ちーずブログ
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CLIP STUDIOでグリザイユ画法01
Pixivでマイピクさんが「グリザイユ画法」なるものをやっていて、面白そうだったので私もやってみました。ちょうど、発売されたばかりのCLIP STUDIO PAINT PROのテストも兼ねています。(イラスタユーザーだったので無料DLなので即DLしてきました) 【グリザイユ画法】 絵を陰影(グレースケール)だけで描き、その上から色を着色する画法。 CGだと「カラー」や「オーバーレイ」を使うことで鮮やかな色合いも表現できる。 グレースケールで元絵を描くので、物の形と陰影に集中して描画でき、ペン入れやパーツ分けも不要、というスグレモノ。 http://oekakigakusyuu.blog97.fc2.com/blog-entry-362.html ■というわけで、まずはグレースケール絵を描き始めました。■ 小さい絵: 下絵を描いてグレースケールで大雑把に塗ったところ。形が複雑だったので、本体・翼・蛇体に分けて塗っておきました。そしてそれぞれ、複製した線画と統合。最初の段階です。 大きい絵: 本体まで白黒画を完成させたところ。下絵の線をゴリゴリ塗り潰しながら整えていくのは楽しかった…。ペン入れとかパーツ分けとか絶対したくなかったんで…。他のパーツは「レイヤーカラー」で色を変えて、見やすくしてあります。 TabMate-Controllerを持っていたので使用したのですが、CLIP STUDIOになって、ボタンのカスタマイズ可能になったおかげで、あんまり役に立たないWiiヌンチャクから、おそろしく使えるデバイスに変身してた…。実際、「JoyToKey」という無料で使えるシェアウェアを使えばどのソフトにでもボタンカスタマイズできるので、PhotoshopやArtRageでも使ってたんですけれども。 ▽TabMate-Controllerの割り当て例 通常モード:そのまま スティック押し込みモード: スティック→上下でズームイン/アウト・左右で回転 左ボタン→ツールのサイズを小さく 右ボタン→ツールのサイズを大きく 前面ボタン上→描画色と非選択色を切り替え 前面ボタン下→描画色と透明色を切り替え 背面ボタン→取り消し ------------------------------ これで描画色・非選択色を黒と白にしておけば、恐ろしい効率でグレースケール画が描ける。油彩ツールを使いましたが、初期設定で非常に混色の具合が良いので、黒白切り替えながら混ぜ塗りしていくだけで、スポイトで中間色を拾う必要は全くありませんでした。快適すぎて気持ちいい。 という訳で、快適に翼・蛇体も仕上げて、カラーを試していこうと思います。 ※絵の内容は、今描いているギャグマンガの告知絵なので、気にしないで下さい。
ドラゴン系くりーちゃー
昨日描いていた、ジェダ(@ヴァンパイアセイヴァー、「冥王」)の生前想像図(衣装なし)を完成させました。かなりシンプルでないデザインになりましたが、ドラゴンとか非人型モンスターはゴテゴテしている位の方が好きです。 Illust Studioでベクターレイヤーにアナログ風丸ペンで描きました。イラスタ・コミスタの良い所は、カケアミとかハッチングした時、「取り消し」コマンド1回で、一気に描いた一塊分の描画をUndoしてくれる点です。他のソフトだと線1本ごとにundo1回扱いになるから、取り消し上限数を上げていても全然追いつかないという。後は、アナログつけペンの再現度の高さですかね。 で、ドラゴン系クリーチャーなワケですが。単にドラゴンなんでなく、「冥王」という象徴的存在なので、本来装飾こみで初めて意味があるんですが、素体のデザインだけでも結構ややこしくなったので、まず衣装なしで描いてみました。…下描き段階では装飾こみで描いて、装飾とバランスとりながらデザインしたんですけどね。>素体 ベースはドラゴン、角は山羊、上半身は人型っぽいカンジで6本腕、下半身は蛇、羽か脚か謎の付属物と尻尾の先がムカデ。羽根は4枚羽、それぞれ3又に分かれてます。ドラゴン分が多いとイメージがそこに偏るので、意図して削っています。今は羽根部分がやたら目立っていますが、法衣着て大鎌持つので、大分絵としてのバランスは変わるでしょう。 しかし、蛇の鱗、もっと上手く描けるようになりたいのぅ…。この絵では半アンデッド(上位の、ディスペル効かない系)を意識して骸骨っぽく描いてるから良いのですが、動物の筋肉構造も練習して、上手く人間の筋肉とつなげて不自然じゃなく描けるようにならないと、獣人とか描けないなー、と思いました。
