フランスの漫画(バンド・デシネ)を読もうという非常にまっとうな理由で、とにかくまったく理解不能なフランス語をはじめた時、まず最初に紀伊国屋洋書コーナーのフランス語書籍の棚で、子供向け絵本を探したというのは前に書きましたが、その棚に「バーバパパ」とならんで置いてあった絵本がこの「Les Catastrophes De Gaspard et Lisa」(ガスパールとリサの一大事とでも訳すんでしょうか、日本語版タイトルは「リサとガスパール」)のシリーズ。大変数があって、フランスでは人気のある絵本シリーズなんだろうなと、読んだことはなかったけれどこの絵はみたことがあるなあと、そう思っていたわけですが、なんとタイミングよくディズニー・チャンネルでそのアニメシリーズが放映スタート。いいぞ、ディズニー・チャンネル。
前世紀末に(というとおおげさですが、10年ちょっと前)カートゥーン・ネットワークで「デクスターズ・ラボ」が放映されてから、カートゥーン(ここでは海外アニメーションのことだと思ってください)のスタンダードが明らかに変わり、続いて「パワーパフ・ガールズ」が放映されてからは、アメリカのカートゥーンは全盛期に入り、この10年間はほぼ毎年、個性的かつ面白い作品が続々と登場。日本でもかなりの数が放映され、海外アニメファンをたのしませてくれました。
今思えば、「デクスターズ・ラボ」にはその後活躍する多くのクリエイターが参加していて、21世紀の最初の10年を支えるまさに土台となったわけですね。
アメリカだけでなく、カナダ、ヨーロッパでも注目したい作品が登場し続けたこの10年。こんないい時期が長続きするわけがない。いつかは息切れするときがくるのではないか。2020年には「ああ、あの10年は本当にカートゥーンの最高の時だったんだなあ」と、いつかそんなことを言う日がくるんじゃないだろうか。そんな心配もそろそろ現実になりかけていた昨今。だって、ここのところ、人気作の続きだとか、アレとこれを足して2で割ったような作品だとかが多くない?みたいなことがちらほら見え始めていたからなんですよ。さすがにいくらアメリカとはいえ、そろそろピークは過ぎたということか。もちろんいまだに続いている作品自体の面白さは変わらないわけなので、急につまんなくなったというわけではないんですよ。ディズニー・チャンネルの「フィニアスとファーブ」は早く新作が見たくてしょうがない。それでも全体を見渡せばさすがにそろそろかな、と思っていた矢先、2010年に出ましたよ。
何がって、「Adventure time with finn and jake」そして「Sym-bionic Titan」。この2本はとにかく面白い。10年で終わるかと思っていたこの時期に、とうとう出たか、という作品です。特に「adventure time」は子供のころからずっとアニメを観て育ってきたのに、こんなアニメ見たことない、と思わされた作品。一方「Sym-bionic Titan」は今では日本から姿を消してしまった、正統派「巨大ロボットアニメ」が、さらに進化をとげての登場。この2作品に、まだまだアニメーションには多くの可能性があるのだなと、あらためてアニメーションの素晴らしさを感じさせられました。
新着日記一覧 (タグ:カートゥーン)
前を表示
122件中 101件〜120件を表示
次を表示
10:47
ザ・リプレイス大人とりかえ作戦が・・・
いまさらまさかのニューエピソード!!!!
