プロフィール

野に咲く一輪のタンポポのようにヒッソリ暗躍中!?
じゃ、ランク入りはダメじゃん。
と、今頃気付く大馬鹿者。

徘徊癖がありそこら辺うろつきます、ご注意ください・・・。(気にしないでね~)

投稿画像は『しぃペイントツール』が使用困難のため、市販ソフトを使用中です。

その時気分のイメージ一発屋。
ストレスが限界を超えると、やたらと裸婦に走りますのでご注意ください・・・。

基本、『こらぼ』は全て可にしてます。
ご自由に、いじりまくって下さい。(笑

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2013-07-24 02:29

挿絵

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Good!
挿絵

まっ、挿絵でしょ!d(=.=)

わざわざ自分の胸に当ててるんだよ?
信じられる?
怖いよね、恋する乙女って・・・。<(||_||)>ぞぞ~っ

このイラストが添付された日記

2013-07-16 02:21

保健室

翌日、K子は学校を休んだ。
おそらく医者で、関節に溜まった血でも抜いたのであろうか・・・。

もしかすると、もう一日休むことになるかもしれない。
今日は一日、隣の席は空席である。
なんとなく、空虚感に襲われる。

俺は、担任からプリント回収を言い渡された。
放課後に職員室まで届けなければならない。
まぁ、気晴らしには丁度良いか・・・。

回収したプリントを職員室に届けると、S美に廊下でバッタリ出会った。
そう言えば、職員室の先に保健室があったんだっけ・・・。

「ねぇ、いま暇?」
S美が嬉しそうに駆け寄ってくる。

はて・・・?
俺の事を嫌ってるんじゃなかったのだろうか?

「ああ、用事はいま済んだところだ。」

「じゃ保健室で、お茶でも飲んでいかない?」

「おいおい、いつから保健室は喫茶店になったんだ?」

「いいから、いいから。」

S美は俺の腕を掴んで離さない。
今までの俺に対する態度と違い、やけに積極的なアプローチだ。
俺は、強引に保健室へ引きずり込まれた。

「ねぇ、ココ静かでしょ?
 それに今の時間、滅多に人来ないのよ?
 だから私、ココが好きなの。」

「そうかぁ・・・。
 自分の居場所が持てて良いなぁ。」

「あなたも放課後、ココに来れば持てるわよ?
 しかも、お茶付きで・・・。」

S美は微笑みながら、俺に語りかけてくる。

「そいつは、いいや。」

「ねっ、何飲む?
 コーヒー?紅茶?それともジュースが良いかしら?お茶もあるわよ?
 しかも、お茶菓子までありま~す!!」

あれ?
S美って、こんな性格だったか?

「えっ!?
 そんなのまであるの?
 保健室・・・だよな?ココって・・・。」

「うふふ・・・。
 学校医の先生が、いらっしゃった時の為に用意してあるのよ。」

「なるほどな・・・。
 勝手に飲食して、大丈夫なのか?」

「わたしが居るから、心配しなくても大丈夫よ。」

「それじゃ、お言葉に甘えて紅茶でも貰おうか?」

「紅茶ね?
 いま入れるから、そこに座って待っててね。」

鼻歌交じりで入れてくれている、S美は上機嫌である・・・。

なんだ・・・?
なんなんだ?このシチュエーションは・・・。