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2012年04月03日 02:03

洋書読み

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Good!
Ramona and Her Mother
author Beverly Cleary 読了

お父さんの再就職が決まって一安心の Quimby 家。新年のパーティーにご近所を呼んでお祝い。でも面倒をおこすのはまだ幼い Willa Jean 。Ramona は、みんなが Willa jean はまるで小さいころの Ramona を見るようだというのが気に入らない。両親が共働きになったため、Ramona は、学校が終わると友達の Howie の家で面倒をみてもらうことになるだ、そこでまたひと騒動。いままで母に髪を切ってもらっていた姉の Beazus は、学校の他の女の子のようにおしゃれがしたい。でも、彼女の思惑通りには事が運ばない。Beazus のおさがりではなく、真新しいパジャマをもらった Ramona は、うれしさと着心地のよさから、服の下に着込んだまま学校へ行くのだが・・・。

前巻では失業して家にいる父と Ramona のかかわりが軸になっていたが今度はお母さんと Ramona が中心。お騒がせな子供といわれ、姉の Beazus にくらべて自分は母に好かれていないのではと思い悩む Ramona。さらにこの巻では、これまでの Ramona 中心のエピソードから、共働きになって、暮らしがまたすこし変わっていく Quimby 家の日々を Ramona の視点から描くという傾向がまた少しだけ増している。Ramona もすこしずつ成長して、自己と他の関わりを、より客観的にみられるようになってきているということですね。Beazus の失敗や、ちょっとしたことから喧嘩になる両親など、自信のことだけでなく、家族に対しての心配事が増えてくる。だけど、やっぱい Ramona は Ramona。お騒がせなその発想と性格は相変わらずなのだった。