グランド・キャニオンに程近い町の学校に通う4人の子供たち、Blenton Sam(a.k.a.Snik) Judy Kelsey は授業でたまたま班分けされて一緒になる。天才で他人を排し孤独なBlentonは、自宅のコンピュータシステムを利用して、自動的に宿題を仕上げてしまう、「ホームワーク・マシン」を作り上げる。そのことを知った Sam たちは4人でそのホームワーク・マシン Belch を使うことになる。初めは立場も性格も関係もばらばらだった4人だが、Belch を共有するようになってから、少しずつ変わっていくのだった。
孤独で他人に興味のない天才少年 Blenton。軍人を父に持つcoolな少年 Sam。ちょっと不良っぽいイケてる少女 Kelsey。勉強熱心なごくごく普通の女の子Judy。そのままでは何のかかわりもなく卒業していくことになっただろう4人の子供たちが Belch によって関係を持ち、やがて自分でも気が付かなかった隠れていた自分自身に、そして、すぐとなりにいた仲間たちに気が付いてゆく、子供たちの不思議な成長物語。
my weird school シリーズの作者だからとまたガチャガチャした物語なのかと思ったら全然違った。地元警察の、少年たちと少年たちに関わる人たちからの調書の形で進行するので、その時その時のそれぞれの視点で語られていく構成がうまい。ラストの一言も、いいよ。
UNION OF THE SNAKE としては、カートゥーン本は「アトミック・ベティ」の4巻目も「パワー・パンク・ガールズZ」も間に合わなかったので、カートゥーン新刊はトリクシーとステイシーのコピー誌で我慢。その他、こみっく1とぶにケで出した既刊のコピー誌を刷りまくってまたもや一人カートゥーン祭り状態。
今、部屋の片付けをしていると前のエントリで書きましたが、かなり前(地上波テレビ東京で「バットマン」を放映していた時)に描いた、おまけ用の「ポイズン・アイビーとハーレクィン」のポスターの残りが出てきたので、今回配布。このころはコピックで色をつけていたんだなあ。
ちょうど、「バットマン」のころ、洋書で「mad love」を入手して、一気にはまったんだった。なつかしいなあ。
新着日記一覧
02:14
時間がかかり過ぎだ
なにがって2TBのHDDのフォーマット。
もうそろそろ5時間になるんじゃねえの?え?まだ終わんねえの?日記も書いたりネットをうろうろしたりして時間をつぶしたのにまだやってるよう。MotoGPの中継が終わるまでには終わるんだろうなあ。
大容量は素晴らしいが、こういうことに時間がかかるとそれはそれで不便。バックアップももう同じ容量以上のHDDでないと取れないってのも不便っていや不便。つーかUSB2.0ではもうデータの受け渡しに時間かかりすぎで大変というのも不便。
ああっもう、USB3.0のついた新しいマシンをとうとう作らなければならなくなるわけかっ。年明けくらいまでになんとかなるかなあ。
追記
Moto2再スタート直後に終了。
6時間くらいかかったわけか。1TBの時は3時間ぐらいかかったと記憶しているので計算はあってる。ってさすがに6時間はかかりすぎじゃないかなあ~。
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23:34
洋書読み
The Homework Machine
author Dan Gutman 読了
グランド・キャニオンに程近い町の学校に通う4人の子供たち、Blenton Sam(a.k.a.Snik) Judy Kelsey は授業でたまたま班分けされて一緒になる。天才で他人を排し孤独なBlentonは、自宅のコンピュータシステムを利用して、自動的に宿題を仕上げてしまう、「ホームワーク・マシン」を作り上げる。そのことを知った Sam たちは4人でそのホームワーク・マシン Belch を使うことになる。初めは立場も性格も関係もばらばらだった4人だが、Belch を共有するようになってから、少しずつ変わっていくのだった。
孤独で他人に興味のない天才少年 Blenton。軍人を父に持つcoolな少年 Sam。ちょっと不良っぽいイケてる少女 Kelsey。勉強熱心なごくごく普通の女の子Judy。そのままでは何のかかわりもなく卒業していくことになっただろう4人の子供たちが Belch によって関係を持ち、やがて自分でも気が付かなかった隠れていた自分自身に、そして、すぐとなりにいた仲間たちに気が付いてゆく、子供たちの不思議な成長物語。
my weird school シリーズの作者だからとまたガチャガチャした物語なのかと思ったら全然違った。地元警察の、少年たちと少年たちに関わる人たちからの調書の形で進行するので、その時その時のそれぞれの視点で語られていく構成がうまい。ラストの一言も、いいよ。
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22:54
洋書読み
My Weird School #19 Dr,Carbles is Losing His Marbles!
