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2011年05月08日 22:06

Free Comic Book Day

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Good!
また昨日のことですが、昨日は全世界的にFreeComicBookDayという、アメリカの多くの出版社が手がけているコミックの見本用冊子の無料配布の日。見本用といっても、それ専用に描かれている今だけ漫画が載ってたりするので、マニアには(わたしはアメコミマニアではありませんが)うれしい日であります。日本ではブリスターというアメコミ・アメリカントイの専門店で無料配布をするのでこれに行って来た。
ブリスターは元は原宿や渋谷に場所を変えながら店舗を構えていたのだが、今は浜町という場所に移転。とてもサブカルチャーとは無縁に思える場所で、明治座のすぐ近く。隣りの人形町は車ではちょくちょく通る通り道なのだがこの周辺を歩いたことはなかったので新鮮でいいやね。でも残念ながら雨模様なので開店前に早めに行ってぶらぶら散歩はあきらめたのだった。
ほぼ開店時間にいってみれば、通りに面したバス停前の店先にもう20人近くが並んでいるではないか。おお。アメコミもまだ捨てたものではないのかもしれないし、そうでもないのかもしれないが、どうなんだろう。待ち合わせていただいすけさんはすでに並んでいた。さすがだ。店のシャッターが開き配布が始まる時には列はさらに伸びて、おそらく5~60人はいたんじゃなかろうか。数えた訳じゃありませんが。お店がわりとのんびり配るので列がなかなか進まない。今後の課題ですね。
もらえるのは40種類程度のなかから一人最大5冊まで。メジャータイトルから何じゃ?タイトルまでいろいろなのだった。
そんななか、ちょっと前の読書日記で書いた「Geronimo Stilton」のコミックがあったのでそれを含めて5冊いただきました。ありがとうブリスター。
ついでに欲しい本もあったのであれば買おうと思い探してみたけど残念こちらは見つからず。

だいすけさんと近くのファミレスで一休み。同じく待ち合わせて、列後方にならんでいた無銘さんが来るのをもらったコミックを読みつつ待つ。

「Geronimo Stilton」は読書日記でも少し書きましたが、イタリア原作のメディア・ミックス作品。メインは児童向け小説で、ネズミの新聞編集者、主人公ジェロニモ・スティルトンそのひとの著した作品というスタイル。イタリア・フランス製作でアニメーションも作られヨーロッパで放映中。また、ジェロニモの妹が主人公のスピンオフ・シリーズもあり、小説は全部で40巻以上出版されている意外と人気のシリーズなのだった。もらった本を見ると漫画(コミックではなくグラフィック・ノベルと表記)もシリーズになっていて、なかなかの力の入れようではなかろうか。
他には得体の知れないヤギ教授のエジプト冒険記みたいなのだとか、スケッチブックに描いたモンスターの絵が本物になって現れてしまう女の子のお話だとか、おもしろいのかおもしろくないのかわからない作品の本を入手。いずれも紹介のためのショートエピソードなのでいまいち設定などはっきりしなかったりするので困るのだった。それでもいろいろな漫画が出版されているのは頼もしい限り。フランスのバンド・デシネとも日本の漫画とも、また同じアメリカのメジャー出版社のいわゆるアメコミとも違った漫画がここにあるのだった。

そうこうしていると無銘さんが到着。昼ごはんを注文して、そのあとはだらだらと無駄話。世に無駄話ほどの楽しみはなかりけりというのはいいすぎかな。でも楽しいのは事実。ネット上のお付き合いの方とは、他の方もそうでしょうが、普段めったに会わないのでこういう時には無駄話が楽しいのだ。

一通り無駄話も終わり、解散。都営新宿線で秋葉原へよって、ヨドバシカメラをひやかし。つーか、AsusのEeeSlateがあれば見てみたかったのだがなかったのだった。タブレット部にwacom製を採用。スタイラスペンが使えてOSがWindows7なので、スケッチや絵コンテ用にはもってこいかもしれないと思ったのだけれどどうかな。隣にあったAcerの展示を見るとAcerもスレートPC出すんですね。こっちはどうなんだろうか。
新宿へ移動してジュンク堂に。やっぱりフランス語絵本はほとんどおいてないのだった。う~ん。困ったなあ。これでは多読でフランス語という目論見があやうくなってしまうではないか。ついでに紀伊国屋に寄ってみると、リサ・ガスの作家の別シリーズ「Penelope」のミニ絵本を発見。つか、前からあったのに気が付かなかった。とほほ。普通の大きさのやつは単語が多いのだがこのミニシリーズは「Tikiko」と大差ない単語量なのでこれだ、とばかり、一冊300円しない安さも手伝って買ってしまったのだった。シリーズは今のところ全10巻らしいので、そのうち全部入手してみたい。

地元に戻り、近くの喫茶店で一休みしがてら今読んでいる本を読む。オカズを買って帰ってお疲れ様でした。