絵の練習日記

こっそり絵の練習をしている日記。他雑記等も放り込んでます。

新着日記一覧 (タグ:iPad)

3件中 1件〜3件を表示

06月05日
21:01

CLIP STUDIO PAINT用の素材を1点、公式サポートサイト『CLIP』にて配布しました。サブビューウィンドウに表示して使う、作り置きの中間色パレットみたいなものです。よろしければお試し下さい。(無料です)

http://www.clip-studio.com/clip_site/material/search/deta...



それから、CLIP STUDIO PAINTとIllust Studio、iPadを使って、グレースケールで絵を描き着色する「グリザイユ技法」で絵を描いてみたので、その製作過程をPixivに投稿しました。Chixiだと複数ページ画像の投稿ができないのが辛いですね…。Illust Studio+iPad部分は、Photoshopでも代替可能です。
 『コイツはこんなふーに絵を描いて(仕上げて)いるのか~』位の参考になる……かもしれません。頑張って書いたので、よろしければご覧頂けたら嬉しいです。(もっといい方法とかアドバイスあれば教えてください!)

http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust...

04月15日
01:21

先日の日記でアナログ水彩っぽいソフトを探し始めたと描きましたが、あっさり決着しました。アナログ画材再現に特化したペイントソフト、「ArtRage」です。

パソコン版「ArtRage3」とiPad版「ArtRage」がありますが、両方揃えました。
PCとiPadで同一拡張子であり、iPad内のファイルはエクスポートしなくてもそのままアプリ領域に保存されているので、パソコンとUSB接続するだけで行ったり来たりできます。PC版からpsdに書き出し、読み込みが可能なので、“レイヤーを保ったままiPad→PCの他ソフトで編集→iPadで続き”というワークフローが可能です。“iPad→PCの他ソフト”まではできても、またiPadに戻せるソフトは他に無いんじゃないかな…。(もしかしたらAutodesk SketchBook Proが可能かもしれません)

で、何で「ArtRage」なのかというと、とりあえず、これを見てくれ。(日記添付の画像:大)
iPadの「ArtRage」だけで塗りました。完全デジタルですよ?

まあ、とにかく、水彩の滲み感が素晴らしい。水分量を多めで描いている時に、筆跡に沿ってリアルタイムに絵の具の粒子(濃度)が引っ張られたり溜まる様子が、「そうだよ!これが水彩絵の具の塗りってもんだよ!」と感動する程。なので当然、完成した絵も、絵の具の滲みというか、濃淡が非常にリアルです。レイヤーを変えて乾いた状態で塗り重ねても、それもまたリアルですね。
「ArtRage」の本領は油彩なのだそうですが、水彩のレベルも非常に高い、と思いました。

試してみて「これに勝るのはPainterだけだろう」と思い、またWEB上で色々な方のレビューも調べましたが、実際Painterともかなり甲乙付けがたい様子。(水彩のアナログ感再現に限ります)
で、実物を家電量販店で両方試してみたのですが…

【比較】
「ArtRage3」(PC版)9000円 (iPad版は450円)
「Painter12」38000円 (優待版で)

で、使ってみたところ、
「ArtRage3」「ArtRage(iPad)」→説明書見る必要が無いほど使い方が明快。
「Painter12」→UIが複雑な上、プリセットでは水彩感がイマイチ。徹底して柔軟なカスタマイズ性により真価を発揮するタイプ。


Painterが凄いのはわかってます。が、真価を発揮させるまでに慣れと覚えることが膨大にあるのは……。アナログ水彩の質感で基本の塗りさえできれば良く、その先はIllust StudioやPhotoshopでやるので。「ArtRage」でもレイヤーを保持してそれらのソフトと行き来でき、更にiPadとも行き来できるので、「ArtRage」にしました。値段もお手頃だし。

で、まずはiPad版で塗ってみたものです。シンプルなソフトなんですが、レイヤーの合成モードが20種類以上あり、ブラシ設定に水分量やにじみ(混色)設定の他、『筆を洗うか』設定等があり、絵の具を混ぜて汚れた筆のまま描いていく、ということができます。なので、できる色合いが非常にアナログ的。

絵の金線の部分は、レイヤーを「覆い焼き(リニア)」にして、フェルトペンで描きました。これはコピック的なツールです。

まあ、すごくアナログ感たっぷりで、描いていて純粋に楽しいソフトです。体験版だけでも試す価値はあると思います。


添付2枚目の小さい方の画像は、iPadの「PhotoEffectStudio」(PEStudio)という写真加工アプリ(無料)でちょっと色合いなどを変えてみたものです。絵本風のイラストを目指してみたんですが、なかなか味わいが出たかな、と。

