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07月31日
02:01

Jane Blonde Spylet on Ice
author Jill Marshall

オーストラリアでの事件の後、日常生活がもどった Janey。しかし、Abe Rowanigan との共同事業で、清掃会社の実質経営を任された母の行動が次の心配事に。クイック・デートで、新しい出会いを探そうとしているらしい。 そんな Janey の元に、またまたAbe からメッセージが届く。それはスパイレットたちを集めてのトレーニング・キャンプへの参加要請だった。G-mama、Halo 母子と一緒に SPI の秘密施設へ。そこで世界各地から召集されたスパイレットたちと共に用意されたトレーニングを受ける Janey だったが、思わぬ失敗から、彼女は自分の持つ弱点を知ってしまう。さらに、キャンプ後の南極での任務には選ばれず、これまで何度も世界の危機を救ってきた自負もどこへやら、すっかり自身喪失してしまう。
しかし、最悪の敵、SPI の拘禁から再び逃れた「太陽王」はそんな Janey にはお構いなしに、悪の秘密計画を着々と進行中。スコットランドのSPI基地が占領された事実と、敵がJaney たちSPIのスパイを暗殺のターゲットにしていることを知った Janey は、敵の計画阻止のため任務についている Abe や Al のいる南極へ向かうのだったが・・・。

前半は、周囲を非透過バリアに隠されたSPI秘密基地でのトレーニング。Janey と同様に、SPI のスパイとして任務に就く少年、少女たちと共に、初めて本格的な訓練をうける Janey。考えてみれば、Janey は そもそも Spylet になったのもアクシデンタルな出来事で、その後も、G-mama の指導があったとはいえ行き当たりばったりで敵と戦ってきたんだな。中盤、スパイとしてやっていく自身をうしなって悩む Janey 。しかし、スコットランドで敵の新たな計画の情報を得た彼女は、仲間のために南極へ、と場面転換にメリハリが利いていてわかりやすい展開。これまではわりとあっちいったりこっちいったりまたもどったりとちょこまか動き回る傾向が強かったんですけどね。ともあれ、Janey とSPIのエージェントたちの宿敵「太陽王」のとんでもない悪の計画を阻止するために、またたまスパイ・ガジェットを駆使した戦いが展開するわけです。敵もだんだんやることも見た目もむちゃくちゃになってきていて、このあとどんな戦いが展開することになるのやら。そして今回初登場だったほかのスパイレットたちの再登場はあるのかなど、続きも気になるところではありますね。

07月14日
13:44

毎度、怪しいお話でとばしている「Gravity Falls」。
第6話はいかがならん。

とにかくおなかがすいたディッパーとメイベル。優柔不断な客をほったらかしにして、スタン叔父とダイナーで食事。スタンの態度からそのダイナーのウェイトレス、レイジー・スーザンに惹かれているらしと気がついたメイベルは、二人の仲を取り持とうといらぬ世話焼きで、スタン叔父をモテる男に改造しようとする。一方、ダイナーにおいてある「男らしさネーター(勝手に名前をつけた)」で最高得点を出せばパンケーキがただになるゲームをみつけたディッパー。メイベルとスタンに笑われながらもダイナーの客の環視の中で挑戦。しかし奮闘空しく最低レベルの「可愛いらしいお子ちゃま」と判定されてしまう。たくましい男らしさを身につけるべく森へ入って特訓しようとするディッパーの前に、突然巨大な筋肉のかたまり、野生と男らしさムンムンのミノタウロスがあらわれるのだったが・・・。

今回は謎もホラーもぶっ飛ばしの「ディッパー、漢(と書いて『おとこ』と読む)への道」と、「スタン、愛の彷徨」の2本立て。頭は空っぽだが人(?)のいいミノタウロス(英語ではミナトァーと発音)の元で男作りに励むディッパーは、スタンとメイベルを見返すことが出来るのか。そして全身無駄毛の塊、むさい爺さんスタンの愛の行方は?ストーリーはあらぬ方向へと突進していくのであった。

