プロフィール

野に咲く一輪のタンポポのようにヒッソリ暗躍中!?
じゃ、ランク入りはダメじゃん。
と、今頃気付く大馬鹿者。

徘徊癖がありそこら辺うろつきます、ご注意ください・・・。(気にしないでね~)

投稿画像は『しぃペイントツール』が使用困難のため、市販ソフトを使用中です。

その時気分のイメージ一発屋。
ストレスが限界を超えると、やたらと裸婦に走りますのでご注意ください・・・。

基本、『こらぼ』は全て可にしてます。
ご自由に、いじりまくって下さい。(笑

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過去の日記

 
2013-05-26 00:15

誤解

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Good!
  • 誤解してた
翌日から、K子と俺を見る周りの目が一変した・・・。
まぁ、そうなるであろうことは予測していたし、覚悟はしていたが・・・。

俺は男だから気にしなければ済む問題だが、K子はどうだろうか?
残念ながら女の心情は、男の俺には理解できない。
とりあえず、何も気にする事なく席へ着いた・・・。

「おっはよっ!!元気?」
K子が肩を叩く。

「おぅ!元気だよ。」
手を挙げてそれに応える。

意外に鈍いのか?それとも肝が据わっているのか?いつものK子だ。

「わたしね・・・。
 あなたのこと誤解してたみたい・・・。」

「なにを?」

「頭のいい奴って、鼻持ちならないじゃない?」

ふと頭の中をある人物がよぎった・・・。
俺たちは互いを指さし、同時に声にした。

『一組の谷川ケンっ!!』

学年トップで、鼻持ちならない奴だ・・・。
その取り巻き連中も、鼻持ちならない連中ばかりだ。
よくぞ人の悪い奴が集まったものだと、ほとほと感心する。

同じことを考えていた二人は、大笑いした。
二人の笑い声はクラス中に響き、クラス中の注目を浴びた。

「な~んだ、そういう事か・・・。んで、俺はどうなの?」
K子の顔を覗くように見る。

「親切で優しいし・・・。ぜんぜん違ってた・・・。」
K子は俯いた。

「おいおい、あんなのと俺を一緒にするなよ~。」
K子の頭をなでながら話していると、突然Yが話に混ざってくる。

「なに夫婦で笑ってるの?」

U子も混ざってくる。

「急に二人で何よ?びっくりするなぁ~。」

谷川ケンの話を二人に話す。

「ああ、そうなんだぁ~。俺もあいつ嫌いだもん。」
とYは言う。

「よかったね、K子?この人はそんな人じゃないよ?」

そうだ、U子は俺のことよく知ってるんだった。
幼馴染だから・・・。

って、ちょっと待ってくださいU子さん・・・。

よかったね?
この人はそんな人じゃない?
それじゃすでに、K子が俺に思いを寄せていたみたいじゃないですか?