定もいい。Coraline もそうだったけれど、この物語もまた終わり方が好きですね。 .
日記一覧 (2010年11月14日)
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01:39
洋書読み
The Graveyard Book
author Neil Gaiman 読了
Bod こと Nobody Owens は、赤ん坊の時、謎の男 Jack に家族を殺され、図らずも逃げ込んだ墓地の住人たち、そこに埋葬された人々の幽霊に匿われてそこで育てられることになる。彼の守護者に選ばれた男、Silas の庇護のもと、様々な時代の幽霊たちに多くのことを教わり、しかし墓地の外の世界を知らずに育っていく Bod。そして、外の世界では彼の家族を殺した、その男 Jack が、いまだ彼の命を狙っているのだった。
2009年のニューベリー章受賞作で、同年のヒューゴー章の受賞作でもある。
謎の殺し屋に命を狙われる少年が、遥か古代からの墓地の住人たちに育てられて成長する、という設定だけでもおもしろいが、墓地で成長していく Bod や、幽霊たち、守護者になる Silas のキャラクターがまたいい。墓地に埋もれた多くの事柄や、Bod の知らない外の世界の危険や秘密など、章ごとのエピソードも多彩。物語全体の背景になる設定もいい。Coraline もそうだったけれど、この物語もまた終わり方が好きですね。 .
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