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洋書とカートゥーン、あといろいろ。

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09月29日
00:59

日本ディズニーチャンネルでも10月末からレギュラー放送が始まる「怪奇ゾーン グラビティフォールズ」。みんな観よう。ぜひ観よう。

そんなわけで、第11話。
メイベルとの恋に破れ、ミステリー・シャックご一行様(主にスタンとディッパー)に復讐を果たそうとする、ギデオンだが、スタンをだまそうとしてあっさり見破られる有様。しかし、あきらめる気配なし。
ディッパーとメイベルは双子だが、頭の出来はディッパーが一枚上手。ところが、なんとびっくり、身長はメイベルのほうが1mmも高いのであった。
メイベルやグラン大叔父にちびだちびだと馬鹿にされたディッパーは、グラビティー・フォールズの怪しさに頼ることに。グラビティー・フォールズ文書第3巻を調べると、森の中になにかしら怪しいものがあるらしい。
さっそく行って確かめようとしたディッパー。本に夢中で足元がおろそかになりうっかり転んで転がりついたその先はうっそうと茂った森の中のくぼ地。そこにいたのは、ミニチュア版に縮んだ掌大の動物たち。くぼ地に散らばる水晶。頭上から漏れてくる太陽の光がその水晶で分光され、赤と紫のその光を浴びると、なんと生き物が伸びたり縮んだり。
これだ。小さな水晶を拾って帰ったディッパーはさっそく懐中電灯に水晶をセット。これで伸び縮み自由自在。さっそく光を浴びたディッパーはメイベルよりちょっとだけ背が高くなって自慢たらたら。いくら馬鹿でもほんの半日で背が伸びるはずがないと気がついたメイベルは、ディッパー成長のいんちきを暴こうとするのだった、が。
一方復讐を狙うギデオン。ディッパーとメイベルの喧嘩の最中に、伸び縮み懐中電灯を手に入れ、ディッパーとメイベルを縮ませてしまうのであった。そのままギデオンにさらわれてしまうディッパーとメイベル。そして、この際スタンも縮めてしまえとばかりに、ミステリー・シャックに乗り込むギデオン。スタン危うし。シリーズ最大の危機を迎えたミステリー・シャックご一行様の運命やいかに。

まいどめちゃくちゃですね。でも今回もさまざまに伏線を張りめぐらせて(おおむね)隙のない(大体において)緻密なストーリー展開。唯一の問題はウェンディがでてこないことくらいだということにしておこう、そうしようそうしよう。

ところで、英語と日本語ではいろいろ言葉に違いがありますが、日本の兄弟姉妹、という言葉は英語にはありません。英語にあるのは「同じ親から生まれた男の子供」である brother と、「同じ親から生まれた女の子供」sister 。そして、brother sister の間柄であることを意味する、siblng。
つまりbrother sister sibling には、生まれの早い遅いという意味がありません。しかし、兄弟姉妹にはすべてに生まれの早い遅いという意味が含まれるため、誰が年長で誰が年少かが絶対に明確になってしまうということになり、双子であっても、兄弟姉妹の出生順がついて回らざるを得なくなります。
逆に、brother sister だけではどちらが年長年少かわからないため、英語では年長者には big または older 、年少者には little あるいは younger をつけて言い表します。つまり日本語の「弟」は英語では「little brother」=「小さいbrother」。メイベルが自分より1mm小さいディッパーを「little brother」といってからかうのには、頭の回転が速いため双子にもかかわらず常にリーダー風(兄貴風)を吹かせているディッパーに対して「弟」という意味と、「小さい=1mm背が低い」 という意味のしゃれになっているというわけ。
「フィニアスとファーブ」でも巨大化薬を飲んで巨大化してしまったキャンディスをさして、フィニアスが「彼女は姉(big sister)」と言い、自分の言った「big sister」のしゃれに気がついてくすくす笑う、というギャグがありました。日本語版では「姉」のあとそのまま「ビッグ・シスター」といって笑うのですが、こういうしゃれの部分は日本語になるとなかなか上手いこと表現できないもので、それはもう外国語の翻訳というものの宿命ですね。

そろそろ10月で、ハロウィン・スペシャルの季節が近づいてまいりましたが、「グラビティー・フォールズ」(こう書く時は、「アメリカ版」ということにしよう、そうしよう)も、設定は夏休みなのに無理やりハロウィン・エピソードをやるみたいだよ。なんでもありだから全然平気だね。

