ここんとこあんまりたいした偶然は起きてなかったので、こんなタイトルをつけていたエントリのことも忘れかけていたわけだけれども。
録画しておいたミステリーチャンネルで放映中の「刑事コロンボ デジタルリマスター完全版」第8話「死の方程式」を観た。最近はなにかというとデジタルリマスターですが、刑事コロンボは某公共放送で放映された際カットされた部分を日本語吹き替えもあわせて加えた全長版。音声はまえにLDで完全版が出たときのものをそのまま使っているようで、追加部分ではコロンボ=ピーター・フォークを銀河万丈が担当してらっしゃる。なかなかですよ。刑事コロンボといえば毎回犯人役で豪華なゲストスターの登場が魅力のひとつですが、第8話「死の方程式」ではロディ・マクドウォルが犯人役。頭はいいものの大それたことを考えるわりに神経質で意外と気が小さいという犯人を好演。吹き替えも野沢那智でピッタリですね。でだ、そのあと同じミステリーチャンネルで放映中の「ヒッチコック劇場」第56話(日本語サブタイトルもあるけど忘れた。番組内では原題しかでてこないから予約の時にしか見ないので)を観た。「ヒッチコック劇場」は、一話完結のアンソロジー型ミステリードラマシリーズ。勘の良い方はもうおわかりですね。こちらの主演もロディ・マクドウォルだったんですよう。若い。いや、コロンボの時も十分若いけどさらに若い。
古いドラマシリーズを見るのは、海外のドラマや映画のちょっとしたシーンの元ネタや、有名俳優の無名時代の出演作などがあったりして、けっこう楽しい。もちろん、内容自体十分おもしろいわけですけどね。「ヒッチコック劇場」は、遥かむか~~し見たけど内容はもう全然覚えてなかったので毎回楽しめます。ロバート・レッドフォードとかもでてたんですね(チャンネル銀河では「刑事コジャック」を観たけど第1話のゲストがハーヴェイ・カイテルだったんだよう)つーかもうアルフレッド・ヒッチコックのMCがいちいちおもしろい。
日本だとアレか、ウルトラQに黒沢年男が漁師の若者役ででてるよう、とかそんな感じ?
カートゥーンなどはとくに古い映画やドラマのネタを挟み込むのが好きなジャンルですね。エピソードごとのサブタイトルなども、突然映画のタイトルのもじりをつかってみたりして気が抜けません。
何だかよく見るのが「ラブ・ボート」のオープニング・タイトルのパロディ。日本でも昔やってたドラマですが、アメリカではきっとどこかのチャンネルでいまでも再放送やってるんでしょうね。