気が付かなかった~~~。
ふざけんなディズニーXD~。
いや、めっちゃうれしいんですけど。
Minuscule目当てにディズニーXD観ていたらなんだか憶えのないエピソードが~~。
4月から毎週金曜日に#42からのニューエピソ~ド~。
今日もうすでに#44~。あらま、だからうれしさ半分。
もっと読む→
06:41
この春の日本ディズニーチャンネルの番組は・・・。
ディズニーチャンネル・オリジナルアニメーションシリーズ「ペッパー・アン」の主人公。ペッパー・アン・ピアソン。12歳の7年生(日本だと中学1年ですね)。
残念ながら日本未放送。
「Pepper Ann」はちょうど「リセス ぼくらの休み時間」と同じ時期に放映されていた作品で、後にカートゥーンネットワークで放映された「KNDハチャメチャ大作戦」のクリエーターが参加したアニメーション。「リセス」よりやや上の年齢向けの作品だったわけですね。
眼鏡の女の子はカートゥーンではちょっと変人のトレードマーク。好きなものには直球、おっちょこちょいのトラブルメーカー、万が一実力はあっても発揮の仕方を間違ってる、ちょくちょく鏡の中のまっとうな自分に説教されたりたしなめられる。今ではカートゥーンでもよくみる女の子の主人公のわりと初めのころのキャラクターではなかろうか。ディズニーキャラとしては明らかに「ブンブン・マギー」の前身のようなポジションで、、後のニコロデオンの「The Mighty B」のお姉さん、といった感じですか。日本ディズニーチャンネル(2003年秋からスタート)がもうちょっと早く始まっていればあるいは観ることが出来たかもしれない今のところ幻の作品。とはいえ、この先日本で放映されるのは難しそう。主題歌は、ガールズ・ロックな感じでハスキーなボーカルが素敵、これはペッパー・アン役の人が歌ってるのかもしれない。
さて、この春、日本ディズニーチャンネルの新番組で、「けいおん」が始まるんだそうだよ。べつに「けいおん」がどうこうというわけではないのだが、日本のアニメをやるくらいだったら「ペッパー・アン」でも放送してくれればいいのに、何を考えているのかディズニーチャンネルは。XDは最近ますます少年スポーツアニメチャンネル化しつつあるし、つーかさ、日本のアニメが見たくてわざわざディズニーチャンネルに加入する人っていないと思うんですけど、どういうことなんでしょうかね。
もっと読む→
13:15
Stay on the yellow sidewalk
フィニアスとファーブ、「wizard of odd」 の いい魔女のイザベラとパッチキン。
パッチキンたちのデザインの細かいとこは適当ですのであしからず。
take the yellow sidewalk の歌が良すぎてつい描いてしまいました。どこか人を食ったような得体の知れないパッチキンと、だれかれかまわず黄色い道を勧める適当なイザベラが最高です。
パッチキンたち、色数が少ないから楽かと思ったら、キャラごとに肌と髪の色が微妙にかえてあったので、結構手間取った。
いつものファイヤーサイド・ガールズ・レギュラー6人(といってもこの6人がいつもそろってでてくるかというとこれがそうでもないところが、ね)に2人追加されているけど、ファイヤーサイド・ガールスの追加キャラはエピソードごとに適当に追加されているようなので、一体全部で何人いるのかは謎なのだった。最大で10人登場している回もあったはず(巨大紙飛行艇の回)。
ちなみに左からミリー、アディソン、ケイティー、グレッチェン、イザベラ、追加2、ジンジャー、追加1、ホリーの順。追加1は追加キャラなのに、「wizard of odd」ではいちばん台詞しゃべってましたね。あとは「目玉ちゃん eyeball 」とか「魔女 witch」とかだけだったのに。
もっと読む→
20:54
wakfu 主題歌 Sur tes pas
wakfu の主人公の一人。マジックアローの使い手、Evangeline。
てことで、ちょっと描いてみました、wakfu のエヴァンジェリン。こういうアニメアニメしたキャラクターのファン・アートは久しぶりに描いた気がする。
ところで、wakfu。フランスでは第2シーズンがスタートしたらしいですが、エヴァンジェリンの衣装ががらりと変更されてしまいましたよ。この絵は第1シーズンの衣装ですが、これよりさらにエロスなスタイルに。いいのかそれで。フランスのお子様たちにはどうなんですか。
