杏ジャムのログ

過去絵と日記

プロフィール

デジタルで絵を描き始めて2年と少し・・・
しぃペインタの知識は少しだけあるけど、未知の機能がまだまだある・・

いろいろな技術を湯水の様に操れる人になりたい。

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日記一覧 (2012年2月)

12件中 1件〜12件を表示

02月29日
21:35

爆炎の魔女サキが放つ爆発と連爆は、空気が材料です。

空気は大部分が窒素・その中に、ちょっとの酸素と僅かな水素があります・・具体的な成分比は、現実の比率と違ってしまうので割愛しますが、この世界では水素は高い成分比で存在してます。

なので、『爆炎』の魔女はストレスを感じない程度に爆発の術を使用できるくらいの大気比率だと思って下さい。


・・で、『地の相』から『水の相』に変わってしまった原因は、派手に行った爆発の術です。

術の正体は、『酸素』×1と『水素』×2の比率で集めて『着火』そして『爆発』です。

結果・炎と爆風・衝撃が発生します。

そして、反応後に出来るのは『水蒸気』・・コレが『場の相』を『地の相』から『水の相』へと変えた原因

更に爆炎の魔女は優秀だった為、より反応を強力にする比率・2対1を追求しました。

・・威力を増せば増す程、水の魔女が有利になってしまう訳です。

キルケ様は、領主サキの性格・属性の相性とレンの性格から、無事に(無血で終わる)結果を予想していたようです。

しかし、褒美に高級キシュと高額褒賞金・・そして手書きの『馬鹿』は、予想外だったみたいです・ね♪

02月29日
20:22

笑いを止め、領主サキに向き言う「領主様、レンの思考は無駄が多くまだまだ初心者ですが『魔女』としての資質は私の『教え』を、受ける程度の素養は、ある・と、思われるのですが・・」

キルケ様の言葉に「おぅ、奴は馬鹿だが、状況判断と想像・工夫・が、ある・・面白い馬鹿だな」

私を見・またキルケ様に向き「ん・此処は馬鹿に道を譲ろう」寂しそうに言う。
・・えと、馬鹿馬鹿言われてます。
「御理解ありがとうございます」



帰り道
「キルケ様」と、私
「ん?」って、キルケ様

「私馬鹿なんですか?」
「・・馬鹿は不服か?」
「不服と言うか・・」

くすり、と笑う「彼女なりの、賛辞だよ」

かなり馬鹿馬鹿言われてたんですが?

納得出来ない私「それに新しいキシュと、特別褒賞金貰っただろ?」
・・確かに貰った・私の着てたキシュ(魔女の着る白いワンピース)は綿の安物だったけど、貰ったそれは、絹製のしかも術的刺繍(水系増幅効果)付きの物・・本来なら賢者が着用出来る高価な品物・・

有難いけど・・「けど、悪意感じます」
褒賞金の袋を見せる、其処には手書きで『褒賞金(馬鹿へ♪)』の文字・・
キルケ様は、笑った。

02月29日
20:20

サキの放つ爆発・その兆し!空気溜まりを読み走る。
爆発の瞬間に併せ水弾二発発射!
来るべき衝撃に備え転がる・・?「あれ?」

爆発の衝撃波は来なかった・・
唖然としたのも束の間、新たな空気溜まりの兆し?!
走る!
水弾二発発射!走り同様に転がる!・・?さっきと同じ?!

