いちえんじゅうえん

新薬師寺のCM見ていて「そうだ、ブログやろう」と思い立ちました(ナンデヤネン(-_-;)?)鳥と、同人と、TVと本辺りがメインになるでしょうか。

プロフィール

いい年ですが、未だにオリジナルで同人やってるオタです(^^)v デジタルはCHIXIでお勉強中。メインは完全アナログな前時代人です。 自分については語れることがあまりないので、インコとかTVとか本とか、そういうのをあれこれ呟いております。ブログは初めての初心者なので手際の悪さは目を瞑ってくださいまし<(_ _)>

4月のカレンダー

1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

過去の日記

 

(2011年4月)日記一覧

9件中 1件〜9件を表示

2011-04-26 11:18

またBSか!

未だ地デジ化してないおいらが悪いのか。
とっとと地デジにしてBSにしちゃっていればよかったのか・・・!

最近
「あ!これ見たい!」と思う番組はどいつもこいつもBsプレミアム・・・(T_T)
それでもまあ、
「見れないものは仕方ないよね」と割り切ってきたよ。
「美の壺」がBSにいっちゃったときだって我慢したさ。

でも!

だけど!


「若冲」の特集やるなんて聞いてない――\(>□<)/


見たいみたい観たいみたい観たいーー!!!!!

江戸時代の画家さんなんですが、この人の鳥の絵はもう人間業じゃないってくらい神なんです。今日はプレマップで「老松白鳳図」の説明シーンをピックアップしてました。これ、図録でしか見たことなくってものすごくじっくり取り上げられてるのがうれしくって嬉しくって。
大野くん(嵐)いいなー。
生で見たのかウラヤマシイ・・・。


光り輝く鳳凰。
ホントに羽が燦然と輝いてそりゃもう神々しい。

この鳥さん、なんとレイヤー的な手法で描かれてたのにびっくり!

布の表から白。
裏から黄土色。
そしてその裏に黒い紙が貼られて「黄金色」を表現。
金が使われてるとは思ってなかったけど、そんな手法とわ!!やっぱ天才!!
「老松白鶏図」もやってくれて最高っす!若冲っていえば鶏だよね!!

全4回で今夜が2回め。今日は「群鶏図」ですか。そんでやっぱりBSですか。そうですか。

チクショー!受信料払うのやめちゃうぞー!総合か教育でやってくれよー(T_T)
うわぁあ!マジですか!\(◎□◎)/!
つい今しがたネットで記事をみつけて仰天!

日本文学の第一人者にしてアメリカはコロンビア大学名誉教授のドナルド・キーン氏が日本に帰化して永住なさると発表されたそうで!

3年程前、講演会に行き損ねてすごく悔しかったんですが、永住なさるんなら講演なんかもまたあるかも・・・?(かなりなご高齢(88歳)なのでそれは無理かな・・・)

「日本が危ないからと会社が日本にいる社員を呼び戻したり、野球の外国人選手が辞めたりしているが、そういうときに、わたしの日本に対する信念を見せることには意味がある。わたしは自分の感謝のしるしとして、日本の国籍をいただきたいと思う」
NHKの取材に対し上記のように述べられたそうです(産経ニュースより)

なんて熱いんだ!
被災地応援で国籍かえる人なんておそらく全世界で貴方だけですよ!
おいら尊敬する人を聞かれたら、これからは「女性はマザー・テレサ。男性ではドナルド・キーン」って答えるよp(T_T)q
2011-04-23 11:38

引き算の戦略

さっき見ていたTVに外国(たぶんイギリス・・・?)から盆栽修行にきているおじさんだ出ていました。盆栽に惹かれ、住み込みで盆栽作家(そんな職業があったのか・・・Σ( ゜□ ゜ ) )のお宅で他のお弟子さんと一緒に朝から晩まで盆栽づくし生活中。

この人が盆栽の魅力を聞かれて言った言葉↓
「イギリスのガーデンはいろんな植物を植えます。盆栽はいらないモノを取り除く。一番大切なものだけを残すんです」

なんだか妙に納得。

・・・ん?
でも同じような言葉をつい最近読んだような・・・?

あったあった。
月曜に読んだ「サーチナ」というネットにあったサイゼリヤの話。
上海に進出している日系外食企業として快進撃中だそうです。「衝撃」なんて言葉が使われてて、大いに成功している模様。
紹介者がこの成功の秘訣が「引き算の戦略」にあると述べているんですね。

出た。
引き算。

「顧客が望まないモノを一切取り除く」

ほー・・・(-.-)
要らないモノを取り去ることでコストダウンに成功し、行列ができるほどの繁盛ぶりだとか。

なんか、引き算というと、もともと苦手なのと「人員削減」なんてネガチックな言葉を連想しがちなおいら。
だけど「本質に迫る」というとらえ方をするんならいいかなぁ。
余分をとことん取り除く、って発想は龍安寺の枯山水なんかにも通じるかも?
少なくとも盆栽のおじさんの話は「よいな」と思いました。
花という花をすべからく枯らしてまわる魔法の指を持つ十円さん。
サボテン・多肉植物の仲間だけが、かろうじて我が家で生き延びることができます。
それでも花を咲かせるのはおいらには到底できないと、半ばあきらめていた矢先、

来た来たキター!!!\(゜∀゜)/!!!

