暑いですね。
先だっての週末は例によって例のコミックマーケット。
スペースにおいでになり本を買ってくだすった方々、暑いところをありがとうございました。手伝ってくれた人たち、ご苦労さまでした。
今回はサークル参加予定のない1日目にカートゥーン系サークルがいってしまったので、結局1日目も行くことになってしまいました。
カートゥーン(コミケのジャンルでは「アニメその他」の海外アニメ)系で集まっているのは東館の島(コミック・マーケットなどには行ったことがなく、「島」が何のことかご存じない方もおられるかもしれないので説明しますと、会場に並んでいる机のうち区分けされたある一塊を島と呼ぶと思っていただければよろしいかと。会場には参加サークルの数だけ机が並んでいますが、ある一定数ごとに区分され、その一区分を島と呼ぶわけです。島と島の間が人が行きかう通路になります。、実際は2列になった背中合わせの机が細長く配置され、その間には細長い通路があるわけです。サークルは通路に面した方に向かって、つまり2列の机の内側に背中合わせに座ることになります。実際は2列の両端には、そこを塞ぐように他と90度違う向きの机が配置されています。このため一塊の机の区分はそこだけ閉じたような具合になり、これが島を連想させたのところからの命名だろうと思われます。東館では島4つで1ブロック。このブロックや、島になっている状態の区分全体のことも島と呼びます。これは「壁」との区別のため。各サークルは島に配置されると、「今回は○ブロックの島中」という風に言い表したりします。現在東館の1ブロックは主に机約60個分。ちなみに西館は約40個。約、というのはところどころ数が違う島もあるためです。島のほかに会場の外周壁沿いにぐるりと配置される机もありそこは「島」ではなく、普通はこれを「壁」とよびます。当然サークルは壁の方ではなく、内側の通路へ向かって座りますよ。)の半分くらい。だもんでサークルを回るのは楽。チェックしていた全サークルで本が買えて大変満足。この時点で会場後約15分。
コミックマーケット(に限らず、他の同人誌イベントなどでも)は、ネット上で知り合った作家さんと直接会う数少ない機会。「○○さん(場合によっては先生と呼ぶ場合もあるが、日本語には「先生と呼ばれるほどの馬鹿でなし」という言葉もある)ですか、わたし××です」「あ、どうもはじめまして」などという会話があちこちで聞かれたりするものです。でもわたしはそういうことはめったしない(全然しないわけではありません)ので、ただもう本を買うだけ。でも文字通りまったく無言で買うわけじゃないですからね。とりあえず本が買えれば幸せなのだった、ということです。
あとはおじゃましていたウェイクマン・ラボさんのところで、知り合いの方々とカートゥーン話。持って行った中華パッドで、気になるカートゥーンの絵や動画も観られる。なんて便利なんだタブレット。これでもう、あれがこれがと、記憶と想像で話しなくても済むのだから大いに喜ばしい。
今回のコミケでは初めて音楽系にも行ってみたんですが、タブレット大活躍ですね。音楽のサンプルをタブレットから聞くことができる。しかもアルバムや曲を指一本で自由に選択できるわけだから、音楽専門店の試聴コーナーと同じことが出来るのだな。しかも電源なしで。ここがポイントですね。タブレット(多くはipad)ならコミケの間中電源入れっぱなしに出来る(多くのノートPCの稼働持続時間はコミケの会場時間6時間に届かない、長時間バッテリーのノートPCはいまだにビジネス機が中心で値段が張ります)し、万が一バッテリー切れが起きてもその場でモバイルバッテリーで稼動しながら補充できる(PCはACコンセントが必要だからこれもコミケでは基本的にダメ)。
おお、なんとすばらしい技術の進歩か。
あたしとしては、会場で一般参加者が持ってきたタブレットにデータ転送でマンガが売れれば、本作らなくていいからめっちゃ楽なのに、と思ってしまいますよ。それじゃコピーし放題じゃね?みたいな感じもあったりするのでちょっとアレなことはアレですが。
CG集のサンプル表示もタブレットで出来るので便利。画像閲覧アプリでスライドショウ表示させとけばいいわけだからね。持ち歩いて個人で楽しむには7インチが最適ですが机上に置いてサンプル表示を訪れた人に見せるとなると9インチクラスの方がよりいいことは確か。9インチクラスの中華パッド(ipadでないところがね。中華も9インチ以上になると中古ipadと大差ない値段になりますから、値段を目安に考えると中古ipadも候補になるとは思うんですが、中華なところにこだわってみたいのも事実。androidに慣れた、というのもあるかもね。また中古ではバッテリーがどの程度くたびれているのかも問題だし、メディア・プレイヤーとしてだけなら中華でもまったく問題なし、つまりネット接続を考えるといろいろあってもファイル再生なら平気ということ)も冬コミまでに買おうかなあ。
