ちーずブログ
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漫画用3D素材を3D-COATで自作。
ここのところ、漫画用の3D素材を作って投下していました。もともとComic Studio又はイラストのモデル用にPose Studioでモデルに持たせる小物を作りたくて3Dを始めたのですが。中学時代・代数7点・幾何4点(100点満点で)の俺に、死角はなかった!!! ……葉巻(ただの円柱)で死にかけて、軍帽作ったら本気死んだ。仕事以外で俺に左脳作業やらせないで下さいよ…右脳も怪しいんだから。むしろ爬虫類脳。 という訳で、「3Dは俺には難し過ぎるよ!」と泣きが入っていた訳ですが。先日、「Sculptris」を触りまして、その余りの直感的モデリングに世界観が変わりまして。「これなら、俺でも3D作れる! むしろ絵描くのと感覚かわんない、楽しい!」と実感したので、コレで作った3Dを漫画用素材にしたら良いんじゃないかと思った訳です。 とはいえ、「Sculptris」は非商用限定のフリーソフト。機能もクリーチャーか地形特化で、細かい整形ツール等はありません。上位版の「ZBrash」なら粘土細工感覚はそのままに、切ったり張ったり何でもできちゃう最強ソフトなんですが、映画CGでも使われるプロユースなので8万円…。メインは絵や漫画で、その小道具や背景として程度に3Dを使う気の自分には手が出ません。そこで、「Sculptris」や「ZBrash」系列のモデラーで、かつモデリングに多少のクセがあってSculptris系よりは直感的さに欠けるけれど、省ポリゴン(リトポ)機能が非常に強く、かつ3万円弱……という「3D-COAT」を購入しました。“直線的にぶった切る”機能が充実しているので、人工物やメカ系もかなりイケるらしいです。 そういう訳で、上部の不気味な画像の話になるんですが。この絵はPose Studioのモデル人形に、「3D-COAT」で作った「山羊頭蓋骨のマスク」と「収穫用大鎌(サイス)」を装備させた……図に、ローブを描き足したらくがきです。まあ、こんな感じで使う。Comic Studioで読み込めば、3D素材部分は自動でベクター線とトーンとベタにレンダリングしてくれる機能も使える。ここまで有機的で自分デザインの3Dなら、絵から浮くことも既製品感もない。(完全なるオーダーメイドですョ) 「3D-COAT」始めて1週間程度ですが、操作に慣れてきたら、絵を描く感覚と地続きで3Dを作っていけるんじゃないかと期待しています。空間や世界観を、3Dも使って舞台化してしまえたら……と考えると、ワクワクするよね。 なお、なんでこんな不気味なモン作ってんだ、というと、冥王の話がまだ続いていたのでした。死神をだね、いっぱい描くのだよ!
