というわけで、「アベンジャーズ」早くも第9話。やっぱりワスプはいい、じゃなくて、意外と早くキャプテン・アメリカ復活。ワスプはいいな。ブラック・パンサーもこそことっと活躍。たのみのジャービスが2度もそれぞれ別の方法で簡単に突破されるのはどうか、社長の今後の対策に期待したい。ワスプがいいぞ。不定形モンスター相手で、みんなべとべと。ワスプもべとべとだ。小さい状態で銃弾の直撃でも死なないんだから、結構頑丈だなワスプ。女の子を鉄砲で撃ってはいけない。(相手はしゃべる変な虫だと思っていた可能性もあるが)キャップの怒りの鉄拳(盾だけど)を受けて当然だ。ええ、そうですとも。あっさり逃げられたけど。しかし、キャップ。盾のあるなしで、戦闘力が違いすぎませんか。ソーの槌、アントマンの蟻、社長のジャービスみたいなものか。ワスプは一人でも平気。
悪側もそれぞれくっついたり離れたりで、アベンジャーズ同様に描かれるのがいいですね。やっぱりヒーロー物は敵がしっかりしてないと面白くない。ワスプは一人でも素敵だと思うけどね。
このことから今回の結論はワスプがいい、ということであるのは明白。
ああ、何を書いてるんだ。
しかし、アメリカのアニメキャラクターは本当に動き始めるとめちゃくちゃいいですな。不思議でしょうがない。
ワスプのようなキャラクターデザイン(ややひらめ顔で目元の濃いメイクとか、アメリカアニメのキャラクターデザイン特有の濃い感じとか)は比較的苦手な方だったのに、実際、スクリーンショットを見ていた当時は、あれまあ、これがヒロインなのか、ちょっと今回は期待薄かなあ、まあたまにははずれもあるだろう、などと思っていたのだけれど、いざ動き始めると、なんてかわいいんだろうか。もちろんこれまでのワスプのデザインから一新した、その名の通りのハチをモチーフにしたスーツデザインも素晴らしいけれど、やはりキャラクターですね。
スーパー・パワーは持っているが、戦力として、敵に対して決定的な力ではないし(今回は別、こういう力だけの戦いでなくその力の性質が解決につながるというのはいい、時間がなくてちょっと解説が駆け足だったけどまあいいや)、性格もやる気満々な女の子というだけで、正義に対して深い理解があるようにも思えない。そこが逆に、即行動、今が大事、という身の軽さにつながっているし、あきらめたら負け、という自分の足りない能力に対して意思の力で戦おうとすることにもなり、また誰に対しても普通の人間の感覚で接することが出来るという他のあれこれ主義主張を持ち考えるところのあるメンバーと違うところ。こういうことは脚本と演出の仕事で、十分キャラを理解し、表現しようとする、あたりまえの基本的なことなんだけど、やっぱりそれが大切だということなんだな。
ワスプの絵も描きたいが、今は時間がないのであった。残念だ。