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2013年02月18日 01:05

怪しい経営哲学

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Good!
4ヶ月のご無沙汰でした。「Gravity Falls」新エピソードで放送再開。

嘘八百のパラノーマルな見世物をならべて観光客から金を巻き上げ、身勝手で、従業員には厳しく、かわいい甥と姪をこき使い、しかも払い戻しは認めないスタンに対し、ミステリー・シャック従業員一同に成り代わり、メイベルが挑戦状をたたきつけた。
3日の間休暇をとるスタンの代わりにメイベルがミステリー・シャックを運営、その3日でスタンより多くの売り上げを稼いだら経営者交代。届かなければ、メイベルはひと夏「負け犬」Tシャツを着て過ごすのだ。
いまこそ、真の経営とはどういうものか、尊敬される経営者として守銭奴のじいさんに目に物見せてやるのだと張り切るメイベル、本物のパラノーマルな怪物を見世物にするべく真実をあばかんものと森へ飛び出すディッパー、スタンにすげなく却下されたはてなマークのクエスチョニーへ変身せんものとするスースに、ティーン仲間と一緒に店でやりたい放題のウェンディ。
一方、休みをとりながら金を稼ぐべく、TVの視聴者参加型お金もうけ番組で一攫千金を狙うスタン。
はたして、スタンとメイベルの金稼ぎ対決の行方やいかに。

やっと再開、待ちに待った再開、再開再開楽しいな。
と、いうわけで長いバケーションから戻ったミステリー・シャックご一行様の御乱行21分一本勝負はこれまた期待にたがわぬめっちゃくちゃなエピソード。だめだこの人たち。独裁者わがままスタンを見返すべく奮闘する従業員一同だが、ディッパーもダメ、ウェンディもダメ、スースもダメ、メイベルは言うに及ばず、みんなダメ。いや、またまた密度の濃い21分。タンノーいたしました。本当にダメな人を描かせたらアメリカ人の右に出る地球人はいないのだと、そんな感じ。でもエンディングはちゃんと終わるよ。そのへんがやりっぱなし型でない、お話を締めて終わりの「Gravity Falls」のいいところだ。