ちーずブログ
apricot_jam
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神のサイコロ3
その時テーブルのコップが、カタリと倒れ中のお茶が流れだす。 それは、とても不自然な出来事・・ 流れ出したお茶は、不自然に流れ文字を作る『初めまして』と・ 「これって!」叫ぶ美咲。 魔力は感じなかった!況してや此処は私の創った閉鎖空間!外部からの侵入は出来ない!・・ そして私は・・この現象に心当たりがある!!「確率の悪魔・神のサイコロ・『揺らぎのレナ』?」 私の言葉にお茶は更に流れ、形を変えて『当たり』と形作る。 「!」美咲とみゆは驚き言葉も出ない・・ 「・・さっき、因果の話したよな、時間の流れはシナリオが決まっている・・って」 「だから何よ!」剣士が焦れて言う。 「そのシナリオ自体を書き直す奴等が居るんだ・・それが、『揺らぎのレナ』と、『やり直しのユーノ』」 お茶は『あら、ユーノの事も知ってるの?』と、形を変える。 「当り前だ!時の魔力保持者の憧れの存在だからな!」 「・・そんなに凄いの?」と、剣士・・ 「世界の、その全ての時間を、任意の場所迄戻す存在だよ」 「じゃあ、何でも思い通りにで」言葉を遮り言う「残念ながら、『ユーノ』は時を戻すけど『因果』は変わらん」 「?」 「つまり、必ず同じ道を辿る」 「意味ないじゃ」遮り言う「しかし!そこに確率の悪魔が介入すると、剣士の言う思い通りの、今とは異なる世界になる・それは美咲の望む世界も可能だよ」 こちらを見る『符陣』の魔女 お茶は、静かに流れ『少しだけ私が介入しても良いけど・・』 「けど?」 三人の声が重なる。 『条件が二つ』 二つ? 『一つ目、刹那が私の元に来ること・・』 目を疑う。 「無理だ!!」私の叫びに二人の視線が集まる・・
日記一覧 (2010年3月24日)
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神のサイコロ3
その時テーブルのコップが、カタリと倒れ中のお茶が流れだす。
それは、とても不自然な出来事・・
流れ出したお茶は、不自然に流れ文字を作る『初めまして』と・
「これって!」叫ぶ美咲。
魔力は感じなかった!況してや此処は私の創った閉鎖空間!外部からの侵入は出来ない!・・
そして私は・・この現象に心当たりがある!!「確率の悪魔・神のサイコロ・『揺らぎのレナ』?」
私の言葉にお茶は更に流れ、形を変えて『当たり』と形作る。
「!」美咲とみゆは驚き言葉も出ない・・
「・・さっき、因果の話したよな、時間の流れはシナリオが決まっている・・って」
「だから何よ!」剣士が焦れて言う。
「そのシナリオ自体を書き直す奴等が居るんだ・・それが、『揺らぎのレナ』と、『やり直しのユーノ』」
お茶は『あら、ユーノの事も知ってるの?』と、形を変える。
「当り前だ!時の魔力保持者の憧れの存在だからな!」
「・・そんなに凄いの?」と、剣士・・
「世界の、その全ての時間を、任意の場所迄戻す存在だよ」
「じゃあ、何でも思い通りにで」言葉を遮り言う「残念ながら、『ユーノ』は時を戻すけど『因果』は変わらん」
「?」
「つまり、必ず同じ道を辿る」
「意味ないじゃ」遮り言う「しかし!そこに確率の悪魔が介入すると、剣士の言う思い通りの、今とは異なる世界になる・それは美咲の望む世界も可能だよ」
こちらを見る『符陣』の魔女
お茶は、静かに流れ『少しだけ私が介入しても良いけど・・』
「けど?」
三人の声が重なる。
『条件が二つ』
二つ?
『一つ目、刹那が私の元に来ること・・』
目を疑う。
「無理だ!!」私の叫びに二人の視線が集まる・・
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