2014-08-30 19:32久々のダウナーマインド
Tweet
ども、アシッドです!
久しぶりに録画してたアニメ氷菓の学園祭エピソード
怪盗十文字事件を見ました。
このエピソードの最大の見所はやはり劣等感でしょうかね
持たざるもののどうしようもない悲しさ
持っているのに使おうともしない者への劣等感と苛立ち
自分が持っていたら、もっとたくさん書くのに丁寧に書くのに!
そんなことを思うのも無理からぬことでしょう。
普段はボケている主人公の特技、探偵的なひらめきと
観察力と状況の組み立て推理推察力
これを主人公の友人は以前から気づいていて
もったいないと思っていた、そこへ古典部での出来事と
ヒロインの登場で主人公がそれを使い始めると
その輝きに羨望と嫉妬を覚える・・
むしろ自分の能力の無さへの絶望
そしてその絶望から発せられる「期待」
持たないがゆえに自分に絶望し他人に期待するしかない
この苦しみと苦痛はたぶん絵の上手い奴らには解らないだろうなと
しみじみ思います。
評価点とかそんなに大事ですかとか言ってみたい(笑)
そう思いたくてもそうした物でしか自分を測れない
自分を知ることが出来ない
誰かが賞賛してくれるわけでもコメントが付くわけでもない
自分の周囲に人がよってくることさえもない
賞賛が欲しいわけでも人にちやほやされたいわけでもないが
同じように絵を描いていてもそうした事で歴然とした差が出るのは
自分の描いてる絵の魅力の無さゆえな訳で・・
その自分の能力の無さゆえに生じる劣等感なのだが
しかしそれを解ってもらうこともそれはまためんどくさい(笑)
同情して欲しいわけでも、お世辞を言って欲しいわけでもないのだが
なぜかそう取られてしまう・・だがそうじゃない事が解ってはもらえない
名誉欲とか、かまってちゃんとか、そうじゃない
上手くなってるかどうかを計測する為のデータでしかない
でも、まあそれも不遜な話な訳で・・・
結局は只この苦しみに耐えるしかないのだろうなあと思う
才能無き身には絵を描く事を好きでいることさえも
上達したいと思うことさえも我慢が付きまとう
なんとも悲しい事ですわ
無論、すべてを諦めて、只楽しく絵を描くことを出来る人も居る
だが私はそんな風には成れない。
上手くなりたいから、自分が満足できる技量を持ちたいから
諦められない、こうした事には諦めがとことん悪いので
この苦痛は何処までも続くのだろう
いっそ絵を描く事を始めなければ良かったなとよく思う
自分の絵の技量もわからず「俺って上手いなあ!」とか思える
物を見る目のまるで無い絵描きになりたかったとも思う
なぜそうなれないのかなあ・・
嘘でもそう振舞ってれば成れるのではないかと
何度もチャレンジしてみたが自分に嘘をつくことは難しすぎた(笑)
ああ、上手くなりたい・・
何よりも自分の自己満足のために!!
才能のまるで無い自分には絶対無理なのもわかってるんだけどねー!
それでもね、適当な所で「これでいいのだ」と自分を誤魔化し続けるより
自分の劣等感に正直に思い悩み苦しむ方が絵描きとして
絵に向き合ってるだろうし、結局逃げ場は無いのだから
苦しむしかないんだよね・・
そして苦しむほどに向き合わないと
永遠に停滞して上手くなっていくことはできないと思う
同じ所をぐるぐる回っていてもそれをよしとするより
ぎりぎりまで悪あがきして飛び出したいものね。
単なる愚痴なのでコメント等はしない方向でお願いしますね
どうせ誰にも解らんことですから(笑)