author Dan Gutman 読了
感謝祭も近づいてその準備に忙しいエラ・メンタリー小学校。イベント好きな校長先生 Mr.Klutz は、先住民に扮して七面鳥とともに登場。学校のみんなに感謝祭に素敵な飾り付けをすることが出来たら自分は七面鳥のMs Gobbleと結婚すると宣言。ところが、騒動の続くエラ・メンタリー小学校に業を煮やした教育委員会は Mr.Klutz を首にしてしまう。
かわりに新しく校長の座に着いたのはなにかと Mr.Klutz を目の敵にしていた Dr.Carbles 。そして彼の支配するエラ・メンタリー小学校は軍隊よろしく規則でがんじがらめの不自由な学校に変わってしまう。AJたちは、再び Mr.klutz に校長先生として帰ってくれるよう頼むのだが、こればかりはMr,Klutz 自身にもどうしようもない。しかも Mr.Klutz と Dr,Carbles の間には若い頃からの因縁があったのだった。
ある意味エラ・メンタリー小学校最大の危機。お調子者の校長先生を取り戻し、再び自由な学校にもどすためにAJたちの戦いが今はじまったりなんかしちゃったりするのだった。いつものこととはいえけっこうめちゃくちゃだよ。いい意味で。
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22:32
洋書読み
My Weird School #18 Mrs. Yonkers is Bonkers!
author Dan Gutman 読了。
サボっていた読書日記ですが、あんまり書かないと読んだことをわすれてしまうので、その前に。
エラ・メンタリー小学校に新しい先生と教室が。それはコンピューター室とその先生 Mrs,Yonkers。ところがその教室は屋外に置かれたトレーラーハウスの中。AJたちは天才コンピューター技師の Mrs.Yonkres のおかしな発明を利用したおかしな授業で大混乱。
一方学校では子供たちの砂糖過剰摂取をやめさせようと(カートゥーンでもおなじみのねたですね)、ジャンクフード排除運動がはじまってしまう。
次なるMrs,Yonkersの天才的発明は、そしてAJたちはジャンクフードをとりもどすことができるのか?
