ちーずブログ
のどか
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「バナナフィッシュ」と「トーチソング・トリロジー」【ネタバレなし】
皆さんがお薦めの「バナナフィッシュ」を約一週間かけて全巻読み終えた。 少女漫画という位置づけらしいが、分類するのは無意味だな。 綿密な取材のもとに練られた骨太のストーリー構成でとても読み応えがあった。 正直言うと、私のように一気読みの読者には途中から画風が変わったのはかなり違和感があったが、 それも読み進めていくうちに気にならなくなる位引き込まれた。 でもラストへの予定調和というか、伏線がちょっとあからさまなのは残念な気もするが、これしかなかった気もする。 それに英二の存在感というか、魅力がいまひとつ響いて来ず、 アッシュが彼に惹かれる気持ちがいまひとつ説得力に欠けるような気がしたので、その辺をもう少し丁寧に描いてあれば、もっと英二救出に感情移入できたと思う。 まあ、英二=曖昧な魅力=日本人(主語がなくても文章が成立する言葉を持つ)というふうに、意図的にファジーにしたのかもしれないが。 英二の消極的な?描き方に首を傾げていた私だったが、 19巻に併載された「光の庭」で英二がやっと私の中で生を得て、 ラスト近くでは感極まって泣いてしまった。 うん、そうか、そうだな、やはり英二の控えめな描写は意図的だったんだな、とこれで納得した。 もうひとつショーターとの出会いを描いた「ANGEL EYES」もとても興味深く、 こういうふうにそれぞれのキャラの逸話が途中に挿入してあれば本編をもっと深く味わえるのに、などとは思ったが、傑作には変わりない。 いやぁ、読んで良かった!ココで紹介してくれた方々に感謝感謝! ウィキペディアで、【各人物のモデル(キャラクターデザインのモチーフ)として、『オフィシャルガイドブック BANANA FISH REBIRTH』(2003年小学館刊)中において作者自身が「当初アッシュはステファン・エドバーグ、英二は野村宏伸、オーサーはスティングだった」と明かした。】 とあった。 ステファン・エドバーグは確かに似ているな、と思ったが、オーサーがスティングは驚いた! というか、違うだろう!と思った! スティングは長い間私のセックスシンボルだったもーん!!(°3°;)〜♪ これを書いてて、私の大切にしたい映画10本として今後も確実に残る傑作、「トーチソング・トリロジー」を思い出した。 お話は全然違うが「バナナフィッシュ」がかなりリアルにニューヨークの匂いを再現しているように感じたからだろう。 (ニューヨークには行ったことないが、LAには一年住んでいたことがあって、自分の思い描くNYは何となくあんなカンジだから) 「トーチソング・トリロジー」は同性愛を扱っているけど、当時のゲイへの偏見の中、自分に正直に生きることの難しさや、母との確執など愛憎色々だが、それを辛辣に、でもユーモアたっぷりに描いた人間賛歌。 この映画のマシュー・ブロデリックの健気なかわいらしさと行ったら・・・(´∀`*) よく考えると、この映画のマシュー・ブロデリックの雰囲気が何となく英二に似ている?? 主演のハーヴェイ・ファイアステインは原作者&脚本でブロードウェイミュージカルでも主演をつとめ、その後の映画版も主演・脚本を担当しただけあってこの作品は彼自身そのもの! セリフのすべてに意味があり深く心に残ってくる。 ハーヴェイさんは私の理想の人だと言い切るよ!! 今回検索したらDVDが出ている!ほ、ほしい・・・!!(≧▽≦) 「バナナフィッシュ」を勧めてくれた友人達もだけど、すべての人にお薦めしたい映画だ。
「アバター」は革新的な映画なのか?
