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新着日記一覧

08月26日
11:58

毎度怪しいおはなしで飛ばしまくりまくる「Gravity Falls」。
アメリカでも子供向け「Xファイル」だ「スーパーナチュラル」だのと評判です。考えることはみんな一緒だ。

で、第7話。
一見参加無料に見えるパーティーで一儲けをたくらんだスタン爺さん(退出するのに15ドル取る。ひどい。)。ディッパーにとっては憧れのウェンディに愛を告白するスーパー大チャーンス。メイベルは、パーティーにやってきた町のガキンチョとティーン・エイジャーたちの中にトカゲ好きの巨体の女の子グレンダとその親友、東洋系のメガネの変人キャンディという「仲間」を見つけ親しくなる。ウェンディとダンスを踊りたいが客への応対で手の離せないディッパーは一計を案じる。ミステリー・シャック(スタン爺さんの店の名前)の事務室においてある半壊状態の古いコピー機は人間を複製することの出来る、クローン製造機だったのだ。これを使って・・・。一方パーティーに現れた町一番の「人気者」パシフィカ・ノースウエストとのパーティー・クイーンの冠をかけた戦いに名乗りを上げたメイベルは、歌にダンスに大ハッスル(死語)するのだが・・・・。

第8話
19世紀の中ごろにやってきた開拓者によって築かれた Gravity Falls の町。その祝いの祭りの当日にたまたま町に居合わせたスタン叔父とディッパーたち。19世紀当時の扮装に車の代わりに馬車と21世紀からタイムスリップしたかのようなありさまの町。実はメイベルの宿敵、パシフィカのノースウエスト家がグラビティー・フォールズの創始者だったのだ。ところがどっこい。ディッパーの手に入れたグラビティー・フォールズに関する文書第3巻には、ノースウエスト家には秘密があり、実際にグラビティー・フォールズを開いた人物は別にいると書いてある。そして添付された謎の暗号が書き込まれた紙切れ。これを手がかりに二人はノースウエスト家とグラビティー・フォールズ始まりの謎に迫るのだが、しかし、そんな2人の後をつけまわす影が。そして二人は思いもよらぬアメリカ合衆国の歴史の闇にかかわる重大な事実にたどりつくのだったという観ている方も予想だにしなかった一大スケールで展開する歴史ロマン巨編なのだった。

第9話
今度は安物のアトラクション遊具を大量に手に入れ、町外れの空き地にアミューズメント・パークを開いて一儲けをたくらんだスタン爺さん。
ディッパーはウェンディにいいとこ見せて愛を告白しようと企むが、逆にウェンディにボールをぶつけ、他の男といいムードになるきっかけを作ってしまうという大失敗。一方メイベルは、体重当てゲームで大好きな子豚を手に入れ大満足。そんな二人の前にけったいな丸坊主のタイムトラベラーが現れるのだった。失敗をやりなおしたいディッパーはタイムトラベラーからタイムマシンを失敬すると時空連続体に挑戦状をたたきつけ、運命との戦いを開始するのだったが・・・。

すごいなあ。やりたい放題だ。相変わらず脚本の密度が濃い。少々いい加減でも思いっきりふりまわす法螺話の楽しさにどっぷり浸かれますよ。それこそマンガの持つ楽しさの原点ですね。流石に第1話2話のようなアクション・シーンはないけれど、動きの演出は高いレベルで安定。新キャラも登場の第7話に、伏線収拾したかとみせかけてまた張りなおす第9話とまだまだこれからどんな展開がまっているのか予想つかないですね。
なんでも第1シーズンは20話の予定らしいよ。ディズニーチャンネルは他のTV局とちょっとエピソード数が違っていて、1シーズン13話で作られることが少なく、シーズンごとにエピソード数が違ってたりしますが、Gravity Falls はどこまでいくかな。今のところ通常の局でいう第4シーズン52話を越えたのは「キム・ポッシブル(全4シーズン87回)」、「フィニアスとファーブ(本国では第3シーズン終了ですが、その第3シーズンまでで90回以上。日本では現在87回まで放映済みで、第4シーズンも製作決定と最多エピソード数。てゆーかさ、夏休みは104日しかないんじゃないの?)」、「リセス 僕らの休み時間(最長全6シーズン65回)」、「ペッパー・アン(全5シーズン65回)」。ネタがネタだけにあまり長いシリーズにはならないんじゃないかな。でも「Xファイル」は9シーズン200話以上あるんだった。どうなるかなあ。