というわけで、とうとうSFの領域にも突入してきたMWSシリーズ。天才発明家 Mrs,Yonkers が天才ならではのバカ発明連発。ちょっとフラニー・K・スタインぽいともいえる異色作。
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23:10
ブリューゲル版画展
と、いうわけで、思い立ったがなんとやら。行ってきました諸星大二郎じゃなくて、ブリューゲル版画展。
終わり間際なためか平日なのに意外とお客さんが多かったなあ。
奇天烈なブリューゲルのキャラクターたちは意外とみんな小さかったのだった。版画だからあたりまえか。
そしてほとんどはまともな絵だった。これもあたりまえか。へんなおばけばかり描いていたわけではなかったのだなと。風景画にしろ、なんにしろ、とにかくみっちり書き込まれているので一枚の絵を見るのも時間がかかる。
当時の風俗画もあってそれも興味深い。
どこだかの村の縁日の絵では、ブリューゲル他数人の版画がならんでいるのだが、みんな絵のどこかに喧嘩してる人が描かれている。そんなに喧嘩すきなのか16世紀の人間は。風車や尖塔の上に的を置いて矢で射落とすというゲームも描かれている。イギリスでは今でもこのゲームをやってるクラブがあるらしいですな。
河があれば必ず船がある。やはり当時は物流の中心的なものだったんでしょうね。海の櫂船のように左右に何十本も櫂が突き出した船の絵もあったな。エンジンがないから河をさかのぼるのはやっぱり人力頼みだったんですね。
版画なので、ブリューゲルが描いた元の絵(素描)を職人さん(版作りの人も絵をかいたり、絵描きが版をおこしたり、明快な区分はないようですが)が版になおすんだけれども、その職人さんの技あってこそみたいなものも感じましたね。
特に多くの絵を版におこしているフィリップス・ハレ(だったっけ)がすごい。ぬめっとして、つるりとして、冷たくてやわらかいくせにほわんとしているけれど、くっきりとして、確かで、とんでもなく繊細で力があって美しい線。
黒べたが使えないので、影を表現するためには何重にも「かけあみ」の線を重ねていかなくてはならないのだけれど、それがまたとんでもなくすごい。精密機械のような線描写。今の日本の漫画界でもコレだけのかけあみを引ける人がはたしているだろうか、というくらい(たとえのせいであんまりすごさが伝わらなかったとしたら申し訳ないが)すごい。
いったい製作にはどれだけの時間がかかったのだろうか。
すごいすごいと書いてばかりでもなんなので、ちょっとちがったことも。
鳥がいいかげん。空を飛んでいる鳥。
犬もけっこういいかげんに描いているところもあるけれど、鳥はいいかげんだ。ブリューゲル以外の絵も同じような鳥の描き方なので、流行なのかなんなのか知らないが、けっこう適当に描いてるんじゃありませんかあれは。
でもその適当な鳥からおばけ鳥頭への変化もみられるので、そのへんはブリューゲルのすごいとこかも。(添付した冒頭の2つめのイラストを参照されたし)
展示会場の終わりには例によって関連グッズの販売ブースがあるのだが、いまいち欲しいものがなかったので、ガチャガチャ(けったいなキャラクターを立体化したガチャ)をやった。一発で欲しかったキャラ(冒頭に添付した最初のイラストを参照されたし)がでたので(といってもキャラは3種類だけなんだけどね)、これでいいや、と会場を後にしたと思ったら忘れてた。
常設の物品販売コーナーでエドワード・ゴーリーのうそっこタロットカード(すべての予言が悲観的なものばかりらしい)を売ってたんだよう。あ~買えばよかったかなあ。
ブリューゲルの版画やらデューラーの精密線画やらがあって、エドワード・ゴーリーの絵もあるわけなんだね。チョイ前のエントリでかいた、クリス・プリーストリーの本のデビッド・ロバートの絵もね。いろいろつながったところでこのへんで。
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05:32
Trixie Tang 03
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05:26
Trixie Tang 06
夏コミのpsychosomatic counterfeit ex trixie4 の表紙に色をつけてみましたよ。
タイトルのナンバーが飛んでるのは、もちろん3と4と5があるからです。
レイティングのテスト。
日記では、全体でひとつのレイティングを指定することになるんですね。
2つ目の絵を15禁に指定しているので、それに習ってこのエントリも15禁に指定して外部に公開としてみました。
どうなるのかな。
と思ったら、特に他の日記と変わりありませんね。
これでは15禁の意味がよくわかりませんが、どういうことなのやら。15禁ぐらいなら、まいいか、みたいなことなんですかね。