09月28日
04:29

連勝中6チームの運命やいかに。
ヒューストンは@デンバーで、連勝キープ。マニングは連敗。あれま。
アトランタは@サンディエゴ。サンディエゴをこてんぱんにやっつけて連勝。FGで3点しかとれなかったサンディエゴ。この後大丈夫か。
フィラデルフィアは@アリゾナでこちらも6点しか取れず惨敗。ドリームチームどうした。で、こちらはアリゾナが連勝キープ。
サンフランシスコは@ミネソタで、まさかの敗戦。っていうか、やっぱり負けたか。みたいな。
というわけで、連勝は、ヒューストン、アトランタ、アリゾナの3チーム。
第4週は3チームともホームで、ヒューストンはテネシーと、アトランタはカロライナと、アリゾナはマイアミとそれぞれ対戦。どうかな。それぞれホーム・チームのほうが勝ちそうですね。アトランタが一番大丈夫っぽいですが、果たしてどうかな。

逆に連敗組は次々と勝利をあげて、3連敗はニューオーリンズとクリーブランドの2チームだけ。
こちらの第4週は、クリーブランドは@ボルチモアなので、負け決定(ひどいいいかただな。んなこといってクリーブランドが勝ったらどうしよう)。ニューオーリンズは、第3週でのこり0秒で逆転され連敗を喫したグリーンベイとアウェイで対戦。両チームとも負けられないので厳しい戦いだな。

第3週はなんと3試合がオーバー・タイムまでもつれるという波乱の週になりましたよ。毎週波乱だ。これはもうこの先どうなってしまうのかまったく予想がつかない。どうなってるんだ今シーズンは。
あ、デトロイト・ライオンズは負けました。連敗中のテネシーに初勝利を献上。ヘイルメアリーまで決めたのに、残念でしたね。つぎがんばろう。

09月28日
03:44

てなわけで、Heidi に目がくらんで、「Randy Cunningham 9th Grade Ninja」をもうちょっと観てみたよ。今度は第1話もちゃんと見た。

どこかの州のノリスビル高校は、800年の間4年ごとに選ばれるNinjaによって、悪の手から守られていたのだ。(注、高校が800年前からあったわけじゃないぞ、Ninja が800年前からいたということだからね、紛らわしい文章だが、間違ってはいない。)そして、今年、新入生のお調子モノ、ランディが選ばれ、秘密の Ninja として学校を守ることになるのだ。

面白いわ。ちゃんと観たら、結構面白かった。10分エピソード(放送時間は15分)x2の30分番組なので、面白い、普通、面白い、普通の組み合わせ。というわけで、全体としては結構面白いよ。

カートゥーンによくある、とにかく選ばれてしまっているのでもうしょうがないのだ、といういきなり本編エピソード型かと思ったら、エピソード1、2で新米 Ninja として張り切ったり危機に陥ったりと、ちゃんとシリーズものとして「起」の部分を描いている。

さて、おそらく先代の Ninja の仕業であろうが、ある夏休みの日(だから高校進学前の夏休みだね)ランディの部屋に謎の箱が置かれていたのが始まりだ。あけてびっくり中に入っていたのは謎の本「ニンジャノミコン」。そして Ninja の覆面。そう、彼は選ばれたのだ。あの Ninja に。早速親友のハワードに教えてやろうとしたら、箱の中のメッセージに気がついた。「誰にも言ってははいけない」。
そう、ノリスビル高校のものなら誰もが知っているヒーローの Ninja だが、その正体は誰一人知らない謎なのだ。当然、ランディも掟には従わなくてはいけない。
とはいえ、お調子者のランディは、学校で早速 Ninja に変身。Ninja の覆面をかぶれば、黒い布が彼を取り巻き、 Ninja 装束が現れるのだ。そして、信じられないほどのパワーと、身の軽さ、戦闘能力が得られるのだ。便利だ。学校のカフェテリアで、新しい Ninja として学校の守護者であることを宣言する(実際にはNinjaが4年ごとに入れ替わっていることも秘密だから、自分が新しく選ばれたということは言わない)のだが、そこへ謎の怪物登場。ランディは Ninja として、早速この怪物と戦う羽目になるのだ。

一体この怪物は?そして、代々の Ninja が戦ってきた学校を襲う悪者とは?

