プロフィール

野に咲く一輪のタンポポのようにヒッソリ暗躍中!?
じゃ、ランク入りはダメじゃん。
と、今頃気付く大馬鹿者。

徘徊癖がありそこら辺うろつきます、ご注意ください・・・。(気にしないでね~)

投稿画像は『しぃペイントツール』が使用困難のため、市販ソフトを使用中です。

その時気分のイメージ一発屋。
ストレスが限界を超えると、やたらと裸婦に走りますのでご注意ください・・・。

基本、『こらぼ』は全て可にしてます。
ご自由に、いじりまくって下さい。(笑

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過去の日記

 
2013-09-11 02:08

宣戦布告?

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Good!
俺は放課後、校庭で空を眺めていた。
初夏を感じさせる、青臭い空気と風。
そして、青く高い空が頭上に広がっている。

非常に気持ちが良い。

これから始めなければならない、文化祭の段取り。
地域商店街への配慮。
様々なことが、頭の中を駆け巡る。

そんな気分転換には、もってこいの天気である。

何気なく、ふと昇降口近くに目を向けると、
K子とS美がこちらを見ながら、二人だけで話しをしていた。

どうして、あの二人が会っているのだろうか?
俺は、いささか疑問を感じた。

この二人が会うのは、
保健室に担ぎ込んだ時と、登校途中の二度だけである。
そして俺の知る限りでは、今回が三度目の筈だ・・・。

K子とS美が、二人だけで会っている・・・。
はて・・・?

いつの間に、二人は仲良くなったのだろうか?

などと、自分に都合よく解釈したいが、嫌な予感がする。
今までの経緯からも、決してコチラの都合よくなど、いく筈が無いのだ。

何事も無ければ良いのだが・・・。
だが、悪い予感ほど的中するものである。

翌日、登校するや否や、K子が俺に迫って来た。

「ねぇ!
 わたし、あの子に負けたくないのっ!
 だから、勉強教えてっ!」

「へっ?
 いったい何?
 いきなり・・・。
 俺に分かる様に、説明してくれる?」

「だから絶対、あの女に負けたくないのよっ!!
 いいからあなたは、わたしに勉強教えなさいっ!!
 いいわねっ!?」

「あ?ああっ・・・。」
K子の迫力に押されて、理由も分からず返答してしまった・・・。

あの女とは、S美の事なのか?
だとすればS美はK子に、何らかの宣戦布告でもしたのだろうか?