【3DCG】自分像@Sculptris
えー、まず言い訳から。 昨日は、3D軍帽を完成させていたんです。テクスチャマッピング思ったより簡単だハハ~ン♪ とか、いい気になって、これ終わらせてから1枚練習しようと思っていたのです。で、最初は上手く行きました。ちょっとリアルめのテクスチャなんかも作っちゃって「テクスチャなんか2Dだから簡単だな!」とか言ってたら、……帽子の上部に入るライン。赤いライン1本ですよ。そのラインが鬼門で、何度描いても変になる、アレ? これ、テクスチャ展開して描いてたんじゃ無理じゃないか? ……とやっと気付いたのが夜の1時でして。『直接3D画面上でテクスチャを(簡単なのでいいから)描けるソフト』が必要だと判明しました。 で、フリーソフトで探した結果、3本が見つかりました。 「Blender」→操作が難しすぎる 「Pixexix」→使い安くて良さそう、だが商用不可なので配布素材にはできない。 「Sculptris」→本来は、粘土をコネコネする感覚で3DCGを作るソフト。それにペインティングする機能もある。 そういう訳で、「Sculptris」を試してみた後で、ダメなら「Pixexix」のシェア版を購入しようと考えました。1900円ですし。 この「Sculptris」というソフト、操作が非常に簡単です。英語ですが、そもそも説明書の必要がない位基本操作が簡単で、チュートリアル画像も沢山あって、バカでも(例:私)1度見れば大体判(った気にな)りました。日本語版のページ・マニュアルもあるし。 ■Sculptris日本語版DL・マニュアルページ http://oakcorp.net/zbrush/sculptris/index.php 非常に操作は簡単なソフトで、画面上に粘土の塊が置いてあり、それをこねてつまんで伸ばしたり、押して凹ませたり、粘土を盛ったり。小学校の図工の時間に粘土で土鈴作ったのを思い出しました。左右対称ボタンがONになっていれば、片方いじるともう片側も作れるので、本物の粘土よりもむしろ簡単です。 …という訳で、なんか先ずは弄ってみはじめたところ、本当ーに粘土感覚で思ったとおりに形が動くので、つい夢中になって、気がついたら、なんか、こんなのができていました…。⇒小さい画像1枚目 なにやらえらく寸詰まったメタボなドラゴン……じゃなくて、私です。白い爬虫類のD-Dragonです。…なんか、小学校の図工でも、結局コレを作った気がします。丸っこいからそんなに変形の必要もない。小学校の時よりは、リアルに出来たと思います。 というか。絶対おかしいよ、このソフト。チュートリアルビデオとか、「プロが作ったらそりゃ、そんなクリーチャーもカンタンにできるだろうさ」とか思って見てたけど、なんか気付いたらこんなの出来てたよ。最初の粘土の中に埋まってたに違いない。初見で、マニュアル読まず、3D造形素人の人がいじっても、コレくらいは作れます。…いや、本当なのでやってみて下さい。 で、ペイントモードもやってみました。紙粘土にスプレーで色を塗っていく感覚そのまんまです。彫刻とかはやったことないのですが、プラモデル位ならちょっと。で、プラモデルに色付けるのと本当に同じです。凹凸のある部分だけ影の色を付けたい場合とかは、ボタン1個で「凹凸部分以外マスク」機能があるから、プラモよりよっぽど楽かも…。テクスチャも塗れるし。 そしてふと、材質も塗れるというコトに気付き、ガラス材質を翼と爪に塗ってみました。⇒大きい画像、他2枚 ……おかしい。コレもきっと、粘土の中に埋まってたに違いない。それで、窯で焼くと釉がガラス質になるのだ。 このソフト、わりと凹凸がつきやすいので、リアルめのものの方が合っていると思います。なので、今までの筋肉練習を元に、ちょっとリアルめに筋肉なんかも盛ってみました。足回りと翼を支えるアバラ回りの筋肉とか。 D-Dragonの翼は『水晶質の透明な皮膜』という設定なので、初めてリアルカラーで再現できました。 で、ところでコレ、どうすんの? ……使い道がなかったOTZ 折角なのでプロフ画像にでもします。 皆さんも是非やってみて下さい。本当にコレ、凄いから! で、当初の目的だった軍帽の3Dペイントはまだ、できてません……。
新着日記一覧 (タグ:ドラゴン)
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CLIP STUDIOでグリザイユ画法01