・・場所を移動しながら『場の相』の『見立て』詠唱する「・・『水の相』に、傾いてる?!」

先程迄は『地』だった『相』が『水』へ傾きつつある!・・理由は不明、しかし『因』はサキの術、『果』は『加する水の相』・・

残り、サキが発射する連爆一程度の距離で、こちらの残弾五・・空気溜まりの兆し!その場で二発発射!・・無効化!!・確信する。

「詰みました!」言うと同時に立つ。


サキは笑い、詠唱を中断「・・で、どうするの?詠唱は直ぐ継続出来るわ」

「・現在の場はほぼ『水相』です、私に残された『纏い』の斬弾は3・・近づき『水の魔力』で『呼吸と詠唱』止めるのに1、近づく為の水弾に2」
サキは、苦笑いし「もし私が、ぬしと刺し違えるつもりだったら?」
「火傷と窒息死・残るのは私です!」

キルケ様が盛大に笑う。
唖然と見る私達・・

02月21日
21:02

水弾で、爆発の抑制出来るのは分かったけど、詰みの一手はどうしよう。

考えてる間にも新たな空気溜まり!走り避ける。
?!4つの爆発は球状に広がらず不自然に私に集中する円錐形・・爆炎は、『火の魔力』の上位・『火の魔力』と同じ様に炎を制御する・・

なら、接近しても私にだけダメージ与えるのが可能?!

とりあえず詠唱・それを遮らなければいけない・・

詠唱?・・私と同じ魔女の彼女は、詠唱無しで発動出来る術は限られている!・・実際高速詠唱から4発同時の連爆になった・・

つまり、詠唱を遮れば・・

その間にも、高速詠唱の連爆が私を襲う。

問題は、遮蔽物の無い場・・残り9発の水弾・・距離と連爆の発動は三回分・・
私に残された纏いの水弾残量は9・・けど、最後の一手を考えたら8発・・

12個の爆発を制御しつつ安全に本丸を攻撃するには、5発足りない。

キルケ様の様に麻痺毒を生成出来れば良かったけど、今の私には無理・・

なら、機動力を駆使してダメージ覚悟で、接近・防御と抑制・彼女への攻撃・・しかない。

なら、後はダメージの少ないタイミングで、前に出るだけ!

思った瞬間連爆の兆し、今だ前へ!

02月15日
19:55

遮蔽する柱から出てゆっくり領主へと歩く。
「覚悟きめたの?」
「勝利を確信しました」

一応強がったけど、半信半疑・術発動直前に水弾を空気の集まる場所に打ち込み、無効化出来るかの実験「・・じゃ本気で行くね」
え?って思った瞬間今までの倍以上の早さで詠唱・空気の集まる気配が四ヶ所・・聞いてない!一番被害少なそうな場所へ走る。

連爆!爆風を受け転がりダメージを減らす。

「・・へえ、勝利確信したのに、無様だな♪」
「ちょっとだけ、相手に期待持たせて勝つのがスマートなんです」
「分かった、これからは、こっちも全力で対応するね♪」
ごめ、侮ってたままでお願いします。
言ったそばから高速詠唱・
空気の集まる場所から全力で逃避!
爆発!ごろごろ転がる。
「団子蟲みたい♪」
言い方は可愛いけど、やってる事はえげつない。

連続で来る爆発の空気・その一つに水弾発射、と同時に逃げる。
発射して直ぐ繋がりを切った水弾は、形を保てず飛散・

しかし、それが良かったのか爆発は3発・・

水弾は、爆発を抑制出来る!
問題は、斬弾数と発射速度・プラス術者までの距離・・

纏いの水量から、水弾発射出来る数は9発・

02月15日
19:53

爆炎の魔力は、気体が材料!つまり何処に居ても『爆炎』を発動出来る!
けど私は、水のあるこの場所・噴水からしか『魔力』の触媒『水』を、補給出来ない・・考えろ!打開策はある!

二回目の詠唱が完了直前・真上に空気の集まる気配!
水中に飛び込み、水を盛り上げ、すぐに魔力を引っ込める。

・・爆炎は、『風』の魔力の様に質量の高い物への影響は少ないはず・・
爆発と衝撃・・一瞬気を失いかける。

まずい!水中は衝撃波の伝わりが高い!