ノリスビル高校のある街のど真ん中に、巨大企業マクフィストがある。ハイテクを駆使したあらゆる製品を世に送り出し、その人気と信頼は絶大。ところが、その社長ハンニバル・マクフィストその人が、悪の魔法使いと結託し、Ninja の秘密を暴こうと暗躍しているのであった。

そうとは知らないランディは、マクフィストが送り込んだ怪物と戦うも、授業が始まるので一時撤退。しかし「ニンジャノミコン」で Ninja としての知識を得ると、学校の外で Ninja をもとめて暴れる怪物と再び対決するのであった。

「ニンジャノミコン」はランディにニンジャの知恵を送り込む力を持っているが、それは象徴的な言葉とイメージで、それが何を意味するのかはランディ自身が解釈しなければならないのだ。

怪物を撃退した Ninja の活躍をランディに教えてやろうとしたハワードだが、Ninja 登場の時にはランディがいない。Ninja が姿を消すと、ランディが帰ってくるという、よくあるヒーローモノのパターンに気がつき、即座にランディが Ninja だと見破ってしまうのだ。お調子者の馬鹿なのにこういうことには知恵が回る恐ろしい男なのだった。
ばれたものは仕方がない。ランディは親友ハワードと秘密を共有し、ハワードはランディのサポートとして共に学校の平和を守らなければならないときがきたらいちおう努力することになるのであった。

このおばかコンビがなかなか面白い。「ニンジャノミコン」(なんだこのネーミングは)の情報伝達脳みそ直撃システムも面白いなあ。エピソードが進むと、ランディは「ノミコン」とだけ呼ぶようになる。長い名前は何でも音節で切って省略するのが英語流。

Ninja の秘密を暴こうとするマクフィストの次の作戦にまんまとはまるランディだが、想像を超えた Ninja のパワーでマクフィストの罠を撃破。そしてマクフィストの邪悪な正体に気がつくランディだが、たとえ公表しても誰も信じない位にマクフィストの力は絶大なのだ。
マクフィストは悪いやつだが、商品はかっこいいのでやっぱり買うことを心に思うランディであった。
ランディの孤独でお気楽な戦いは、始まったばかりなのだ。

前のエントリでも書きましたが、お話そのものはやっぱり目新しいものではないのだが、ランディとハワードのお調子者コンビを主人公に置いたところがポイント。平気で馬鹿をやるおばかコンビだが、その分しょうもないことには知恵が回るという、馬鹿だけど利口という2面性の描写が上手い。
学校の先生も生徒も Ninja をみんな知ってるヒーローとして賛美しているというのもいい。そのヒーローになったのに、掟にしたがって正体を隠さなければならないのだが、さっそくハワードが裏切って人気者になりたいばっかりに正体をばらそうとするなどランディとハワードの友情の行方も気になるところ。そのハワードとランディは他の生徒からは怪しい仲だといやな顔されたりもする。「ニンジャノミコン」の脳みそ直撃情報伝達の最中はよだれたらして気を失っていたり、Ninja として怪物と戦って教室をめちゃくちゃにした後さっさと逃げてしまったりとこまかいギャグが意外とおもしろい。

なんだ、わりといいじゃないか。ランディ・カニングハム。
もう日本のアニメからはこういう謎の少年ヒーローはすっかりいなくなってしまったものなあ。キャラクターをどのように動かせば効果的かを十分理解していないと、こういうストーリーはただのレトロスペクティブな懐かしい話で終わってしまいかねないだけに、無理に基本からはみ出さないストーリーをしっかり作っておいて、キャラクターとディティールのアイディアの面白さで勝負という意外と手間のかかる作品ではあるまいか。

ハワードがランディをずっと「カニングハム」と苗字で呼び続けるのは意外と珍しいパターンかも。
本編ではハイジとハワード姉弟の苗字 Weinerman はウィーナーマン(とウイーナマンとの中間くらいかな。キャラクターによってちょっと違う)と発音してますね。
グレイ・デライルも番組レギュラーで参加。最初のキャラは学校のマーチング・バンド所属の9年生、フルート・ガール。名前が決まってないのかと思ったら、後のエピソードで先生からもフルート・ガールと呼ばれてる。名前くらい決めてやれよ~。いや、本当にこれが本名なのか?他にもエピソードごとに適当にゲストキャラの声を担当するっぽい。さすが七色の声ですな。Ninja の敵、ハンニバル・マクフィストはジョン・ディマジオ。おっさんといえばジョン・ディマジオですな。日本でやるときはやっぱり声は斉藤志郎だろうか。ハイジ・ウィーナーマンは女優のキャシー・セルボ。日本のFoxでもやってる「翔べ!ロック・ガールズ make it or break it」のローレン・ターナー役の女の子だよ。あれまあそうだったのか。