【3DCG】鍾乳洞作ってみました
今日の所は取り急ぎ。「Sculptris」で鍾乳洞的なジオラマを作っていました。クリーチャーだけでなく、岩や自然物の造形もできる気がしたのでやってみました。やっぱり、岩山とかと相性抜群みたいです。 出来た物を見たら、Comic Studioでそのまま背景とか、前景に出来るんじゃなかろーか? と思ったので。3D自体はすぐ出来たけれど、試験的に配布するための解説画像作りとかに時間食ってしまいました。 まあ、今日の分の練習にします。 取り急ぎなので、配布時の解説画像を載せておきます。3DLTができるComic Studioをお使いなら、良ければどうぞ。フリーです。 ■「3D地形素材 鍾乳洞」→ http://www.clip-studio.com/m/1234770
「Pixexix」3Dペイントソフトが神でした(フリーソフト)
昨日は3DCGの軍帽がやっと完成しました。…何か途中で自分像とか寄り道してたので、完成品としては3D第3作目となってしまいましたが。ポリゴンでの幾何学的なモデリング、展開図にした上での色・模様つけ(UVマッピング)という『王道』な作り方で、四苦八苦した分、基礎の勉強になりました。 曲線構成のクリーチャーとかは「Sculptris」が良さそうですが、絵のアタリ用の小物類は、やはり六角大王でコツコツ作った方が早そうです。テクスチャも高度な描き込みは必要なくて、3Dペイントで大まかに見当つけてIllust Studioでササッと仕上げる程度で十分なので、「六角大王Super6」+「Pixexix」が最適そうです。「メタセコイア」もコンバータ・LWOファイル確認のためだけに使っているのですが、それたけの用途に5000円出すのも……。試用期間が終わりそうなので、1ヶ月レンタルだけして、その間に何か代わりにならないか探してみるつもりです。 それで、「Pixexix」ですが。 神ソフトでした。 動画では、3Dオブジェクトをスクリーンショットで固定して、それにサクサク色を塗ると反映されるペイントソフトだと思ったのですが、違いました。 3Dオブジェクトをスクリーンショットで固定して、“任意のペイントソフトに送り、加えられた変更を即座に3Dに反映する”ソフトでした。つまり、『Illust StudioでもSAIでも、自分の使い慣れたペイントソフトで、リアルタイムに3Dペイントが行える』という事です。 そして、各スクリーンショットとそこに加えられた変更はレイヤー管理されるので、順序を変えて適用することもできます。また、最初に展開していない場合は、UVマップ展開も自動でやってくれます。 神ソフトだ―――――!!! ……あまりに手軽で、ポリゴンを展開した切れ目もシームレスに塗れるので、感動してしまいました。エディタはいつも使っているIllust Studioが使えるし。ベクターレイヤーやフィルタ、定規を使えば微調整もあっという間です。もう、即座にPro版1900円をDL購入しました。(作成した素材を有償配布したかったので商用利用可能なPro版を買いましたが、個人使用ならフリーです!機能的には変わりません。) 2D絵師が3DCGもやってみたい、でも難しいソフトを1から覚えるのは辛い…という場合には、クリーチャーや地形など有機的な曲線構成のものが作りたいなら「Sculptris」(フリー)。小物や機械、他建築物までいかない程度のものなら「六角大王Super6」(5000円)+「Pixexix」(フリー)が良いんじゃないかと思いました。建築物以上の大物が作りたければ「Google Sketch Up」(フリー)。 メタセコイアは……正直、俺の2D脳ではついて行けなかった!! ■「Pixexix」→ http://pixexix.sophiehoulden.com/ (※とりあえず、画面埋め込み動画をご覧アレ) なお、日記添付の画像は、3D軍帽の完成品です。Pose Studioのモデル人形に被らせてます。うん、ピッタリ。それから、Comic Studio(EX)の3Dを線画(ベクター)とトーンに自動分解してくれる「3DLT」機能でレンダリングしてみた図が、小さい写真2枚です。ベクター線だから、線の強弱他の修正可能、トーン部分も網点の濃さ・種類等変えられるんですよ…? デジタル漫画の時代だなー、と思いました。 (まあ、こういう機能が進化していくんで、3Dにも手を出さざるを得なくなった訳ですが。やっぱり欲しい素材は自分で作るのが一番早い…) 一応、Comic Studio・Illust Studio・Pose Studioで使用できる素材として、同ソフト公式サポートサイト『CLIP』で配布しましたので、興味があればどうぞ。(軍帽)→ http://www.clip-studio.com/m/1233600 (※DLには会員登録とサイト内ポイントが必要です。まあ、Comic Studio・Illust Studio持ってる方は、大体登録してると思いますが…。) とりあえず、今日の感想。 『Pixexix』は神ソフト。
