ちーずブログ
りと
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いい歳の大人が昔を懐かしんでおります
最近余裕があったので、ゲーム派ドットコム用のイラストのストックを作っておこうと考えております。カフェとか大好きで、我が家もこんな感じを目指してたはずなんですけどね~、子どもができるとどうにもこうにも…。 ところで! こないだ31歳になってしまい、子どもも2歳になったというのに、イラストを描くことはなんだかやめられない。コンスタントに描き続けていなければ「サイトを運営できない」なんて思想も持ち合わせていないので、気がつけばぼくはホームページというものを始めて今年で10週年ですよ。 なんでこんなに続いてるんだろうなー、なんて考えるのですが、たぶんイラストを描くことが、そんなにお金のかからない趣味だからじゃないかな?て思うところがあるんですよね。 これだけ先の見えない現代で、ぼくらは歳とともに給料が上がってくなーんて夢は見られない。 そこにいくと、イラストを描くって活動は、10年前にそろえた用具でいまだにできるわけです(パソコンは2度ほど買い換えてますけど) ぼくの中では、そのあたりの理由がパソコンでイラストを描きつづける理由になってるんじゃないかなー。なんて思っています。 さらにさらに、ぼくはたぶんADSLが流行りだしたころの、あの「遠くの人とつながる感」が今も忘れられない快感としてずっと心の奥に残ってるんだと思うんですよね。顔も見たことのない人たちと、お互いのイラストを鑑賞しあうというあの楽しさ。きっと、あれが忘れられないんです。 でもウェブ2.0以降、ネット上に自分の作品を公開するのがすごく楽になりましたよね。 あれはすごくいいことだったと思うんですが、反面1枚のイラストを鑑賞してもらうスパンがすごく短くなったように思うんです。ネット上で、顔も見たことのない人たちと、お互いのイラストを鑑賞しあうためには、ハイペースで新作を作らばければならなくなった。そうしないと、あっという間に自分の作品は、ほかの人たちの新作に埋もれてしまうわけです。ウェブ2.0で一気に時代遅れになった「自分でつくったサイト」ではないブログやSNSのテンプレートのサイトデザイン上に自分のイラストを掲載していれば、その「埋もれてしまう感」はさらにスピードアップです。 そのせいで、ぼくはなかなか楽しさを味わうことができなくなってしまった(寝る間も惜しんでイラストを描けば良いじゃないか、といわれたら返す言葉もないのですが…) それでも、きっと10年くらい前に味わったあの楽しさを求めてしまい、細々とイラストを描いてアップしている、そんなぼくです。 なんて書きましたが、今の人生もそこそこ楽しんでますんで、ご心配なく!!
屍鬼を読む
最近、ふとブックオフで立ち読んで、あまりの面白さに大人買いしてしまったのです。 小学校の頃、友達の家で読んだサイコプラスのあまりにきれいな絵に衝撃を受けて「こんなきれいな絵の漫画が世の中にはあるんだ!?」と思ったのが、藤崎竜先生の漫画との出会いでした。 それ以後、何度も読み直しながら新作を待ち望んでいた高校1年の頃(ちなみに綿貫緑丸くんの家のインテリアにも衝撃を受けて「いつかこんな家に住みたい」なんて夢見てた)(その夢はまだ叶っていない…)、封神演義の連載が始まって今度はあのオリジナリティーあふれる世界観に衝撃を受けたもんです。 そして今回の作品もおもしれー! ホラーものにこんなにのめりこんだことはないのでした。 今回は背景とモブの描き方に衝撃を受けました。こんなことしてもいいんだ!?って感じで。 そして、たまに背景に出てくるミッドセンチュリーのデザイナーズチェア。 ずるい!ほしい!!