09月26日
03:03

「Randy Cunningham 9th Grade ninja」のエントリで、9年生( 9th Grade)という言葉を使いましたが、アメリカの学校は日本とかなり違います。
というわけで、以下、アメリカの学校制度についてちょっと調べた結果報告であります。アメリカン・カートゥーンや、TVドラマ、映画を観るときの基礎知識として鑑賞のお供にどうぞ。

日本は小中高全国一律に6-3-3で、高校は義務教育ではありませんね。アメリカは日本の幼稚園にあたるキンダーガーデンと、小中高の12年間(実際には「飛び級」が可能であるためにもっと短い期間で高校を卒業出来る)が義務教育ですが、それぞれの就学年数は州や地域によっていろいろ違うわけです。
おそらくもっとも一般的なのが6-2-4で、他に5-3-4、6-3-3、4-4-4など、いろいろその地域の都合によって決まっているようで、どのようにするかは地域学校によってかなり自由度が高いそうです。
こういうことが出来るのも、日本のように学年学級によって一律に学習内容を区切るのではなく、学習内容主体の方式によって誰がどこまで学ぶかを決められるためでしょうね。飛び級があるのも、個人の学習度を重要視しているからですね。ただし小学校では、担任教師のいる学級で一年間づつ学ぶ、という日本と同じような方式で(でも飛び級はあり)、カリキュラム選択式で、科目ごとにその教室に行くようになるのは中学からのようです。だから基本的に中学校からは「同窓生」はいても日本のような「同級生」はいない、ということになりますね。「xx中学のx組で一緒だった」ではなく、「XX先生の数学教室で一緒だったよね」という言い方になるわけです。
ちなみに小学校はエレメンタリー、中学がミドル(ジュニア・ハイともいう)、高校がハイ。
小説などによると、小学校(エレメンタリー)では1組、2組のような数字ではなく、担任教師の名前を取って「誰だれ学級」、担任がMr.SmithならMr.Smith’s Class(スミス先生学級、あるいはスミス先生教室)、それを省略して、5年スミス先生クラスなら、「class 5S(担任教師の頭文字)」という呼び方をするようです。中・高校ではこのような生徒が所属する区分としての学級・教室が存在しないので、「だれだれ先生の教室」とはすなわち「学科の教室」のことになります。学級がないので、生徒は学校に行くと個人のロッカーに荷物を入れて、あるいはすでに置いてある荷物を取り出して、そこから学科ごとの各教室へ分かれていくことになるわけです。日本のドラマなどで生徒が授業の合間に教室内でしゃべっているのと違って、アメリカのTVドラマや映画では、生徒たちが廊下に沿って並んでいるロッカーの前で話しているシーンが多いのはこのためです。
さらにちなみに、日本では小学生は「児童」、中高生が「生徒」、大学生以上が「学生」。アメリカ英語では小中学生が、「pupil(ピューピル)」高校以上(大学生も)が「student(スチューデント)」で、大学生は「undergraduate(アンダーグラデュエイト)」ともいいます。ただ日常では、日本でも小学校にかよう子供を「生徒」といったり高校生を「学生」といったりするように、就学している子供全般を「 student 」ということもあります。

でだ、前置きが長かったですが、高校が4年制の場合があることがポイントです。
アメリカでは学校での義務教育が12年あることから、就学中の12年を通し数字で呼ぶことになるわけで、つまり9年生とは、日本では中学3年生ですが、アメリカでは高校1年生の場合があるということになります。
9年生が高校の場合、フレッシュマン(新人・新入生の意)と呼ばれ、主人公のランディ・カニンガムは高校に入りたての1年生ということになります。秘密のニンジャが4年ごとに選ばれるのも、4年ごとに新入生の中から選ばれ卒業までの4年間ニンジャとして務めを果たすのだ、ということでありましょう。もっとも、落第したらどうなるのかは知りませんけどね。