そういう訳で、「ArtRage」が水彩塗りの主力になりそうです。iPad版は450円ですから、iPadをお持ちの方は是非。

02月27日
22:07

 紆余曲折あったのですが、とうとうGALAXY Tabじゃ無理じゃあああ!、とお絵描き用具としての限界を感じ、iPad2に乗り換えてしまいました。Tabは普通サイズのスマホになって、そこから電波飛ばして(テザリング)iPadをつなげてます。……要するに、別途回線契約する必要がなくなったと知って買い換えた訳ですが。

 で、感想。……同じ値段の同じアプリのandroid版からiPad版に変えたら、レイヤーが4倍増えて、筆圧感知が可能になり、変形機能が色々ついた挙句、公式サイトから追加ブラシが50種類DLできて、カクカクだった描き味が超なめらかになった……。……なった……。(涙

 で、まあ、外出先でも快適にお絵描きや練習できて、それを家のPCで追加作業・仕上げ、とシームレスにするにはどうすればいいかな~、と色々アプリやその連携を模索してみました。自分的には今のところこれが確実。

■iPad側
【お絵描きアプリ】
AUTODESK SKETCHBOOK PRO (\450)
Procreate (\85)
【その他】
連携用:EVERNOTE
連携用:iTunes
漫画ネーム用:GoodNotes(無料版を使用中)
ネーム閲覧:iBooks
スタイラス:Touch Wand(Dタイプ)
■PC側
Adobe Reader X(PDF閲覧ソフトなら何でもいい)
psdが開ける好きなCGソフト


 絵に関しては、AUTODESK SKETCHBOOK PROが問答無用で最高性能なので中心的に使用。androidでもそうだったけれど、線の滑らかさが素晴らしい上に、なんか、やたら高機能です。ブラシのプリセット数・カスタマイズ項目の多さ・細かさはもちろん、レイヤーに画像取り込み可能なのでPCで描いた下絵や線画をpng形式でEvernoteにでも放り込んでおけば、続きをできます。また、レイヤーを保持してpsd形式で書き出せるため、これである程度塗り込んだらPCに戻って仕上げがスムーズにできます。

 Procreateはどちらかと言うと塗りに強いペイントソフト。文字入れやレイヤー変形等はSKETCHBOOK程の機能はありませんが、自分でブラシ先が作れたり下地混色ができたりと、味のある塗りができます。こちらもiTunes経由ですがpsd書き出しができるので、PCで仕上げが可能です。(※PCとiPadをiTunesで同期し、Appタブ内の「ファイル共有」でprocreateを選択するとpsdを取り出せます)

 PC→iPadはレイヤー構造を維持したままの移動方法が今のところ見つかりませんので、iPadではラフ・下絵・線画・ある程度の塗り、PCで仕上げ、と分業した方が良さそうです。

【漫画の場合】
 iPadでネーム、ラフを行うことを中心に考えます。WEB漫画とかなら何も考えずiPadで線画や塗りまでやっちゃっていいと思いますが。(その場合は絵と一緒)

 ネームを考えるにあたって、連続したページが一覧でき、方眼紙または漫画原稿用紙の枠線の用紙にラフに手描きができ、文字も多少入れられる、というアプリを探しました。その結果、手描きノートアプリの「GoodNotes」が一番良さそうでした。PDFのページ一覧で閲覧性がいいのと、自作テンプレを作れるので漫画原稿用紙の枠線も作れます。手書きペンでザクザクとネームを描いて、文字を入れて大きさを見れます。残念ながら縦書きテキストには対応していないので、文字は大きさを見る程度になりますが…。

 で、PDFで書き出すと、iPadのデフォルトの電子ブックアプリ「iBooks」でページをめくるように閲覧したり、大き目のサムネイルで一覧表示できます。

 後はEvernoteとかに放り込んでPCで開き、Adobe Readerならスナップショット機能で1ページ分の画像をクリップボードに取り込めるので、好きな画像ソフトで「クリップボードから新規作成」かページを作って貼り付けで下描きにできます。

【タッチペン】
 最後に、スタイラス(タッチペン)ですが、「Touch Wand」という柔かい金属繊維の丸筆みたいなのを使っています。androidで散々探した折、一番良かったスタイラスなのですが、iPadでも相変わらず快適です。他には「スマートペン」というスタイラスも評判が良いようです。タブレットでのお絵描きはスタイラスが命なので、使い易いのが見つかるまで頑張るしか。



 以上、長くなりましたが、iPadを入手してみての、お絵描きフローでした。

 なお、添付の画像はiPadのみで作成。下描き、線画、文字入れ⇒AUTODESK SKETCHBOOK PRO、塗り⇒Procreate です。……来月死ねるタスケテ……。

3件中 1件〜3件を表示