【3DCG】自分像@Sculptris
えー、まず言い訳から。 昨日は、3D軍帽を完成させていたんです。テクスチャマッピング思ったより簡単だハハ~ン♪ とか、いい気になって、これ終わらせてから1枚練習しようと思っていたのです。で、最初は上手く行きました。ちょっとリアルめのテクスチャなんかも作っちゃって「テクスチャなんか2Dだから簡単だな!」とか言ってたら、……帽子の上部に入るライン。赤いライン1本ですよ。そのラインが鬼門で、何度描いても変になる、アレ? これ、テクスチャ展開して描いてたんじゃ無理じゃないか? ……とやっと気付いたのが夜の1時でして。『直接3D画面上でテクスチャを(簡単なのでいいから)描けるソフト』が必要だと判明しました。 で、フリーソフトで探した結果、3本が見つかりました。 「Blender」→操作が難しすぎる 「Pixexix」→使い安くて良さそう、だが商用不可なので配布素材にはできない。 「Sculptris」→本来は、粘土をコネコネする感覚で3DCGを作るソフト。それにペインティングする機能もある。 そういう訳で、「Sculptris」を試してみた後で、ダメなら「Pixexix」のシェア版を購入しようと考えました。1900円ですし。 この「Sculptris」というソフト、操作が非常に簡単です。英語ですが、そもそも説明書の必要がない位基本操作が簡単で、チュートリアル画像も沢山あって、バカでも(例:私)1度見れば大体判(った気にな)りました。日本語版のページ・マニュアルもあるし。 ■Sculptris日本語版DL・マニュアルページ http://oakcorp.net/zbrush/sculptris/index.php 非常に操作は簡単なソフトで、画面上に粘土の塊が置いてあり、それをこねてつまんで伸ばしたり、押して凹ませたり、粘土を盛ったり。小学校の図工の時間に粘土で土鈴作ったのを思い出しました。左右対称ボタンがONになっていれば、片方いじるともう片側も作れるので、本物の粘土よりもむしろ簡単です。 …という訳で、なんか先ずは弄ってみはじめたところ、本当ーに粘土感覚で思ったとおりに形が動くので、つい夢中になって、気がついたら、なんか、こんなのができていました…。⇒小さい画像1枚目 なにやらえらく寸詰まったメタボなドラゴン……じゃなくて、私です。白い爬虫類のD-Dragonです。…なんか、小学校の図工でも、結局コレを作った気がします。丸っこいからそんなに変形の必要もない。小学校の時よりは、リアルに出来たと思います。 というか。絶対おかしいよ、このソフト。チュートリアルビデオとか、「プロが作ったらそりゃ、そんなクリーチャーもカンタンにできるだろうさ」とか思って見てたけど、なんか気付いたらこんなの出来てたよ。最初の粘土の中に埋まってたに違いない。初見で、マニュアル読まず、3D造形素人の人がいじっても、コレくらいは作れます。…いや、本当なのでやってみて下さい。 で、ペイントモードもやってみました。紙粘土にスプレーで色を塗っていく感覚そのまんまです。彫刻とかはやったことないのですが、プラモデル位ならちょっと。で、プラモデルに色付けるのと本当に同じです。凹凸のある部分だけ影の色を付けたい場合とかは、ボタン1個で「凹凸部分以外マスク」機能があるから、プラモよりよっぽど楽かも…。テクスチャも塗れるし。 そしてふと、材質も塗れるというコトに気付き、ガラス材質を翼と爪に塗ってみました。⇒大きい画像、他2枚 ……おかしい。コレもきっと、粘土の中に埋まってたに違いない。それで、窯で焼くと釉がガラス質になるのだ。 このソフト、わりと凹凸がつきやすいので、リアルめのものの方が合っていると思います。なので、今までの筋肉練習を元に、ちょっとリアルめに筋肉なんかも盛ってみました。足回りと翼を支えるアバラ回りの筋肉とか。 D-Dragonの翼は『水晶質の透明な皮膜』という設定なので、初めてリアルカラーで再現できました。 で、ところでコレ、どうすんの? ……使い道がなかったOTZ 折角なのでプロフ画像にでもします。 皆さんも是非やってみて下さい。本当にコレ、凄いから! で、当初の目的だった軍帽の3Dペイントはまだ、できてません……。
今日は3Dの練習【軍帽】
