昨年末は例によってコミケ。
何度も書くようですが、何しろ最近は地上波のTVをほとんど見ていないのでコミケにいっても出ている本が何の本なのか(大部分はアニメや漫画のファンジンかパロディ本なので)さっぱりの状況がここ何年も続いています。カートゥーンは2日目。朝から行って、ウェイクマン・ラボさんのところにおじゃまして、カートゥーン本のサークルをつらつらっとまわって、午後になったあたりで帰宅。たいしたこともできませんでしたが、お世話になりました。帰宅途中でKinkosによって翌日のためにコピー誌をコピーしまくり。最近のビジネス用コピーマシンはソートできるのだな。デジタルになったコピー機としてはあたりまえのことだがコンビニのコピー誌ではできない場合が多い、つーかいつも利用するセブンイレブンのコピー機ではできない。
あまりふだんコピー機に縁のない方のために解説しますと、ソートというのは、あらかじめ複数枚数の原稿をセットとしてコピー機が読み込んでおいて、印刷するとき、セットごとにひとまとめにして、要求セット数出力すること。あとで折るときすでに一冊づつひとまとめになっているので、とても便利なのであった。もちろん、両面コピーもできる。なんて便利なんだKinkos。
で、3日目が終わると、例によって例のごとく手伝ってくれた友達といっしょに、ショッピングモールを求めて出発するのであった。
今回はあらかじめ調べておいた南砂のショッピングモール、Sunamo を目指す。夏に行ったアリオ北砂からは車で10分とはなれていないのだが、ここにはイトーヨーカドーではなくイオンがはいっている。
しかし、これまでのモールのようにイトーヨーカドーかイオンがメインではなく、それぞれの店が、Sunamo の出店社のなかの一つという感じで特にどの店がメインのモールというようなことはなかった。イオンは1階で食料品担当。隣がホームセンターのカインズホームで、ここが最大店舗面積。ほかに大きな面積の店としては、家電のコジマ、スポーツアウトドアのスポーツデポ、われわれは初めて見る店だったが書店のフタバ図書。新刊書だけでなく古書やDVD・ゲームもあつかっている。他いろいろあわせて100店舗以上がはいっている十分な大きさのモールであった。
ともあれ、大晦日なので日本人としてはそばを食べないと死んでしまうのは皆様ご存知の通り。4階がレストランとフードコート。そば専門店はなかったのだが、天丼のてんやで天ぷらそばを食べる。細めのそば、なかなかおいしかったですよ。そのあとはまたまた例によって店舗の中をうろうろするのであった。本屋により、DVDを見て、電気店で紅白歌合戦のオープニングを見、マッサージチェアで疲れを癒すという、至れり尽くせりのモール三昧。いったいおれたちはコミケが目的なのかモールめぐりが目的なのかもはやはっきりしないといってもいい状態なのであった。
締めに上島珈琲店で珈琲。黒糖珈琲だとかほうじ茶入りカフェラテだとかふしぎなメニューが並んでいた。ほうじ茶入りカフェラテは、水彩絵の具で絵を描いていて、筆洗いの水で筆を洗っていたら、水がこんな色になってしまったという色の珈琲。美味しそうには見えないが、おいしいよ、と注文した友人は言っていた。
大晦日ということもあり、珈琲店は午後九時で終了ということで、われわれもモールを後にする。明治通りにでて北上するとすぐに北砂アリオ。こんな近くにモールが2つも必要なのか?と思ってしまうけれど、郊外と違い、他にたいした商店街もない場所で、再開発が進んで住人が増えているわけだから、自転車か歩いていける距離にモールが欲しい、という要求があるんじゃなかろうかと思える。郊外では自動車でぶいっといけるが都内は道が混んでいるし、隙間なく住宅が並ぶ状態で、ましてや湾岸や東東京(ひがしとうきょうね、間違えて東を2回うったわけじゃないというのは前にも書きましたね。なんとかならないかなこの表記法)は再開発で巨大マンションが建ちまくりの真っ最中なので、ある意味、いくつかの駅ごとにモールがあってもいいのかもしれない(その駅に駅前商店街がなければ、だけど)。
友人を送って一度帰宅。荷物をおろしてレンタカーを返し、スーパーでおもちを買って(一月一日にはおもちをたべないと死んでしまうのは日本人としてしかたのないことではあるまいか)、大晦日でなんとなくのんびりした町を歩いて帰ったのでありました。おつかれさま。