Poppy Fields は夏休みの終わりに、母の友人の誘いで、スコットランドにある離れ小島の murrad にできた activity centre (野外活動体験型宿泊施設)に無料で招待される。同級生のオタク少年 graham も含めて5人の子供たちは、事故で顔に大きな傷を持つ centre のインストラクターの青年 bruce の運転するバスでスコットランドへ。さらに港から小さなフェリーで murrad へ。古城を再利用した activity centre 以外、人の住まない離れ小島で、centre を運営する青年たちの指導で poppy たちは野外スポーツを体験するのだ。ところが、最初のロッククライミングで、bruce が海に転落。死体は折から島を包み始めた悪天候の波で、流されてしまう。そして、それを始めにインストラクターの青年たちが次々に死んでいく。これは事故?それとも殺人?外界と隔絶した小島をさまよう幽霊のしわざ?
人間観察が趣味の poppy と、ことあるごとに野外活動がどれほどの危険度なのかのデータで文句を言うオタク少年 graham のコンビが推理と観察で、死んでいく大人たちの真実にせまるミステリー。若年層児童向けなので、すでにミステリーを多く読んでいる大人にとっては驚くようなストーリーではないが、子供向けだと考えると、さすがミステリーの本場イギリスの作品だなと思わせられる。人間観察と推理の論理性。動機、機会、方法のミステリーの三要素をちゃんと描いてある。また、キャラクターもいい。poppy の一人称なので、自分については多くを語らないが、poppy は少女版ミス・マープルだといえるんじゃないかな。少女なので足りない経験や知識を補ってくれるのが、おたく少年 graham。この二人はなかなかいいコンビ。
My Weird School #17 Miss Suki is Kooky
author Dan Gutman 読了
Ella Mentry 小学校では、間近にせまった Picture day (でました。年鑑のための写真撮影の日ね)に、女子はおしゃれに余念がない。一方、picure day と同じ日にブルーベリー賞を受賞した日本人作家 Miss Suki Kabuki が、学校を訪れることになり学校中が歓迎の準備でうわついた雰囲気に。そして、その日がやってくるのだが・・・。
とうとう日本人登場ですよ。先生じゃなくて児童図書作家。ブルーベリー賞は実在の児童図書賞。最初はニューベリー賞のパロディかと思ったら本当にあるらしい。歌舞伎好き先生ですか。ストレートだなあ。まいどイベントのたびにめちゃくちゃになってしまうエラ・メンタリー小学校。今回も Miss Suki が持ってきた箱の中身が原因で大変なことに。そういう意味ではAJがちょっとおとなしめのエピソードだったかも。
My Weird School #16 Ms. Coco Is Loco
author Dan Gutman 読了
4月は全国詩月間(本当なの?アメリカ。まじ?)。
ということで、例によって Ella Mently elementry ではイベント好きな校長先生 Mr Klutz が、学校を挙げて、1000本の詩をつくろうと提案。成功した暁には本物の生きた詩人を学校に呼ぶと約束(死んだ詩人は呼んでも来られませんからね)。一方、われらが AJ と andrea は gifed and talented class に呼び出されて、これまたいろいろ詩を作らされることに。詩を作るなんて真っ平の AJ は一計を案じ、独自の詩作成システムを開発。さらに詩作りにこまっている学校の男子たちに、詩の密売をはじめてしまう。
わたくし、本に関して、基本ジャケ(表紙)買いはしないんですが、洋書はまだまだ読書量が少ないので、すでに訳書がでていて知っているとか前に読んだ作者の別の本とかでないと、一体どういう本なのかさっぱりわからない、みたいなことが多いので、ジャケ買いあり、にしています。この本も表紙の絵を見て手に取りました。一つ前の、the love curse of the rumbaughs もジャケ買いです。あの表紙だもんね。なんじゃこりゃ、って思って。
新着日記一覧
21:22
洋書読み
Mondays are Murder
author Tanya Landman 読了
Poppy Fields は夏休みの終わりに、母の友人の誘いで、スコットランドにある離れ小島の murrad にできた activity centre (野外活動体験型宿泊施設)に無料で招待される。同級生のオタク少年 graham も含めて5人の子供たちは、事故で顔に大きな傷を持つ centre のインストラクターの青年 bruce の運転するバスでスコットランドへ。さらに港から小さなフェリーで murrad へ。古城を再利用した activity centre 以外、人の住まない離れ小島で、centre を運営する青年たちの指導で poppy たちは野外スポーツを体験するのだ。ところが、最初のロッククライミングで、bruce が海に転落。死体は折から島を包み始めた悪天候の波で、流されてしまう。そして、それを始めにインストラクターの青年たちが次々に死んでいく。これは事故?それとも殺人?外界と隔絶した小島をさまよう幽霊のしわざ?