08月26日
09:54

The Girl Who Could Fly
author Victoria Forester 読了

Piper は空が飛べる。田舎町で農場を営む McCloud 夫婦、信心深く働き者の母に無口な父。二人の間に生まれた女の子 Piper は生まれたときから本能的に空を飛ぶ力を持っていた。普通の人にはない異質なその力を恐れた両親は町の学校にも通わせず、人前で決して飛んではいけないと Piper に言い聞かせていた。しかし、町の祭りの日、同年代の子供たちと初めて親しく接し、彼らに混じって野球の試合で外野を守った Piper は、フライボールをとるために空を飛んでしまう。騒然となる町の人々。ことの成り行きに不安を隠せない両親と Piper の前に、政府が派遣したチームと Dr.Hellion が現れる。Piper のような特殊な能力を持った子供たちを教育する施設I.N.S.A.N.E.に Piper を収容するというのだ。今のままでは町で暮らせないと悟った両親と別れ、Piper はI.N.S.A.N.E.へ。
遠く氷の大地の地下深くに作られたこの施設には Piper と同様に、普通の人が持たない特殊な能力、念力、超天才、超人的怪力、放電、などの特殊な力を持つ子供たちが収容されていた。そこで、Piper は、能力を制御し、普通の人間と同じような暮らしを送れるように厳しく教育されるのだった。だが、I.N.S.A.N.E.には Piper の知らない秘密の目的があったのだ。そして、特殊能力を持つ子供たちに、空を飛ぶ力を見せてしまった時から、Piper の運命は大きく動きはじめるのだった。

SFのテーマのひとつ、超人(新人類、あるいはエスパー)テーマの作品。古くは「人間以上」「オッド・ジョン」などで描かれた超人類モノの流れを汲む作品です。つまりいまどきのスーパーパワーをもった超人ヒーローものではない、ということ。生まれながらに持った力は、決して特別なものではなく、それこそがその人そのものではないのか、という主張は超人類テーマでは意外とありそうでなかったのではないか。冒頭から丁寧に書き込まれた日常描写が、空を飛ぶ人とはこの世界にとって何者なのか、を描くための下準備なんですね。特殊な能力ゆえにもっとも近しい社会、家族からもドロップアウトせざるを得なかったI.N.S.A.N.E.の子供たち。しかし常に前向きで、自分を信じる Piper の出現で彼らも変わっていく。
ちょっと前に読んだ日常の中にある超能力という「 Savvy 」よりも超能力者対社会という昔ながらのテーマ色が強いSFらしいSF。子供たちが動き出す中盤、I.N.S.A.N.E.の本当の目的、最後の戦いへとスピードアップしていく後半は面白いですよ。そしてPiperたちの自分であり続けるという戦いはこの物語だけでは終わらない(決して第2巻に続くとかそういう意味ではなく)というエンディングもよかった。それでちゃんとお話はまとまって終わっていますからね。でも、第2巻が出ても全然おかしくないなあ。どうなんだろうか。


以下ちょいネタバレ。
なので今後この本を読む気になった人は読まないように。








人間だけでなく、地球上のあらゆる生物が進化の過程として超能力を身につける可能性を持ち、実際そのようになっている、というのは結構いいアイディアだなと思いますね。ほとんどの新人類テーマでは超能力を持つのは人間の次の進化だという前提に立っているので、この発想はありそうでなかったのではないか。たまに、類人猿や海洋哺乳類がテレパシーなどの超能力をもつというものはありますが、超能力を持つのは地球生物全体がもつ突然変異の可能性だ、というのはあまりお目にかかったことがないと思うなあ。そういう意味でもこの小説は子供向けとはいえ立派なSFなのだった。

08月19日
04:53

2台目の中華パッド、Ainol Novo7 aurora を入手。
いろいろあって、気がついたら同じものを2台買ってしまっていた友人から、一台安く譲ってもらったのだった。このひとはipadだのiphoneだの個人輸入でsim挿して使っているスマートフォンだのいっぱい持っているうちの一人(だから他にもいるわけです)なので、さすがに同じ7インチ中華パッドは2台もいらないという事実に気がついたらしい。でも新発売で最近話題の原道N70とwifiでこけたAurora2には興味があるらしい。あとヒュンダイ。ええ、まちがいじゃありませんよ。あのヒュンダイです。車に飽き足らずタブレットまで。トヨタやニッサンも見習って・・・みなくてもまあいいか。