その wakfu なんですが、あたくし的に気に入ったのはオープニング・テーマの「sur tes pas」。もちろんフランス語で歌ってます。放送ではサビの部分しかかからないんですが、あちこちあたって、全長版を聞きました。TVアニメの主題歌だから、軽めのアレンジになってるんですが、曲調はもう女性ヴォーカル系ゴス・メタル。あたくしの音楽成分は80パーセントがHR/HMでできていてですね、それでもあまり女性ヴォーカル系は聞かないんですが、たとえば、エヴァネッセンス(は大好きだ)とか、ナイト・ウィッシュあたりの感じですかしらね。現状でもTVアニメの主題歌としてはかなり凝ったアレンジでいい感じなんですが、もっとゴリゴリにハードなアレンジだったらめちゃくちゃかっこいいと思うなあ。1コーラス目のサビから2コーラス目にはいるあたりはもう完全にゴス・メタル・テイスト。いいなあこれ。
いままでのHR/HMはだいたい英語で、英語圏のバンドはもちろんのこと、ジャーマン・メタルにしろ、北欧のメタルバンドにしろ、メジャーを狙うバンドは英語で歌うのが当たり前。ひるがえってフランス語はシャンソンなんかにはムード満点だけど、HR/HMにはあわないだろうとか思ってたんですが(そもそも知ってるフランスのロックバンドとかないし、Superbus くらいか)、なんと、ゴス・メタルでフランス語はめっちゃクールですよ。これは一本取られた。つーかフランスのゴス・メタル・バンドとか探してみようとか思いました。
そんなわけで、youtubeで見つけた「sur tes pas」全長版。wakfu 第1シーズンの映像をバックにご覧アレ。ちなみに「スュ・テゥ・パ」って読んでね。
もっと読む→
22:56
Stacy the secretary
秘書つながりで、「フィニアスとファーブ」ステイシーの秘書姿。今期のニューエピソードでこの姿を拝めるでしょうか。拝みたい。拝み倒したい。いやいや、ほんと。
てことで、スペシャル・エピソード「夏はキミのもの!」につづいて、待望の「オズの魔法使い」のパロディ、「オスの魔法使い(原題はwizard of odd )」が本邦初公開。いいね。最近この日本語もあまり聞きませんね。
夢オチだってことは最初からわかっているのでやりたい放題でしたね。20分強で「オズ」全編のパロディをやるのでもうすったかすったか進むストーリーにネタ満載の充実の一本でしたねえ。EDまで。ちなみにEDは Busted のパロディで Rusted(錆びている)という駄洒落ですね。ぬかりがないなあ。しかし、しかしだ、ステイシーが、ステイシーの扱いが~。おのれキャンディスめ~~。ま、面白かったからそんなことは些細な問題としておいてやろう。ちょっと、えらそうですね。
もっと読む→
09:52
kitty the secretary
てなわけで、もいっちょう動物キャラ。「T.U.F.F. Pappy」のキティ・キャッツウェルその2。時間改変エピソードでの秘書姿。ざあます眼鏡が似合いすぎ。
「T.U.F.F. Pappy」は、ニコロデオンで放送中のカートゥーン。「Oops!フェアリー・ペアレンツ」や「Danny Phantom」のクリエイター、ブッチ・ハートマンの作品。やってることはフェアリー・ペアレンツと大差ないガチのどたばたスパイ・ギャグ・コメディ。キティ・キャッツウェルは、正義のスパイ組織T.U.F.F.のエージェント。主人公は彼女の相棒、バカ丸出しの犬パピィ。ここでもアメリカ人のばか大好きパワー炸裂。
キティはといえば、結構コスプレキャラ。任務の都合上あれこれ変装してみたり、休暇やらプライベートやらでいろんな衣装で出てくるから、ファン・アートを描くネタにはまったく困らないキャラクター。
で、とうとう出た。秘書キティですよ。主人公がドーナツを食べたいばっかりに時間ワープアイテムを使ったために改変されてしまった世界で、悪の組織のボスの下で働くてんでやる気のない秘書。秘書といえばざあます眼鏡。グレイ・デライルのやる気のない演技(演技ですからね、演技)も冴えわたるすばらしいキャラですよ。いやほんと。
もっと読む→
01:54
Agent P
「フィニアスとファーブ汗かきお絵かき大作戦」放映ということで、ペリーを描いてみましたよ。う~ん。やはりペットのペリーも描けばよかったな。
ここんとこ人間以外ばっかり描いてますがそんなこと気にしないわX-5。
ペリーの描き方講座で、「ペットのペリーの視線はどこを見てるのかわからない風に描こう」というのがよかったなあ。
毎度毎度「フィニアスとファーブ」スペシャル放送は凝ってますね。絵描き歌を全部あわせると主題歌ワンコーラス分になるというのがいいな。歌いながら全部描けるのか、誰かチャレンジするやつがそのうちニコ動とかにでてこないか。わたしはやりません。
それはそうと絵描き歌にイザベラがないのはどういうわけだ。ステイシーはまあしょうがないとして、イザベラぐらい入れてあげてもよかったじゃんみたいな。
ファーブは定規と前に描いたけど、あの鼻をみると、計算尺とも、口の三角を見るとノギスともとれるなあ。