人間観察が趣味の poppy と、ことあるごとに野外活動がどれほどの危険度なのかのデータで文句を言うオタク少年 graham のコンビが推理と観察で、死んでいく大人たちの真実にせまるミステリー。若年層児童向けなので、すでにミステリーを多く読んでいる大人にとっては驚くようなストーリーではないが、子供向けだと考えると、さすがミステリーの本場イギリスの作品だなと思わせられる。人間観察と推理の論理性。動機、機会、方法のミステリーの三要素をちゃんと描いてある。また、キャラクターもいい。poppy の一人称なので、自分については多くを語らないが、poppy は少女版ミス・マープルだといえるんじゃないかな。少女なので足りない経験や知識を補ってくれるのが、おたく少年 graham。この二人はなかなかいいコンビ。
ところで、顔に傷を持つ bruce。オーストラリアなまり、と書いてある。おもわずニヤリですな。
やーブルース。おはようブルース。天気がいいねえブルース。小猿のおしりも赤くなるほど暑いねブルース。猿のおしりも子供は青いのかブルース。
ま、そういうこと。
もっと読む→
06:17
spin tracy axel
しばらくかかったけど、やっとお話が形になってきたspin tracy axel。わたくし、実はキャラクターから入ると、なかなか上手くお話を作れない、というストーリー先行型の人間なので、今度も苦労しました。逆にストーリーから入ればいくらでもキャラクターを作れるんですけれどね。なかなかうまくいかないものだ。
で、絵の方はまだラフスケッチだらけなので、もうちょっとちゃんとしたらお見せしたい、という次第。
第1話はこんな感じ。
スピンはどこかの国の中部の田舎町、といってもそのへんではそこそこ大きい、に住む女子高生。農場経営の家族と暮らしているが、彼女はのんきな田舎暮らしが性に合わず、都会の大学へ進学したいと思っている。勉強だけでなく進学資金の足しにとバイトやらなにやらに精を出す毎日。
ある日、アクセル家に母の弟、スピンの叔父、ユアンがやってくる。今は調査会社の社員として(しょっちゅう職をかえているらしい)、土地を調べて回っているというユアンの正体は実は・・・。
一方、数週間前から町の周辺で奇妙な地震が観測される。小さなものとはいえ地震とは縁のない地域だっただけに、町では話題に。この地震の実体は実は・・・。
絵がラフスケッチなのと同じく、ストーリーもラフの状態なので、まだまだ変更の可能性が多々、あります。
必要な登場人物
スピンの家族
スピン・トレイシー・アクセル 主人公 女子高生
ボブ(ロバート)・アクセル スピンの父 農場経営
マリー・トレイシー・アクセル スピンの母 ボブの妻
ケーン・アクセル スピンの兄 大学を出て父の農場を共同経営
ジム(ジェームズ)・アクセル スピンの祖父 ボブの父
マーサ・アクセル スピンの祖母 ボブの母
ユアン・トレイシー スピンの叔父 マリーの弟
メグ・トレイシー スピンの祖母 マリーの母 海の向こうの外国に住んでいる(第1話では実際には出てこない予定)
スピンの親友 女の子
悪役。悪い人。
悪役の手下。悪い人その2.
