2013-10-27 11:41それはどうなの?
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どうも、アシッドです
今日はブックオフとか中古ゲームとかのちょっと難しいお話
ツイッターやってた頃に作家さんたちの呟きまとめを見まして
何らか違和感を感じましたという話です。
「新刊発売後1~2週間以内の初動でに買ってくれ無いと次が出しにくくなるのでなるべく初動で買って!」
「アマゾンはカウントされないので書店で買って!」
「ブックオフで買ってもらっても自分の所に印税一円も入らないので新品を買って!」
「ブックで全巻まとめ買いましたとか言われてもまったく嬉しくない!」
まあこんな感じです
無論これらの発言が「駄目」と言う話ではないと言うことです。
作家さんは本を書いて売れて何ぼの商売です!
慈善事業でも公務員でもない自由業で非常に厳しい世界です
本が出ない作家は失業してるのと変わりません(笑)
しかし、私がこの発現で感じた違和感はそういうことでは有りません
皆さんは、本を買うときどうします?
自分が凄い好きな本を楽しみにしてるシリーズの続きを買う時
こんな事言われるまでもなく普通発売日に買いますよね
通販は便利だけどオタッキーな我々は即時性を求め
会社帰り学校帰りに本屋によって買いますし、無ければ梯子!
もっと確実に欲しいなら予約しますよね?
じゃあ何故作家さんがこういう事を言うのか?
声を大にしてツイッターで拡散を求めるのか?
つまり彼らの求める人気作のような売れ行きで無いのは
中古とか買い手のせいだと言いたいのではないかと思います
でも、先ほども言いましたように好きな本は
特に理由でもなければ発売日に買いますよね
では、買わない理由は?ブックオフで買う理由は?
新刊をすぐ買わない理由として考えられるのは
こちらも主に金銭的な理由ですよね
サラリーマンも学生でもお小遣いは有限な訳で
本ばかり買ってるわけでなし時にはフィギュアもゲームかいますしw
発売日が同じで競合する内容のラノベなり漫画が有った場合
買うのは当然、より欲しい方!発売日に買わないで次に回すのは
どうしても即読みたいという欲求が劣る方です
ブックオフもそう、出てすぐの中古は高いし
差額が100円落ちなら新品かいますわな!
売るにしても要らないから売るわけで・・・
つまり買うにしても売るにしてもしても買う側としては
面白いものから買うつまらないものから手放す!という事ですわ
先に述べたように作家さんは商売!成ればこそ
こちらもまた自由にその商品を選別して魅力のある商品を買いますから
魅力の無い作品と作家は残酷なようですが淘汰される訳です。
つまり、非常に残酷な物言いですが
次を書くために初動で買ってくれとかブックオフで買わないで!と
自分の読者やまだ見知らぬ読者に懇願するよりも
我々買う側の人間が初動で買いたくなる本を
決して手放したくならないマイフェイバリットで
「人生の本」とでも言うようなレベルの物作るべきだと思います。
作家は以外と精神的に重労働だし個人のアイデアの泉など
限界もすぐ来るかもしれません
作家の創作への努力も大変なものだというのも理解できる
でも、だから初動で買え!中古買うな!というのは変な気がします
買うのは我々の自由いつ買うかも自由です。
自分とその作品の続きを人質に買い方まで押し付けるのは
商売である以上それは違う気がしますよね?
この違和感の正体はそこなのかも知れません・・
好きな本屋が大型店舗の前に淘汰され消えていくのは悲しい事です
でもその本屋がお客に潰れるから買え!
締め日が15日だからそれまでに利益が出るように買え!
とは言いませんよね(笑)
企業努力というのは大切でこの場合の作家がする努力は
ツイッターでの宣伝やそうした心情の吐露ではなく
売れるものを作る為の今より尚より苛烈な努力で
魅力ある作品を作る事だと思います。
かく言う私も本当にどうしようもなく読みたい欲しいと言う
そういう物は失業中でも発売日で買ってました
オタクと言うのは身を切って欲しい物を買う、そういうものです
我々が買わずに要られない本を書けば自然と売れるし
黙ってても皆発売日に買いますわよね。
ツイッター等の無い時代から口コミでも面白かったら買いますし
面白かった本は20年でも本棚において読みますから手放しません!
そういう淘汰の中から生き残った本だけが個人の本棚に残るし
実際に私の本棚はそういう本しか残ってません。
愚痴を呟く暇があるなら、そういう本を作る為の時間に当てたほうが
作家として尊敬できますし・・ね・・・
とまあそんな事を思いました。
実際に文章書くとわかりますが凄く時間と頭脳労働の必要な事で
並大抵の努力では本を作る事はかないません、作家さんは素晴らしい
それだけにツイッタ呟きの拡散で売れ方を嘆くではなく
本の内容で勝負して欲しいし
我々に「買わせてください続き読ませてください!」
というような気持ちにして欲しいですね。