ちなみに、11年生はジュニア、12年生がシニアで、「キム・ポッシブル」では主人公キムはおそらくスタート時に11年生で(すでにチア・リーディング・チームのキャプテンだったから9、10年生とは考えにくい)、終了時には12年生(最終シーズンで、シニア、日本語訳では「上級生」、意味的には「最上級生」だけど台詞としては長いという判断だったのでしょう、に進級したと言っているので)であったのだろうと思われます。

アメリカと日本でこれだけ違うのだから(他にもいろいろ違いがありますね。アメリカでは教科書はレンタルだとか、学習道具は学校のロッカーにおきっぱなしだ(宿題に必要な場合にはしょうがないから持って帰る。場合によっては家と学校の両方においてあるらしいよ。教科書がレンタルだから学校が用意する数に余裕があれば可能なわけですね。いいなあ。)とか、新学期は9月からとかね。ついでにいうと夏休みは6、7、8月の3ヶ月間。うらやましい~。)、学校制度は他の国もそれぞれ違うんでしょうね。

09月25日
04:50

Randy Cunningham 9th Grade Ninja の Heide。

考えてみれば、「Randy Cunningham 9th Grade Ninja」は、第3シーズンがキャンセルされた「キック・ザ・びっくりボーイ」の次の作品ということなんだな。それで、ああいうフラッシュ系アニメーションではっきりした絵のヒーローものなわけか。でも、主人公はキッズじゃなくてティーンだけどね。
と、いうことは、「キック」がエピソード小出しにしてまだ終わる気配のない日本ではしばらく出番なしってことになるのかなあ。「モーターシティ」も始まったばかりだし。
それはそうと、ティーンだけど、ハイジ(・ワイナーマン)はわりと胸大きいと思うんだよね。カートゥーンでは珍しいことではなかろうか。
それはそれとして「ランディ・カニンガム」は、やっぱりなんだかJetixっぽいと思うんですよ。

ついでにいうとハイジは、無銘さんあたり好きそうだなあと勝手なことを思ったり思わなかったり・・・。

09月24日
17:02

NFL第3週。
我がレイブンズは地元に宿敵(のうちのひとつ)ニューイングランド・ペイトリオッツを迎えての第3戦。前年度のAFCチャンピオンシップの再戦となった。
双方とも第2週では仲良く敗戦を喫っしてむかえたこの戦いは、お互いリードを奪い合う好ゲーム。ほぼ互角の戦いは第4クォーター、9点差を追うレイブンズがTDで2点差とした後、ディフェンス陣がニューイングランドの攻撃をパントで終わらせ、残り2分で2点差のまま。フィールド・ゴールで逆転可能という、まさに絵に描いたような展開。この時点で昨シーズンのAFCチャンピオンシップではFGをはずしての敗戦だったことを思い起こさない人はいなかったはず。
第2戦の煮え切らないパス攻撃とうって変わって、フラッコの落ち着いたQBっぷりは残り40数秒(46秒だったけかな)、エンドゾーン手前でニューイングランドのパスインターフェアを誘い(インターフェアしてなければパス成功だったけど)、あとはフィールド・ゴールの成功を待つのみ。カンディフを切って獲得した新人タッカーは第3戦目にしてチームの勝敗に関わる決定的なキックを蹴ることに。
結果は右へそれたボールがポストぎりぎりを通過。判定は成功。レイブンズ逆転勝利となった。
いや~一安心。この戦いがシーズン最初の山でしたからね。次節はまた地元に同地区クリーブランド・ブラウンズを迎えての戦い。AFC北では現在3強1弱の弱担当になってしまったクリーブランド。しかし侮ってはいけない。第5週には@カンサス・シティというまた一抹の不安を抱かずにはおれない(アウェイで格下、KCのファンには申し訳ないが、と対戦)戦いが待っている。勝って兜の緒を締めよ。次は安心してみていられる戦いを頼みますよ。

てなことではやくもNFLは第3週。
その前に第2週のその他の戦いは、総じて第1週に勝利したチームがなぜか20点代ゲームでころりと負けるパターンが続出。第2週終了時点で全32チーム中、連勝がたったの6チーム。連敗も6チームで、なんと20チームが仲良く1勝1敗。ますますどうなってしまうのか予測不能の今シーズン。毎週目が離せない度ますます上昇中ですわよ奥さん。

