ちーずブログ
apricot_jam
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日記でお話「サンダーストーム3」
眩しい迄の魔力がおさまり、竜巻が五つ奴の前に現れる! ゆったりだった奴の速度が更に緩やかになる・・けど、遅くなっただけ・・奴は静かに、だけど確実に進んでいる・・ 「・・いつみちゃんのを、はやくちょうだい・・」 って言われても・・ 元もと『魔力』無いのに・・ 「無理!」 「・・魔法は、理解する力・・いつみちゃんは、なぜ『かみなり』が、電気が発生するか知っているはず・・私はそれが『風』だっただけ」 ・・『かみなり』の原理? んなの誰でも知ってるわよ!摩擦でしょ!空気同士の摩擦が、電気を貯めて、地面に流れるだけ・・ !私、あの竜巻の電気が見える・・ 試しに、電気の流れる方向を『奴』の鼻にする・・ 「・・ほらね、や」ばばばん!って音と共に小さな落雷! 「・・うそ」 一度止まった奴は、怒ったのか竜巻を気にするのを止め速度を上げる。 「いつみちゃん!かなりヤバイ!」 普段悪態をついている『爆風』の賢者、ホントにヤバイのだろう焦った声・・ ん、理解できた。 奴は電気が苦手・だけどあの程度じゃ駄目・・なら。 「賢者様!竜巻を二つに!・・大きく奴を囲う様に!」 「いきなりできるか!・・ばか♪」今までの竜巻がきえる・・ 暫くして出来たソレ・・それは・・・それはとても大きな、不自然な程の竜巻?だった。
日記でお話「サンダーストーム2」
再び阻止すべき『それ』を見据える。 四つ足に見えたそれの他に多数の足が見える。 巨大な甲羅を支えるには必要なんだろう。 甲羅から伸びた首が、村の方を向いてる。 「村を他の場所に移すわけにはいかない?」 「賢者様!我が村の状況を、考えて下さい!!移民する程の余力も体力も無いのです!」 「・ん」 (こいつ、殺す?) 「止めてリア!」 「さては!この邪悪な魔法使いが邪魔をしているのですか?! 「してません!!コレより神聖な儀式になるので『魔力』を持たない貴方は下がっていて下さい!」「しかし!・・失礼しました。『魔力』の無い私は下がります。けれど、直接攻撃が必要ならば、直ぐに駈け付けます」 「えと、『呼ぶ迄来ないで』え?」 「御意」 「リア・・『風』の魔力で私の声真似するの止めて」 「はあい♪」 改めて見る「デカ過ぎ!」 「物はデカいけど、電気が嫌いなのよ♪」 「って、言われても・・」 「貴女は、いつみちゃんは、『雷電』の素質があるから平気♪」 『平気♪』・・って、言われても・・ 私の頬に手を触れ「とりあえず奴を止めてみるね♪」 リアから感じる魔力は凄く高く、真夏の日差しの様だった!
日記一覧 (2010年11月1日)
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日記でお話「サンダーストーム3」
眩しい迄の魔力がおさまり、竜巻が五つ奴の前に現れる!
ゆったりだった奴の速度が更に緩やかになる・・けど、遅くなっただけ・・奴は静かに、だけど確実に進んでいる・・
「・・いつみちゃんのを、はやくちょうだい・・」
って言われても・・
元もと『魔力』無いのに・・
「無理!」
「・・魔法は、理解する力・・いつみちゃんは、なぜ『かみなり』が、電気が発生するか知っているはず・・私はそれが『風』だっただけ」
・・『かみなり』の原理?
んなの誰でも知ってるわよ!摩擦でしょ!空気同士の摩擦が、電気を貯めて、地面に流れるだけ・・
!私、あの竜巻の電気が見える・・
試しに、電気の流れる方向を『奴』の鼻にする・・
「・・ほらね、や」ばばばん!って音と共に小さな落雷!
「・・うそ」
一度止まった奴は、怒ったのか竜巻を気にするのを止め速度を上げる。
「いつみちゃん!かなりヤバイ!」
普段悪態をついている『爆風』の賢者、ホントにヤバイのだろう焦った声・・
ん、理解できた。
奴は電気が苦手・だけどあの程度じゃ駄目・・なら。
「賢者様!竜巻を二つに!・・大きく奴を囲う様に!」
「いきなりできるか!・・ばか♪」今までの竜巻がきえる・・
暫くして出来たソレ・・それは・・・それはとても大きな、不自然な程の竜巻?だった。
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日記でお話「サンダーストーム2」
再び阻止すべき『それ』を見据える。
四つ足に見えたそれの他に多数の足が見える。
巨大な甲羅を支えるには必要なんだろう。
甲羅から伸びた首が、村の方を向いてる。
「村を他の場所に移すわけにはいかない?」
「賢者様!我が村の状況を、考えて下さい!!移民する程の余力も体力も無いのです!」
「・ん」
(こいつ、殺す?)
「止めてリア!」
「さては!この邪悪な魔法使いが邪魔をしているのですか?!
「してません!!コレより神聖な儀式になるので『魔力』を持たない貴方は下がっていて下さい!」「しかし!・・失礼しました。『魔力』の無い私は下がります。けれど、直接攻撃が必要ならば、直ぐに駈け付けます」
「えと、『呼ぶ迄来ないで』え?」
「御意」
「リア・・『風』の魔力で私の声真似するの止めて」
「はあい♪」
改めて見る「デカ過ぎ!」
「物はデカいけど、電気が嫌いなのよ♪」
「って、言われても・・」
「貴女は、いつみちゃんは、『雷電』の素質があるから平気♪」
『平気♪』・・って、言われても・・
私の頬に手を触れ「とりあえず奴を止めてみるね♪」
リアから感じる魔力は凄く高く、真夏の日差しの様だった!
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