内職のお供にゲーム
10代の頃、いわゆる漫画・アニメ・ゲームなんていうサブカルチャーが大好きな青春時代を送っていたぼくなんですが、そんなぼくが結婚したのは、まったくいわゆる「一般人」の女の子でした。 そんな一般人の奥さんですから、サブカルには一切興味なんてないんだろうなー。もう、おれの人生に「据え置きのゲーム機を買ってじっくり腰をすえてどっぷり異世界にはまる」体験はないんだろうなー、と思っていたのです。 ですが、結婚して4年目の最近、奥さんに「人がRPGやってるのを横で見てるのがすき」という一面があることが発覚しました。あー、いたいた、そういう友達!!なんという盲点。そしてさらに「テレビがついていないと宿題がはかどらない」派だったということも発覚。ああーー、いたいた、そういう友達!! というわけで、ぼくは一筋の光明を見いだしたような気分でいるんです。 奥さんが持って帰った仕事をしてる横でゲーム。ああ、幸せ。 そこにさらに年末に向けてPS3が値下げのニュース。 これは神の思し召しか。 テンションが上がって、こないだ褒められた線画に色を塗った。
デジタルか、アナログかって話
もうこれは、30代のおっさんのたわごとと思って読んでくださってもいいと思って書きます。 絵をデジタルとアナログの二極化にしてしまう考え方ってありますよね。鉛筆や絵の具で紙なりキャンバスなどに描くのがアナログ。タブレットなり何なりを使って、パソコンのなにかしらのアプリで描くのがデジタル。と、いうふうにぼくは認識していて、この二つが対極の位置にいるって感じの考え方です。で、お互いのメリットデメリットを比較するっていうようなお話。 でも、この考え方はともすれば自分の表現の視野をすごく狭めてしまうんじゃないかと思うんです。 たとえば、ある程度までスケッチブックなり何なりで描いて、最後の仕上げをパソコンに取り込んで調整した作品はデジタルなんだろうかアナログなんだろうか? とか パソコンからプリントアウトした絵なり写真なりをコラージュして大きなキャンバスの上に貼った作品は、デジタルなんだろうか?アナログなんだろうか?? とか そんな話が出てくると思うんです。 なので、そうじゃなくて、ぼくら絵を描く人はもっと大きな視点で、パソコンも「画材」っていうカテゴリーの一種と考えて、 「油絵の具」「水彩絵の具」「フォトショップ」「パステル」「SAI」くらいに捕らえていたほうが良いんじゃないかなー、なんてぼくは思っています。 そうして、自分にとって一番向いている表現方法は何なのか、今描いている絵に一番あう画材は何なのか、ってひとつひとつ検証しながら、いろんな画材と向き合いながら、自分の得手不得手を把握していった方が、自分にとって表現の視野が広がっていくような、そんな気がいたしております。 そして現在作成中のイラストでした。
日記一覧 (2011年8月)
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22:38
いい歳の大人が昔を懐かしんでおります
最近余裕があったので、ゲーム派ドットコム用のイラストのストックを作っておこうと考えております。カフェとか大好きで、我が家もこんな感じを目指してたはずなんですけどね~、子どもができるとどうにもこうにも…。
ところで!
こないだ31歳になってしまい、子どもも2歳になったというのに、イラストを描くことはなんだかやめられない。コンスタントに描き続けていなければ「サイトを運営できない」なんて思想も持ち合わせていないので、気がつけばぼくはホームページというものを始めて今年で10週年ですよ。
なんでこんなに続いてるんだろうなー、なんて考えるのですが、たぶんイラストを描くことが、そんなにお金のかからない趣味だからじゃないかな?て思うところがあるんですよね。
これだけ先の見えない現代で、ぼくらは歳とともに給料が上がってくなーんて夢は見られない。
そこにいくと、イラストを描くって活動は、10年前にそろえた用具でいまだにできるわけです(パソコンは2度ほど買い換えてますけど)
ぼくの中では、そのあたりの理由がパソコンでイラストを描きつづける理由になってるんじゃないかなー。なんて思っています。
さらにさらに、ぼくはたぶんADSLが流行りだしたころの、あの「遠くの人とつながる感」が今も忘れられない快感としてずっと心の奥に残ってるんだと思うんですよね。顔も見たことのない人たちと、お互いのイラストを鑑賞しあうというあの楽しさ。きっと、あれが忘れられないんです。
でもウェブ2.0以降、ネット上に自分の作品を公開するのがすごく楽になりましたよね。
あれはすごくいいことだったと思うんですが、反面1枚のイラストを鑑賞してもらうスパンがすごく短くなったように思うんです。ネット上で、顔も見たことのない人たちと、お互いのイラストを鑑賞しあうためには、ハイペースで新作を作らばければならなくなった。そうしないと、あっという間に自分の作品は、ほかの人たちの新作に埋もれてしまうわけです。ウェブ2.0で一気に時代遅れになった「自分でつくったサイト」ではないブログやSNSのテンプレートのサイトデザイン上に自分のイラストを掲載していれば、その「埋もれてしまう感」はさらにスピードアップです。
そのせいで、ぼくはなかなか楽しさを味わうことができなくなってしまった(寝る間も惜しんでイラストを描けば良いじゃないか、といわれたら返す言葉もないのですが…)
それでも、きっと10年くらい前に味わったあの楽しさを求めてしまい、細々とイラストを描いてアップしている、そんなぼくです。
なんて書きましたが、今の人生もそこそこ楽しんでますんで、ご心配なく!!
