急に寒くなりましたね。皆様いかがお過ごしでしょうか。
例の電子レンジ調理器具ですが、「水と何かを入れてただ温めるだけ」なのだから、「あたためればいいだけのものだったらなんでもいいはずだ」の短絡的思考でもって湯豆腐、ただ温めるだけ食品の帝王ですね、に挑戦。これほど「挑戦」という言葉が似つかわしくないものもそうそうあるまい、と洗面器。
もちろん、水をいれて、だしの昆布なんか入れるのが面倒くさいので、ちょっとだしの素かなんかでごまかしつつ、豆腐一丁を適当にばらしたものを加え、とりあえず5分加熱。意外といいかも。やや足りない感じだったので、もう2分。あ、十分ですね。3分だったらもっといい。
もう、なんてことだろうか。これで一生湯豆腐にも困らないな。
そもそも野菜もラーメンと一緒に温められる、という器具なのだから、白菜やしらたきを一緒に入れても全然OKのはず。肉類はいっしょに入れっぱなしにして温めるとなると野菜と加減が違うのでちょっとあれかもしれないが、ソーセージなどの加工肉なら問題ないんじゃないかな。要するに超お手軽鍋も可能ではなかろうかということ。もっと寒くなったらやってみよう。あ、そうか。アルミ製の簡易鍋に入っているお手軽一人用鍋セットみたいなものをこれに移し換えて温めてみればいいんじゃないかな。どうだろうか。
一方、茶粥も試したんだけれど、これは鍋のほうがいい、という結論。
少々粘りが出てしまうのだがそれは問題ない、と思えば、出来ないことはない。けれどやっぱり予想通り、吹きこぼれが起こるので、その対策が面倒。レンジでチンという手軽さを求めているわけだから、ある意味失敗だといえるだろう。出来ないわけじゃないんですよ。
いつもの100円ショップには新しいレンジ器具はなかったけれど、西友によってみたら、「レンジでごはん1合炊き」というのが置いてあった。浸け置き-炊き-蒸らしであわせて40分弱らしいが、浸け置きを省略して、蒸らしを無視すれば20分もあれば出来上がり。すごいね。中間で手を打ったとしても30分弱でご飯がたけるのか。しかしまあ、ご飯は、電気釜でたくとして(わたしの友人には浸け置き省略して、お米をといだらすぐスイッチを入れる、という人もいる。飯ごうで炊くときもちょっと水を多めにすればすぐ火にかけても大丈夫だともいうし、まあそれはそれとして)、このレンジ釜なら、吹きこぼれ対策でもしてあって、茶粥も楽に炊けないか、と考えたのだが、なにしろ100円じゃなかったので買わずに帰りました。