Ainol Novo7 Aurora は、今年の初めに評判だった中華パッド。
cpuは onda vx610w と同じA10だけど、メモリは1G。610wは512M。
ディスプレイも某パッドのようにフラット・サーフェイスで指紋もふき取りやすい。表示部分も610wよりやや幅(縦位置にした時)が広いので、液晶のドットは正方形に近いに違いない。縦方向へのアスペクト比の引き伸ばしも緩和されている感じ。表示ドットは1024x600と610wと同じ。
その液晶は今年の標準であるIPS液晶で、斜めから見ても色変化がなく、そこいらへんに置いておいてもちゃんと絵が見える。
色合いは青が勝ってる感じの610wに比べるとやや黄色が増している。黄ばんでいるわけじゃないけど、黄色に比べると赤はそれほどでもないのでむやみに温かみがあるというわけではない。610wに比べると、アナログっぽくて自然に近いかもね。

本体の厚みはエッジが薄く、中央が膨らんでいる某パッドと同様のデザイン。610wよりもやや薄いが、重さはほとんど変わらない。ほぼ同じ重さなんだから中身は同じ、だからバッテリーもほぼ同じ容量と考えてよさそう。減り具合もそんな感じで、充電もご同様。
スイッチは本体に電源と音量とリターン。610wに比べると、取り付けが甘い感じで、押すと微妙にカタつく。このへん安さを感じる部分ですね。そういう意味では610wの本体は結構しっかりしているなあ。
本体はつるつるだけど滑るようなことはなく、手で持っていてもよく指、掌にくっついて(といっても「滑らない」という意味ですよ。本当にくっつくわけじゃないですからね)力を抜かない限り滑り落ちるということはありません。このへん、掌で持っていればうっかり落っことす心配が減って(減るだけだからね)安心ですね。

I/Oは、イヤホン用ミニジャック、ミニUSB、ミニHDMI、microSD、ここまではいいとして、ACアダプター用のプラグ穴もある。ACアダプターで直接コンセントから充電できるわけ。もしろんUSB-ミニUSBで、PCのUSBやACコンセント-USBの充電プラグ+ケーブルでも充電できる。スタンドアロンで、PCやUSBがなくても充電できますよ、というサービスだと思えばいいのかも。ACアダプターで充電しながら、以下に書くようにUSBでデータも扱えるということなので、そう考えると結構便利だな。
もちろん専用のACアダプターがついていますよ。
USB充電とPCとのデータ交換用ミニUSB-USBケーブルも付属。このケーブルでPCとつなぐとPCからは外部USBストレージに見える。
それだけでなくミニUSB-USBのホストケーブルもついてくるので、auroraをホストとして、USB機器が使えるのが便利。610w用に一つ買ってはあるのですが、auroraではおまけでついてくるんですね。この辺も aurora をスタンドアロンで使えますよ、という意思を感じますな。わたしはTV番組をPCで録画してデータはUSB接続の外付けHDDに入れてあるんですがこれと直接つないで中の動画(それ以外も)を見られるので、microSDにおさまらない(標準はFATで、書き込めるファイルの大きさに制限があるから。HDDはNTFSフォーマットで4G以上のファイルもあるわけだけど、それもつないで再生可能。シークバーの表示はちょっと変になりますが再生は問題なし)長時間番組もさくさくっと見られるのが便利。

電源を投入すると610wと同様、バッテリーの接続点かCPUがあるであろう付近があっという間に暖かくなります。しかし、スリープに入れても610wより暖かさの持続時間が長目。じゃあバッテリーが減るのかというとそういうわけではなく、ちゃんとスリープに入っているわけで、ちょっとどうなんだろうなあこれは。冬には重宝するかもしれませんが、こう毎日暑い今年の夏だとそのままクッションパッドに入れて鞄に放り込むのがためらわれるので、移動するときは電源を落とすようにしています。