いきなりえらくトーンのちがうエピソードがきてちょっとびっくり。まあ、マンガですからね。こういうフリーダムなところもカートゥーンの面白さ。というより、いわゆる「カートゥーンらしさ」が発揮されたエピソードだと言えるかな。いままでがちょっと変だったのだ。ダイナーを出た後は、2つのストーリーが無関係に並行するつくりなのだが時間経過がちゃんとしているところが無茶。
第5話でのディッパーの過去をひっぱっておいてのエピソード。ディッパー編はあまりに無茶な展開なので、「アドベンチャー・タイム」かと思った。ミノタウロスたちが「ブーン・ブーン・マウンテン」の乱暴者の村の住人みたい。てゆーかさ、どうしてミノタウロスなんだ、どうなってるんだ、誰か説明しないのか、誰も説明しないのだ。そこがまたばかばかしくていい。
なるほど、こういう手で来ることもあるのか、と油断の出来ない「グラビティー・フォールズ」なのだった。

07月10日
11:58

Gravity Falls。 こういう場面はありません。いまのところ。

左がディッパー。右がメイベル。
後ろがウェンディとスース。
真ん中の変なものはなにか、わたしも知りません。

07月08日
16:34

これまで毎回怪しさ大爆発の「gravity falls」でしたが今回はどうか。

第5話はおまちかね、ウェンディのエピソードだよ。
でもお話は普通によくできた普通のお話だった。いままであまりにも出来のいいめっちゃ怪しいエピソードばっかりだったので、普通にいい出来の普通のお話があってほっとしたよ、っていうのもすごな。
とはいえスーパーナチュラルな「グラビディー・フォールズ」ですから、今度は「幽霊屋敷」ネタ。グラビティー・フォールズで幽霊にとりつかれていたのはいまや世界中どこにでもあるあのたぐいのお店でしたけどね。

しかし、ウェンディ。見た目はどこにでもいる年上の赤毛なんだけど、キャラとしてはなんだか、「アドベンチャー・タイム」のマーセリーンに近いなあ。仕事をサボりまくりでダチどもと悪さしまくりのいまどきのダルいティーン・エイジャーだけど、ディッパーのことをちゃんとわかってくれるとてもいい人。ますますいいぞウェンディ。
スタン:「おまえたち2人、(店の)便所を掃除しとけよ」
スース:「了解であります」
ウェンディ:「絶対ごめんです」
いいよウェンディ。

ああ、しかし、今回も謎の「ゴーグル男」はみつからなかった。ていうか、お話に集中してしまってそっちまで気が回らないよ。

ところで、「グラビティー・フォールズ」のスーパーバイジング・プロデューサーにロブ・レンゼッティの名前が。マリ・リトル・ポニーの第1シーズンの後はここで仕事をしていたのか。

07月06日
22:39

第1話、2話があまりにすごい出来だったので、どうなることかと思った「gravity falls」。
第3話、4話はすこし落ち着いた内容で一安心。本当に、毎回あんなドタバタアクションが続いていたらアニメーターが死ぬんじゃないかと思った。

とはいえ内容は怪しさ大爆発だよ。
第3話はワックス・ミュージアム(蝋人形館のことね。艶出し磨き液博物館じゃないよ)ネタ。第4話は怪しい劇場型サイキック(日本では最近あまりみかけなくなりつつありますが、アメリカでは、人を集めて霊界とのチャンネルを開いたりしてひともうけしている霊能力者=サイキックがいっぱいいる)ネタだよ。すごいなあ。特に第4話はとても子供向けとは思えない。
第2話は、アクションメインだったので、それほどでもなかったけど、第3,4話はストーリーメインで、とても22分でやってるとは思えない内容。これも基本的にはライブ・ドラマでは45分でやるような内容を22分でやろうとしていると思っていい。

ディズニーチャンネル・オリジナルアニメーションでは以前に「学園パトロール・フィルモア」で、45分の刑事ドラマの内容を22分でやるという荒業をかましてくれましたが、「グラビディー・フォールズ」も同様。とにかく展開が早く、ストーリーラインはシンプルだけど、プロットが結構複雑で情報量が多い。そのうえ、キャラクターの変さ加減を十分に表現しているので、観ている方も大変。ただ、これは現在では通常たった一回しか放映しない日本のTVアニメーションと違って、何度も繰り返し放映し、その複数回鑑賞に十分堪えなければいけない、あるいは、一回では見きれなかった部分も2回3回と観ていくと理解したり見落としていたものを発見できたりするようにということでもあるのかもしれない。だとすれば、その目的は十二分に達成できていると思いますよ。
すでに「アドベンチャー・タイム」の毎回必ずどこかに写っている「カタツムリ」のように、毎回どこかにいる謎の「ゴーグル男」が評判です。わたしは第4話では見逃してしまいました。やつはどこだ。