あ、これはテストなのでそのうち削除して、また新しく書き直すと思います。
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02:33
偶然の日々
先日、新宿へ本を買いにいったおり、駅で、アルブレヒト・デューラーとブリューゲルの展覧会のポスターを見た。
で、今読んでる本。主人公が精密な線画を描くのだが、その絵を見た別の登場人物が主人公を美術館へ連れて行き、そこでデューラーの作品を見せるんだな。あれま。
ちょうどいいや、ついでにデューラーの展覧会へ行ってみようかと思ったら、それは10月からだった。
ブリューゲルの方は今週いっぱい。渋谷で。いこうかなあ。どうしようかなあ。
そういえば渋谷HMVは先日閉店してしまったんですね。残念だなあ。ますます渋谷へ行く用事が減ってしまうなあ。
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23:42
Trixie Tang 01
コミケでコピー誌のおまけに配ったカラーミニコピー本に未収録のイラスト。
psychosomatic counterfeit ex シリーズの最初のトリクシー本の表紙に色をつけてみました。
2つ目の絵は同じ本の裏表紙。psychosomatic counterfeit の書き始めのころの絵なので今見ると、けっこう頭身高いなあという感じ。
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01:41
コミケット78だったっけか
数字はどうでもいいんだ。それより、もう夜中だというのに、暑い。
暑すぎる。誰かなんとかして。
ともあれ、なんとかコミケットも終了。初日がカートゥーン・アメコミの日だったので、いろいろ見て回りたかったんだけど、カートゥーンあたりをふらふらしたくらいで、結局本もほとんど買えませんでした。
でも、頂いた本もあるので、まったく本が手に入らなかったわけじゃない。その節は大変ありがとうございました。ゆっくり楽しませていただきます。
UNION OF THE SNAKE としては、カートゥーン本は「アトミック・ベティ」の4巻目も「パワー・パンク・ガールズZ」も間に合わなかったので、カートゥーン新刊はトリクシーとステイシーのコピー誌で我慢。その他、こみっく1とぶにケで出した既刊のコピー誌を刷りまくってまたもや一人カートゥーン祭り状態。
今、部屋の片付けをしていると前のエントリで書きましたが、かなり前(地上波テレビ東京で「バットマン」を放映していた時)に描いた、おまけ用の「ポイズン・アイビーとハーレクィン」のポスターの残りが出てきたので、今回配布。このころはコピックで色をつけていたんだなあ。
ちょうど、「バットマン」のころ、洋書で「mad love」を入手して、一気にはまったんだった。なつかしいなあ。
本を買ってくださった方々ありがとうございました。冬には今回出しそこなった本をあれこれ出したいと、思っております。そのときまたぜひどうぞ。
それはそれとして、コミケ終了後。わたしは手伝ってくれている友人たちと荷物運びの車で移動。とある巨大イオン(荷電状態の分子じゃないよ、スーパーマーケットの名前ね)で食事と休憩をとるのを毎度の習慣にしているんですが、今回、そのイオンの強力なライバルを発見。前日搬入からの帰り道渋滞を避けて通った道沿い(そっちも渋滞していたので目的は達せず)に巨大イトーヨーカドーを発見。早速協議の上、イトーヨーカドーを選択。食事と休憩を取ることに。
わたしはイオンの宣伝マンでもイトーヨーカドーの回し者でもないので、場所は伏す。というほどのものでもないか。行けばわかるので、そこがどこか、に興味がないだけ。とにかくビッグサイトの近くですよ。
イオンに比して見た目、品揃えも規模も収容店舗数もやや上回っており、フードコートも充実。しかも上部階にはシネコンまである。さらにレストラン専門建物などとも隣接し、駐車場料金も4時間まで無料(イオンも開店当時はそうだったのに数年前から無料時間が短縮された)。と、イオンに真っ向から対抗できる規模と内容を備えていたのだった。危うしイオン。
しかし、唯一、イオンにあって、イトーヨーカドーにないものがある。それは、Tシャツの品揃えの「変」さ。今回もイオンでは奇天烈なプリントを施したTシャツの処分市を発見。友人は一気に6着入手を果たしたのだ。つーかどんだけTシャツ好きなんだこいつ、みたいな。
我々が知らなかっただけで、おそらくすでに4,5年前には営業開始していたのではないかと思われる巨大イトーヨーカドー。イオン、ららぽーとと並んで今後のコミケ帰りの重要スポットになることだけは間違いない。
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