ちーずブログ
apricot_jam
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27件中 21件〜27件を表示
心の毒
毒を研究しその魔力を持つ賢者は忌み嫌われる・・ だから、此処を訪れるのは私の魔力を利用し人を殺したいか、無念を晴らす為に私自身を殺したいか・の、どちらかだ・・ 「空いているよ」 「ひゃあ?!」 ・・扉の前に(魔女でも分からない)機械的な検知の仕掛けを置き、入る前の一言で見立てするが、声の主はそのどちらでもなかった・・ 「何者?」 「・あの」おどおどと一向に開かない扉・少しイラっとしながら、『毒』の魔力展開し「何?!」 「入っても良いですか?」 「さっきから入れって言ってる!」 「失礼します!」声は思い切ってるが、扉開く動作は恐る恐る・・更にイライラ感が高まる。 扉開いて現れたのは、白いキシュ(魔女が身纏う物)肩までの青い髪15歳くらいの、声の通りおどおどした女の子・いや魔女だった・・ とりあえず、魔力展開して無いみたいなので、こちらも解く。 「・・で、何?」 「あの・・」イラ・「・・えとですね・・」イライラ「ユジュ様が・・」え? 「水と風の大賢者ユジュ?」 私がその名を出すと怒涛の語り「ユジュ様が『水』の本質を知りたければこちらを訪ねろと、おっしゃって!何もわからずこちらに来た次第で!」
毒の姫と不死の剣士蛇足・・ですね(^.^)b
友人のホムペ足跡記念で書いたお話・・その時『銀剣草』ってタイトルで書きました。 百合な18禁冒険活劇を意識してたです・・ 『毒』は、とても魅力的で複雑・そして危険な存在・・ ソレをエロ要素で使えるんじゃないかなって思って・・ 今回は姫様視点で、二人が出会った時期(まだエロが無い頃です) と、言う訳で・オマケです♪ 百合なお話に、此処まで付き合ってくれた方に感謝♪ 因みに、朱火視点です・・ オマケの追記・・ 私の発言を無視して腕絡めてくる姫様・・ キスされた時痺れる様な快感に支配されたのは、たぶん彼女の唾液の『毒』・・普通なら即死だけど、不死の私には『快感』? 歩き門番の前 「姫様!どうしたのですか?血だらけです!」 彼女が『毒』の姫で、何時死ぬかもしれないのに、逃げようとせず姫の安否気遣う? 「警戒ご苦労様、コレ朱火の鼻血なのよ」 「はい?」門番と私の声が重なる。 「私ね、この娘と恋人同士になったんだけど、純情でさ・スカート捲っただけで、コレ・・エロ本とか見て体制付けて欲しいわ」 私の血なんだ・しかも鼻血・・ 「朱火殿兵舎には沢山あるんで来て下さい」 「はい」って、言わなきゃダメ? 「引き留めて申し訳ありません、御通り下さい」 「ありがとう」 「従者殿」 「はい?」 「姫様の雰囲気が明るくなられた、何故か分からんが・ありがとう感謝する」たぶん彼は嘘分かってて付き合ってくれた。 「何・朱火あの門番に文句言われたの?」 「逆です、姫様が明るくなられたといわれました、姫様は城の人達に愛されてるんですね」 「奴等は爆弾の上でお昼御飯食べようとする、あほうよ!私が逃げろと言っても聞かないバカなんだから・・一応感謝している・・朱火・お前は必要な存在なんだ、朱火は私を愛さなきゃいけない・・了解?」 「最後は了解できませんが、姫様が慕われてるのは理解出来ました」 「意地悪!」
毒の姫と不死の剣士9
「も一つ実験したいんだけど」 「ダメです!」 「まだ何も言って無い」 「自傷はダメ!」 「朱火の『浄化』で、私の『毒』は消せる?」 「試してみます・・」 帰る途中で、私が以前実験した場所を浄化する朱火・・ 「申し訳ありません・・」 「なに、予想内だよ」 「え?」 「私の『毒』も、朱火と同じ鍵『呪いの術具』だった・・鍵自体が同一かどうかは別として、人では無く物なんだよ・お前にお願いしたのはもしかしたらって、思い」 「はい・・」それでも自責の念から沈んだ声 「こっち向け」両手で顔をこちらに向ける「今、グキって・ん?!!」 顔を離し言う「小さな事だよ、でも・その心が嬉しい♪」 ぼんやりとした朱火「おい!」 「す、すみません・・その・今のが心地良くて・・」 「ほほう♪」 「あ!キスと言うか、姫様の毒が・・」 「人が死ぬ程の毒が心地良い・と?」 「・・たぶん、私の『不死の呪い』のせいかと・・」恥ずかしいのか頬を染める朱火・・ 「なんだ、身体の相性も完璧だな私達♪」 「う・」 「夜はもっと凄いぞ♪」 「姫様性格変わりましたね・・」 「朱火のせいだ!責任とれよ♪」 「ええ?」 「愛してるぞ朱火」
毒の姫と不死の剣士8