OSはandroid4.0で610wと同じ。wifiもちゃんとさくっとつながる。
アプリの使用具合はほとんど問題ないけれど、ただプリインストールされているquicpic(画像アプリ)がちょっと変。どういうわけかmicroSDを読みに行かない。設定をイジってもなぜか「microSDに画像ファイルはありません」とカードが見えていない様子。なぜだ。ファイルマネージャーはちゃんとmicroSDを読むので、ここからquicpicを開くとちゃんと画像を表示する。どういうわけなんだか。610wにいれたquicpicとバージョンが違うので、最新のものにすれば問題は解決する・・・かな?
と、ここでquicpicの設定をよく見てみたら、microSDと表示するのは内部のユーザー用ストレージの部分でスロットに挿すmicroSDカードはextsdになっているのだと気がついた。まぎらわしいなあ。そうかそうか、と設定をいじったらちゃんと表示されるようになりました。610wのquicpicとはバージョンが違うので、表示の仕方もちょいと違いますがそれもまあよし。よかったよかった。
動画の再生具合は610wと同様。HDも720クラスはぬるぬるっとまったくひっかかることなく再生。色もきれい。先に書いたように色味が微妙に違うので人によっては610wよりこっちのほうがいいということもあるだろう。可視角が広いIPS液晶の分だけAuroraがいいとうことだけど、一人で使う分にはどちらも同じ。
現在web上やPCで扱うほとんどすべての拡張子の動画が見られるのは本当に便利。はじめはwebmはどうなんだろうかと思ったりしたのだが、今ではgoogle傘下のyoutubeの提供するコーデックなんだから同じgoogleのandroidに搭載されている動画プレーヤーで再生できないわけがないのだった。flvももちろん再生可能。でも今ではflv再生は昔のyoutubeから落としたブロックノイズバリバリ(youtubeは始まった当初は縦240のちっちゃくてHDあたりまえの今からみればこきたない画面だったのだ)のファイルや一部のエロ動画サイト(このへん18歳以下は読んではいけませんといまさら書いても遅いか)のファイルぐらいだもんね。時代は変わるのであった。しかしwebは変化が早いなあ。

前にも書きましたが、複数人数で見る分には9インチ以上のそれこそipadの方が全然いいのですが、一人でだらだらとマンガを読んだり、絵を描くときに資料を見たり、寝転がって動画をみるには7インチは絶妙な大きさと重さですね。それとお値段がね。人に優しいお値段ですよ。

これで、ビデオコンポジット出力なら(多少不安はあるものの)610w。HDMIでつなぐなら(カラオケ店などでは大型のHDディスプレイにHDMIでつなぐことができるから)auroraと、オフ会でのビデオ鑑賞の準備は整った。いつでも来い!と悪の高笑いなのだった。意味不明ですね。

auroraと比べるためにmicroSDをとっかえひっかえしていたら、610wのmicroSDスロットになかなかカードが固定しなくなったぞ。何度か挿しなおすとやっとカチッと固定。怖いなあ。さすが中華パッド。さまざまな落とし穴がユーザーを待っているのであった。

08月14日
03:02

暑いですね。

先だっての週末は例によって例のコミックマーケット。
スペースにおいでになり本を買ってくだすった方々、暑いところをありがとうございました。手伝ってくれた人たち、ご苦労さまでした。

