杏ジャムのログ

過去絵と日記

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デジタルで絵を描き始めて2年と少し・・・
しぃペインタの知識は少しだけあるけど、未知の機能がまだまだある・・

いろいろな技術を湯水の様に操れる人になりたい。

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日記一覧 (2012年3月)

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03月27日
07:41

水汲み・朝御飯の用意・お昼までキルケ様の研究の助手・お昼ご飯食べてからも夕飯まで同じ事の繰り返し・・そして、卵は・一向に孵化する気配無し・・

ただ違うのは、あの日・・サキと対戦した時から3日に一度くらいの割合で・・
「レン!キルケ様が、今の調合で入れた黒い粉は何だ?」
「二酸化マンガンよ」
「ほう!・・何で入れた?」
「う、それは・」
「何だ、ぬし知らないの?」
(ぐうぅ・・)

・・何故か、あの日より『爆炎の魔女』は、この家に来て、キルケ様の研究を見学している・・

彼女曰く『あの褒賞金は、ぬしに弟子入りする分も含まれてたのよ♪言ってなかったっけ?』聞いて無い!って言うか、言って無い!『ま、キルケ様程ではないが、ぬしは私に勝ったんだしな♪』・やっぱ、根に持ってる・・私だけ呼び捨てだし・・

「レンお昼にしよう、サキ様も粗末な物でよろしければ、ご一緒にどうでしょう?」
「ん頂こう!」
ちょっとは遠慮して欲しい・とはいえ、サキが来る時って、従者が見たこともない高級な食材を差し入れてくれるんだよね、一応感謝・・

「ところでレン、ぬし魔女より料理人のが向いてるんじゃない?」
コイツ嫌い!

03月20日
12:08

とおってもいまさら感ですが、樹齢3000年の精霊さんです。

最近アクセスしても、絵を描く前に気が付くと朝・・・な、私ですがこれからもよろしくです。

03月05日
20:48

親を亡くし、一人寂しい思いをする・・
ふと思い出す『機織りの魔女』が残した『卵』・・

そうするうちに家に到着
「今日は疲れただろ、夕飯は私一人で作るからお前は休んでて良いよ」
「いえ、手伝います」

「・・なら、竹を採ってきて・今晩は鶏肉と小麦の蒸し焼きにするから」
「はい♪」
玄関で荷物を置き鉈を持って外に出る・キルケ様は、台所へ。

歩き竹藪へ、手頃な竹を数本切り帰り道『卵』の場所へ・・


台所で竹を置く「洗っておきました」
下ごしらえ中なのか背中で答えるキルケ様「ありがと、出来たら呼ぶよ」
「はい」

二階に上がり懐から『卵』を出す、微かにカタと震える『卵』・・まだ生きてた・・

キルケ様に気付かれない程度に、魔力を与える。
少しだけ暖かくなる『卵』・・
ほって置けずに持ってきちゃったけど、たぶん大丈夫だよね・・
気配は小動物の子供だし・・
危険な兆しがあっても、まだ私の魔力で対応出来る。
このまま消えちゃうのは、やっぱ可哀想だもん。

「レン!出来たぞ!」
「はい!今行きます」

ん、自力で生きていける様になるまで・・
「したら、またね」
カタり・と、『卵』笑みがこぼれる。

03月04日
23:53

キリ番4000おめでとうございます!!

今更感がありますが、ようやく描き方思いだしたので、仕上げました。

これからもよろしくです。

03月04日
14:29

変質には二種ある。

一つ目は、同系統の上位への物・・『火』『火炎』『爆炎』と、触媒となる物の変化・・当然、作用範囲や対象物・効果の拡大・などに加えて、詠唱無しの『術』が増えたり、威力が増したりする。

また、賢者への移行もこのパターンが多い。


二つ目は、別系統への移行・・確認されている数も少なく、デメリット・『以前の属性』の魔力の術は詠唱無しで使用出来ないとか、使用した魔力属性の積み重ねが活かされない・・ってのがあります。
基本は同系統のバージョンアップ・稀に他属性の変換ってのが、属性変質の実態です。


その本を閉じキルケ様に言う「・・コレに書いてある事って、魔力持つ者なら、普通に知っている事ばかりですね」

苦笑いして答えるキルケ様「その内容は、属性決定以前の者・若しくはその親・後は魔力に関わり無い者に書いた」
?!キルケ様の著?・確かに著名

「・だから!サキみたいに普通の親の元に生まれた娘の為なの!」

彼女の様な娘もこの先生まれる可能性がある、彼女は裕福だったから最悪の実態にならなかったけど、医者に掛かれない家庭なら?