ひとしきり泣き、私を抱き締める朱火の暖かさを感じる・・ 彼女に巡り合えたのは、奇跡・もしかしたら必然・・ 乳母は最後に私の幸せを願った・・ 今がどん底なら、それは簡単だ!上がるだけ・・ん・先ずは、どん底に感謝しよう♪そして、奇跡をくれた乳母に!そして、朱火に!泣いている場合じゃない! 「あ~良く泣いた!!」 ビクッってする朱火・当然だ、さっき迄泣いてた私が、耳元で急に明るい声出すんだから。 朱火から身体離し言う「私ね、幸せになろうと思うの♪」 しばしばと瞼をする朱火「はぁ・・」 そんな朱火が可愛いくて頬が緩む「とりあえず、貴女・私から絶対離れちゃダメよ♪」 「・はい」 「寝る時も、お風呂も、あ・御不浄もね♪」 「はい・・ええ?!」 「嫌なの?」 「御不浄は・・」 「分かった、恥ずかしいのね♪」 「・・はい」 「じゃ、恋人になりましょ♪」 「は?」 「私の事嫌い?」 「いや、好きです・け」 「なら、問題無いわ♪良かった、私も少し恥ずかしかったけど、恋人同士なら御不浄もアリよね♪」 「あの・」 「大丈夫♪女王自身が同姓婚法案ごり押しするから♪私・幸せになるわ♪」 「私の意見は?」 「却下」
さすけっちょさん8888打おめでとうございます♪
大笑いする女の子です・・真っ先に浮かんだのがお洗濯してる状況・・・に見えませんね・ 既に過ぎちゃってますが、次ぎの9000打も(リハビリ中ですが)頑張ります♪
毒の姫と不死の剣士7
睨む朱火を見て、じわりと涙が溢れる・・ 「え?・あ、すみません!じゃない申し訳ありません!」 私が泣き出したとたん、狼狽する朱火・・可愛いと思ってしまう。 抱き締める「!・姫様?・・」 「動くな!」 「・・はい」 私の『毒』は、絶望的に全ての命を瞬殺するものだった・・ 例え瞬殺を免れても、私に関わるだけで、じわじわと死をもたらすものだった・・ 彼女は、乳母がもたらしてくれた奇跡なのかもしれない・・ 『あやな姫にする最後の願いは、貴女が幸せになる事・・もう、すぐ無理だと言う・・大丈夫・誰よりも優しい貴女が、いつまでも不幸なままで居るわけが無い・・たぶん貴女は女王になる、その時は誰も志半ばで終わらない、幸せな国を作って♪・・ちょっと・・神国・・に、あ・・やな・姫・の・事・・で、文句・・言って・・』 力が抜け、何も言わなくなる乳母、私はそれでも、涙を出さない様にしていた・・ いいよね・・泣いても・ 泣き終わったら、ちゃんと幸せになるから・・ 今だけ・・
毒の姫と不死の剣士6
「私が『毒』の姫だと言うのは聞いてる?」 「はい承知しております」 くすりと笑い「二人で居る時は友人に話す様にして」 「はぁ・」 「なら、話は早い・朱火は『不死』で『治癒と浄化』ができるのでしょう?」 「何故かは分かりませんが・・」 「できる・と、言う事実の具体的能力を検証したい」 「?」 「つまり」匕首を取り出し・抜き、逆手に握って左手を添える「姫様?」 朱火を見て微笑み「お願いね♪」「ちょ!何を?!」振り上げ、目をきつく閉じ振り下ろす!「待て!!」 思い切って振り下ろしたのが良かったのか、腿はそれ程痛く無い、ソレを力一杯引き抜く。 たぶん動脈からの出血・以前の血玉の比でない溢れ出てくる!痛みは遅れてやって来る! 「バカかあんた!」叫び白から真っ赤に変わったスカート捲り傷口に手を翳す・じんわり痛みが引いて行く・ そうだ『毒』は?! 周りを見ても秋桜は枯れてない!さすがに、私の血を直接浴びた草花は腐りぐちゃぐちゃになっているが、それ以上の進行はない・・ 「信じらんないです!何をしたか分かってるんですか?!」私を睨む朱火・・そんな事言われるのも久しぶり・・優しく厳しい乳母を思い出す・・
日記一覧 (2011年11月)
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27件中 21件〜27件を表示
20:48
心の毒
毒を研究しその魔力を持つ賢者は忌み嫌われる・・
だから、此処を訪れるのは私の魔力を利用し人を殺したいか、無念を晴らす為に私自身を殺したいか・の、どちらかだ・・
「空いているよ」
「ひゃあ?!」
・・扉の前に(魔女でも分からない)機械的な検知の仕掛けを置き、入る前の一言で見立てするが、声の主はそのどちらでもなかった・・
「何者?」
「・あの」おどおどと一向に開かない扉・少しイラっとしながら、『毒』の魔力展開し「何?!」
「入っても良いですか?」
「さっきから入れって言ってる!」
「失礼します!」声は思い切ってるが、扉開く動作は恐る恐る・・更にイライラ感が高まる。
扉開いて現れたのは、白いキシュ(魔女が身纏う物)肩までの青い髪15歳くらいの、声の通りおどおどした女の子・いや魔女だった・・
とりあえず、魔力展開して無いみたいなので、こちらも解く。
「・・で、何?」
「あの・・」イラ・「・・えとですね・・」イライラ「ユジュ様が・・」え?