どんどん歌と踊りが派手になっていきますね「フィニアスとファーブ」あちらではとうとう最終回みたい(最終回かどうかはわからない、つーかもうすでに100エピソードをこえてるんじゃないかな、夏休みいつまで続くんだみたいな)なエピソードも放映されたようですが、日本ではまだまだ未放映エピソードがたくさんありますからね。「オズの魔法使い」のパロディとか早く観たい。あと、ステイシーの秘書姿もだ。歌の吹き替えは本当に大変でしょうが、がんばってもらいたい日本ディズニー。たのむぞ、ディズニー・チャンネル。
もっと読む→
08:04
フランス・アニメ
ディズニーチャンネルで始まった「リサとガスパール」。原語音声はなななんと、英語でやんの。フランス語じゃないじゃん。だめじゃん。もう~、これと絵本でフランス語の勉強できるかなと思ってたのに~。しかも旧大陸英語、つーかイギリス英語の発音。たまにフランス訛りっぽくきこえるところもあるが、子供のイギリス英語ってあんな感じなのか。耳が少しなれたので今はわりとちゃんと聞き取れる。
てなわけで目論見がはずれた腹いせに(よくわからない日本語ですね)フランス製作のアニメ「Wakfu」をみてみましたよ。
これはカートゥーンというよりずばりアニメでしょう。ゲーム原作で、いろんな種族やいろんな魔法にかわいい女の子キャラが出てきてバトルもあるファンタジーアニメという、日本のアニメは世界一と思っているフランス人ならではのアニメ。
原語は遠慮なくフランス語なので、もう何を言っているのか全然わかりません。第1話冒頭かなりながいことドラゴンじじいと編み笠の怪人物との戦いが続くのでかわいい女の子はどうなってるんだ、だましか、だまされたのか、とか思ってしまいます。ただしガッツンガッツン動きまくるのでそれはよし。
で、そんなことはどうでもよくてですね。ゲーム原作だけあって、画面の見せ方がとてもゲーム的。OPがそもそもゲーム画面をモチーフにしたアクション場面という趣向だし、背景も斜め上からの第三者視点RPG風に見せる(カメラで言えばやや遠目からの望遠レンズ風、消失点が感じられないというアレです、あ、クウォーター・ヴューね、思い出した)場面もあったりして、なかなかユニーク。そしてなによりユニークなのが、キャラクター作画の方法。一見日本のアニメと同等な手書き二次元アニメに見えて、動くと実は3DCGだったりする。また3DCGで描くのが難しいアニメ的な女の子キャラなどはどうやらフラッシュ系2D作画のようで、場面場面で2Dフラッシュと3DCGとを組み合わせているようなのだった。キャラクターごとにだけでなく、同じキャラクターでもこの組あわせ作画をおこなっているように見えるところもある。3DCGと2Dフラッシュの絵が、止まっている時にはまったく見分けのつかない同一性を保っているので、動きの加減で、ああ、これは3DCGだ、こいつは2Dフラッシュだとわかる。なかなか手間がかかってませんかこれは。まだちょっとさわりを見た程度なので内容についてあれこれ言うことは出来ませんが、あちらのアニメはまた新しい方法論を試しているのだなとそう思った次第。
背景も3DCGで構築した3D空間でのバトルみたいな場面があるので普通に背景を見せる場面は2D、空間を生かした動きのある場面では3Dで、これまた動かないと見分けがつかないという感じ。
キャラクターの表情は、これは日本ともアメリカともまたちょっとちがった雰囲気なんですな。こういうのをフランス的といっていいものかどうかは微妙ですが。
もっと読む→
22:38
Regular Show
米 cartoon network で放映中。ファンタジーばかコメディ、「レギュラー・ショウ」。
話題なのでちょいと観てみました。
おおお、面白い。なんじゃこれは。
公園の管理事務所で働く2人の馬鹿者じゃなくて若者、ブルー・ジェイ(アオカケス)のモーディカイとラクーン(タヌキ)のリグビィが主人公。
彼らの日常とばかっぷりをあますところなく描く問題作。
ばかだ。ばかすぎる。前々からアメリカ人はばかを描かせたら世界一だと思っていたが、ここでもその才能を遺憾なく発揮。
動物が主人公だからといって、今までカートゥーンのような動物擬人化のギャグアニメだと思ってはいけない。フリーダムすぎる。
つーか、なぜブルージェイとラクーンなのか。公園管理事務所の上司はガム・ボール・マシーン(コインを入れると透明のドームに入っている球形のガムが出てくる販売機)だし、同僚はイエティ、幽霊、など正体不明のメンバー。もちろん公園は人間の住む町にあり、人間の憩いの場なのであった。どういう世界観なんだ最近のアメリカアニメは。
考えてみればもともと、言葉をしゃべるおばか動物が人間の世界に住んでいる、というカートゥーンはけっこうあったんだった。「クマゴロー」とか「早撃ちマック」とかね。しかし、ガム・ボール・マシーンはどうなの?動物じゃないでしょ。ええ?