魔力展開し『纏い』発動、噴水から出て近くの柱に隠れる。

「逃げてばかり?まさか私の魔力切れが狙い?」
言葉に嘲笑を感じる「今詰みの一手考えてんの!」
「楽しみだぞ♪」

う、どうしよ・!空気が集まる気配!走りその場を後にする、直後爆発

詠唱・発動が早い!
唯一の救いは発動の直前・空気の集まる気配・・?

火の魔力と同じで、術発動の為には材料が必要・・そして『爆発』を行うには、『爆発の空気』を集め着火する必要がある。

再び、空気が集まる気配・逃げる、爆発・・

動作を確信する。

空気が集まる気配が術発動の目安・・後は私の魔力『水』が、対抗手段となるか?となる。

02月15日
19:50

会社からなんか頼られてます。
「別に私じゃなくても良いじゃん」
「細かい説明他の奴出来る?」
「いないけど・・」

・・って訳で、帰宅してパソの前に座った瞬間ドリーム・・朝ベッドから起きて、怒られる・状態・・

頑張ろう♪

02月10日
20:56

いくら領主とは言え無礼なのはどっちよ!・・確かに不注意で失敗してるけど、でもソレだって経験として私の身になってるんだから!
「ん、そうですね」ええ?!キルケ様そこ否定するとこ!
「そうじゃろ♪」私を見る勝ち誇った紅玉石

「ただ、師との約束もありますし、領主様の意見も妥当だと思います」
ニヤリと笑う領主「なら、私がソレと対戦しよう♪」
「へ?」と私「分かりました」と、キルケ様
「私の魔力が強力過ぎてソイツ死ぬかもしれんぞ」
「仕方ないです」
「ま、その方がキルケの師に言い訳が立つな♪」
「・・ご配慮ありがとうございます」
って、私の意見は?!
「レンとやら、私の名前はサキ・属性は『爆炎』だ、くだらない言い訳聞きたく無いから同じ条件にしてやる」
え?やっぱ名前だけじゃなく、属性も言うべきじゃなかった?!
「レン・何時初める?」
キルケ様を見る・目で頑張れな合図・・ヤルしかない?!
場を見定め「今この場で」
「望むところだ!キルケ合図」
一呼吸「初め!」
合図でお互い距離を取る。
私は噴水のもとに走り。
爆炎の彼女は詠唱を初める。

辿り着いた私に『爆発の炎』発動間一髪『霧雨』で防御!!

02月10日
19:36

謁見の間に入り直ぐ深い御辞儀をする。
一瞬見えた領主は幼い女の子だった。
「よう来たなキルケ・そいつは?」声も同様に幼い。
二人同じ姿勢のままキルケ様が答える「私の弟子レンです」
「・・弟子は取らないって、言ってたのに・・おい、お前等席外せ」どよめき、幼い声に威圧感が加わる「外せって、私は言ったんだけど?」

沢山の足音が扉の閉まると共に消える。
「影!お前等もだ!」

暫しの間・・走り来る足音「一月ぶりだなキルケ!」
「はい、領主様お変わり無く・」「面倒な挨拶などよい、顔上げろ其処のお前も」なんか私に向けた言葉にトゲを感じる。

目の前の領主は十歳くらい、白いドレスに腰まである真っ赤な髪と赤く大きな瞳が特徴的な女の子・
私の青い髪と対極な色の緩やかな曲線につい見とれてしまう。
その紅玉石の瞳が私を睨む「初対面の者が領主に名乗らぬばかりか、じろじろ見るのは失礼とは思わぬのか?」
一瞬で赤面し「申し訳ありませんでした!私先日よりキルケ様の元で教えを頂いているレンと言う者です!」
「・属性は?」
これ答えて良いのかな?「水です」
「キルケこんな教え甲斐の無い奴より私を弟子にしたらどうだ?」

02月10日
19:34

領主って、今キルケ様が、命狙われる原因になった奴だよね・大丈夫かな?
「ホントにお前の表情は読みやすいな」
道すがらそんな事言われる「え?え?」
「現領主本人は、暗殺とか考える人間じゃないよ・・」
「?」
「まぁ会えば分かる、後今日の目的話してなかったね」
そういえばそうだ、来て早々の殺伐とした経験から悪い印象しか思い浮かばなかったかけど、あくまで聞いた話からの推測・本当は自身の経験から判断しなければいけない。
「給料の受け取りだよ」

一瞬空白「給料です・か?」
私の表情の変化が面白かったのか笑いを堪えて言う「・・ん、賢者には国から給料が出る、領主はソレ受け取り、直接私に渡す」
それって、他の誰かが渡せばわざわざ来る必要無いんじゃ?

