塚田 十郎 (つかだ じゅうろう)
幼少より空手を鍛錬し中学時代の3年間全てで全国大会優勝を含む入賞し
その実績を持ってかつて空手名門だった学校空手部を復活させるが
その理由は緋沙希と同じ高校に通い緋沙希との既成事実を作る事で
緋沙希の父が空手部OBであった事から実績による外堀を埋める意味もある
小学校の大会で父に連れられた緋沙希に出会い
当時緋沙希に友達が居なかった事から紹介され
友達どころか許婚くらいの気持ちで緋沙希に一目ぼれしている
他県に実家があり独り暮らしをしている
緋沙希の父が行う休日限定の稽古にも参加している為
稽古の日の昼食を緋沙希の父が緋沙希に作らせて以後は
一度も自分で昼食を用意しなくなり手ぶらで来るようになるが
この事で緋沙希が激怒し昼食は以後一切作ってもらえなくなり
出てくるのはカップラーメンと成ってしまうが本人は気にしていない風で
「緋沙希は照れ屋だからなー!」と
緋沙希が自分に惚れているかのようなアピールをして
緋沙希の父に勘違いをさせている。
学校でも自分は緋沙希と付き合ってる的なアピールを行い
緋沙希が怒ろうともデレデレと「てれるなよ~!」と対応するため
傍目に痴話げんかに移る事もしばしばである
空手部復活のための部員集めの際に
緋沙希がマネージャーをすると部員を集めた事もあり
緋沙希を空手部マネージャーにする為に休み時間と下校時には
しつこく緋沙希を追い回す
緋沙希が他の部活に入れないように
学校側には空手部の窮状を訴える事で色々根回しをして
「空手部を手伝ってやればお父さんも喜ぶ」等と各部活顧問に言わせ
他の部活に入りにくくしている
又、緋沙希の父にもその辺の根回しを行い
「したい部活が見つからないのなら、塚田君を手伝ってやりなさい」
等と外堀を埋めて緋沙希を追い詰める
緋沙希が文芸部に入った後も浩作と引き離そうと
あの手この手で邪魔を仕掛けてくる
このお話のいわゆる適役(笑)