今日は3Dの練習をしました。……というか、この前から始めた3DCGを作っていたら時間が無くなって、デッサンができなかった……orz 一応、創作の練習はしていたから、これで練習日記と言うことでお茶を濁します。実際、デッサン用に作ったモノですし。 見ての通り、帽子です。軍人さんがよくかぶってるヤツ。軍帽とか制帽とか言うアレです。簡単な形をしていますが…カンタンです。慣れた人なら10分で出来ると思います。 が、3DCGは1ヶ月位前から始めたばかりで、これが2作目の私には、かなりの難物です。2週間はかかってると思います。今日、やっと形が出来上がりました。「六角大王Super6」という、一番初心者向けな3Dソフトを使っています。 この後、テクスチャといって、帽子の表面に今は直接色を指定していますが、1枚の展開した図に、色や質感、細かい模様などを描き込んで本物っぽくしていきます。……多分、そこでまた手間取りそうです。 この帽子は、Pose StudioというIllust Studio・Comic Studioの連携ソフトとして、同じセルシス社が無料貸し出ししている3Dモデル人形ソフト用に作りました。3Dの空間内でデッサン人形に好きなポーズを取らせ、好きな角度・大きさでpngファイルに描き出し、イラストの下絵にできるという便利なソフトです。モデル以外にも3Dのファイルを読み込んで、こんな風に小物を持たせたりもできます。よく描くキャラに軍帽キャラがいるので、結構あの形で悩むことが多いので、3Dにしたのでした。 なお、顎紐は動きませんが、帽子内部の裏打ちはちゃんと再現しています。 こういう小物で練習して、そのうち建物とかの大物を作りたいなー、と思っています。3Dでロケのセット組んどけば、背景楽だよね、……という、近道なのか回り道なのか判らない思惑なのでした。明日はちゃんとデッサンします。
新着日記一覧 (タグ:3D)
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漫画用3D素材を3D-COATで自作。
ここのところ、漫画用の3D素材を作って投下していました。もともとComic Studio又はイラストのモデル用にPose Studioでモデルに持たせる小物を作りたくて3Dを始めたのですが。中学時代・代数7点・幾何4点(100点満点で)の俺に、死角はなかった!!! ……葉巻(ただの円柱)で死にかけて、軍帽作ったら本気死んだ。仕事以外で俺に左脳作業やらせないで下さいよ…右脳も怪しいんだから。むしろ爬虫類脳。
という訳で、「3Dは俺には難し過ぎるよ!」と泣きが入っていた訳ですが。先日、「Sculptris」を触りまして、その余りの直感的モデリングに世界観が変わりまして。「これなら、俺でも3D作れる! むしろ絵描くのと感覚かわんない、楽しい!」と実感したので、コレで作った3Dを漫画用素材にしたら良いんじゃないかと思った訳です。
とはいえ、「Sculptris」は非商用限定のフリーソフト。機能もクリーチャーか地形特化で、細かい整形ツール等はありません。上位版の「ZBrash」なら粘土細工感覚はそのままに、切ったり張ったり何でもできちゃう最強ソフトなんですが、映画CGでも使われるプロユースなので8万円…。メインは絵や漫画で、その小道具や背景として程度に3Dを使う気の自分には手が出ません。そこで、「Sculptris」や「ZBrash」系列のモデラーで、かつモデリングに多少のクセがあってSculptris系よりは直感的さに欠けるけれど、省ポリゴン(リトポ)機能が非常に強く、かつ3万円弱……という「3D-COAT」を購入しました。“直線的にぶった切る”機能が充実しているので、人工物やメカ系もかなりイケるらしいです。
そういう訳で、上部の不気味な画像の話になるんですが。この絵はPose Studioのモデル人形に、「3D-COAT」で作った「山羊頭蓋骨のマスク」と「収穫用大鎌(サイス)」を装備させた……図に、ローブを描き足したらくがきです。まあ、こんな感じで使う。Comic Studioで読み込めば、3D素材部分は自動でベクター線とトーンとベタにレンダリングしてくれる機能も使える。ここまで有機的で自分デザインの3Dなら、絵から浮くことも既製品感もない。(完全なるオーダーメイドですョ)
「3D-COAT」始めて1週間程度ですが、操作に慣れてきたら、絵を描く感覚と地続きで3Dを作っていけるんじゃないかと期待しています。空間や世界観を、3Dも使って舞台化してしまえたら……と考えると、ワクワクするよね。
なお、なんでこんな不気味なモン作ってんだ、というと、冥王の話がまだ続いていたのでした。死神をだね、いっぱい描くのだよ!