Pixivでマイピクさんが「グリザイユ画法」なるものをやっていて、面白そうだったので私もやってみました。ちょうど、発売されたばかりのCLIP STUDIO PAINT PROのテストも兼ねています。(イラスタユーザーだったので無料DLなので即DLしてきました)
【グリザイユ画法】
絵を陰影(グレースケール)だけで描き、その上から色を着色する画法。
CGだと「カラー」や「オーバーレイ」を使うことで鮮やかな色合いも表現できる。
グレースケールで元絵を描くので、物の形と陰影に集中して描画でき、ペン入れやパーツ分けも不要、というスグレモノ。
http://oekakigakusyuu.blog97.fc2.com/blog-entry-362.html
■というわけで、まずはグレースケール絵を描き始めました。■
小さい絵:
下絵を描いてグレースケールで大雑把に塗ったところ。形が複雑だったので、本体・翼・蛇体に分けて塗っておきました。そしてそれぞれ、複製した線画と統合。最初の段階です。
大きい絵:
本体まで白黒画を完成させたところ。下絵の線をゴリゴリ塗り潰しながら整えていくのは楽しかった…。ペン入れとかパーツ分けとか絶対したくなかったんで…。他のパーツは「レイヤーカラー」で色を変えて、見やすくしてあります。
TabMate-Controllerを持っていたので使用したのですが、CLIP STUDIOになって、ボタンのカスタマイズ可能になったおかげで、あんまり役に立たないWiiヌンチャクから、おそろしく使えるデバイスに変身してた…。実際、「JoyToKey」という無料で使えるシェアウェアを使えばどのソフトにでもボタンカスタマイズできるので、PhotoshopやArtRageでも使ってたんですけれども。
▽TabMate-Controllerの割り当て例
通常モード:そのまま
スティック押し込みモード:
スティック→上下でズームイン/アウト・左右で回転
左ボタン→ツールのサイズを小さく
右ボタン→ツールのサイズを大きく
前面ボタン上→描画色と非選択色を切り替え
前面ボタン下→描画色と透明色を切り替え
背面ボタン→取り消し
------------------------------
これで描画色・非選択色を黒と白にしておけば、恐ろしい効率でグレースケール画が描ける。油彩ツールを使いましたが、初期設定で非常に混色の具合が良いので、黒白切り替えながら混ぜ塗りしていくだけで、スポイトで中間色を拾う必要は全くありませんでした。快適すぎて気持ちいい。
という訳で、快適に翼・蛇体も仕上げて、カラーを試していこうと思います。
※絵の内容は、今描いているギャグマンガの告知絵なので、気にしないで下さい。
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ドラゴン系くりーちゃー
昨日描いていた、ジェダ(@ヴァンパイアセイヴァー、「冥王」)の生前想像図(衣装なし)を完成させました。かなりシンプルでないデザインになりましたが、ドラゴンとか非人型モンスターはゴテゴテしている位の方が好きです。
Illust Studioでベクターレイヤーにアナログ風丸ペンで描きました。イラスタ・コミスタの良い所は、カケアミとかハッチングした時、「取り消し」コマンド1回で、一気に描いた一塊分の描画をUndoしてくれる点です。他のソフトだと線1本ごとにundo1回扱いになるから、取り消し上限数を上げていても全然追いつかないという。後は、アナログつけペンの再現度の高さですかね。
で、ドラゴン系クリーチャーなワケですが。単にドラゴンなんでなく、「冥王」という象徴的存在なので、本来装飾こみで初めて意味があるんですが、素体のデザインだけでも結構ややこしくなったので、まず衣装なしで描いてみました。…下描き段階では装飾こみで描いて、装飾とバランスとりながらデザインしたんですけどね。>素体
ベースはドラゴン、角は山羊、上半身は人型っぽいカンジで6本腕、下半身は蛇、羽か脚か謎の付属物と尻尾の先がムカデ。羽根は4枚羽、それぞれ3又に分かれてます。ドラゴン分が多いとイメージがそこに偏るので、意図して削っています。今は羽根部分がやたら目立っていますが、法衣着て大鎌持つので、大分絵としてのバランスは変わるでしょう。
しかし、蛇の鱗、もっと上手く描けるようになりたいのぅ…。この絵では半アンデッド(上位の、ディスペル効かない系)を意識して骸骨っぽく描いてるから良いのですが、動物の筋肉構造も練習して、上手く人間の筋肉とつなげて不自然じゃなく描けるようにならないと、獣人とか描けないなー、と思いました。