ちなみに連勝は
ヒューストン・テキサンズ、今年もプレーオフ目指してがんばれ
サンディエゴ・チャージャーズ HCターナーも進退賭けてる今シーズン
フィラデルフィア・イーグルス 自称ドリームチームついに本領発揮か
アトランタ・ファルコンズ ここんとこ毎年勝ち越しているのでまあ順当
アリゾナ・カージナルス QBスケルトンからコルブになって今のところ成功
サンフランシスコ・49ナーズ 今年はスーパーボール狙いですね

ね、連勝チームにダラスはもちろん、グリーンベイも、ニューイングランドも、インディアナポリスも、ニューヨーク両方も、ボルチモアも、ピッツバーグも、シカゴもいないんですよ。どうよ、どうなってるのさ今年は。

なんかもう第3週には連勝チーム0になってもおかしくない(失礼)んじゃないか?ええ?
スケジュールはといえば、ヒューストンは@デンバーでかなり危ない。サンディエゴは地元でアトランタとあたるからどちらかの連勝が続きそう。フィラデルフィアは@アリゾナでこれまたどちらかが連勝することに。よくできたスケジュールだな。サンフランシスコは@ミネソタだからさすがに大丈夫か。いや、アウェイになるから今年のパターンでは意外と危ないかも。

ついでに連敗は
クリーブランド・ブラウンズ 上にも書いたが3強1弱の汚名を雪げるか
ジャクソンビル・ジャガーズ ここの最近、ピリッとしませんね
テネシー・タイタンズ 昨年勝ち越したけど、今年はまた危ないのか
カンサス・シティ・チーフス う~ん。2010年にはがんばったのになあ
オークランド・レイダース 2年連続8勝8敗、今年は勝ち越ししないと
ニューオーリンズ・セインツ やっぱり騒動が響いてるんでしょうか

こちらはニューオーリンズを除くと、なんていうか順当といえなくもないですな。

09月24日
03:41

「モーターシティー」やるんなら「グラビティー・フォールズ」もやれや~と、前のエントリで書きましたが、日本ディズニーチャンネルでも放送決定!
日本版タイトルは「怪奇ゾーン グラビティフォールズ」。なんじゃそりゃ。
ちらっと聞いた感じでは声優さんもちゃんと似た声の人を用意できたみたいで、オリジナル版の雰囲気をそこなうことはなさそうですよ。えらいぞディズニー。

いや、めでたい。とりあえず10月の「フィニアスとファーブ」のハロウィン・エピソードと第3シーズン最終エピソードに挟まれて、第1話先行放送ですよ。みんな見れ。つーかディズニーチャンネルが観られる人はぜひ見ましょう。面白いよ~。
本放送は12月かな?年明けかな?まあいいや。とにかく楽しみに待ちましょう。

09月24日
00:25

「モーターシティ」と同じくディズニーXDで、今年の夏からスタートした新作(アメリカ・ディズニーXDはがんばるなあ)ディズニーXD・オリジナル「Randy Cunningham 9th Grade Ninjya ランディ・カニングハム(日本ではほぼカニンガムと表記されるけど、実際の発音はカニングハムの場合が多い)・ナインス・グレード・ニンジャ」

半分だけ(1回2エピソード形式だから)観る機会があったのでちょいと観て見たよ。

主人公のお調子者、ランディ・カニングハムは9年生(アメリカは地域でいろいろ就学方法と年数表記に差がありますが、これは日本で言えば中学3年生ということ)。何しろ半分エピソードなので理由はわからないが、ランディは、4年ごとに選らばれ800年にわたって学校を守ってきた戦士、秘密のニンジャに任命され、日々襲い来る悪の手、魔法使いだったりおばか科学者だったり、から学校の平和を守るのであった、という、なんていうかまあそんな感じ。基本的には、かつて悪の魔術師と戦った侍戦士は、その魔法使いの強大なちからのためにこれを倒すことができず、やむなく地下深くに封印したのであったが、現在ではその真上に主人公の学校が建っていて、人間の闇の心を糧とするその魔法使いは今でも復活を果たそうと狙っており、ニンジャはそれを阻止しなければならないのだ、という具合。他の悪役がどう絡んでくるのかは、そのエピソードを見てみないことにはわからない。キャラクターは他に主人公の親友で、お調子者負け組みコンビのハワードと、ハワードの姉、学校で自身のブロードキャスト・チャンネルを運営している(早い話、放送部の人気キャスター。ただし、カメラとビデオはタブレットPC、このへん21世紀だね、で、撮影からなにからなにまで一人でやってるみたい、なので「部」という日本語はちょっとあてはまらないかも。)ハイジが、レギュラー・セミレギュラーの主人公3人組という感じ。ただし、ランディがニンジャなのはたとえ親友にでも秘密なのだった、と、思ったら、トレーラーを観てみると、ハワードはランディがニンジャだと知ってるみたい。ハイジとハワードの人気者の姉に負け組み弟という組み合わせは珍しいかも。