後日その売上が全て、寄付されていた事を知る。

03月04日
14:27

魔力を持つ全ての人が(稀に例外はある)経験します。

人によって症状は様々・呼吸困難だったり・全身の激痛だったり・吐き気や目眩だったり・・

ソレは魔力発現から次第に悪化して属性決定まで続き、約十歳までに『魔力属性』が決定しないと、死に至ります。

稀に、属性決定しないまま、その年齢に達しても生存する場合がありますが、そのときは『魔力消滅』します。

しかし、十七歳迄属性決定しなかった例もあり(特殊で強力な賢者となった)妥当性の高い参考説・・と、言うのが現在の見方です。

因みに、高い魔力を持つ者は、総じて皆魔力の属性決定は遅い傾向にある様です。

高い代償の結果?


参考資料:属性の種類

属性の種類は、ほぼ無限大です。
属性決定時の意志・知識・憧れ、が決定に関与します。

通常は、自然界の現象・四大属性と呼ばれる・地・水・火・風・等、身近な物が多いですが、キルケ様の『毒』や、木の葉舞う『風舞』、音を触媒とする『響音』みたいに、様々な魔力属性があります。

新しい『属性』が発見される度『登録』され、現在738種類(未登録除き)あるそうです。

因みに、属性は変質する事もあるそうです。

03月04日
14:24

更に続けるキルケ様・・

「でね・・私が現れた・・魔力を持つ賢者が、彼女は当然興味を示し先程の様に戦闘・私は麻痺毒を使い相手が詠唱する前に決着・それで先代に目を付けられた・・」
「その後の下りはキルケ様のお話しの通りですね」
「ん」
彼女・サキが、キルケ様に懐いてた理由は分かる、けど「何故キルケ様は、彼女に教えを施さなかったのですか?」
溜息「理由は3つ、一つ目は、私が『毒の賢者』だから」
「?」
「領主の娘が『毒の賢者』に教えを受けてたら、あらぬ噂が立つだろ?只でさえ野心の塊みたいな領主だぞ?」
「あ!」
「二つ目、次期領主として『魔女』の能力若しくはそれ以上必要無い」
「微妙ですが、はい」
「3つ目、面倒臭い」
・・キルケ様らしいですって思ったけど言わない「あはは」
咳払いするキルケ様「沈んだ彼女には、無理やりヤル気を起こさせる何かが必要だった」
「それが、さっきの戦闘だったんですね」
「そう、ただ暗殺部隊の狙いが私からレンに変わる可能性があるかもしれないけど」
「ええ?!」

「ま彼女なら、暗殺自体無いか・」

笑うキルケ様・本当に無いの?だいぶ、根に持ってるみたいだったけど・・

03月04日
14:21

帰り道
「疑問なんですが」と、私
「ん?」と、キルケ様
「えと領主サキ・様は、私への悪意も含め、暗殺を考える人ではない・・と、思うのですが?」
確か、キルケ様の『毒』盗んで、暗殺に成功・・その事実知るキルケ様を暗殺しようとしてるって、話しだったはず。

少し沈んだ表情で答えるキルケ様「私を暗殺しようとしていた領主は、先代なんだ・・彼女はソレを引き継いだ・・」

先代?引き継ぐ?「じゃ・」私の言葉奪いキルケ様が言う「彼は先日暗殺された元々野心の為に何でもする人間だったから、『因果応報』と、言えなくもないかな・・だからお前を連れて行った」

私を連れて謁見する理由って・・
「どんなに悪名高くとも唯一人の肉親・父親を失ったんだ、気落ちしない訳が無い」
やっぱり、励ます為

強気で好戦的な態度は、感情を押し隠す為?
「彼女は、鬼子だったんだよ・魔力は遺伝する、でもサキは領主一族の中唯一人の魔女だった・属性決定までの苦しさを、その意味も状況も分からない人間の中で奇跡的に属性決定し育った・けれど普通の親や親族と違う超常の力を持つ者・・親を含め取り巻く人間から距離を置かれ、寂しい思いしたと思う・・」

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