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23:32
【3DCG】鍾乳洞作ってみました
今日の所は取り急ぎ。「Sculptris」で鍾乳洞的なジオラマを作っていました。クリーチャーだけでなく、岩や自然物の造形もできる気がしたのでやってみました。やっぱり、岩山とかと相性抜群みたいです。
出来た物を見たら、Comic Studioでそのまま背景とか、前景に出来るんじゃなかろーか? と思ったので。3D自体はすぐ出来たけれど、試験的に配布するための解説画像作りとかに時間食ってしまいました。
まあ、今日の分の練習にします。
取り急ぎなので、配布時の解説画像を載せておきます。3DLTができるComic Studioをお使いなら、良ければどうぞ。フリーです。
■「3D地形素材 鍾乳洞」→ http://www.clip-studio.com/m/1234770
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22:41
「Pixexix」3Dペイントソフトが神でした(フリーソフト)
昨日は3DCGの軍帽がやっと完成しました。…何か途中で自分像とか寄り道してたので、完成品としては3D第3作目となってしまいましたが。ポリゴンでの幾何学的なモデリング、展開図にした上での色・模様つけ(UVマッピング)という『王道』な作り方で、四苦八苦した分、基礎の勉強になりました。
曲線構成のクリーチャーとかは「Sculptris」が良さそうですが、絵のアタリ用の小物類は、やはり六角大王でコツコツ作った方が早そうです。テクスチャも高度な描き込みは必要なくて、3Dペイントで大まかに見当つけてIllust Studioでササッと仕上げる程度で十分なので、「六角大王Super6」+「Pixexix」が最適そうです。「メタセコイア」もコンバータ・LWOファイル確認のためだけに使っているのですが、それたけの用途に5000円出すのも……。試用期間が終わりそうなので、1ヶ月レンタルだけして、その間に何か代わりにならないか探してみるつもりです。
それで、「Pixexix」ですが。 神ソフトでした。
動画では、3Dオブジェクトをスクリーンショットで固定して、それにサクサク色を塗ると反映されるペイントソフトだと思ったのですが、違いました。
3Dオブジェクトをスクリーンショットで固定して、“任意のペイントソフトに送り、加えられた変更を即座に3Dに反映する”ソフトでした。つまり、『Illust StudioでもSAIでも、自分の使い慣れたペイントソフトで、リアルタイムに3Dペイントが行える』という事です。
そして、各スクリーンショットとそこに加えられた変更はレイヤー管理されるので、順序を変えて適用することもできます。また、最初に展開していない場合は、UVマップ展開も自動でやってくれます。
神ソフトだ―――――!!!
……あまりに手軽で、ポリゴンを展開した切れ目もシームレスに塗れるので、感動してしまいました。エディタはいつも使っているIllust Studioが使えるし。ベクターレイヤーやフィルタ、定規を使えば微調整もあっという間です。もう、即座にPro版1900円をDL購入しました。(作成した素材を有償配布したかったので商用利用可能なPro版を買いましたが、個人使用ならフリーです!機能的には変わりません。)
2D絵師が3DCGもやってみたい、でも難しいソフトを1から覚えるのは辛い…という場合には、クリーチャーや地形など有機的な曲線構成のものが作りたいなら「Sculptris」(フリー)。小物や機械、他建築物までいかない程度のものなら「六角大王Super6」(5000円)+「Pixexix」(フリー)が良いんじゃないかと思いました。建築物以上の大物が作りたければ「Google Sketch Up」(フリー)。 メタセコイアは……正直、俺の2D脳ではついて行けなかった!!