今日は(もう日付が変わったが)クリスマスイブのせいか、一人で映画観てるのは私だけ?ってくらい若いカップルで熱気むんむんのアバター鑑賞だったww 娘は隣の劇場でやはり一人でw「One Piece」観てたけど、こちらはお子さんが多かったらしい。 ええっと、「アバター」だけど、カップルたちのイチャイチャムードの中でテンションが下がったのか、ちょっとシラケ気味で観ちゃった(~_~;) メガネをかけている私にとって、2時間以上3Dメガネを重ねてかけるのはキツイので、 2Dで観たけども、無理してでも3Dにすれば良かったかなぁ、と後悔。 いえね、2Dでも映像は迫力あったけど、ストーリーがここまでフツーなら、 せめて3Dで観てもっと臨場感を体感しないと、この映画の良さが分からないのかな、と思って( ゚Д゚) これからご覧になる方が多いと思うので、どこがどうフツーなのかは書かないけど、自分がぼんやり思ってたストーリー展開のまんまでしたわ(~_~;) それにしてもキャメロンが宮崎駿ファンだとは知らなかったなぁ・・・ 味付けは大味なアメリカンだけどねw さて、今年の映画納めも終わったし、年賀状に取りかかるかな(^0^;)
オヤジの背中・・・
筋肉を惜しげもなく見せてくれるアクション映画が好きだ(*゚v゚*) 昨夜観たのは「その男ヴァン・ダム」 何故か映画ファンに冷遇されるベルギー出身のアクション俳優、ジャン・クロード・ヴァンダム。 バレエ、空手(ヨーロッパ選手権優勝)など抜群の運動神経をウリに、英語も話せぬまま香港へ進出、その後ハリウッドに渡り苦労した人。 毎回意味なしの開脚☝とか入ってるからかもだが、 監督の指示でやらされてるのに、 バカにされてて可哀想だと常々思ってはいたが・・・ この映画、ただの自虐ものではない。 プライドをすべて捨て去り、素っ裸で勝負する48歳のオヤジの物語だ。 本人の必死さが本音で語られてて裏話的にも面白いが、映画的にかなり練り込まれている。 しょっぱなの5分はある長回しもスゴイが、パロディユーモアのセンスが秀逸で抱腹絶倒もの。 映画自体はドキドキハラハラ、次の展開が全く読めず、ギャングも警察もタクシーの運ちゃんも家族も、登場人物すべてがリアル過ぎてドキュメンタリーかと思うほど。 前半が笑える自虐ネタ満載なのでヘラヘラ観てると、終盤のヴァンダムの痛すぎる独白に笑いが凍る・・・これにはマジ号泣した。 私は彼を百%支持する!!! いい映画監督と出会ってこれからもスクリーンに出てきてほしい。
お絵描き頑張ってマス(-.-)y-゚゚゚
お絵描きに専念するとか言ったくせに、 昨夜は息子と「ファイナル・デッドサーキット3D」を観に行ってしまった(^▽^;) 娘が珍しくお泊まりに行ったからだが (いつもはウチにお泊まりにくる) 最近息子とはコミュニケーション不足なので、 以前から観たいと騒いでいたし、 しょうがなくw連れて行ってやった。 しかし最近3Dデジタルの映画館が増えたなぁ。 3D映画ってどんなものかと、2年前 「ベオウルフ/呪われし勇者」を観に行って以来だが、 3D効果の技術は少し進化したようだ。 3Dメガネは相変わらず重いし、値段も2000円均一で割り引きなしだけど_| ̄|○ 帰りは近所の回転寿司で映画話で盛り上がる予定だったけど、 「日本シリーズ第6戦」を実況中継していたので そっちで大いに盛り上がって【やった】w (息子は大の巨人ファン。特に阿倍) ああ、時には息子孝行の優しい母の私なのだった(*゚v゚*)v 罵詈雑言感想wはpixivblogにUp。
新着日記一覧 (タグ:感想)
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「バナナフィッシュ」と「トーチソング・トリロジー」【ネタバレなし】
皆さんがお薦めの「バナナフィッシュ」を約一週間かけて全巻読み終えた。
少女漫画という位置づけらしいが、分類するのは無意味だな。
綿密な取材のもとに練られた骨太のストーリー構成でとても読み応えがあった。
正直言うと、私のように一気読みの読者には途中から画風が変わったのはかなり違和感があったが、
それも読み進めていくうちに気にならなくなる位引き込まれた。
でもラストへの予定調和というか、伏線がちょっとあからさまなのは残念な気もするが、これしかなかった気もする。
それに英二の存在感というか、魅力がいまひとつ響いて来ず、
アッシュが彼に惹かれる気持ちがいまひとつ説得力に欠けるような気がしたので、その辺をもう少し丁寧に描いてあれば、もっと英二救出に感情移入できたと思う。
まあ、英二=曖昧な魅力=日本人(主語がなくても文章が成立する言葉を持つ)というふうに、意図的にファジーにしたのかもしれないが。
英二の消極的な?描き方に首を傾げていた私だったが、
19巻に併載された「光の庭」で英二がやっと私の中で生を得て、
ラスト近くでは感極まって泣いてしまった。
うん、そうか、そうだな、やはり英二の控えめな描写は意図的だったんだな、とこれで納得した。
もうひとつショーターとの出会いを描いた「ANGEL EYES」もとても興味深く、
こういうふうにそれぞれのキャラの逸話が途中に挿入してあれば本編をもっと深く味わえるのに、などとは思ったが、傑作には変わりない。
いやぁ、読んで良かった!ココで紹介してくれた方々に感謝感謝!
ウィキペディアで、【各人物のモデル(キャラクターデザインのモチーフ)として、『オフィシャルガイドブック BANANA FISH REBIRTH』(2003年小学館刊)中において作者自身が「当初アッシュはステファン・エドバーグ、英二は野村宏伸、オーサーはスティングだった」と明かした。】
とあった。
ステファン・エドバーグは確かに似ているな、と思ったが、オーサーがスティングは驚いた! というか、違うだろう!と思った!