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【3DCG】自分像@Sculptris
えー、まず言い訳から。
昨日は、3D軍帽を完成させていたんです。テクスチャマッピング思ったより簡単だハハ~ン♪ とか、いい気になって、これ終わらせてから1枚練習しようと思っていたのです。で、最初は上手く行きました。ちょっとリアルめのテクスチャなんかも作っちゃって「テクスチャなんか2Dだから簡単だな!」とか言ってたら、……帽子の上部に入るライン。赤いライン1本ですよ。そのラインが鬼門で、何度描いても変になる、アレ? これ、テクスチャ展開して描いてたんじゃ無理じゃないか? ……とやっと気付いたのが夜の1時でして。『直接3D画面上でテクスチャを(簡単なのでいいから)描けるソフト』が必要だと判明しました。
で、フリーソフトで探した結果、3本が見つかりました。
「Blender」→操作が難しすぎる
「Pixexix」→使い安くて良さそう、だが商用不可なので配布素材にはできない。
「Sculptris」→本来は、粘土をコネコネする感覚で3DCGを作るソフト。それにペインティングする機能もある。
そういう訳で、「Sculptris」を試してみた後で、ダメなら「Pixexix」のシェア版を購入しようと考えました。1900円ですし。
この「Sculptris」というソフト、操作が非常に簡単です。英語ですが、そもそも説明書の必要がない位基本操作が簡単で、チュートリアル画像も沢山あって、バカでも(例:私)1度見れば大体判(った気にな)りました。日本語版のページ・マニュアルもあるし。
■Sculptris日本語版DL・マニュアルページ
http://oakcorp.net/zbrush/sculptris/index.php
非常に操作は簡単なソフトで、画面上に粘土の塊が置いてあり、それをこねてつまんで伸ばしたり、押して凹ませたり、粘土を盛ったり。小学校の図工の時間に粘土で土鈴作ったのを思い出しました。左右対称ボタンがONになっていれば、片方いじるともう片側も作れるので、本物の粘土よりもむしろ簡単です。
…という訳で、なんか先ずは弄ってみはじめたところ、本当ーに粘土感覚で思ったとおりに形が動くので、つい夢中になって、気がついたら、なんか、こんなのができていました…。⇒小さい画像1枚目
なにやらえらく寸詰まったメタボなドラゴン……じゃなくて、私です。白い爬虫類のD-Dragonです。…なんか、小学校の図工でも、結局コレを作った気がします。丸っこいからそんなに変形の必要もない。小学校の時よりは、リアルに出来たと思います。
というか。絶対おかしいよ、このソフト。チュートリアルビデオとか、「プロが作ったらそりゃ、そんなクリーチャーもカンタンにできるだろうさ」とか思って見てたけど、なんか気付いたらこんなの出来てたよ。最初の粘土の中に埋まってたに違いない。初見で、マニュアル読まず、3D造形素人の人がいじっても、コレくらいは作れます。…いや、本当なのでやってみて下さい。
で、ペイントモードもやってみました。紙粘土にスプレーで色を塗っていく感覚そのまんまです。彫刻とかはやったことないのですが、プラモデル位ならちょっと。で、プラモデルに色付けるのと本当に同じです。凹凸のある部分だけ影の色を付けたい場合とかは、ボタン1個で「凹凸部分以外マスク」機能があるから、プラモよりよっぽど楽かも…。テクスチャも塗れるし。
そしてふと、材質も塗れるというコトに気付き、ガラス材質を翼と爪に塗ってみました。⇒大きい画像、他2枚
……おかしい。コレもきっと、粘土の中に埋まってたに違いない。それで、窯で焼くと釉がガラス質になるのだ。
このソフト、わりと凹凸がつきやすいので、リアルめのものの方が合っていると思います。なので、今までの筋肉練習を元に、ちょっとリアルめに筋肉なんかも盛ってみました。足回りと翼を支えるアバラ回りの筋肉とか。 D-Dragonの翼は『水晶質の透明な皮膜』という設定なので、初めてリアルカラーで再現できました。
で、ところでコレ、どうすんの?
……使い道がなかったOTZ 折角なのでプロフ画像にでもします。
皆さんも是非やってみて下さい。本当にコレ、凄いから!
で、当初の目的だった軍帽の3Dペイントはまだ、できてません……。
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