そういえば、今日、HDDを買いに出かけた際、ヨドバシによってwacomの液晶タブレットを試していた時、画面両側についているホイールで縮小したphotoshopのキャンパスを拡大しようとして、左手(右手にはペンを持っていたから)の2本の指を画面上のキャンパスにあてて開いてしまったのには自分で驚いた。タブレットじゃないんだからそれじゃ拡大出来ないって。
つまり、タブレットの複数接点操作系は実に直感的で便利なんだなあと改めて思ったということ。
コミケが終わると例によってまたしても手伝ってくれた人たちと共にモール探索の旅が始まるのだった。
今回は都合により遠くまで出かけることが出来ないのだったが、なんとこれまでに寄ったモールの間に、さらにモールが存在するのを発見。
トーキョーイースト21。
地図で見ると、オープンエアの敷地に店舗が並んでいるタイプの模様。ほとんどが食堂系で、ショップはハーフサイズのサミット(オフィスビルの一階部分のみ)とほかにモバイル専門店がある程度。というわけで、いざいってみると、モールはモールでもいわゆるアメリカ型の巨大駐車場を有する巨大モールではなかったのだった。これでは見逃すはずだ。これまでの巨大モールは近づくにつれキタキターッとその巨大っぷりを楽しめたのだが、そういうわけにはいかなかった。お盆であることもあって、周辺では地域のお祭りが催されている真っ最中なのだが、このモールはいまいち人が少なく寂しい限りだった。そればかりか食堂の中のひとつは営業時間を昼間のみに変更の張り紙を提示していたのだが、この辺から察するに、現在夕方から夜間に利用する人がいないのだな。お盆休みで、勤め人や住人が少なくなってしまい、普段ほど人がいないに違いない。それともただ単にこのモールが周囲の巨大モール群、深川ギャザリア、アリオ北砂、南砂スナモ、さらに新規オープンのトピレックプラザ(ここは次のコミケ帰りに行く予定に入りましたよ。イオンを中心にした巨大モールの模様。てゆーかこの辺本当に巨大モールが多すぎませんか?)に客を奪われているだけなのかもしれないが。
時間の都合で、ざっと店舗を見回ってからご飯を食べた後、少し無駄話をしてすぐに秋葉原まで一人を送っていく。早く帰らなければならない者もいるのだ。いつもなら、モールの中でだらだらだらだらと時間をつぶしまくるのだが、このモールでは時間をつぶす施設がないので実に好都合、というか、何もなくて逆に助かった、と言うところ。
秋葉原駅で一人いなくなった後は、ついでに秋葉原の電気街で時間つぶし。昔は7時になればほとんどすべての店にシャッターが下りてさながらゴーストタウンの様相を呈していた秋葉原も、いまではすっかり夜遅くまで年中コミケの企業ブース状態。microSDの安い店(ここは昔かたぎの店だったのでタッチの差で閉店時間に間に合わなかった)、コンシューマー・ゲーム専門店(欲しいゲームがなかった。いえ、わたしが買うんじゃないんですけどね)、ソフマップ(こっちにはあった)。輸入DVD・BR店。食事のとき突然話題になった「ロボゲイシャ」が欲しいということになったのだった。youtubeのトレーラーを見て、ロボゲイシャの「地獄へおいでやす」という台詞にたちまちやられてしまったわけ。その前は新宿歌舞伎町の「ロボット・レストラン」が熱いトピックだったのだが、「ロボゲイシャ」も負けてはいないのだ。いつもながらこういうわけのわからない話題で申し訳ない。それからやっと珈琲チェーン店で一休み。だらだら時間をつぶそうかという矢先、怖れていたことが。やはり秋葉原の珈琲チェーン店は閉店時間が早かったのだ。まあしょうがない。というわけでここで解散。新宿まで一人を送って一度帰宅。荷物をおろして、レンタカーを返してこれでやっとコミケ終了。その時にはまたおなかがすいていたので、途中でお弁当を買ってから帰宅。軽く汗をながして(じっくり流すほど体力が残っていないため)食べて気がついたら寝てました。お疲れ様。
前回のコミケではあけた元日、疲れのためか両手がむくんでしまって、頭も一日中ぼんやりとしていたのだったが、今回は初日の段階で妙に歩くのがつらいのだった。平地はもちろん階段を上るために足を上げるのがつらい。そのうち、シャワー後体をタオルで拭いているときにふと脚がいつもより微妙に太いのに気がついた。脚がむくむとはこのことだったのか。今度は脚に疲れが出た。手は大丈夫。そのためか、疲れきらないように気をつけていたため、コミケ翌日は意外と元気。相変わらず歩くのは少々つらいが新宿までHDDを買いに行くのもそれほど拒否感がわかなかった。その後本を読んでだらっとしようと珈琲チェーン店に入ったが、体はそれほどでもなくともやっぱり頭は疲れていて英語の文章がまるで頭にはいらないので、落描きをしてかえりました。
明日は、もう今日ですが、「フィニアスとファーブ、熱闘ペリー・スポーツ」10時間連続放送アンド再放送(再放送では本放送とエピソード順が少々違う)x2日間(合計40時間)の「フィニアスとファーブ」マラソン。どこまで付き合えるかなあ。