おはなしそのものは特別目新しさがないんですが、キャラクターデザインが「インベーダー・ジム」やコミック「Johnny the Homicidal Manicac」のジョーネン・バスケス。でありながら、なんと、普通に可愛い女の子キャラがけっこういっぱいいるのが驚きだ。「インベーダー・ジム」のキャラように癖のあるかわいさではなく、ジョーネン・バスケス・キャラでありながら普通に可愛い。
そしてもっとびっくりなのが、バトルの時の雰囲気が「スーパーロボット・モンキーチーム・ハイパーフォース・ゴー」にとっても良く似ていること。
「モーターシティ」より低年齢層を狙った作品なので、よく整理されたシンプルな線に、色設定もきれいなキャラクターの雰囲気、無駄にマフラーをなびかせる主人公が「スーパーロボット~」っぽいのであったよ。お話の内容は違うけど雰囲気は意外と近い感じですよ。

アニメーション・スタイルは、はっきりとした2Dフラッシュ系アニメ。OPは3DCGの背景とあわせて動くのだけれど、本編は全体がいわゆるフラッシュアニメで、これまたよく動くよ。つーか、フラッシュ使って動かないようなアニメはアメリカにはほぼない、ということですかね。

お話は、観たエピソードでは普通な感じ。特別面白いわけではないけれど、つまらなくもない。及第点の標準的優等生。ちゃんと作ってあります風の脚本だったりして、悪くはないが、もうひとつ吹っ切れた感があればいいなあ。キャラクターが煮詰まってくると一皮むけて面白くなる可能性は十分にある。
つーか、ハイジが可愛いから、まあ、いいんじゃね?みたいな。

09月23日
01:51

観たぞ、「モーターシティ」。

アメリカ・ディズニーXDで今年、ディズニーチャンネルの「グラビティー・フォールズ」にやや先んじてスタートした最新アニメーション・シリーズ。
みようかなあ、どうしようかなあと思っているうちに日本のXDでも放送されるとわかったのでいままでほったらかしにしていました。てなわけで日本でも無事ディズニーXDで放送開始ということで、(んじゃあ「グラビティー・フォールズ」もやれや、ゴォラアアァ)観てみたよ。

2XXX年、デトロイト。アメリカと言わないところがポイントかな?映画「ロボ・コップ」もデトロイト。車産業の街というだけでなく、どうも「そういう」印象の町なんだろうなデトロイト。
で、やたらやる気満々な禿親父が金と権力とテクノロジーに任せてデトロイト全土をおおう巨大な街を作り上げ、デトロイト・デラックスと恥ずかしい名前をつけた上に地上の理想郷として金と権力とテクノロジーに任せてデトロイトを支配下においてしまうのだ。まったく連邦政府はなにをしているんだか。それはおいといて、今では無理やり地下世界になってしまった旧市街地には禿親父のいうことなんかちゃんちゃらおかしくってやってらんねえぜ、っていう連中がけっこういっぱいいて、もともと禿親父の側の人間だった主人公チルトンは金と権力とテクノロジーでなんでも思い通りな禿親父を見限り、旧デトロイトを禿親父の金と権力とテクノロジーに任せた攻撃から守るために戦っているのであった。守るっていっても禿親父の目的は旧市街地の破壊で、人殺しじゃないよ。チルトンはその破壊から街を守るのだ。とにかく、仲間と愛車をぶっとばして、禿親父(あ、名前はエイドリアン・ケイン。原語ではマーク・ハミルが声を担当。ありゃりゃ。すっかり悪親父声優になってしまったですわな)の悪巧みをこてんぱんにしちゃおうぜっていうアニメ。