このてのカートゥーンは実は動物の擬人化ではなくて、人間の擬動物化なんだよね。
キャラクターデザインや突拍子もない設定と読めない展開は、「アドベンチャー・タイム」と共通するものがあるけれど、「レギュラー・ショウ」は大人向け。たしかアダルト・スイム(カートゥーンネットワークの大人向け時間帯)でやってるんだと記憶している。冒険ファンタジーの世界でフリーダムな「アドベンチャー・タイム」に対して、「レギュラー・ショウ」はいちおう現代社会が背景になっているわけだけれども、そのぶんフリーダムな展開が過激さを増している感じ。
とにかく、おもしろい。でも日本にくるにはハードルが高そうだなあ。
もっと読む→
23:33
リサとガスパール
「リサとガスパール」の3DCGアニメーションシリーズ。ディズニー・チャンネルで放送開始。
フランスの漫画(バンド・デシネ)を読もうという非常にまっとうな理由で、とにかくまったく理解不能なフランス語をはじめた時、まず最初に紀伊国屋洋書コーナーのフランス語書籍の棚で、子供向け絵本を探したというのは前に書きましたが、その棚に「バーバパパ」とならんで置いてあった絵本がこの「Les Catastrophes De Gaspard et Lisa」(ガスパールとリサの一大事とでも訳すんでしょうか、日本語版タイトルは「リサとガスパール」)のシリーズ。大変数があって、フランスでは人気のある絵本シリーズなんだろうなと、読んだことはなかったけれどこの絵はみたことがあるなあと、そう思っていたわけですが、なんとタイミングよくディズニー・チャンネルでそのアニメシリーズが放映スタート。いいぞ、ディズニー・チャンネル。
で、そのリサとガスパール。左の白いのがリサ(女の子)。右の黒いのがガスパール(男の子)。犬ともウサギともつかない謎の生き物の二人が主人公。家族との日常などを描いているんだろうけれど文章が読めないので内容はよくわからなかったんですが、今日、その先行放送を観てびっくり。こいつら、家族で人間の世界に住んでやがるんですよ。てっきりこの生き物の世界のはなしだと思っていたのに・・・。けったいな白と黒の生き物が普通にパリで暮らしていて、普通に人間の通う学校に通ってる。このもっこりした風体で人間と同じサイズの背丈なのだった。3DCGなので人間はアニメアニメしてない割りとリアルっぽい感じで異様さがいや増しに増すのであった。リサとガスパール(兄弟姉妹ではないようだ)の親はぱっと見、二人とまったく同じでサイズだけ違うのだった。だから大人はもわもわっとしていて人間の大人と同じサイズ。かなり巨大な生き物だと言えるだろう。え~、そうだったの~?バーバパパ(ちなみにバーバパパはフランス語で綿アメのこと。バーバのお父さん(パパ)じゃないんですね)の意表を突いた出現といい、リサ・ガスのあっと驚く世界観といい、フランス人はただものじゃない、のかもしれないが、意外とてきとうなだけなのかもしれない。
もっと読む→
03:15
Isabella Garcia-shapiro
もうすぐ「フィニアスとファーブ」のクリスマススペシャルが日本初放送、てことで、イザベラ・ガルシア-シャピロ。
実は、ここのところ文字ばかりで、外部ブログのトップページから絵の入った日記がはじき出されそうになったのでイラストも載せとかないと、みたいな。
イザベラといえば、はじめて見た時はこの天辺真っ平という驚愕のデザインに驚かされ(あたりまえか)ましたが、よく見るとコララインもエッジがまるくなってるだけでイザベラと同じ考え方のデザインなんだよね。見慣れてしまうとこのキャラクターデザインも全然悪くない。いやもうイザベラはこうでなければならないというくらいいいデザインだとおもわされてしまうあたりが、カートゥーンマジック。最初にああ、このキャラいい、とか思ったのは「真夏のスウィンター」からなんですけれどね。
ちなみに明らかにイザベラは分度器。フィニアスは三角定規、ファーブは定規でキャンディスはキャップつきの筆記用具、というデザイン。そう考えると、ペリーは消しゴムにちがいあるまい。
もっと読む→
01:26
海外アニメはどうか
前世紀末に(というとおおげさですが、10年ちょっと前)カートゥーン・ネットワークで「デクスターズ・ラボ」が放映されてから、カートゥーン(ここでは海外アニメーションのことだと思ってください)のスタンダードが明らかに変わり、続いて「パワーパフ・ガールズ」が放映されてからは、アメリカのカートゥーンは全盛期に入り、この10年間はほぼ毎年、個性的かつ面白い作品が続々と登場。日本でもかなりの数が放映され、海外アニメファンをたのしませてくれました。