■「Pixexix」→ http://pixexix.sophiehoulden.com/
(※とりあえず、画面埋め込み動画をご覧アレ)
なお、日記添付の画像は、3D軍帽の完成品です。Pose Studioのモデル人形に被らせてます。うん、ピッタリ。それから、Comic Studio(EX)の3Dを線画(ベクター)とトーンに自動分解してくれる「3DLT」機能でレンダリングしてみた図が、小さい写真2枚です。ベクター線だから、線の強弱他の修正可能、トーン部分も網点の濃さ・種類等変えられるんですよ…? デジタル漫画の時代だなー、と思いました。
(まあ、こういう機能が進化していくんで、3Dにも手を出さざるを得なくなった訳ですが。やっぱり欲しい素材は自分で作るのが一番早い…)
一応、Comic Studio・Illust Studio・Pose Studioで使用できる素材として、同ソフト公式サポートサイト『CLIP』で配布しましたので、興味があればどうぞ。(軍帽)→ http://www.clip-studio.com/m/1233600
(※DLには会員登録とサイト内ポイントが必要です。まあ、Comic Studio・Illust Studio持ってる方は、大体登録してると思いますが…。)
とりあえず、今日の感想。 『Pixexix』は神ソフト。
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23:40
【3DCG】自分像@Sculptris
えー、まず言い訳から。
昨日は、3D軍帽を完成させていたんです。テクスチャマッピング思ったより簡単だハハ~ン♪ とか、いい気になって、これ終わらせてから1枚練習しようと思っていたのです。で、最初は上手く行きました。ちょっとリアルめのテクスチャなんかも作っちゃって「テクスチャなんか2Dだから簡単だな!」とか言ってたら、……帽子の上部に入るライン。赤いライン1本ですよ。そのラインが鬼門で、何度描いても変になる、アレ? これ、テクスチャ展開して描いてたんじゃ無理じゃないか? ……とやっと気付いたのが夜の1時でして。『直接3D画面上でテクスチャを(簡単なのでいいから)描けるソフト』が必要だと判明しました。
で、フリーソフトで探した結果、3本が見つかりました。
「Blender」→操作が難しすぎる
「Pixexix」→使い安くて良さそう、だが商用不可なので配布素材にはできない。
「Sculptris」→本来は、粘土をコネコネする感覚で3DCGを作るソフト。それにペインティングする機能もある。
そういう訳で、「Sculptris」を試してみた後で、ダメなら「Pixexix」のシェア版を購入しようと考えました。1900円ですし。
この「Sculptris」というソフト、操作が非常に簡単です。英語ですが、そもそも説明書の必要がない位基本操作が簡単で、チュートリアル画像も沢山あって、バカでも(例:私)1度見れば大体判(った気にな)りました。日本語版のページ・マニュアルもあるし。
■Sculptris日本語版DL・マニュアルページ
http://oakcorp.net/zbrush/sculptris/index.php
非常に操作は簡単なソフトで、画面上に粘土の塊が置いてあり、それをこねてつまんで伸ばしたり、押して凹ませたり、粘土を盛ったり。小学校の図工の時間に粘土で土鈴作ったのを思い出しました。左右対称ボタンがONになっていれば、片方いじるともう片側も作れるので、本物の粘土よりもむしろ簡単です。
…という訳で、なんか先ずは弄ってみはじめたところ、本当ーに粘土感覚で思ったとおりに形が動くので、つい夢中になって、気がついたら、なんか、こんなのができていました…。⇒小さい画像1枚目
なにやらえらく寸詰まったメタボなドラゴン……じゃなくて、私です。白い爬虫類のD-Dragonです。…なんか、小学校の図工でも、結局コレを作った気がします。丸っこいからそんなに変形の必要もない。小学校の時よりは、リアルに出来たと思います。
