プロフィール

野に咲く一輪のタンポポのようにヒッソリ暗躍中!?
じゃ、ランク入りはダメじゃん。
と、今頃気付く大馬鹿者。

徘徊癖がありそこら辺うろつきます、ご注意ください・・・。(気にしないでね~)

投稿画像は『しぃペイントツール』が使用困難のため、市販ソフトを使用中です。

その時気分のイメージ一発屋。
ストレスが限界を超えると、やたらと裸婦に走りますのでご注意ください・・・。

基本、『こらぼ』は全て可にしてます。
ご自由に、いじりまくって下さい。(笑

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過去の日記

 
2013-08-14 11:12

先輩

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Good!
お姉さんの言葉が気になった。

「M先輩が大変って?」

「彼の家は、サラリーマン家庭だからね・・・。
 親に負担のかからない、県立校を受けるらしいよ?」

その話を聞き、俺はM先輩を追いかけた。

「先輩!」

M先輩はO小学校からの付き合いで、家も近所の幼馴染である。
なおかつ昨年は、
共にこの新設T中学校の生徒会副会長を務めた間柄でもある。
互いに気心は知れている。

人柄も良く、温厚で頭も良い先輩であった。

「よぅ、元気か?」

「この時期に、大変ですね?」

「ああっ。
 俺は県立U高校、受からなきゃならんからなぁ・・・。
 まったく、時間が無いよ・・・。」

県立U高校は、県下トップクラスの高校で、
国立T大学には、最短の高校でもある。

確かに時間的な余裕は、ギリギリなのかも知れない。

「大体の所は任せるから、さっさと片づけてくれるか?」

「じゃ、T達と簡単に済ませちゃいますね?」

「ああ、頼むわ・・・。
 最終的には、俺が責任取るからさ・・・。」