ユアンのライバル。おそらくこれも悪い人。
町のおまわりさん。
眼鏡の少年がいない?まだ第1話ですからね。
もっと読む→
05:42
洋書読み
Stant Bunny Showbiz Sensation
author Tamsyn Murray 読了
Wilson 家にやってきたうさぎは、ペットショップから家についたとたん、入っていた箱の穴を大きく食い破って脱出。付いた名前が Harriet Houdini。動物病院での大騒ぎから得意の軽業を披露した Harriet は、人気番組「Superpets」のオーディションに出場することになるのだが・・・。
Harriet の世話をするのは、長女の Susie 。初対面で Harriet に指先をかじられて、彼女を快く思わない父親の EE 。Harriet を人形代わりにままごと遊びをしたがる妹の Lily。Wilson 家のペット、泰然自若の猫、Smadge。父親がharrietを嫌ってるっていうのがいい感じ。TVオーディションはもっとしっちゃかめっちゃかになるのかと思ったらそれほどでもないけれど(イギリスの小説だからかな。アメリカだったもっとめちゃくちゃな感じになるんじゃないかな)、ちゃんと悪役も用意してある。そのあとさらにもうひと波乱あるところがいい。それほど派手でもないクライマックスが、それでもいい感じ。このへん、児童向け小説らしい。特別すごいこと(漫画的な)が起きないっていうのも現実的で好ましい。Harriet が特別善人ってわけでもないのもいいかも。うさぎですからね。
もっと読む→
06:12
洋書読み
My Weird School #17 Miss Suki is Kooky
author Dan Gutman 読了
Ella Mentry 小学校では、間近にせまった Picture day (でました。年鑑のための写真撮影の日ね)に、女子はおしゃれに余念がない。一方、picure day と同じ日にブルーベリー賞を受賞した日本人作家 Miss Suki Kabuki が、学校を訪れることになり学校中が歓迎の準備でうわついた雰囲気に。そして、その日がやってくるのだが・・・。
とうとう日本人登場ですよ。先生じゃなくて児童図書作家。ブルーベリー賞は実在の児童図書賞。最初はニューベリー賞のパロディかと思ったら本当にあるらしい。歌舞伎好き先生ですか。ストレートだなあ。まいどイベントのたびにめちゃくちゃになってしまうエラ・メンタリー小学校。今回も Miss Suki が持ってきた箱の中身が原因で大変なことに。そういう意味ではAJがちょっとおとなしめのエピソードだったかも。
もっと読む→
05:43
洋書読み
My Weird School #16 Ms. Coco Is Loco
author Dan Gutman 読了
4月は全国詩月間(本当なの?アメリカ。まじ?)。
ということで、例によって Ella Mently elementry ではイベント好きな校長先生 Mr Klutz が、学校を挙げて、1000本の詩をつくろうと提案。成功した暁には本物の生きた詩人を学校に呼ぶと約束(死んだ詩人は呼んでも来られませんからね)。一方、われらが AJ と andrea は gifed and talented class に呼び出されて、これまたいろいろ詩を作らされることに。詩を作るなんて真っ平の AJ は一計を案じ、独自の詩作成システムを開発。さらに詩作りにこまっている学校の男子たちに、詩の密売をはじめてしまう。
ここのところやや高年齢向けのものばかり読んでいたので、久しぶりに頭を使わずにすむ、my weird shool シリーズを。毎度カートゥーンのノリで楽しい。今回は詩。感激屋の詩(多分本当は国語の先生)担当 Ms. Coco 登場。アメリカでは詩は授業の一環なんですね。小学校モノのシリーズでは必ずといっていいほど出てくるネタなんじゃなかろうか。ただし、今回は rhyme じゃなくて poem 。
あいかわらず、AJ のひねった言語感覚がいいなあ。
もっと読む→
04:34
洋書読み
Uncle Montague's Tales of Terror
author Chris Priestley 読了