今思えば、「デクスターズ・ラボ」にはその後活躍する多くのクリエイターが参加していて、21世紀の最初の10年を支えるまさに土台となったわけですね。
アメリカだけでなく、カナダ、ヨーロッパでも注目したい作品が登場し続けたこの10年。こんないい時期が長続きするわけがない。いつかは息切れするときがくるのではないか。2020年には「ああ、あの10年は本当にカートゥーンの最高の時だったんだなあ」と、いつかそんなことを言う日がくるんじゃないだろうか。そんな心配もそろそろ現実になりかけていた昨今。だって、ここのところ、人気作の続きだとか、アレとこれを足して2で割ったような作品だとかが多くない?みたいなことがちらほら見え始めていたからなんですよ。さすがにいくらアメリカとはいえ、そろそろピークは過ぎたということか。もちろんいまだに続いている作品自体の面白さは変わらないわけなので、急につまんなくなったというわけではないんですよ。ディズニー・チャンネルの「フィニアスとファーブ」は早く新作が見たくてしょうがない。それでも全体を見渡せばさすがにそろそろかな、と思っていた矢先、2010年に出ましたよ。
何がって、「Adventure time with finn and jake」そして「Sym-bionic Titan」。この2本はとにかく面白い。10年で終わるかと思っていたこの時期に、とうとう出たか、という作品です。特に「adventure time」は子供のころからずっとアニメを観て育ってきたのに、こんなアニメ見たことない、と思わされた作品。一方「Sym-bionic Titan」は今では日本から姿を消してしまった、正統派「巨大ロボットアニメ」が、さらに進化をとげての登場。この2作品に、まだまだアニメーションには多くの可能性があるのだなと、あらためてアニメーションの素晴らしさを感じさせられました。
というところまでが前振り。
「キック・ザ・びっくりボーイ」というあまり注目度の高くないカートゥーンが、現在ディズニーXDで放映中。ケンドールがかわいいとか、ジャッキーは気が狂ってるとかそういう好き嫌い(実際には両方好きなので好き好き、そんなことはどうでもいいわX5)は別にして、この作品。内容はスタントマンを夢見る少年とその相棒が、命がけのスタントに命をかける、そりゃそうだ、日常を描いた、まその、よくあるどたばたギャグなんですが、実はこの作品にはさらなるアニメーションの可能性が隠されていたわけなのだった。
それは背景。アメリカ・カナダのカートゥーンで目立つのはフラッシュ・ベースのアニメーション。でもそのアニメーション作成機能の多くはキャラクター描写に費やされていて、背景はデジタルペイントではあってもこれまでの背景と大差ないあつかいだったのだが、「キック」ではテーマがスタントということもあって、オーソドックスな2Dアニメの絵でありながら、視点移動で背景が動きまくる、という描写が多い。すべてデジタルであるために、セルと水彩画のくみあわせという旧来のアニメーションでは表現不可能な、「その作品で背景に使われている静止画と同質の絵が動く」ということが可能になっている。しかも3DCG調ではなく、あくまで2Dアニメーションのままそれが可能になっているというところに注目したい。(実はそこんところは3Dでつくってましたとかいうオチは、あったとしても却下)特に第6話のbパート「悪魔のジャイアント・フィッシュ」では嵐にうねる湖面の描写にこのデジタル背景アニメーションがフルに生かされていて、3DCGに負けない迫力の絵作りに成功している。これはひとえに背景を担当したアニメーターの技量によっている可能性もあるのだけれど、そのアニメーターの要求にこたえられるツールがすでに開発されている、ということでもある。「キック」は流体(平たく言うと水)の描写にこだわりがあって、水溜り、水ふうせん、水滴、水しぶき、などが独特のイメージでアニメートされているのも特徴だ。ここでもポイントは背景に描かれた水と同質の水がアニメートされているというところ。当然、そういうことを前提に全体のデザインが決められていてこそなんでしょうけれど。
これは新しいですよ。2Dアニメでありながら背景も積極的にアニメーションに参加するというのは面白い。アニメーションにはまだまだやれることがあるというわけです。
多くの可能性を残しつつ、次の10年は、さらに面白い作品が登場することになるのか、それとも「Adventure time」らが、21世紀初頭のカートゥーン最盛期の最後のあだ花になるのか。はたして2020年にはどんな気持ちでアニメーションを見ていることになるんでしょうね。