「水と風の大賢者ユジュ?」
私がその名を出すと怒涛の語り「ユジュ様が『水』の本質を知りたければこちらを訪ねろと、おっしゃって!何もわからずこちらに来た次第で!」
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21:18
毒の姫と不死の剣士蛇足・・ですね(^.^)b
友人のホムペ足跡記念で書いたお話・・その時『銀剣草』ってタイトルで書きました。
百合な18禁冒険活劇を意識してたです・・
『毒』は、とても魅力的で複雑・そして危険な存在・・
ソレをエロ要素で使えるんじゃないかなって思って・・
今回は姫様視点で、二人が出会った時期(まだエロが無い頃です)
と、言う訳で・オマケです♪
百合なお話に、此処まで付き合ってくれた方に感謝♪
因みに、朱火視点です・・
オマケの追記・・
私の発言を無視して腕絡めてくる姫様・・
キスされた時痺れる様な快感に支配されたのは、たぶん彼女の唾液の『毒』・・普通なら即死だけど、不死の私には『快感』?
歩き門番の前
「姫様!どうしたのですか?血だらけです!」
彼女が『毒』の姫で、何時死ぬかもしれないのに、逃げようとせず姫の安否気遣う?
「警戒ご苦労様、コレ朱火の鼻血なのよ」
「はい?」門番と私の声が重なる。
「私ね、この娘と恋人同士になったんだけど、純情でさ・スカート捲っただけで、コレ・・エロ本とか見て体制付けて欲しいわ」
私の血なんだ・しかも鼻血・・
「朱火殿兵舎には沢山あるんで来て下さい」
「はい」って、言わなきゃダメ?
「引き留めて申し訳ありません、御通り下さい」
「ありがとう」
「従者殿」
「はい?」
「姫様の雰囲気が明るくなられた、何故か分からんが・ありがとう感謝する」たぶん彼は嘘分かってて付き合ってくれた。
「何・朱火あの門番に文句言われたの?」
「逆です、姫様が明るくなられたといわれました、姫様は城の人達に愛されてるんですね」
「奴等は爆弾の上でお昼御飯食べようとする、あほうよ!私が逃げろと言っても聞かないバカなんだから・・一応感謝している・・朱火・お前は必要な存在なんだ、朱火は私を愛さなきゃいけない・・了解?」
「最後は了解できませんが、姫様が慕われてるのは理解出来ました」
「意地悪!」
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21:05
毒の姫と不死の剣士9
「も一つ実験したいんだけど」
「ダメです!」
「まだ何も言って無い」
「自傷はダメ!」
「朱火の『浄化』で、私の『毒』は消せる?」
「試してみます・・」
帰る途中で、私が以前実験した場所を浄化する朱火・・
「申し訳ありません・・」
「なに、予想内だよ」
「え?」
「私の『毒』も、朱火と同じ鍵『呪いの術具』だった・・鍵自体が同一かどうかは別として、人では無く物なんだよ・お前にお願いしたのはもしかしたらって、思い」
「はい・・」それでも自責の念から沈んだ声
「こっち向け」両手で顔をこちらに向ける「今、グキって・ん?!!」
顔を離し言う「小さな事だよ、でも・その心が嬉しい♪」
ぼんやりとした朱火「おい!」
「す、すみません・・その・今のが心地良くて・・」
「ほほう♪」
「あ!キスと言うか、姫様の毒が・・」
「人が死ぬ程の毒が心地良い・と?」
「・・たぶん、私の『不死の呪い』のせいかと・・」恥ずかしいのか頬を染める朱火・・
「なんだ、身体の相性も完璧だな私達♪」
「う・」
「夜はもっと凄いぞ♪」
「姫様性格変わりましたね・・」
「朱火のせいだ!責任とれよ♪」
「ええ?」
「愛してるぞ朱火」
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20:33
毒の姫と不死の剣士8
ひとしきり泣き、私を抱き締める朱火の暖かさを感じる・・
彼女に巡り合えたのは、奇跡・もしかしたら必然・・
乳母は最後に私の幸せを願った・・
今がどん底なら、それは簡単だ!上がるだけ・・ん・先ずは、どん底に感謝しよう♪そして、奇跡をくれた乳母に!そして、朱火に!泣いている場合じゃない!