私の表情を読み「一度不正があってから国王が仕組みを変えた、王→領主→賢者へと、直接渡す様に・ってね、だから領主への謁見はオマケ」

なるほど


到着後奥の間に通され直ぐに従者が来る「お待たせしましたキルケ様、こちらへ」
たぶん、部屋で待っていた時間のが絶対短い、長く歩きやっと謁見の間
扉前の兵が私達に会釈する。
「行くよ」と、キルケ様
「はい!」と私

02月07日
20:27

水弾:水(水溶性且つ口径投与で即効性麻痺毒付)の塊を打ち出す術・・

ただし、打ち出す・・って、言っても術者と弾は完全に切り離されてません。
魔力と糸状の水で繋がった状態

ワイヤ付の対戦車ミサイルみたいな感じだと思えば正解です♪
水素結合とファンデルファース力プラス水の魔力です。


術者と繋がっているのですから、当然軌道修正出来ます、だから、命中率高いです。

因みに、何故繋がっているか?
ある程度離れた場所にまとまった水の塊をぶつける為には、速度の空気抵抗による飛散を防ぐ為形を維持する必要があるから・・で、水の魔力でソレを行う為。

また、大量の水『水流』だと、ピンポイントで(毒の含まれた水を)ヒット出来ません。

だから、ワイヤ付の水弾なのです。

では、何故迫りくる弓使いに(軌道修正出来るのに)無駄弾放ったか・・

単純に、相手の動体視力&運動能力が高かった、加えて作中で触れた通り、戦闘に慣れてないレンの焦り・・

水弾は、引き金を引けば弾が出る拳銃と違い、弓の様に・装弾・狙い・発射・等の段階があり、更に軌道修正は緩やかな為、接近して来る対象には難しく、加えて焦りが原因だと思われる。

ついでに、脇に倒れた弓使いの『武具の魔力無効化』は、レンの『水纏い』無効化しないの?

しません♪
実は、緊張から以外に距離離れてる事に気付いてなかったんです・・・・ホントですよ、後付けじゃないですよ♪

02月02日
20:42

次の日の朝いつもの通り水汲みと食材の調達に出掛け、昨日戦闘があった場所で、不思議な物を見つける。

それは魔力の塊・高い魔力だけど無属性で、魔法生物の一歩手前・受精する前の卵の様な状態・・実際魔力を持たない者が見ればただの卵だ。

思い当たるのは『機織りの魔女』彼女は術途中で、行動不能になった・・

たぶん、このまま放置すれば消えるのだろう・・この場所は、魔力溜まりではない只の林・・

きっとキルケ様は『この子』を放置するよう指示するはず・
私もソレが妥当だと思う。
「ごめん、私には無理」
その場を去ろうとした時、かたりと卵が動く・・一瞥し踵を返す。

テーブルには、野菜の塩揉みと炒り卵・
「さすがに昨日は食べ過ぎたしね」最後の一切れ鳥の薫製をどちらが食べるか・で、最初お互い躊躇し、次にお互い食べると言い、ひとしきり笑い半分ずつ食べた。
「実は私もそれ程お腹空いて無いです」
再び笑い合う、命のやり取りをする様な戦闘の次の日とは、とても思えない日常だった。

お茶を一口キルケ様が言う「今日は領主の城に行く」
「はい・・て、ええ?」
「嫌なら残ってて良いぞ」
「い、行きます」
「分かった」

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