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屍鬼を読む
最近、ふとブックオフで立ち読んで、あまりの面白さに大人買いしてしまったのです。
小学校の頃、友達の家で読んだサイコプラスのあまりにきれいな絵に衝撃を受けて「こんなきれいな絵の漫画が世の中にはあるんだ!?」と思ったのが、藤崎竜先生の漫画との出会いでした。
それ以後、何度も読み直しながら新作を待ち望んでいた高校1年の頃(ちなみに綿貫緑丸くんの家のインテリアにも衝撃を受けて「いつかこんな家に住みたい」なんて夢見てた)(その夢はまだ叶っていない…)、封神演義の連載が始まって今度はあのオリジナリティーあふれる世界観に衝撃を受けたもんです。
そして今回の作品もおもしれー!
ホラーものにこんなにのめりこんだことはないのでした。
今回は背景とモブの描き方に衝撃を受けました。こんなことしてもいいんだ!?って感じで。
そして、たまに背景に出てくるミッドセンチュリーのデザイナーズチェア。
ずるい!ほしい!!
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22:16
内職のお供にゲーム
10代の頃、いわゆる漫画・アニメ・ゲームなんていうサブカルチャーが大好きな青春時代を送っていたぼくなんですが、そんなぼくが結婚したのは、まったくいわゆる「一般人」の女の子でした。
そんな一般人の奥さんですから、サブカルには一切興味なんてないんだろうなー。もう、おれの人生に「据え置きのゲーム機を買ってじっくり腰をすえてどっぷり異世界にはまる」体験はないんだろうなー、と思っていたのです。
ですが、結婚して4年目の最近、奥さんに「人がRPGやってるのを横で見てるのがすき」という一面があることが発覚しました。あー、いたいた、そういう友達!!なんという盲点。そしてさらに「テレビがついていないと宿題がはかどらない」派だったということも発覚。ああーー、いたいた、そういう友達!!
というわけで、ぼくは一筋の光明を見いだしたような気分でいるんです。
奥さんが持って帰った仕事をしてる横でゲーム。ああ、幸せ。
そこにさらに年末に向けてPS3が値下げのニュース。
これは神の思し召しか。
テンションが上がって、こないだ褒められた線画に色を塗った。
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22:35
デジタルか、アナログかって話
もうこれは、30代のおっさんのたわごとと思って読んでくださってもいいと思って書きます。
絵をデジタルとアナログの二極化にしてしまう考え方ってありますよね。鉛筆や絵の具で紙なりキャンバスなどに描くのがアナログ。タブレットなり何なりを使って、パソコンのなにかしらのアプリで描くのがデジタル。と、いうふうにぼくは認識していて、この二つが対極の位置にいるって感じの考え方です。で、お互いのメリットデメリットを比較するっていうようなお話。
でも、この考え方はともすれば自分の表現の視野をすごく狭めてしまうんじゃないかと思うんです。
たとえば、ある程度までスケッチブックなり何なりで描いて、最後の仕上げをパソコンに取り込んで調整した作品はデジタルなんだろうかアナログなんだろうか?
とか
パソコンからプリントアウトした絵なり写真なりをコラージュして大きなキャンバスの上に貼った作品は、デジタルなんだろうか?アナログなんだろうか??
とか
そんな話が出てくると思うんです。
なので、そうじゃなくて、ぼくら絵を描く人はもっと大きな視点で、パソコンも「画材」っていうカテゴリーの一種と考えて、
「油絵の具」「水彩絵の具」「フォトショップ」「パステル」「SAI」くらいに捕らえていたほうが良いんじゃないかなー、なんてぼくは思っています。
そうして、自分にとって一番向いている表現方法は何なのか、今描いている絵に一番あう画材は何なのか、ってひとつひとつ検証しながら、いろんな画材と向き合いながら、自分の得手不得手を把握していった方が、自分にとって表現の視野が広がっていくような、そんな気がいたしております。
そして現在作成中のイラストでした。
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