それにしてもメイベルは面白い。すごいキャラクターだ。
ウェンディもやっと普通にしゃべるシーンで登場。いかにも田舎のお姉ちゃんなムードと現代のティーン・エイジャーな感じが合わさってめっちゃいいわ。いいよウェンディ。
絵の美しさ、色設計やレイアウトは本当に劇場映画なみ。時間経過や、場所によって次々と変わる色設計がいちいち本当にすばらしい。画面密度(ここで言う画面密度は単位面積あたりに分割できる面要素がどのくらいあるか、たとえば画面を10等分して各部分のなかにどれくらいのモノが描きこんであるか、という意味だと思ってください)だけがTVサイズ。とはいえアスペクト比16:9のHD大画面用に作られているので、けっこうすごいですけどね。
キャラクターの演技もいまさらいうことでもないかもしれませんが、とにかくすごい。ほとんどライブ・ドラマを観ているようだ。このへん、画面に写ってから最低30秒は口以外登場キャラクターが動いてはいけないというルールがあるらしい日本のTVアニメとは大きく違う(昔は目もOKだったと思うよ)ので、アニメーターは大変だと思うなあ。一応言っておきますがここんとこは皮肉です。もっとも、動けば面白い、とまってればつまらないとかそういうのは問題じゃないという部分もあるにはあるとおもいますけれど。2重の皮肉です。つい、よけいなこと書いちゃったな。

07月02日
10:26

主人公のガキンちょがあこがれる(一人例外あり)年上の人。

てなわけで、前のエントリで書いた3人。
とり急ぎためしに並べてみました。
左から、
ヴィッキー(「Oops!フェアリー・ペアレンツ」ニコロデオン)
フランキー(「フォスターズ・ホーム」カートゥーンネットワーク)
ウェンディ(「グラビティー・フォールズ」ディズニーチャンネル)
デザインされた順番に並んでいます。そのつもりはなかったけど、出来あがってみたら結果そうなってました。
改めて並べてみると、キャラ的配置は同じでも作品の方向性によってまったく違うキャラに仕上がってるのがわかりますね。
ちなみにヴィッキーは2001年(1998年にオリジナルのデザインでパイロット版シリーズに登場。このデザインは2001年の正式シリーズ用にリファインされたもの)、フランキーは2004年、ウェンディは2012年のデザイン。
ヴィッキーとフランキーの声優は同じ人(日本語版は別の人)。

07月02日
00:19

「Gravity Falls」
キャラクターの指は大人は5本だけど子供は4本というご指摘をいただいて、改めて第1話を見直してみると、子供4本はご指摘の通りでしたが、それだけじゃない。めっちゃ凝ってる。ああ。そういうことだったのか。いちいち考えて作ってるなあ~と、製作陣の遊び心(単に設定がそうだからだとか、ルールに沿っているだとかではなく、こういう懲り方は、こうしたほうが面白いじゃんという遊び心がないとなかなか実現しない)をあらためて知りました。
それが何かは、自分の目で確かめよう。要するに早く日本に来い!と、そういうわけ。日本ディズニーチャンネルさん。お願いしますよ、どうすか、ひとつ、もうこの9月くらいから日本語版を。ディズニージュニアを単独チャンネルで出しちゃってあいたところにど~んとね。

