イギリスのTVアニメ、「フランケンシュタインズ・キャット」
てなわけで、久しぶりに世界の国からこんにちわ。世界TVアニメ探訪であります。
これだけグローバルな社会であっても、日本に入ってくる外国の情報は主にアメリカのものであることはご存知の通り。日常目にするヨーロッパといえば、今ではサッカーぐらいのものじゃありませんか奥さん。ましてや、TV番組をや。イギリスのTVドラマ「シャーロック」はめちゃめちゃ面白いですけどね。21世紀版シャーロック・ホームズ。そのシャーロック・ホームズはアメリカでもこの秋から、舞台を現代のニューヨークに設定した「エレメンタリー」というTVドラマとなって放送開始。こっちはどうかな。
TVアニメから話がずれましたが、イラストは2007年にイギリスで放映されていた(5年も前じゃん。全然知らなかったよう)TVアニメーション「フランケンシュタインズ・キャット」。観たままですね。
原作は同名の絵本。
イギリスの片田舎の城に住むフランケンシュタイン博士が作り出したつぎはぎ猫「ナイン」(いかにも猫の名前ですな。体のパーツも9匹の猫からできているらしい)と、仲良くなったその城下の小さな村に住むギークな女の子「ロッティ」のちょっとホラーな日常コメディ。
今年の冬にはティム・バートンの「フランケンウィニー(こちらは犬)」の長編版が劇場公開されますが、ついでに「フランケンシュタインズ・キャット」も日本でやってくれないかなあ。
ちなみに、「ナイン」はしゃべるよ。マンガだからしゃべるのか、実は脳が人間のものなのかどうかはわからない。
「ロッティ」は村唯一人の女の子で、それを理由に村のガキどもからのけ者にされているらしい。不細工だから、かもしれないね。しかしメガネに出っ歯というのも見事なデザインだとしか言いようがない。
フラッシュ系アニメーションで、キャラクターの色は影を面でいれるのではなく、薄くグラデーションを入れることで表現している。この辺もデジタル・アニメならではのものですね。
ヨーロッパのTVアニメはまだまだいろいろありそうなんだけどなあ。