でもその前に。いまだ日本未放送のカートゥーンをもっとやってくれよう。たのむよう。いやまじで。
もっと読む→
09:13
Stacy Hirano from Phineas and Ferb
「フィニアスとファーブ」のヒロイン、え?いやいや、オレにはそうなんだ、のステイシー・ヒラノ。
アバターに使っているのはこの絵の部分です。
無事、ニーソであることが確認されたステイシー。というわけで記念に絵を、じゃなくて。
11月からディズニーチャンネルで放送中の「フィニアスとファーブ」の劇中歌が全面的に日本語になりましたね。すばらしい。でもなんの前触れもなく変更とかやめてくんない?みたいな。劇中歌吹き替えのロック・オン・スターズ版放映後も他の放送枠では10月中は歌詞字幕のままだったのであやうく見逃すところだった。
でもまた未放映のエピソードナンバーがあるよ。どうしてだ。#48も未放送だ。キム・ポッシブルも#48は未放送。たしかドラマ版サブリナも#48は未放送だったはず。もはや魔の#48といっても過言ではないな。どうなってんの?どれかはクリスマス・エピソードでしょうね。来月までおあずけですか。
忘れてた。Sym-bionic Titan に南部博士が出てきたんですよ。南部博士ですよ。まじかよ。え~。みたいな。
もっと読む→
14:01
Samantha Manson from Danny Phantom
Danny Phantom のヒロイン、Samantha Manson。
サムはいいね。グレイ・デライルはなにを演ってもいいなあ。DVDに収録されそこなった、エピソード beauty marked のゴースト・ブライド姿が威勢が良くて最高なんだけどなあ。ニコロデオンは心を入れ替えて、未収録エピソード分をDVDになさい。ぜひそうなさい。
7000円PCもそれなりに順調に稼動し始めたので、今度はサムに色をつけてみましたよ。再インストールで素のフォトショップを見ると、あれ?なんか違う。つーか設定がそこそこいじってあったんだなあと、ちょっとづつ使っていた状態に直すわけですね。でも、フォントの入れなおしが一番面倒だった。
もっと読む→
20:41
Ilana from Sym-Bionic Titan
Sym-Bionic Titan の主人公の一人。らっきょうヘアのキュートな熱血プリンセス、Ilana(イラーナ)
米CNでスタートしたゲンディ・タルタコフスキーの新作巨大ロボットアニメ、Sym-Bionic Tinan(シン・バイオニック・タイタン)があまりにも面白かったのでつい勢いで描いてしまいました。
第一話のあらすじは・・・。
攻撃を受け壊滅した故郷の星を脱出したプリンセス Ilana と護衛の Lance そしてロボットの Octus は、地球へとやってくる。身を隠すため地球人に混じって高校生として生活をはじめるが、彼らを追って巨大な戦闘生物メガビーストが地球へと送り込まれる。Ilana 抹殺のために街を破壊し始めるメガビースト。その強大なパワーに地球軍の兵器はまったく通用しない。Ilana は Lance の制止も聞かず、地球人を救うため街へと飛び出すが、メガビーストには彼女の戦闘スーツも歯が立たない。攻撃を受け動けなくなった Ilana の元に駆けつける Lance と Octus 。三人にメガビーストの必殺の火炎が浴びせられる。その時、Octus の隠された防御プログラムが起動。Ilana と Lance をその体内に格納し、巨大ロボットへと変形していく。
王道だ。正しく巨大ロボットアニメだなあ。
イラストの背景の金色ロボットみたいなのが、Ilana の戦闘スーツ。
本編はもっと実に細かくエピソードを積み重ねてあってとてもあらすじでは書ききれません。
日本ではとっくに滅びてしまった正統路線の巨大ロボットアニメがアメリカで受け継がれついに登場。日本人的には見た目、巨大変身サイボーグ一号対宇宙怪獣の図式。テキパキと進むストーリーにわかりやすいキャラクター描写、伏線のちりばめ方も心地いい。第1話でやるべきことはとにかく全部やっちゃうぞ的な展開がすばらしい。第1話が弱い作品が多い中で、実に良く出来た第1話といえるんじゃないかな。今後に期待大なり。
おっと書き忘れてたけど、Ilana の声はタラ・ストロングだよ。
もっと読む→
06:34
agent K
ディズニーXDで久しぶりに見た「ザ・リプレイス大人とりかえ作戦」。
なんどみてもエージェントKはエロ過ぎる。ということで、今度はエージェントKに色をつけてみましたよ。