というか。絶対おかしいよ、このソフト。チュートリアルビデオとか、「プロが作ったらそりゃ、そんなクリーチャーもカンタンにできるだろうさ」とか思って見てたけど、なんか気付いたらこんなの出来てたよ。最初の粘土の中に埋まってたに違いない。初見で、マニュアル読まず、3D造形素人の人がいじっても、コレくらいは作れます。…いや、本当なのでやってみて下さい。
で、ペイントモードもやってみました。紙粘土にスプレーで色を塗っていく感覚そのまんまです。彫刻とかはやったことないのですが、プラモデル位ならちょっと。で、プラモデルに色付けるのと本当に同じです。凹凸のある部分だけ影の色を付けたい場合とかは、ボタン1個で「凹凸部分以外マスク」機能があるから、プラモよりよっぽど楽かも…。テクスチャも塗れるし。
そしてふと、材質も塗れるというコトに気付き、ガラス材質を翼と爪に塗ってみました。⇒大きい画像、他2枚
……おかしい。コレもきっと、粘土の中に埋まってたに違いない。それで、窯で焼くと釉がガラス質になるのだ。
このソフト、わりと凹凸がつきやすいので、リアルめのものの方が合っていると思います。なので、今までの筋肉練習を元に、ちょっとリアルめに筋肉なんかも盛ってみました。足回りと翼を支えるアバラ回りの筋肉とか。 D-Dragonの翼は『水晶質の透明な皮膜』という設定なので、初めてリアルカラーで再現できました。
で、ところでコレ、どうすんの?
……使い道がなかったOTZ 折角なのでプロフ画像にでもします。
皆さんも是非やってみて下さい。本当にコレ、凄いから!
で、当初の目的だった軍帽の3Dペイントはまだ、できてません……。
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23:15
今日は3Dの練習【軍帽】
今日は3Dの練習をしました。……というか、この前から始めた3DCGを作っていたら時間が無くなって、デッサンができなかった……orz
一応、創作の練習はしていたから、これで練習日記と言うことでお茶を濁します。実際、デッサン用に作ったモノですし。
見ての通り、帽子です。軍人さんがよくかぶってるヤツ。軍帽とか制帽とか言うアレです。簡単な形をしていますが…カンタンです。慣れた人なら10分で出来ると思います。
が、3DCGは1ヶ月位前から始めたばかりで、これが2作目の私には、かなりの難物です。2週間はかかってると思います。今日、やっと形が出来上がりました。「六角大王Super6」という、一番初心者向けな3Dソフトを使っています。
この後、テクスチャといって、帽子の表面に今は直接色を指定していますが、1枚の展開した図に、色や質感、細かい模様などを描き込んで本物っぽくしていきます。……多分、そこでまた手間取りそうです。
この帽子は、Pose StudioというIllust Studio・Comic Studioの連携ソフトとして、同じセルシス社が無料貸し出ししている3Dモデル人形ソフト用に作りました。3Dの空間内でデッサン人形に好きなポーズを取らせ、好きな角度・大きさでpngファイルに描き出し、イラストの下絵にできるという便利なソフトです。モデル以外にも3Dのファイルを読み込んで、こんな風に小物を持たせたりもできます。よく描くキャラに軍帽キャラがいるので、結構あの形で悩むことが多いので、3Dにしたのでした。
なお、顎紐は動きませんが、帽子内部の裏打ちはちゃんと再現しています。
こういう小物で練習して、そのうち建物とかの大物を作りたいなー、と思っています。3Dでロケのセット組んどけば、背景楽だよね、……という、近道なのか回り道なのか判らない思惑なのでした。明日はちゃんとデッサンします。
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