今回はサークル参加予定のない1日目にカートゥーン系サークルがいってしまったので、結局1日目も行くことになってしまいました。

カートゥーン(コミケのジャンルでは「アニメその他」の海外アニメ)系で集まっているのは東館の島(コミック・マーケットなどには行ったことがなく、「島」が何のことかご存じない方もおられるかもしれないので説明しますと、会場に並んでいる机のうち区分けされたある一塊を島と呼ぶと思っていただければよろしいかと。会場には参加サークルの数だけ机が並んでいますが、ある一定数ごとに区分され、その一区分を島と呼ぶわけです。島と島の間が人が行きかう通路になります。、実際は2列になった背中合わせの机が細長く配置され、その間には細長い通路があるわけです。サークルは通路に面した方に向かって、つまり2列の机の内側に背中合わせに座ることになります。実際は2列の両端には、そこを塞ぐように他と90度違う向きの机が配置されています。このため一塊の机の区分はそこだけ閉じたような具合になり、これが島を連想させたのところからの命名だろうと思われます。東館では島4つで1ブロック。このブロックや、島になっている状態の区分全体のことも島と呼びます。これは「壁」との区別のため。各サークルは島に配置されると、「今回は○ブロックの島中」という風に言い表したりします。現在東館の1ブロックは主に机約60個分。ちなみに西館は約40個。約、というのはところどころ数が違う島もあるためです。島のほかに会場の外周壁沿いにぐるりと配置される机もありそこは「島」ではなく、普通はこれを「壁」とよびます。当然サークルは壁の方ではなく、内側の通路へ向かって座りますよ。)の半分くらい。だもんでサークルを回るのは楽。チェックしていた全サークルで本が買えて大変満足。この時点で会場後約15分。
コミックマーケット(に限らず、他の同人誌イベントなどでも)は、ネット上で知り合った作家さんと直接会う数少ない機会。「○○さん(場合によっては先生と呼ぶ場合もあるが、日本語には「先生と呼ばれるほどの馬鹿でなし」という言葉もある)ですか、わたし××です」「あ、どうもはじめまして」などという会話があちこちで聞かれたりするものです。でもわたしはそういうことはめったしない(全然しないわけではありません)ので、ただもう本を買うだけ。でも文字通りまったく無言で買うわけじゃないですからね。とりあえず本が買えれば幸せなのだった、ということです。
あとはおじゃましていたウェイクマン・ラボさんのところで、知り合いの方々とカートゥーン話。持って行った中華パッドで、気になるカートゥーンの絵や動画も観られる。なんて便利なんだタブレット。これでもう、あれがこれがと、記憶と想像で話しなくても済むのだから大いに喜ばしい。

今回のコミケでは初めて音楽系にも行ってみたんですが、タブレット大活躍ですね。音楽のサンプルをタブレットから聞くことができる。しかもアルバムや曲を指一本で自由に選択できるわけだから、音楽専門店の試聴コーナーと同じことが出来るのだな。しかも電源なしで。ここがポイントですね。タブレット(多くはipad)ならコミケの間中電源入れっぱなしに出来る(多くのノートPCの稼働持続時間はコミケの会場時間6時間に届かない、長時間バッテリーのノートPCはいまだにビジネス機が中心で値段が張ります)し、万が一バッテリー切れが起きてもその場でモバイルバッテリーで稼動しながら補充できる(PCはACコンセントが必要だからこれもコミケでは基本的にダメ)。
おお、なんとすばらしい技術の進歩か。
あたしとしては、会場で一般参加者が持ってきたタブレットにデータ転送でマンガが売れれば、本作らなくていいからめっちゃ楽なのに、と思ってしまいますよ。それじゃコピーし放題じゃね?みたいな感じもあったりするのでちょっとアレなことはアレですが。

CG集のサンプル表示もタブレットで出来るので便利。画像閲覧アプリでスライドショウ表示させとけばいいわけだからね。持ち歩いて個人で楽しむには7インチが最適ですが机上に置いてサンプル表示を訪れた人に見せるとなると9インチクラスの方がよりいいことは確か。9インチクラスの中華パッド(ipadでないところがね。中華も9インチ以上になると中古ipadと大差ない値段になりますから、値段を目安に考えると中古ipadも候補になるとは思うんですが、中華なところにこだわってみたいのも事実。androidに慣れた、というのもあるかもね。また中古ではバッテリーがどの程度くたびれているのかも問題だし、メディア・プレイヤーとしてだけなら中華でもまったく問題なし、つまりネット接続を考えるといろいろあってもファイル再生なら平気ということ)も冬コミまでに買おうかなあ。
そういえば、今日、HDDを買いに出かけた際、ヨドバシによってwacomの液晶タブレットを試していた時、画面両側についているホイールで縮小したphotoshopのキャンパスを拡大しようとして、左手(右手にはペンを持っていたから)の2本の指を画面上のキャンパスにあてて開いてしまったのには自分で驚いた。タブレットじゃないんだからそれじゃ拡大出来ないって。
つまり、タブレットの複数接点操作系は実に直感的で便利なんだなあと改めて思ったということ。