Edger は、小さな暗い森の中の屋敷に住む Montague 叔父のところにでかけ、叔父の話す奇妙な物語を聞くのが好き。その日も叔父の書斎にある様々な品物にまつわる物語を聞かせてもらうのだが・・・。
奇妙な屋敷に住む奇妙な叔父が語って聞かせてくれる、残酷な運命にみまわれた子供たちの物語。ひとつひとつ、物語が語られるにつれて Edger は屋敷に迫る不思議な雰囲気に気が付いていく。10のショートストーリーとそれらをつなぐMontague叔父の関係は?じわじわと迫り来るモノたちの正体は?怪談集のスタイルで、読み進むと次第につのるサスペンスも楽しい。ショートストーリーもそれぞれ趣向がこらしてあって面白い。「剪定」と「金属の額縁」が好き。「金属の額縁」は特に好き。
エドワード・ゴーリーを思わせるような繊細な線画のイラストも素敵ですよ。
わたくし、本に関して、基本ジャケ(表紙)買いはしないんですが、洋書はまだまだ読書量が少ないので、すでに訳書がでていて知っているとか前に読んだ作者の別の本とかでないと、一体どういう本なのかさっぱりわからない、みたいなことが多いので、ジャケ買いあり、にしています。この本も表紙の絵を見て手に取りました。一つ前の、the love curse of the rumbaughs もジャケ買いです。あの表紙だもんね。なんじゃこりゃ、って思って。
もっと読む→
13:09
ember and spectra
エンバーとスペクトラ。
女教師と生徒のつもり。
第3シーズンのgirl's night outは女子キャラだらけでそれはいいんだけど、エンバーの背が高くなってるのがオレ的マイナスポイント。初登場の時のけっこうチビ(ダニーと同じくらい)なのがよかったのに~、のに~。
声は両方ともタラ・ストロング。シエラに続いてまたタラキャラだよ。
もっと読む→
07:38
Sierra McCool
と、いうわけで、今度はシエラに色をつけてみたよ。
名デザインだなあ。シエラ。声もタラ・ストロングと櫨山めぐみという最強コンビだし。
シエラでどうこうしようというのは世界広しといえど、オレ様とあと10人くらいにちがいあるまいとせんめんき。今時のひとはアルマイト洗面器というものがあったことを果たして知ってい・・・・・。
もっと読む→
22:32
洋書読み
The Love Curse of The Rumbaughs
author Jack Gantos 読了
Ivy は田舎町のホテルに母と二人で暮らす少女。ホテルの向かいで薬局を営む ab と dolph の双子の老人 Rambaugh兄弟と母子で付き合いがある。イースターの日、Ivy は、薬局の地下室であるものを見てしまう。その日から、彼女の人生は、彼女の知らなかった側面を見せ始め、平凡なものだと思っていた彼女の人生は変わっていくのだった。
成長した Ivy からの視点で語られる、Rumbaugh家の呪いとは。
呪いといっても心霊オカルト系ではなくサイコ系ホラー。ホラーといっても恐怖描写などほとんどなく、あくまでも愛の物語。描かれるのはまさに異形の愛ですね。
中盤でいきなり明かされるの Rumbaugh家の秘密や、それに続く、Ivy母子の運命。途中このあとこうなるんだろうなあ、と思った通りになるのだけれど、それはもうこの物語の語る主人公たちの運命なので、しょうがないのだな。物語は何を語るかだけでなく、どのように語るのか、が面白さのポイントの一つであることをわからせてくれる。
児童書といってもあきらかにヤングアダルト向けなので、わからない単語頻出。第1章はかなり引っかかったけれど、そこを過ぎると、面白く読めました。語彙がふえたら、また読み返してみたい作品。
もっと読む→
18:03
Jane Blonde twice the spylet
イラストの投稿テストに描いてみました。
Jane Blonde twice the spyletの主人公jane。昨日アマゾンで「在庫あり」になっていたので即注文。今日、帰宅したら届いていました。さすがアマゾン仕事が速いぜ。
上の部分はイラストをふくめて6月6日に書いたものです。
イラストのところに「簡単イラスト日記作成」みたいなアイコンがあったので
試しに押してみたら、日記のところに加わった。
あ~なるほど~こうなるのか。
まだまだいろいろできるんでしょうね。
もっと読む→