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野に咲く一輪のタンポポのようにヒッソリ暗躍中!?
じゃ、ランク入りはダメじゃん。
と、今頃気付く大馬鹿者。

徘徊癖がありそこら辺うろつきます、ご注意ください・・・。(気にしないでね~)

投稿画像は『しぃペイントツール』が使用困難のため、市販ソフトを使用中です。

その時気分のイメージ一発屋。
ストレスが限界を超えると、やたらと裸婦に走りますのでご注意ください・・・。

基本、『こらぼ』は全て可にしてます。
ご自由に、いじりまくって下さい。(笑

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過去の日記

 
2013-07-16 02:21

保健室

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Good!
  • 挿絵
翌日、K子は学校を休んだ。
おそらく医者で、関節に溜まった血でも抜いたのであろうか・・・。

もしかすると、もう一日休むことになるかもしれない。
今日は一日、隣の席は空席である。
なんとなく、空虚感に襲われる。

俺は、担任からプリント回収を言い渡された。
放課後に職員室まで届けなければならない。
まぁ、気晴らしには丁度良いか・・・。

回収したプリントを職員室に届けると、S美に廊下でバッタリ出会った。
そう言えば、職員室の先に保健室があったんだっけ・・・。

「ねぇ、いま暇?」
S美が嬉しそうに駆け寄ってくる。

はて・・・?
俺の事を嫌ってるんじゃなかったのだろうか?

「ああ、用事はいま済んだところだ。」

「じゃ保健室で、お茶でも飲んでいかない?」

「おいおい、いつから保健室は喫茶店になったんだ?」

「いいから、いいから。」

S美は俺の腕を掴んで離さない。
今までの俺に対する態度と違い、やけに積極的なアプローチだ。
俺は、強引に保健室へ引きずり込まれた。

「ねぇ、ココ静かでしょ?
 それに今の時間、滅多に人来ないのよ?
 だから私、ココが好きなの。」

「そうかぁ・・・。
 自分の居場所が持てて良いなぁ。」

「あなたも放課後、ココに来れば持てるわよ?
 しかも、お茶付きで・・・。」

S美は微笑みながら、俺に語りかけてくる。

「そいつは、いいや。」

「ねっ、何飲む?
 コーヒー?紅茶?それともジュースが良いかしら?お茶もあるわよ?
 しかも、お茶菓子までありま~す!!」

あれ?
S美って、こんな性格だったか?

「えっ!?
 そんなのまであるの?
 保健室・・・だよな?ココって・・・。」

「うふふ・・・。
 学校医の先生が、いらっしゃった時の為に用意してあるのよ。」

「なるほどな・・・。
 勝手に飲食して、大丈夫なのか?」

「わたしが居るから、心配しなくても大丈夫よ。」

「それじゃ、お言葉に甘えて紅茶でも貰おうか?」

「紅茶ね?
 いま入れるから、そこに座って待っててね。」

鼻歌交じりで入れてくれている、S美は上機嫌である・・・。

なんだ・・・?
なんなんだ?このシチュエーションは・・・。