最近頭の中で良く動く二人組
主人公の眼鏡君は、小野寺 浩作 (おのでら こうさく)
潰れかけの文芸部に担任の頼みで入部し放課後を過ごしていた
たった一人のワンマンアーミー的文芸部長
高校進学直前に両親を失って今は海外出張中のおじさんが保護者で
アパートに一人暮らしをしていますが
両親の死の直後で受験に受かっていたとはいえ進学の準備で忙しく
逆にそれで両親の死を考える暇もなく寂しさを感じる事を免れて
現在も喪失感が宙に浮いた感じで過ごしています。
推理小説とサスペンス小説は悪食に読む暗い好きで軽度のオタク(笑)
アニメも見たりすることに抵抗が無い
実は中学の時に一度、緋沙希と同じクラスになっていて
その時から彼女の事が好きだったが、自分の容姿や平凡さから
容姿端麗な緋沙希を高嶺の花と諦めていたのだが、
空手ゴリラから逃げる緋沙希を見かねて部室に匿った事から
緋沙希と二人の文芸部をはじめる事になる。
沈着冷静に見えるのはポーカーフェイスが張り付いているからで
本当は緋沙希と二人の部活にドキドキしている。
ヒロインの女の子は 深山 緋沙希 (みやま ひさき)
小学校に上がる前に両親が離婚し一度は母親と共に
母の母国のイギリスで暮らし始めるのが小学4年生の時に
母が癌で死亡し迎えに来た父親と帰国した
日本語を覚えたてでイギリスに行き英語を覚えると日本に帰国と言う
変則な状況で中々深く付き合う友人に恵まれなかった
それを見かねた父親の知り合いの息子(後の筋肉ゴリラ)を
友人として紹介したりされたが一目ぼれされ付きまとわれ
この事も友人が出来にくい原因となっていた。
現在の友人は中学のクラスメイト 蒼井 麻耶香 (あおい まやか)
ゴリラから逃げる最中に行き止まりの部活等3階で浩作に助けられる
ゴリラの緋沙希と付き合っていると言う風評被害を嘘と看破して
誤解無く自分の言葉のほうを信じ助けてくれた初めての異性として
意識するようになり、人手不足の文芸部に入部する。
浩作への気持ちが恋愛だと気づいてからもアピールはするものの
自分からは「好き」とは言えず、浩作の告白を待っている。