第2話には出番のなかった、スタン爺さんの店のアルバイト従業員のおねえちゃんウェンディ。ちょっとダルでフリーダムな感じのティーンエイジャーだよ。店にはもうひとりスースというでっかい太っちょで人のいいおにいちゃんもいるよ。
で、ウェンディ。赤毛(茶)でそばかすで、緑のトップス(開襟シャツ、はもう死語か、ブラウスね)。どこかでみたようなこの色設定。
「フォスターズ・ホーム」のフランキー、「Oops!フェアリー・ペアレンツ」のヴィッキーも赤毛に緑のトップス。
主人公のガキンちょがちょっとあこがれる(ヴィッキーは別、守銭奴で性悪なサディストだから)おねえちゃんはみんなこうか。
これでニック、カートゥーンネットワークにディズニーチャンネルと3大キッズチャンネルにおねえちゃん揃い踏みですな。

07月01日
01:20

「Gravity Falls」(あええグラヴィティー・フォールズではなくグラビティー・フォールズと表記したい)の面白い点がもうひとつ。

グラビティー・フォールズはオレゴン州カスケード山脈のど真ん中、という具合に場所が具体的に決まっていること。もちろんグラビティー・フォールズは架空の町ですが。
アメリカン・カートゥーンではわりと舞台がどこにあるのか明示しないものが多いんですけどね。どこかにあるどこかの街、みたいな。あるいはどこにでもあるとなりの町。アメコミでも「バットマン」のゴッサム・シティ(じつはもともとはニューヨークの別名、ゴッサムは英では馬鹿や阿呆の住む阿呆村の意味)や「スーパーマン」のメトロポリス(やはりニューヨークがモデルといわれていますが、イリノイ州に同名の街が実在)もどこにあるのかわからない。「ザ・シンプソンズ」にいたってはわざと場所が限定されないように気を配っているんだそうな。「フィニアスとファーブ」もダンビルと三つの州がどこにあるのかわざとわからないようにしてますね。そんななかで「the mighty B」の主人公の住んでいる町がサンフランシスコ(ゴールデン・ゲート・ブリッジがでてくる)というのは珍しい例。実在する全米各地を旅めぐりしていた「Ben10」も、最後に帰ってきたベンの家はどこにあるのかわからない。

フォールズFalls とは滝のこと。湖と滝は観光地にもってこいなのは日本も同じですね。滝のある町の名前で~フォールズというのは何箇所もあるようです。野原の真ん中の町が~フィールドっていうのと一緒ですね。
オレゴン州で知っていることといえば、ナイキの本社があることと、インディーカーのCART時代にオレゴン州ポートランドのポートランド・インターナショナル・レースウェイでレースをやっていたこと。これがコンパクトだけれどなかなか見事なレイアウトの名サーキットだったなあ。毎年6月だか7月だかにバラ祭りがあって、そのイベントにあわせてCARTのレースが開催されているんだったと記憶しておりますが。
それ以外となるとあれか、NBAのトレイルブレイザースがポートランドか。
アメリカではオレゴン州の認知度ってどのくらいなのかなあ。
日本でいう福井だとか島根だとかとにたりよったりだったりして。
おっと、島根と福井の方には申し訳ない。お許し願いたい。
なんだったら、富山と鳥取にしても・・・・、も、いいですか。そうですか。
ちなみにオレゴン州の場所は西海岸。北はワシントン州、南はカリフォルニア州。西は太平洋で(あたりまえか)東はアイダホ州。アイダホはもっと知らないなあ。ポテト、ぐらいですか。アイダホとかノース・サウスダコタとか、どんなトコロなんだろうか。やっぱり隣の家まで10kmとかそういうところなのかなあ。

オレゴン州とは関係ないですが、ディズニーチャンネルのドラマシリーズ「サニー・withチャンス」で主人公サニーが出演する架空のコメディ番組のライバル番組(これも架空)のタイトルが「マッケンジー・フォールズ(マッケンジーの滝)」。これは「ドーソンズ・クリーク(ドーソンの小川)」(アメリカの実在する人気ドラマ)のもじりではないかという話です。

ところで、「グラビティー・フォールズ」第2話の湖の水面表現。改めて見直すと劇場映画なみはちょっといいすぎだったかな。でも初見の時にはいろいろはっとさせられる表現があったわけだし、やはり良く出来ていることには変わりない。
それにしても、爺さんいい性格だ。
「アドベンチャー・タイム」のジェイクもいいおっさん犬だし、やっぱりおっさんキャラがいいのはいいカートゥーンなんだな。

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