スティングは長い間私のセックスシンボルだったもーん!!(°3°;)〜♪
これを書いてて、私の大切にしたい映画10本として今後も確実に残る傑作、「トーチソング・トリロジー」を思い出した。
お話は全然違うが「バナナフィッシュ」がかなりリアルにニューヨークの匂いを再現しているように感じたからだろう。
(ニューヨークには行ったことないが、LAには一年住んでいたことがあって、自分の思い描くNYは何となくあんなカンジだから)
「トーチソング・トリロジー」は同性愛を扱っているけど、当時のゲイへの偏見の中、自分に正直に生きることの難しさや、母との確執など愛憎色々だが、それを辛辣に、でもユーモアたっぷりに描いた人間賛歌。
この映画のマシュー・ブロデリックの健気なかわいらしさと行ったら・・・(´∀`*)
よく考えると、この映画のマシュー・ブロデリックの雰囲気が何となく英二に似ている??
主演のハーヴェイ・ファイアステインは原作者&脚本でブロードウェイミュージカルでも主演をつとめ、その後の映画版も主演・脚本を担当しただけあってこの作品は彼自身そのもの!
セリフのすべてに意味があり深く心に残ってくる。
ハーヴェイさんは私の理想の人だと言い切るよ!!
今回検索したらDVDが出ている!ほ、ほしい・・・!!(≧▽≦)
「バナナフィッシュ」を勧めてくれた友人達もだけど、すべての人にお薦めしたい映画だ。
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01:24
「アバター」は革新的な映画なのか?
今日は(もう日付が変わったが)クリスマスイブのせいか、一人で映画観てるのは私だけ?ってくらい若いカップルで熱気むんむんのアバター鑑賞だったww
娘は隣の劇場でやはり一人でw「One Piece」観てたけど、こちらはお子さんが多かったらしい。
ええっと、「アバター」だけど、カップルたちのイチャイチャムードの中でテンションが下がったのか、ちょっとシラケ気味で観ちゃった(~_~;)
メガネをかけている私にとって、2時間以上3Dメガネを重ねてかけるのはキツイので、
2Dで観たけども、無理してでも3Dにすれば良かったかなぁ、と後悔。
いえね、2Dでも映像は迫力あったけど、ストーリーがここまでフツーなら、
せめて3Dで観てもっと臨場感を体感しないと、この映画の良さが分からないのかな、と思って( ゚Д゚)
これからご覧になる方が多いと思うので、どこがどうフツーなのかは書かないけど、自分がぼんやり思ってたストーリー展開のまんまでしたわ(~_~;)
それにしてもキャメロンが宮崎駿ファンだとは知らなかったなぁ・・・
味付けは大味なアメリカンだけどねw
さて、今年の映画納めも終わったし、年賀状に取りかかるかな(^0^;)
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オヤジの背中・・・
筋肉を惜しげもなく見せてくれるアクション映画が好きだ(*゚v゚*)
昨夜観たのは「その男ヴァン・ダム」
何故か映画ファンに冷遇されるベルギー出身のアクション俳優、ジャン・クロード・ヴァンダム。
バレエ、空手(ヨーロッパ選手権優勝)など抜群の運動神経をウリに、英語も話せぬまま香港へ進出、その後ハリウッドに渡り苦労した人。
毎回意味なしの開脚☝とか入ってるからかもだが、
監督の指示でやらされてるのに、
バカにされてて可哀想だと常々思ってはいたが・・・
この映画、ただの自虐ものではない。
プライドをすべて捨て去り、素っ裸で勝負する48歳のオヤジの物語だ。
本人の必死さが本音で語られてて裏話的にも面白いが、映画的にかなり練り込まれている。
しょっぱなの5分はある長回しもスゴイが、パロディユーモアのセンスが秀逸で抱腹絶倒もの。
映画自体はドキドキハラハラ、次の展開が全く読めず、ギャングも警察もタクシーの運ちゃんも家族も、登場人物すべてがリアル過ぎてドキュメンタリーかと思うほど。
前半が笑える自虐ネタ満載なのでヘラヘラ観てると、終盤のヴァンダムの痛すぎる独白に笑いが凍る・・・これにはマジ号泣した。
私は彼を百%支持する!!!
いい映画監督と出会ってこれからもスクリーンに出てきてほしい。
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お絵描き頑張ってマス(-.-)y-゚゚゚
お絵描きに専念するとか言ったくせに、
昨夜は息子と「ファイナル・デッドサーキット3D」を観に行ってしまった(^▽^;)
娘が珍しくお泊まりに行ったからだが
(いつもはウチにお泊まりにくる)
最近息子とはコミュニケーション不足なので、
以前から観たいと騒いでいたし、
しょうがなくw連れて行ってやった。
しかし最近3Dデジタルの映画館が増えたなぁ。
3D映画ってどんなものかと、2年前
「ベオウルフ/呪われし勇者」を観に行って以来だが、
3D効果の技術は少し進化したようだ。
3Dメガネは相変わらず重いし、値段も2000円均一で割り引きなしだけど_| ̄|○
帰りは近所の回転寿司で映画話で盛り上がる予定だったけど、
「日本シリーズ第6戦」を実況中継していたので
そっちで大いに盛り上がって【やった】w
(息子は大の巨人ファン。特に阿倍)
ああ、時には息子孝行の優しい母の私なのだった(*゚v゚*)v
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