3年目の十二の巻がこのほどつぼみをつけまして。
昨日ついに、花が咲いたとです!!!

うーれーしーいーよーーー!!(T∀T)

生で見るのは初めて。
肉厚でグラニュー糖まぶしたみたいにキラキラしていかにも「多肉植物」って感じの花です。
かじったら甘そうv

このまま残りのつぼみもどんどん咲いてくれますように(^-^)♪
2011-04-14 01:59

人事異動

今日は寄り合いがあってブーブー文句垂れながら支社に行ってきました。
そしたら今日の集まりは人事絡みでありました。

東北の営業所が3か所、壊滅状態でお取り潰しになったようで。
福島・岩手・あともう一つどこだっけ?南相馬?
社員とか、顧客とか、かなり大勢。

考えてみれば被害ない方が不思議か。
でもその手の情報、うちらの部署にはまるで入ってなかったので、さすがにくるモノがあった。

そう言えば11日に会ったお友達も
「支社で毎週支援物資運んでる」
「被害が大きすぎて義援金の分配をどうしたらいいのか決められてない」等の話をしてたっけ。

で、今回の人事は「東北の無事な社員を関東のいろんな部署に受け入れしていく」というもの。それでうちらの部署にも一気に20人?くらい移動してきた訳だ。
大入り満員状態。
人手不足で年中キューキューしてたのが嘘のようです。


日頃「仕事は好きだけど会社は嫌い」な十円さん。今回、人事部の行動力にさすがに「すげぇ」と思ったことが一点。

「新卒内定取りやめ」のニュースに、被災地の避難所まで車をとばし、数か所はしごして新卒GETしてきたこと。ご両親、本人交えて避難所で「うちに来い」ってやったそうだ。

どんだけ人手不足なんだ、うちは・・・じゃなくて、優秀な新卒を入れるなら今!って行動力がさすがです、K課長!

夏くらいまで新卒もどんどん入れるらしいので、年寄りは自分の仕事がなくならないよう、数字にシビアにならんといかんです。

でもまあ、こういう被災地支援は個人ではできないから「良しっ」てことで。
2011-04-11 22:09

花見

行ってきました九段下。

宇都宮に移動になっていた同僚夫婦が、この4月、関東に戻ってきたので、東京時代の仲良し4人組で「お久しぶりね」の花見ツアーです。
2,3年前来た時は閑散としていた靖国がものすごい人だったのにはビビりました。

穴場だと思ったのに・・・(ーー;)

でも自粛ムードで宴会はしないで、との看板がさりげなく立ててあって、酔っ払いや騒ぐ人はいませんでした。

まあ、そうだろうなぁ。

東京から大勢退避されたってニュースを読んだけど、外人さんもかなり大勢おいででした。春に日本に来て桜見ないのはやっぱ嘘ですよね。

やや満開を過ぎた桜は風もないのにひらひらひらひら。
おお、雪のようだ(*^。^*)

千鳥が淵は水面に花びらが浮かんでピンクに染まってました。

いろいろな種類の桜が植わっていて、真っ白、淡いピンク、濃いピンク、葉桜になりかけて木全体が薄緑に見える木などなど。
おいらの大好きな枝垂れ桜もまさに見頃v
なんと京都は円山公園から来た桜の木でした。どうもご縁があるようでw

椿もどうやら今がいい時期だったようで、桜に趣を添え、眼福眼福。

余震続きではありますが、疲れた気持ちを癒してくれる大変よいお花見でした(^^♪
2011-04-11 06:37

那須夏くんがおいらの書いたものに曲を作ってくれました(^-^)v
とってもきれいな曲です。
那須夏くん、本当にありがとうvvv

この話の書き始めは1988年。23年も経つのか。月日の経つのは早いねぇ(=_=)
昔を思い出してちょっぴりしみじみ。
なので桜について何となくつらつらと書いてみました。

昨日は子供らと受験の打ち上げをしました。
近所のファミレスに行こうと思ったらつぶれてた(T_T) ので30分ばかり歩いて別のファミレスへ。
途中某企業の工場があるんですが、道路に面した柵に沿って、桜が植えられていて、見事な桜並木になっております。

満開の桜。

こんな見事なの見たのは久しぶり。
桜は春には欠かせない花だったのに。

幼少時、通学路に大きな桜の木が数本あるお屋敷がありました。夏は毛虫が怖くて首をすくめて走って通り抜けたけど、春は花びらを受け止めながら上を見上げて歩いた。
この記憶がたぶんおいらの桜の原点。

当時は季節になると家族で毎年桜を見にあちこち回りました。

吉野の千本桜。
円山公園。
南禅寺。
金閣。
醍醐。
白河。
鴨川の通り抜け。
宇治川。

あちらで開花した、こちらが見ごろ、の話を聞く度足を運び。

おそらくはそのせいで、桜は「花」ではなく「春」という季節の風景の記憶として私の中の引き出しの一つを占領しています。

そんな私の桜のイメージを決定づけたのは「遠野物語」のポスターでした。
あれはいつだったろう。キャンペーンか何かがあったのかな?よく覚えていないけど、絵の印象は(若干の脳内修正を経て)今だに鮮明です。