コミケが終わると例によってまたしても手伝ってくれた人たちと共にモール探索の旅が始まるのだった。
今回は都合により遠くまで出かけることが出来ないのだったが、なんとこれまでに寄ったモールの間に、さらにモールが存在するのを発見。
トーキョーイースト21。
地図で見ると、オープンエアの敷地に店舗が並んでいるタイプの模様。ほとんどが食堂系で、ショップはハーフサイズのサミット(オフィスビルの一階部分のみ)とほかにモバイル専門店がある程度。というわけで、いざいってみると、モールはモールでもいわゆるアメリカ型の巨大駐車場を有する巨大モールではなかったのだった。これでは見逃すはずだ。これまでの巨大モールは近づくにつれキタキターッとその巨大っぷりを楽しめたのだが、そういうわけにはいかなかった。お盆であることもあって、周辺では地域のお祭りが催されている真っ最中なのだが、このモールはいまいち人が少なく寂しい限りだった。そればかりか食堂の中のひとつは営業時間を昼間のみに変更の張り紙を提示していたのだが、この辺から察するに、現在夕方から夜間に利用する人がいないのだな。お盆休みで、勤め人や住人が少なくなってしまい、普段ほど人がいないに違いない。それともただ単にこのモールが周囲の巨大モール群、深川ギャザリア、アリオ北砂、南砂スナモ、さらに新規オープンのトピレックプラザ(ここは次のコミケ帰りに行く予定に入りましたよ。イオンを中心にした巨大モールの模様。てゆーかこの辺本当に巨大モールが多すぎませんか?)に客を奪われているだけなのかもしれないが。
時間の都合で、ざっと店舗を見回ってからご飯を食べた後、少し無駄話をしてすぐに秋葉原まで一人を送っていく。早く帰らなければならない者もいるのだ。いつもなら、モールの中でだらだらだらだらと時間をつぶしまくるのだが、このモールでは時間をつぶす施設がないので実に好都合、というか、何もなくて逆に助かった、と言うところ。
秋葉原駅で一人いなくなった後は、ついでに秋葉原の電気街で時間つぶし。昔は7時になればほとんどすべての店にシャッターが下りてさながらゴーストタウンの様相を呈していた秋葉原も、いまではすっかり夜遅くまで年中コミケの企業ブース状態。microSDの安い店(ここは昔かたぎの店だったのでタッチの差で閉店時間に間に合わなかった)、コンシューマー・ゲーム専門店(欲しいゲームがなかった。いえ、わたしが買うんじゃないんですけどね)、ソフマップ(こっちにはあった)。輸入DVD・BR店。食事のとき突然話題になった「ロボゲイシャ」が欲しいということになったのだった。youtubeのトレーラーを見て、ロボゲイシャの「地獄へおいでやす」という台詞にたちまちやられてしまったわけ。その前は新宿歌舞伎町の「ロボット・レストラン」が熱いトピックだったのだが、「ロボゲイシャ」も負けてはいないのだ。いつもながらこういうわけのわからない話題で申し訳ない。それからやっと珈琲チェーン店で一休み。だらだら時間をつぶそうかという矢先、怖れていたことが。やはり秋葉原の珈琲チェーン店は閉店時間が早かったのだ。まあしょうがない。というわけでここで解散。新宿まで一人を送って一度帰宅。荷物をおろして、レンタカーを返してこれでやっとコミケ終了。その時にはまたおなかがすいていたので、途中でお弁当を買ってから帰宅。軽く汗をながして(じっくり流すほど体力が残っていないため)食べて気がついたら寝てました。お疲れ様。

前回のコミケではあけた元日、疲れのためか両手がむくんでしまって、頭も一日中ぼんやりとしていたのだったが、今回は初日の段階で妙に歩くのがつらいのだった。平地はもちろん階段を上るために足を上げるのがつらい。そのうち、シャワー後体をタオルで拭いているときにふと脚がいつもより微妙に太いのに気がついた。脚がむくむとはこのことだったのか。今度は脚に疲れが出た。手は大丈夫。そのためか、疲れきらないように気をつけていたため、コミケ翌日は意外と元気。相変わらず歩くのは少々つらいが新宿までHDDを買いに行くのもそれほど拒否感がわかなかった。その後本を読んでだらっとしようと珈琲チェーン店に入ったが、体はそれほどでもなくともやっぱり頭は疲れていて英語の文章がまるで頭にはいらないので、落描きをしてかえりました。
明日は、もう今日ですが、「フィニアスとファーブ、熱闘ペリー・スポーツ」10時間連続放送アンド再放送(再放送では本放送とエピソード順が少々違う)x2日間(合計40時間)の「フィニアスとファーブ」マラソン。どこまで付き合えるかなあ。