最近のアメリカ・アニメの方向性にもれず、2D手描きの絵っぽいキャラクターと3DレンダリングCGを多用した背景とオブジェクトを高いレベルで融合させたやたらよく動きまくるアクションアニメ。一部背景とメカがモロ3DCGなのがちょっとどうかと思うけど、やろうと思えばもっと手描きのイラストっぽく出来る(そういう部分もある)だけに、まあそういう方向性でいきましょうということなんでしょうね。ただキャラも時々3DCGに手描きの顔を載せたものに見えるときがあるんだけどな。これはもしかしたら、アニメーターの腕が良すぎるだけなのかもしれないけど、やっぱり3DCGも利用しているのかもしれない。微妙なところ。
キャラクターデザインはいいっすね。ゴリラズのPVみたいな雰囲気のポップイラストがそのまま動きまくる、70年代のポップカルチャーのリバイバル風デザイン。70年代はハリウッドでもカー映画ブームがあったころなので、その辺も意識しているのかもしれない。

第1話なので状況説明しなきゃいけないという制約があるためかとにかく忙しい展開。キャラクターもやたら喋り捲りで、そこいらへんはもうちょっと後回しにしてもいいんじゃないかなというような部分もあるんじゃないかなとおもわずにはいられない。ある意味パイロット版を昇格してそのまま第1話にしました風。
このへんは「Syn-Bionic Titan」の第1話のほうが面白かったなあ。
が、キャラ配置は面白いので今後の展開に期待。
主人公は地下世界を守るために強化武装された愛車で戦うというのも、空のない地下世界だからアリだな、と思ったんですが、第1話からいきなり地上へでていってしまうので、主役メカが「車」であることの意味がいまいちあやふやな感じになってしまったのが惜しい。が、この辺も今後に期待。禿親父の攻撃メカも全体のデザインはどうであれ「脚」じゃなくて「車輪」付きにすればいいのになあ。あと車から降りて戦うのはルール違反じゃねえの?とか思った。多少無理やりでも乗ったまま戦えや、みたいな。まあいいか。
設定はいろいろ考えてあるんだよ風なのもそれがいい方に出ればいいんですけどね。設定倒れってよくあるからなあ。

とにかく、まだどっちのほうに転んでいくかわからない荒削りな感じが期待が持てるとも、多少不安だともいえる作品でありました。

09月21日
23:52

ブラジルのTVアニメ、「Turma da Monica」

TVアニメ世界の国からこんにちわ。南米ブラジルからもうひとつ、「Turma da Monica」。
左の赤いワンピースの女の子が主人公のモニカ。

こちらは同名のマンガが原作。1963年から始まった人気漫画。アニメーションは80年代からTVや劇場用などいろいろ作られているようで、現在もカートゥーンネットワークで放映中の様子。
「Turma da Monica (ツゥルマ・ダ・モニーカ)」のタイトルのせいかどうか、日本の「つるぴかはげ丸(知ってる?)」にも似た雰囲気のガキンちょアニメ。こういう雰囲気は世界共通ですね。

んが、しかし、モニカにはびっくりの展開が。
原作のキッズたちが成長した、漫画「Turma da Monica Jovem」シリーズが現在も発行されているのであった。その Monica が成長した姿が右の女の子。
左のガキンチョがティーンになると右のような女の子になってしまうとは恐るべしブラジル。これも、サンバとカーニバルのなせる業なのか(なわけねえ)。トレードマークの出っ歯とショートカットがそのまま踏襲されている微妙なデザインといえば言えないこともない。このJovem(youngの意)シリーズ。はじめはどこかの学習漫画っぽい絵柄だったのが、すぐに一昔前の月刊少年マガジンかなんかに(たとえが微妙ですまぬ)のってそうな雰囲気に様変わり。表紙では、カードゲームでバトルしたり、SFチックな未来ファッションだったり、いまどきの流行りモノ風スタイルで登場するのだが、中の漫画までそうなのかどうかはわからない。そのかっこうは表紙だけ、なんてのは普通にあったりするのであまり当てにならないのだ。カラーの表紙はそんな風で、日本の漫画と遜色ない出来なのだが、中身の白黒漫画のページになると、やはり今ひとつ、日本の漫画に比べて作画の出来が劣るのであった。そういう意味では日本の漫画の技術はまだまだ世界最先端と言えるかもしれない。カラーになるとまた話は別ですが。
このjovemシリーズは表紙に「manga」と明記されていて、ブラジルでもマンガという単語は認知されているということのようですよ。やはり日系移民の方々も多いので、日本語も受け入れられやすいのかもしれませんね。

南米といえばブラジルと同じサッカー大国アルゼンチンも結構漫画の国だったりするらしいので、いずれその辺も覗いてみたくあります。

新着イラスト一覧

Heide Weinerman

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