真っ暗な闇の中、煌々と浮かび上がる桜の大木。
これはこれまでの「桜」と違う位置にカテゴライズされました。
春の象徴である「風景の中の桜」とイメージ化された「存在しない桜」と。

この「架空の桜」を自分の中から引きずり出して形にしたくて、桜行脚を繰り返した時期もあったなぁ。


今日は友人と花見です。九段下まで行ってきます。




「 桜

桜のしたに人あまたつどひ居ぬ
なにをして遊ぶならむ。
われも桜の木の下に立ちてみたれども
わがこころはつめたくして
花びらの散りておつるにも涙こぼるるのみ。
いとほしや
いま春の日のまひるどき
あながちに悲しきものをみつめたる我にしもあらぬを。

萩原朔太郎 」
今さつまいも炊いてます。
忙しい時期は料理が億劫で、先日も白菜四分の一カットダメにしちゃったばかりなんですが(^_^;) めげずに小松菜とシメジ、しいたけ、そんでさつまいもを購入しました。
ニュースで「外国の日本料理店、大量に倒産の危機」ってのと「茨木沖の魚、水揚げ拒否・・・銚子」ってのを見たのがそもそもの発端。

「がんばれニッポンって、口だけかよ!」
ちょっと切れた。

・・・・・・いや待て。

外国の人に要求するのは理不尽だよな。(銚子は国内の話だけど)
義援金とか、支援部隊とか、いろいろ協力してくれてるわけだし、こっから先は自分らで乗り切らんといかんわな。

という訳で、ものすごーーくささやかだけど、おいらでも直ぐにできること。
募金に続く第2弾は「被災地の生産物を買おう!」に決定いたしました。
なので今日は仕事を早々に切り上げ、スーパーへ。被災地産の野菜、お魚を探したのですが、上記4種類しかみつからず。さすがに福島は全くなく。

イモ、小松菜、キノコでおいらに何を作れと・・・。
まとめて一品作れるようなものがよかったんだけどな・・・。

仕方ないのでまずは一品目、サツマイモを炊いているわけであります。
明日の朝は小松菜のお浸しの予定。メンド・・・あ、いやいやw 料理くらいいたしますともw 

それにしても被災地食品高い(T_T)
流通でかかってるんでしょうね。福岡産、愛知産なんかの3倍のお値段で、安全性よりなによりそっちの方が、おいらにはつらいッス。うう・・・。
日頃国産品なんてめったに買わないおいらが国産買う日が来るなんて、なんだかセレブ気分ですわ∠(-皿-;)

取り敢えずコーヒーと本を当面我慢するのと、やっぱり仕事でがんばって給料微増に賭けることにいたしました。節電で電気代も若干安くなってるかもしれないし、高いと思えば真面目に料理するだろうからおいらにとってもプラスなはず。

そろそろお芋も煮えたかな?
では失礼して夕飯なんぞいただいてまいります<(_ _)>
2011-04-01 12:12

Die Energie 5.2☆11.8

1982年に発表されたマンガ。
うー・・・ん、30年も前だっけか。
読み直してみたら、なんかえらいリアルな感じでした。
TMIの3年後発表なこの話が2011年現在、内容的に合致する部分が多いってところに
「原発の抱える諸問題って30年経っても変化なし」な感想持っちゃいます。

物語の舞台はTMI3年後のアメリカ。原発に、作業員ではなく経営陣側として勤める青年が主人公。低濃縮ウランの盗難、爆破予告の顛末を、原発側、反対派側、中立、いろんな立場の人間を絡めて描いた、うー・・・ん、サスペンス・・・? む?どんなジャンルなんだ? サスペンスでいいのかな? ・・・まぁ、そんな話です。

原発を我が子のように可愛がり、精魂こめて作業にあたる技師や、息子が病に冒された形で生まれ、激しく原発を憎む作業員。環境保護団体に入った隣人。疲弊しきった首脳陣。そんな中で主人公は入社当初の夢が捨てきれない。その夢というのが「5.2☆11.8」

1970年代に言われたエネルギー効率の数字だそうです。消費エネルギー5.2に対し、ロス・エネルギーが11.8。つまり無駄が多いわけですね。主人公はこの無駄を減らす、という計画に惹かれて入社したという経緯がある。

この話が面白いのは、主人公が葛藤するのは「自分が加害者である」という意識や、周囲からの非難、批判にさらされることに対してではなく、エネルギー効率を上げることへの人々の情熱の喪失からくる虚無感にあること。ストーリー後半、彼はついに友人にこう言い切ります。
「俺は悪役でいい」

これが描かれた30年前と、今回の福島と、事故の際巻き起こる問題はほぼ大差ない。そんじゃあ2040年になってもやっぱり同じことが問題になる?
ユダヤの人々が言うように、安全ってのは本来金と労力がかかるものなのかもですね。どうやらおいらはもう少し勉強する必要がありそうです。

9件中 1件〜9件を表示