「ザ・リプレイス」は第1シーズンの方が、絵とお話共に好きなんだけど、この絵は1と2シーズンを足して2で割った感じになりました。
やはり第1シーズンの方がライリーとトッドの表情がいいと思うんだな。がさがさの線といい、手書き風の背景といい。第2シーズンはわりと普通なアニメの絵になっちゃった感がありますね。
もっと読む→
05:32
Trixie Tang 03
※表示制限コンテンツ※ 閲覧するためには「もっと読む」をクリックしてください。
もっと読む→
05:26
Trixie Tang 06
夏コミのpsychosomatic counterfeit ex trixie4 の表紙に色をつけてみましたよ。
タイトルのナンバーが飛んでるのは、もちろん3と4と5があるからです。
レイティングのテスト。
日記では、全体でひとつのレイティングを指定することになるんですね。
2つ目の絵を15禁に指定しているので、それに習ってこのエントリも15禁に指定して外部に公開としてみました。
どうなるのかな。
と思ったら、特に他の日記と変わりありませんね。
これでは15禁の意味がよくわかりませんが、どういうことなのやら。15禁ぐらいなら、まいいか、みたいなことなんですかね。
あ、これはテストなのでそのうち削除して、また新しく書き直すと思います。
もっと読む→
23:42
Trixie Tang 01
コミケでコピー誌のおまけに配ったカラーミニコピー本に未収録のイラスト。
psychosomatic counterfeit ex シリーズの最初のトリクシー本の表紙に色をつけてみました。
2つ目の絵は同じ本の裏表紙。psychosomatic counterfeit の書き始めのころの絵なので今見ると、けっこう頭身高いなあという感じ。
もっと読む→
09:20
フォスターズ・ホーム一挙放送39時間マラソン
長かった。
一気に全部観るのはさすがに無理だったけど(寝たよ。買い物にも出たよ)とにかく、全部録ったどー。
前に、アミユミに成功したので(パワパフやカーレッジの時はあきらめてしまったんですけどね。いや、他に録画したい番組もあったので)、やってみたけど、ハードディスクの容量空けに一番苦労した、みたいな。連続稼動に熱暴走もせずよくがんばってくれましたうちのPC。
これからちょこちょこ入っているみたいなショート・エピソードを拾って行ってみたいですね。
あれですね。マックとブルーの競争はショート・エピソードのうちのひとつで、それに実写を加えてクイズの問題にした、というわけなんですね。
競争の最後の別バージョンがカートゥーンモバイルで「先行」放送ということは、ほかのショート・エピソードとあわせていずれエピソードナンバー第70回、というかたちで放送、ってことになるのかな。そうだとすると長編エピソードはエピソードナンバー第76-78回、で最終シーズン#66から#78の全13話、ってことになるんですかね。
ああ、これで本当に「フォスターズ・ホーム」も終了か~。物語はいつか終わるんですね。寂しいものですね。
追記
あ~~~!!!
ショート・エピソードが~~~!!
途中でちょん切れてるよ~。
ファイルの大きさの関係で、何時間かごとに1分休んで録画再開というふうにしといたら、ちょうどその隙間の時間にショート・エピソードが~~~。
先のファイルのおしりと、真ん中抜けて、次のファイルの先頭に~~。うえ~、カートゥーンネットワークめええ。よりにもよってこっちが録画をきる時間にやらなくてもいいじゃんかよう~~~。
と、いうわけで、はやいとこショートエピソードまとめた回の放送を望む。望みまくる!!それまではオレのフォスターズ・ホームは終わらないのだ~~。
あ、でもまあ、それはそれでよかったかも。
さらに追記
あらためて最初を見ると、冒頭の第70回の前半部分で20分ちかくあるので、競争エピソードだけで#70なんですな。そもそも最初くらいちゃんと見ておけ、ということだな。
ちぇ、ショートエピソードひとまとめ、ってわけにはいかないのか。
残念。
じゃあオレのフォスターズ・ホームは永遠に終わらないじゃないか。それはそれで困ってしまうな。
.
追記の部分ははじめコメント欄に書いたもの。
外部ブログにはコメント部分が表示されないので、エントリ本文に対する追記は、エントリ表示部分に書かないと、外部ブログで読めないんですね。というわけで追記をエントリ本文に加えました。今後の注意点ということで。
もっと読む→
前を表示
122件中 101件〜120件を表示
次を表示