「あ~良く泣いた!!」
ビクッってする朱火・当然だ、さっき迄泣いてた私が、耳元で急に明るい声出すんだから。
朱火から身体離し言う「私ね、幸せになろうと思うの♪」
しばしばと瞼をする朱火「はぁ・・」
そんな朱火が可愛いくて頬が緩む「とりあえず、貴女・私から絶対離れちゃダメよ♪」
「・はい」
「寝る時も、お風呂も、あ・御不浄もね♪」
「はい・・ええ?!」
「嫌なの?」
「御不浄は・・」
「分かった、恥ずかしいのね♪」
「・・はい」
「じゃ、恋人になりましょ♪」
「は?」
「私の事嫌い?」
「いや、好きです・け」
「なら、問題無いわ♪良かった、私も少し恥ずかしかったけど、恋人同士なら御不浄もアリよね♪」
「あの・」
「大丈夫♪女王自身が同姓婚法案ごり押しするから♪私・幸せになるわ♪」
「私の意見は?」
「却下」
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18:57
さすけっちょさん8888打おめでとうございます♪
大笑いする女の子です・・真っ先に浮かんだのがお洗濯してる状況・・・に見えませんね・
既に過ぎちゃってますが、次ぎの9000打も(リハビリ中ですが)頑張ります♪
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19:54
毒の姫と不死の剣士7
睨む朱火を見て、じわりと涙が溢れる・・
「え?・あ、すみません!じゃない申し訳ありません!」
私が泣き出したとたん、狼狽する朱火・・可愛いと思ってしまう。
抱き締める「!・姫様?・・」
「動くな!」
「・・はい」
私の『毒』は、絶望的に全ての命を瞬殺するものだった・・
例え瞬殺を免れても、私に関わるだけで、じわじわと死をもたらすものだった・・
彼女は、乳母がもたらしてくれた奇跡なのかもしれない・・
『あやな姫にする最後の願いは、貴女が幸せになる事・・もう、すぐ無理だと言う・・大丈夫・誰よりも優しい貴女が、いつまでも不幸なままで居るわけが無い・・たぶん貴女は女王になる、その時は誰も志半ばで終わらない、幸せな国を作って♪・・ちょっと・・神国・・に、あ・・やな・姫・の・事・・で、文句・・言って・・』
力が抜け、何も言わなくなる乳母、私はそれでも、涙を出さない様にしていた・・
いいよね・・泣いても・
泣き終わったら、ちゃんと幸せになるから・・
今だけ・・
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19:50
毒の姫と不死の剣士6
「私が『毒』の姫だと言うのは聞いてる?」
「はい承知しております」
くすりと笑い「二人で居る時は友人に話す様にして」
「はぁ・」
「なら、話は早い・朱火は『不死』で『治癒と浄化』ができるのでしょう?」
「何故かは分かりませんが・・」
「できる・と、言う事実の具体的能力を検証したい」
「?」
「つまり」匕首を取り出し・抜き、逆手に握って左手を添える「姫様?」
朱火を見て微笑み「お願いね♪」「ちょ!何を?!」振り上げ、目をきつく閉じ振り下ろす!「待て!!」
思い切って振り下ろしたのが良かったのか、腿はそれ程痛く無い、ソレを力一杯引き抜く。
たぶん動脈からの出血・以前の血玉の比でない溢れ出てくる!痛みは遅れてやって来る!
「バカかあんた!」叫び白から真っ赤に変わったスカート捲り傷口に手を翳す・じんわり痛みが引いて行く・
そうだ『毒』は?!
周りを見ても秋桜は枯れてない!さすがに、私の血を直接浴びた草花は腐りぐちゃぐちゃになっているが、それ以上の進行はない・・
「信じらんないです!何をしたか分かってるんですか?!」私を睨む朱火・・そんな事言われるのも久しぶり・・優しく厳しい乳母を思い出す・・
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