杏ジャムのログ

過去絵と日記

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デジタルで絵を描き始めて2年と少し・・・
しぃペインタの知識は少しだけあるけど、未知の機能がまだまだある・・

いろいろな技術を湯水の様に操れる人になりたい。

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日記一覧 (2011年10月26日)

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10月26日
22:25

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10月26日
21:18

いつ死んでも良かった私は、ソレから泣く事も笑う事もしなくなった・・無味乾燥な日々
女王を襲名しても同じ・・

ある日城下で女の子を拾う・・
普通なら絶対にしない行動・でも、そうさせたのは不自然な出現

彼女は、人混みの中突然あらわれた、けれど誰一人その不自然な出来事に気付いてない!しかも、本人に聞いてもソレを認識して無い・・

城の妖術士に『浸透』で見立てさせても、分かるのは『不死の呪い』・『再生と治癒』・『呪いの術具』くらい・・
ただ、彼女が不死だろう・ってのは、私にとって少しだけ良かった事・私の『毒』が、どこまで効かないか分からないけど、少なくとも彼女だけは、私の『毒』で、死ににくい。

私の『毒』で・もう誰も死んで欲しくない!・彼女はソレに少しだけ近づいてくれる。

乳母の最後の一つの願いは『私が幸せ』になる事だった・・
少しの事で(涙や汗・私から出る全ての体液が揮発性の致死毒になる)皆が死ぬのに、幸せ?・・もしかしたらソレこそが彼女の最大の恨みだったのかもしれない・・

私の身体の『毒』の為に汗をかく事はおろか、最愛の人の『死』にすら涙する事の出来ない私・・感情を殺す以外に方法はなかった・・

10月26日
19:33

私は一度暗殺されそうになった・・いや、その時に本当は死んだのかもしれない。

王宮内の人間関係は見かけの煌びやかなものと違いドロドロと黒い・・私を殺そうとしたのは、腹違いの妹とその母親・私を殺し次期王妃を狙った事・・単純明快な理由・・別に死んでも良かったけど、『毒』の中に『呪い』があった・・『呪い』は私に『毒』と『不老』を与え、私の母を『私の毒』で殺し、残った私の味方である乳母の命さえ奪おうとしている・・

部屋に入ると、医者が驚きと恐怖で、小さな悲鳴を漏らす。
「申し訳ないです、私にはもはや・・」
「出て行って」
私の声にあからさまな安堵の表情「失礼します」閉じるドアの音

静かな部屋で微かな彼女の息遣い・・
「あやな姫はすぐ泣く」微笑み

「泣いて無いわ」だって、私の涙さえ、燃え尽きそうな貴女の命を瞬殺するから・・
「ずいぶん大人になったのね♪」
「もう17だもん」
微笑み「まだ、子供だわ」
「なら!貴女にはまだやる事あるでしょ?!」なんで恨み事を言わない!私の理不尽な『呪い』のせいで、人生を終わらせられるのに!
「じゃあ最後に一つ」
最後とか言うな!歯を食い縛り絞りだす・絶対泣いたら駄目!「何よ・・」

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